JP2008111679A - 端子カバーの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子カバー取り付け時の感電等の災害を防止し、また作業性を高める。
【解決手段】電力量計100Aの充電部の端子が配置された端子部102に、取付用ピン107を植立する。取付用ピン107の先端側は先割れ状態とされていると共に、この先端側には係止爪107cが形成されている。端子カバー106には、取付用ピン107を通すための貫通穴106aが設けられている。端子カバー106の貫通穴106aに端子部106に植立された取付用ピン107を通すことで、端子カバー106を端子部102に取り付ける。貫通穴106aに取付用ピン107を通す際、この取付用ピン107の先端側をすぼめた状態とする。貫通穴106aに取付用ピン107を通した後、端子カバー106は、取付用ピン107の係止爪107cにより係止された状態となる。
【選択図】図2

Description

この発明は、電気機器の充電部の端子が配置された端子部を覆う端子カバーの取付構造に関する。
一般家庭や事業所には、電力使用量を計測する目的で、電力量計が設置されている。この電力量計は、電力使用量を正確に計測して公正な料金取引を行う必要から、一定期間毎に新しいものと交換されている。図14〜図17は、従来の誘導型の電力量計(積算電力計)200の構成を示している。
電力量計200は、本体部201と、端子部202とを備えている。本体部201は、電力量を計測して表示する。本体部201の前面側は透明な保護ガラス203で覆われている。ユーザは、保護ガラス203を通して、本体部201を構成するアルミニウム製の円盤204、文字盤205等を見ることができる。
端子部202は、商用電源と負荷装置との間の電線の途中に上述の本体部201が挿入されるように、入力電線(電源側の電線)および出力電線(負荷側の電線)を接続する。端子部202には端子カバー206が取り付けられている。端子カバー206は、締め付けねじ207を用いて、端子部202に取り付けられる。例えば、端子カバー206は金属板で形成されるが、端子部202の各端子に対向する面にはゴム素材が貼着されて絶縁性が確保されている。
端子部202から端子カバー206を取り外すことで、図16に示すように、端子部202に配置された充電部の端子が露出した状態となる。充電部の端子としては、商用電源からの入力電線を本体部201に接続する入力端子211〜213と、負荷装置への出力電線を本体部201に接続する出力端子215〜217が存在している。また、端子部202には、締め付けねじ207を螺合するためのねじ穴210が設けられている。
この電力量計200を電線に接続する際には、上述したように端子部202を覆っている端子カバー206が取り外され(図16、図17)、その状態で、入力電線および出力電線が対応する端子に接続され、その後に、端子カバー206が端子部202に取り付けられる(図14、図15)。この場合、締め付けねじ207のねじ部が、端子カバー206に設けられた貫通穴(図示せず)を通され、端子部202に設けられているねじ穴210に螺合される。
なお、端子部202に端子カバー206が取り付けられた後、この端子カバー206の切り起こし部208と、締め付けねじ207に設けられている封印用穴209とにワイヤを通して鉛などで封印することで、電力量計200の配線変更等を不可能とすることが行われる。
例えば、特許文献1には、上述の電力量計200と同様に、締め付けねじを用いて端子カバーを端子部に取り付けるようにした電力量計が記載されている。
特開2004−226119号公報
上述の電力量計200のように、締め付けねじ207を用いて端子カバー206を端子部202に固定するものにあっては、端子部202に端子カバー206を取り付ける際に、端子部202のねじ穴210が作業者に見えにくいことから、作業者が締め付けねじ207を誤って端子211〜213,215〜217に接触させ、短絡、地絡、感電などの災害が発生することがあり、また、作業性もがよくないという問題があった。
この発明の目的は、端子カバー取り付け時の短絡、地絡、感電等の災害を防止し、また作業性を高めることにある。
この発明の概念は、
電気機器の充電部の端子が配置された端子部に、該充電部の端子を覆うように取り付けられる端子カバーの取り付け構造であって、
上記端子部に取付用ピンを植立し、
上記端子カバーに上記取付用ピンを通すための貫通穴を設け、
上記端子カバーに設けられた貫通穴に上記端子部に植立された取付用ピンを通して、上記端子カバーを上記端子部に取り付ける
ことを特徴とする端子カバーの取付構造にある。
