JP2008113254A - 無線通信端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部8は、通信を行なうことのできない圏外状態にあると判定された状態において通信開始の要求がなされると、通信部1に対して複数の通信システムのいずれかの捕捉を指示する捕捉処理開始指示を行ない、通信部1は、圏外状態になってから所定時間以内に生じた捕捉処理開始指示に基づき捕捉処理を行う場合には、第1の手順で捕捉を行なう第1の捕捉処理を行ない、圏外状態になってから所定時間を越えて生じた捕捉処理開始指示に基づき捕捉処理を行う場合には、第1の手順とは異なる第2の手順で捕捉を行なう第2の捕捉処理を行なう。
【選択図】図3
Description
この圏内復帰処理において、無線通信端末は所定の周期でチャネルの捕捉動作を行なうシステムスキャンを実行する。
このような状況にあって、ユーザが発信操作を行なっても圏外フラグがONしている間は発信できる可能性が低く、また、省電力のために発信処理を起動していなかった。
しかしながら、最近、1個の無線通信端末で複数の周波数帯(例えば、800MHz、2GHz)が使用可能になってきており、また、使用できる通信プロトコルについても複数(1x、EVDO)対応可能な無線通信端末が増加してきており、単一の通信システムについての複数チャネルの圏内復帰捕捉処理だけでは、ユーザが希望する通信方式での発信がなされるとは限らない。
例えば、CDMA2000 1x使用の無線通信システムにおいて、現在、日本国内では、日本仕様の800MHz帯(以下、旧800MHz帯)が用いられているが、この周波数帯が世界標準仕様である新800MHz帯へ再編される予定である。なお、旧800MHz帯と新800MHz帯とでは、使用する周波数帯のうち、上り、下りの周波数割り当て等が相違している。
こうした背景から、現行の周波数帯(旧800MHz)、新たな周波数帯(新800MHz)、および高周波の周波数帯(2GHz)での通信が可能なマルチバンド対応の無線通信端末10が開発されている。
このとき、無線通信端末10は、複数の周波数帯で無線信号の送受信が可能であり、具体的には、現行の周波数帯(旧800MHz)、新たな周波数帯(新800MHz)、および高周波の周波数帯(2GHz)を用いて無線信号の送受信が可能である。
また、各バンドクラスには、プライマリチャンネルとセカンダリチャンネルが割当てられ(但し、バンドクラス6のEVDO通信においてはプライマリチャンネルのみ)、更に、プロトコルの違い(EVDO)を考慮すれば、合計で11パターンの通信システムが存在することになる。
これにより、通信システムの捕捉手順、あるいは発信処理方法を変化させることにより、発信機会を確保しながらも電池消費量の抑制をはかるものとする。
無線通信端末10が圏外にある状態とは、例えば、図1に示されるように、(1)エリア間を移動中である(小さな圏外)、(2)エリア間を移動中である(大きな圏外)、(3)エリア間で静止中である、の3つのいずれかに含まれるものと考えられる。
また、無線通信端末10がエリア間で静止中、あるいは通常より大きな圏外を移動中の場合、近々に圏内復帰する可能性は低い。この場合、発信が成功する可能性は低いものと考えられる。したがって、ユーザによる圏外発信要求を受けた場合には、これを無視するか、より電池消費の少ない発信処理を選択して実行すべきである。
このことに着目し、圏外遷移直後から、ある時間Tまでを(1)の状況とし、また、ある時間Tから圏内復帰までを(2)または(3)の状態に近似し、この判断に基づき、発信処理を変化させることで使い勝手を向上させながら電池消費を抑制することのできる無線通信端末10を提供するものである。
また、「圏内復帰処理」とは、システムスキャン(受信周波数サーチ)を行ない、見つかった周波数があれば、その周波数の中で報知されているパイロット信号を解析することによって使用できるチャネル(通信システム)であるか否かを判定し、かつ、パイロット信号強度が所定のレベルを超えていた場合にその通信システムを捕捉して、通信可能な状態(圏内)に復帰するための処理をいう。
ここでは、無線通信端末10として携帯電話が例示されており、この携帯電話は、通信部1と、操作部2と、音声処理部3と、スピーカ4と、マイク5と、表示部6と、記憶部7と、制御部8とを有する。
なお、EVDO通信は、1x通信よりも高速であり、1x通信は、EVDO通信と異なり、データ通信の他に音声通信もサポートするといった特徴を有している。
また、音声処理部3は、制御部8から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ4に出力する。
例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
