JP2008125850A - 箸箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋を完全に取り外すことなく箸を取り出すことができるようにする。
【解決手段】箸1の収納部3を内側に形成すると共に、箸1の取り出し口9を形成した箸箱本体4と、箸箱本体4に設けられて取り出し口9を閉塞部14により閉塞可能な弾性材からなる蓋5とを備える。蓋5に弾性部材を用い箸箱本体4の取り出し口9を開閉する閉塞部14を設ける。蓋5は一端側から折り曲げて箸箱本体4の取り出し口9のみを開口させるだけで、箸1の取り出す開口を確保することができ、蓋5を完全に取り外すことなく容易な動作で収納された箸1を取り出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、箸箱本体と蓋を備えた箸箱に関するものである。
従来、この種のものとしては、プラスチック製や木製のものが殆どで、その構成は、上方開口長方体状で合成樹脂製の箸箱本体と、該箸箱本体の開口部及び外周面を覆う合成樹脂製の蓋とを備え、箸箱本体を蓋で被せるもの(例えば特許文献1)や、上端を開口させたケース本体(箸箱本体に相当)の上部に上下動するスライド蓋(蓋に相当)を被せて、このスライド蓋に蓋板と背板とからなる可撓性開閉板を取付けて、このスライド蓋を降下させることによって開くもの(例えば特許文献2)或いは箸を出し入れするための開口を有する箱体(箸箱本体に相当)と前記開口を閉塞する閉塞面を有する蓋体(蓋に相当)とを備え、前記箱体を前記閉塞面に対して平行方向にスライドさせることにより前記開口が開閉される箸箱(例えば特許文献3)や、さらには第1箸箱本体と、箸収容部をもち、第1箸箱本体の幅方向一側に開閉可能に枢着される第2箸箱本体とから成る箸箱(例えば特許文献4)が知られている。
このような箸箱において、収容された箸のガタツキとその音を抑える構造としては、箱内空間寸法をできるだけ小さくしたり、箱内部にポリエチレン樹脂製などの別部材を敷き、箸の動くスペースをできるだけ少なくするものであった。
実用新案登録第3020283号公報 実用新案登録第3058151号公報 特開2004−113494号公報 特許第2537588号公報
例えば特許文献1のような箸箱本体を蓋で被せるものは、箸箱本体と蓋の係合調整が難しく、係合が強いと蓋が開けにくくなり、係合が弱いと蓋が外れやすく箸が飛び出してしまうことがあった。さらに、箸箱本体開口が全て露出するために、蓋を開いたときに蓋を脱落させることがあった。
次に、例えば特許文献2のような蓋を横にスライドさせて引き出す箸箱は、蓋を引き出す際のその移動距離が長く、箸を取り出すために時間及びスライド移動させるスペースを要した。また、蓋を完全に箸箱本体から取り去らないと箸を取り出すことが困難であった。更に、蓋を箸箱本体に収納する際、箸箱本体の開口端部の長手方向に配置した凹溝に蓋周縁の長手方向に配置したと凸突起を嵌め込む必要があり、共に小さな寸法形状で長手方向に長い距離での組み合わせであるために、緻密な組み合わせ操作や部品寸法精度が必要とされた。
プラスチック製の箸箱の場合、携帯時の落下や衝撃により破損が生じやすく、蓋の開閉ができなくなったり、例えば特許文献3のようなヒンジタイプのものは、蓋と箸箱の嵌合がゆるくなる場合があった。蓋と箸箱の嵌合がゆるい状態で使用すると、携帯中の振動などで蓋が開き、収納している箸が落下することもあった。また、ヒンジ構造により蓋の回転角度が限定されるため、限度以上の回転角度まで操作された場合、ヒンジ部が破損し蓋開閉機能が損なわれることがあった。
また、箸と箸箱が専用の組み合わせのものを使用しない限り、箸のガタツキとその音を抑えることはできない。サイズや形状の違う箸を使う場合、寸法差が生じ、箸のガタツキが生じてしまう。また、箸箱内の箸との隙間を小さくすることにより、箸の第入れが不便になったり、別部品が追加されることにより、コストアップや洗浄での手間が増えてしまう。しかも別部品は紛失してしまうと、その効果はなくなる。
