JP2008119933A - 開閉蓋の取付構造およびテープ印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉蓋の閉塞動作時において、開閉蓋が外れることがない開閉蓋の取付構造を提供する。
【解決手段】開閉蓋6を装置ケース3に開放位置と閉塞位置との間で開閉自在に取り付ける開閉蓋の取付構造において、開閉蓋の基端部に設けられ、雌ヒンジ55が形成された雌ヒンジ形成部51と、雌ヒンジ形成部に対峙して、雌ヒンジに係合するよう装置ケースに設けられ、雄ヒンジ62が形成された雄ヒンジ形成部61と、装置ケースに設けられ、雄ヒンジが雌ヒンジから離脱するための間隙Dを有して、雌ヒンジ形成部を挟んで雄ヒンジ形成部の反対側に設けられたガイド壁部63と、雌ヒンジ形成部のガイド壁部側に設けられ、開閉蓋の開放位置において、間隙から外れ、開閉蓋の開放位置から閉塞位置への閉塞動作に伴って、間隙を埋めるように入り込む介在部材56と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】開閉蓋6を装置ケース3に開放位置と閉塞位置との間で開閉自在に取り付ける開閉蓋の取付構造において、開閉蓋の基端部に設けられ、雌ヒンジ55が形成された雌ヒンジ形成部51と、雌ヒンジ形成部に対峙して、雌ヒンジに係合するよう装置ケースに設けられ、雄ヒンジ62が形成された雄ヒンジ形成部61と、装置ケースに設けられ、雄ヒンジが雌ヒンジから離脱するための間隙Dを有して、雌ヒンジ形成部を挟んで雄ヒンジ形成部の反対側に設けられたガイド壁部63と、雌ヒンジ形成部のガイド壁部側に設けられ、開閉蓋の開放位置において、間隙から外れ、開閉蓋の開放位置から閉塞位置への閉塞動作に伴って、間隙を埋めるように入り込む介在部材56と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、装置ケースに対し、開閉蓋を開閉自在に取り付けるための開閉蓋の取付構造およびテープ印刷装置に関するものである。
従来、この種の開閉蓋の取付構造として、バッテリーを収容する収容部の基端部両外側面に形成された一対のヒンジ穴に、収容部を覆う開閉蓋の基端部両内側面に突設された一対のヒンジピンを係合させることで、カバーを開放位置と閉塞位置との間で開け閉めするものが知られている(特許文献1参照)。このとき、ヒンジピンは、軸方向において短く形成されており、開閉蓋に対し過剰な外力が加わったとき、蓋本体やヒンジピン等の破損を防ぐべく、ヒンジ穴からヒンジピンが外れ易くなっている。
特開平9−210046号公報
しかしながら、上記の開閉蓋の取付構造では、例えば、バッテリーが収容部につかえて浮いた状態で装着されている場合、開閉蓋を開放位置から閉塞位置へ閉塞動作させるべく力を加えると、開閉蓋のヒンジ部分に応力が集中し、開閉蓋が外れてしまう。これを繰り返すと、開閉蓋が極めて外れ易くなり、使い勝手の悪いものとなってしまう問題があった。一方、ヒンジピンを長くして外れにくくすると、蓋本体やヒンジピンの破損をまねく。
本発明は、開閉蓋の開放状態では、不作為の外力が作用する可能性があるが、閉塞状態や開閉動作では、ユーザの力加減により外力を調整できることに着目し、開閉蓋の閉塞動作時において、開閉蓋が外れることがない開閉蓋の取付構造およびテープ印刷装置を提供することを課題とする。
本発明の開閉蓋の取付構造は、カートリッジ収容部を覆う開閉蓋を、装置ケースに対し、開放位置と閉塞位置との間で開閉自在に取り付ける開閉蓋の取付構造において、開閉蓋の基端部に設けられ、雌ヒンジが形成された雌ヒンジ形成部と、雌ヒンジ形成部に対峙して、雌ヒンジに係合するよう装置ケースに設けられ、雄ヒンジが形成された雄ヒンジ形成部と、装置ケースに設けられて、雄ヒンジが雌ヒンジから離脱するための間隙を有して、雌ヒンジ形成部を挟んで雄ヒンジ形成部の反対側に設けられたガイド壁部と、雌ヒンジ形成部のガイド壁部側に設けられ、開閉蓋の開放位置において、間隙から外れ、開閉蓋の開放位置から閉塞位置への閉塞動作に伴って、間隙を埋めるように入り込む介在部材と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の開閉蓋の取付構造は、カートリッジ収容部を覆う開閉蓋を、装置ケースに対し、開放位置と閉塞位置との間で開閉自在に取り付ける開閉蓋の取付構造において、開閉蓋の基端部に設けられ、雄ヒンジが形成された雄