なお、上記した記憶部7は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部8は、記憶部7に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。すなわち、記憶部7に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
なお、これらのブロックが持つ機能は、記憶部7に記憶されるそれぞれのプログラムを制御部8で実行することにより達成されるものであって、制御部8内において実体的に他のブロックと区分され内蔵されるもののみを指すのではなく、あくまで説明の簡略化のために各処理部を分けて表現したものである。
また、通信システム選択部85は、圏外状態になってから第1の所定時間を越えて生じた捕捉処理開始指示に基づき捕捉処理を行う場合には、EVDOプロトコル実行部83あるいは1xプロトコル実行部84に対して先の第1の手順とは異なる第2の手順で捕捉を行なう第2の捕捉処理を行なわせる。
通信システム選択部85は、タイマ監視部87によるタイマ監視によって圏外状態に遷移した時間を記憶し、EVDOプロトコル実行部83あるいは1xプロトコル実行部84に対して捕捉処理を行わせるとき、通信開始の要求がなされた時間と、記憶した圏外状態に遷移した時間とを比較することにより、第1の所定時間(例えば、4秒)を越えたか否かを判定するものとする。
MRUは直近に選択された通信システムを先頭位置に格納して優先的に選択されるように順序が定義づけられたデータである。また、PRLは、EVDOと1xのそれぞれに複数の通信システムを対応づけて格納され、EVDOと1xは、EVDOではEVDOが優先されるように、複数の通信システムの中では2GHz、新800MHz、旧800MHzの順に優先されるように、さらには、セカンダリチャネルよりもプライマリチャネルを優先的に選択されるように順序が定義づけられたデータである。ここで参照されるスキャンリストは、電源投入時、記憶部7にその記憶領域が確保され、捕捉試行(システムスキャン)が行なわれる都度、逐次、書き込まれるものとする。
また、ここでいう「第1の手順で捕捉を行なう第1の捕捉処理」と、「第2の手順で捕捉を行なう第2の捕捉処理」との差異は、例えば、通信システムの捕捉試行回数、あるいは通信システムの捕捉試行順序の違い等を言い、これらの違いは、携帯電話を駆動する際の電池の消費量に影響される。
捕捉指示機能実行部86はまた、捕捉処理開始指示を行った後、当該捕捉処理開始指示に対して通信システム選択部85から捕捉失敗が通知されたときに、通信システム選択部85に対して新たな捕捉処理開始指示を行うとともに、当該捕捉処理開始指示に対して通信システム選択部85から捕捉の成功が通知されずに第2の所定時間(例えば、4秒)が経過したときに、通信システム選択部85に対して新たな捕捉処理開始指示(リトライ)を行う。
図4は、本発明の実施の形態1にかかわる無線通信端末の動作を説明するために引用した動作シーケンス図であり、ここでは、操作部2と表示部6とからなるユーザインタフェースと、制御部5と、基地局30との間の動作シーケンスが示されている。
以下、図4の動作シーケンス図を参照しながら、図3に示す本発明の実施の形態1にかかわる無線通信端末の動作について簡単に説明する。
このことにより、制御部8は、先に記憶した圏外状態発生時刻t0との差分(t1−t0)を算出し、あらかじめ定義された所定の時間(閾値T)と比較する。なお、ここで、設定される閾値Tは、実際の商用ネットワークにおける平均の圏外滞留時間によって決定するものとし、ここでは、4秒を仮定する。
発信処理#1に基づくシステムスキャンの結果、制御部8は、通信システムの捕捉に失敗すると、ユーザインタフェース(表示部6)に対して捕捉失敗を通知する(S403)。
比較の結果、ここでは、t2−t0>Tであると判定されたものとし、このため、制御部8は、携帯電話が図1に示す状況(2)あるいは(3)にあるものと判定し、基地局30との間で第2の捕捉手順によるシステムスキャンを実行する。
ここでは、上記した閾値Tとの比較からシステムスキャン実行までの処理を発信処理#2として示してある(S405)。なお、ここで、第2の捕捉手順とは、第1の捕捉手順に比べ、例えば、捕捉すべき通信システムの数を減らす等、携帯電話の電池の消耗を抑えたシステムスキャンの実行スケジュールをいう。
上記した圏外状態において、例えば、ユーザが携帯電話の操作部2を操作(発信キー等の押下)することにより発信要求#1が生成出力されると(図5(b)のS503“Yes”)、捕捉指示機能実行部86は、タイマ監視部87の出力を参照して、発信要求の発生時刻t1を内蔵のメモリへ記憶するとともに(S504)、先に記憶した圏外状態発生時刻t0との差分(t1−t0)を算出し、あらかじめ設定された時間閾値Tとを比較する(S505)。
一方、t1−t0>Tであると判定された場合、通信システム選択部85は、携帯電話が図1に示す状況(2)(3)にあると判定し、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対し、捕捉手順#1に比べて電池の消耗を抑えた実行が可能な第2の捕捉手順である捕捉手順#2によるシステムスキャンの実行を指示する(S507)。