解決しようとする問題点は、蓋を完全に取り外すことなく箸を取り出すことができ、また落下衝撃した際でもその衝撃を吸収しやすく、しかも、箸箱と収納した箸とのガタツキを防止できるようにする点である。
請求項1の発明は、箸の収納部を内側に形成して上面開口を有する箸箱本体と、前記箸箱本体の上面開口を閉塞する弾性部材からなる蓋からなり、前記箸箱本体の側面壁の一端に切り欠き部を設けて箸の取り出し口を形成し、前記箸箱本体の取り出し口を閉塞可能な閉塞部を前記蓋に設け、前記蓋の閉塞部を弾性的に屈曲変形させて前記箸箱本体の取り出し口を開閉させることを特徴とする箸箱である。
請求項2の発明は、前記閉塞部に前記取り出し口に対向して嵌合部を設けると共に、前記箸箱本体の前記取り出し口に前記嵌合部が嵌合する嵌合受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の箸箱である。
請求項3の発明は、前記箸箱本体の上面開口の上縁部側に外向きの突条を周状に設け、前記蓋に前記突条に係合する内向きの溝を周状に設け、前記突条を前記蓋の外縁で覆うと共に、前記取り出し口側の前記突条の突出量を、他側の前記突条の突出量より小さく形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の箸箱である。
請求項4の発明は、前記箸箱本体の両端縁部を前記蓋で覆うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の箸箱である。
請求項5の発明は、前記箸箱本体の内底面を、前記取り出し口側を深く他端側を浅く傾斜させ、前記蓋の内側に前記内底面に対向して内方に突出する箸押え用の突起を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の箸箱である。
請求項1の発明によれば、蓋の閉塞部を弾性的に屈曲変形させて取り出し口を開閉させて容易に箸を取り出すことができ、蓋は一端側から折り曲げて箸箱本体の取り出し口のみを開口させるだけで、箸の取り出す開口を確保することができ、蓋を完全に取り外すことなく容易な動作で収納された箸を取り出すことができる
請求項2の発明によれば、携帯中の振動などで容易に取り出し口が開閉したり、蓋が外れたりすることはない。
請求項3の発明によれば、取り出し口側において蓋との係合が弱くなり、弾性的に屈曲変形させる蓋の閉塞部がより容易に変形することができる。
請求項4の発明によれば、蓋の両端部で箸箱本体の両端縁を被覆することにより、どの角度からの落下衝撃に対してもその衝撃を吸収できる。
請求項5の発明によれば、箸の上端面が平行になり、蓋裏に設置した突起を箸に接触させて押さえ込むことができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1は実施例1を示しており、左右一対の先細な箸1を横に並べて収納する箸箱2は、箸収納部3を内側に形成した硬質プラスチックや木製等の硬質材からなる平面が横長な矩形状をなした箸箱本体4と、同じく平面が横長な矩形状をなした箸収納部3を閉蓋する蓋5からなり、蓋5はゴム、合成ゴム、エラストマー或いは軟質プラスチック等の軟質で弾性的に屈曲変形可能な部材からなる。
箸箱本体4は平面が横長な底面部6と、その底面部6の左右にそれぞれ立設した左右側面部7,8と、前記底面部6の長手方向の一端にあって該底面部の一端上に先方を貫通するような切り欠き部によって形成された箸1の取り出し口9と、前記底面部6の長手方向の他端にあって該底面部6上を閉塞する他端面部10とを備えて、上面を開口している。底面部6は箸1の長さよりもやや長く形成され、また左右側面部7,8の間隔は左右一対の箸1の全幅よりもやや大きく形成されている。そして、箸箱本体4の内底面6Aを、左右側面部7,8の上縁を基準として一端側にある取り出し口9側の深さAを、他端面部10側の深さBを浅く一様に傾斜させており(A>B)、さらに、蓋5の内側の長手方向の中央より一端側には内底面6Aに対向して内方に突出する箸押え用の突起11をほぼ全幅(長手方向に直交する方向)にわたって設けている。
