JP2008112563A - 記録ディスク駆動装置並びにフレキシブルプリント基板ユニットおよびフレキシブルプリント基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドアクチュエータが姿勢を変化させる際に、フレキシブルプリント基板(FPC)の振動を低減することができる記録ディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアクチュエータ15には所定の間隔で固定部材25が隔てられる。FPC24はヘッドアクチュエータ15から固定部材25まで延びる。FPC24は固定部材25の表面に重ね合わせられる。FPC24の表面には粘弾性層35および保護層36が積層される。固定部材25、FPC24、粘弾性層35および保護層36は挟み金具26で保持される。ヘッドスライダ21の位置決めにあたってヘッドアクチュエータ15は記録ディスク13に対して相対的に姿勢を変化させる。ヘッドアクチュエータ15の静止時には姿勢変化の慣性力に基づきFPC24は振動する。こうした残留振動は粘弾性層35で吸収される。FPC24の振動は低減されることができる。
【選択図】図2
【解決手段】ヘッドアクチュエータ15には所定の間隔で固定部材25が隔てられる。FPC24はヘッドアクチュエータ15から固定部材25まで延びる。FPC24は固定部材25の表面に重ね合わせられる。FPC24の表面には粘弾性層35および保護層36が積層される。固定部材25、FPC24、粘弾性層35および保護層36は挟み金具26で保持される。ヘッドスライダ21の位置決めにあたってヘッドアクチュエータ15は記録ディスク13に対して相対的に姿勢を変化させる。ヘッドアクチュエータ15の静止時には姿勢変化の慣性力に基づきFPC24は振動する。こうした残留振動は粘弾性層35で吸収される。FPC24の振動は低減されることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えばハードディスク駆動装置(HDD)といった記録ディスク駆動装置に関し、特に、ヘッドアクチュエータと、所定の間隔でヘッドアクチュエータから隔てられる固定部材と、ヘッドアクチュエータに取り付けられ、少なくともヘッドアクチュエータから固定部材まで延びるフレキシブルプリント基板とを備える記録ディスク駆動装置に関する。
ハードディスク駆動装置(HDD)には、磁気ディスクに対して相対的に姿勢を変化させるヘッドアクチュエータが組み込まれる。ヘッドアクチュエータは、垂直方向に延びる支軸に装着されるアクチュエータブロックを備える。アクチュエータブロックにはアクチュエータアームが区画される。アクチュエータアームには、先端でヘッドスライダを支持するヘッドサスペンションが取り付けられる。アクチュエータブロックには、ヘッドスライダにセンス電流や書き込み電流を供給する第1フレキシブルプリント基板(FPC)が取り付けられる。第1FPCは、所定の間隔でアクチュエータブロックから隔てられる固定部材まで延びる。
第1FPCには位置決め用孔が区画される。第1FPCの取り付けにあたって、位置決め用孔にはアクチュエータブロックの表面から突き出るピンが差し込まれる。こうして第1FPCはアクチュエータブロック上で位置決めされる。その後、ねじといった締結部品に基づき第1FPCはアクチュエータブロックに取り付けられる。第1FPCには、ヘッドスライダからアクチュエータブロックに向かって延びる第2FPCが連結される。第2FPCはヘッドサスペンションに一体化される。こういったヘッドサスペンションおよび第2FPCはいわゆるロングテールヘッドを構成する。
ヘッドスライダの位置決めにあたってアクチュエータブロックは支軸回りで回転と静止とを繰り返す。アクチュエータブロックの静止時には回転の慣性力に基づき第1FPCは振動する。こうした残留振動はアクチュエータブロックなどに伝達されてしまう。ヘッドスライダは振動する。磁気情報の読み出しや書き込みは阻害される。
