JP2008109841A - 2次電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】モジュール電池の電池特性の均一化を図ることができ、しかもコンパクト化を図ることができる2次電池システムを提供することである。
【解決手段】2次電池本体11は、複数個の単電池をまとめて形成したモジュール電池14a〜14cを並列接続して構成され、制御装置12は、並列接続された各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcが等しくなるように各々のモジュール電池14a〜14cを温度制御する。これにより、各々のモジュール電池14a〜14cの特性のばらつきを補償するための特別の回路を追加することなく、モジュール電池14a〜14cの電池特性の均一化を図ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】2次電池本体11は、複数個の単電池をまとめて形成したモジュール電池14a〜14cを並列接続して構成され、制御装置12は、並列接続された各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcが等しくなるように各々のモジュール電池14a〜14cを温度制御する。これにより、各々のモジュール電池14a〜14cの特性のばらつきを補償するための特別の回路を追加することなく、モジュール電池14a〜14cの電池特性の均一化を図ることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数個の単電池をまとめて形成したモジュール電池を有した2次電池システムに関する。
一般に、2次電池の大容量化は基本単位となる単電池を直並列接続してモジュール電池を形成して行われる。単電池の起電力は数ボルトであるので単電池を直列接続してストリングを形成し所要の起電力を得るようにしている。そして、複数個のストリングを並列接続して1個のモジュール電池を形成する。このモジュール電池は1つの筐体に収納され、あたかも一つの電池のようにして扱われ、さらなる大容量化時には多数のモジュール電池を直並列接続して用いられる。このモジュール電池の容量特性、充放電特性、内部抵抗は、単電池の組合せや製作上のバラツキ、さらには使用状況等により異なることがあり、単電池の故障時には特に顕著になる。このようなモジュール電池特性の変化やバラツキは、多数のモジュール電池を直列・並列に接続した2次電池システムの利用率低下、充放電効率低下および充電時間の延長などの問題を引き起こすことがあり、システム寿命に大きく影響する。
そこで、モジュール電池毎に切り替える切替スイッチを設け、モジュール電池毎に充電を行ったり(例えば、特許文献1参照)、バッファ電池と切替スイッチとを有しモジュール電池のばらつきをバッファ電池で吸収するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。また、開閉スイッチと抵抗器を有しモジュール電池のばらつきをバッファ電池で吸収するようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−341871号公報
特開平10−285818号公報
特開2001−258167号公報
しかし、特許文献1、2、3のものは、いずれもモジュール電池の外部に、個別に切替スイッチやバッファ電池、あるいは開閉スイッチや抵抗器を設けるものであるので、部品点数が多くなり、スペースやコスト面で不利になる。また、電池特性は、使用状況や環境により変動しやすいので、充放電電圧を調整するだけでは却ってモジュール電池の効率や寿命を低下させることがある。
本発明の目的は、モジュール電池の電池特性の均一化を図ることができ、しかもコンパクト化を図ることができる2次電池システムを提供することである。
請求項1の発明に係わる2次電池システムは、複数個の単電池をまとめて形成したモジュール電池を並列接続して構成された2次電池本体と、前記並列接続された各々のモジュール電池の内部抵抗が等しくなるように各々のモジュール電池を温度制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる2次電池システムは、請求項1の発明において、前記各々のモジュール電池ごとに、前記モジュール電池を加熱するヒータと前記モジュール電池を冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、充電時においては、各々のモジュール電池の充電電流が同一の基準電流となるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のモジュール電池を温度制御して、各々のモジュール電池の内部抵抗を等しくすることを特徴とする
請求項3の発明に係わる2次電池システムは、請求項1の発明において、前記各々のモジュール電池ごとに、前記モジュール電池を加熱するヒータと前記モジュール電池を冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、放電時においては、各々のモジュール電池の放電電流が等しくなるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のモジュール電池を温度制御して、各々のモジュール電池の内部抵抗を等しくすることを特徴とする。
