JP2008118687A - 伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より確実にハンドシェークの送受信が出来るVDSL伝送方式の伝送装置の提供。
【解決手段】所定の周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーンをそれぞれ複数使用してデータを伝送し、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、伝送条件設定に関する情報を伝送相手の伝送装置と交換するハンドシェークを行うVDSL伝送方式の伝送装置。ハンドシェークに使用するトーンは、上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる各複数帯域に少なくとも1が、又は上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる任意の各複数帯域にそれぞれ1が含まれる構成である。
【選択図】図4
【解決手段】所定の周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーンをそれぞれ複数使用してデータを伝送し、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、伝送条件設定に関する情報を伝送相手の伝送装置と交換するハンドシェークを行うVDSL伝送方式の伝送装置。ハンドシェークに使用するトーンは、上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる各複数帯域に少なくとも1が、又は上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる任意の各複数帯域にそれぞれ1が含まれる構成である。
【選択図】図4
Description
本発明は、定められた周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各1又は複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーン(搬送波)をそれぞれ多数使用してデータを伝送すると共に、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、ハンドシェークを行うVDSL(Very high speed Digital Subscriber Line)伝送方式の伝送装置に関するものである。
電話線を用いてディジタル信号の伝送を行うVDSL伝送方式のモデム(伝送装置)では、最大12MHz迄の周波数帯域を上り/下りの各専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる多数のトーン(搬送波)を使用して伝送を行う。
図6は、VDSL伝送方式で用いる上り帯域及び下り帯域の周波数配置の例を示す説明図である。ここでは、1.1〜3.75MHz,5.2〜8.5MHzを下り帯域に、3.75〜5.2MHz,8.5〜12MHzを上り帯域にそれぞれ使用する。
図6は、VDSL伝送方式で用いる上り帯域及び下り帯域の周波数配置の例を示す説明図である。ここでは、1.1〜3.75MHz,5.2〜8.5MHzを下り帯域に、3.75〜5.2MHz,8.5〜12MHzを上り帯域にそれぞれ使用する。
VDSL伝送方式を含むDSL伝送方式では、通信を開始する際に、上り/下りそれぞれのトーンを使用して、相手側のモデムとの間で、所持する機能及び特殊仕様(オプション)等の伝送条件設定に関する情報を交換し合うハンドシェークを実行する。これにより、実際の通信で使用する通信モード及び特殊仕様を選択して、互いの伝送歩調を整える。
DSL伝送方式においては、ハンドシェークに使用するトーンとして、DSL伝送方式で使用する周波数帯域内で、上り/下りそれぞれに3本程度を使用しており、その内の少なくとも1本で送受信出来れば良いようになっている。
DSL伝送方式においては、ハンドシェークに使用するトーンとして、DSL伝送方式で使用する周波数帯域内で、上り/下りそれぞれに3本程度を使用しており、その内の少なくとも1本で送受信出来れば良いようになっている。
ハンドシェークでは、DSLのDMT(Discrete Multi Tone)変調で使用される4.3125kHzの整数倍周波数のトーンを使用するのが一般的であるが、それ以外の周波数を使用しても良い。
電話線における信号の伝送特性は、図7に示すように、一般に高周波になる程、減衰が大きくなるので、ハンドシェークに使用するトーンには、低い周波数を割り当てた方が、より確実にハンドシェークが実行出来ると考えられる。
電話線における信号の伝送特性は、図7に示すように、一般に高周波になる程、減衰が大きくなるので、ハンドシェークに使用するトーンには、低い周波数を割り当てた方が、より確実にハンドシェークが実行出来ると考えられる。
しかし、DSL伝送方式では、上述した伝送線路の周波数特性の他にも、隣接回線からの漏話雑音、及び分岐線路による周波数特性等、ハンドシェークに影響を与える、周波数に依存する外的要因があり、ハンドシェークに使用する各トーンのSN比が悪ければ、ハンドシェークの送受信が出来なくなることがある。その為、他のトーンを使用すれば充分通信が可能であるにも拘らず、通信確立が出来なくなるという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、より確実にハンドシェークの送受信が出来るVDSL伝送方式の伝送装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る伝送装置は、所定の周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーンをそれぞれ複数使用してデータを伝送し、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、伝送条件設定に関する情報を伝送相手の伝送装置と交換するハンドシェークを行うVDSL伝送方式の伝送装置において、前記ハンドシェークに使用するトーンは、前記上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる各複数帯域に少なくとも1が、又は前記上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる任意の各複数帯域にそれぞれ1が含まれることを特徴とする。