第2FPCはヘッドサスペンションに一体化されることから、位置決めにあたって第2FPCの移動は著しく制限される。したがって、予め第1FPCは高い精度でアクチュエータブロック上に位置決めされなければならない。しかしながら、これまでの位置決め用孔では位置決め精度が十分に確保されることができなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ヘッドアクチュエータが姿勢を変化させる際にフレキシブルプリント基板の振動を低減することができる記録ディスク駆動装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は、ヘッドアクチュエータに対してこれまで以上に正確にフレキシブルプリント基板を位置決めすることができる記録ディスク駆動装置を提供することを目的とする。本発明は、そういった記録ディスク駆動装置の実現に大いに役立つフレキシブルプリント基板ユニットおよびフレキシブルプリント基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、記録ディスクと、記録ディスクに対して相対的に姿勢を変化させるヘッドアクチュエータと、所定の間隔でヘッドアクチュエータから隔てられる固定部材と、少なくともヘッドアクチュエータから固定部材まで延び、固定部材の表面に重ね合わせられるフレキシブルプリント基板と、フレキシブルプリント基板の表面に積層される粘弾性層と、固定部材、フレキシブルプリント基板および粘弾性層を共挟みで保持する挟み金具とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置は提供される。
こうした記録ディスク駆動装置では、記録ディスクの回転中、ヘッドアクチュエータは記録ディスクに対して相対的に姿勢を変化させる。ヘッドアクチュエータの静止時には姿勢変化の慣性力に基づきフレキシブルプリント基板は振動する。こうした残留振動は、フレキシブルプリント基板の表面に積層される粘弾性層で吸収される。ヘッドアクチュエータへ振動の伝達は阻止される。情報の読み出しや書き込みは正確に実施されることができる。
しかも、粘弾性層に基づきフレキシブルプリント基板および挟み金具の間で接触は阻止される。フレキシブルプリント基板の傷つきは阻止される。フレキシブルプリント基板では導電パターンの露出は阻止される。導電パターンでは短絡や断線は確実に回避されることができる。ただし、粘弾性層の表面には保護層が形成されてもよい。
加えて、フレキシブルプリント基板は挟み金具で比較的に簡単に固定部材に取り付けられる。取り付け作業はこれまで以上に効率的に実施されることができる。その一方で、従来ではフレキシブルプリント基板を固定部材に取り付ける際、フレキシブルプリント基板および固定部材の間には両面接着テープが挟み込まれる。両面接着テープの貼り付けにあたって両面接着テープでは両面から剥離シートが剥がされなければならない。非常に作業効率が悪い。
こういった記録ディスク駆動装置の実現にあたって、ヘッドアクチュエータに取り付けられるフレキシブルプリント基板と、フレキシブルプリント基板の表面に積層される粘弾性層とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板ユニットが提供されればよい。
第2発明によれば、支軸に回転自在に支持され、先端でヘッドスライダを支持するヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチュエータの表面から突き出るピンと、ヘッドアクチュエータ上に固定されて、所定の貫通孔でピンの進入を受け入れる第1フレキシブルプリント基板と、ヘッドアクチュエータ上で第1フレキシブルプリント基板に受け止められる第2フレキシブルプリント基板とを備え、第1フレキシブルプリント基板には、絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置される導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、部分的に導電膜片の輪郭を覆い隠す絶縁層と、絶縁層に形成されて、薄板体の表面で第1基準線に沿って導電膜片の輪郭を露出させる開口とが形成され、貫通孔には、第1基準線に直交する第2基準線に沿ってピンに対して遊びが規定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。
こうした記録ディスク駆動装置では、第1フレキシブルプリント基板の固定にあたって、第1フレキシブルプリント基板はヘッドアクチュエータ上に重ね合わせられる。貫通孔にはヘッドアクチュエータのピンが受け入れられる。続いて、画像認識装置に基づき開口内で導電膜片の輪郭が検出される。こうして第1フレキシブルプリント基板では第2基準線に沿った方向のずれ量が計測される。ずれ量は、予め設定された基準位置に基づき計測される。計測されたずれ量に基づき第1フレキシブルプリント基板はヘッドアクチュエータに位置決めされる。第1フレキシブルプリント基板の位置決めは高い精度で実現されることができる。貫通孔内では第2基準線に沿ってピンに対して所定の遊びが確保されることから、第1フレキシブルプリント基板はヘッドアクチュエータに対してこれまで以上に正確に位置合わせされることができる。