請求項3の発明に係わる2次電池システムは、請求項1の発明において、前記各々のモジュール電池ごとに、前記モジュール電池を加熱するヒータと前記モジュール電池を冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、放電時においては、各々のモジュール電池の放電電流が等しくなるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のモジュール電池を温度制御して、各々のモジュール電池の内部抵抗を等しくすることを特徴とする。
請求項4の発明に係わる2次電池システムは、複数個の単電池を直列接続したストリングを複数個並列接続して形成されたモジュール電池を少なくとも1個有した2次電池本体と、前記モジュール電池を構成する並列接続された各々のストリングの内部抵抗が等しくなるように各々のストリングを温度制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明に係わる2次電池システムは、請求項4の発明において、前記モジュール電池のストリングごとに、前記ストリングを加熱するヒータと前記ストリングを冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、充電時においては、各々のストリングの充電電流が同一の基準電流となるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のストリングを温度制御して、各々のストリングの内部抵抗を等しくすることを特徴とする。
請求項6の発明に係わる2次電池システムは、請求項4の発明において、前記モジュール電池のストリングごとに、前記ストリングを加熱するヒータと前記ストリングを冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、放電時においては、各々のストリングの放電電流が等しくなるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のストリングを温度制御して、各々のストリングの内部抵抗を等しくすることを特徴とする。
本発明によれば、並列接続された各々のモジュール電池の内部抵抗が等しくなるように各々のモジュール電池を温度制御するので、各々のモジュール電池の特性のばらつきを補償するための特別の回路を追加することなく、モジュール電池の電池特性の均一化を図ることができる。従って、電池特性が揃うので電池利用率や充放電効率が向上し、充電時間延伸が防げると共に、低コスト化及びコンパクト化が図れる。
また、モジュール電池内で並列接続された各々のストリングの内部抵抗が等しくなるように各々のストリングを温度制御するので、各々のストリングの特性のばらつきを補償するための特別の回路を追加することなく、各々のストリングの特性の均一化を図ることができる。従って、各々のストリングの特性が揃うのでモジュール電池内の単電池の利用率や充放電効率が向上し、充電時間延伸が防げると共に、低コスト化及びコンパクト化が図れる。
図1は本発明の実施の形態に係わる2次電池システムの一例の構成図である。2次電池システムは、2次電池本体11と制御装置12とからなり、2次電池本体11はインバータ13に接続され、放電のときはインバータ13で直流を交流に変換して出力し、充電のときはインバータ13で交流を直流に変換して2次電池本体11に電力を蓄電する。
2次電池本体11は複数個の単電池をまとめて形成した複数個のモジュール電池14を並列接続して構成されている。図1では3個のモジュール電池14a〜14cを備えたものを示している。単電池は、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池、さらには固体電解質を用いた高温差動型電池(ゼブラ電池、NAS電池他)などである。
そして、制御装置12は、並列接続された各々のモジュール電池14a〜14cに対応してそれぞれ電池制御部15a〜15cが設けられ、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcが等しくなるように各々のモジュール電池14a〜14cを温度制御する。
すなわち、各々のモジュール電池14a〜14cには、各々のモジュール電池14a〜14cの温度を検出するための温度検出器16a〜16cが設けられ、また、各々のモジュール電池14a〜14cを加熱するためのヒータ17a〜17cが設けられている。また、各々のモジュール電池14a〜14cの充放電電流を検出する電流検出器18a〜18cが設けられている。
