JP2008128066A - 排気浄化装置 - Google Patents

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峰啓 村田
Yoshihisa Takeda
好央 武田
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博昭 藤田
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Abstract

【課題】還元剤を供給してNOxを浄化する選択還元型のNOx触媒の上流側に前段処理装置を設けた場合であっても、該前段処理装置の存在に拘わらず上記NOx触媒への還元剤の供給を適切に制御でき、NOx浄化性能の向上を図った排気浄化装置を提供する。
【解決手段】アンモニア供給制御手段は、NOx触媒の入口の温度Taが所定温度T1未満のとき、アンモニアの供給を禁止する一方(S10〜S14)、NOx触媒の入口の温度の上昇速度ΔTが所定速度ΔT1に達すると上記禁止を解除してアンモニアの供給を開始する(S12〜S22)。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンの排気を浄化するための排気浄化装置に関し、特にアンモニアを還元剤として排気中のNOxを還元浄化するNOx触媒を備えた排気浄化装置に関する。
エンジンの排気中に含まれる汚染物質の1つであるNOx(窒素酸化物)を浄化するための排気浄化装置として、エンジンの排気通路に選択還元型のNOx触媒(SCR触媒)を配設し、還元剤としてアンモニアをNOx触媒に供給することにより、排気中のNOxを浄化するようにした排気浄化装置が開発されている。
このような排気浄化装置では、NOx触媒の上流側に尿素水を添加し、この尿素水が排気の熱により加水分解して生じたアンモニアがNOx触媒に供給される。NOx触媒に供給されたアンモニアは一旦NOx触媒に吸着し、このアンモニアと排気中のNOxとの間の脱硝反応がNOx触媒によって促進されることによりNOxの浄化が行われる。
ところで、アンモニアはNOx触媒が高温であるときよりも比較的中低温である方がNOx触媒に吸着し易い傾向にあるが、排気温度が所定温度(例えば、200℃)未満の領域では、NOx触媒の温度が低く十分に活性状態にない或いは尿素水の霧化及び加水分解が促進されない等の理由から、NOx触媒のアンモニア吸着能力の有無に拘わらず尿素水の添加、即ちアンモニアのNOx触媒への供給を禁止する技術も開発されている(特許文献1参照)。
一方、ディーゼルエンジンなどでは、排気中に含まれるパティキュレートを除去して排気を浄化するため、一般にはパティキュレートフィルタを排気通路のNOx触媒上流側に配設し、排気中のパティキュレートを捕集するようにしている。
特開2003−343241号公報
上記特許文献1に記載の技術の場合、排気温度が所定温度未満のときには尿素水の添加を行わないため、例えばエンジンの冷態始動時等においては、排気温度が所定温度以上となるまでの間はアンモニアがNOx触媒に新たに吸着しておらず、故にアンモニア吸着量に支配されるNOx浄化率が低く、所定温度に達した時点で尿素水の添加を開始したとしてもNOx浄化率がすぐには上昇せず、NOxを十分に浄化できないという問題がある。
特に、NOx触媒上流側に他の排気後処理装置、例えば上記パティキュレートフィルタを前段処理装置として備えた構成においては、パティキュレートフィルタの熱容量が比較的大きいため、パティキュレートフィルタの温度がある程度上昇するまでは下流側のNOx触媒の温度も十分には上昇せず、例えばNOx触媒の入口の排気温度が所定温度に達した時点で尿素水の添加を行うことにすると、エンジンの冷態始動時等において尿素水を添加しない期間が長期間に亘り、上記NOx浄化率がすぐには上昇しないことと相俟ってNOxの浄化が大幅に遅れるという問題があり好ましいことではない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、還元剤を供給してNOxを浄化する選択還元型のNOx触媒の上流側に前段処理装置を設けた場合であっても、該前段処理装置の存在に拘わらず上記NOx触媒への還元剤の供給を適切に制御でき、NOx浄化性能の向上を図った排気浄化装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る排