JP2008119052A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄なエネルギーを浪費することなく予約された終了時刻に、選択された運転コースの最終行程である本乾燥をタイミングよく終了することができるように、運転開始時刻の決定について工夫すること。
【解決手段】洗浄槽、回転ノズル、洗浄ポンプ、排水ポンプ、給水弁、ヒーター、乾燥ファン、水位検知器、温度センサー、及び制御手段等を備え、洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程を行う食器洗い機を前提として、
食器洗い機の運転完了時刻を予約する運転完了時刻設定手段と、
上記運転完了時刻を予約した後に、上記洗浄槽へ給水する給水の温度に応じて運転所要時間を決める運転所要時間決定手段と、
上記運転完了時刻と運転所要時間から、食器洗い機の運転スタート時刻を算出する運転スタート時刻算出手段とを備えて成り、
上記運転スタート時刻に食器洗い機の運転を開始することにより、予約した運転完了時刻に運転を完了する構成にすることである。
【選択図】図1

Description

本発明は、食器や調理器具等(以下、食器類という。)の洗浄、すすぎ、及び乾燥等の各行程を行う食器洗い機に関し、特に、使用者が希望する時刻に運転を完了することができる食器洗い機に関する。
食器洗い機の運転開始時刻については、従来から深夜電力を利用して経済的なメリットが得られるように、食器類を洗浄槽内に収納してから所定時間後に運転を開始させる「予約」機能を備えるものがあった。このような食器洗い機では、翌朝、食器類を取り出すときは運転が完了してから数時間が経過しており、早朝に外気温度が低くなった場合には、食器類に洗浄槽内の湿気が付着したり、残菜フィルターに残った残菜の臭いが洗浄槽内にこもり食器類に移るので、使用者は不満を持っていた。
このような問題を解決するものとして、食器洗い機の運転が完了した後に、使用者が設定した時刻になるまで乾燥ファンやヒーターを間欠的に駆動することによって、良好な乾燥状態を保持し温かい食器類を使用者に提供する食器洗い機が、特開平4−144531号公報(食器洗い機の制御装置)として既に提案されている。
上記特開平4−144531号公報(特許文献1)に記載された食器洗い機は、図8のブロック図に示されているように、制御手段40によって、駆動手段41を通して負荷である給水弁42、排水ポンプモータ43、洗浄ポンプモータ44、ファンモータ45、及びヒーター46への通電を制御して、洗浄、すすぎ、乾燥の各行程を制御する。この制御手段40は各行程を制御するために、洗浄槽内の水位を検知する水位検知手段47からの信号と、洗浄槽内の温度を検知する温度検知手段48からの信号とを入力している。
また、運転終了時刻を設定する予約時刻設定手段49から予約タイマー装置50に運転終了時刻の信号が出力され、この予約タイマー装置50では運転終了時刻から洗浄〜乾燥までの各行程に要する所要時間を差し引いて運転開始時刻を算出し、現在時刻が運転開始時刻に到達すれば運転開始信号を制御手段40に出力し、この制御手段40は上記予約タイマー装置50からの出力信号により決められた各行程を実行する。
上記特許文献1に記載された食器洗い機は、図9に示すフローチャートのように動作する。先ず、図9(a)に示すように、時刻T1に運転終了時刻がT3になるように予約設定がなされると(ステップ111)、各行程の所要時間を運転終了時刻T3から差し引いて求めた運転開始時刻T2になるまで待機する(ステップ112)。時刻T2になると洗浄行程に進み(ステップ113)、さらに、すすぎ行程(ステップ114)と乾燥行程(ステップ115)を続けて実行し、時刻T3に終了する。
上記乾燥行程(ステップ115)は、図9(b)に示すように、ヒータ46を間欠通電すると同時に、ファンモータ45により送風する本乾燥を20分間行う(ステップ116,117)。この本乾燥が終了したら現在時刻Tを読み取って(ステップ118)、この現在時刻が予約設定した終了時刻T3に達していない場合は、引き続きファンモータ45のみを間欠運転する余熱乾燥を終了時刻T3に達するまで行う(ステップ118〜120)。
このように特許文献1に記載された構成によれば、洗浄行程やすすぎ行程では、洗浄槽内の水が所定の温度になるまでヒーター46によって湯沸かしを行うため、給水温度によって運転所要時間が大幅に変わる。例えば、運転開始時刻T2は、給水温度が最低の5℃程度であって、運転所要時間が最長の120分間かかる場合を想定して、終了時刻T3に本乾燥が終了するように予約タイマー装置によって設定される。給水温度が最低の5℃程度より高い時、又は給湯による場合は、本乾燥は予約設定された終了時刻T3より早く終わることになるから、終了時刻T3に達するまでの間は余熱乾燥を行って時間調整をして、終了時刻T3ぴったりに終了する。
また、上記余熱乾燥(ステップ120)の間に、ファンモータ45とヒーター46を間欠的に動作させることにより乾燥効果を向上させることができる。
特開平4−144531号公報
上記特許文献1に記載された食器洗い機では、運転開始時刻T2を決定するとき、運転所要時間として最長の120分間(給水温度が最低の5℃程度の場合)を想定すると共に、本乾燥が予約設定された終了時刻T3より早く終わったときは、終了時刻T3に達するまで余熱乾燥を行って時間調整をするものである。このため、予約設定された終了時刻T3に終了して余熱乾燥を行う必要がない場合は、冬季に給水温度が5℃程度になる短い期間に限られ、一年間のうち殆どの期間では本乾燥が終了時刻T3より早く終わることになり、残りの時間は余熱乾燥を行うことになるから、ファンモータ45を駆動したりヒーター46を加熱するための電力を浪費することになる。また、この余熱乾燥中にはファンモータ45の間欠運転により騒音が発生し、使用者に不快感を与える。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するために、無駄なエネルギーを浪費することなく予約された終了時刻に、タイミングよく選択された運転コースの最終行程である本乾燥を終了することができるように、運転開始時刻の決定について工夫することである。
本発明に係る食器洗い機は、上記課題を解決するために、洗浄槽へ給水する給水の温度に応じて運転所要時間を決めて、予約した運転完了時刻に食器洗い機の運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始することを基本とするものである。
