JP2008124633A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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伸和 三好
Yoshiharu Yoshida
慶春 吉田
Masahiko Kikuchi
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信明 鈴木
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
Hideki Yamazaki
英樹 山崎
Yoshibumi Bando
義文 坂東
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Abstract

【課題】機密保護処理を施すまでの段階で複写機内部のメモリやデータパス上から未保護の電子データが盗聴されることを未然に防止する。
【解決手段】原稿を入力して画像を形成する入力手段と、画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、画像と付加データとを合成する合成手段と、画像に複数の画像処理を施す処理手段と、画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、入力された画像が機密データではないと判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成せずに、出力手段は画像データを出力し、入力された画像が機密データであると判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成し、処理手段は画像処理を行わずに、出力手段は合成画像を出力することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリやプリンタ等の画像形成装置および画像形成のためのプログラムに係り、特に、画像の改ざんおよび偽造を防止する技術に関する。
に関する。
近年のパーソナルコンピュータの普及とプリンタ、複写機および複合機の高性能化とに伴い、戸籍謄本、契約書等のプリントアウトされた機密文書の不正複写、不正使用が問題となっている。
このような問題に対し、複写機で複写する文書に人間の目には見えにくい特殊なパターンを合成することで機密文書の不正複写を抑制する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特殊なパターンが印刷された文書を複写機で複写した場合、複写物には「複写禁止」等の警告文字が目立つように浮き出てくるので、不正に複写する行為に対して心理的な抑止になるとともに、オリジナルと複写物とを区別することを可能にしている。また、例えば機密文書や紙幣といった、複写による偽造が禁止されている文書データに基づいて画像を生成する際に、出力されたプリントの流通経路の追跡が容易な複写偽造防止画像データを付加することができる手法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、複写による偽造が禁止されている文書データに基づいて画像を生成する際に、出力されたプリントの複写を禁止する措置を講じることができる複写偽造防止画像データを付加することができる手法が開示されている。
特開2002−262055号公報 特開2001−346032号公報
特許文献1に記載の方法では、原稿画像と付加画像の合成処理を印刷の直前に行っているため、原稿がスキャンされてから種々の画像処理を行って付加画像が合成されるまでの期間に、格納された記憶装置や転送されたバスや専用信号などから、付加画像が合成されていないセキュリティ効果のない状態の電子データを盗難されて悪用される恐れがあるという問題があった。
また、特許文献2に記載の方法のようにスキャンした原稿画像を識別して、識別結果に応じて何らかのセキュリティ処理を施す場合には、原稿画像の全てまたは一部の読み出しが行われないとセキュリティ処理を施すかどうかを識別できないため、その識別のためにすでに読み出した少なくとも一部のデータに関しては、セキュリティ処理が必要であっても施されないままデータパス上に転送されるか記憶装置に蓄積されることになるため、セキュリティ効果のない状態の電子データを盗難されて悪用される恐れがあるという問題があった。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、不正複写に対応するためにオリジナル原稿画像に機密保護処理を施す技術において、機密保護処理を施すまでの段階で複写機内部のメモリやデータパス上から未保護の電子データが盗聴されることを未然に防止することを目的としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、原稿を入力して画像を形成する入力手段と、画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、画像と付加データとを合成する合成手段と、画像に複数の画像処理を施す処理手段と、画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、入力された画像が機密データではないと判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成せずに、出力手段は画像データを出力し、入力された画像が機密データであると判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成し、処理手段は画像処理を行わずに、出力手段は合成画像を出力することを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