気浄化装置は、内燃機関の排気通路に配設され、アンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元するNOx触媒と、前記排気通路の前記NOx触媒よりも排気上流側部分に配設された前段処理装置と、前記NOx触媒にアンモニアを供給するアンモニア供給手段と、前記排気通路の前記NOx触媒と前記前段処理装置との間の温度を検出する温度検出手段と、前記アンモニア供給手段によるアンモニアの供給を制御するアンモニア供給制御手段とを備え、該アンモニア供給制御手段は、前記温度検出手段により検出される温度が所定温度未満のとき、前記アンモニア供給手段からのアンモニアの供給を禁止する一方、該アンモニアの供給の禁止に拘わらず、前記温度検出手段により検出される温度の上昇速度が所定速度に達すると、前記禁止を解除してアンモニアの供給を開始することを特徴とする。
また、請求項2に係る排気浄化装置は、内燃機関の排気通路に配設され、アンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元するNOx触媒と、前記排気通路の前記NOx触媒よりも排気上流側部分に配設された前段処理装置と、前記NOx触媒にアンモニアを供給するアンモニア供給手段と、前記排気通路の前記NOx触媒と前記前段処理装置との間の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記排気通路の前記前段処理装置よりも排気上流側部分の温度を検出する第2の温度検出手段と、前記アンモニア供給手段によるアンモニアの供給を制御するアンモニア供給制御手段とを備え、該アンモニア供給制御手段は、前記第1の温度検出手段により検出される温度が第1所定温度未満のとき、前記アンモニア供給手段からのアンモニアの供給を禁止する一方、該アンモニアの供給の禁止に拘わらず、前記第2の温度検出手段により検出される温度が第2所定温度に達すると、前記禁止を解除してアンモニアの供給を開始することを特徴とする。
また、請求項3に係る排気浄化装置は、請求項1または2において、前記NOx触媒に吸着したアンモニアの吸着量を推定するアンモニア吸着量推定手段をさらに備え、前記アンモニア供給制御手段は、該アンモニア吸着量推定手段により推定されるアンモニアの吸着量が前記NOx触媒に吸着可能なアンモニアの所定許容量未満のとき、前記禁止を解除してアンモニアの供給を開始することを特徴とする。
請求項1の排気浄化装置によれば、アンモニアを還元剤として供給して排気中のNOxを選択還元するNOx触媒の排気上流側に前段処理装置が配設されている場合において、NOx触媒の排気上流側(入口)の温度が所定温度未満のとき、アンモニアの供給を禁止する一方、該アンモニアの供給の禁止に拘わらず、上記NOx触媒の排気上流側の温度の上昇速度が所定速度に達すると、上記禁止を解除してアンモニアの供給を開始するようにしたので、通常であれば内燃機関の冷態始動時のようにNOx触媒の温度が所定温度未満にまで低下しているような場合にはNOx触媒が十分に活性状態にない或いはアンモニアスリップが発生したりする等の理由からアンモニアの供給が禁止されるが、この際、NOx触媒の排気上流側の前段処理装置の熱容量は比較的大きいことからNOx触媒の温度がなかなか上昇せずアンモニアの供給禁止期間が長引き、さらにはNOx触媒の温度が所定温度に達してからアンモニアの供給を開始してもすぐにはNOx触媒にアンモニアが十分に吸着しないためNOx浄化率がなかなか上昇せず、NOxの浄化が大幅に遅れる可能性があるところ、NOx触媒の排気上流側の温度の上昇速度が所定速度以上と急激である場合にはNOx触媒の温度がその後速やかに所定温度に達すると予測でき、当該予測に基づきアンモニアの供給を早期に開始してNOx触媒へのアンモニアの吸着を促進してNOx浄化率の上昇を早めるようにでき、NOxの浄化の大幅な遅れを防止してNOx浄化性能を向上させることができる。
