JP2008124570A - 信号処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

信号処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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和憲 神尾
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Abstract

【課題】画像信号のビット精度を推定し、推定したビット精度に適した処理を画像信号に対して施せるようにする。
【解決手段】ビット精度推定部21は、入力信号のビット精度を推定する。多階調化処理部22は、ビット精度推定部21により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理し、表示制御部23は、推定されたビット精度で処理された入力信号を出力信号として出力して表示部3に表示する。本発明は、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、ビット精度に応じた適正な信号処理を実現できるようにした信号処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
画像を多階調化することにより画質を向上させて表示する技術が一般に普及しつつある。
例えば、8ビットの画像信号を入力させ、LPFで、低周波成分を抽出し、入力された画像信号から、低周波成分のみの画像信号を減算する。この結果、画像信号の高周波成分のみの画像信号が抽出される。この高周波成分の画像信号を、まるめて、低周波成分の画像に加算し、画像信号の範囲が、後段の処理で扱える範囲内の画像信号に納められることにより画質を向上させるものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−86388号公報
ところで、近年、テレビジョン受像機の表示画面が大型化される傾向にあり、これに伴って、画像信号は、高ビット精度化されて、高画質の画像信号に変換されることが多くなっている。しかしながら、当然にして、従来の画像信号も存在しており、従来の高ビット精度化されていないビット精度の画像信号と、高ビット精度化された画像信号とが混在した状態で伝播されることがあった。
このため、画像信号を受け取って、表示するような場合、ビット精度が認識できずに、ビット精度に最適な画像処理が施せないことがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、特に、画像信号のビット精度を推定し、推定したビット精度に適した処理を画像信号に対して施せるようにするものである。
本発明の一側面の信号処理装置は、入力信号のビット精度を推定する推定手段と、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理手段と、前記推定手段により推定されたビット精度で、前記処理手段により処理された入力信号を出力信号として出力する出力手段とを含む。
前記処理手段には、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を線形または非線形に平滑化して平滑化信号を生成する平滑化手段と、前記入力信号より前記平滑化信号を減算して差分信号を生成する減算手段と、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記差分信号の0近傍の値を0に処理し、処理信号として出力する信号処理手段と、前記処理信号を前記平滑化信号に加算することにより出力信号を生成する出力信号生成手段とを含ませるようにすることができる。
前記信号処理手段には、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、コアリング、またはレベル制御により、前記差分信号の0近傍の値を0に処理して出力させるようにすることができる。
前記推定手段には、前記入力信号における下位の所定数ビットを抽出してヒストグラムを生成するヒストグラム化抽出手段と、前記ヒストグラム化抽出手段により生成された前記入力信号の下位の所定数ビットのヒストグラムにおける最大値を算出する算出手段とを含ませるようにすることができ、前記算出手段により算出されたヒストグラムの最大値における下位のビット数よりビット精度を推定させるようにすることができる。
前記推定手段には、前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段と、前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段と、前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムよりピークとなる周期を算出するピーク算出手段とを含ませるようにすることができ、前記ピーク算出手段により算出された前記ヒストグラムのピークとなる周期に基づいて、前記ビット精度を推定させるようにすることができる。
前記推定手段には、前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段と、前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段と、前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムを高速フーリエ変換するフーリエ変換手段と、前記フーリエ変換手段により変換されたヒストグラムのピークとなる周期を算出するピーク算出手段とを含ませるようにすることができ、前記ピーク算出手段により算出された、前記フーリエ変換手段により高速フーリエ変換された前記ヒストグラムのピークとなる周期に基づいて、前記ビット精度を推定させるようにすることができる。
前記推定手段には、前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段と、前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段と、前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムに、複数の所定のビット精度に対応するフィルタ処理を施すフィルタ処理手段とを含ませるようにすることができ、前記フィルタ処理手段による処理結果のうち、最大となるフィルタ処理に対応するビット数により、前記ビット精度を推定させるようにすることができる。
本発明の一側面の信号処理方法は、入力信号のビット精度を推定する推定ステップと、前記推定ステップの処理により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理ステップと、前記推定ステップの処理により推定されたビット精度で、前記処理ステップの処理により処理された入力信号を出力信号として出力する出力ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、入力信号のビット精度を推定する推定ステップと、前記推定ステップの処理により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理ステップと、前記推定ステップの処理により推定されたビット精度で、前記処理ステップの処理により処理された入力信号を出力信号として出力する出力ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明のプログラム格納媒体には、請求項9に記載のプログラムが格納されている。