この発明においては、電気機器の充電部の端子が配置された端子部に、端子カバーを取り付けるための取付用ピンが植立される。例えば、端子部の取付用ピンが植立される部位にはねじ穴が設けられていると共に、取付用ピンの少なくとも一端はねじ部とされており、取付用ピンは、ネジ部をねじ穴にねじ込むことで、端子部に植立される。この場合、従来の締め付けねじを螺合するために端子部に設けられていたねじ穴を利用して、当該端子部に取付用ピンを植立できる。
端子カバーには、取付用ピンを通すための貫通穴が設けられる。この貫通穴としては、従来の締め付けねじのねじ部を通すために設けられている貫通穴を使用できる。そして、端子カバーに設けられた貫通穴に端子部に植立された取付用ピンが通されて、端子カバーが端子部に取り付けられる。
例えば、取付用ピンの先端側はスリットが形成された先割れ状態とされていると共に、この先端側には径が大きくされた係止爪が形成されている。端子カバーの貫通穴に取付用ピンを通す際に、この取付用ピンの先端側がすぼめた状態とされ、端子カバーの貫通穴に取付用ピンを通した後に、この端子カバーが取付用ピンの係止爪により係止される。この場合、端子カバーに設けられた貫通穴に端子部に植立された取付用ピンを通すという作業だけで、端子カバーを端子部に取り付けることができる。
また、例えば、取付用ピンの先端側に周方向に係合溝が形成されている。端子カバーの貫通穴に取付用ピンを通した後に、この取付用ピンの先端側に係合溝に係合する係合爪を有する固定キャップが取り付けられることで、端子カバーが端子部に固定される。この場合、端子カバーに設けられた貫通穴に端子部に植立された取付用ピンを通すという作業の他に、取付用ピンの先端側に固定キャップを取り付けるという作業が必要になるが、取付用ピンの構造を簡単にできる。
また、例えば、取付用ピンの先端側はねじ部とされている。端子カバーの貫通穴に取付用ピンを通した後に、この取付用ピンの先端側に、取付用ピンの先端側に螺合されるネジ穴を有する固定キャップが取り付けられることで、端子カバーが端子部に固定される。この場合、端子カバーに設けられた貫通穴に端子部に植立された取付用ピンを通すという作業の他に、取付用ピンの先端側に固定キャップを取り付けるという作業が必要になるが、取付用ピンの構造を簡単にできる。
この発明においては、端子部に予め植立されている取付用ピンを端子カバーに設けられている貫通穴を通すことで、端子カバーを端子部に取り付けるものである。作業者は、端子カバーを端子部に取り付ける際に、端子カバーに設けられている貫通穴を通して、端子部に植立されている取付用ピンを確認できることから、貫通穴に取付用ピンを通すという作業を容易に行うことができ、従って、端子カバーを端子部に取り付ける際の作業性を高めることができる、また、この発明においては、端子カバーを端子部に取り付ける際に、従来のように締め付けねじを用いるものではなく、当該締め付けねじが端子部の充電部の端子に誤って接触するというようなことがなく、短絡、地絡、感電等の災害を防止できる。
この発明によれば、端子カバー取り付け時の短絡、地絡、感電等の災害を防止し、また作業性を高めることができる。
第1の実施の形態について説明する。図1、図2は、第1の実施の形態としての誘導型の電力量計(積算電力計)100Aの構成を示している。
電力量計100Aは、本体部101と、端子部102とを備えている。本体部101は、電力量を計測して表示する。本体部101の前面側は透明な保護ガラス103で覆われている。ユーザは、保護ガラス103を通して、本体部101を構成するアルミニウム製の円盤104、文字盤105等を見ることができる。
端子部102は、商用電源と負荷装置との間の電線の途中に上述の本体部101が挿入されるように、入力電線(電源側の電線)および出力電線(負荷側の電線)を接続する。端子部102には端子カバー106が取り付けられている。端子カバー106は、取付用ピン107を用いて、端子部102に固定されている。
端子部102から端子カバー106を取り外すことで、図2に示すように、端子部102に配置された充電部の端子が露出した状態となる。充電部の端子としては、商用電源からの入力電線を本体部101に接続する入力端子111〜113と、負荷装置への出力電線を本体部101に接続する出力端子115〜117が存在している。また、端子部102には、上述の取付用ピン107が植立される部位に、ねじ穴110が設けられている。このねじ穴110としては、従来の電力量計200における締め付けねじ207を螺合するためのねじ穴210(図16参照)を使用できる。
図3は、取付用ピン107の構成を示している。図3(A)は取付用ピン107の斜視図であり、図3(B)は取付用ピン107の側面図である。この取付用ピン107は、弾性のある金属あるいは合成樹脂で形成される。取付用ピン107の一端である基端側はねじが切られたねじ部107aとされている。取付用ピン107は、ネジ部107aが端子部102のねじ穴110にねじ込まれることで、端子部102に植立される。