(1) 本発明に係る食器洗い機(請求項1に対応)は、食器類を収納する洗浄槽と、洗浄水を噴射して食器類の洗浄やすすぎを行う回転ノズルと、この回転ノズルへ洗浄水を供給する洗浄ポンプと、上記洗浄槽内の洗浄水を排水する排水ポンプと、上記洗浄槽へ給水する給水弁と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気を加熱するヒーターと、上記洗浄槽内に収納された食器類を乾燥する乾燥ファンと、上記洗浄槽内の洗浄水の水位を検出する水位検知器と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気の温度を検出する洗浄槽温度センサーと、上記洗浄ポンプ、排水ポンプ、給水弁、ヒーター、及び乾燥ファンを制御する制御手段とを備え、洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程を行う食器洗い機を前提として、
食器洗い機の運転完了時刻を予約する運転完了時刻設定手段と、
上記運転完了時刻を予約した後に、上記洗浄槽へ給水する給水の温度に応じて運転所要時間を決める運転所要時間決定手段と、
上記運転完了時刻と運転所要時間から、食器洗い機の運転スタート時刻を算出する運転スタート時刻算出手段とを備えて成り、
上記運転スタート時刻に食器洗い機の運転を開始することにより、予約した運転完了時刻に運転を完了する構成にすることである。
このような構成にすることによって、運転完了時刻設定手段により食器洗い機の運転を完了させる時刻を予約した後、給水弁を開いて洗浄槽へ給水することにより、給水温度を測定する。給水温度を測定することによって、予め実験により求めておいた給水温度と運転所要時間との関係から、測定された給水温度での運転所要時間が決まるので、上記予約した運転完了時刻との関係から、食器洗い機の運転を開始すべき運転スタート時刻を算出することができる。
食器洗い機の運転所要時間は、主に洗浄槽への給水温度によって増減するため、給水温度に応じて運転所要時間を決めることにより、ほぼ正確な運転所要時間を決定することができる。この運転所要時間に基づいて運転スタート時刻を算出して食器洗い機の運転を開始することによって、予約した運転完了時刻に運転を完了することができる。
したがって、使用者は給水条件(給水温度)を選択しなくても、食器を使用したい時刻を予約するだけで良く、この予約した時刻に正確に食器洗い機の運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始することができるので、予約した時刻にタイミングよく、残菜の臭いのない良好な乾燥状態の温かい食器を使用することができる。
(2) また、上記食器洗い機において、上記洗浄槽への給水条件として、水道水を直接供給する給水接続と、給湯器から湯を供給する給湯接続のうち、どちらか一方を選択する給水条件選択手段を備えて成り、選択された給水条件に応じて、上記洗浄槽への給水手順を変更することができる。(請求項2に対応)
この構成によれば、使用者によって給湯接続と給水接続のうち、どちらか一方を選択することができるので、給湯接続か給水接続かに応じて洗浄槽への給水手順を変更することができる。
即ち、給湯接続が選択されている場合には、食器洗い機が給湯器から離れて配置されていれば、給湯を開始して直ちに設定温度での給湯はできないので、給湯温度を測定する前に予め所定量の水を排出する「初期排水」を行う必要があるが、給水接続が選択されている場合には、給水温度を測定する前に「初期排水」を行う必要がないので、水やエネルギーの浪費を低減することができる。
(3) 本発明に係る食器洗い機(請求項3に対応)は、食器類を収納する洗浄槽と、洗浄水を噴射して食器類の洗浄やすすぎを行う回転ノズルと、この回転ノズルへ洗浄水を供給する洗浄ポンプと、上記洗浄槽内の洗浄水を排水する排水ポンプと、上記洗浄槽へ給水する給水弁と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気を加熱するヒーターと、上記洗浄槽内に収納された食器類を乾燥する乾燥ファンと、上記洗浄槽内の洗浄水の水位を検出する水位検知器と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気の温度を検出する洗浄槽温度センサーと、上記洗浄ポンプ、排水ポンプ、給水弁、ヒーター、及び乾燥ファンを制御する制御手段とを備え、洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程を行う食器洗い機を前提として、
食器洗い機の運転完了時刻を予約する運転完了時刻設定手段と、
上記洗浄槽への給水条件を選択する給水条件選択手段と、
上記給水条件選択手段により選択された給水条件に応じて、運転所要時間を決める運転所要時間決定手段と、
上記運転完了時刻と運転所要時間から、食器洗い機の運転スタート時刻を算出する運転スタート時刻算出手段とを備えて成り、
上記運転スタート時刻に食器洗い機の運転を開始することにより、予約した運転完了時刻に運転を完了する構成にすることである。
このような構成にすることによって、運転完了時刻設定手段により食器洗い機の運転を完了させる時刻を予約すると共に、給水条件選択手段により洗浄槽への給水条件(給水温度)を選択する。給水条件が選択されると、予め実験により求めておいた給水条件と運転所要時間との関係から、選択された給水条件での運転所要時間が決まるので、上記運転完了時刻との関係から、食器洗い機の運転を開始すべき運転スタート時刻を算出することができる。
食器洗い機の運転所要時間は、主に給水条件(給水温度)の変動によって増減するため、給水条件に応じて運転所要時間を決めることにより、ほぼ正確な運転所要時間を決定することができる。この運転所要時間に基づいて運転スタート時刻を算出して食器洗い機の運転を開始することにより、予約した運転完了時刻に運転を完了することができる。
したがって、使用者が食器を使用したい時刻を予約すると共に、給水条件を選択すれば、この予約時刻に正確に食器洗い機の運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始することができるので、使用者は予約した時刻にタイミングよく、残菜の臭いがない良好な乾燥状態の温かい食器を使用することが可能である。
(4) また、上記食器洗い機において、上記給水条件選択手段により選択される給水条件は、水道水を直接供給する給水接続と、給湯器から湯を供給する給湯接続のうち、どちらか一方が選択されることである。(請求項4に対応)
この構成によれば、食器洗い機が給水接続又は給湯接続される場合でも、それに対応して運転スタート時刻を設定することができる。
(5) また、上記食器洗い機において、上記給水接続として季節を選択することができ、また上記給湯接続として給湯温度を選択することができることである。(請求項5に対応)
この構成によれば、給水接続又は給湯接続について、さらに幾つかの選択をすることができ、給水条件として最適な給水温度に近い条件を選択することができるので、運転スタート時刻をより正確に決定することができる。
(6) また、上記食器洗い機において、上記運転スタート時刻より所定時間前に、上記給水弁を開き洗浄槽内への給水を開始してその温度を測定すると共に、測定された給水温度に応じて上記運転スタート時刻を補正することができる。(請求項6に対応)