本発明の一側面の信号処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、入力信号のビット精度が推定され、推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号が処理され、推定されたビット精度で処理された入力信号が出力信号として出力される。
本発明の信号処理装置は、独立した装置であっても良いし、信号処理を行うブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、画像信号のビット精度を推定し、推定したビット精度に適した処理を画像信号に対して施すことが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載の発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が本明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、本明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、本明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現、追加される発明の存在を否定するものではない。
即ち、本発明の一側面の信号処理装置は、入力信号のビット精度を推定する推定手段(例えば、図1のビット精度推定部21)と、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理手段(例えば、図1の多階調化処理部22)と、前記推定手段により推定されたビット精度で、前記処理手段により処理された入力信号を出力信号として出力する出力手段(例えば、図1の表示制御部23)とを含む。
前記処理手段(例えば、図3の多階調化処理部22)には、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を線形または非線形に平滑化して平滑化信号を生成する平滑化手段(例えば、図3の非線形平滑化処理部61)と、前記入力信号より前記平滑化信号を減算して差分信号を生成する減算手段(例えば、図3の減算部62)と、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記差分信号の0近傍の値を0に処理し、処理信号として出力する信号処理手段(例えば、図3の信号処理部63)と、前記処理信号を前記平滑化信号に加算することにより出力信号を生成する出力信号生成手段(例えば、図3の加算部64)とを含ませるようにすることができる。
前記推定手段(例えば、図2のビット精度推定部21)には、前記入力信号における下位の所定数ビットを抽出してヒストグラムを生成するヒストグラム化抽出手段(例えば、図2の下位2LSBヒストグラム抽出部41)と、前記ヒストグラム化抽出手段により生成された前記入力信号の下位の所定数ビットのヒストグラムにおける最大値を算出する算出手段(例えば、図2の最大値算出部42)とを含ませるようにすることができ、前記算出手段により算出されたヒストグラムの最大値における下位のビット数よりビット精度を推定させるようにすることができる。
前記推定手段(例えば、図11のビット精度推定部21)には、前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段(例えば、図11の隣接画素差分抽出部81)と、前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段(例えば、図11の差分絶対値生成部82)と、前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段(例えば、図11のヒストグラム算出部83)と、前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムよりピークとなる周期を算出するピーク算出手段(例えば、図11のピーク周期算出部85)とを含ませるようにすることができ、前記ピーク算出手段により算出された前記ヒストグラムのピークとなる周期に基づいて、前記ビット精度を推定させるようにすることができる。
前記推定手段(例えば、図16のビット精度推定部21)には、前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段(例えば、図16の隣接画素差分抽出部101)と、前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段(例えば、図16の差分絶対値生成部102)と、前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段(例えば、図16のヒストグラム算出部103)と、前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムを高速フーリエ変換するフーリエ変換手段(例えば、図16のFFT処理部105)と、前記フーリエ変換手段により変換されたヒストグラムのピークとなる周期を算出するピーク算出手段(例えば、図16の2次ピーク周期算出部106)とを含ませるようにすることができ、前記ピーク算出手段により算出された、前記フーリエ変換手段により高速フーリエ変換された前記ヒストグラムのピークとなる周期に基づいて、前記ビット精度を推定させるようにすることができる。
前記推定手段(例えば、図20のビット精度推定部21)には、前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段(例えば、図20の隣接画素差分抽出部121)と、前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段(例えば、図20の差分絶対値生成部122)と、前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段(例えば、図20のヒストグラム算出部123)と、前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムに、複数の所定のビット精度に対応するフィルタ処理を施すフィルタ処理手段(例えば、図20の周期選択フィルタ部126)とを含ませるようにすることができ、前記フィルタ処理手段による処理結果のうち、最大となるフィルタ処理に対応するビット数により、前記ビット精度を推定させるようにすることができる。
本発明の一側面の信号処理方法およびプログラムは、入力信号のビット精度を推定する推定ステップ(例えば、図6のステップS3)と、前記推定ステップの処理により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理ステップ(例えば、図6のステップS4)と、前記推定ステップの処理により推定されたビット精度で、前記処理ステップの処理により処理された入力信号を出力信号として出力する出力ステップ(例えば、図6のステップS5)とを含む。