こういった記録ディスク駆動装置の実現にあたって、絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置される導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、部分的に導電膜片の輪郭を覆い隠す絶縁層と、絶縁層に形成されて、薄板体の表面で第1基準線に沿って導電膜片の輪郭を露出させる開口と、少なくとも薄板体を貫通し、第1基準線に直交する第2基準線に沿って延びる長孔とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板が提供されればよい。
第3発明によれば、支軸に回転自在に支持され、先端でヘッドスライダを支持するヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチュエータの表面から突き出るピンと、ヘッドアクチュエータ上ヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチュエータの表面から突き出るピンと、ヘッドアクチュエータ上に固定されて、所定の貫通孔でピンの進入を受け入れる第1フレキシブルプリント基板と、ヘッドアクチュエータ上で第1フレキシブルプリント基板に受け止められる第2フレキシブルプリント基板とを備え、第1フレキシブルプリント基板には、絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置され、相互に平行に延びる1対の第1基準線に沿って部分的に輪郭を描く導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、第1基準線に直交する第2基準線に沿って導電膜片を横切る開口を規定する絶縁層とが形成され、貫通孔には、第2基準線に沿ってピンに対して遊びが規定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置は提供されればよい。
こうした記録ディスク駆動装置では、第1フレキシブルプリント基板の固定にあたって、第1フレキシブルプリント基板はヘッドアクチュエータ上に重ね合わせられる。貫通孔にはヘッドアクチュエータのピンが受け入れられる。続いて、画像認識装置に基づき開口内で導電膜片の輪郭が検出される。こうして第1フレキシブルプリント基板では第2基準線に沿った方向のずれ量が計測される。ずれ量は、予め設定された基準位置に基づき計測される。計測されたずれ量に基づき第1フレキシブルプリント基板はヘッドアクチュエータに位置決めされる。第1フレキシブルプリント基板の位置決めは高い精度で実現されることができる。貫通孔内では第2基準線に沿ってピンに対して所定の遊びが確保されることから、第1フレキシブルプリント基板はヘッドアクチュエータに対してこれまで以上に正確に位置合わせされることができる。
こういった記録ディスク駆動装置の実現にあたって、絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置され、相互に平行に延びる1対の第1基準線に沿って部分的に輪郭を描く導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、第1基準線に直交する第2基準線に沿って導電膜片を横切る開口を規定する絶縁層と、少なくとも薄板体を貫通し、第2基準線に沿って延びる長孔とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板が提供されればよい。