前記蓋5は、前記上部開口12を閉蓋する横長平板状の蓋本体13の長手方向の一端に取り出し口9を閉塞可能な閉塞部14を下方に一体として突出している。
一方蓋本体13の長手方向の他端に他端面部10を他端外側方向から嵌合する外嵌合部15を一体として下方に突出している。さらに、蓋本体13の長手方向の一端には該一端方向に操作部であるリング状の摘み16を一体に設けている。また、蓋本体13の左右縁には、それぞれ左右側面部7,8の上縁部を外嵌するようにやや下方に突設する下向きの左右外縁部17,18が設けられている。
また、取り出し口9は左右側面部7,8の一端側も切り欠きされて、一端方向のみならず左右方向も開放されており、このため、箸箱本体4の取り出し口9側の底面部6は先方へ平面がほぼ半円状に突設している。そして取り出し口9を閉塞する閉塞部14も平面を底面部6の一端に沿うように一端側閉塞部位14Aの他に左右閉塞部位14Bを備えて平面をほぼ半円弧状に形成されている。さらに、一端側閉塞部位14Aの下端には逆方向、すなわち他端方向へ横向きとなってやや突設した嵌合部19が一体に設けられている。この嵌合部19は底面部6の一端側の外底面6Bに着脱可能に嵌合するもので、外底面6Bには嵌合受け部20が設けられている。この嵌合受け部20は、底面部6の下面に設けた段部20Aを介しての一端側の肉厚Cを他より薄くすることで、段部20Aの一端側に嵌合部19が嵌合すると共に、嵌合部19の端面が段部20Aに係止されるようになっている。
一方、箸箱本体4の他端側の底面部6も先方へ平面がほぼ半円状に突設している。そして他端面部10を外側から閉塞するように他端外嵌合部位15Aの他に左右外嵌合部位15Bを備えてほぼ半円弧状に形成されている。さらに、他端外嵌合部位15Aの下端は逆方向、すなわち一端方向へ横向きとなってやや突設している。この他端外嵌合部位15Aは底面部6の他端側外底面6Bに着脱可能に外嵌合するもので、底面部6の他端の外底面6Bには外嵌合受け部21が設けられている。
さらに、箸箱本体4と蓋5との取り付けのために、箸箱本体4の上縁部側に斜め上向きとなって外向きの3種類の第1〜3の突条22,23,24が連続して周状に設けられている。すなわち、左右側面部7,8の上縁部の中間部と一端側と他端側を除いて、左右側面部7,8からの突出量である張り出し長さDを有する突条22が設けられ、上縁部の中間部には、張り出し長さDよりも突出量が大きい張り出し長さE(D<E)を有する突条23が設けられている。さらに上縁部の一端側と他端側には、張り出し長さDよりも突出量が小さい張り出し長さF(D>F)を有する突条24が設けられている。他端側には張り出し長さDの突条22が設けられている。
一方、蓋本体13の下面には突条22,23,24に係合する内向きの溝幅が2種類の第1〜2の溝25,26を連続して周状に設ける。すなわち、蓋本体13の左右縁の中間部を除く箇所の溝25は突条22,24に対向して配置されるものであり、溝25の溝幅D´は張り出し長さDよりやや大きいか或いはほぼ同じ大きさに形成されている(D´<D,D´=D)。また、溝25の溝幅D´は張り出し長さFより大きく形成されている(D´>F)。さらに、突条23に対向する中間部の溝26の溝幅E´は、張り出し長さEとほぼ同じ大きさに形成されている(E´=E)。尚、他端側には溝幅D´の溝25が設けられている。この結果、箸箱本体4と蓋5との間における突条22,23,24と溝25,26,27との係合力は、係合面積の大小に起因して、次の順番となって小さくなる。すなわち、突条23と溝26との係合力、突条22と溝25との係合力、突条24と溝27との係合力の順となる。
さらに、蓋5の左右閉塞部位14Bの内側には、左右側面部7,8の一端側端面7A,8Aが当接可能なストッパー片28が蓋本体13から下方に向けて突設している。このストッパー片28の下端は内底面6Aに達するか或いは内底面6Aの近傍に達するように形成されている。