請求項2の排気浄化装置によれば、アンモニアを還元剤として供給して排気中のNOxを選択還元するNOx触媒の排気上流側に前段処理装置が配設されている場合において、NOx触媒の排気上流側(入口)の温度が第1所定温度未満のとき、アンモニアの供給を禁止する一方、該アンモニアの供給の禁止に拘わらず、前段処理装置の排気上流側(入口)の温度が第2所定温度に達すると、上記禁止を解除してアンモニアの供給を開始するようにしたので、通常であれば内燃機関の冷態始動時のようにNOx触媒の温度が所定温度未満にまで低下しているような場合にはNOx触媒が十分に活性状態にない或いはアンモニアスリップが発生したりする等の理由からアンモニアの供給が禁止されるが、この際、NOx触媒の排気上流側の前段処理装置の熱容量は比較的大きいことからNOx触媒の温度がなかなか上昇せずアンモニアの供給禁止期間が長引き、さらにはNOx触媒の温度が所定温度に達してからアンモニアの供給を開始してもすぐにはNOx触媒にアンモニアが十分に吸着しないためNOx浄化率がなかなか上昇せず、NOxの浄化が大幅に遅れる可能性があるところ、NOx触媒の排気上流側に位置する前段処理装置の排気上流側の温度が第2所定温度に達する場合にはNOx触媒の温度がその後速やかに所定温度に達すると予測でき、当該予測に基づきアンモニアの供給を早期に開始してNOx触媒へのアンモニアの吸着を促進してNOx浄化率の上昇を早めるようにでき、上記請求項1の場合と同様、NOxの浄化の大幅な遅れを防止してNOx浄化性能を向上させることができる。
請求項3の排気浄化装置によれば、アンモニアの吸着量がNOx触媒に吸着可能なアンモニアの所定許容量未満のとき、アンモニアの供給の禁止を解除してアンモニアの供給を開始するので、NOx触媒に吸着可能なアンモニアの所定許容量はNOx触媒の温度に応じて変化するものの、アンモニアの吸着量が当該アンモニアの所定許容量未満である場合に限りアンモニアの供給の禁止を解除することにより、余剰のアンモニアの供給によるアンモニアスリップの発生を防止しつつ、NOx浄化性能を向上させることができる。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
先ず、第1実施例を説明する。
図1は、本発明に係る排気浄化装置が適用される4気筒のディーゼルエンジン(以下、エンジンという)のシステム構成図を示しており、図1に基づき本発明に係る排気浄化装置の構成を説明する。
エンジン1は各気筒共通の高圧蓄圧室(以下、コモンレールという)2を備えており、図示しない燃料噴射ポンプから供給されてコモンレール2に蓄えられた高圧の燃料である軽油を、各気筒に設けられたインジェクタ4に供給し、各インジェクタ4からそれぞれの気筒内に軽油が噴射される。
吸気通路6にはターボチャージャ8が装備されており、エアクリーナ7から吸入された吸気は、吸気通路6からターボチャージャ8のコンプレッサ8aへと流入し、コンプレッサ8aで過給された吸気はインタークーラ10及び吸気制御弁12を介して吸気マニホールド14に導入される。
一方、エンジン1の各気筒から排気が排出される排気ポート(図示せず)は、排気マニホールド18を介して排気管(排気通路)20に接続されている。なお、排気マニホールド18と吸気マニホールド14との間には、EGR弁22を介して排気マニホールド18と吸気マニホールド14とを連通するEGR通路24が設けられている。
排気管20はターボチャージャ8のタービン8bを経た後、排気絞り弁26を介して排気後処理ユニット28に接続されている。また、タービン8bの回転軸はコンプレッサ8aの回転軸と連結されており、タービン8bが排気管20内を流動する排気を受けてコンプレッサ8aを駆動する。
排気後処理ユニット28は、上流側後処理装置(前段処理装置)30と、上流側後処理装置30の下流側に連通路32で連通された下流側後処理装置34とで構成される。上流側後処理装置30内には、前段酸化触媒36が収容されると共に、この前段酸化触媒36の下流側にはディーゼル・パティキュレート・フィルタ(以下、DPFという)38が収容されている。DPF38は、排気中のパティキュレートを捕集することによりエンジン1の排気を浄化するために設けられる。
DPF38はハニカム型のセラミック担体からなり、上流側と下流側とを連通する通路が多数並設されると共に、通路の上流側開口と下流側開口とが交互に閉鎖されており、エンジン1の排気が内部を流通することによって排気中のパティキュレートを捕集する。
前段酸化触媒36は排気中のNOを酸化させてNOを生成するので、このように前段酸化触媒36とDPF38とを配置することにより、DPF38に捕集され堆積しているパティキュレートは、通常において前段酸化触媒36から供給されたNOと反応して酸化し、DPF38の連続再生が行われる。