以上のように本発明によれば、ヘッドアクチュエータが姿勢を変化させる際に、フレキシブルプリント基板の振動を低減することができる記録ディスク駆動装置は提供されることができる。さらに、本発明によれば、ヘッドアクチュエータに対してこれまで以上に正確にフレキシブルプリント基板を位置決めすることができる記録ディスク駆動装置は提供されることができる。本発明によれば、そういった記録ディスク駆動装置の実現に大いに役立つフレキシブルプリント基板ユニットおよびフレキシブルプリント基板は提供されることができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る記録ディスク駆動装置すなわちハードディスク駆動装置(HDD)11の内部構造を概略的に示す。このHDD11は、内部空間を区画する箱形の筐体本体12を備える。収容空間には、1枚以上の記録ディスクすなわち磁気ディスク13が収容される。磁気ディスク13はスピンドルモータ14の駆動軸に装着される。スピンドルモータ14は例えば10000rpmや15000rpmといった高速度で磁気ディスク13を回転させることができる。筐体本体12には、筐体本体12との間で収容空間を密閉する蓋体すなわちカバー(図示されず)が結合される。
収容空間にはヘッドアクチュエータ15がさらに収容される。このヘッドアクチュエータ15はアクチュエータブロック16を備える。アクチュエータブロック16は、垂直方向に延びる支軸17に回転自在に支持される。アクチュエータブロック16の回転に基づきヘッドアクチュエータ15は磁気ディスク13に対して相対的に姿勢を変化させる。アクチュエータブロック16には、支軸17から水平方向に延びる剛体のアクチュエータアーム18が区画される。アクチュエータアーム18は磁気ディスク13の表面および裏面ごとに配置される。アクチュエータブロック16は例えば鋳造に基づきアルミニウムから成型されればよい。
アクチュエータアーム18の先端にはヘッドサスペンション19が取り付けられる。ヘッドサスペンション19は、アクチュエータアーム18の先端から前方に向かって延びる。ヘッドサスペンション19の前端には浮上ヘッドスライダ21が支持される。こうして浮上ヘッドスライダ21はアクチュエータブロック16に連結される。浮上ヘッドスライダ21は磁気ディスク13の表面に向き合わせられる。周知の通り、複数枚の磁気ディスク13が筐体本体12内に組み込まれる場合には、隣接する磁気ディスク13同士の間で2本のアクチュエータアーム18すなわち2つのヘッドサスペンション19が配置される。
浮上ヘッドスライダ21にはいわゆる磁気ヘッドすなわち電磁変換素子(図示されず)が搭載される。この電磁変換素子は、例えば、スピンバルブ膜やトンネル接合膜の抵抗変化を利用して磁気ディスク13から情報を読み出す巨大磁気抵抗効果(GMR)素子やトンネル接合磁気抵抗効果(TMR)素子といった読み出し素子と、薄膜コイルパターンで生成される磁界を利用して磁気ディスク13に情報を書き込む薄膜磁気ヘッドといった書き込み素子とで構成されればよい。
浮上ヘッドスライダ21には、磁気ディスク13の表面に向かってヘッドサスペンション19から押し付け力が作用する。磁気ディスク13の回転に基づき磁気ディスク13の表面で生成される気流の働きで浮上ヘッドスライダ21には浮力が作用する。ヘッドサスペンション19の押し付け力と浮力とのバランスで磁気ディスク13の回転中に比較的に高い剛性で浮上ヘッドスライダ21は浮上し続けることができる。
アクチュエータブロック16には動力源すなわちボイスコイルモータ(VCM)22が接続される。このVCM22の働きでアクチュエータブロック16は支軸17回りで回転することができる。こうしたアクチュエータブロック16の回転に基づきアクチュエータアーム18およびヘッドサスペンション19の揺動は実現される。浮上ヘッドスライダ21の浮上中に支軸17回りでアクチュエータアーム18が揺動すると、浮上ヘッドスライダ21は半径方向に磁気ディスク13の表面を横切ることができる。こうした浮上ヘッドスライダ21の半径方向移動に基づき電磁変換素子は目標の記録トラックに位置決めされる。
アクチュエータブロック16上にはフレキシブルプリント基板(FPC)ユニット23が配置される。FPCユニット23は、一端でアクチュエータブロック16の側面に取り付けられる第1フレキシブルプリント基板(FPC)24を備える。第1FPC24は、所定の間隔でヘッドアクチュエータ15から隔てられる固定部材25まで湾曲しつつ延びる。第1FPC24の他端は固定部材25の表面に重ね合わせられる。第1FPC24の他端は挟み金具すなわちクリップ26で固定部材25上に保持される。固定部材25は筐体本体12とは別体に構成される。