ヒンジ形成部と、雄ヒンジ形成部に対峙して、雄ヒンジに係合するよう装置ケースに設けられ、雌ヒンジが形成された雌ヒンジ形成部と、装置ケースに設けられ、雄ヒンジが雌ヒンジから離脱するための間隙を有して、雄ヒンジ形成部を挟んで雌ヒンジ形成部の反対側に設けられたガイド壁部と、雄ヒンジ形成部のガイド壁部側に設けられ、開閉蓋の開放位置において、間隙から外れ、開閉蓋の開放位置から閉塞位置への閉塞動作に伴って、間隙を埋めるように入り込む介在部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、開閉蓋が開放位置にある場合、間隙には、介在部材が介在していないため、開閉蓋に過剰な外力が加わると、雌ヒンジから雄ヒンジが離脱することで、開閉蓋は脱落し、各ヒンジ廻りの破損を防ぐことができる。一方、開閉蓋を閉塞動作させると、この動作に伴って、間隙を埋めるように介在部材が入り込む。このため、開閉蓋の閉塞動作時において、開閉蓋に過剰な外力が加わったとしても、雌ヒンジから雄ヒンジが離脱することができず、開閉蓋が脱落することはない。
この場合、介在部材の厚さは、雌ヒンジに係合した雄ヒンジの係合量が、開閉蓋の開放位置における間隙よりも小さく、開閉蓋の閉塞位置における間隙よりも大きくなるよう形成されていることが、好ましい。
この構成によれば、開閉蓋が開放位置にある場合は、係合量よりも間隙の方が大きいため、過剰な外力が加わると、雌ヒンジから雄ヒンジを離脱させることができる。一方、開閉蓋が閉塞位置にある場合は、係合量よりも間隙の方が小さいため、過剰な外力が加わっても、雌ヒンジに雄ヒンジを留めることができる。
この場合、介在部材は、間隙に入り込む進入方向に延在するように突条に形成されていることが、好ましい。
この構成によれば、介在部材は、その進入方向に亘って間隙に介在されるため、適切に間隙を埋めることができる。
この場合、介在部材は、間隙に入り込む進入部分が、円弧状に形成されていることが、好ましい。
この構成によれば、介在部材の間隙への進入を容易に行うことができ、また、間隙への進入に際し、介在部材がガイド壁部へ接触したとしても、ダメージを与えることが無い。
この場合、介在部材は、各ヒンジ形成部と一体に形成されていることが、好ましい。
この構成によれば、組立工数を削減することができるため、容易に組み立てることができる。
本発明のテープ印刷装置は、上記の開閉蓋の取付構造と、印刷テープを収容したテープカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ収容部と、テープカートリッジから繰り出される印刷テープに印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、カートリッジ収容部にカートリッジが浮いた状態で装着された場合、このカートリッジを開閉蓋の閉塞動作により押し込もうとすると、閉塞動作時において、開閉蓋は脱落することが無いため、カートリッジを適切に押し込んで、これをカートリッジ収容部に装着することができる。
以下、添付の図面を参照して、本実施形態に係る開閉蓋の取付構造をテープ印刷装置に適用した場合について説明する。
図1および図2に示すように、テープ印刷装置1は、印刷テープTに対して印刷処理を行うものであり、テープ印刷装置1には、印刷テープTおよびインクリボンRを収容したテープカートリッジCが着脱自在に装着される。
テープ印刷装置1は、装置ケース3により外殻が形成され、装置ケース3の前半部上面には、各種キー4を備えたキーボード5が配設されている。装置ケース3の後半部右上面には、キーボード5からの入力結果等を表示する長方形のディスプレイ9が配設されている。装置ケース3の後半部左上面には、装置ケース3に開閉自在に取り付けられた開閉蓋6が広く設けられ、開閉蓋6の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン8が設けられている。
図2に示すように、蓋体開放ボタン8を押して開閉蓋6を開放すると、その内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ収容部10が上部を開放して窪入形成されている。つまり、開閉蓋6は、装置ケース3に対しカートリッジ収容部10を開放する開放位置と、カートリッジ収容部10を覆う閉塞位置との間で開閉自在に構成されている(詳細は後述)。また、カートリッジ収容部10には、テープカートリッジCから繰り出される印刷テープTに熱転写による印刷を行うサーマルヘッド15と、後述するプラテンローラ38に嵌合してこれを回転駆動させるプラテン駆動軸16とが立設されている。