下流側後処理装置34内には、アンモニアを吸着し、吸着したアンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元して浄化する選択還元触媒(SCR触媒)として機能するNOx触媒46が収容されると共に、このNOx触媒46の下流側には主としてNOx触媒46から流出したアンモニアを酸化してNとするための後段酸化触媒48が収容されている。
また、連通路32には、連通路32内の排気中に尿素水を噴射供給する噴射ノズル(アンモニア供給手段)50が設けられており、尿素水の供給量を調整する尿素水噴射装置52から流通してきた尿素水を連通路32内に噴射する。
噴射ノズル50から噴射された尿素水は、排気の熱により加水分解してアンモニアとなり、NOx触媒46に供給される。NOx触媒46は供給されたアンモニアを吸着し、吸着したアンモニアと排気中のNOxとの脱硝反応を促進することにより、NOxを浄化して無害なNとする。
このときNOxと反応せずにNOx触媒46から流出した余剰のアンモニアは、後段酸化触媒48によって酸化され、NまたはNOxとなる。ここで生成されるNOxは後段酸化触媒48に流入するアンモニアとさらに反応してNになるので、結局は後段酸化触媒48に流入するアンモニアは無害なNとなって大気中に放出される。
連通路32の噴射ノズル50の直上流側には、NOx触媒46の入口の排気温度TaをNOx触媒46の温度として検出するNOx触媒入口温度センサ(第1の温度検出手段、温度検出手段)44が設けられている。
また、前段酸化触媒36の上流側には、前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbを検出する前段酸化触媒入口温度センサ(第2の温度検出手段)40が設けられ、前段酸化触媒36とDPF38との間には、DPF38の入口の排気温度を検出するDPF入口温度センサ42が設けられている。
ECU(電子コントロールユニット)58は、エンジン1の運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、CPU、メモリ、タイマカウンタなどから構成され、様々な制御量の演算を行うと共に、その制御量に基づき各種デバイスの制御を行う。
ECU58の入力側には、各種制御に必要な情報を収集するため、上述した前段酸化触媒入口温度センサ40、DPF入口温度センサ42及びNOx触媒入口温度センサ44のほか、エンジン回転数を検出する回転数センサ60や図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル開度センサ62などの各種センサ類が接続されている。一方、出力側には、演算した制御量に基づき制御が行われる各気筒のインジェクタ4、吸気制御弁12、EGR弁22、排気絞り弁26及び尿素水噴射装置52などの各種デバイス類が接続されている。
これより、ECU58では、エンジン1の各気筒への燃料供給量の演算、及び演算した燃料供給量に基づくインジェクタ4からの燃料供給制御が行われる。エンジン1の運転に必要な燃料供給量(主噴射量)は、回転数センサ60によって検出されたエンジン回転数とアクセル開度センサ62によって検出されたアクセル開度とに基づき、予め記憶しているマップから読み出して決定する。各気筒に供給される燃料の量は、インジェクタ4の開弁時間によって調整され、決定された燃料量に対応した駆動時間で各インジェクタ4が開弁駆動され、各気筒に主噴射が行われることにより、エンジン1の運転に必要な量の燃料が供給される。
またECU58は、回転数センサ60によって検出されたエンジン回転数や燃料の主噴射量等のエンジン運転状態に基づき、エンジン1から排出されるNOxをNOx触媒46で選択還元するために必要な尿素水供給量(尿素水基本供給量)を、予め記憶しているマップデータから求め、求められた供給量の尿素水が噴射ノズル50から排気中に供給されるように尿素水噴射装置52を制御する。
これにより、噴射ノズル50から連通路32内の排気中に噴射供給された尿素水は、排気の熱により加水分解してアンモニアとなり、NOx触媒46に吸着する。そして、NOx触媒46は吸着したアンモニアとNOx触媒46に流入する排気中のNOxとの間の脱硝反応を促進し、排気中のNOxは無害なNとなって大気中に放出される。
