JP2008124061A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】抵抗層を有する半導体装置の製造方法において、抵抗層の実際の抵抗値と設計値とのズレを低減するとともに、各抵抗層の抵抗値の面内均一性の向上を目的とする。
【解決手段】半導体基板1の所定領域にゲート電極4とポリシリコン抵抗層5を形成する。次に、低濃度のソース層7及びドレイン層8を形成する。次に、半導体基板1上の全面に絶縁膜9(例えばシリコン窒化膜)を形成する。次に、絶縁膜9上のうちポリシリコン抵抗層5と重畳する領域に、選択的にマスク層10を形成する。次に、図4に示すようにマスク層10を用いて絶縁膜9をエッチバックする。マスク層10はエッチバックの際に障壁となる。そのため、下地の絶縁膜9が過度に研削されることは抑制され、その結果としてポリシリコン抵抗層5の表面が研削されることが抑制される。
【選択図】図4

Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に、抵抗層を有する半導体装置に関するものである。
従来より、LSI回路を構成する抵抗素子としてポリシリコン層から成る比較的抵抗値の高い素子(以下、ポリシリコン抵抗層と称する)が広く用いられている。また、一般的なLSI回路では、ポリシリコン抵抗層のような抵抗素子以外にもMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等のような能動素子が同一半導体基板上に形成されている。以下、ポリシリコン抵抗層及びMOSトランジスタを同一半導体基板上に備えた従来の半導体装置の製造工程の一例を図7乃至図9を参照して説明する。
図7に示すように、LOCOS(Local Oxidation Of Sillicon)法等によりP型の半導体基板100上に素子分離のためのフィールド絶縁膜101を形成する。また、熱酸化法等によりフィールド絶縁膜101で囲まれた領域の半導体基板100の表面にMOSトランジスタ用のゲート絶縁膜102を形成する。次に、半導体基板100上の全面にCVD法等でポリシリコン層を形成する。次に、抵抗素子(ポリシリコン抵抗層103)が所望の抵抗値になるように不純物をポリシリコン層にドーピングする。次に、当該ポリシリコン層をドライエッチング等によってパターニングすることでフィールド絶縁膜101上にポリシリコン抵抗層103を形成し、ゲート絶縁膜102上にゲート電極104を形成する。
次に、不図示のレジスト層及びゲート電極104をマスクとして、半導体基板100の表面にイオン注入し、N型の低濃度のソース層105及びドレイン層106を形成する。次に、図8に示すように、半導体基板100上の全面に絶縁膜107を例えばCVD法により形成する。
次に、絶縁膜107をエッチバックすることで、図9に示すようにポリシリコン抵抗層103及びゲート電極104の周囲を囲むサイドウォールスペーサ膜108を形成する。
次に、不図示のレジスト層及びサイドウォールスペーサ膜108をマスクの一部としてイオン注入し、低濃度のソース層105及びドレイン層106と重畳する領域に高濃度のソース層109及びドレイン層110を形成する。これにより、MOSトランジスタはいわゆるLDD(Lightly Doped Drain)構造となる。また、不図示のレジスト層をマスクとしてイオン注入し、ポリシリコン抵抗層103の表面にコンタクト抵抗を下げるための低抵抗領域111を形成する。
本発明に関連する技術は、例えば以下の特許文献に記載されている。
特開2004−221307号公報
しかしながら、上述した従来の製造方法では、サイドウォールスペーサ膜108を形成する際のエッチバックでポリシリコン抵抗層103の表面が同時に研削されてしまうことがあった。そして、その結果としてシート抵抗(sheet resistance)が増加するため、ポリシリコン抵抗層103の実際の抵抗値が、設計値よりも高くなってしまうという問題があった。
また、半導体装置の製造プロセスのばらつきに起因して、上記ポリシリコン抵抗層103の削れ量が、半導体ウェハの面上の全ての範囲で完全に均一になるとは限らない。例えば、半導体ウェハの中心付近のポリシリコン抵抗層103の削れ量が、他の部分での削れ量に比して大きい場合がある。そのため、ポリシリコン抵抗層103の抵抗値の面内均一性が十分でないという問題があった。
そこで、本発明は抵抗層の実際の抵抗値と設計値とのズレを低減するとともに、各抵抗層の抵抗値の面内均一性の向上を目的とする。