なお、この時点では圏外状態が変わらないものとし、このため、発信要求#1に対するシステムスキャンは失敗に終わり(S508“No”)、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84は、通信システム選択部85に対して捕捉失敗を通知する(S510)。
一方、S510の処理で、捕捉指示機能実行部86は、ユーザインタフェース(表示部6)を介して捕捉失敗を示すメッセージを表示する。
図6(a)(b)は、本発明の実施の形態2にかかわる無線通信端末の動作を説明するために引用したフローチャートである。図4、図5(a)(b)に示す実施の形態1との差異は、図4、図5(a)(b)に示す実施の形態1では、圏外発信処理のトリガをユーザ操作による発信要求としたのに対し、ここでは、捕捉指示機能実行部86から通信システム選択部85に対して出力される捕捉開始指示としたことにある。
以下、図6(a)(b)のフローチャートを参照しながら、図3に示す本発明の実施の形態2にかかわる無線通信端末の動作について簡単に説明する。
上記した圏外状態において、例えば、ユーザが携帯電話の操作部2を操作(発信キー等の押下)することにより発信要求がなされると(図6(b)のS603“Yes”)、捕捉指示機能実行部86は、通信システム選択部85に対して、複数の通信システムのいずれかを捕捉するためのシステムスキャンの実行を指示する捕捉処理開始指示を出力する。
捕捉処理開始指示を受けた通信システム選択部85は、通信システムの選択を行い(S604)、選択された通信システムの捕捉試行を行なうべく、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対してシステムスキャンの実行を指示する。
上記比較の結果、t3−t0≦Tであると判定された場合、通信システム選択部85は、携帯電話が図1に示す状況(1)にあると判定し、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対して捕捉手順#1によるシステムスキャンの実行を指示する(S608)。一方、t3−t0>Tであると判定された場合、通信システム選択部85は、携帯電話が図1に示す状況(2)(3)にあると判定し、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対し、捕捉手順#1に比べて電池の消耗を抑えて実行が可能な捕捉手順#2によるシステムスキャンの実行を指示する(S609)。
なお、この時点では圏外状態が変わらないものとし、このため、上記したシステムスキャン指示に対する通信システムの捕捉は失敗に終わり、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84は、通信システム選択部85に対して捕捉失敗を通知する。
これを受けた通信システム選択部85は、捕捉手順#1、もしくは捕捉手順#2に従いEVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対してシステムスキャンの実行を指示するS604以降の処理を繰り返し実行する。
ここで、新たな捕捉処理開始指示が発行されると(S605“Yes”)、通信システム選択部85は、通信システムの選択を行い(S604)、選択された通信システムの捕捉試行を行なうべく、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対してシステムスキャンの実行を指示する。このとき(S605“Yes”)、通信システム選択部85は、タイマ監視部87の出力を参照して、再度その発生時刻tnを内蔵のメモリに記憶する(S606)。続いて、先に記憶した圏外状態発生時刻t0との差分(tn−t0)を算出し、あらかじめ定義された閾値Tと比較する(S607)。比較の結果、tn−t0>Tであると判定されたものとすれば、通信システム選択部85は、携帯電話が図1に示す状況(2)あるいは(3)にあるものと判定し、基地局30との間で捕捉手順#2によるシステムスキャンを実行する(S609)。
また、S611の処理でTmax時間のタイムアウトが検出された場合(S611“Yes”)、捕捉機能実行部86は、ユーザインタフェース(表示部6)を介して捕捉失敗を示すメッセージを表示する(S612)。
なお、図6のフローチャートには示されていないが、捕捉指示機能実行部86は、通信システム選択部85に対して捕捉処理開始指示を出力した後、当該捕捉処理開始指示に対して通信システム選択部85から捕捉の成功、または失敗が通知されず、第2の所定時間(例えば、4秒)が経過したときにも、通信システム選択部85に対して新たな捕捉処理開始指示を発行する(リトライする)ものとする。これにより、リトライが発生する都度、圏外遷移時から経過時間を判定するため、刻々と変化する無線通信端末周辺の電波状況に適した捕捉手順にて捕捉試行が可能であるため、より早く成功する可能性が高くなる。