第1発明に係る伝送装置では、ハンドシェークに使用するトーンは、上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる各複数帯域に少なくとも1が、又は上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる任意の各複数帯域にそれぞれ1が含まれるので、特にブリッジタップの影響を避けるように分散配置することが出来、より確実にハンドシェークの送受信が出来るVDSL伝送方式の伝送装置を実現することが出来る。
第2発明に係る伝送装置は、前記ハンドシェークに使用するトーンは、前記上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域にそれぞれ少なくとも1が含まれることを特徴とする。
第3発明に係る伝送装置は、所定の周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各1又は複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーンをそれぞれ複数使用してデータを伝送し、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、伝送条件設定に関する情報を伝送相手の伝送装置と交換するハンドシェークを行うVDSL伝送方式の伝送装置において、前記ハンドシェークに使用するトーンは、前記上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域にそれぞれ少なくとも1が含まれることを特徴とする。
第3発明に係る伝送装置では、ハンドシェークに使用するトーンは、上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域にそれぞれ少なくとも1が含まれるので、トーンを分散させることが出来、ブリッジタップの影響を避ける別の手段を提供することが出来、より確実にハンドシェークの送受信が出来るVDSL伝送方式の伝送装置を実現することが出来る。
第1発明に係る伝送装置によれば、ハンドシェークに使用するトーンを、特に、ブリッジタップの影響を避けるように分散配置することが出来、より確実にハンドシェークの送受信が出来るVDSL伝送方式の伝送装置を実現することが出来る。
第2、3発明に係る伝送装置によれば、ハンドシェークに使用するトーンを分散させることが出来、ブリッジタップの影響を避ける別の手段を提供することが出来、より確実にハンドシェークの送受信が出来るVDSL伝送方式の伝送装置を実現することが出来る。
以下に、本発明の実施の形態を、それを示す図面に基づき説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る伝送装置であるモデムの実施の形態1の要部構成例を示すブロック図である。このモデムは、DMT(Discrete Multi Tone)変調方式の例であり、フレーム組立部1が、パーソナルコンピュータ等から入力されたデータ信号をフレームに組み立て、符号化部2が、フレーム化されたデータ信号に誤り訂正符号を付加した後、データ信号の順序を入れ替える(スクランブル)。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る伝送装置であるモデムの実施の形態1の要部構成例を示すブロック図である。このモデムは、DMT(Discrete Multi Tone)変調方式の例であり、フレーム組立部1が、パーソナルコンピュータ等から入力されたデータ信号をフレームに組み立て、符号化部2が、フレーム化されたデータ信号に誤り訂正符号を付加した後、データ信号の順序を入れ替える(スクランブル)。
コンステレーションエンコーダ3は、符号化部2が順序を入れ替えたデータ信号を、各トーン毎に予め定められたビット数で分解し、各トーンの複素振幅情報を出力する。逆離散フーリエ変換部4は、逆離散フーリエ変換することにより、この複素振幅情報を各トーンに掛け合わせ合成する。
並直列変換部5は、各トーンに掛け合わされ合成された並列データ信号を直列データ信号に変換し、D/A変換部6が、この変換された直列データ信号をアナログ化し、ドライバ7は、アナログ化されたデータ信号を増幅して出力する。
並直列変換部5は、各トーンに掛け合わされ合成された並列データ信号を直列データ信号に変換し、D/A変換部6が、この変換された直列データ信号をアナログ化し、ドライバ7は、アナログ化されたデータ信号を増幅して出力する。
ハイブリッド回路8が、ドライバ7により増幅されたデータ信号を、電話線18に送り出し、電話線18から入力されたデータ信号を、電話線18へ出力するデータ信号と分離して出力し、低雑音アンプ9が、ハイブリッド回路8が出力したデータ信号を増幅する。
A/D変換部10が、低雑音アンプ9で増幅されたデータ信号をディジタル化し、直並列変換部11が、ディジタル化されたデータ信号を並列データ信号に変換する。
A/D変換部10が、低雑音アンプ9で増幅されたデータ信号をディジタル化し、直並列変換部11が、ディジタル化されたデータ信号を並列データ信号に変換する。