この場合、NOx触媒46に吸着可能なアンモニアの量、即ちアンモニア吸着量Qamの許容量はNOx触媒46の温度と相関を有し、図2に示すように、NOx触媒46の温度が低いほどアンモニア吸着量Qamの許容量は多いことが知られている。そして、NOx触媒46におけるNOx浄化率は、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamと相関を有し、図3に示すように、アンモニア吸着量Qamが多くなるほどNOx触媒46におけるNOx浄化率は高いことが知られている。
以下、このように構成された本発明に係る排気浄化装置の制御、即ち尿素水供給制御の制御内容について説明する。
図4を参照すると、ECU58が実行する本発明の第1実施例に係る尿素水供給制御の制御ルーチンがフローチャートで示されており(アンモニア供給制御手段)、以下、同フローチャートに沿い説明する。
ステップS10では、NOx触媒入口温度センサ44により検出されるNOx触媒46の入口の排気温度TaひいてはNOx触媒46の温度が所定温度T1(第1所定温度、所定温度、例えば、200℃)未満(Ta<T1)であるか否かを判別する。判別結果が真(Yes)で排気温度Taが所定温度T1未満である場合には、ステップS12に進む。
即ち、エンジン1の冷態始動時のように、NOx触媒46の温度が所定温度T1未満であるほど低いときには、NOx触媒46が十分に活性状態になく、或いは噴射ノズル50から尿素水を噴射しても尿素水の霧化及び加水分解が促進されずにアンモニアスリップを発生し兼ねないため、この場合には、NOx触媒46のアンモニア吸着能力の有無に拘わらず尿素水の添加を中止、即ちアンモニアのNOx触媒への供給を禁止すべくステップS12に進む。
ステップS12では、排気温度Taに基づき演算されるNOx触媒46の温度上昇速度ΔTが所定速度ΔT1より大(ΔT>ΔT1)であるか否かを判別する。判別結果が偽(No)で、温度上昇速度ΔTが所定速度ΔT1以下であってNOx触媒46の温度の上昇がそれほど急でないような場合には、ステップS14に進む。
ステップS14では、上記ステップS10、12の判別結果を受けて、噴射ノズル50からの尿素水の供給ひいてはアンモニアのNOx触媒46への供給を禁止し、当該ルーチンの実行を繰り返す。これにより、NOx触媒46が不活性である場合のNOx触媒46への不必要なアンモニアの供給が抑制されるとともに、アンモニアスリップの発生が防止される。
一方、上記ステップS10の判別結果が偽(No)でNOx触媒46の温度が所定温度T1以上である場合、及び、ステップS12の判別結果が真(Yes)で、NOx触媒46の温度上昇速度ΔTが所定速度ΔT1より大と判定された場合には、次にステップS20に進む。
ステップS20では、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamが所定許容量Q1未満であるか否かを判別する。
ここで、アンモニア吸着量Qamについては、例えば下記式(1)に基づき演算される(アンモニア吸着量推定手段)。
Qam(n)=Qam(n-1)+Dam−f(μ,Unox) …(1)
ここに、Qam(n)が求めるアンモニア吸着量Qam、Qam(n-1)は前回演算された前回値、Damは上記尿素水基本供給量、f(μ,Unox)はアンモニア消費量の演算値であり、μはNOx浄化効率、UnoxはNOx質量流量を示す。
なお、かかるアンモニア吸着量Qamの演算手法については例えば特開平2003−293737号公報等により公知であり、ここではその詳細についての説明は省略する。
また、所定許容量Q1については、NOx触媒46の温度に応じ、上記図2をマップとして容易に求められる。
ステップS20の判別結果が偽(No)でアンモニア吸着量Qamが所定許容量Q1以上であるような場合には、アンモニアの供給が過多と考えられ、この場合には上記ステップS14に進み、噴射ノズル50からの尿素水の供給ひいてはアンモニアのNOx触媒46への供給を禁止する。これにより、アンモニアスリップの発生が防止される。
一方、ステップS20の判別結果が真(Yes)で、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamが所定許容量Q1未満と判定された場合には、次にステップS22に進む。
ステップS22では、噴射ノズル50からの尿素水の供給を許容し、アンモニアのNOx触媒46への供給を行い、当該ルーチンの実行を繰り返す。
つまり、NOx触媒46の温度が所定温度T1以上である場合は勿論、一旦アンモニアのNOx触媒46への供給を禁止した場合であっても、その後にNOx触媒46の温度上昇速度ΔTが所定速度ΔT1より大となった場合には、当該アンモニアの供給禁止に拘わらず、アンモニアのNOx触媒46への供給を行うようにする。