次に、前記構成についてその作用を説明する。洗浄された箸箱2に、洗浄された箸1を収納するときは、上部開口12を開いた状態の箸箱本体4の箸収納部3に箸1を収納する。このときには、箸1の握り部1Aを取り出し口9に箸先1Bを他端面部10側に配置する。次に蓋5を閉じる。この閉蓋は、上部開口12を覆うように蓋5を配置し、そして外嵌合部15を他端面部10に外嵌合すると共に、突条22,23,24に溝25,26,27を係合し、さらに嵌合部19を嵌合受け部20に嵌合させて閉塞部14を取り出し口9に対向させて閉塞する。この際には、外嵌合部15を固定側として弾性を利用して摘み16をやや引っ張りながら嵌合部19を嵌合受け部20に嵌合させるようにする。これにより嵌合受け部20に嵌合する蓋5の一端側、すなわち嵌合部19と、他端に外嵌合する蓋5の他端側、すなわち外嵌合部15との間を緊張状態として閉蓋するようになっている。そして、突起11が箸1の上面に圧接して箸1を押えることができるようになっている。尚、突条22,23,24と溝25,26,27との係合において、突出量Eの大きい突条23は、溝幅E´の大きい溝26に係合しているので、その係合力は他の部位より強くなっており、一方、突出量Dの小さい突条22は、溝幅D´の小さい溝25に係合しているので、その係合力は他の部位より弱くなっている。
このような状態で箸1を箸箱2に収納して携帯する。この箸1の収納状態では、箸1の握り部1Aが深さAの大きい箇所に配置されると共に、箸先1Bが深さBの浅い箇所に配置され、突起11が箸1の上面に圧接することで、箸箱2内での箸1の移動、すなわちガタツキを抑えることができる。
さらに、箸箱2を万一落下した場合であっても、箸箱2の両側には蓋本体13と一体な弾性部材からなる閉塞部14と外嵌合部15があらわれているため、これら箇所が床にぶつかってもその衝撃を吸収することができる。
そして、箸1を取り出すときには、まず摘み16を下方から上方へ押し上げることにより、嵌合部19を嵌合受け部20より外す。次に蓋5の弾性を利用して摘み16を斜め上方へ持ち上げて取り出し口9を開口する。そして、取り出し口9より箸1を取り出すことができる。
この際、取り出し口9より箸1が取り出しにくい状態のときには、箸箱本体4の突条22,23,24と蓋5の溝25,26,27との係合力は上述のように、取り出し口9側が弱く、中間部では強くなっているので、摘み16を斜め上方へ持ち上げると取り出し口9側の係合が解除される。さらに、摘み16を斜め上方へ持ち上げると取り出し口9側と中間部側との係合が解除されて上部開口12の取り出し口9側が開口するように蓋5が大きく開く。さらに同じ力で摘み16を斜め上方へ持ち上げても、前記中間部の係合力は大きくなっているので、係合力が勝り、上部開口12がそれ以上開口するようなことはなくなる。尚、箸箱2を洗浄するため箸箱本体4と蓋5とを分離するときには、さらに大きな力で摘み16を持ち上げると共に、他端側へスライドさせることで蓋5を箸箱本体4より分離することができる。
以上のように、前記実施例においては、箸1の収納部3を内側に形成して上面開口を有する箸箱本体4と、前記箸箱本体4の上面開口を閉塞する弾性部材からなる蓋5からなり、前記箸箱本体4の側面壁の一端に切り欠き部を設けて箸1の取り出し口9を形成し、前記箸箱本体4の取り出し口9を閉塞可能な閉塞部14を前記蓋5に設け、前記蓋5の閉塞部14を弾性的に屈曲変形させて前記箸箱本体4の取り出し口9を開閉させることにより、蓋5を完全に取り外すことなく容易に箸を取り出すことができる。さらに、蓋5に弾性部材を用い箸箱本体4の取り出し口9を開閉する閉塞部14を設けているため、蓋5は一端側から折り曲げて箸箱本体4の取り出し口9のみを開口させるだけで、箸1の取り出す開口を確保することができ、蓋5を完全に取り外すことなく容易な動作で収納された箸1を取り出すことができる。そのため、箸1が外部に脱落して汚れたり紛失したりすることも防止できる。
また、携帯中の振動などで容易に取り出し口9が開閉したり、蓋5が外れたりすることはなく、確実に蓋5が閉塞される構造としている。
しかも、箸1の取り出し口9側の箸箱本体4の突条24の突起量Fを他の突起量D,Eより小さくすることで、蓋5との係合が弱くなり、弾性的に屈曲変形させる蓋5の閉塞部14がより容易に変形することができる。