、原稿を入力して画像を形成する入力手段と、画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、画像と付加データとを合成する合成手段と、画像に複数の画像処理を施す処理手段と、画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、入力された画像が機密データではないと判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成せずに、出力手段は画像データを出力し、入力された画像が機密データであると判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成し、処理手段は付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに、出力手段は合成画像を出力することを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、原稿を入力して画像を形成する入力手段と、画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、画像と付加データとを合成する合成手段と、画像に複数の画像処理を施す処理手段と、画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、入力された画像が機密データではないと判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成せずに、出力手段は画像データを出力し、入力された画像が機密データであると判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成し、処理手段は合成画像のうち、付加データが付加された画素には画像処理は行わずに、出力手段は合成画像を出力することを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、原稿を入力して画像を形成する入力手段と、画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、画像と付加データとを合成する合成手段と、画像に複数の画像処理を施す処理手段と、画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、入力された画像が機密データではないと判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成せずに、出力手段は画像データを出力し、入力された画像が機密データであると判定手段が判定した場合は、合成手段は画像と付加データを合成し、処理手段は合成画像のうち、付加データが付加された画素には付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに、出力手段は合成画像を出力することを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、原稿を入力して画像を形成する入力手段と、画像と付加データとを合成する合成手段と、画像が機密データか否かを判定する判定手段と、画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置において、入力された画像に付加データを合成し、画像が機密データではないと判定された場合は合成後の画像から付加データを分離して画像データに戻して出力することを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項5に記載の画像形成装置において、画像が機密データであると判定された場合は画像を出力しないことを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項5に記載の画像形成装置において、画像が機密データであると判定された場合は画像を所定のデータに置き換えて出力することを特徴としている。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置において、付加データは、付加データ格納手段に予め格納され、画像との合成時に付加データ格納手段から取り出されることを特徴としている。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置において、付加データは、画像との合成時に付加データ生成手段によって新規に生成されることを特徴としている。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置において、入力手段は、スキャナであることを特徴としている。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置において、入力手段は、通信インターフェースであることを特徴としている。
請求項12に記載の画像形成装置は、請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置において、入力手段は、FAXインターフェースであることを特徴とする。
請求項13に記載のプログラムは、入力された画像が機密データであるか否かを判定し、入力された画像が機密データではないと判定された場合は画像に付加データを合成せずに出力し、入力された画像が機密データであると判定された場合は画像と付加データを合成し、画像処理を行わずに出力することを特徴としている。
請求項14に記載のプログラムは、入力された画像が機密データであるか否かを判定し、入力された画像が機密データではないと判定された場合は画像に付加データを合成せずに出力し、入力された画像が機密データであると判定された場合は画像と付加データを合成し、付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに出力することを特徴としている。