図1は、本発明を適用した画像処理システムである。
画像再生装置1は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)などのデータ記録媒体13に記録された画像データを読み出し、画像信号として信号処理装置3に供給する。
信号処理装置3は、画像再生装置1より供給される画像信号のビット精度を推定し、推定したビット精度に最適な多階調化処理を施し、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部4に表示させる。
画像再生装置1は、ドライブ11および伸張部12から構成されており、ドライブ11を制御して、装着されたデータ記録媒体13に記録されている所定の形式で圧縮された画像データを読み出させ、伸張部12に出力させる。伸張部12は、ドライブ11より供給されてきた所定の形式で圧縮されている画像データを伸張し、所定のビット精度の画像信号Y1としてHDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブルなどに代表されるケーブル2を介して信号処理装置3に供給する。
信号処理装置3のビット精度推定部21は、所定のビット精度の画像信号Y1よりそのビット精度を推定し、推定結果であるビット精度Qを多階調化処理部22に供給する。多階調化処理部22は、ビット精度推定部21より供給されてくる推定されたビット精度Qに基づいて、画像信号Y1を多階調化して画像信号Y2として表示制御部23に出力する。表示制御部23は、多階調化された画像信号Y2を表示部4に表示させる。
次に、図2を参照して、ビット精度推定部21の構成について説明する。
下位2LSB(Less Significant Bit)ヒストグラム抽出部41は、画像再生装置1よりケーブル2を介して供給されてくる画像信号Y1の下位2ビット(下位2LSB)の情報を読み出して、ヒストグラム化して最大値算出部42に供給する。尚、以降においては、データ記録媒体13には、ビット精度が8ビットまたは10ビットのデータが圧縮して記録されているものとし、ビット精度推定部21は、画像信号Y1が8ビットであるか、または、10ビットのいずれかであれるかを算出するものであり、下位2LSBヒストグラム抽出部41が下位2位の画像信号Y1のみを抽出してヒストグラム化するのは、画像信号Y1のビット精度の差となる2ビット分の下位の画像信号を確認するためである。従って、他のビット精度の画像信号Y1を用いる場合、または、その可能性がある場合、最大ビット精度と最小ビット精度の差となるビット数分の画像信号の下位の信号をヒストグラム化する必要がある。
最大値算出部42は、下位2LSBヒストグラム抽出部41より供給されてきたヒストグラムのうち、最大値となるLSBを算出して、これをビット精度として出力する。
次に、図3を参照して、多階調化処理装置22について説明する。
非線形平滑化処理部61は、入力される画像信号である入力信号Y1を非線形に平滑化し、平滑化信号S1として減算部62および加算部64に供給する。
減算部62は、入力信号Y1より平滑化信号S1を減算し、差分信号T1として信号処理部63に供給する。
信号処理部63は、差分信号T1をコアリング、または、レベル制御するなどして処理し、処理信号T1'として加算部64に供給する。より詳細には、信号処理部63は、コアリングにより、例えば、図4で示されるように、差分信号T1が0近傍付近の所定の閾値Th2乃至Th1の範囲であるとき、処理信号T1'に変換して出力し、それ以外の範囲のとき、差分信号T1をそのまま処理信号T1'として出力する。また、信号処理部63は、レベル制御により、例えば、図5で示されるように、差分信号T1が0近傍付近の所定の閾値Th4乃至Th3の範囲であるとき、曲線で示されるように、処理信号T1'に変換して出力し、それ以外の範囲のとき、差分信号T1をそのまま処理信号T1'として出力する。
加算部64は、処理信号T1'と平滑化信号S1とを加算して、入力画像信号である信号Y1を多階調化した出力信号Y2を生成して出力する。
次に、図6フローチャートを参照して、図1の画像処理システムによる画像再生処理について説明する。
ステップS1において、画像再生装置1のドライブ11は、データ記録媒体13に記録されているデータを読み出し、伸張部12に供給する。
ステップS2において、伸張部12は、ドライブ11より供給されてきた、所定の形式で圧縮されているデータを伸張し、ケーブル2を介して信号処理装置3に供給する。
ステップS3において、信号処理装置3のビット精度推定部21は、ビット精度推定処理を実行し、供給されてきた伸張されているデータのビット精度Qを推定し、推定したビット精度Qを多階調化処理部22に供給する。
ここで、図7のフローチャートを参照して、図2のビット精度推定部21によるビット精度推定処理について説明する。
ステップS21において、下位2LSBヒストグラム抽出部41は、画像再生装置1よりケーブル2を介して供給されてくる画像信号Y1の下位2ビット(下位2LSB)の情報を読み出して、例えば、図8で示されるようにヒストグラム化して最大値算出部42に供給する。
ステップS22において、最大値算出部42は、下位2LSBヒストグラム抽出部41より供給されてきたヒストグラムに基づいて、最大値となる分布に基づいて、ビット精度Qを推定して多階調化処理部22に出力する。より具体的には、最大値算出部42は、下位2LSBヒストグラム抽出部41より供給されてきたヒストグラムのうち、0の頻度が最も高く、その他の全ての頻度に対して所定の閾値以上の差がある場合、ビット精度Qを8ビットと推定して出力し、それ以外の頻度がほぼ均等に分散しているような場合、ビット精度Qを10ビットと推定して出力する。
例えば、ヒストグラムが、図8で示されるようなものである場合、ヒストグラムとして0(=00:2進表示)のみに分布が集中し、その他の1(01:2進表示)乃至3(11:2進表示)については、分布していないことが示されているので、下位2LSBは、常に0であることになり、結果として、10ビットの信号として供給されてきているが、8ビットのみが使用されていることから、ビット精度Qは8ビットに推定されることになる。
一方、例えば、ヒストグラムが図9で示されるようなものである場合、ヒストグラムとして0(=00:2進表示)に分布がある程度集中しているが、その他の1(01:2進表示)乃至3(11:2進表示)についても、分布していることが示されている。この場合も、下位2LSBは、0であることが多いことになるので、10ビットの信号として供給されてきているが、8ビットが主に使用されているものとみなし、ビット精度Qは8ビットに推定されることになる。
尚、図9で示されるヒストグラムは、8ビットの画像信号Y1が10ビットの画像信号Y1として変換された後、ノイズ除去処理などの画像処理がなされた信号に見られる分布であるが、ノイズ除去処理などの画像処理がなされても、図9で示されるように、多くの画素に対して量子化された状態の信号が残されるため、分布にも傾向が残されることになり、ビット精度Qを推定することが可能である。
また、例えば、ヒストグラムのいずれの頻度も平均的に分散しているような場合、10ビットが全て使用されているものとみなすことができるので、最大値算出部42は、ビット精度Qを10ビットとして推定する。
以上の処理により供給されてきた画像信号のビット精度を求めることが可能となる。