また、蓋5の両端部で箸箱本体4の両端縁を被覆することにより、どの角度からの落下衝撃に対してもその衝撃を吸収し、又は箸箱本体4が直接地面などに衝突しにくいため、箸箱本体4や箸1の破損を抑えることができる。蓋5自身が弾性変形部材であるために、その開閉作動にも影響が出ない。さらには、箸箱2を置くテーブル等を傷つけることもない。
さらに、取り出し口9側を深くし、箸1の握り部1A側として箸箱本体4の箸収納部3の内底面6Aを箸1の箸細1B方向に浅くなるよう傾斜させることにより、箸1の上端面が平行になる。蓋裏に設置した突起11を箸1に接触させて押さえ込む形状とすることにより、箸1が固定されて箸箱本体4内で動くことがなくなる。そのために、箸1と箸箱本体4の摩擦によるすれ傷を防止でき、箸1のガタツキ音を抑えられ、食事後の箸1の汚れが箸箱2内の他面に広く拡がることもない。
また、箸1を出し入れする際は箸1の太い側(握り部1A側)のみが取り出し口9から露出するため、箸1の太い側のみを保持して出し入れ操作できるため衛生的である。もし、箸1のサイズや形状が変わったとしても、その弾性変形により一定に箸1を抑えつけることができる。同時に、箸箱本体4の箸収納部3のうち内底面6Aを箸1の箸細方向(箸先1B方向)に浅くなるよう傾斜させたことにより、食後の箸先部が箸箱本体4の浅い内底面6A側となり、もし箸1の汚れが箸箱本体4に付いたとしても容易に汚れを取り去ることができる。
このような構造とすることによって,簡便な蓋開閉及び箸1の出し入れ操作を得ることができ、衝撃に対する安全性と作動機能としての安定性が生じ、同時に箸のガタツキを抑えることができる。
以上のように本発明に係る箸箱は、各種の箸に適用できる。
本発明の実施例1を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1を示す蓋を開いた状態の斜視図である。 本発明の実施例1を示す平面図である。 図3のI−I線断面図である。 本発明の実施例1を示す蓋を開いた状態の断面図である。 図3のII−II線断面図である 図3のIII−III線断面図である 図3のIV−IV線断面図である
符号の説明
1 箸
3 箸収納部
4 箸箱本体
5 蓋
6A 内底面
9 取り出し口
11 突起
12 上部開口
14 閉塞部
19 嵌合部
20 嵌合受け部
22,23,24 突条
D E F 張り出し量(突出量)

Claims (5)

  1. 箸の収納部を内側に形成して上面開口を有する箸箱本体と、前記箸箱本体の上面開口を閉塞する弾性部材からなる蓋からなり、前記箸箱本体の側面壁の一端に切り欠き部を設けて箸の取り出し口を形成し、前記箸箱本体の取り出し口を閉塞可能な閉塞部を前記蓋に設け、前記蓋の閉塞部を弾性的に屈曲変形させて前記箸箱本体の取り出し口を開閉させることを特徴とする箸箱。
  2. 前記閉塞部に前記取り出し口に対向して嵌合部を設けると共に、前記箸箱本体の前記取り出し口に前記嵌合部が嵌合する嵌合受け部を設けたことを特徴とする請求項1記載の箸箱。
  3. 前記箸箱本体の上面開口の上縁部側に外向きの突条を周状に設け、前記蓋に前記突条に係合する内向きの溝を周状に設け、前記突条を前記蓋の外縁で覆うと共に、前記取り出し口側の前記突条の突出量を、他側の前記突条の突出量より小さく形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の箸箱。
  4. 前記箸箱本体の両端縁部を前記蓋で覆うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の箸箱。
  5. 前記箸箱本体の内底面を、前記取り出し口側を深く他端側を浅く傾斜させ、前記蓋の内側に前記内底面に対向して内方に突出する箸押え用の突起を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の箸箱。
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