請求項15に記載のプログラムは、入力された画像が機密データであるか否かを判定し、入力された画像が機密データではないと判定された場合は画像に付加データを合成せずに出力し、入力された画像が機密データであると判定された場合は画像と付加データを合成し、合成後の画像のうち、付加データが付加された画素には画像処理は行わずに出力することを特徴としている。
請求項16に記載のプログラムは、入力された画像が機密データであるか否かを判定し、入力された画像が機密データではないと判定された場合は画像に付加データを合成せずに出力し、入力された画像が機密データであると判定された場合は画像と付加データを合成し、合成後の画像のうち、付加データが付加された画素には付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに出力することを特徴としている。
請求項17に記載のプログラムは、入力された画像に付加データを合成し、画像が機密データであるか否かを判定し、画像が機密データではないと判定された場合は合成後の画像から付加データを分離して画像データに戻して出力することを特徴としている。
請求項18に記載のプログラムは、請求項17に記載のプログラムにおいて、画像が機密データであると判定された場合は画像を出力しないことを特徴としている。
請求項19に記載のプログラムは、請求項17に記載のプログラムにおいて、画像が機密データであると判定された場合は画像を所定のデータに置き換えて出力することを特徴としている。
請求項20に記載のプログラムは、請求項13〜19のいずれかに記載のプログラムにおいて、付加データは、付加データ格納手段に予め格納され、画像との合成時に付加データ格納手段から取り出されることを特徴としている。
請求項21に記載のプログラムは、請求項13〜19のいずれかに記載のプログラムにおいて、付加データは、画像との合成時に付加データ生成手段によって新規に生成されることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、原稿が機密データではない場合は、付加データの合成を行わず必要な画像処理のみを行って画像を印刷することができ、一方、機密データである場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。また、合成データに対して画像処理は行わないことで付加データの劣化を防止することができる。
請求項2の発明によれば、画像データと付加データの合成後のデータに対して、付加データの劣化が起きない程度の画像処理を行うので、付加データの機能が損なわれることが防止される。
請求項3の発明によれば、合成データに対して、付加データの付加されていない画素にのみ選択的に画像処理を行うので、付加データの劣化を防止しつつ、かつ合成データの画像部分に画像処理を行うことができる。
請求項4の発明によれば、画像データと付加データの合成後のデータのうち、付加データが付加された画素に対しては付加データの劣化が起きない程度の画像処理を行うので、付加データの機能が損なわれることが防止される。
請求項5の発明によれば、原稿が機密データであるか否かに関わらず一旦原稿画像と付加データを合成してから機密データであるか否かを判定するので、機密データの判定が完了するまでの間に未付加状態の電子データが盗まれる機会が減少する。原稿が機密データではない場合は、一旦は付加データの合成が行われるものの、元の原稿画像が復元されて画像を印刷することができ、一方、機密データである場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。
請求項6の発明によれば、画像が機密データであると判定された場合は画像を出力しないので、機密保護の観点から好ましい。
請求項7の発明によれば、画像が機密データであると判定された場合は画像を出力せずに所定のデータ、例えば「複製禁止」などの文字画像等に置き換えて出力するので、機密保護の観点から好ましい。
請求項8の発明によれば、付加データは、付加データ格納手段に予め格納されているので、画像の入力の度に付加データ格納手段から取り出して画像と合成することができる。
請求項9の発明によれば、付加データは、画像との合成時に付加データ生成手段によって新規に生成されるので、付加データが第三者に解析されることが困難であり、機密保護の観点から好ましい。
請求項10〜12の発明によれば、入力手段をスキャナ、通信インターフェース、FAXインターフェースとすることができる。
請求項13の発明によれば、原稿が機密データではない場合は、付加データの合成を行わず必要な画像処理のみを行って画像を印刷することができ、一方、機密データである場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。また、合成データに対して画像処理は行わないことで付加データの劣化を防止することができる。
請求項14の発明によれば、画像データと付加データの合成後のデータに対して、付加データの劣化が起きない程度の画像処理を行うので、付加データの機能が損なわれることが防止される。
請求項15の発明によれば、合成データに対して、付加データの付加されていない画素にのみ選択的に画像処理を行うので、付加データの劣化を防止しつつ、かつ合成データの画像部分に画像処理を行うことができる。
請求項16の発明によれば、画像データと付加データの合成後のデータのうち、付加データが付加された画素に対しては付加データの劣化が起きない程度の画像処理を行うので、付加データの機能が損なわれることが防止される。