装置ケース3の左側部には、カートリッジ収容部10と装置外部とを連通するテープ排出口17が形成され、装置ケース3内部には、このテープ排出口17に臨むよう、フルカッタモータの駆動による印刷テープTの切断動作および切断後のテープ片Taの排出動作を行うカッタユニット18が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース30により外殻が形成され、カートリッジケース30の内部には、ロール状に巻回した印刷テープTおよびインクリボンRが収容され、印刷テープTを送るプラテンローラ38が配置されている。なお、印刷テープTは、いわゆる、剥離紙付きの粘着テープである。
テープカートリッジCをカートリッジ収容部10に装着して、開閉蓋6を閉塞すると、サーマルヘッド15が回動して、サーマルヘッド15とプラテンローラ38との間に、印刷テープTおよびインクリボンRを挟み込み、テープ印刷装置1は印刷待機状態となる。そして、キーボード5上の印刷キーが押下されると、サーマルヘッド15が駆動を開始すると共に、テープ送り機構(図示省略)によりプラテン駆動軸16を回転させる。すると、プラテンローラ38が回転して、挟み込んでいる印刷テープTおよびインクリボンRを併走させて、サーマルヘッド15によりインクリボンRのインクを印刷テープTに熱転写する。
そして、サーマルヘッド15により印刷された印刷テープTは、カッタユニット18に臨み、ここで、カッタユニット18により、印刷テープTの印刷済み部分が切断されテープ片Taがラベルとして作成されて強制的に排出される。また、両図では省略したが、装置ケース3の内部には、テープ印刷装置1を統括制御する制御部を構成する回路基板が搭載されている。
ここで、図3および図4を参照して、開閉蓋6を装置ケース3に取り付ける開閉蓋6の取付構造について説明する。開閉蓋6は、枠付平板状の蓋本体50と、一対の雌ヒンジ形成部51と、蓋本体50を上方へ跳ね上げる舌片状の押上片52と、装着されたテープカートリッジCを押し込む3つの押込み片53と、装置ケース3側に設けたロック機構(図示省略)に係合する係合部54と、で一体に形成されている。一対の雌ヒンジ部は、蓋本体50の基端側両側面に連なり、その下方に向けて突出した扇板状に形成されている。舌片状の押上片52は、一方の雌ヒンジ形成部51に隣接して形成され、装置ケース3側に設けられたヘッドリリース機構(図示省略)を介して、蓋体開放ボタン8をトリガとして蓋本体50を上方へ跳ね上げる。押し込み片53は、開閉蓋6の内側の一対の雌ヒンジ形成部51の間および図示中央左側部に突設され、浮いた状態でカートリッジ収容部10に装着されたテープカートリッジCを押し込む。係合部54は、開閉蓋6の先端側に設けられ、装置ケース3側に設けたロック機構(図示省略)に係合する。
ここで、カートリッジ収容部10にテープカートリッジCが浮いて装着されていた場合において、開閉蓋6を開放位置から閉塞位置へ閉塞動作させると、3つの押込み片53がカートリッジ収容部10にテープカートリッジCを押し込んで適切に装着させ、係合部54がロック機構にロックされることで、開閉蓋6は閉塞状態となる。一方、蓋体開放ボタン8を押すと、係合部54がロック機構から解除され、ヘッドリリース機構の戻しバネにより押上片52を介して蓋本体50を押し上げ、開閉蓋6は半開き状態となる。そして、ユーザにより開閉蓋6を完全開放位置に移動させて、テープカートリッジCの交換等を行なうよう構成されている。
一対の雌ヒンジ形成部51は、その両外側面に、回動軸上に設けられたヒンジ穴(雌ヒンジ)55が没入形成されている。つまり、一対の雌ヒンジ形成部を介して、開閉蓋6を装置ケース3に取り付けると、開閉蓋6は、回動軸を中心に開放位置と閉塞位置との間を回動自在に移動する。一方、一対の雌ヒンジ形成部51の両内側面には、一対の介在部材56が設けられており、一対の介在部材56は、雌ヒンジ形成部51の突出方向に延在するよう断面円弧状(半円状)の突条に、且つ雌ヒンジ形成部51と一体形成されている。これにより、介在部材56を開閉蓋6と一体として成形することができるため、雌ヒンジ形成部51に添設する組立工程を省くことができる。一対の介在部材56の位置は、開閉蓋6が開放位置にある場合は、後述する間隙Dから外れた位置にあり、開閉蓋6が閉塞動作を行うと、この動作に伴って、介在部材56が間隙Dに入り込むよう構成されている。なお、ヒンジ穴55は貫通孔であっても良い。