この構成によれば、洗浄槽内へ給水される水温の測定値に応じて、算出された運転スタート時刻を補正することによって、最適な給水温度に応じて食器洗い機の運転を開始することができるので、食器洗い機の運転を完了する時刻が一層正確なものとなる。
本発明の食器洗い機によれば、洗浄槽へ給水する給水の温度を測定し、この測定した給水温度に応じて決定された運転所要時間から運転スタート時刻を算出し、これにより食器洗い機の運転を開始するようにしたので、使用者が運転完了時刻を予約するだけで、無駄なエネルギーを浪費することなく、予約した運転完了時刻に食器洗い機の運転を完了することができる。
また、使用者が選択した給水条件(給水温度)に応じて決定された運転所要時間から運転スタート時刻を算出し、これにより食器洗い機の運転を開始するようにしたので、無駄なエネルギーを浪費することなく、予約した運転完了時刻に食器洗い機の運転を完了することができる。
したがって、使用者が食器を使用したい時刻を運転完了時刻として予約すれば、この予約時刻に食器洗い機の運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始することができるので、使用者は予約した時刻にタイミング良く、残菜の臭いのない良好な乾燥状態の温かい食器を使用することが可能である。
また、季節や給湯温度によって給水条件を選択することができ、最適な給水温度に近い条件を選択することができるので、運転スタート時刻をより正確に算出することができる。
さらに、運転スタート時刻の所定時間前に洗浄槽内へ給水する水温を測定して、この測定値に基づいて算出された運転スタート時刻を補正することにより、最適な給水温度に応じて食器洗い機の運転を開始することができるので、食器洗い機の運転完了時刻が一層正確なものとなる。
以下に、本発明の実施例1〜実施例4の食器洗い機について、図1〜図7を参照しながら説明する。これらの各実施例では、ビルトインタイプの食器洗い機に対して本発明を適用した場合について説明しているが、卓上型の食器洗い機に対しても適用し得ることは言うまでもない。
最初に、実施例1の食器洗い機について、図1〜図4−2(図2(c)を除く)を参照しながら説明する。図1は食器洗い機の模式図とその制御装置のブロック図、図2(a),(b)は食器洗い機の操作パネルの説明図、図3は給水条件(給水温度)による運転シーケンスの説明図、図4−1及び図4−2は食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートである。
〔食器洗い機の構成〕
この実施例1の食器洗い機は、図1(a)に模式的に示されているように、本体1の内部において、前面側の扉2の取っ手2aにより引き出し可能に設けられた洗浄槽3と、該洗浄槽3内の洗浄水を加圧したり、又は該洗浄水を排水管16を通して機外へ排出する洗浄・排水ポンプ4と、加圧された洗浄水を食器類へ向けて噴射する回転ノズル5と、該洗浄槽3内へ給水管19を通して水(又は湯)を供給する給水弁6と、該洗浄槽3内の洗浄水や空気を加熱するヒーター7と、該洗浄槽3内の洗浄水や空気の温度を検出する洗浄槽温度センサー15と、該洗浄槽3内の水位を検知する水位検知器8と、該洗浄槽3内に外気を送り込み、且つ洗浄槽3内の空気を排気口11から送り出す乾燥ファン10と、食器類を収納する食器カゴ12と、該洗浄槽3の底部に設けられ残菜フィルター14が取り付けられる水溜め13と、上記排水管16の下流側に設けられる排水トラップ17及び逆止弁18と、上記扉2に設けられる操作パネル21及び制御部20を備えて成る。
また、上記給水管19の出口付近には、洗浄槽3内へ供給される水(又は湯)の温度を検出する給水温度センサー22が設けられている。
なお、上記洗浄・排水ポンプ4は、洗浄と排水の両機能を合わせ持つものであるが、それぞれの機能を持つ洗浄ポンプと排水ポンプを別個に設けることも可能である。
上記洗浄槽3の扉2に設けられた操作パネル21には、図2(a)に示されているように、その前面側には電源スイッチ23、スタート/一時停止スイッチ24、時間等を表示する表示部25、該表示部25が運転完了時刻を表示していることを示す予約時刻表示LED26、該表示部25が運転完了までの残り時間を表示していることを示す残り時間表示LED27、及び給水条件を選択する給水条件選択手段30が設けられており、その上面側には運転コースを選択するコース選択スイッチ28、乾燥時間を延長する乾燥スイッチ29、及び運転完了時刻を予約する運転完了時刻設定手段31が設けられている。
上記給水条件選択手段30には、図2(b)に示されているように、水道水をそのまま使用する給水接続を選択すると共に、季節(春/秋、夏、冬)を選択することができる給水スイッチ30Aと、給湯器の湯を使用する給湯接続を選択すると共に、給湯温度(40℃、50℃、60℃)を選択することができる給湯スイッチ30Bが備えられており、季節の春/秋、夏、或いは冬、又は給湯温度の40℃、50℃、或いは60℃の1つを選択することができるように成っており、これらのうちの1つが選択されると、それに対応する給水条件表示LED30a〜30fの内の1個が点灯する。
なお、それぞれの季節に対応する水温は、例えば、春と秋は15℃、夏は25℃、冬は5℃としている。
上記洗浄槽3の扉2の内部に設けられた制御部20は、図1(b)に示されているように、CPU、RAM、ROM、及びタイマー等を有するマイクロコンピュータから成る制御手段33と、各種の負荷を駆動する負荷駆動回路35を備えている。
上記制御手段33は、各種操作キー36、運転完了時刻設定手段31、給水条件選択手段30、水位検知器8、洗浄槽温度センサー15、給水温度センサー22、及び各種センサー37からの入力信号に基づいて、表示手段(表示部25、予約時刻表示LED26、残り時間表示LED27、及び給水条件表示LED30a〜30f等)と負荷駆動回路35へ制御信号を出力する。この負荷駆動回路35は、制御手段33から出力される制御信号に従って、負荷である洗浄・排水ポンプ4、給水弁6、ヒーター7、及び乾燥ファン10への通電を制御することにより、洗浄、すすぎ、及び乾燥の各行程を実行する。
〔給水条件と運転所要時間との関係について〕
食器洗い機における「給水条件(給水温度)」と「運転所要時間」との関係は、給水条件を変更して食器洗い機を実際に運転することによって、実験的に求めることができ、このような実験を各運転コース毎に行うことによって、全運転コースでの給水条件と運転所要時間との関係を求めることができる。
図3はその一例を示したものであり、給水温度が5℃(冬)、15℃(春/秋)、25℃(夏)、及び40℃(給湯)の場合について、給水温度(Y軸)と運転所要時間(X軸)との関係を示している(50℃と60℃の場合については、図示を省略する)。給水条件(給水温度)が、冬(5℃)、春/秋(15℃)、夏(25℃)、及び40℃(給湯)の場合の運転所要時間は、それぞれX1、X2、X3、及びY1である。それぞれの運転シーケンスをみても明らかなように、各運転所要時間X1〜X3,Y1に差を生じさせる区間は、洗浄行程において洗浄水を加熱して洗浄する「加熱洗浄区間A1〜A3,a1」と、すすぎ行程において水を加熱して行う「加熱すすぎ区間B1〜B3,b1」の2区間だけであり、その他の区間C〜Eでは給水条件の違いにより影響を受けないので、運転所要時間は同じになっている。