請求項17の発明によれば、原稿が機密データであるか否かに関わらず一旦原稿画像と付加データを合成してから機密データであるか否かを判定するので、機密データの判定が完了するまでの間に未付加状態の電子データが盗まれる機会が減少する。原稿が機密データではない場合は、一旦は付加データの合成が行われるものの、元の原稿画像が復元されて画像を印刷することができ、一方、機密データである場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。
請求項18の発明によれば、画像が機密データであると判定された場合は画像を出力しないので、機密保護の観点から好ましい。
請求項19の発明によれば、画像が機密データであると判定された場合は画像を出力せずに所定のデータ、例えば「複製禁止」などの文字画像等に置き換えて出力するので、機密保護の観点から好ましい。
請求項20の発明によれば、付加データは、付加データ格納手段に予め格納されているので、画像の入力の度に付加データ格納手段から取り出して画像と合成することができる。
請求項21の発明によれば、付加データは、画像との合成時に付加データ生成手段によって新規に生成されるので、付加データが第三者に解析されることが困難であり、機密保護の観点から好ましい。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
(1)第1実施形態
1−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の画像形成装置を利用したシステム構成の一例をブロック図に示している。画像形成装置100は、複写物を得るための複写機能を有している。また、WAN(Wide Area Network)またはLAN(Local Area Network)114を介してパーソナル・コンピュータ(以下、PCと略称する)であるPC113や画像形成装置100と同様の機能を持つ画像形成装置112と接続されており、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、UDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルを用いてデータの送受信をする通信手段を有している。さらに、公衆回線網116を介してFAX117や画像形成装置115(この例では、FAX機能を持つ装置)と接続されており、G3またはG4ファックスでデータの送受信をする通信手段も有している。
画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)105、HDD(Hard Disk Drive)106、ネットワークI/F(インターフェース)103、モデム104、ユーザーI/F(インターフェース)107、内部バス108、画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111を備えている。
CPU101は、画像形成装置内のシステム全体を制御する中央演算処理装置である。RAM102は、CPU101が動作するためのシステムワークメモリであり、また、画像データなど実行に必要なデータを一時的に記憶するためのワーキングエリアとして使用される。ROM105は、システムのブートプログラムが格納されている。HDD106は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや制御プログラム、画像データなどを格納する。ユーザーI/F107は、ユーザーが画像形成装置を操作するための表示装置(タッチパネル機能を持つ液晶ディスプレイなど)を接続するインターフェースである。
ネットワークI/F103は、LANまたはルーターを介してWAN114に接続され、データの送受信を行う。モデム104は、公衆回線網116(一般的には電話回線網)に接続し、FAX通信が可能となっている。
図2は、本発明の第1の実施形態における画像形成装置100の主要構成を示すブロック図である。この図の画像形成装置100、画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111は、図1と同じ装置を示している。
画像読み取り装置109は、紙文書のイメージデータを取得する手段の1例であり、例えば、スキャナなどの装置を示している。画像読み取り装置109は、原稿をスキャンするための入力手段200、原稿が機密データであるか否かを検出して判定する検出手段209、入力した原稿画像に合成するための付加データが格納された付加データ格納手段201、原稿画像と付加データの合成手段202および画像処理装置110に出力する画像データを選択するセレクター203を備えている。ここで付加データとは、真贋判定や特定の画像であることを判別するための識別データのことである。例えば、「複写禁止」等の文字からなる「ウォーターマーク」、「桜紙パターン」や「電子透かし」と呼ばれているデータもこの付加データの一種である。
入力手段200は、複数の受光素子を含む光電変換装置を備えており、紙文書等の原稿を画像データに変換する用途に利用される。検出手段209は、入力手段200から読み込まれた画像データが機密データであるか否かを検出して判定し、機密データであると判定した場合は合成指示信号207を発する。付加データ格納手段201は、「複写禁止」等の文字からなるウォーターマーク画像や出力されたプリントの流通経路情報、原稿作成者の署名情報、著作権情報などの画像識別情報など複数の付加データを格納しているROMである。合成手段202は、合成指示信号207を受信した場合に原稿画像に付加データを合成して埋め込む手段である。セレクター203は、原稿画像と付加データを合成した合成データ、または付加データを合成していない元の画像データのいずれかを選択して画像処理装置110に渡すための選択手段である。合成指示信号207は、読み取られた原稿が機密書類であると検出手段209で自動的に判定して送ることもでき、また、ユーザーが手動で指示することもできる。