本発明の主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明の半導体装置の製造方法は、抵抗層とLDD構造のMOSトランジスタを同一半導体基板上に備えた半導体装置の製造方法であって、半導体基板の表面に第1の絶縁膜と、前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に抵抗層を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記MOSトランジスタの低濃度のソース層及びドレイン層を形成するための第1のイオン注入を行う工程と、前記抵抗層及び前記ゲート電極を被覆する第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上に前記抵抗層と重畳するマスク層を形成する工程と、前記マスク層を用いて前記第2の絶縁膜をエッチバックし、前記ゲート電極に隣接するサイドウォールスペーサ膜を形成する工程と、前記低濃度のソース層及びドレイン層と重畳する領域に高濃度のソース層及びドレイン層を形成するための第2のイオン注入を行う工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に抵抗層を形成する工程と、前記抵抗層を被覆する第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上に前記抵抗層と重畳するマスク層を形成する工程と、前記マスク層を用いて前記第2の絶縁膜をエッチバックする工程と、前記抵抗層の表面に至るコンタクトホールを形成する工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、前記マスク層を形成する工程において、前記マスク層は、前記コンタクトホールが形成される予定の領域を除く領域に形成され、前記第2の絶縁膜をエッチバックする際に、前記抵抗層の前記コンタクトホールが形成される予定の領域を露出させることを特徴とする。
本発明では、抵抗層を被覆する第2の絶縁膜を形成し、第2の絶縁膜上に前記抵抗層と重畳するマスク層を形成する。そして、その後当該マスク層を用いて第2の絶縁膜をエッチバックしている。かかる製造工程によれば、マスク層は第2の絶縁膜のエッチバックの際に障壁となるため、下地の第2の絶縁膜、さらには抵抗層の表面が研削されることを抑制できる。その結果として、抵抗層の実際の抵抗値と設計値とのズレを低減するとともに、各抵抗層の抵抗値の面内均一性を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1乃至図6はそれぞれ製造工程順に示した断面図であり、図4は図3の平面図の概略である。以下の実施形態では、一例としてポリシリコン層から成る抵抗層とNチャネル型のMOSトランジスタとが形成された半導体装置を示してある。なお、以下の工程では抵抗層及びMOSトランジスタを同一半導体基板上に備えた半導体装置の製造工程について説明するが、バイポーラトランジスタ等の能動素子を同一半導体基板上に形成することも当然可能である。
まず図1に示すように、例えばP型の半導体基板1の表面に選択酸化法(Selective Oxidation Method)によってフィールド絶縁膜2を形成し、MOSトランジスタ形成予定領域を素子分離する。本実施形態ではいわゆるLOCOS法によりフィールド絶縁膜2を形成している。フィールド絶縁膜2の膜厚は目標耐圧によっても異なるが、例えば300nm〜1000nm程度である。
次に、フィールド絶縁膜2で囲まれた領域の半導体基板1の表面にMOSトランジスタのゲート絶縁膜3を例えば熱酸化法により形成する。ゲート絶縁膜3の膜厚は、例えば10〜100nm程度である。
次に、半導体基板1上の全面に導電材料として、不純物を含有しないいわゆるノンドープのポリシリコン層(不図示)を例えばCVD法により形成する。その膜厚は、例えば150nm程度である。その後、当該ポリシリコン層の後にポリシリコン抵抗層5となる領域に不純物イオン(例えばリンイオンやヒ素イオン)を注入し、ポリシリコン抵抗層5が所望のシート抵抗(例えば、5KΩ/sq)になるようにする。当該イオン注入は、例えばリンイオンを加速電圧70KeV,注入量5×1014/cmの条件で行う。なお、当該イオン注入はポリシリコン層をゲート電極4及びポリシリコン抵抗層5にパターニングした後に行うこともできる。なお、必要に応じてポリシリコン層の後にゲート電極4となる領域にドープ処理あるいはイオン注入を行い、ゲート電極4の抵抗値を調節してもよい。