取付用ピン107の先端側は、スリット107bが形成された先割れ状態とされている。また、この取付用ピン107の先端側には、径が大きくされた係止爪107cが形成されている。取付用ピン107の先端側を、このように先割れ状態とするのは、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、当該取付用ピン107の先端側を、後述する端子カバー106の貫通穴を、すぼめた状態で通すためである。なお、取付用ピン107の先端側には、封印用穴109も設けられている。
端子カバー106は、金属あるいは合成樹脂で形成される。端子カバー106が金属で形成される場合には、端子部102の各端子に対向する面にゴム素材が貼着され、絶縁性が確保される。この端子カバー106には、取付用ピン107を通すための貫通穴106aが設けられている。この貫通穴106aとしては、従来の端子カバー206に設けられている締め付けねじのねじ部を通すための貫通穴を使用できる。
ただし、上述したように、取付用ピン107の先端をすぼめた状態では、当該先端の断面形状はほぼ楕円形状となるため、貫通穴106aの形状を、例えば、すぼめた状態の取付用ピン107の先端が通過可能な楕円形状、あるいは長方形状に形成する必要がある。なお、図示しないが、取付用ピン107の先端側に形成されるスリット107bを断面十字形状として、当該先端側が4つに割られた先割れ状態とすれば、先端をすぼめた状態における当該先端の断面形状はほぼ円形状となるため、貫通穴106aの形状を円形状に形成でき、取付用ピン107の、端子部102への植立時における回転位置を気にしないでも済むようになる。
図1、図2に戻って、また、端子カバー106には、封印時にワイヤを通すための、切り起こし部108が形成されている。
図1、図2に示す電力量計100Aを電線に接続する際には、上述したように端子部102を覆っている端子カバー106が取り外され(図2)、その状態で、入力電線および出力電線が対応する端子に接続され、その後に、端子カバー106が端子部102に取り付けられる(図1)。
図4(A)〜(D)を用いて、電力量計100Aにおける端子カバー106の取り付けについて説明する。端子カバー106を端子部102に取り付ける際には、図4(A)に示すように、取付用ピン107が使用される。この取付用ピン107は、ねじ部107aが端子部102のねじ穴110にねじ込まれることで、図4(B)に示すように、端子部102に植立された状態に置かれる。
端子カバー106を端子部102に取り付ける際には、図4(C)に示すように、取付用ピン107の先端側をすぼめた状態として端子カバー106の貫通穴106aを通していく。そして、最終的に、図4(D)に示すように、端子カバー106が取付用ピン106の係止爪107cで係止された状態とする。貫通穴106aを通っている間はすぼめられている取付用ピン106の係止爪107cは、貫通穴106aを通った後は、弾性によって元の状態に復帰し、上述したように、端子カバー106を係止可能な状態となる。
なお、上述したように端子部102に端子カバー106が取り付けられた後、図4(D)に示すように、この端子カバー106の切り起こし部108と、取付用ピン107の係止爪107cに設けられている封印用穴109とにワイヤを通して鉛などで封印することで、電力量計100Aの配線変更等を不可能とすることが行われる。
また、端子部102に取り付けられた端子カバー106を取り外す際には、封印を解いた後、上述した取り付け時とは逆に、取付用ピン107の係止爪107cをすぼめた状態として端子カバー106を取り外す。
図1、図2に示す電力量計100Aにおいては、端子部102に予め植立されている取付用ピン107を端子カバー106に設けられている貫通穴106aを通すことで、端子カバー106を端子部102に取り付けるものである。作業者は、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、端子カバー106に設けられている貫通穴106aを通して、端子部102に植立されている取付用ピン107を確認できることから、貫通穴106aに取付用ピン107を通すという作業を容易に行うことができ、従って、端子カバー106を端子部102に取り付ける際の作業性を高めることができる、
また、図1、図2に示す電力量計100Aにおいては、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、従来のように締め付けねじを用いるものではなく、当該締め付けねじが端子部102の充電部の端子111〜113,115〜117に誤って接触するというようなことがなく、短絡、地絡、感電等の災害を防止できる。