尚、例えば、ビット精度Qが9ビットであるか否かを推定する場合、最下位LSBのみを抽出してヒストグラムを求め、上記と同様に、0と1との頻度の差を求め、所定の閾値以上の差があるとき、ビット精度Qを9ビットであるものと推定し、それ以外の場合、ビット精度Qを10ビットであるものと推定する。さらに、それ以上のビット精度についても、ヒストグラムと、その頻度に基づいて同様に求めることが可能である。
ここで、図6のフローチャートの説明に戻る。
ステップS3において、ビット精度が推定されると、ステップS4において、多階調化処理部22は、ビット精度推定部21により推定されたビット精度Qに基づいて多階調化処理を実行し、画像信号Y1を多階調化して画像信号Y2を表示制御部23に供給する。
ここで、図10のフローチャートを参照して、多階調化処理について説明する。
ステップS41において、非線形平滑化処理部61は、ラスタスキャン順に注目画素を設定する。尚、注目画素の設定順序は、ラスタスキャン順以外の順序であってもよい。
ステップS42において、非線形平滑化処理部61は、ビット精度推定部21より供給されてくるビット精度Qに基づいて、非線形平滑化処理を実行し、入力信号Y1を平滑化することにより平滑化信号S1に変換し、減算部62および加算部64に供給する。すなわち、ビット精度Qが大きいほど、階調数が多いので、非線形平滑化処理部61は、注目画素に対して狭い範囲の画素値を用いて平滑化処理を行い、ビット精度Qが小さいほど、階調数が少ないので、注目画素に対して広い範囲の画素値を用いて平滑化処理を行なう。
ステップS43において、減算部62は、入力信号Y1より平滑化信号S1を減算し、差分信号T1を生成して、信号処理部63に供給する。すなわち、全帯域を含む入力信号Y1より低域の平滑化信号S1が減算されるので、入力信号Y1の高域成分が差分信号T1として出力されることになる。
ステップS44において、信号処理部63は、ビット精度推定部21より供給されてくるビット精度Qに基づいて、差分信号T1に対してコアリング、または、レベル制御処理を施し、処理結果である処理信号T1'を加算部64に供給する。すなわち、小振幅であるほど量子化誤差が含まれることになるので、この処理により、高域成分の量子化誤差が減少されることになる。また、ビット精度Qが高い場合、階調数が多いので、信号処理部63は、例えば、図1における閾値Th2乃至Th1または閾値Th4乃至Th3の幅を広く取って、差分信号T1に対してコアリング、または、レベル制御処理を施し、処理結果である処理信号T1'を加算部64に供給する。さらに、ビット精度Qが低い場合、階調数が少ないので、信号処理部63は、例えば、図1における閾値Th2乃至Th1または閾値Th4乃至Th3の幅を狭く取って、差分信号T1に対してコアリング、または、レベル制御処理を施し、処理結果である処理信号T1'を加算部64に供給する。
ステップS45において、加算部64は、平滑化信号S1および処理信号T1'を加算して、出力信号Y2を生成して、順次表示制御部23に出力する。
ステップS46において、非線形平滑化処理部61は、全ての画素を注目画素として処理したか、すなわち、未処理の画素が存在するか否かを判定し、例えば、全ての画素を注目画素として処理していない、すなわち、未処理画素が存在すると判定した場合、その処理は、ステップS41に戻る。そして、ステップS46において、全ての画素が注目画素として処理された、すなわち、未処理画素が存在しないと判定された場合、多階調化処理は、終了する。
ここで、図6のフローチャートの説明に戻る。
ステップS4の多階調化処理が終了すると、ステップS5において、表示制御部23は、多階調化処理された画像信号Y2を表示部4で表示できる信号に変換し、表示部4に表示させる。
以上の処理により、入力信号Y1を、ビット精度Qに基づいて、正確に多階調化処理させて、画像信号Y2として出力することが可能になる。
ところで、以上においては、量子化された画像信号Y1が残されていれば、ノイズ除去処理などが施されていても、画像信号におけるヒストグラムによりビット精度を推定することが可能であった。しかしながら、画像信号Y1が一律にゲイン増幅されるなどした場合、量子化された画像信号Y1の画素間の相関関係が崩れてしまうため、必ずしもビット精度Qを正確に求めることができない恐れがある。
そこで、例えば、ビット精度が10ビットの画像信号に対応したケーブル2を介してビット精度が8ビットの画像信号が伝送されてきた場合、隣接画素間での画素値の差分値は、後述する図13で示されるように、必ず4の倍数となるので、この特徴を用いてビット精度Qを求めるようにしても良い。尚、図13においては、隣接画素間差分絶対値の分布例を示しており、横軸は隣接画素間差分値であり、縦軸は、その頻度を示している。
図11は、この隣接画素間の画素値の差分値のヒストグラムを用いてビット精度を推定するようにしたビット精度推定部21の構成を示している。
隣接画素間差分抽出部81は、画像信号Y1における各画素の上下左右方向のいずれか、若しくは、その全て、または、それらのいずれかの組み合わせについて隣接する画素間の隣接画素間差分値を計算し、計算した隣接画素間差分値を差分絶対値生成部82に供給する。
差分絶対値生成部82は、隣接画素間差分抽出部81より供給されてくる隣接画素間差分値を絶対値化しヒストグラム算出部83に供給する。
ヒストグラム算出部83は、差分絶対値生成部82より供給されてくる隣接画素間差分絶対値に基づいて、ヒストグラムを算出し、選択部84に供給する。
選択部84は、ヒストグラム算出部83より供給されてきたヒストグラムより所定の差分絶対値の範囲におけるヒストグラムを選択的に抽出してピーク周期算出部85に供給する。
ピーク周期算出部85は、選択部84より供給されてくるヒストグラムに基づいてピークを抽出すると供に、その周期を求め、求められた周期からビット精度Qを推定して多階調化処理部22に供給する。
次に、図12のフローチャートを参照して、図11のビット精度推定部21によるビット精度推定処理について説明する。
ステップS61において、隣接画素差分抽出部81は、供給されてくる画像信号Y1における注目画素の画素値と、隣接する画素の画素値との隣接画素差分を求めて差分絶対値生成部82に供給する。
ステップS62において、差分絶対値生成部82は、隣接画素差分抽出部81より供給されてきた隣接画素差分を絶対値化して、隣接差分絶対値をヒストグラム算出部83に供給する。
ステップS63において、ヒストグラム算出部83は、差分絶対値生成部82より供給されてきた隣接差分絶対値よりヒストグラムを算出し、選択部84に供給する。
ステップS64において、選択部84は、ヒストグラム算出部83より供給されてくるヒストグラムより上位となる所定数ビット分のヒストグラムを選択的に抽出し、ピーク周期算出部85に供給する。
ステップS65において、ピーク周期算出部85は、選択部84より供給されてくるヒストグラムに基づいて、ピーク周期を算出し、算出結果によりビット精度を推定し、推定したビット精度を多階調化処理部22に供給する。
例えば、ノイズ除去処理などの画像処理がなされていない場合、ビット精度が8ビットの信号が伝送されてくると、図13を参照して上述したように、4の倍数となる信号のみが頻度を持つことになるため、ピークの周期についても基準となる10ビットに対して下位2ビットが使用されていないことが認識できることになる。そこで、ピーク周期算出部85は、ピーク周期を4の倍数として算出することにより、画像信号Y1のビット精度を8ビットと推定し、推定したビット精度を8ビットとして多階調化処理部22に供給する。
