JP2008114913A - ボックスパレット - Google Patents

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Abstract

【解決手段】パレット部Pとボックス部Bとから構成されているボックスパレットBpにおいて、ボックス部Bを構成する側壁2に、相対する最内垂直リブ2d1と上部水平区画リブa1と下部水平区画リブa2と側壁2の板状部2aとにより囲まれた、前面が開放された補強部材装着空間Aを形成し、補強部材装着空間Aにその前面から、補強部材Fが内蔵された栓部材Sを装着するように構成したものである。
【効果】側壁に形成された多数の縦リブに形成された透孔に、横方向から、補強部材を挿通するようにした従来のボックスパレットに較べて、補強部材装着空間への補強部材及び栓部材の装着を容易に、且つ、確実に行うことができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、パレットの上面を囲むように、4つの側壁が形成されているとともに、各側壁が、パレットの上に重なるように折り畳むことが可能な、所謂、折り畳み可能なボックスパレットに関するものである。
従来、ボックスパレットに収容された物品により、側壁に大きな負荷が加わり、側壁が外側に膨出変形し損傷する場合があった。このような側壁の外側への膨出変形を防止するために、側壁の外面に多数形成された縦横リブのうち、縦リブに透孔を形成し、この透孔に、筒状の金属製補強部材を挿入することにより、側壁を補強するようにしたボックスパレットが、一例として、特許文献1に記載されている。
特許第3384467号公報
上述した従来のボックパレットにおいては、多数形成されている縦リブに、金属製補強部材を挿入するための透孔を形成しなければならず、従って、透孔が形成されている部分の縦リブの強度が低下し、側壁の外側への膨出変形により、縦リブの透孔が形成されている部分が損傷し、ひいては、側壁の補強が十分でないという問題があった。
また、従来、側壁は、射出成形等により、合成樹脂で一体成形されているが、多数形成されている縦リブに、金属製補強部材を挿入するための透孔を形成するために、金型が複雑になり、従って、側壁の製造コストがアップするという問題があった。
更に、金属製補強部材が、側壁の外面に露出しているために、金属製補強部材が腐食し易く、また、外見上の見栄えが悪いという問題があった。
更にまた、多数形成されている縦リブに、金属製補強部材を挿入しなければならないために、金属製補強部材の側壁への取り付け作業の作業性が悪いという問題があった。特に、側壁を、射出成形等により、合成樹脂で一体成形した場合に、冷却過程等において、多かれ少なかれ、側壁が変形することになるが、この変形により、多数の縦リブに形成された透孔が、直線的に重合するように配列されておらず、従って、透孔への金属製補強部材の挿入に時間がかかり、金属製補強部材の側壁への取り付け作業の作業性が更に悪くなるという問題があった。
なお更に、従来のボックパレットにおいては、側壁の外面に、多数の縦リブや横リブが形成されているために、側壁の洗浄性が悪いという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来のボックスパレットが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、パレット部とボックス部とから構成されているボックスパレットにおいて、第1には、ボックス部を構成する側壁に、相対する最内垂直リブと上部水平区画リブと下部水平区画リブと側壁の板状部とにより囲まれた、前面が開放された補強部材装着空間を形成し、補強部材装着空間にその前面から、補強部材が内蔵された栓部材を装着するように構成したものであり、第2には、栓部材を構成する上部水平帯状板の上面及び下部水平帯状板の下面には、それぞれ、係止突起を形成するとともに、補強部材装着空間を構成する上部水平区画リブの下面及び下部水平区画リブの上面には、それぞれ、係止用凹部を形成し、補強部材が内蔵された栓部材が、補強部材装着空間に装着された際には、栓部材を構成する上部水平帯状板の上面及び下部水平帯状板の下面に、それぞれ形成された係止突起が、補強部材装着空間を構成する上部水平区画リブの下面及び下部水平区画リブの上面に、それぞれ形成された係止用凹部に嵌合されるように構成したものであり、第3には、係止突起が形成されている栓部材の水平帯状板に、薄肉部を形成し、係止突起が形成されている水平帯状板を弾性変形し易くしたものである。
