JP2008118860A - 桑の実ジャムの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 桑の実は熱を加えても溶けて固まりにくい性質がありジャムの主原料に適さない点に鑑み、桑の実がゼリー状に固まると共に、健康上に資する桑の実ジャムを製造する新規の方法を提供せんとする。
【解決手段】 本発明の桑の実ジャムの製造方法は、冷凍状態の桑の実、寒天、砂糖及び水を混合して、かき混ぜながら煮ることを特徴とする。冷凍の桑の実は潰して混合しても良く、また、酸味料を加えて混合しても良い。
【選択図】 なし

Description

本発明は桑の実ジャムの製造方法に関するものである。
桑の木は従来蚕の餌となる葉を目的として栽培されてきた経緯があり、その実についての活用はあまり知られていなかった。
しかし、桑の実にはアントシアニンを多く含み、眼精疲労に有効であり、老化防止、高血圧予防、免疫力の向上等、その他多くの効能があると言われている。
そこで、本発明は桑の実をジャムの主原料として用いることにより、ジャムが広く用いられる用途を利用して、桑の実の摂取を容易とすることが期待できるものとなる。
ところで、桑の実を原料とするジャムの製法として例えば特開平09−70258があり、通常のジャムの製造法を基本的にそのまま転用したものである。
特開平09−70258
桑の実は熱を加えても溶けて固まりにくい性質があり、ジャムの主原料に適さないものと考えられ、商品化を遠ざけているのである。
そこで、上記特開平09−70258では水飴を多量に混合して桑の実を固めているのである。
本発明は、桑の実は熱を加えても溶けて固まりにくい性質があり、ジャムの主原料に適さない点に鑑み、桑の実がゼリー状に固まると共に、健康上に資する桑の実ジャムを製造する新規の方法を提供せんとするものである。
本発明の桑の実ジャムの製造方法は、冷凍状態の桑の実、寒天、砂糖及び水を混合して、かき混ぜながら煮ることを特徴とするものである。
冷凍の桑の実は潰して混合しても良く、また、酸味料を加えて混合しても良い。
桑の実にはアントシアニンを多く含み、眼精疲労に有効であり、老化防止、高血圧予防、免疫力の向上等、その他多くの効能があり、ジャムの形態に変ることにより、ジャムの幅広い用途で摂取される効果を得られるのである。
また、酵素の分解に強い寒天を混合することにより、桑の実をゼリー状として固定できるため、外見上及び食感上もジャムとして受け入れられる効果を発揮するものである。
そして、寒天は植物繊維で殆どカロリーがなくダイエット食品として、また、分解してアガロオリゴ糖となり健康食品として注目されており、新たなジャム食品として桑の実との相乗効果も期待できるのである。
桑の実を冷凍状態としておくことで、腐りやすい桑の実の保存が可能であると共に、冷凍のまま混合して加熱することで、桑の実の風味と特性を逃がすことなく寒天中に固定することが出来る効果を有する。
冷凍状態の桑の実を潰して混合したものは、全体がゼリー状になるため滑らかな舌触りのジャムとなり、潰さないでそのまま混合したものは実の形がある程度残って、柔らかなざらつきの食感となる特徴があり、好みに応じて製造できるものである。
クエン酸やレモン汁等の酸味料を加えることにより、酸味の付与・調整ができ、すっきりとした味覚のジャムを提供できるものである。
本発明の桑の実ジャムの製造方法は、冷凍状態の桑の実、寒天、砂糖及び水を混合して、かき混ぜながら煮ることを特徴とするものである。
桑の実は収穫後、必要により水洗いして冷凍保存したものを使用する。
桑の実を冷凍状態としておくことで、腐りやすい桑の実の保存が可能であると共に、必要な量をそのまま使用できるものである。
寒天は特に品質等に限定はないけれど、高純度で溶解性に優れる粉末状のものや、沈殿しにくく焦げ付きにくいフレーク状のものが良い。
寒天の量を変えることによりジャムのゼリー状の固まりの調節が可能であり、混合する量は用途や好みによって適宜決めるものである。
砂糖はグラニュー糖を用いるのが通例であるけれど、これに限定されるものではなく、他の砂糖や、数種類混ぜて使用しても良い。
冷凍保存されている桑の実、寒天、砂糖及び水を容器に投入し、中火で加熱し、木ベラでゆっくりかき混ぜながら5乃至8分間煮る。
冷凍した桑の実は、そのままの形でも、潰して粉砕したもののいずれでも良い。
桑の実、寒天、砂糖及び水の各量は夫々任意に決定でき、桑の実の味や甘みの強弱、ゼリー状の硬軟等を任意に調整し、用途や好みに対応するものとなる。
そして、ある程度混合・溶融した後、弱火にして更に加熱し、同前の様に木ベラでゆっくりかき混ぜながら10乃至20分間ほど煮続ければ、目的の桑の実ジャムを得られるのである。
得られたジャムは、熱いうちに清潔な容器に詰めて保存することとなる。
冷凍保存されている桑の実、寒天、砂糖及び水に、クエン酸やレモン汁等の酸味料を更に混入させて、同様の工程で酸味が付与されすっきりとした味覚のジャムを得ることができる。

Claims (3)

  1. 冷凍状態の桑の実、寒天、砂糖及び水を混合して、かき混ぜながら煮ることを特徴とする桑の実ジャムの製造方法。
  2. 冷凍の桑の実を潰して混合することを特徴とする請求項1記載の桑の実ジャムの製造方法。
  3. 酸味料を加えて混合したことを特徴とする請求項1又は2記載の桑の実ジャムの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023485A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Oju Seiyaku:Kk ビワ種ゼリーとその製造方法
CN104304860A (zh) * 2014-11-17 2015-01-28 江苏省农业科学院 一种桑椹果酱超高压杀菌方法
JP2016154562A (ja) * 2016-06-06 2016-09-01 株式会社王樹製薬 ビワ種ゼリーとその製造方法

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