このようにアンモニアのNOx触媒46への供給の禁止に拘わらずアンモニアのNOx触媒46への供給を行うのは、温度上昇速度ΔTが所定速度ΔT1より大である場合には、NOx触媒46の温度が急速に上昇しており、その後速やかにNOx触媒46の温度が上記所定温度T1に達することが予測されるためである。
このようにNOx触媒46の温度上昇を予測してアンモニアのNOx触媒46への供給を行うようにすると、NOx触媒46の温度が所定温度T1に達するのを待つことなく早期にアンモニアのNOx触媒46への供給を開始することができる。
即ち、図6を参照すると、冷態始動時におけるNOx触媒46の入口の排気温度Taの時間変化がタイムチャートで示され、併せてアンモニアのNOx触媒46への供給開始時点でのNOx触媒46の温度上昇速度ΔTが示されているが、同図に示すように、NOx触媒46の温度上昇速度ΔTが所定速度ΔT1より大となった時点でアンモニアのNOx触媒46への供給を開始することにより、NOx触媒46の温度(Ta)が所定温度T1に達してからアンモニアの供給を開始していた従来の場合に比べ、アンモニアのNOx触媒46への供給時期を大幅に早期化することができる。
つまり、アンモニアの供給によりNOxを浄化するNOx触媒46の上流側に前段酸化触媒36やDPF38のような熱容量の比較的大きな上流側後処理装置30が配設されていると、特にエンジン1の冷態始動時において、上流側後処理装置30に排気熱を吸収されてNOx触媒46の温度がなかなか上昇せず、さらに、アンモニアの供給開始直後すぐにはアンモニアがNOx触媒46に十分に吸着せず、故にNOx浄化効率がすぐには上昇せず、従来のようにNOx触媒46の温度が所定温度T1に達してからアンモニアの供給を開始していたのではNOxの浄化が大幅に遅れるという問題が生じるのであるが、本発明においては、アンモニアのNOx触媒46への供給時期が大幅に早期化されることで、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamを早期に増加させ、NOx浄化率の上昇を早めるようにできる。
このように、本発明に係る排気浄化装置によれば、上流側後処理装置30の存在に拘わらず、NOx触媒46へのアンモニアの供給を適切に制御できることになり、全体としてNOx浄化性能の向上を図ることができる。
次に、第2実施例を説明する。
第2実施例においても排気浄化装置の構成は上記図1に示した通りであり、ここでは説明を省略する。
図5を参照すると、ECU58が実行する本発明の第2実施例に係る尿素水供給制御の制御ルーチンがフローチャートで示されており(アンモニア供給制御手段)、以下、同フローチャートに沿い第1実施例と異なる部分を中心に説明する。
第2実施例では、上記第1実施例における図4のステップS12に代えてステップS12’が実行される。ステップS12’以外のステップについては上述した通りであり、同一符号を付して適宜説明を省略する。
ステップS10を経てステップS12’では、前段酸化触媒入口温度センサ40により検出される前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbが所定温度T2(第2所定温度、例えば200℃)以上(Tb≧T2)であるか否かを判別する。なお、所定温度T2は所定温度T1と同じでもよいが、例えば前段酸化触媒36やDPF38の熱容量に応じて適宜設定すればよい。判別結果が偽(No)で排気温度Tbが所定温度T2未満であって前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbがそれほど上昇していないような場合には、ステップS14に進み、上記同様、噴射ノズル50からの尿素水の供給ひいてはアンモニアのNOx触媒46への供給を禁止し、当該ルーチンの実行を繰り返す。
一方、ステップS12’の判別結果が真(Yes)で、排気温度Tbが所定温度T2以上と判定され、ステップS20の判別結果が真(Yes)で、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamが所定許容量Q1未満であると判定された場合には、ステップS22に進み、噴射ノズル50からの尿素水の供給を許容し、アンモニアのNOx触媒46への供給を行い、当該ルーチンの実行を繰り返す。