離散フーリエ変換部12が、直並列変換部11により変換された並列データ信号を離散フーリエ変換することにより、各トーンの複素振幅情報を抽出し、コンステレーションデコーダ13が、抽出された各トーンの複素振幅情報に基づきデータ信号を構成する。
復号化部14が、コンステレーションデコーダ13からのデータ信号を元の順序に入れ替えた後、誤り訂正符合により誤りチェックを実行して出力し、フレーム解体部15が、復号化部14からのデータ信号を、そのフレームを解体して出力する。
マイクロプロセッサ16は、フレーム組立部1にデータ信号を入力し、フレーム解体部15からのデータ信号が与えられ、また、通信開始時には、ハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号をハンドシェーク部17に与える。
復号化部14が、コンステレーションデコーダ13からのデータ信号を元の順序に入れ替えた後、誤り訂正符合により誤りチェックを実行して出力し、フレーム解体部15が、復号化部14からのデータ信号を、そのフレームを解体して出力する。
マイクロプロセッサ16は、フレーム組立部1にデータ信号を入力し、フレーム解体部15からのデータ信号が与えられ、また、通信開始時には、ハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号をハンドシェーク部17に与える。
ハンドシェーク部17は、与えられたハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号を符号化し、符号化したデータをDPSK(Differentially encoded binary Phase Shift Keying)変調部19に与える。DPSK変調部19は、与えられたデータにより所定のトーンをDPSK変調し、D/A変換部6に与える。D/A変換部6は、DPSK変調されたデータ信号をアナログ化し、ドライバ7は、アナログ化されたデータ信号を増幅して、ハイブリッド回路8経由で電話線へ出力する。
通信相手のモデムが送信したハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号は、ハイブリッド回路8が、電話線18へ出力するデータ信号と分離して出力し、低雑音アンプ9が、ハイブリッド回路8が出力したデータ信号を増幅する。A/D変換部10が、低雑音アンプ9で増幅されたデータ信号をディジタル化し、DPSK復調部20に与える。
DPSK復調部20は、与えられたデータ信号を復調し、ハンドシェーク部17に与える。ハンドシェーク部17は、与えられたハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号を復号し、復号したデータをマイクロプロセッサ16に与える。
尚、ここでは、DMT変調を例に説明したが、VDSLには、QAM変調(Quadratic Amplitude Modulation)又はSCM(Single Carrier Modulation)方式のものも存在する。これらの方式においても、本願の発明を適用することは可能である。
尚、ここでは、DMT変調を例に説明したが、VDSLには、QAM変調(Quadratic Amplitude Modulation)又はSCM(Single Carrier Modulation)方式のものも存在する。これらの方式においても、本願の発明を適用することは可能である。
このような構成のモデムは、主に家庭に設置されて、パーソナルコンピュータが電話線経由でインターネットに接続するとき等に利用されるが、家庭内には複数の電話線接続口が設置されている場合が多い。このような配線形態によっては、電話線に数mから数十mの分岐配線(ブリッジタップ)が存在する。
分岐配線は、端部で信号を反射し、この反射波との干渉によって、分岐の長さにより定まる周波数帯で、モデムに到達する信号に大きな減衰及び位相の変移が生じ、特定の周波数での受信特性を低下させることがある。
分岐配線は、端部で信号を反射し、この反射波との干渉によって、分岐の長さにより定まる周波数帯で、モデムに到達する信号に大きな減衰及び位相の変移が生じ、特定の周波数での受信特性を低下させることがある。
図2、3は、ブリッジタップ付き電話線の減衰特性の例を示すグラフである。
300mの宅外線路に接続された50mの宅内電話線の場合であり、分岐が無いパターン0、先端部から15m地点に分岐が有るパターン3、先端部から20m地点に分岐が有るパターン4、先端部から25m地点に分岐が有るパターン5、及び先端部から30m地点に分岐が有るパターン6の各場合を示す。尚、先端部とは、宅外線路に接続されていない方の端部である。US1,US2は上り帯域を、DS1,DS2は下り帯域を示す。
300mの宅外線路に接続された50mの宅内電話線の場合であり、分岐が無いパターン0、先端部から15m地点に分岐が有るパターン3、先端部から20m地点に分岐が有るパターン4、先端部から25m地点に分岐が有るパターン5、及び先端部から30m地点に分岐が有るパターン6の各場合を示す。尚、先端部とは、宅外線路に接続されていない方の端部である。US1,US2は上り帯域を、DS1,DS2は下り帯域を示す。
図2、3に示すように、VDSL伝送方式では、使用する周波数が家庭内に存在し得る分岐長で影響を受ける範囲にあり、実用上影響が大きい。
そこで、本実施の形態2のモデムでは、ハンドシェークに使用するトーンを、図4(a)に示すように、複数の各上り帯域に少なくとも1本ずつ分散配置し、図4(b)に示すように、複数の各下り帯域に少なくとも1本ずつ分散配置する。これにより、ブリッジタップからの影響を受け難くなり、より確実にハンドシェークの送受信を実行することが出来る。
そこで、本実施の形態2のモデムでは、ハンドシェークに使用するトーンを、図4(a)に示すように、複数の各上り帯域に少なくとも1本ずつ分散配置し、図4(b)に示すように、複数の各下り帯域に少なくとも1本ずつ分散配置する。これにより、ブリッジタップからの影響を受け難くなり、より確実にハンドシェークの送受信を実行することが出来る。