また、図1、図2に示す電力量計100Aにおいては、端子カバー106に設けられた貫通穴106aに端子部102に植立された取付用ピン107を通すという作業だけで、端子カバー106を端子部102に取り付けることができ、作業を効率よく行うことができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。図5、図6は、第2の実施の形態としての誘導型の電力量計(積算電力計)100Bの構成を示している。この図5、図6において、図1、図2と対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明を省略する。
電力量計100Bは、本体部101と、端子部102とを備えている。本体部101は、電力量を計測して表示する。端子部102は、商用電源と負荷装置との間の電線の途中に上述の本体部101が挿入されるように、入力電線(電源側の電線)および出力電線(負荷側の電線)を接続する。端子部102には端子カバー106が取り付けられている。端子カバー106は、取付用ピン121および固定キャップ122を用いて、端子部102に固定されている。
端子部102から端子カバー106を取り外すことで、図6に示すように、端子部102に配置された充電部の端子(入力端子111〜113、出力端子115〜117)が露出した状態となる。また、端子部102には、上述の取付用ピン121が植立される部位に、ねじ穴110が設けられている。
図7は、取付用ピン121の構成を示している。図7(A)は取付用ピン121の斜視図であり、図7(B)は取付用ピン121の側面図である。この取付用ピン121は、金属あるいは合成樹脂で形成される。取付用ピン121の一端である基端側はねじが切られたねじ部121aとされている。取付用ピン121は、ネジ部121aが端子部102のねじ穴110にねじ込まれることで、端子部102に植立される。取付用ピン121の先端側には、周方向に、後述する固定キャップ122の係合爪132が係合される係合溝121bが形成されている。
端子カバー106は、金属あるいは合成樹脂で形成される。端子カバー106が金属で形成される場合には、端子部102の各端子に対向する面にゴム素材が貼着され、絶縁性が確保される。この端子カバー106には、取付用ピン121を通すための貫通穴106aが設けられている。この端子カバー106には、封印時にワイヤを通すための、切り起こし部108も形成されている。
図8(A)は、固定キャップ122の構成を示している。固定キャップ122は、内部が空洞とされた円錐台形状の筐体131の内部に、係合爪132を有する係合機構が配置された構成となっている。筐体131の下面(端子カバー106への当接面)の中央には円形の開口部133が設けられ、この開口部133に取付用ピン121の案内部を構成する円筒部材134が下面と垂直となるように固定されている。なお、筐体131の下面外部には、ゴム素材130が貼着され、絶縁性が確保されている。また、筐体131には、封印用穴145が設けられている。
また、筐体131の内部には、一端が上面に接続され、他端が下面に接続された、支持竿135が設置されている。この支持竿135の中央付近に、この支持竿135と直交する方向に伸びる支持片136の一端が固定されている。この支持片136の他端に、作用竿137の中央付近が回動自在に軸支されている。この作用竿137の一端側に内側方向に伸びるように係合爪132が形成されていると共に、この係合爪132とは逆の方向に伸びるようにコイルバネ139を保持するバネ保持部138が形成されている。
バネ保持部138の先端は支持竿135に設けられた貫通穴(図示せず)を通って支持竿135の反対側に突出するようにされ、その先端に抜け止め片140が接続されている。コイルバネ139は、作用竿137を反時計方向に回転させるように、当該作用竿137を常に付勢している。
また、作用竿137の他端には、支持竿135に設けられた貫通穴(図示せず)を通って外側に伸びる押圧棒141の一端が当接されている。この押圧棒141の他端には、筐体131の外周面に設けられた開口部142から一部が突出するように配設された操作釦143が接続されている。なお、押圧棒141の支持竿135と作用竿137との間には、当該押圧棒141の抜けを防止するための抜け止め片153が取り付けられている。
図8(A)に示す固定キャップ122においては、筐体131の下面の円筒部材134の入り口に取付用ピン121の先端を位置させて押し込むことで、図8(B)に示すように、作用竿137の係合爪132が、取付用ピン121の先端側に形成された係合溝121bに係合された状態とでき、その状態はコイルバネ139の付勢力により保持される。
なお、固定キャップ122の取り外しは、図8(C)に矢印で示すように、操作釦143を内側に押圧し、コイルバネ139の付勢力に逆らって作用竿137を時計方向に回動させ、取付用ピン121の係合溝121bへの係合爪132の係合状態を解除した状態で行われる。
図5、図6に示す電力量計100Bを電線に接続する際には、上述したように端子部102を覆っている端子カバー106が取り外され(図6)、その状態で、入力電線および出力電線が対応する端子に接続され、その後に、端子カバー106が端子部102に取り付けられる(図5)。