なお、区間Cは運転開始から加熱洗浄を開始するまでの区間であり、初期排水や給水が行われる。区間Dは加熱洗浄が終わってから加熱すすぎを開始するまでの区間であり、洗浄水の排水、所定回数の給水・すすぎ・排水、及び加熱すすぎのための給水が行われる。また、区間Eは加熱すすぎが終わってから乾燥行程を終了するまでの区間であり、すすぎ水の排水と乾燥が行われる。
また、上記給水条件(給水温度)と運転所要時間との関係に基づいて、給水温度差に対応する運転所要時間の増減を算出することができる。例えば、給水温度が1℃異なれば、運転所要時間が約1分間延長又は短縮される。
このようにして求めた給水条件と運転所要時間との関係、及び給水温度差と運転所要時間の増減との関係は、食器洗い機の制御手段を構成するマイクロコンピュータのメモリーにテーブルとして記憶させることができる。
〔食器洗い機の運転〕
以上のような構成を有する食器洗い機において、使用者が運転完了時刻を予約した場合には、予約した時刻に選択した運転コースの運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始させることができる。これによって、使用者は、希望する時刻に食器洗い機の運転を完了させて、良好な乾燥状態の温かい食器を使用することができる。
一方、運転完了時刻を予約しない場合は、従来の食器洗い機と同様に、使用者がスタート/一時停止スイッチ24をオンしたとき選択した運転コースの運転が開始され、所定時間後にその運転が完了する。
次に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転と、予約しない場合の運転について説明する。
〈運転完了時刻を予約する場合の運転〉
最初に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転について、特に、図2(a),(b)、図4−1及び図4−2を参照しながら説明する。
先ず、使用者が電源スイッチ23をオンすると共に、食器カゴ12に食器類を収納する等の準備をした後、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択して(ステップ1)、さらに、運転完了時刻設定手段31により運転完了時刻Teを設定すると(ステップ2)、この運転完了時刻Teは制御手段33のメモリーに記憶され、且つ表示部25に表示され予約時刻表示LED26が点灯される(ステップ3)。
次に、給水条件選択手段30の給水スイッチ30A又は給湯スイッチ30Bにより、季節の春/秋、夏、或いは冬、又は給湯温度の40℃、50℃、或いは60℃のうちの1つが選択されると、この選択された季節の給水設定温度又は給湯設定温度に対応する運転所要時間が決定され、制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ6〜11)。このときの運転所要時間の決定は、上記給水条件と運転所要時間の関係を表すテーブルにより行われる。
このようにして運転所要時間決まると、上記運転完了時刻Teとの関係から運転スタート時刻Tsが算出され、制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ12)。続いて、スタート/一時停止スイッチ24がオンされると(ステップ13)、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になるまで待機する(ステップ14)。
その後、現在時間Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になれば(ステップ14)、給湯スイッチ30Bにより給湯が選択されていたか否かを判断し(ステップ15)、給湯が選択されていれば、給湯器から所定量を給水して排水する「初期排水」(ステップ16、17)を実行した後、ステップ18へ進む。この「初期排水」は、食器洗い機が給湯器から離れて配置されている場合に、洗浄槽への給湯開始直後に設定温度で給湯を行うことができないため、所定量の水を捨てて給湯ができる状況にする動作であって、食器洗い機の給水弁6を開いて給水し、水位検知器8で所定水位になるのを検出して給水弁6を閉じた後、洗浄・排水ポンプ4を排水運転することにより実行することができる。
上記ステップ15において給湯が選択されていなければ、即ち、給水スイッチ30Aにより給水(季節)が選択されていれば、直ちにステップ18へ進む。
このステップ18では、給水弁6を開いて洗浄槽3内へ給水(給湯)を開始する。このとき、給水温度センサー22によって給水(給湯)温度を測定し、この測定温度と上記給水(給湯)設定温度との差を算出すると共に、この温度差に基づいて上記運転スタート時刻Tsを補正する。この補正においては、上記給水温度差と運転所要時間の増減との関係を表すテーブルを利用することができる。また、洗浄槽3内へ給水(給湯)される水(湯)の温度は、洗浄槽温度センサー15により測定することも可能である。この場合は、上記給水温度センサー22を省略することができる。
上記洗浄槽3内への給水(給湯)によって該洗浄槽3内の水位が上がり、水位検出器8がオンすれば(ステップ19)、給水弁6を閉じて給水(給湯)を停止する(ステップ20)。次に、洗浄・排水ポンプ4の洗浄運転を開始して5分間継続した後、この洗浄運転を一旦停止する「予備洗浄」を実行する(ステップ21〜23)。この「予備洗浄」は、食器類に付着した汚れのこびり付きを除去するために行われる。次に、食器洗い機は、現在時刻Tが補正された運転スタート時刻Tsになるまで待機し(ステップ24)、運転スタート時刻Tsになれば予め選択されていた運転コースの運転を開始する(ステップ25)。このとき、表示部25の時間表示は、予約した運転完了時刻Teから運転完了までの残り時間の表示に切り替わり、残り時間表示LED27を点灯する。
なお、この場合の運転は、既に洗浄槽3内への給水(給湯)が終了しているので、その次の動作から実行される。また、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsになるまでの待機中に、洗浄槽3内へ供給された洗浄水の温度が極端に下がる場合(例えば、冬季に湯を使用する場合)は、ヒーター7をオン/オフ制御することにより洗浄水の温度を保持することも可能である。
〈運転完了時刻を予約しない場合の運転〉
次に、運転完了時刻を予約しない場合の運転について、特に、図2(a)及び図4−1を参照しながら説明する。