また、例えば、ノイズ除去処理などの画像処理がなされている場合、ビット精度が8ビットの信号が伝送されてくると、図14で示されるように、本来存在しない画素値の信号が現れるが、オリジナルの画素値となる信号の多くは、残されることになるので、4の倍数となる信号が他の信号よりも高い頻度を持つことになるため、4の倍数となるピーク周期が基準となるので、やはり、10ビットに対して下位2ビットが使用されていないことが認識できることになる。そこで、ピーク周期算出部85は、同様に、ピーク周期を4の倍数(概ね4前後であれば同様に扱う)として算出し、画像信号Y1のビット精度を8ビットと推定し、推定したビット精度を8ビットとして多階調化処理部22に供給する。
さらに、例えば、ノイズ除去処理などの後、一律にゲインが付加されるような画像処理がなされている場合、ビット精度が8ビットの信号が伝送されてくると、図15で示されるように、本来存在しない画素値の信号が現れ、さらに、周期が若干ずれるような現象が生じるが、オリジナルの画素値となる信号を基準とするピークを認識することができ、4の倍数となる信号が他の信号よりも高い頻度を持ち、4の倍数となるピーク周期が基準となる(概ね4前後であれば同様に扱う)ので、やはり、10ビットに対して下位2ビットが使用されていないことが認識できることになる。そこで、ピーク周期算出部85は、同様に、ピーク周期を4の倍数として算出し、画像信号Y1のビット精度を8ビットと推定し、推定したビット精度を8ビットとして多階調化処理部22に供給する。
尚、図13乃至図15において、上述したように10ビットのケーブル2を使用していた場合、同様の手法によりピークの周期が2の倍数であればビット精度は9ビットと推定されることになる。
以上の処理によれば、画像信号における隣接画素間の画素値の差分絶対値による下位の所定数のビットのデータの頻度に基づいたヒストグラムにより、画像信号のビット精度を推定することが可能となり、ビット精度に最適な画像処理を施すことが可能となる。結果として、入力信号Y1を、ビット精度Qに基づいて、正確に多階調化処理させて、画像信号Y2として出力することが可能になる。
ところで、上述においては、画像信号における隣接画素間の画素値の差分絶対値のヒストグラムに基づいてピークとなる周期を求める例について説明してきたが、ピークの周期が求められればよいものであるので、その他の方法でピークを求めるようにしてもよく、例えば、ヒストグラムにFFT(Fast Fourier Transform)処理を施すことによりピークの周期を求めるようにしてもよい。
図16は、画像信号における隣接画素間の画素値の差分絶対値のヒストグラムにFFT処理を施すことにより、ピークの周期を求めるようにしたビット精度推定部21の構成例を示している。尚、図16における隣接画素間差分抽出部101、差分絶対値生成部102、ヒストグラム算出部103、および選択部104は、それぞれ図11における隣接画素間差分抽出部81、差分絶対値生成部82、ヒストグラム算出部83、および選択部84と同様であるので、その説明は省略するものとする。
FFT処理部105は、選択部104より供給されてくる所定ビットのヒストグラムにFFT処理を施し2次ピーク算出部106に供給する。
2次ピーク算出部106は、FFT処理部105より供給されてくるヒストグラムのFFT処理結果に基づいてピークとなる周期を抽出すると供に、その周期からビット精度Qを推定して多階調化処理部22に供給する。
次に、図17のフローチャートを参照して、図16のビット精度推定部21によるビット精度推定処理について説明する。尚、図17のフローチャートにおけるステップS81乃至S84の処理については、図12のフローチャートを参照して説明したステップS61乃至S64の処理と実質的に同様であるので、その説明は省略する。
ステップS85において、FFT処理部105は、選択部104より供給されてくるヒストグラムのうち、連続する所定数のデータ(例えば、連続する16個など)にFFT処理を施して2次ピーク算出部106に供給する。
ステップS86において、2次ピーク算出部106は、FFT処理部105より供給されてくるヒストグラムのFFT処理結果に基づいて、2次ピーク周期を算出し、算出結果によりビット精度を推定し、推定したビット精度を多階調化処理部22に供給する。
例えば、上述した図14で示されるようなノイズ除去処理などの画像処理がなされているヒストグラムがFFT処理されるような場合、ビット精度が8ビットの信号が伝送されてくると、図18で示されるように、4個ごとにピークが検出されることになるので、ピークの周期についても基準となるケーブル2で伝送可能な10ビットに対して下位2ビットが使用されていないことが認識できることになる。そこで、2次ピーク算出部106は、ピーク周期を4の倍数として算出することにより、画像信号Y1のビット精度を8ビットと推定し、推定したビット精度を8ビットとして多階調化処理部22に供給する。
さらに、例えば、図15で示されるように、ノイズ除去処理などの後、一律にゲインが付加されるような画像処理がなされている画像のヒストグラムがFFT処理された場合、ビット精度が8ビットの信号が伝送されてくると、図19で示されるように、本来存在しない画素値の信号が現れ、さらに、周期が若干ずれるような現象が生じるが、オリジナルの画素値となる信号を基準とするピークを認識することができ、4の倍数となる信号が他の信号よりも高い頻度を持ち、4の倍数となるピーク周期が基準となる(概ね4前後であれば同様に扱う)ので、やはり、10ビットに対して下位2ビットが使用されていないことが認識できることになる。そこで、ピーク周期算出部106は、同様に、ピーク周期を4の倍数として算出し、画像信号Y1のビット精度を8ビットと推定し、推定したビット精度を8ビットとして多階調化処理部22に供給する。
尚、上述したように10ビットのケーブル2を用いた場合、ヒストグラムのFFT処理結果が、ピーク周期が2の倍数となるとき、画像信号Y1のビット精度は9ビットと推定され、さらに、なだらかに減衰するのみで、ピークを持たない場合、10ビットであると推定される。また、選択部104により選択されるデータの個数は、必ずしも16個である必要はなく、さらに多くの個数の連続するデータを選択するようにすることで、より高い精度でビット精度を推定することが可能となる。
以上の処理によれば、画像信号の下位の所定数のビットのデータの頻度からなるヒストグラムをFFT処理することにより、画像信号のビット精度をより高い精度で推定することが可能となり、ビット精度に最適な画像処理を施すことが可能となる。結果として、入力信号Y1を、ビット精度Qに基づいて、正確に多階調化処理させて、画像信号Y2として出力することが可能になる。
ところで、以上においては、画像信号の下位の所定数のビットのデータの頻度からなるヒストグラムにFFT処理を施す例について説明してきたが、FFT処理よりも簡易な方法でピークとなる周期を求めるようにしても良く、例えば、各ビット精度の単位でヒストグラムにフィルタ処理を施すことで、フィルタ処理結果の比較によりビット精度を推定するようにしてもよい。