図4は、テープ印刷装置1のカートリッジ収容部10廻りの背面図であり、装置ケース3には、突出した一対の雌ヒンジ形成部51を収容する一対のヒンジ受け部60が凹状に形成されている。各ヒンジ受け部60は、雌ヒンジ形成部51のヒンジ穴55に対峙する面が雄ヒンジ形成部61となっており、雄ヒンジ形成部61には、ヒンジ穴55に嵌入するヒンジピン(雄ヒンジ)62が内側に向けて回動軸上に設けられている。一方、各ヒンジ受け部60の雄ヒンジ形成部61の反対側の面は、ガイド壁部63となっており、開閉蓋6の開閉動作を案内している。つまり、雌ヒンジ形成部51を挟んで、その外側が雄ヒンジ形成部61となっており、その内側がガイド壁部63となっている。
上記各ヒンジピン62を各ヒンジ穴55に嵌入して、開閉蓋6を装置ケース3に取り付けると、開閉蓋6の開放状態において、各ガイド壁部63と各雌ヒンジ形成部51の内側面との間には、間隙Dが生ずる。この間隙Dは、ヒンジ穴55に嵌入したヒンジピン62の嵌入量(係合量)Lよりも大きく(広く)なるよう構成されており、開閉蓋6に過剰な外力が生じた場合、ヒンジ穴55からヒンジピン62が離脱し、装置ケース3から開閉蓋6が脱落するようになっている(図4(a)参照)。
一方、ユーザにより開閉蓋6を開放位置から閉塞位置へ閉塞動作させると、雌ヒンジ形成部51に設けられた介在部材56が、上記の間隙Dを埋めるように入り込む。このとき、介在部材56は、断面円弧状となっているため、間隙Dへの進入の際にガイド壁部63に接触したとしても、互いにダメージを与えることなく、容易に間隙Dに入り込むことができる。そして、介在部材56が入り込んだ間隙D1は、ヒンジ穴55に嵌入したヒンジピン62の嵌入量Lよりも小さく(狭く)なるため、開閉蓋6の閉塞動作時および閉塞時において、ヒンジ穴55からヒンジピン62が離脱することがない。つまり、介在部材56の厚さは、間隙Dが上記の嵌入量Lよりも狭くなるよう形成されている(図4(b)参照)。
以上の構成によれば、開閉蓋6が開放位置にある場合、間隙Dには、介在部材56が介在していないため、開閉蓋6に過剰な外力が加わると、ヒンジ穴55からヒンジピン62が離脱することで、開閉蓋6は脱落し、各ヒンジ穴55および各ヒンジピン62廻りの破損を防ぐことができる。一方、開閉蓋6を閉塞動作させると、この動作に伴って、間隙Dを埋めるように介在部材56が入り込む。このため、開閉蓋6の閉塞動作時において、開閉蓋6に過剰な外力が加わったとしても、ヒンジ穴55からヒンジピン62が離脱することができず、開閉蓋6が脱落することはない。これにより、カートリッジ収容部10にテープカートリッジCが浮いた状態で装着された場合、このテープカートリッジCを開閉蓋6の閉塞動作により押し込もうとすると、閉塞動作時において、開閉蓋6は脱落することが無いため、テープカートリッジCを適切に押し込んで、これをカートリッジ収容部10に装着することができる。なお、本実施形態では、雌ヒンジ形成部51の外側面にヒンジ穴55を形成したが、雌ヒンジ形成部51の内側面にヒンジ穴55を形成し、これに対応して、雄ヒンジ形成部61とガイド壁部63とを入れ替えた構成としてもよい。
次に、図5を参照して、第2実施形態に係るテープ印刷装置1について説明する。なお、重複した説明を省略すべく、異なる部分についてのみ説明する。このテープ印刷装置1は、ヒンジピン62とヒンジ穴55とを配置換えしたものである。すなわち、開閉蓋6に設けられた雌ヒンジ形成部51に代えて、ヒンジピン62が外側に向けて突出形成された雄ヒンジ形成部61が設けられており、ヒンジ受け部60に設けられた雄ヒンジ形成部61に代えて、ヒンジ穴55が没入形成された雌ヒンジ形成部51が設けられている。そして、雄ヒンジ形成部61に介在部材56が突条に形成されている。
この構成においても、開閉蓋6が開放位置にある場合、ヒンジ穴55からヒンジピン62が離脱することで、開閉蓋6は脱落し、各ヒンジ穴55および各ヒンジピン62廻りの破損を防ぐことができる。一方、開閉蓋6の閉塞動作時において、開閉蓋6に過剰な外力が加わったとしても、ヒンジ穴55からヒンジピン62が離脱することができず、開閉蓋6が脱落することはない。なお、本実施形態では、雌ヒンジ形成部51の外側面にヒンジ穴55が形成したが、この場合も上記と同様に、雌ヒンジ形成部51の内側面にヒンジ穴55を形成し、これに対応して、雄ヒンジ形成部61とガイド壁部63とを入れ替えた構成としてもよい。