ボックス部を構成する側壁に、相対する最内垂直リブと上部水平区画リブと下部水平区画リブと側壁の板状部とにより囲まれた、前面が開放された補強部材装着空間を形成し、補強部材装着空間にその前面から、補強部材が内蔵された栓部材を装着するように構成されているので、側壁に形成された多数の縦リブに形成された透孔に、横方向から、補強部材を挿通するようにした従来のボックスパレットに較べて、補強部材装着空間への補強部材及び栓部材の装着を容易に、且つ、確実に行うことができる。
また、ボックス部を構成する側壁に、相対する最内垂直リブと上部水平区画リブと下部水平区画リブと側壁の板状部とにより囲まれた、前面が開放された補強部材装着空間を形成し、補強部材装着空間にその前面から、補強部材が内蔵された栓部材を装着するように構成されているので、強度や剛性の低い縦リブに、透孔が穿設されている従来のボックスパレットのように、側壁に負荷が加わった際に、縦リブが損傷するようなことを防止することができる。
更に、ボックス部を構成する側壁に、相対する最内垂直リブと上部水平区画リブと下部水平区画リブと側壁の板状部とにより囲まれた、前面が開放された補強部材装着空間を形成し、補強部材装着空間にその前面から、補強部材が内蔵された栓部材を装着するように構成されており、側壁に形成された補強部材装着空間に挿入された補強部材は、栓部材により覆われているので、補強部材が金属で形成された場合には、補強部材が腐食するようなことを抑制することができるとともに、補強部材が、栓部材により覆われているので、ボックスパレットの外見上の見栄えが向上する。
栓部材を構成する上部水平帯状板の上面及び下部水平帯状板の下面には、それぞれ、係止突起を形成するとともに、補強部材装着空間を構成する上部水平区画リブの下面及び下部水平区画リブの上面には、それぞれ、係止用凹部を形成し、補強部材が内蔵された栓部材が、補強部材装着空間に装着された際には、栓部材を構成する上部水平帯状板の上面及び下部水平帯状板の下面に、それぞれ形成された係止突起が、補強部材装着空間を構成する上部水平区画リブの下面及び下部水平区画リブの上面に、それぞれ形成された係止用凹部に嵌合されるように構成されているので、栓部材が、簡単に、補強部材装着空間から離脱するようなことを防止することができる。
係止突起が形成されている栓部材の水平帯状板に、薄肉部を形成し、係止突起が形成されている水平帯状板を弾性変形し易くしたので、補強部材が内蔵された状態の栓部材の補強部材装着空間への装着作業を容易に、且つ、迅速に行うことができ、ひいては、補強部材及び栓部材の側壁への組み付け作業の作業性が向上する。
先ず最初に、図1及び図2を用いて、本発明のボックスパレットの全体構成について説明する。
ボックスパレットBpは、パレット部Pとボックス部Bとから構成されている。パレット部Pは、上部デッキp1と、下部デッキp2と、上部デッキp1と下部デッキp2の四隅を連結する隅桁p3 と、隅桁p3 間に位置する上部デッキp1と下部デッキp2の中間を連結する中間桁p4と、上部デッキp1と下部デッキp2の中央を連結する中央桁(図示されていない。)とを有しており、パレット部Pの各側部には.フォーク挿通孔p5が形成されている。
また、ボックス部Bは、パレット部Pの一方の相対する辺部に、公知のヒンジ連結手段によりヒンジ連結された一方の相対する側壁1と、パレット部Pのもう一方の相対する辺部に立設された垂直壁部材p6に、公知のヒンジ連結手段によりヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁2とを有している。パレット部Pのもう一方の相対する辺部に立設された垂直壁部材p6にヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁2のヒンジ部の回動枢支点は、パレット部Pの一方の相対する辺部にヒンジ連結された一方の相対する側壁1の回動枢支点より、高い位置に位置している。