使用者が電源スイッチ23をオンして、食器カゴ12内に食器類を収納する等の準備をすると共に、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択した後(ステップ1)、運転完了時刻Teを設定しないで(ステップ2)、スタート/一時停止スイッチ24をオンする(ステップ4)。そうすると、食器洗い機の運転が直ちに開始され(ステップ5)、従来の食器洗い機と同様に選択された運転コースに従って、洗浄、すすぎ、及び乾燥の各行程が順次実行されて、所定時間内に運転が終了される。
続いて、実施例2の食器洗い機について、図1、図2(a),(c)、図3、図5−1、及び図5−2を参照しながら説明する。図2(c)は操作パネルの給水条件選択手段の説明図、図5−1及び図5−2は食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートである。
この実施例2は、上記実施例1の食器洗い機において、その運転に関する点と給水条件選択手段30の構成が異なるだけで、その他の点については実施例1と同じであるから、ここでは「食器洗い機の運転」と「給水条件選択手段」についてのみ説明することとし、その他の点については説明を省略する。
〔給水条件選択手段について〕
実施例2における給水条件選択手段30’は、図2(c)に示されているように、水道水をそのまま使用する給水接続を選択する給水スイッチ30A’と、給湯器の湯を使用する給湯接続を選択する給湯スイッチ30B’を備えており、これらのうちの一方が選択されると、それに対応する給水条件表示LED30a’又は30b’が点灯するように成っている。
したがって、実施例2における給水条件選択手段30’では、上記実施例1のように、給水接続において季節(春/秋、夏、冬)を選択することや、給湯接続において給湯温度(40℃、50℃、60℃)を選択する必要はない。
〔食器洗い機の運転〕
この実施例2においても、上記実施例1と同様に、使用者が運転完了時刻を予約した場合には、予約した時刻に選択した運転コースの運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始させることができる。また、運転完了時刻を予約しない場合は、従来の食器洗い機と同様に、使用者がスタート/一時停止スイッチ24をオンしたとき食器洗い機の運転が開始して、所定時間後に選択した運転コースの運転が完了する。
次に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転と、予約しない場合の運転について説明する。
〈運転完了時刻を予約する場合の運転〉
最初に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転について、特に、図2(a),(c)、図5−1及び図5−2を参照しながら説明する。
先ず、使用者が電源スイッチ23をオンすると共に、食器カゴ12に食器類を収納する等の準備をした後、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択して(ステップ31)、さらに、運転完了時刻設定手段31により運転完了時刻Teを設定すると(ステップ32)、この運転完了時刻Teは制御手段33のメモリーに記憶され、且つ表示部25に表示され予約時刻表示LED26が点灯される(ステップ33)。
次に、給水条件選択手段30’の給水スイッチ30A’又は給湯スイッチ30B’により、給水又は給湯のどちらか一方を選択すれば、最低給水設定温度(上記実施例1の冬(5℃)に相当)又は最低給湯設定温度(上記実施例1の40℃に相当)に対応する運転所要時間が決定され、制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ36〜39)。このときの運転所要時間の決定は、上記給水条件と運転所要時間の関係を表すテーブルにより行われる。
このようにして運転所要時間が決まると、上記運転完了時刻Teとの関係から運転スタート時刻Tsが算出され、制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ40)。続いて、スタート/一時停止スイッチ24がオンされると(ステップ41)、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になるまで待機する(ステップ42)。
その後、現在時間Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になれば(ステップ42)、給湯スイッチ30B’により給湯が選択されていたか否かを判断し(ステップ43)、給湯が選択されていれば、給湯器から所定量を給水して排水する「初期排水」(ステップ44、45)を実行した後、ステップ46へ進む。この「初期排水」を行うことにより、食器洗い機が給湯器から離れて配置されていても、洗浄槽3内へ設定温度の給湯を行うことができる。
上記ステップ43において給湯が選択されていなければ、即ち、給水スイッチ30A’により給水が選択されていれば、直ちにステップ46へ進む。
このステップ46では、給水弁6を開いて洗浄槽3内への給水(給湯)を開始する。このとき、給水温度センサー22によって給水(給湯)温度を測定し、この測定温度と上記最低給水(給湯)設定温度との差を算出すると共に、この温度差に基づいて上記運転スタート時刻Tsを補正する。この補正においては、上記給水温度差と運転所要時間の増減との関係を表すテーブルを利用することができる。
上記洗浄槽3内への給水(給湯)によって該洗浄槽3内の水位が上がり、水位検出器8がオンすれば(ステップ47)、給水弁6を閉じて給水(給湯)を停止する(ステップ48)。次に、洗浄・排水ポンプ4の洗浄運転を開始して5分間継続した後、この洗浄運転を一旦停止する「予備洗浄」を実行する(ステップ49〜51)。この「予備洗浄」は、食器類に付着した汚れのこびり付きを除去するために行われる。その後、食器洗い機は、現在時刻Tが補正された運転スタート時刻Tsになるまで待機し(ステップ52)、運転スタート時刻Tsになれば予め選択されていた運転コースの運転を開始する(ステップ53)。
このとき、表示部25の表示が残り時間の表示に切り替わること、食器洗い機の運転が洗浄槽3内への給水(給湯)終了の次の動作から実行されること、また、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsになるまでの待機中に、ヒーター7のオン/オフ制御により洗浄水の温度を保持し得ることは、上記実施例1と同様である。
(運転完了時刻を予約する場合の運転の変形例)
上記実施例2においては、図5−1及び図5−2に示されているように、ステップ40で運転スタート時刻Tsを算出し、ステップ42で現在時刻Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になれば、給水弁6を開き給水又は給湯を開始し、その給水又は給湯温度を測定して運転スタート時刻Tsを補正することにより、食器洗い機の運転スタート時刻を設定しているが(ステップ46)、しかし、このような運転スタート時刻の設定方法の他に、次に説明するような方法によって設定することも可能である。