図9(A)〜(D)を用いて、電力量計100Bにおける端子カバー106の取り付けについて説明する。端子カバー106を端子部102に取り付ける際には、図9(A)に示すように、取付用ピン121および固定キャップ122が使用される。この取付用ピン121は、ねじ部121aが端子部102のねじ穴110にねじ込まれることで、図9(B)に示すように、端子部102に植立された状態に置かれる。
端子カバー106を端子部102に取り付ける際には、図9(C)に示すように、端子カバー106の貫通穴106aに取付用ピン121を通し、その後に、図9(D)に示すように、取付用ピン121の先端側に固定キャップ122を取り付ける。この状態で、固定キャップ122が有する係合爪132が取付用ピン121の先端側に形成されている係合溝121bに係合され(図8(B))、端子カバー106は端子部102に固定される。
なお、上述したように端子部102に端子カバー106が取り付けられた後、図示しないが、この端子カバー106の切り起こし部108と、固定キャップ122に設けられている封印用穴145とにワイヤを通して鉛などで封印することで、電力量計100Bの配線変更等を不可能とすることが行われる。
また、端子部102に取り付けられた端子カバー106を取り外す際には、封印を解いた後、上述した取り付け時とは逆に、取付用ピン121から固定キャップ122を取り外し(図8(C))、その後に端子カバー106を取付用ピン121から抜き取ればよい。
図5、図6に示す電力量計100Bにおいては、端子部102に植立されている取付用ピン121を端子カバー106に設けられている貫通穴106aを通し、その後に、取付用ピン121の先端側に固定キャップ122を取り付けることで、端子カバー106を端子部102に取り付けるものである。作業者は、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、端子カバー106に設けられている貫通穴106aを通して、端子部102に植立されている取付用ピン121を確認できることから、貫通穴106aに取付用ピン121を通すという作業を容易に行うことができ、従って、端子カバー106を端子部102に取り付ける際の作業性を高めることができる、
また、図5、図6に示す電力量計100Bにおいては、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、従来のように締め付けねじを用いるものではなく、当該締め付けねじが端子部102の充電部の端子111〜113,115〜117に誤って接触するというようなことがなく、短絡、地絡、感電等の災害を防止できる。
また、図5、図6に示す電力量計100Bにおいては、端子カバー106に設けられた貫通穴106aに端子部102に植立された取付用ピン121を通すという作業の他に、取付用ピン121の先端側に固定キャップ122を取り付けるという作業が必要になるが、図1、図2に示す電力量計100Aと比べて、取付用ピンの構造を簡単にできる。
次に、第3の実施の形態について説明する。図10、図11は、第3の実施の形態としての誘導型の電力量計(積算電力計)100Cの構成を示している。この図10、図11において、図1、図2と対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明を省略する。
電力量計100Cは、本体部101と、端子部102とを備えている。本体部101は、電力量を計測して表示する。端子部102は、商用電源と負荷装置との間の電線の途中に上述の本体部101が挿入されるように、入力電線(電源側の電線)および出力電線(負荷側の電線)を接続する。端子部102には端子カバー106が取り付けられている。端子カバー106は、取付用ピン151および固定キャップ152を用いて、端子部102に固定されている。
端子部102から端子カバー106を取り外すことで、図11に示すように、端子部102に配置された充電部の端子(入力端子111〜113、出力端子115〜117)が露出した状態となる。また、端子部102には、上述の取付用ピン151が植立される部位に、ねじ穴110が設けられている。
取付用ピン151は、金属あるいは合成樹脂で形成される。取付用ピン151は、少なくとも、一端である基端側および他端である先端側がねじ部とされている。この実施の形態では、取付用ピン151の全体がねじ部とされたものを示している。取付用ピン151は、その一端が端子部102のねじ穴110にねじ込まれることで、当該端子部102に植立される。
端子カバー106は、金属あるいは合成樹脂で形成される。端子カバー106が金属で形成される場合には、端子部102の各端子に対向する面にゴム素材が貼着され、絶縁性が確保される。この端子カバー106には、取付用ピン151を通すための貫通穴106aが設けられている。この端子カバー106には、封印時にワイヤを通すための、切り起こし部108が形成されている。