図20は、簡易的なフィルタを用いてピークの周期を求めるようにしたビット精度推定部21の構成例を示している。尚、図20における隣接画素間差分抽出部121、差分絶対値生成部122、ヒストグラム算出部123、および選択部124,125は、それぞれ図11における隣接画素間差分抽出部81、差分絶対値生成部82、ヒストグラム算出部83、および選択部84と同様であるので、その説明は省略するものとする。ただし、選択部124,125については、データを選択する範囲が異なり、選択部124は、例えば、ヒストグラムの連続する16のデータを選択するのに対して、選択部125は、例えば、ヒストグラムの連続する12のデータを選択する。
周期選択フィルタ部126は、例えば、後述する図21で示されるようなものであり、選択部124,125より供給されてくる所定数のヒストグラムのデータにビット精度毎のフィルタ処理を施し、フィルタ処理結果を2次ピーク算出部127に供給する。
2次ピーク算出部127は、例えば、後述する図21で示されるようなものであり、周期選択フィルタ部126より供給されてくるヒストグラムのフィルタ処理結果を比較し、フィルタ処理結果の比較結果に基づいて、ピークとなる周期を決定すると供に、その周期からビット精度Qを推定して多階調化処理部22に供給する。
次に、図21を参照して、周期選択フィルタ部126の構成例について説明する。
8ビット用フィルタ部141は、選択部124より供給されてくる16個の連続するヒストグラムのデータに対して、ビット精度が8ビットであった場合、最大値をとるフィルタ処理を施して、2次ピーク算出部127の比較部161に供給する。8ビット用フィルタ部141でフィルタ処理に用いられるフィルタは、例えば、図22の最上段のFIL8で示されるようなフィルタである。図22においては、先頭から(1,1,1,1,-1,-1,-1,-1,1,1,1,1,-1,-1,-1,-1)で構成されている。
4ビット用フィルタ部142,143は、選択部124より供給されてくる16個の連続するヒストグラムのデータに対して、ビット精度が4ビットであった場合、最大値をとるフィルタ処理を施して、それぞれ最大値抽出部145に供給する。最大値抽出部145は、4ビット用フィルタ部142,143より供給されてきたフィルタ処理結果の大小を比較し、最大値となるフィルタ処理結果をビット精度が4ビットとなるときのフィルタ処理結果として2次ピーク算出部127の比較部161に供給する。4ビット用フィルタ部142,143でフィルタ処理に用いられるフィルタは、例えば、図22の上から2,3段目のFIL4-1,4-2で示されるようなフィルタである。図22においては、FIL4-1が先頭から(1,1,-1,-1,1,1,-1,-1,1,1,-1,-1,1,1,-1,-1)で構成され、FIL4-2が先頭から(1,-1,-1,1,1,-1,-1,1,1,-1,-1,1,1,-1,-1,1)で構成されている。FIL4-1,4-2は、ビット精度を計算するフィルタ処理において、ヒストグラムにおける位相のずれを考慮したものであって、実質的に同様の処理を行うフィルタである。
2ビット用フィルタ部144は、選択部124より供給されてくる16個の連続するヒストグラムのデータに対して、ビット精度が2ビットであった場合、最大値をとるフィルタ処理を施して、2次ピーク算出部127の比較部161に供給する。2ビット用フィルタ部141でフィルタ処理に用いられるフィルタは、例えば、図22の最下段のFIL2で示されるようなフィルタである。図22においては、先頭から(1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1,1,-1)で構成されている。
6ビット用フィルタ部146は、選択部125より供給されてくる12個の連続するヒストグラムのデータに対して、ビット精度が6ビットであった場合、最大値をとるフィルタ処理を施して、2次ピーク算出部127の比較部162に供給する。6ビット用フィルタ部146でフィルタ処理に用いられるフィルタは、例えば、図23の最上段のFIL6で示されるようなフィルタである。図23においては、先頭から(1,1,1,-1,-1,-1,1,1,1,-1,-1,-1)で構成されている。
3ビット用フィルタ部147,148は、選択部125より供給されてくる12個の連続するヒストグラムのデータに対して、ビット精度が3ビットであった場合、最大値をとるフィルタ処理を施して、それぞれ最大値抽出部149に供給する。最大値抽出部149は、3ビット用フィルタ部147,148より供給されてきたフィルタ処理結果の大小を比較し、最大値となるフィルタ処理結果をビット精度が3ビットとなるときのフィルタ処理結果として2次ピーク算出部127の比較部162に供給する。3ビット用フィルタ部147,148でフィルタ処理に用いられるフィルタは、例えば、図23の上から2,3段目のFIL3-1,3-2で示されるようなフィルタである。図23においては、FIL3-1が先頭から(1,-1,0,1,-1,0,1,-1,0,1,-1,0)で構成され、FIL3-2が先頭から(1,0,-1,1,0,-1,1,0,-1,1,0,-1)で構成されている。FIL3-1,3-2は、ビット精度を計算するフィルタ処理において、ヒストグラムにおける位相のずれを考慮したものであって、実質的に同様の処理を行うフィルタである。
比較部161は、8ビット用フィルタ141、最大値抽出部145、および2ビット用フィルタ144よりそれぞれ供給されてくるフィルタ処理結果を比較し、比較結果を判定部163に供給する。
比較部162は、6ビット用フィルタ146、および最大値抽出部149よりそれぞれ供給されてくるフィルタ処理結果を比較し、比較結果を判定部163に供給する。
判定部163は、比較部161,162より供給されてくるフィルタ処理結果の比較結果を取得し、最大となる比較結果に基づいてビット精度を推定し、推定結果となるビット精度Qを多階調化処理部22に供給する。
次に、図24のフローチャートを参照して、図20のビット精度推定部21によるビット精度推定処理について説明する。尚、図24のフローチャートにおけるステップS101乃至S104の処理については、図12のフローチャートを参照して説明したステップS61乃至S64の処理と実質的に同様であるので、その説明は省略する。
ステップS105において、8ビット用フィルタ部141は、選択部124より供給されてくるヒストグラムのうち、連続する16個のデータにビット精度が8ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理を施して2次ピーク算出部127の比較部161に供給する。
ステップS106において、4ビット用フィルタ部142,143は、それぞれ選択部124より供給されてくるヒストグラムのうち、連続する16個のデータにビット精度が4ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理を施して最大値抽出部145に供給する。最大値抽出部145は、4ビット用フィルタ部142,143より供給されてくるフィルタ処理結果のうち、最大値となるフィルタ処理結果を抽出して、ビット精度が4ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理結果として2次ピーク算出部127の比較部161に供給する。
ステップS107において、2ビット用フィルタ部144は、選択部124より供給されてくるヒストグラムのうち、連続する16個のデータにビット精度が2ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理を施して2次ピーク算出部127の比較部161に供給する。