1…テープ印刷装置 6…開閉蓋 10…カートリッジ収容部 51…雌ヒンジ形成部 55…ヒンジ穴 56…介在部材 61…雄ヒンジ形成部 62…ヒンジピン 63…ガイド壁部 C…テープカートリッジ D…間隙
Claims (7)
- カートリッジ収容部を覆う開閉蓋を、装置ケースに対し、開放位置と閉塞位置との間で開閉自在に取り付ける開閉蓋の取付構造において、
前記開閉蓋の基端部に設けられて、雌ヒンジが形成された雌ヒンジ形成部と、
前記雌ヒンジ形成部に対峙して、前記雌ヒンジに係合するよう前記装置ケースに設けられ、雄ヒンジが形成された雄ヒンジ形成部と、
前記装置ケースに設けられて、前記雄ヒンジが前記雌ヒンジから離脱するための間隙を有して、前記雌ヒンジ形成部を挟んで前記雄ヒンジ形成部の反対側に設けられたガイド壁部と、
前記雌ヒンジ形成部の前記ガイド壁部側に設けられ、前記開閉蓋の開放位置において、前記間隙から外れ、前記開閉蓋の前記開放位置から前記閉塞位置への閉塞動作に伴って、前記間隙を埋めるように入り込む介在部材と、を備えたことを特徴とする開閉蓋の取付構造。 - カートリッジ収容部を覆う開閉蓋を、装置ケースに対し、開放位置と閉塞位置との間で開閉自在に取り付ける開閉蓋の取付構造において、
前記開閉蓋の基端部に設けられて、雄ヒンジが形成された雄ヒンジ形成部と、
前記雄ヒンジ形成部に対峙して、前記雄ヒンジに係合するよう前記装置ケースに設けられ、雌ヒンジが形成された雌ヒンジ形成部と、
前記装置ケースに設けられて、前記雄ヒンジが前記雌ヒンジから離脱するための間隙を有して、前記雄ヒンジ形成部を挟んで前記雌ヒンジ形成部の反対側に設けられたガイド壁部と、
前記雄ヒンジ形成部の前記ガイド壁部側に設けられ、前記開閉蓋の開放位置において、前記間隙から外れ、前記開閉蓋の前記開放位置から前記閉塞位置への閉塞動作に伴って、前記間隙を埋めるように入り込む介在部材と、を備えたことを特徴とする開閉蓋の取付構造。 - 前記介在部材の厚さは、前記雌ヒンジに係合した前記雄ヒンジの係合量が、前記開閉蓋の前記開放位置における前記間隙よりも小さく、前記開閉蓋の前記閉塞位置における前記間隙よりも大きくなるよう形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉蓋の取付構造。
- 前記介在部材は、前記間隙に入り込む進入方向に延在するように突条に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の開閉蓋の取付構造。
- 前記介在部材は、前記間隙に入り込む進入部分が、円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の開閉蓋の取付構造。
- 前記介在部材は、前記各ヒンジ形成部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の開閉蓋の取付構造。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載の開閉蓋の取付構造と、
印刷テープを収容したテープカートリッジが着脱自在に装着される前記カートリッジ収容部と、
前記テープカートリッジから繰り出される前記印刷テープに印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006305864A JP2008119933A (ja) | 2006-11-10 | 2006-11-10 | 開閉蓋の取付構造およびテープ印刷装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016117247A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
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2006
- 2006-11-10 JP JP2006305864A patent/JP2008119933A/ja active Pending
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