画像処理装置110は、処理手段204およびセレクター205を備えている。処理手段204は、画像読み取り装置109から入力された原稿画像(カラー画像または白黒画像)に対して、検出手段209から与えられる処理指示信号208に基いて、所定の画像処理を行う機能を有している。画像処理としては、色調の変換、コントラスト、シャープネスの調整など、複数の種類がある。また、セレクター205は、原稿画像に画像処理を行った画像データ、または画像処理を行っていないデータのいずれかを選択して画像出力装置111に渡すための選択手段である。
画像出力装置111は、印刷画像を出力する機能を有している。この例では、画像出力装置111は、出力手段206を備えており、印刷手段206は、印刷を行う印刷装置と、この印刷装置を制御する制御装置を備えている。
1−2.第1実施形態の動作
以下、図2に示す画像形成装置100において、原稿画像を読み取ってから出力するまでの動作の一例を説明する。ここでは、ユーザーが画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111を起動した後、画像形成装置100がユーザーからのコマンド待ちであるものとする。
図3は、この動作手順の一例を示すフローチャートである。ユーザーI/F107(図1参照)を介してユーザーからのスキャン要求が発生すると、画像読み取り装置109(図2参照)の入力手段200により紙文書の原稿が画像データに変換される(ステップS300)。ステップS301では、検出手段209によって画像データが機密データであるか否かの判定を行い、これにより検出手段209から出された合成指示信号207の有無の判定を行う。ステップS301で合成指示信号207があった場合、すなわち判定がYESの場合は、入力手段200から取得した画像データは、合成手段202によって付加データが合成されて合成データとしてセレクター203に送られ、セレクター203を経由して画像処理装置110に出力される(ステップS302)。ステップS301で合成指示信号207が無かった場合、すなわち判定がNOの場合は、入力手段200から取得した原稿画像データは、そのままセレクター203を経由して画像処理装置110に出力される(ステップS303)。
ステップS302で画像データに付加データが合成された場合は、次の画像処理装置110では画像処理は行われずにセレクター208に送られる(ステップS304)。ここで画像処理を行わない理由は、合成データに画像処理を行うことによって、付加データまでもが変質してしまうおそれがあるからである。なお、画像処理が必要であれば、合成手段202の前段に画像処理手段を設けて、付加データを合成する前に画像処理を行うこともできる。また、付加データの変質が、付加データの機能を損なうものでない範囲においては、画像処理を行うこともできる。
ステップS303で元の画像データが出力された場合は、検出手段209から処理指示信号208が送られてくるので、処理手段204によって必要な画像処理を行うことができ(ステップS305)、セレクター208に送られる。セレクター208では、画像処理を行ったデータまたは画像処理を行っていないデータのいずれかが画像出力装置111に出力され、出力手段206によって印刷が実行され(ステップS306)、ステップS307にて一連の動作を終了する。
1−3.第1実施形態の効果
原稿が機密文書等ではない場合あるいは付加データの合成が指示されない場合は、付加データの合成を行わず必要な画像処理のみを行って画像を印刷することができ、一方、機密文書等である場合または付加データの合成が指示される場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。また、合成データに対して画像処理は行わないか行ったとしても付加データの機能を損なわない範囲で行うことで付加データの劣化を防止することができる。
(2)第2実施形態
2−1.第2実施形態の構成
図4は、本発明の第2の実施形態における画像形成装置100の主要構成を示すブロック図である。この図の画像形成装置100、画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111は、図1と同じ装置を示している。
画像読み取り装置109は、図2の画像読み取り装置109と同様、原稿をスキャンするための入力手段200、原稿が機密データであるか否かを検出して判定する検出手段209、入力した原稿画像に合成するための付加データが格納された付加データ格納手段201、原稿画像と付加データの合成手段202および画像処理装置110に出力する画像データを選択するセレクター203を備えている。
画像処理装置110は、処理手段204を備えている。処理手段204は、画像読み取り装置109から入力された原稿画像(カラー画像または白黒画像)に対して、所定の画像処理を行う機能を有している。また、図2の第1実施形態の画像処理装置110とは異なり、図4の第2実施形態の画像処理装置110は、画像読み取り装置109に設けられた付加データ格納手段201から付加データを受信することができる。
画像出力装置111は、印刷画像を出力する機能を有している。この例では、画像出力装置111は、出力手段206を備えており、印刷手段206は、印刷を行う印刷装置と、この印刷装置を制御する制御装置を備えている。
2−2.第2実施形態の動作
以下、図4に示す画像形成装置100において、原稿画像を読み取ってから出力するまでの動作の一例を説明する。ここでは、ユーザーが画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111を起動した後、画像形成装置100がユーザーからのコマンド待ちであるものとする。