ステップS108において、比較部161は、ビット精度が2,4,8ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理結果を比較し、最大値となるフィルタ処理結果をビット精度の候補として選択し、ビット精度の候補と共に、フィルタ処理結果を判定部163に供給する。
ステップS109において、6ビット用フィルタ部146は、選択部125より供給されてくるヒストグラムのうち、連続する12個のデータにビット精度が6ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理を施して2次ピーク算出部127の比較部162に供給する。
ステップS110において、3ビット用フィルタ部147,148は、それぞれ選択部125より供給されてくるヒストグラムのうち、連続する12個のデータにビット精度が3ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理を施して最大値抽出部149に供給する。最大値抽出部149は、3ビット用フィルタ部147,148より供給されてくるフィルタ処理結果のうち、最大値となるフィルタ処理結果を抽出して、ビット精度が3ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理結果として2次ピーク算出部127の比較部162に供給する。
ステップS111において、比較部162は、ビット精度が3,6ビットとなるとき最大値を取るフィルタ処理結果を比較し、最大値となるフィルタ処理結果をビット精度の候補として選択し、ビット精度の候補と共に、フィルタ処理結果を判定部163に供給する。
ステップS112において、判定部163は、比較部161,162よりそれぞれ供給されてくるビット精度の候補ビット数の情報と、それぞれの候補ビット精度に対応するフィルタ処理結果を比較し、大きなフィルタ処理結果をとるビット精度を、画像信号Y1のビット精度の推定結果とし、多階調化処理部22に供給する。
以上の処理により、ビット精度毎に最大値をとるフィルタ処理をヒストグラムに施すことにより、そのフィルタ処理結果のうち最大となるフィルタ処理結果に基づいて画像信号のビット精度を推定することが可能となる。
尚、以上においては、ビット精度が2,3,4,6,8ビットであるときにそれぞれ最大値をとるフィル処理を施し、それらのフィルタ処理結果を比較する例について説明してきたが、さらに、多くのビット精度であるときに最大値となるフィルタ処理を行い、それらを含めた比較結果により、ビット精度を推定するようにしても良く、例えば、ビット精度が5,10ビットであるときにそれぞれ最大値をとるフィルタ処理を施し、それらのフィルタ処理結果を含めてフィルタ処理結果を比較した上でビット精度を推定するようにしてもよい。
また、以上においては、画像処理として多階調化処理を行う例について説明してきたが、ビット精度に適合した画像処理であればよいので、多階調化処理以外の画像処理であっても同様の効果を奏するものである。
以上によれば、画像信号のビット精度を推定し、推定したビット精度に適した処理を画像信号に対して施すことが可能となる。
ところで、上述した一連の画像処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
図25は、汎用のパーソナルコンピュータの構成例を示している。このパーソナルコンピュータは、CPU(Central Processing Unit)1001を内蔵している。CPU1001にはバス1004を介して、入出力インタフェース1005が接続されている。バス1004には、ROM(Read Only Memory)1002およびRAM(Random Access Memory)1003が接続されている。
入出力インタフェース1005には、ユーザが操作コマンドを入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスよりなる入力部1006、処理操作画面や処理結果の画像を表示デバイスに出力する出力部1007、プログラムや各種データを格納するハードディスクドライブなどよりなる記憶部1008、LAN(Local Area Network)アダプタなどよりなり、インターネットに代表されるネットワークを介した通信処理を実行する通信部1009が接続されている。また、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)、もしくは半導体メモリなどのリムーバブルメディア1011に対してデータを読み書きするドライブ1010が接続されている。
CPU1001は、ROM1002に記憶されているプログラム、または磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリ等のリムーバブルメディア1011から読み出されて記憶部1008にインストールされ、記憶部1008からRAM1003にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM1003にはまた、CPU1001が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
本発明を適用した画像処理システムの構成例を示すブロック図である。 図1のビット精度推定部の構成例を示すブロック図である。 図1の多階調化処理部の構成例を示すブロック図である。 図3の信号処理部におけるコアリングを説明する図である。 図3の信号処理部におけるレベル制御を説明する図である。 図1の画像処理システムによる画像再生処理を説明するフローチャートである。 図2のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明するフローチャートである。 図6のビット精度推定処理を説明する図である。 図6のビット精度推定処理を説明する図である。 図6の多階調化処理を説明するフローチャートである。 図1のビット精度推定部のその他の構成例を示すブロック図である。 図11のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明するフローチャートである。 図11のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明する図である。 図11のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明する図である。 図11のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明する図である。 図1のビット精度推定部のさらにその他の構成例を示すブロック図である。 図16のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明するフローチャートである。 図16のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明する図である。 図16のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明する図である。 図1のビット精度推定部のさらにその他の構成例を示すブロック図である。 図20のビット精度推定部の周期選択フィルタ部および2次ピーク算出部の構成例を示すブロック図である。 図21の周期選択フィルタ部のフィルタの構成例を説明する図である。 図21の周期選択フィルタ部のフィルタの構成例を説明する図である。 図20のビット精度推定部によるビット精度推定処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を説明する図である。