第1FPC24の表面にはヘッドIC(集積回路)すなわちプリアンプIC27が実装される。磁気情報の読み出し時には、このプリンアンプIC27から読み出し素子に向けてセンス電流は供給される。同様に、磁気情報の書き込み時には、プリアンプIC27から書き込み素子に向けて書き込み電流は供給される。FPCユニット23上のプリアンプIC27には、収容空間内に配置される小型の回路基板28や、筐体本体12の底板の裏側に取り付けられるプリント配線基板(図示されず)からセンス電流や書き込み電流は供給される。
こうしたセンス電流や書き込み電流の供給にあたって第2フレキシブルプリント基板(FPC)29が用いられる。第2FPC29はヘッドサスペンション19からアクチュエータブロック16まで延びる。第2FPC29の前端はヘッドサスペンション29の表面に積層される。第2FPC29上の配線パターンは浮上ヘッドスライダ21に接続される。第2FPC29の後端はアクチュエータブロック16上で第1FPC24に受け止められる。第2FPC29上の配線パターンは第1FPC24の配線パターンに連結される。こうして浮上ヘッドスライダ21はFPCユニット23に電気的に接続される。第2FPC29は個々のアクチュエータアーム18ごとに配置される。
図2に示されるように、FPCユニット23は、第1FPC24の表面に貼り付けられる弾性シート31を備える。貼り付けにあたって弾性シート31の裏面には例えば接着層が形成されればよい。弾性シート31は少なくとも第1FPC24およびクリップ26の間に挟み込まれる。こうしてクリップ26は、固定部材25、第1FPC24および弾性シート31を共挟みで保持する。弾性シート31に基づき第1FPC24およびクリップ26の間で接触は阻止される。
図3に示されるように、第1FPC24は、絶縁性の薄板体32と、薄板体32の表面に積層される導電層33と、導電層33の表面に重ね合わせられる絶縁層34とを備える。導電層33は、第1FPC24上で延びる配線パターンを構成する。導電層33には例えばCuといった導電材料が用いられればよい。薄板体32および絶縁層34には例えばポリイミド樹脂といった樹脂材料が用いられればよい。薄板体32および導電層33の間や導電層33および絶縁層34の間には接着層(図示されず)が挟み込まれればよい。
弾性シート31は、第1FPC24の表面に積層される粘弾性層35と、粘弾性層35の表面に積層される保護層36とを備える。粘弾性層35には例えばVEM(粘弾性材料)が用いられればよい。保護層36には例えばポリイミド樹脂といった樹脂材料が用いられればよい。こうした保護層36の働きで粘弾性層35の変形は回避されることができる。粘弾性層35や保護層36の厚みはそれぞれ例えば25μm程度に設定されればよい。前述されるように、粘弾性層35および第1FPC24の間には接着層(図示されず)が形成されればよい。
図4に示されるように、クリップ26は、相互に並列に延びる第1および第2接触部26a、26bと、第1および第2接触部26a、26bの一端同士を連結する連結部26cとを備える。第1接触部26aは固定部材25の表面で弾性シート31の表面に接触する。第2接触部26bは固定部材25の裏面に接触する。クリップ26は第1および第2接触部26a、26bで弾性力を発揮する。クリップ26は例えばステンレス鋼といった金属材料から構成されればよい。
第1接触部26aの他端は第2接触部26bの他端から相互に遠ざかりつつ湾曲する。こうした湾曲に基づきクリップ26は第1FPC24や弾性シート31、固定部材25にスムーズに装着される。第2接触部26bには、第1接触部26aに向かって湾曲する湾曲域26dが形成される。湾曲域26dは例えば第2接触部26bの他端に隣接して配置される。なお、クリップ26の形態はこういった形態に限られるものではない。
固定部材25の裏面には、固定部材25の上端から垂直方向に延びる長溝37が形成される。この長溝37は第2接触部26bの湾曲域26dの移動を案内する。長溝37の下端にはクリップ26の湾曲域26dを受け入れる深溝域37aが形成される。深溝域37aは長溝37のその他の領域に比べて深く規定される。こうした深溝域37aに基づきクリップ26の抜けは防止される。
図5に示されるように、第1FPC24は例えばねじ38でアクチュエータブロック16の側面に固定される。第1FPC24には貫通孔すなわち長孔39が区画される。長孔39は少なくとも薄板体32を貫通する。ここでは、第1FPC24には例えば2つの長孔39が区画されればよい。長孔39にはアクチュエータブロック16の側面から突き出るピン41が受け入れられる。長孔39では、ピン41ははんだ材42に基づき第1FPC24内の導電層33に連結される。