また、本発明の無線通信端末10の各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。例えば、制御部8における処理や、通信部1、音声処理部3におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。
なお、上記した本発明の実施の形態によれば、EVDOと1x通信プロトコルを用いる例を説明したが、これに限定されるものではなく他の通信プロトコルを用いた無線通信端末にも適用可能であることは、言うまでもない。
Claims (7)
- 複数の通信システムを捕捉可能であり、かつ通信プロトコルによる通信を実行可能な通信部と、通信開始が指示されたときに、前記複数の通信システムのいずれかで前記通信プロトコルを用いて前記通信部による通信を制御する制御部と、を備える無線通信端末であって、
前記制御部は、通信を行なうことのできない圏外状態にあると判定された状態において通信開始の要求がなされると、前記通信部に対して複数の通信システムのいずれかの捕捉を指示する捕捉指示を行い、
前記通信部は、圏外状態になってから所定時間以内に生じた捕捉指示に基づき捕捉処理を行う場合には、第1の手順で捕捉を行なう第1の捕捉処理を行ない、前記圏外状態になってから第1の所定時間を越えて生じた捕捉指示に基づき捕捉処理を行う場合には、前記第1の手順とは異なる第2の手順で捕捉を行なう第2の捕捉処理を行なう、
ことを特徴とする無線通信端末。 - 前記制御部は、
前記通信部に、捕捉させる通信システムを指示する通信システム選択部と、
前記通信部に、前記所定の通信プロトコルによる捕捉を指示するプロトコル実行部と、
前記通信システム選択部に、前記通信システムの捕捉処理開始指示を行う捕捉指示機能実行部と、を有し、
前記捕捉指示機能実行部は、
通信を行なうことのできない圏外状態にあると判定された状態において通信開始の要求がなされると、前記通信システム選択部に対し、前記複数の通信システムのいずれかの捕捉を指示する捕捉処理開始指示を行い、前記捕捉処理開始指示に対して捕捉成功が通知された場合には、捕捉が成功した通信システムによる通信開始の処理を行い、
前記通信システム選択部は、
前記圏外状態になってから前記第1の所定時間以内に生じた捕捉指示に基づき捕捉処理を行う場合には、前記プロトコル実行部に対して第1の手順で捕捉を行なう第1の捕捉処理を行なわせ、前記圏外状態になってから前記第1の所定時間を越えて生じた捕捉指示に基づき捕捉処理を行う場合には、前記プロトコル実行部に対して前記第1の手順とは異なる第2の手順で捕捉を行なう第2の捕捉処理を行なわせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。 - 前記制御部は、
前記捕捉指示機能実行部に対して前記捕捉処理を行わせるとき、前記通信開始の要求がなされた時間と前記圏外状態に遷移した時間とを比較して前記第1の所定時間を越えたか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。 - 前記捕捉指示機能実行部は、
前記捕捉指示を行った後、当該捕捉指示に対して前記通信システム選択部から捕捉失敗が通知されたときに、前記通信システム選択部に対して新たな捕捉処理開始指示を行う、
ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。 - 前記捕捉指示機能実行部は、
前記通信システム選択部に対して前記捕捉処理開始指示を行った後、当該捕捉処理開始指示に対して前記通信システム選択部から捕捉の成功または失敗が通知されずに第2の所定時間が経過したときに、前記通信システム選択部に対して新たな捕捉指示を行う、
ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。 - 捕捉可能な通信システムが異なる順序で格納された複数の参照先を備え、
前記通信システム選択部は、
前記圏外状態に遷移後の経過時間にしたがい前記参照先を切替え、切替えた参照先に基づいて前記プロトコル実行部に対して前記第1の捕捉処理と第2の捕捉処理のいずれかを行なわせる、
ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信端末。 - 前記通信プロトコルは、第1の通信プロトコルと、第2の通信プロトコルを含み、
前記プロトコル実行部は、
前記通信部に前記第1の通信プロトコルによる捕捉を指示する第1プロトコル実行部と、
前記通信部に前記第2の通信プロトコルによる捕捉を指示する第2プロトコル実行部と、
を含み、
前記通信システム選択部は、
前記第1プロトコル実行部と第2プロトコル実行部のとのいずれか一方を選択して前記捕捉処理を行わせる、
ことを特徴とする請求項2、5、6のいずれか1項に記載の無線通信端末。
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