即ち、図5−1におけるステップ40では、運転スタート時刻Tsを算出せず、ステップ42において、現在時刻Tが運転完了時刻TeのTo時間(To時間=最低給水(給湯)設定温度に基づく最長運転所要時間+1時間)前になれば、図5−2におけるステップ46において、給水弁6を開き給水又は給湯を開始し、その給水又は給湯温度を測定することにより運転所要時間を決定し、さらに運転完了時刻Teとの関係から運転スタート時刻Tsを算出することができる。
〈運転完了時刻を予約しない場合の運転〉
次に、運転完了時刻を予約しない場合の運転について、特に、図2(a),(c)及び図5−1を参照しながら説明する。
使用者が電源スイッチ23をオンして、食器カゴ12内に食器類を収納する等の準備をすると共に、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択した後(ステップ31)、運転完了時刻Teを設定しないで(ステップ32)、スタート/一時停止スイッチ24をオンする(ステップ34)。そうすると、食器洗い機の運転が直ちに開始され(ステップ35)、従来の食器洗い機と同様に選択された運転コースに従って、洗浄、すすぎ、及び乾燥の各行程が順次実行されて、所定時間内に運転が終了する。
実施例3の食器洗い機について、図1、図2(a)、図3、図6−1、及び図6−2を参照しながら説明する。図6−1及び図6−2は食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートである。
この実施例3は、上記実施例1の食器洗い機において、その運転に関する点と給水条件選択手段30に関する点が異なるだけで、その他の点については実施例1と同じであるから、ここでは「食器洗い機の運転」と「給水条件選択手段」についてのみ説明することとし、その他の点については説明を省略する。
〔給水条件選択手段について〕
この実施例3では、初期の段階での運転完了時刻を予約した後において、給水(給湯)温度を測定することにより、水道水を使用する給水接続と給湯器の湯を使用する給湯接続のうち、どちらが選択されているかを検知しているので、給水条件選択手段30,30’を設ける必要がない。その結果、使用者が給水条件を選択する手順を省略することができる。
〔食器洗い機の運転〕
この実施例3においても、上記実施例1や実施例2と同様に、使用者が運転完了時刻を予約した場合には、予約した時刻に選択した運転コースの運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始させることができる。また、運転完了時刻を予約しない場合は、従来の食器洗い機と同様に、使用者がスタート/一時停止スイッチ24をオンしたとき食器洗い機の運転が開始され、所定時間後に選択した運転コースの運転が完了する。
次に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転と、予約しない場合の運転について説明する。
〈運転完了時刻を予約する場合の運転〉
最初に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転について、特に、図2(a)、図6−1及び図6−2を参照しながら説明する。
先ず、使用者が電源スイッチ23をオンすると共に、食器カゴ12に食器類を収納する等の準備をした後、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択して(ステップ61)、さらに、運転完了時刻設定手段31により運転完了時刻Teを設定すると(ステップ62)、この運転完了時刻Teは制御手段33のメモリーに記憶され、且つ表示部25に表示され予約時刻表示LED26が点灯される(ステップ63)。
次に、スタート/一時停止スイッチ24がオンされると(ステップ66)、給水弁6を開いて所定量を給水してそれを排水する「初期排水」が実行される(ステップ67、68)。この「初期排水」により、給湯の場合には食器洗い機が給湯器から離れて配置されている場合でも、直ちに設定温度の給湯を行うことができる。
その後、再び給水弁6を開き洗浄槽3内へ給水(給湯)し(ステップ69)、給水温度センサー22によって給水(給湯)温度を測定して制御手段33のメモリーに記憶する(ステップ70)と共に、測定した給水(給湯)温度に基づいて、運転所要時間が決定され、且つ給湯(給湯接続)であるか否かについても検知され制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ71)。このときの運転所要時間の決定は、上記給水条件(給水温度)と運転所要時間の関係を表すテーブルにより行われる。
このようにして運転所要時間が決まると、上記運転完了時刻Teとの関係から運転スタート時刻Tsが算出され、制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ72)。
上記洗浄槽3内への給水(給湯)によって該洗浄槽3内の水位が上がり、水位検出器8がオンすると(ステップ73)、給水弁6を閉じて給水(給湯)を停止した後(ステップ74)、洗浄・排水ポンプ4を排水運転して洗浄槽3内に溜まった水(湯)を排水する(ステップ75)。排水が終了すると、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になるまで待機する(ステップ76)。
なお、上記「初期排水」をした後の洗浄槽3内への給水(給湯)は、洗浄槽3の水位が所定レベルになるまで行っているが、この場合は、洗浄槽3内への給水(給湯)温度を測定することができれば良いから、所定の短時間だけ給水することも可能である。
その後、現在時間Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になれば(ステップ76)、給湯(給湯接続)になっているか否かを判断し(ステップ77)、給湯が選択されていれば、給湯器から所定量を給水してそれを排水する「初期排水」(ステップ78、79)を実行した後、ステップ80へ進む。この「初期排水」を行うことにより、食器洗い機が給湯器から離れて配置されていても、洗浄槽3内へ設定温度の給湯を行うことができる。
上記ステップ77において給湯が選択されていなければ、直ちにステップ80へ進む。このステップ80では、給水弁6を開いて洗浄槽3内への給水(給湯)を開始する。このとき、給水温度センサー22によって給水(給湯)温度を測定し、前回の測定温度(ステップ70での測定温度)と今回の測定温度との差を算出すると共に、この温度差に基づいて上記運転スタート時刻Tsを補正する。この補正においては、上記給水温度差と運転所要時間の増減との関係を表すテーブルを利用することができる。