図1に示されているように、一方の相対する側壁1ともう一方の相対する側壁2とが略垂直状態に立てられた状態から、先ず最初に、一方の相対する側壁1を、上部デッキp1の上面方向に回動させて、一方の相対する側壁1を、略水平状態に倒し、次いで、もう一方の相対する側壁2を、上部デッキp1の上面方向に回動させて、略水平状態に倒されている一方の相対する側壁1に重なるように倒すことにより、図2に示されているように、一方の相対する側壁1ともう一方の相対する側壁2を略水平状態に倒すことにより、ボックスパレットBpを、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。
また、図2の折り畳まれた状態のボックスパレットBpを、図1に示されているように、箱型に組み立てるには、先ず最初に、略水平状態のもう一方の相対する側壁2を、垂直方向に回動させて、略垂直に立て、次いで、略水平状態の一方の相対する側壁1を、同様に垂直方向に回動させて、略垂直に立てることにより行う。
一方の相対する側壁1及びもう一方の相対する側壁2には、後述する補強部材が挿入可能な補強部材装着空間Aが形成されている。一方の相対する側壁1に形成される補強部材装着空間Aは、もう一方の相対する側壁2に形成される補強部材装着空間Aと、実質的に同じであるので、以下においては、図3〜図5を用いて、もう一方の相対する側壁2に形成される補強部材装着空間Aについて説明する。なお、補強部材装着空間Aについて説明する際には、もう一方の相対する側壁2を、単に、側壁2と称する。
側壁2は、平板状の板状部2aを有しており、板状部2aの上端辺には、板状部2aの外面2a1には、外面2a1に略垂直な上端水平リブ2bが形成されている。2cは、板状部2aの垂直辺から、板状部2aの内面2a2に対して略垂直に延在する当接枠であり、折り畳まれた状態から、先ず最初に、もう一方の相対する側壁2を略垂直に立て、次いで、一方の相対する側壁1を略垂直に立てた際に、当接枠2cに、一方の相対する側壁1の垂直縁部付近当接するように構成されている。また、側壁2の相対する最外垂直部付近には、板状部2aの外面2a1に垂直な複数の外側垂直リブ2dが形成されている。本実施例には、側壁2の相対する最外垂直部付近に、それぞれ3本ずつの外側垂直リブ2dが形成されている例が示されている。
板状部2aの外面2a1には、最も内側に位置する相対する外側垂直リブ(以下、最内垂直リブと称し、符号2d1が付されている。)2d1を架橋する上部水平区画リブa1が形成されているとともに、上部水平区画リブa1の下方で、且つ、上部水平区画リブa1と所定の間隔を置いて、下部水平区画リブa2が形成されている。上部水平区画リブa1と下部水平区画リブa2は、互いに平行になるように構成されている。相対する最内垂直リブ2d1と上部水平区画リブa1と下部水平区画リブa2と板状部2aの外面2a1とにより、前面が開放された補強部材装着空間Aが形成されている。
上部水平区画リブa1の上面a1aは、板状部2aの外面2a1から上部水平区画リブa1の先端に向かって下方に傾斜した傾斜面として形成されており、また、上部水平区画リブa1の下面a1bは、板状部2aの外面2a1に略垂直な水平面として形成されており、上部水平区画リブa1の長さ方向に垂直な断面は、略三角形状に形成されている。
下部水平区画リブa2の下面a2aは、板状部2aの外面2a1から下部水平区画リブa2の先端に向かって上方に傾斜した傾斜面として形成されており、また、下部水平区画リブa2の上面a2bは、板状部2aの外面2a1に略垂直な水平面として形成されており、下部水平区画リブa2の長さ方向に垂直な断面は、略三角形状に形成されている。
板状部2a付近に位置する上部水平区画リブa1の下面a1bには、複数個の下方が開放された上部係止用凹部a3が形成されており、上部係止用凹部a3は、上部水平区画リブa1の先端側に位置する垂直面a3aと、垂直面a3aの上端から板状部2aに向かって下方に傾斜した天井面a3bとを有しており、板状部2aに垂直な上部係止用凹部a3の断面は、略三角形状に形成されている。本実施例には、所定の間隔を置いて、6個の上部係止用凹部a3が形成されている例が示されている。