第1FPC24の表面には第2FPC29が重ね合わせられる。図6に示されるように、第1FPC24では、薄板体32の表面に導電膜片43が配置される。この導電膜片43は前述の導電層33に接続される。薄板体32の表面には絶縁層34が重ね合わせられる。絶縁層34には開口44が区画される。開口44は部分的に導電膜片43を露出させる。その一方で第2FPC29には導電パッド45が配置される。導電膜片43および導電パッド45は例えばはんだ材46に基づき接続される。
図7から明らかなように、第1FPC24上には垂直方向に複数列の導電膜片43が配置される。各列には水平方向に並ぶ4片の導電膜片43が含まれる。開口44では、水平方向に相互に平行に延びる1対の第1基準線47に沿って導電膜片43の輪郭48は露出する。
長孔39は、第1基準線47に直交する第2基準線49に沿って延びる。長孔39内では、第2基準線49に沿ってピン41に対して所定の遊びが確保される。この遊びは、一般的に公差で生じる間隔よりも大きな間隔に設定される。その一方で、長孔39は第1基準線47に沿ってピン41に対してできる限り隙間は排除される。公差はできる限り縮小される。導電膜片43の輪郭48や開口44は長孔39に対して比較的に高い精度で位置決めされる。
第1FPC24には、前述のねじ38の進入を受け入れる貫通孔51が区画される。貫通孔51では、ねじ38に対して所定の遊びが確保される。この遊びは少なくとも長孔39の遊びよりも大きく設定される。
図8から明らかなように、開口44は第2基準線49に沿って導電膜片43を横切る。その結果、導電膜片43は第2基準線49に沿って両端で絶縁層34に覆われる。こうして部分的に導電膜片43の輪郭48は覆い隠される。その結果、導電薄片43の剥離は回避されることができる。前述されるように、薄板体32や導電膜片43、絶縁層34は接着層に基づき積層されることから、開口44では開口44の内側に向かって接着剤52がはみ出す。輪郭48は接着剤52から十分に隔てられればよい。
以上のようなHDD11では、磁気ディスク13の回転中、浮上ヘッドスライダ21の位置決めにあたってアクチュエータブロック16は支軸17回りで回転と静止とを繰り返す。アクチュエータブロック16の静止時には回転の慣性力に基づき第1FPC24は振動する。こうした残留振動は弾性シート31の粘弾性層35で吸収される。同時に、保護層36の働きで制振効果は高められることができる。浮上ヘッドスライダ21へ振動の伝達は阻止される。磁気ディスク13上の磁気情報の読み出しや書き込みは正確に実施されることができる。
しかも、弾性シート31に基づき第1FPC24およびクリップ26の間で接触は阻止される。保護層36の働きで第1FPC24の傷つきは阻止される。第1FPC24では、絶縁層34の傷つきに基づく導電層33の露出は阻止される。導電層33では短絡や断線は確実に回避されることができる。加えて、第1FPC24はクリップ26で比較的に簡単に固定部材25に取り付けられる。取り付け作業はこれまで以上に効率的に実施されることができる。その一方で、従来では第1FPC24を固定部材25に取り付ける際、第1FPC24および固定部材25の間には両面接着テープが挟み込まれる。両面接着テープの貼り付けにあたって両面接着テープでは両面から剥離シートが剥がされなければならない。非常に作業効率が悪い。
以上のようなHDD11の組み立てにあたって予めFPCユニット23は用意される。FPCユニット23では、第1FPC24の表面に弾性シート31が貼り付けられる。第1FPC24にはクリップ26に基づき予め固定部材25が取り付けられる。クリップ26は、第1FPC24や弾性シート31、固定部材25を挟み込む。第1FPC24の表面にはプリアンプIC27が実装される。その後、FPCユニット23はアクチュエータブロック16に固定される。
FPCユニット23の固定後、アクチュエータアーム18にはヘッドサスペンション19が固定される。ヘッドサスペンション19には予め浮上ヘッドスライダ21および第2FPC29が取り付けられる。第2FPC29上の導電パッド45は第1FPC24上の導電膜片43に向き合わせられる。第2FPC29上の導電パッド45と第1FPC24上の導電膜片43との間にははんだ材46が挟み込まれる。加熱に基づきはんだ材46は溶融する。はんだ材46が固化すると、第2FPC29上の導電パッド45と第1FPC24の導電膜片43との間で電気的接続は確立される。こうして第2FPC29は第1FPC24すなわちFPCユニット23に連結される。その後、ヘッドアクチュエータ15およびFPCユニット23はHDD11の筐体本体12内に組み込まれる。