図12(A)は、固定キャップ152の構成を示している。固定キャップ152は、内部が空洞とされた円錐台形状の筐体161を用いて構成されている。この筐体161の下面(端子カバー106への当接面)の中央には円形の開口部162が設けられ、この開口部162に取付用ピン151の案内部を構成する円筒部材163が下面と垂直となるように固定されている。この円筒部材163の内面にはねじが切られており、取付用ピン151の先端側のねじ部に螺合するねじ穴164が構成されている。なお、筐体161の下面外部には、ゴム素材130が貼着され、絶縁性が確保されている。また、筐体161には、封印用穴165が設けられている。さらに、筐体161の外表面には例えばゴム素材からなる滑り止め部166が形成されている。
図12(A)に示す固定キャップ152においては、筐体161の下面のねじ穴164に取付用ピン151の先端を位置させて回すことで、図12(B)に示すように、取付用ピン151の先端側が固定キャップ152のねじ穴164に螺合され、当該取付用ピン151の先端に固定キャップ152が取り付けられた状態となる。なお、固定用キャップ152の取り外しは、固定キャップ152を、取り付け時とは逆の方向に回して、取付用ピン151の先端側との螺合を解除することで行われる。
図10、図11に示す電力量計100Cを電線に接続する際には、上述したように端子部102を覆っている端子カバー106が取り外され(図11)、その状態で、入力電線および出力電線が対応する端子に接続され、その後に、端子カバー106が端子部102に取り付けられる(図10)。
図13(A)〜(D)を用いて、電力量計100Cにおける端子カバー106の取り付けについて説明する。端子カバー106を端子部102に取り付ける際には、図13(A)に示すように、取付用ピン151および固定キャップ152が使用される。この取付用ピン151は、一端側のねじ部が端子部102のねじ穴110にねじ込まれることで、図13(B)に示すように、端子部102に植立された状態に置かれる。
端子カバー106を端子部102に取り付ける際には、図13(C)に示すように、端子カバー106の貫通穴106aに取付用ピン151を通し、その後に、図13(D)に示すように、取付用ピン151の先端側に固定キャップ152を取り付ける。この状態で、固定キャップ152が有するねじ穴164に取付用ピン151の先端側のねじ部が螺合され(図12(B))、端子カバー106は端子部102に固定される。
なお、上述したように端子部102に端子カバー106が取り付けられた後、図示しないが、この端子カバー106の切り起こし部108と、固定キャップ152に設けられている封印用穴165とにワイヤを通して鉛などで封印することで、電力量計100Cの配線変更等を不可能とすることが行われる。
また、端子部102に取り付けられた端子カバー106を取り外す際には、封印を解いた後、上述した取り付け時とは逆に、取付用ピン151から固定キャップ152を取り外し、その後に端子カバー106を取付用ピン151から抜き取ればよい。
図10、図11に示す電力量計100Cにおいては、端子部102に予め植立されている取付用ピン151を端子カバー106に設けられている貫通穴106aを通し、その後に、取付用ピン151の先端側に固定キャップ152を取り付けることで、端子カバー106を端子部102に取り付けるものである。作業者は、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、端子カバー106に設けられている貫通穴106aを通して、端子部102に植立されている取付用ピン151を確認できることから、貫通穴106aに取付用ピン151を通すという作業を容易に行うことができ、従って、端子カバー106を端子部102に取り付ける際の作業性を高めることができる、
また、図10、図11に示す電力量計100Cおいては、端子カバー106を端子部102に取り付ける際に、従来のように締め付けねじを用いるものではなく、当該締め付けねじが端子部102の充電部の端子111〜113,115〜117に誤って接触するというようなことがなく、短絡、地絡、感電等の災害を防止できる。
また、図10、図11に示す電力量計100Cにおいては、端子カバー106に設けられた貫通穴106aに端子部102に植立された取付用ピン151を通すという作業の他に、取付用ピン151の先端側に固定キャップ152を取り付けるという作業が必要になるが、図1、図2に示す電力量計100Aと比べて、取付用ピンの構造を簡単にできる。
なお、上述実施の形態においては、端子部102に取付用ピンを2本植立する例を示したが、端子部102に植立する取付用ピンの本数は、端子カバー106を安定して取り付けるために必要とする任意の本数とすればよい。例えば、上述実施の形態は3相の電力量計を示したが、単相の電力量計でそのサイズが3相のものより小さいものであれば、端子部に取り付ける取付用ピンの本数を1本とすることもできる。