つまり、一旦アンモニアのNOx触媒46への供給を禁止した場合であっても、その後に前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbが所定温度T2以上となった場合には、当該アンモニアの供給禁止に拘わらず、アンモニアのNOx触媒46への供給を行うようにする。
このようにアンモニアのNOx触媒46への供給の禁止に拘わらずアンモニアのNOx触媒46への供給を行うのは、排気温度Tbが所定温度T2以上と高い場合には、前段酸化触媒36やDPF38が急速に昇温し、その後速やかにNOx触媒46の温度が上記所定温度T1に達することが予測されるためである。
これにより、上記第1実施例の場合と同様、NOx触媒46の温度が所定温度T1に達するのを待つことなく早期にアンモニアのNOx触媒46への供給を開始することができる。
即ち、再び図6を参照すると、冷態始動時におけるNOx触媒46の入口の排気温度Taとともに前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbの時間変化が破線で示されているが、同図に示すように、前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbが所定温度T2に達した時点でアンモニアのNOx触媒46への供給を開始することにより、NOx触媒46の温度(Ta)が所定温度T1に達してからアンモニアの供給を開始していた従来の場合に比べ、アンモニアのNOx触媒46への供給時期を大幅に早期化することができる。
これにより、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamを早期に増加させ、NOx浄化率の上昇を早めるようにできる。
即ち、当該第2実施例においても、上記第1実施例の場合と同様、上流側後処理装置30の存在に拘わらずNOx触媒46へのアンモニアの供給を適切に制御できることになり、全体としてNOx浄化性能の向上を図ることができる。
なお、ここでは、前段酸化触媒入口温度センサ40からの情報に基づき、前段酸化触媒36の入口の排気温度Tbが所定温度T2に達したか否かを判別するようにしているが、DPF入口温度センサ42からの情報に基づいて判別を行うようにしてもよく、この場合であっても上記同様の作用及び効果を得ることができる。
以上で本発明に係る排気浄化装置についての説明を終えるが、本発明の実施形態は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、図4、5の制御ルーチンのステップS20において、NOx触媒46のアンモニア吸着量Qamが所定許容量Q1未満であるか否かを判別するようにしてアンモニアスリップを防止するようにしているが、ステップS20は本発明の実施に必須のステップではなく、省略してもよい。この場合であっても本発明の作用及び効果を得ることができる。特に、上記実施形態では、NOx触媒46の下流側に後段酸化触媒48を設けるようにしており、アンモニアスリップが生じても後段酸化触媒48でアンモニアを浄化可能である。但し、後段酸化触媒48は必要に応じて設けられるものであり、本発明の実施に必須の構成ではない。
また、上記実施形態では、NOx触媒入口温度センサ44によりNOx触媒46の入口の排気温度TaをNOx触媒46の温度として検出するようにしたが、NOx触媒46内に温度センサを設けてNOx触媒46の温度を直接検出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、排気後処理ユニット28を上流側後処理装置30と下流側後処理装置34とに分けて構成したが、排気後処理ユニット28は単一の後処理装置内に前段酸化触媒36、DPF38、NOx触媒46及び後段酸化触媒48を収容するようなものであってもよい。
また、上記実施形態では、噴射ノズル50から尿素水を供給することにより、NOx触媒46にアンモニアを供給するようにしたが、噴射ノズル50或いは他の手段によりアンモニアそのものをNOx触媒46に供給するようにしてもよいし、尿素水に代えて排気中でアンモニアに転化可能な物質を排気中に供給するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、エンジン1を4気筒のディーゼルエンジンとしたが、エンジンの形式や気筒数などはこれに限られるものではない。