符号の説明
21 ビット精度推定部, 22 多階調化処理部, 41 下位2LSBヒストグラム抽出部, 42 最大値算出部, 61 非線形平滑化処理部, 63 信号処理部, 81 隣接画素間差分抽出部, 82 差分絶対値生成部, 83 ヒストグラム算出部, 84 選択部, 85 ピーク周期算出部, 101 隣接画素間差分抽出部, 102 差分絶対値生成部, 103 ヒストグラム算出部, 104 選択部, 105 FFT処理部, 106 2次ピーク算出部, 121 隣接画素間差分抽出部, 122 差分絶対値生成部, 123 ヒストグラム算出部, 124,125 選択部, 126 周期選択フィルタ部, 127 2次ピーク算出部, 141 8ビット用フィルタ部, 142,143 4ビット用フィルタ部, 144 2ビット用フィルタ部, 145 最大値抽出部, 146 6ビット用フィルタ部, 147,148 3ビット用フィルタ部, 149 最大値抽出部, 161,162 比較部, 163 判定部

Claims (10)

  1. 入力信号のビット精度を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理手段と、
    前記推定手段により推定されたビット精度で、前記処理手段により処理された入力信号を出力信号として出力する出力手段と
    を含む信号処理装置。
  2. 前記処理手段は、
    前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を線形または非線形に平滑化して平滑化信号を生成する平滑化手段と、
    前記入力信号より前記平滑化信号を減算して差分信号を生成する減算手段と、
    前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、前記差分信号の0近傍の値を0に処理し、処理信号として出力する信号処理手段と、
    前記処理信号を前記平滑化信号に加算することにより出力信号を生成する出力信号生成手段とを含む
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記信号処理手段は、前記推定手段により推定されたビット精度に基づいて、コアリング、またはレベル制御により、前記差分信号の0近傍の値を0に処理して出力する
    請求項2の信号処理装置。
  4. 前記推定手段は、
    前記入力信号における下位の所定数ビットを抽出してヒストグラムを生成するヒストグラム化抽出手段と、
    前記ヒストグラム化抽出手段により生成された前記入力信号の下位の所定数ビットのヒストグラムにおける最大値を算出する算出手段とを含み、
    前記算出手段により算出されたヒストグラムの最大値における下位のビット数よりビット精度を推定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  5. 前記推定手段は、
    前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段と、
    前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段と、
    前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、
    前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムよりピークとなる周期を算出するピーク算出手段とを含み、
    前記ピーク算出手段により算出された前記ヒストグラムのピークとなる周期に基づいて、前記ビット精度を推定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  6. 前記推定手段は、
    前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段と、
    前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段と、
    前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、
    前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムを高速フーリエ変換するフーリエ変換手段と、
    前記フーリエ変換手段により変換されたヒストグラムのピークとなる周期を算出するピーク算出手段とを含み、
    前記ピーク算出手段により算出された、前記フーリエ変換手段により高速フーリエ変換された前記ヒストグラムのピークとなる周期に基づいて、前記ビット精度を推定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 前記推定手段は、
    前記入力信号が画像信号である場合、前記画像信号の隣接する画素間の差分値を抽出する差分値抽出手段と、
    前記差分値抽出手段により抽出された差分値より、差分絶対値を生成する差分絶対値生成手段と、
    前記差分絶対値生成手段により生成された差分絶対値よりヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、
    前記ヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラムに、複数の所定のビット精度に対応するフィルタ処理を施すフィルタ処理手段とを含み、
    前記フィルタ処理手段による処理結果のうち、最大となるフィルタ処理に対応するビット数により、前記ビット精度を推定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  8. 入力信号のビット精度を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップの処理により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理ステップと、
    前記推定ステップの処理により推定されたビット精度で、前記処理ステップの処理により処理された入力信号を出力信号として出力する出力ステップと
    を含む信号処理方法。
  9. 入力信号のビット精度を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップの処理により推定されたビット精度に基づいて、前記入力信号を処理する処理ステップと、
    前記推定ステップの処理により推定されたビット精度で、前記処理ステップの処理により処理された入力信号を出力信号として出力する出力ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
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