また、上述実施の形態においては、この発明を誘導型の電力量計100A〜100Cに適用したものであるが、この発明は、電子式の電力量計、さらには、ブレーカ、計器用ボックスなど、電気機器の充電部の端子が配置された端子部に端子カバーを取り付ける場合に適用できる。
この発明は、端子カバー取り付け時の短絡、地絡、感電等の災害を防止し、また作業性を高めることができるものであり、例えば、電力量計、ブレーカ等、充電部の端子が配置された端子部に端子カバーを取り付ける電気機器に適用できる。
第1の実施の形態としての電力量計の構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態としての電力量計の構成を示す分解斜視図である。 取付用ピンの構成を示す斜視図および側面図である。 端子カバーの取り付けを説明するための図である。 第2の実施の形態としての電力量計の構成を示す斜視図である。 第2の実施の形態としての電力量計の構成を示す分解斜視図である。 取付用ピンの構成を示す斜視図および側面図である。 固定キャップの構成を示す一部を截断した側面図である。 端子カバーの取り付けを説明するための図である。 第3の実施の形態としての電力量計の構成を示す斜視図である。 第3の実施の形態としての電力量計の構成を示す分解斜視図である。 固定キャップの構成を示す一部を截断した側面図である。 端子カバーの取り付けを説明するための図である。 従来の電力量計の構成を示す斜視図である。 従来の電力量計の構成を示す側面図である。 従来の電力量計の構成を示す分解斜視図である。 従来の電力量計における端子カバーの取り付けを説明するための側面図である。
符号の説明
100A〜100C・・・電力量計、101・・・本体部、102・・・端子部、103・・・保護ガラス、106・・・端子カバー、106a・・・貫通穴、107・・・取付用ピン、107a・・・ねじ部、107c・・・係止爪、108・・・切り起こし部、109・・・封印用穴、110・・・ねじ穴、111〜113・・・入力端子、115〜117・・・出力端子、121・・・取付用ピン、121a・・・ねじ部、121b・・・係合溝、122・・・固定キャップ、132・・・係合爪、143・・・操作釦、151・・・取付用ピン、152・・・固定キャップ、164・・・ねじ穴

Claims (5)

  1. 電気機器の充電部の端子が配置された端子部に、該充電部の端子を覆うように取り付けられる端子カバーの取り付け構造であって、
    上記端子部に取付用ピンを植立し、
    上記端子カバーに上記取付用ピンを通すための貫通穴を設け、
    上記端子カバーに設けられた貫通穴に上記端子部に植立された取付用ピンを通して、上記端子カバーを上記端子部に取り付ける
    ことを特徴とする端子カバーの取付構造。
  2. 上記端子部の上記取付用ピンが植立される部位にはねじ穴が設けられており、
    上記取付用ピンの少なくとも一端はねじ部とされており、
    上記取付用ピンは、上記ネジ部を上記ねじ穴にねじ込むことで、上記端子部に植立される
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子カバーの取付構造。
  3. 上記取付用ピンの先端側はスリットが形成された先割れ状態とされていると共に、該先端側には径が大きくされた係止爪が形成されており、
    上記端子カバーの貫通穴に上記取付用ピンを通す際に、該取付用ピンの先端側がすぼめた状態とされ、
    上記端子カバーの貫通穴に上記取付用ピンを通した後に、該端子カバーが上記取付用ピンの係止爪により係止される
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子カバーの取付構造。
  4. 上記取付用ピンの先端側に周方向に係合溝が形成されており、
    上記端子カバーの貫通穴に上記取付用ピンを通した後に、該取付用ピンの先端側に上記係合溝に係合する係合爪を有する固定キャップを取り付けることで、上記端子カバーを上記端子部に固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子カバーの取付構造。
  5. 上記取付用ピンの先端側はねじ部とされており、
    上記端子カバーの貫通穴に上記取付用ピンを通した後に、該取付用ピンの先端側に、該取付用ピンの先端側に螺合するネジ穴を有する固定キャップを取り付けることで、上記端子カバーを上記端子部に固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子カバーの取付構造。
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