FPCユニット23の固定にあたって、例えば図9に示されるように、第1FPC24はアクチュエータブロック16の表面に重ね合わせられる。第1FPC24の長孔39にはアクチュエータブロック16のピン41が受け入れられる。長孔39では第1基準線47に沿ってピン41に対してできる限り隙間は縮小されることから、第1FPC24は水平方向に正確に位置決めされる。
続いて、画像認識装置に基づき開口44内で導電膜片43の輪郭48が検出される。検出にあたって例えば2つの導電膜片43が選択されればよい。こうして第1FPC24では垂直方向のずれ量が計測される。ずれ量は、予め設定された基準位置に基づき計測される。計測されたずれ量に基づき第1FPC24はアクチュエータブロック16に位置決めされる。第1FPC24の位置決めは高い精度で実現されることができる。すなわち、長孔39内では垂直方向にピン41に対して所定の遊びが確保されることから、第1FPC24はアクチュエータブロック16に対して垂直方向にこれまで以上に正確に位置合わせされることができる。
第1FPC24の位置決め後、アクチュエータブロック16に区画されるねじ孔53にはねじ38がねじ込まれる。こうして第1FPC24すなわちFPCユニット23はアクチュエータブロック16に固定される。その後、長孔39では、ピン41ははんだ材42に基づき第1FPC24内の導電層33に連結される。
一般に、画像認識装置は、導電膜片43の反射光や、導電膜片43上に盛られるはんだ材の反射に基づき導電膜片43の輪郭48を検出する。接着剤52は反射光の生成を妨げる。前述のように導電膜片43上に接着剤52がはみ出ると、画像認識装置では導電膜片43の認識に誤差が生じる。導電膜片43の輪郭48は正しい位置で認識されることはできない。
その他、例えば図10に示されるように、第1FPC24上では、第1基準線47に沿って導電膜片43の輪郭48を露出させる開口44に加えて、第2基準線49に沿って導電膜片43の輪郭48を露出させる開口54が区画されてもよい。こうした開口54は第1基準線47に沿って導電膜片43を横切る。その結果、導電膜片43は第1基準線47に沿って両端で絶縁層34に覆われる。こうして部分的に導電膜片43の輪郭48は覆い隠される。ピン41の進入を受け入れる貫通孔55にはピン41に対して所定の遊びが確保されればよい。遊びは第1および第2基準線47、49に沿って規定される。その他、前述と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。
こうしたFPCユニット23の固定にあたって、第1FPC24はアクチュエータブロック16の表面に重ね合わせられる。貫通孔55にはアクチュエータブロック16のピン41が受け入れられる。続いて、画像認識装置に基づき開口44、54内で導電膜片43の輪郭48が検出される。検出にあたって例えば4つの導電膜片43が選択されればよい。ここでは、開口44内の2つの導電膜片43と、開口54内の2つの導電膜片43が選択されればよい。
続いて、開口44内の導電膜片43に基づき第1FPC24では垂直方向のずれ量が計測される。ずれ量は、予め設定された基準位置に基づき計測される。同時に、開口54内の導電膜片43に基づき第1FPC24では水平方向のずれ量が計測される。計測されたずれ量に基づき第1FPC24はアクチュエータブロック16に位置決めされる。第1FPC24の位置決めは高い精度で実現されることができる。貫通孔55内では第1および第2基準線47、49に沿ってピン41に対して所定の遊びが確保されることから、第1FPC24はアクチュエータブロック16に対してこれまで以上に正確に位置合わせされることができる。
11 記録ディスク駆動装置(ハードディスク駆動装置)、13 記録ディスク(磁気ディスク)、15 ヘッドアクチュエータ、17 支軸、21 ヘッドスライダ(浮上ヘッドスライダ)、24 フレキシブルプリント基板(第1フレキシブルプリント基板)、25 固定部材、26 挟み金具(クリップ)、29 第2フレキシブルプリント基板、32 薄板体、34 絶縁層、35 粘弾性層、39 貫通孔(長孔)、41 ピン、43 導電膜片、44 開口、47 第1基準線、48 輪郭、49 第2基準線、54 開口、55 貫通孔。