板状部2a付近に位置する下部水平区画リブa2の上面a2bには、上述した上部係止用凹部a3と同様の複数個の上方が開放された下部係止用凹部a4が形成されており、下部係止用凹部a4は、下部水平区画リブa2の先端側に位置する垂直面a4aと、垂直面a4aの下端から板状部2aに向かって上方に傾斜した底面a4bとを有しており、板状部2aに垂直な下部係止用凹部a4の断面も、上述した上部係止用凹部a3と同様に、略三角形状に形成されている。本実施例には、所定の間隔を置いて、4個の下部係止用凹部a4が形成されている例が示されており、4個の下部係止用凹部a4は、それぞれ、上部水平区画リブa1の下面a1bに形成された隣り合う2個の上部係止用凹部a3間に形成されている。
2eは、相対する最内垂直リブ2d1間に形成された中間垂直リブであり、このような中間垂直リブ2eは、1〜3本程度、形成されており、中間垂直リブ2eを省略することもできる。中間垂直リブ2eを増やすと、側壁2の洗浄性が悪くなるので、中間垂直リブ2eを、多くても数本程度とすることが好ましい。
相対する最内垂直リブ2d1と上部水平区画リブa1と下部水平区画リブa2と板状部2aの外面2a1とにより囲まれた補強部材装着空間Aは、側壁2に、一箇所以上形成されている。本実施例には、一方の相対する側壁1及びもう一方の相対する側壁2に、それぞれ、上下方向に所定の間隔を置いて、2箇所ずつ形成されている例が示されている。
2fは、もう一方の側壁2の相対する最内垂直リブ2d1の対向面に形成された上下方向に延在する縦型の手持ち用凹部である。縦型の手持ち用凹部2fは、最内垂直リブ2d1の対向面2d1’に、上下方向に所定の間隔を置いて、且つ、対向面2d1’に略垂直に形成された天板2f1と底板2f2と、最内垂直リブ2d1の先端から、側壁2の板状部2aの中央部方向に延在するとともに、天板2f1と底板2f2とを連結する前板2f3とを有している。縦型の手持ち用凹部2fは、最内垂直リブ2d1と天板2f1と底板2f2と前板2f3と側壁2の板状部2aとにより囲まれており、側壁2の板状部2aの中央部方向が開放されている。縦型の手持ち用凹部2fは、相対する最内垂直リブ2d1の対向面に、それぞれ、1個ずつ形成されているとともに、もう一方の側壁2の上方に形成されている。
略水平に倒された状態のもう一方の側壁2を、略垂直に立てる際には、作業者が、縦型の手持ち用凹部2fに手を入れて、もう一方の側壁2を持ち上げることになる。特に、大型のボックスパレットBpの場合には、一方の側壁1及びもう一方の側壁2の横幅も広く、また、相当重くなる。従って、大型のボックスパレットBpが折り畳まれた状態において、先ず最初に立てられるもう一方の側壁2を略垂直に立てる際には、一方の相対する側壁1がヒンジ連結されているパレット部Pの一方の相対する辺部付近に、それぞれ一人ずつ、作業者が位置し、その後、各作業者が、近くの縦型の手持ち用凹部2fに手を入れて、もう一方の側壁2を略垂直に立てることにより、作業者の作業負担を軽減しながら、容易に、且つ、迅速に、もう一方の側壁2の垂直方向への回動を行うことができる。
図1において、1cは、一方の側壁1の板状部1aの外面1a1の中央領域に形成された相対する中間垂直リブ1b間に形成された横型の手持ち用凹部である。横型の手持ち用凹部1cは、相対する中間垂直リブ1bを連結する天板1c1と、天板1c1の先端から下方に延在するとともに、相対する中間垂直リブ1bを連結する前板1c2とを有している。横型の手持ち用凹部1cは、天板1c1と前板1c2と相対する中間垂直リブ1bと一方の側壁1の板状部1aとにより囲まれており、下方が開放されている。
次に、図6〜図9を用いて、側壁2に形成された補強部材装着空間Aに装着される補強部材Fと栓部材Sについて説明する。
補強部材Fは、金属製或いは硬質合成樹脂製の角筒状の角筒体f1と、角筒体f1の両端開口f2に嵌入された嵌合栓f3とから構成されている。補強部材Fの長さは、補強部材装着空間Aを構成する最内垂直リブ2d1間の間隔と略同じに形成されている。
補強部材Fが、補強部材装着空間Aから排出されることを防止する栓部材Sは、射出成形等により、合成樹脂で一体成形されており、栓部材Sは、上部水平帯状板s1と、下部水平帯状板s2と、上部水平帯状板s1の一方の辺と下部水平帯状板s2の一方の辺とを連結する前面垂直帯状板s3とから形成されており、栓部材Sの長手方向に垂直な断面は、略コの字状に形成されている。上部水平帯状板s1の先端部には、先端が尖った楔部s1aが形成されており、同様に.下部水平帯状板s2の先端部にも、先端が尖った楔部s2aが形成されている。