上記洗浄槽3内への給水(給湯)によって該洗浄槽3内の水位が上がり、水位検出器8がオンすれば(ステップ81)、給水弁6を閉じて給水(給湯)を停止する(ステップ82)。次に、洗浄・排水ポンプ4の洗浄運転を開始して5分間継続した後、この洗浄運転を一旦停止する「予備洗浄」を実行する(ステップ83〜85)。この「予備洗浄」は、食器類に付着した汚れのこびり付きを除去するために行われる。その後、食器洗い機は、現在時刻Tが補正された運転スタート時刻Tsになるまで待機し(ステップ86)、運転スタート時刻Tsになれば予め選択されていた運転コースの運転を開始する(ステップ87)。
このとき、表示部25の表示が残り時間表示に切り替わること、食器洗い機の運転が洗浄槽3内への給水(給湯)終了の次の動作から実行されること、また、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsになるまでの待機中に、ヒーター7のオン/オフ制御により洗浄水の温度を保持し得ることは、上記実施例1と同様である。
〈運転完了時刻を予約しない場合の運転〉
次に、運転完了時刻を予約しない場合の運転について、特に、図2(a)及び図6−1を参照しながら説明する。
使用者が電源スイッチ23をオンして、食器カゴ12内に食器類を収納する等の準備をすると共に、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択した後(ステップ61)、運転完了時刻Teを設定しないで(ステップ62)、スタート/一時停止スイッチ24をオンする(ステップ64)。そうすると、食器洗い機の運転が直ちに開始され(ステップ65)、従来の食器洗い機と同様に選択された運転コースに従って、洗浄、すすぎ、及び乾燥の各行程が順次実行されて、所定時間内に運転が終了する。
実施例4の食器洗い機について、図1、図2(a),(c)、図3、図6−2、及び図7を参照しながら説明する。図6−2及び図7は食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートである。
この実施例4は、上記実施例1の食器洗い機において、その運転に関する点と給水条件選択手段30に関する点が異なるだけで、その他の点については実施例1と同じであるから、ここでは「食器洗い機の運転」と「給水条件選択手段」についてのみ説明することとし、その他の点については説明を省略する。
〔給水条件選択手段について〕
実施例4における給水条件選択手段30’は、図2(c)に示されているように、水道水をそのまま使用する給水接続を選択する給水スイッチ30A’と、給湯器の湯を使用する給湯接続を選択する給湯スイッチ30B’を備えており、これらのうちの一方が選択されると、それに対応する給水条件表示LED30a’又は30b’が点灯するように成っている。
〔食器洗い機の運転〕
この実施例4においても、上記実施例1〜実施例3と同様に、使用者が運転完了時刻を予約した場合には、予約した時刻に選択した運転コースの運転が完了するように、食器洗い機の運転を開始させることができる。また、運転完了時刻を予約しない場合は、従来の食器洗い機と同様に、使用者がスタート/一時停止スイッチ24をオンしたとき食器洗い機の運転が開始され、所定時間後に選択した運転コースの運転が完了する。
次に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転と、予約しない場合の運転について説明する。
〈運転完了時刻を予約する場合の運転〉
最初に、運転完了時刻Teを予約する場合の運転について、特に、図2(a),(c)、図7及び図6−2を参照しながら説明する。
先ず、使用者が電源スイッチ23をオンすると共に、食器カゴ12に食器類を収納する等の準備をした後、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択して(ステップ91)、さらに、運転完了時刻設定手段31により運転完了時刻Teを設定すると(ステップ92)、この運転完了時刻Teは制御手段33のメモリーに記憶され、且つ表示部25に表示され予約時刻表示LED26が点灯される(ステップ93)。
次に、給水条件選択手段30’の給水スイッチ30A’又は給湯スイッチ30B’により、給水又は給湯のどちらか一方が選択されるが(ステップ96、100)、給湯が選択され(ステップ96)、さらに、スタート/一時停止スイッチ24がオンされると(ステップ97)、給水弁6を開いて所定量を給水してそれを排水する「初期排水」が実行され(ステップ98、99)、ステップ102へ進む。この「初期排水」による作用は、上記各実施例で説明したとおりである。
一方、上記ステップ96、100で給水が選択され(ステップ100)、さらに、スタート/一時停止スイッチ24がオンされると(ステップ101)、上記「初期排水」を実行することなく直ちにステップ102へ進む。
上記ステップ102では、再び給水弁6を開き洗浄槽3内へ給水(給湯)し、給水温度センサー22によって給水(給湯)温度を測定して制御手段33のメモリーに記憶すると共に(ステップ103)、測定した給水(給湯)温度に基づいて、運転所要時間が決定されて制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ104)。このときの運転所要時間の決定は、上記給水条件(給水温度)と運転所要時間の関係を表すテーブルにより行われる。
このようにして運転所要時間が決まると、上記運転完了時刻Teとの関係から運転スタート時刻Tsが算出され、制御手段33のメモリーに記憶される(ステップ105)。
上記洗浄槽3内への給水(給湯)によって該洗浄槽3内の水位が上昇し、水位検出器8がオンすると(ステップ106)、給水弁6を閉じて給水(給湯)を停止した後(ステップ107)、洗浄・排水ポンプ4を排水運転して洗浄槽3内に溜まった水(湯)を排水する(ステップ108)。排水が終了すると、現在時刻Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になるまで待機する(ステップ109)。
なお、上記「初期排水」後の洗浄槽3内への給水(給湯)は、所定の短時間の給水により行っても良いことは、上記実施例3と同様である。
その後、現在時間Tが運転スタート時刻Tsの1時間前になれば(ステップ109)、給水条件選択手段30’の給湯スイッチ30B’により給湯が選択されていたか否かを判断する(図6−2のステップ77)。それ以降の運転動作は、図6−2に示す実施例3の場合と同じである。
〈運転完了時刻を予約しない場合の運転〉
次に、運転完了時刻を予約しない場合の運転について、特に、図2(a),(c)及び図7を参照しながら説明する。
使用者が電源スイッチ23をオンして、食器カゴ12内に食器類を収納する等の準備をすると共に、希望する運転コースをコース選択スイッチ28により選択した後(ステップ91)、運転完了時刻Teを設定しないで(ステップ92)、スタート/一時停止スイッチ24をオンする(ステップ94)。そうすると、食器洗い機の運転が直ちに開始され(ステップ95)、従来の食器洗い機と同様に選択された運転コースに従って、洗浄、すすぎ、及び乾燥の各行程が順次実行されて、所定時間内に運転が終了する。