図5は、この動作手順の一例を示すフローチャートである。ユーザーI/F107(図1参照)を介してユーザーからのスキャン要求が発生すると、画像読み取り装置109(図4参照)の入力手段200により紙文書の原稿が画像データに変換される(ステップS400)。ステップS401では、検出手段209によって画像データが機密データであるか否かの判定を行い、これにより検出手段209から出された合成指示信号207の有無の判定を行う。ステップS401で合成指示信号207があった場合、すなわち判定がYESの場合は、入力手段200から取得した画像データは、合成手段202によって付加データが合成されて合成データとしてセレクター203に送られ、セレクター203を経由して画像処理装置110に出力される(ステップS402)。ステップS401で合成指示信号207が無かった場合、すなわち判定がNOの場合は、入力手段200から取得した原稿画像データは、そのままセレクター203を経由して画像処理装置110に出力される(ステップS403)。
ステップS402で画像データに付加データが合成された場合は、次の画像処理装置110の処理手段204に送られ、画像処理が行われる。このとき、付加データ格納手段201から付加データ情報が送られて来るので、処理手段204は、この情報に基いて、合成データのうちどの画素において付加データが付加されているかを明らかにし、付加データが付加されている画素については画像処理を行わず、それ以外の画素にのみ画像処理を行う(ステップS404)。ここで付加データが付加されていない画素を選択して画像処理を行う理由は、画像処理による付加データの変質を防止するためである。ステップS403で元の画像データが出力された場合は、処理手段204によって必要な画像処理を行うことができる(ステップS405)。また、付加データの変質が、付加データの機能を損なうものでない範囲においては、画像処理を行うこともできる。
処理手段204によって付加データの付加されていない画素について画像処理を行った合成データ、あるいは画像全体に画像処理を行った画像データは、画像処理装置110から画像出力装置111に出力され、出力手段206によって印刷が実行され(ステップS406)、ステップS407にて一連の動作を終了する。
2−3.第2実施形態の効果
第1実施形態の効果と同様に、原稿が機密文書等ではない場合あるいは付加データの合成が指示されない場合は、付加データの合成を行わず必要な画像処理のみを行って画像を印刷することができ、一方、機密文書等である場合または付加データの合成が指示される場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。また、合成データに対して、付加データの付加されていない画素にのみ選択的に画像処理を行うか、行ったとしても付加データの機能を損なわない範囲で行うことで、付加データの劣化を防止しつつ、かつ合成データの画像部分に画像処理を行うことができる。
(3)第3実施形態
3−1.第3実施形態の構成
図6は、本発明の第3の実施形態における画像形成装置100の主要構成を示すブロック図である。この図の画像形成装置100、画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111は、図1と同じ装置を示している。
画像読み取り装置109は、図2の画像読み取り装置109と同様、原稿をスキャンするための入力手段200、入力した原稿画像に合成するための付加データが格納された付加データ格納手段201および原稿画像と付加データの合成手段202を備え、さらに、第3実施形態の特徴として、入力手段200から入力された原稿画像が機密文書であるか否かを判定する検出手段209と、原稿画像と付加データを合成した合成データを格納する合成データ格納手段210と、合成手段202によって付加データが付加される部分の原稿画像の画素であって付加前の画素データを部分データとして格納する部分データ格納手段211と、合成手段202によって合成された原稿画像と付加データを分離する分離手段212を備えている。
3−2.第3実施形態の動作
以下、図6に示す画像形成装置100において、原稿画像を読み取ってから出力するまでの動作の一例を説明する。ここでは、ユーザーが画像読み取り装置109、画像処理装置110、画像出力装置111を起動した後、画像形成装置100がユーザーからのコマンド待ちであるものとする。
図7は、この動作手順の一例を示すフローチャートである。ユーザーI/F107(図1参照)を介してユーザーからのスキャン要求が発生すると、画像読み取り装置109(図6参照)の入力手段200により紙文書の原稿が画像データに変換される(ステップS500)。ステップS500で入力された原稿画像は、それが機密文書であるか否かに関わらず合成手段202によって付加データ格納手段201からの付加データと合成される(ステップS501)。このとき、原稿画像の画素のうち付加データが付加されるべき画素は、付加前に、部分データとして部分データ格納手段211に格納され、付加データが付加された後の合成データは、合成データ格納手段210に格納される。
次に、ステップS502では、入力された原稿画像は、検出手段209によって機密文書であるか否かが判定される。ステップS502で原稿画像が機密文書ではないと判定された場合、すなわちステップS503の判定がNOの場合は、判定がNOである旨の検出信号213が分離手段212へ伝えられ、分離手段212は、合成データ格納手段210に格納された合成データと部分データ格納手段211に格納された部分データとから元の原稿画像を分離(復元)し(ステップS504)、画像処理装置110へ出力して必要な画像処理を行い、画像出力装置111にて出力を行う(ステップS505)。一方、ステップS502で原稿画像が機密文書であると判定された場合、すなわちステップS503の判定がYESの場合は、判定がYESである旨の検出信号213が出力手段206へ伝えられて、画像の出力を行わないように制御を行う(ステップS506)。画像の出力を行わない場合、単に出力を停止させる以外にも、「複写禁止」のような文字画像を出力したり、ディスプレイに警告メッセージを表示させることもできる。このようにして、ステップS507にて一連の動作を終了する。