上部水平帯状板s1の先端上面部には、上述した側壁2に形成された補強部材装着空間Aを構成する上部水平区画リブa1の下面a1bに形成された上部係止用凹部a3に対応して、上部係止突起s4が立設されている。上部係止突起s4は、水平天面s4aと、上部水平帯状板s1の先端方向に向かって下方に傾斜した傾斜面s4bと、前面垂直帯状板s3側に位置する垂直面s4cと相対する側面s4dとを有しており、上部係止突起s4は、上部係止用凹部a3に嵌合可能に構成されている。上部係止突起s4が立設されている上部水平帯状板s1の下面s1bには、上部係止突起s4の幅を超えて延在するとともに、上部係止突起s4が略中央に位置するような凹部s1cが形成されており、凹部s1cは、上部水平帯状板s1の先端から前面垂直帯状板s3まで延在するように構成されている。このような凹部s1cを形成することにより、この部分の上部水平帯状板s1には、薄板部s1’が形成されることになり、従って、上部係止突起s4が突設されている薄板部s1’が弾性変形し易くなるように構成されている。本実施例には、上述した側壁2に形成された補強部材装着空間Aを構成する上部水平区画リブa1の下面a1bに形成された6個の上部係止用凹部a3に対応して、6個の上部係止突起s4が立設されている例が示されている。
下部水平帯状板s2の先端下面部には、上述した側壁2に形成された補強部材装着空間Aを構成する下部水平区画リブa2の上面a2bに形成された下部係止用凹部a4に対応して、上述した上部係止突起s4と同様の下部係止突起s5が垂設されている。下部係止突起s5は、水平底面s5aと、下部水平帯状板s2の先端方向に向かって上方に傾斜した傾斜面s5bと、前面垂直帯状板s3側に位置する垂直面s5cと相対する側面s5dとを有しており、下部係止用凹部a4に嵌合可能に構成されている。下部係止突起s5が立設されている下部水平帯状板s2の上面s2bには、下部係止突起s5の幅を越えて延在するとともに、下部係止突起s5が略中央に位置するような凹部s2cが形成されており、凹部s2cは、下部水平帯状板s2の先端から前面垂直帯状板s3まで延在するように構成されている。このような凹部s2cを形成することにより、この部分の下部水平帯状板s2には、薄板部s2’が形成されることになり、従って、下部係止突起s5が突設されている薄板部s2’が弾性変形し易くなるように構成されている。本実施例には、上述した側壁2に形成された補強部材装着空間Aを構成する下部水平区画リブa2の上面a2bに形成された4個の下部係止用凹部a4に対応して、4個の下部係止突起s5が立設されている例が示されている。
上述した栓部材Sの長さは、上述した補強部材Fと同様に、補強部材装着空間Aを構成する最内垂直リブ2d1間の間隔と略同じに形成されている。また、栓部材Sを構成する上部水平帯状板s1の上面s1dと下部水平帯状板s2の下面s2dとの間隔は、上述した側壁2に形成された補強部材装着空間Aを構成する上部水平区画リブa1の下面a1bと下部水平区画リブa2の上面a2bとの間隔と略同じに形成されている。更に、補強部材装着空間Aに補強部材Fを挿入した際には、補強部材装着空間Aを構成する上部水平区画リブa1の下面a1bと補強部材Fを構成する角筒体f1の上面f1aとの間には、栓部材Sの上部水平帯状板s1が嵌合可能な間隙が形成されているとともに、補強部材装着空間Aを構成する下部水平区画リブa2の上面a2bと補強部材Fを構成する角筒体f1の下面f1bとの間には、栓部材Sの下部水平帯状板s2が嵌合可能な間隙が形成されている。
次に、図10〜図13を用いて、上述した側壁2に形成された補強部材装着空間Aへの補強部材Fと栓部材Sの装着順序と装着手段について説明する。