本発明に係る排気浄化装置の全体構成図である。 NOx触媒の温度とアンモニア吸着量の許容量との関係を示す図である。 アンモニア吸着量とNOx浄化率との関係を示す図である。 本発明の第1実施例に係る尿素水供給制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第2実施例に係る尿素水供給制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。 冷態始動時におけるNOx触媒の入口の排気温度Taと前段酸化触媒の入口の排気温度Tbの時間変化を示すタイムチャートであって、併せてアンモニアの供給開始時点でのNOx触媒の温度上昇速度ΔTを示す図である。
符号の説明
1 エンジン
20 排気管(排気通路)
30 上流側後処理装置(前段処理装置)
36 前段酸化触媒
38 DPF
40 前段酸化触媒入口温度センサ(第2の温度検出手段)
44 NOx触媒入口温度センサ(第1の温度検出手段、温度検出手段)
46 NOx触媒
50 噴射ノズル(アンモニア供給手段)
58 ECU

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気通路に配設され、アンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元するNOx触媒と、
    前記排気通路の前記NOx触媒よりも排気上流側部分に配設された前段処理装置と、
    前記NOx触媒にアンモニアを供給するアンモニア供給手段と、
    前記排気通路の前記NOx触媒と前記前段処理装置との間の温度を検出する温度検出手段と、
    前記アンモニア供給手段によるアンモニアの供給を制御するアンモニア供給制御手段とを備え、
    該アンモニア供給制御手段は、前記温度検出手段により検出される温度が所定温度未満のとき、前記アンモニア供給手段からのアンモニアの供給を禁止する一方、該アンモニアの供給の禁止に拘わらず、前記温度検出手段により検出される温度の上昇速度が所定速度に達すると、前記禁止を解除してアンモニアの供給を開始することを特徴とする排気浄化装置。
  2. 内燃機関の排気通路に配設され、アンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元するNOx触媒と、
    前記排気通路の前記NOx触媒よりも排気上流側部分に配設された前段処理装置と、
    前記NOx触媒にアンモニアを供給するアンモニア供給手段と、
    前記排気通路の前記NOx触媒と前記前段処理装置との間の温度を検出する第1の温度検出手段と、
    前記排気通路の前記前段処理装置よりも排気上流側部分の温度を検出する第2の温度検出手段と、
    前記アンモニア供給手段によるアンモニアの供給を制御するアンモニア供給制御手段とを備え、
    該アンモニア供給制御手段は、前記第1の温度検出手段により検出される温度が第1所定温度未満のとき、前記アンモニア供給手段からのアンモニアの供給を禁止する一方、該アンモニアの供給の禁止に拘わらず、前記第2の温度検出手段により検出される温度が第2所定温度に達すると、前記禁止を解除してアンモニアの供給を開始することを特徴とする排気浄化装置。
  3. 前記NOx触媒に吸着したアンモニアの吸着量を推定するアンモニア吸着量推定手段をさらに備え、
    前記アンモニア供給制御手段は、該アンモニア吸着量推定手段により推定されるアンモニアの吸着量が前記NOx触媒に吸着可能なアンモニアの所定許容量未満のとき、前記禁止を解除してアンモニアの供給を開始することを特徴とする、請求項1または2記載の排気浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011117386A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Volvo Powertrain Ab エンジンの排気浄化装置
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WO2011122316A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化制御システム

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