このモデムでは、通信開始時に、マイクロプロセッサ16が、ハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号をハンドシェーク部17に入力し、ハンドシェーク部17は、与えられたハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号を符号化し、DPSK変調部19に与える。DPSK変調部19は、与えられたデータにより、図4(a)又は(b)に示すようなトーンをDPSK変調し、DPSK変調されたデータ信号は、D/A変換部6、ドライバ7及びハイブリッド回路8経由で電話線へ出力される。
通信相手のモデムが、図4(b)又は(a)に示すようなトーンを使用して送信したハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号は、ハイブリッド回路8が、電話線18へ出力するデータ信号と分離して出力する。出力されたデータ信号は、低雑音アンプ9、A/D変換部10経由で、DPSK復調部20に与えられる。
DPSK復調部20は、与えられたデータ信号を復調し、ハンドシェーク部17に与える。ハンドシェーク部17は、与えられたハンドシェークの為のデータ(プロトコル)信号を復号し、復号したデータをマイクロプロセッサ16に与える。
ハンドシェークにより通信が確立すると、このモデムは、予め定められた多数のトーンを使用して、入力されたデータを変調して通信相手のモデムへ伝送し、また、通信相手のモデムからのデータを復調して出力する。
ハンドシェークにより通信が確立すると、このモデムは、予め定められた多数のトーンを使用して、入力されたデータを変調して通信相手のモデムへ伝送し、また、通信相手のモデムからのデータを復調して出力する。
実施の形態2.
実施の形態1の考え方、及び一般に高周波になる程、減衰が大きくなること(図7)から、本実施の形態2のモデムでは、ハンドシェークに使用するトーンを、図5に示すように(ここでは、下り帯域の1例を図示)、上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域それぞれに少なくとも1本が含まれるように分散配置する。
実施の形態1の考え方、及び一般に高周波になる程、減衰が大きくなること(図7)から、本実施の形態2のモデムでは、ハンドシェークに使用するトーンを、図5に示すように(ここでは、下り帯域の1例を図示)、上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域それぞれに少なくとも1本が含まれるように分散配置する。
尚、ハンドシェークに使用するトーンは、実施の形態1,2を適宜組み合わせて決定することも可能である。本実施の形態2のモデムのその他の構成及び動作は、上述した実施の形態1のモデムの構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
1 フレーム組立部
2 符号化部
3 コンステレーションエンコーダ
4 逆離散フーリエ変換部
5 並直列変換部
7 ドライバ
8 ハイブリッド回路
11 直並列変換部
12 離散フーリエ変換部
13 コンステレーションデコーダ
14 復号化部
15 フレーム解体部
16 マイクロプロセッサ
17 ハンドシェーク部
18 電話線
19 DPSK変調部
20 DPSK復調部
2 符号化部
3 コンステレーションエンコーダ
4 逆離散フーリエ変換部
5 並直列変換部
7 ドライバ
8 ハイブリッド回路
11 直並列変換部
12 離散フーリエ変換部
13 コンステレーションデコーダ
14 復号化部
15 フレーム解体部
16 マイクロプロセッサ
17 ハンドシェーク部
18 電話線
19 DPSK変調部
20 DPSK復調部
Claims (3)
- 所定の周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーンをそれぞれ複数使用してデータを伝送し、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、伝送条件設定に関する情報を伝送相手の伝送装置と交換するハンドシェークを行うVDSL伝送方式の伝送装置において、
前記ハンドシェークに使用するトーンは、前記上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる各複数帯域に少なくとも1が、又は前記上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれる任意の各複数帯域にそれぞれ1が含まれることを特徴とする伝送装置。 - 前記ハンドシェークに使用するトーンは、前記上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域にそれぞれ少なくとも1が含まれる請求項1記載の伝送装置。
- 所定の周波数帯域を、伝送方向の上り、下りの各1又は複数の専用帯域に区分し、区分した上り帯域及び下り帯域にそれぞれ含まれるトーンをそれぞれ複数使用してデータを伝送し、伝送開始時には、上り、下りの各伝送方向の各複数のトーンを使用して、伝送条件設定に関する情報を伝送相手の伝送装置と交換するハンドシェークを行うVDSL伝送方式の伝送装置において、
前記ハンドシェークに使用するトーンは、前記上り帯域及び下り帯域それぞれの上限側及び下限側の各1/4の帯域にそれぞれ少なくとも1が含まれることを特徴とする伝送装置。
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- 2007-12-03 JP JP2007312558A patent/JP2008118687A/ja active Pending
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