先ず最初に、図10に示されているように、栓部材Sの上部水平帯状板s1と下部水平帯状板s2と前面垂直帯状板s3とにより囲まれた横長溝部S’に、補強部材Fを嵌合する。次いで、栓部材S及び栓部材Sの横長溝部S’に嵌合された補強部材Fを、一緒に、補強部材装着空間A内に、栓部材Sの上部水平帯状板s1の楔部s1a及び下部水平帯状板s2の楔部s2aを先にして嵌入する。その後、補強部材Fが内蔵された状態の栓部材Sを、強部材装着空間Aを構成する側壁2の板状部2a方向に更に押し込むと、栓部材Sを構成する上部水平帯状板s1の先端上面部に立設された上部係止突起s4が、補強部材装着空間Aを構成する上部水平区画リブa1の下面a1bに形成された上部係止用凹部a3に嵌合されるとともに、栓部材Sを構成する下部水平帯状板s2の先端下面部に垂設された下部係止突起s5が、補強部材装着空間Aを構成する下部水平区画リブa2の下面a2bに形成された下部係止用凹部a4に嵌合されることになる。このようにして、側壁2に形成された補強部材装着空間Aに、補強部材F及び栓部材Sが装着されることになる。
補強部材装着空間Aに、補強部材Fが内蔵された状態の栓部材Sを、栓部材Sの上部水平帯状板s1の楔部s1a及び下部水平帯状板s2の楔部s2aを先にして嵌入することにより、補強部材装着空間Aへの補強部材Fが内蔵された栓部材Sの装着が容易となり、ひいては、側壁2への補強部材Fと栓部材Sの装着作業に作業性が向上する。
また、上述したように、補強部材Fが内蔵された状態の栓部材Sを、補強部材装着空間Aに嵌入する過程において、栓部材Sを構成する上部水平帯状板s1の先端上面部に立設された上部係止突起s4が、補強部材装着空間Aを構成する上部水平区画リブa1の先端に当接することになるが、上部係止突起s4が突設されている上部水平帯状板s1には、薄板部s1’が形成されているので、上部係止突起s4が突設されている薄板部s1’が、下方に弾性変形し易く、同様に、補強部材Fが内蔵された状態の栓部材Sを、補強部材装着空間Aに嵌入する過程において、栓部材Sを構成する下部水平帯状板s2の先端下面部に垂設された下部係止突起s5が、補強部材装着空間Aを構成する下部水平区画リブa2の先端に当接することになるが、下部係止突起s5が突設されている下部水平帯状板s2は、薄板部c2’が形成されているので、下部係止突起s5が突設されている薄板部s2’が、上方に弾性変形し易いので、従って、補強部材Fが内蔵された状態の栓部材Sの補強部材装着空間Aへの嵌入作業を容易に、且つ、迅速に行うことができ、ひいては、補強部材F及び栓部材Sの側壁2への組み付け作業の作業性が向上する。
更に、栓部材Sが、補強部材装着空間Aに装着された状態においては、栓部材Sの上部水平帯状板s1に立設されている上部係止突起s4の垂直面s4cと、補強部材装着空間Aの上部水平区画リブa1の下面a1bに形成されている上部係止用凹部a3の垂直面a3aとが、互いに、当接或いは接近して対向するように構成されているとともに、栓部材Sの下部水平帯状板s2に垂設されている下部係止突起s5の垂直面s5cと、補強部材装着空間Aの下部水平区画リブa2の上面a2bに形成されている下部係止用凹部a4の垂直面a4aとが、互いに、当接或いは接近して対向するように構成されているので、栓部材Sが、簡単に、補強部材装着空間Aから離脱するようなことを防止することができる。
更にまた、側壁2に形成された補強部材装着空間Aは、相対する最内垂直リブ2d1と上部水平区画リブa1と下部水平区画リブa2と板状部2aの外面2a1とにより、前面が開放された空間として構成されており、このように構成された補強部材装着空間Aの開放口に前方から、補強部材装着空間Aに、補強部材Fが内蔵された状態の栓部材Sを嵌入するように構成されているので、側壁に形成された多数の縦リブに形成された透孔に、横方向から、補強部材を挿通するようにした従来のボックスパレットに較べて、補強部材装着空間Aへの補強部材F及び栓部材Sの装着を容易に、且つ、確実に行うことができる。
また更に、従来のボックスパレットにおいては、補強部材が挿通される透孔は、側壁に形成されたの縦リブに形成されており、従って、縦リブの側壁からの高さの制約により、透孔を大きくすることができないので、補強部材の透孔への挿通作業が困難であり、特に、側壁が変形している場合には、補強部材の透孔への挿通作業が更に困難となるが、本願発明においては、補強部材装着空間Aの前面が開放されている開放口が1つで、且つ、従来の透孔に較べて、圧倒的に大きいので、補強部材装着空間Aへの補強部材F及び栓部材Sへの装着を容易に行うことができる。