は、本発明の実施例1による食器洗い機の説明図であり、(a)は各機器の配置を示す模式的な縦断面図、(b)は制御装置のブロック図である。 は、本発明の各実施例による食器洗い機の操作パネルの説明図であり、(a)は実施例1〜実施例4の上面及び前面操作パネルの拡大斜視図、(b)は実施例1の前面操作パネルに設けられた給水条件選択手段の拡大図、(c)は実施例2又は実施例4の同様の給水条件選択手段の拡大図である。 は、食器洗い機における給水条件(給水温度)と運転所要時間との関係を示す説明図であり、(a)はそれぞれの給水条件による運転シーケンス、(b)は(a)に関する説明である。 は、本発明の実施例1による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始するまでのフローチャートの前半部分である。 は、同じく、本発明の実施例1による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始するまでのフローチャートの後半部分である。 は、本発明の実施例2による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートの前半部分である。 は、同じく、本発明の実施例2による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートの後半部分である。 は、本発明の実施例3による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートの前半部分である。 は、同じく、本発明の実施例3による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートの後半部分である。 は、本発明の実施例4による食器洗い機において、電源スイッチをオンしてから、選択した運転コースの運転を開始までのフローチャートの前半部分である。 は、従来の食器洗い機を説明するブロック図である。 は、同じく従来の食器洗い機の動作を説明するフローチャートであり、(a)は食器洗い機全体の動作を示し、(b)は乾燥行程での動作を示している。
符号の説明
1…(食器洗い機)本体 2…(洗浄槽前面側の)扉
3…洗浄槽 4…洗浄・排水ポンプ
5…回転ノズル 6…給水弁
7…ヒーター 8…水位検知器
10…乾燥ファン 15…洗浄槽温度センサー
16…排水管(排水ホース) 19…給水管(給水ホース)
20…制御部 21…操作パネル
22…給水温度センサー 23…電源スイッチ
24…スタート/一時停止スイッチ 25…表示部
26…予約時刻表示LED 27…残り時間表示LED
28…コース選択スイッチ 30,30’…給水条件選択手段
30A,30A’…給水スイッチ 30B,30B’…給湯スイッチ
30a〜30f…給水条件表示LED 31…運転完了時刻設定手段
33…制御手段 35…負荷駆動回路

Claims (6)

  1. 食器類を収納する洗浄槽と、洗浄水を噴射して食器類の洗浄やすすぎを行う回転ノズルと、この回転ノズルへ洗浄水を供給する洗浄ポンプと、上記洗浄槽内の洗浄水を排水する排水ポンプと、上記洗浄槽へ給水する給水弁と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気を加熱するヒーターと、上記洗浄槽内に収納された食器類を乾燥する乾燥ファンと、上記洗浄槽内の洗浄水の水位を検出する水位検知器と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気の温度を検出する洗浄槽温度センサーと、上記洗浄ポンプ、排水ポンプ、給水弁、ヒーター、及び乾燥ファンを制御する制御手段とを備え、洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程を行う食器洗い機において、
    食器洗い機の運転完了時刻を予約する運転完了時刻設定手段と、
    上記運転完了時刻を予約した後に、上記洗浄槽へ給水する給水の温度に応じて運転所要時間を決める運転所要時間決定手段と、
    上記運転完了時刻と運転所要時間から、食器洗い機の運転スタート時刻を算出する運転スタート時刻算出手段とを備えて成り、
    上記運転スタート時刻に食器洗い機の運転を開始することにより、予約した運転完了時刻に運転を完了することを特徴とする食器洗い機。
  2. 上記洗浄槽への給水条件として、水道水を直接供給する給水接続と、給湯器から湯を供給する給湯接続のうち、どちらか一方を選択する給水条件選択手段を備えて成り、選択された給水条件に応じて、上記洗浄槽への給水手順を変更することを特徴とする請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 食器類を収納する洗浄槽と、洗浄水を噴射して食器類の洗浄やすすぎを行う回転ノズルと、この回転ノズルへ洗浄水を供給する洗浄ポンプと、上記洗浄槽内の洗浄水を排水する排水ポンプと、上記洗浄槽へ給水する給水弁と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気を加熱するヒーターと、上記洗浄槽内に収納された食器類を乾燥する乾燥ファンと、上記洗浄槽内の洗浄水の水位を検出する水位検知器と、上記洗浄槽内の洗浄水や空気の温度を検出する洗浄槽温度センサーと、上記洗浄ポンプ、排水ポンプ、給水弁、ヒーター、及び乾燥ファンを制御する制御手段とを備え、洗浄行程、すすぎ行程、及び乾燥行程を行う食器洗い機において、
    食器洗い機の運転完了時刻を予約する運転完了時刻設定手段と、
    上記洗浄槽への給水条件を選択する給水条件選択手段と、
    上記給水条件選択手段により選択された給水条件に応じて、運転所要時間を決める運転所要時間決定手段と、
    上記運転完了時刻と運転所要時間から、食器洗い機の運転スタート時刻を算出する運転スタート時刻算出手段とを備えて成り、
    上記運転スタート時刻に食器洗い機の運転を開始することにより、予約した運転完了時刻に運転を完了することを特徴とする食器洗い機。
  4. 上記給水条件選択手段により選択される給水条件は、水道水を直接供給する給水接続と、給湯器から湯を供給する給湯接続のうち、どちらか一方が選択されることを特徴とする請求項3に記載の食器洗い機。
  5. 上記給水接続として季節を選択することができ、また上記給湯接続として給湯温度を選択することができることを特徴とする請求項4に記載の食器洗い機。
  6. 上記運転スタート時刻より所定時間前に、上記給水弁を開き洗浄槽内への給水を開始してその温度を測定すると共に、測定された給水温度に応じて上記運転スタート時刻を補正することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の食器洗い機。
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