次に、不図示のレジスト膜をマスクとして用いたドライエッチング等によってポリシリコン層を選択的に除去することで、ゲート絶縁膜3上にMOSトランジスタ用のゲート電極4を形成し、同時にフィールド絶縁膜2上にポリシリコン抵抗層5を形成する。ゲート電極4及びポリシリコン抵抗層5の膜厚は、例えば150nm程度である。なお、ゲート電極4とポリシリコン抵抗層5は本実施形態のように同一工程で形成することが好ましいが、別工程で形成することも可能である。なお、ゲート電極4及びポリシリコン抵抗層5は、ポリシリコンの単層構造であってもよいし、シリサイドとポリシリコンとの積層構造であってもよい。また、ポリシリコン層に代えて他の金属材料を抵抗層として用いることも可能である。
次に、ポリシリコン抵抗層5を不図示のレジスト膜で被覆し、MOSトランジスタ形成領域においてイオン注入6をすることで低濃度のソース層7及びドレイン層8を形成する。当該イオン注入6は、例えばリンイオンを加速電圧20KeV,注入量3×1013/cmの条件で行う。
次に、図2に示すように、半導体基板1上の全面に絶縁膜9を形成する。絶縁膜9は、例えばCVD法により形成されたシリコン窒化膜や、プラズマCVD法またはLPCVD法により形成されたTEOS(tetra ethyl ortho silicate)膜である。その膜厚は、例えば100〜300nm程度である。この絶縁膜9は、後述するようにエッチバックされてサイドウォールスペーサ膜12,13となる膜であり、当該機能を有するのであればその材質や製法に限定はない。
次に、絶縁膜9上であってポリシリコン抵抗層5と重畳する領域に、選択的にマスク層10を形成する。マスク層10の膜厚は、例えば1μm程度である。このマスク層10は、絶縁膜9を選択的に除去してサイドウォールスペーサ膜12,13を形成する際のマスクとなる層である。そして、当該絶縁膜9の選択的除去の際に障壁となって下地の絶縁膜9が研削されることを抑制し、更にはポリシリコン抵抗層5の表面が研削されることを抑制する層である。マスク層10は、例えば感光性樹脂から成る層であり、公知のフォトリソグラフィ技術を用いて形成される。なお、絶縁膜9の選択的除去の際にマスクとなり、ポリシリコン抵抗層5の表面が研削されることを抑制できる機能があれば、マスク層10の材質は特に限定されず、樹脂以外にシリコン酸化膜等の絶縁膜から成るものでもよい。
マスク層10は、コンタクトホール形成領域11を含めてポリシリコン抵抗層5の全面を被覆するように形成してもよい。かかる構成によればポリシリコン抵抗層5の表面全体が研削されることを抑制できるからである。しかし、本実施形態ではポリシリコン抵抗層5上の全体にマスク層10を形成するのではなく、図2及び図3に示すように、後にコンタクトホール22が形成される領域(コンタクトホール形成領域11)にマスク層10を形成しないようにしている。本実施形態のコンタクトホール形成領域11は、ポリシリコン抵抗層5の両端部にある。
次に、マスク層10を用いて絶縁膜9を選択的に除去する。当該エッチバック(Etch Back)工程は、例えばドライエッチング装置を用い、異方性の強いエッチングをすることによって行う。エッチングガスは、絶縁膜9がTEOS膜の場合、例えばCFやCHF等のCF(フッ化水素)系ガスとアルゴン(Ar)を用いる。
これにより、図4に示すように、ポリシリコン抵抗層5の側壁、及びゲート電極4の側壁のそれぞれに隣接したサイドウォールスペーサ膜12,13が形成される。同時に、ポリシリコン抵抗層5上の絶縁膜9のうち、マスク層10で被覆されなかった部分については除去され、ポリシリコン抵抗層5の表面のコンタクホール形成領域11が露出される。このようにエッチバック工程と同時にコンタクトホール形成領域11を露出させることで、後述する低抵抗領域15の形成と高濃度のソース層16及びドレイン層17の形成を同時に行うことがきるようになり、製造工程を簡略化することができる。また、マスク層10で被覆された絶縁膜9については除去されずにポリシリコン抵抗層5上に残る。
なお、図2及び図3で示したようにコンタクトホール形成領域11にマスク層10を形成しなかった場合、当該領域についてのポリシリコン抵抗層5の表面が研削されることもある。しかし、コンタクトホール形成領域11は小さい領域であり、後述するイオン注入14によって低抵抗となる。そのため、コンタクトホール形成領域11のポリシリコン抵抗層5の表面に削れが生じたとしても、その削れがポリシリコン抵抗層5の抵抗値に与える影響はほとんどない。