3−3.第3実施形態の効果
本実施形態によれば、原稿が機密文書であるか否かに関わらず一旦原稿画像と付加データを合成してから機密文書であるか否かを判定するので、機密文書の判定が完了するまでの間に未付加状態の電子データが盗まれる機会が減少する。原稿が機密文書等ではない場合は、一旦は付加データの合成が行われるものの、元の原稿画像が復元されて画像を印刷することができ、一方、機密文書等である場合は、スキャナ読み取り直後の画像データに付加データを合成することで、画像形成装置内部において初期の段階に付加データが合成されるので、未付加状態の電子データが盗まれる機会が従来よりも減少し、電子データの機密保護を図ることができる。また、本実施形態によれば、機密書類である場合には、画像の印刷を行わないよう制御することができ、機密保護の観点から好ましい。
スキャナ、通信インターフェースやFAXインターフェース等、複写機、プリンタ、複合機に実装された他の入力手段からの入力においても、本発明を適用することができる。
本発明の画像形成装置を利用したシステム構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の概要を示すブロック図である。 図2に示す画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の概要を示すブロック図である。 図4に示す画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置の概要を示すブロック図である。 図6に示す画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100、112、115 画像形成装置
101 CPU
102 RAM
103 ネットワークI/F
104 モデム
105 ROM
106 HDD
107 ユーザーI/F
108 内部バス
109 画像読取装置
110 画像処理装置
111 画像出力装置
113 PC
114 WANまたはLAN
116 公衆回線網
117 FAX
200 入力手段
201 付加データ格納手段
202 合成手段
203 セレクター
204 処理手段
205 セレクター
206 出力手段
207 合成指示信号
208 処理指示信号
209 検出手段
210 合成データ格納手段
211 部分データ格納手段
212 分離手段
213 検出信号

Claims (21)

  1. 原稿を入力して画像を形成する入力手段と、上記画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、上記画像と付加データとを合成する合成手段と、上記画像に複数の画像処理を施す処理手段と、上記画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、
    入力された上記画像が機密データではないと上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成せずに、上記出力手段は上記画像データを出力し、
    入力された上記画像が機密データであると上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成し、上記処理手段は画像処理を行わずに、上記出力手段は合成画像を出力することを特徴とする画像形成装置。
  2. 原稿を入力して画像を形成する入力手段と、上記画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、上記画像と付加データとを合成する合成手段と、上記画像に複数の画像処理を施す処理手段と、上記画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、
    入力された上記画像が機密データではないと上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成せずに、上記出力手段は上記画像データを出力し、
    入力された上記画像が機密データであると上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成し、上記処理手段は上記付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに、上記出力手段は合成画像を出力することを特徴とする画像形成装置。
  3. 原稿を入力して画像を形成する入力手段と、上記画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、上記画像と付加データとを合成する合成手段と、上記画像に複数の画像処理を施す処理手段と、上記画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、
    入力された上記画像が機密データではないと上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成せずに、上記出力手段は上記画像データを出力し、
    入力された上記画像が機密データであると上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成し、上記処理手段は上記合成画像のうち、上記付加データが付加された画素には画像処理は行わずに、上記出力手段は合成画像を出力することを特徴とする画像形成装置。