なお更に、側壁2に形成された補強部材装着空間Aに挿入された補強部材Fは、栓部材Sにより覆われているので、補強部材Fが金属で形成された場合には、補強部材Fが腐食するようなことを抑制することができるとともに、補強部材Fが、栓部材Sにより覆われているので、ボックスパレットBpの外見上の見栄えが向上する。
更になお、従来、側壁に形成された多数の側壁に透孔を形成する従来のボックスパレットに較べて、補強部材装着空間Aが、相対する最内垂直リブ2d1と上部水平区画リブa1と下部水平区画リブa2と板状部2aの外面2a1とにより形成されているので、側壁2を、射出成形等により、合成樹脂で一体成形する場合には、金型を簡素化することができ、従って、側壁2の製造コストを低減することができる。
図1は、本発明のボックスパレットが箱型に組み立てられた状態の斜視図である。 図2は、本発明のボックスパレットが折り畳まれた状態の斜視図である。 図3は、本発明のボックスパレットを構成する側壁の部分斜視図である。 図4は、本発明のボックスパレットを構成する側壁の部分拡大斜視図である。 図5は、本発明のボックスパレットを構成する側壁の更なる部分拡大斜視図である。 図6は、本発明のボックスパレットを構成する補強部材と栓部材の斜視図である。 図7は、同じく、本発明のボックスパレットを構成する補強部材と栓部材の斜視図である。 図8は、本発明のボックスパレットを構成する栓部材の部分拡大背面図である。 図9は、本発明のボックスパレットを構成する栓部材の部分拡大斜視図である。 図10は、側壁と側壁に装着される直前の補強部材と栓部材の部分斜視図である。 図11は、同じく、側壁と側壁に装着される直前の補強部材と栓部材の部分拡大斜視図である。 図12は、補強部材と栓部材が装着された状態の側壁の部分拡大斜視図である。 図13は、補強部材と栓部材が装着された状態の側壁の部分斜視図である。
符号の説明
A・・・・・・・・・・・・補強部材装着空間
a1・・・・・・・・・・・上部水平区画リブ
a2・・・・・・・・・・・上部水平区画リブ
a3・・・・・・・・・・・上部係止用凹部
a4・・・・・・・・・・・下部係止用凹部
Bp・・・・・・・・・・・ボックスパレット
F・・・・・・・・・・・・補強部材
S・・・・・・・・・・・・栓部材
s1・・・・・・・・・・・上部水平帯状板
s2・・・・・・・・・・・下部水平帯状板
s3・・・・・・・・・・・前面垂直帯状板
s4・・・・・・・・・・・上部係止突起
s5・・・・・・・・・・・下部係止突起
s’・・・・・・・・・・・薄板部
B・・・・・・・・・・・・ボックス部
P・・・・・・・・・・・・パレット部
1、2・・・・・・・・・・側壁

Claims (3)

  1. パレット部とボックス部とから構成されているボックスパレットにおいて、ボックス部を構成する側壁には、相対する最内垂直リブと上部水平区画リブと下部水平区画リブと側壁の板状部とにより囲まれた、前面が開放された補強部材装着空間が形成されており、補強部材装着空間には、その前面から、補強部材が内蔵された栓部材が装着されるように構成されていることを特徴とするボックスパレット。
  2. 栓部材を構成する上部水平帯状板の上面及び下部水平帯状板の下面には、それぞれ、係止突起が形成されているとともに、補強部材装着空間を構成する上部水平区画リブの下面及び下部水平区画リブの上面には、それぞれ、係止用凹部が形成されており、補強部材が内蔵された栓部材が、補強部材装着空間に装着された際には、栓部材を構成する上部水平帯状板の上面及び下部水平帯状板の下面に、それぞれ形成された係止突起が、補強部材装着空間を構成する上部水平区画リブの下面及び下部水平区画リブの上面に、それぞれ形成された係止用凹部に嵌合されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のボックスパレット。
  3. 係止突起が形成されている栓部材の水平帯状板に、薄肉部を形成することにより、係止突起が形成されている水平帯状板が弾性変形し易く構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のボックスパレット。
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