次に、マスク層10を除去する。次に、図5に示すように、ポリシリコン抵抗層5の露出面及び低濃度のソース7層及びドレイン層8にN型不純物のイオン注入14を行い、その後熱処理を行うことでポリシリコン抵抗層5の表面に低抵抗領域15を形成するとともに、高濃度のソース層16及びドレイン層17を形成する。低抵抗領域15を形成するのは、金属配線とのコンタクト抵抗を下げ、電気的接続を良好にするためである。
当該イオン注入14は、ポリシリコン抵抗層5上の絶縁膜9とサイドウォールスペーサ膜13をマスクの一部として用いて自己整合的に行われものである。当該イオン注入14は、例えばヒ素(As)イオンを加速電圧100KeV,注入量5×1015/cmの条件で行う。これによりLDD(Lightly Doped Drain)構造を有するMOSトランジスタ20が形成される。
このように本実施形態では、低抵抗領域15と高濃度のソース層16及びドレイン層17を同一プロセスで同時に形成することによって、製造プロセスの合理化が図られている。従来の製造方法であれば、エッチバック工程後に低抵抗領域を形成するためのレジスト層等のマスクを形成する工程が別途必要であった。これに対して本実施形態では、コンタクトホール形成領域11を除く領域に形成されたマスク層10を形成し、その後絶縁膜9のエッチバック工程を行っている。そのため、新たなマスクを形成することなく、エッチバック工程後に残った絶縁膜9(あるいはマスク層10)をそのまま低抵抗領域15の形成用のマスクとして用いることができる。
次に、図6に示すように、半導体基板1上の全面に層間絶縁膜21(例えば、CVD法によって形成されたBPSG膜やシリコン窒化膜)を形成する。次に、当該第2の該層間絶縁膜21を選択的にエッチングし、低抵抗領域15,ゲート電極4,高濃度のソース層16及びドレイン層17のそれぞれの表面を一部露出させるコンタクトホール22,23,24を形成する。
次に、各コンタクトホール22,23,24内及び層間絶縁膜21上にスパッタリング法等でアルミニウムやチタン等から成る金属配線25を形成することで、ポリシリコン抵抗層5及びMOSトランジスタ20は他の素子と電気的に接続される。その後、必要に応じて多層金属配線の形成やパッシベーション膜の形成を行う。
以上説明したように、本実施形態では、絶縁膜9上にポリシリコン抵抗層5と重畳するマスク層10を形成し、その後当該マスク層10を用いて絶縁膜9をエッチバックしている。かかる製造方法によれば、マスク層10が障壁となって下地の抵抗層の表面が研削されることが防止される。そして、設計値とほぼずれのない抵抗値を有するポリシリコン抵抗層5を得る事ができる。また、同一チップ内やは他のチップとの関係で各抵抗層の抵抗値のバラツキを抑制し、面内均一性に優れた抵抗層を得ることができる。本発明者の検証によれば、従来の製造方法において抵抗層の実際の抵抗値と設計値とのバラツキが26パーセント程度あったものが、本実施形態の製造方法ではそのバラツキを3パーセント未満に抑えることができた。
また、エッチバック工程の際にポリシリコン抵抗層5のコンタクトホール形成領域11を露出させることで、低抵抗領域15の形成と高濃度のソース層16及びドレイン層17の形成を同時に行うことがきるようになり、製造工程を簡略化することができた。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなくその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能であることは言うまでも無い。例えば、上記実施形態では、ポリシリコン抵抗層4の上に2つのコンタクトホールが形成される構成について説明したが、さらに複数のコンタクトホールが形成されるような抵抗層に本発明を適用することもできる。また、上記実施形態ではマスク層10を除去した後に、ポリシリコン抵抗層5上に残った絶縁膜9と、サイドウォールスペーサ膜13をマスクの一部として用いてイオン注入14を行っていたが、絶縁膜9に代えてマスク層10をマスクの一部としてイオン注入14を行い、その後でマスク層10を除去してもよい。本発明は抵抗層を有する半導体装置の製造方法に広く適用できるものである。
本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を説明する平面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 従来の半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
符号の説明