  4. 原稿を入力して画像を形成する入力手段と、上記画像が機密データであるか否かの判定を行う判定手段と、上記画像と付加データとを合成する合成手段と、上記画像に複数の画像処理を施す処理手段と、上記画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置であって、
    入力された上記画像が機密データではないと上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成せずに、上記出力手段は上記画像データを出力し、
    入力された上記画像が機密データであると上記判定手段が判定した場合は、上記合成手段は上記画像と上記付加データを合成し、上記処理手段は上記合成画像のうち、上記付加データが付加された画素には上記付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに、上記出力手段はは合成画像を出力することを特徴とする画像形成装置。
  5. 原稿を入力して画像を形成する入力手段と、上記画像と付加データとを合成する合成手段と、上記画像が機密データか否かを判定する判定手段と、上記画像を出力する出力手段を備えた画像形成装置において、
    入力された上記画像に上記付加データを合成し、上記画像が機密データではないと判定された場合は上記合成後の画像から上記付加データを分離して画像データに戻して出力することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記画像が機密データであると判定された場合は上記画像を出力しないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像が機密データであると判定された場合は上記画像を所定のデータに置き換えて出力することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記付加データは、付加データ格納手段に予め格納され、前記画像との合成時に上記付加データ格納手段から取り出されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記付加データは、前記画像との合成時に付加データ生成手段によって新規に生成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記入力手段は、スキャナであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記入力手段は、通信インターフェースであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記入力手段は、FAXインターフェースであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 入力された画像が機密データであるか否かを判定し、
    入力された上記画像が機密データではないと判定された場合は上記画像に付加データを合成せずに出力し、
    入力された上記画像が機密データであると判定された場合は上記画像と上記付加データを合成し、画像処理を行わずに出力することを特徴とするプログラム。
  14. 入力された画像が機密データであるか否かを判定し、
    入力された上記画像が機密データではないと判定された場合は上記画像に付加データを合成せずに出力し、
    入力された前記画像が機密データであると判定された場合は上記画像と上記付加データを合成し、上記付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに出力することを特徴とするプログラム。
  15. 入力された画像が機密データであるか否かを判定し、
    入力された上記画像が機密データではないと判定された場合は上記画像に付加データを合成せずに出力し、
    入力された上記画像が機密データであると判定された場合は上記画像と上記付加データを合成し、上記合成後の画像のうち、上記付加データが付加された画素には画像処理は行わずに出力することを特徴とするプログラム。
  16. 入力された画像が機密データであるか否かを判定し、
    入力された上記画像が機密データではないと判定された場合は上記画像に付加データを合成せずに出力し、
    入力された上記画像が機密データであると判定された場合は上記画像と上記付加データを合成し、上記合成後の画像のうち、上記付加データが付加された画素には上記付加データの機能を損なうような画像処理は行わずに出力することを特徴とするプログラム。
  17. 入力された画像に付加データを合成し、上記画像が機密データであるか否かを判定し、上記画像が機密データではないと判定された場合は上記合成後の画像から上記付加データを分離して画像データに戻して出力することを特徴とするプログラム。
  18. 前記画像が機密データであると判定された場合は上記画像を出力しないことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記画像が機密データであると判定された場合は上記画像を所定のデータに置き換えて出力することを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  20. 前記付加データは、付加データ格納手段に予め格納され、前記画像との合成時に上記付加データ格納手段から取り出されることを特徴とする請求項13〜19のいずれかに記載のプログラム。
  21. 前記付加データは、前記画像との合成時に付加データ生成手段によって新規に生成されることを特徴とする請求項13〜19のいずれかに記載のプログラム。

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