Claims (6)
- 記録ディスクと、記録ディスクに対して相対的に姿勢を変化させるヘッドアクチュエータと、所定の間隔でヘッドアクチュエータから隔てられる固定部材と、少なくともヘッドアクチュエータから固定部材まで延び、固定部材の表面に重ね合わせられるフレキシブルプリント基板と、フレキシブルプリント基板の表面に積層される粘弾性層と、固定部材、フレキシブルプリント基板および粘弾性層を共挟みで保持する挟み金具とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- ヘッドアクチュエータに取り付けられるフレキシブルプリント基板と、フレキシブルプリント基板の表面に積層される粘弾性層とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板ユニット。
- 絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置される導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、部分的に導電膜片の輪郭を覆い隠す絶縁層と、絶縁層に形成されて、薄板体の表面で第1基準線に沿って導電膜片の輪郭を露出させる開口と、少なくとも薄板体を貫通し、第1基準線に直交する第2基準線に沿って延びる長孔とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板。
- 支軸に回転自在に支持され、先端でヘッドスライダを支持するヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチュエータの表面から突き出るピンと、ヘッドアクチュエータ上に固定されて、所定の貫通孔でピンの進入を受け入れる第1フレキシブルプリント基板と、ヘッドアクチュエータ上で第1フレキシブルプリント基板に受け止められる第2フレキシブルプリント基板とを備え、第1フレキシブルプリント基板には、絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置される導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、部分的に導電膜片の輪郭を覆い隠す絶縁層と、絶縁層に形成されて、薄板体の表面で第1基準線に沿って導電膜片の輪郭を露出させる開口とが形成され、貫通孔には、第1基準線に直交する第2基準線に沿ってピンに対して遊びが規定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
- 絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置され、相互に平行に延びる1対の第1基準線に沿って部分的に輪郭を描く導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、第1基準線に直交する第2基準線に沿って導電膜片を横切る開口を規定する絶縁層と、少なくとも薄板体を貫通し、第2基準線に沿って延びる長孔とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板。
- 支軸に回転自在に支持され、先端でヘッドスライダを支持するヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチュエータの表面から突き出るピンと、ヘッドアクチュエータ上ヘッドアクチュエータと、ヘッドアクチュエータの表面から突き出るピンと、ヘッドアクチュエータ上に固定されて、所定の貫通孔でピンの進入を受け入れる第1フレキシブルプリント基板と、ヘッドアクチュエータ上で第1フレキシブルプリント基板に受け止められる第2フレキシブルプリント基板とを備え、第1フレキシブルプリント基板には、絶縁性の薄板体と、薄板体の表面に配置され、相互に平行に延びる1対の第1基準線に沿って部分的に輪郭を描く導電膜片と、薄板体の表面に重ね合わせられ、第1基準線に直交する第2基準線に沿って導電膜片を横切る開口を規定する絶縁層とが形成され、貫通孔には、第2基準線に沿ってピンに対して遊びが規定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
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