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 ゲート絶縁膜 4 ゲート電極
5 ポリシリコン抵抗層 6 イオン注入 7 低濃度のソース層
8 低濃度のドレイン層 9 絶縁膜 10 マスク層
11 コンタクトホール形成領域 12,13 サイドウォールスペーサ膜
14 イオン注入 15 低抵抗領域 16 高濃度のソース層
17 高濃度のドレイン層 20 MOSトランジスタ 21 層間絶縁膜
22,23,24 コンタクトホール 25 金属配線 100 半導体基板
101 フィールド絶縁膜 102 ゲート絶縁膜
103 ポリシリコン抵抗層 104 ゲート電極 105 低濃度のソース層
106 低濃度のドレイン層 107 絶縁膜
108 サイドウォールスペーサ膜 109 高濃度のソース層
110 高濃度のドレイン層 111 低抵抗領域

Claims (7)

  1. 抵抗層とLDD構造のMOSトランジスタを同一半導体基板上に備えた半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板の表面に第1の絶縁膜と、前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜上に抵抗層を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記MOSトランジスタの低濃度のソース層及びドレイン層を形成するための第1のイオン注入を行う工程と、
    前記抵抗層及び前記ゲート電極を被覆する第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜上に前記抵抗層と重畳するマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層を用いて前記第2の絶縁膜をエッチバックし、前記ゲート電極に隣接するサイドウォールスペーサ膜を形成する工程と、
    前記低濃度のソース層及びドレイン層と重畳する領域に高濃度のソース層及びドレイン層を形成するための第2のイオン注入を行う工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記マスク層を形成する工程において、前記マスク層は、前記抵抗層に至るコンタクトホールが形成される予定の領域を除く領域に形成され、
    前記第2の絶縁膜をエッチバックする際に、前記抵抗層の前記コンタクトホールが形成される予定の領域を露出させることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2の絶縁膜をエッチバックする工程の後に、前記抵抗層上に形成された第2の絶縁膜または前記マスク層をマスクとして用いて、前記抵抗層の表面にコンタクト抵抗を下げるための低抵抗領域を形成する工程を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2のイオン注入を行う工程と、前記低抵抗領域を形成する工程とを同時に行うことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板の表面に第1の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1の絶縁膜上に抵抗層を形成する工程と、
    前記抵抗層を被覆する第2の絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜上に前記抵抗層と重畳するマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層を用いて前記第2の絶縁膜をエッチバックする工程と、
    前記抵抗層の表面に至るコンタクトホールを形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記マスク層を形成する工程において、前記マスク層は、前記コンタクトホールが形成される予定の領域を除く領域に形成され、
    前記第2の絶縁膜をエッチバックする際に、前記抵抗層の前記コンタクトホールが形成される予定の領域を露出させることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記抵抗層はポリシリコン層を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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