各々の電池制御部15a〜15cは、それぞれ温度検出器16a〜16cで検出された各々のモジュール電池14a〜14cの温度を入力するとともに、電流検出器18a〜18cで検出された充放電電流Ia〜Icを入力する。そして、充電時においては、各々のモジュール電池14a〜14cの充電電流Ia〜Icが同一の基準電流I0となるように、各々のモジュール電池14a〜14cのヒータ17a〜17cを介して温度制御し、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcがほぼ等しくなるように制御する。また、放電時においては、各々のモジュール電池14a〜14cの放電電流Ia〜Icが等しくなるように各々のモジュール電池14a〜14cを温度制御して、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcがほぼ等しくなるように制御する。
図2は、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcの特性図である。単電池のばらつきから各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcにはばらつきがある。図2(a)では、モジュール電池14aの内部抵抗raが最も大きく、次にモジュール電池14bの内部抵抗rbが大きく、モジュール電池14cの内部抵抗rcが最も小さい特性である場合を示している。一般に、内部抵抗値ra〜rcには温度依存性があるので、各々のモジュール電池14a〜14cの温度を調整して、図2(b)に示すように、各々の内部抵抗値ra〜rcを揃える。
放電時においては、内部抵抗ra〜rcが小さいほど放電電流Ia〜Icが大きくなる。図2(a)に示すように、ra>rb>rcであるときは、Ia<Ib<Icとなり、放電電流Ia〜Icにアンバランスが生じ、2次電池システムとしては電池利用率の不均衡や電池寿命の不均衡が生じる。
同様に、充電時においても、内部抵抗ra〜rcが小さいほど充電電流Ia〜Icが大きくなり、ra>rb>rcであるときは、Ia<Ib<Icとなり、充電電流Ia〜Icにアンバランスが生じ、電池システムとしては充電時間の延長や電池寿命に影響を与える。
そこで、内部抵抗値ra〜rcには温度依存性があることに着目し、モジュール電池14の温度を調整する。例えば、2次電池システムが固体電解質を用いた高温差動型電池や常温保持型電池である場合には、モジュール電池14の温度を上昇させると内部抵抗が小さくなり、温度を下降させると内部抵抗が大きくなる特性を有するので、図2(a)の場合には、モジュール電池14a、14bの温度をモジュール電池14cより高くなるように調節して、各々の内部抵抗値ra〜rcを揃えるように制御する。この場合、モジュール電池14b、14cの温度をモジュール電池14aより低くなるように調節して、各々の内部抵抗値ra〜rcを揃えるように制御してもよい。
固体電解質を用いた高温差動型電池(ゼブラ電池、NAS電池他)では、固体電解質のイオン伝導率を保持するために固体電解質を暖めている。この場合の温度調節は、各々のモジュール電池14a〜14c毎に電池出力が最適になるように温度制御がなされている。本発明では、さらに、その温度制御の許容範囲内で、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcがほぼ等しくなるように温度調整する。この温度調整により内部抵抗ra〜rcを揃うようにする。
ここで、内部抵抗ra〜rcは直接測定できないので、制御指標として充放電電流Ia〜Icを用いている。モジュール電池14が並列接続でない場合には、充放電電圧を用いて内部抵抗ra〜rcのバランス調整を行うことも可能である。
以上の説明では、モジュール電池14a〜14cを加熱するヒータ17a〜17cを設け、制御装置12は、各々のモジュール電池14a〜14cをヒータ17a〜17cの加熱による温度制御にて、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcを等しくするようにしたが、ヒータ17a〜17cに代えて冷却器を設け、冷却器の冷却による温度制御にて、各々のモジュール電池14a〜14cの内部抵抗ra〜rcを等しくするようにしてもよい。
例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池、さらには固体電解質のセブラ電池では、モジュール電池の温度上昇を抑制するための温度維持用の冷却器が設けられている場合もあるので、その冷却器を兼用することができる。この場合、ヒータ及び冷却器の双方を設け、モジュール電池14a〜14cの温度状況に応じて加熱や冷却を行うようにしてもよい。この場合は、モジュール電池14a〜14cの自然加熱または自然冷却に頼ることなくモジュール電池14a〜14cの温度制御ができる。
また、以上の説明では、並列接続されたモジュール電池14a〜14c間の内部抵抗のバラツキを補償するようにしたが、各々のモジュール電池14a〜14c内部で並列接続された複数個のストリング間の内部抵抗のバラツキを補償するようにしてもよい。
図3は本発明の実施の形態に係わる2次電池システムの他の一例の構成図である。この一例は、図1に示した一例に対し、並列接続されたモジュール電池14a〜14c間の内部抵抗のバラツキを補償することに代えて、モジュール電池14内部で並列接続された複数個のストリング間の内部抵抗のバラツキを補償するようにしてたものである。
図3に示すように、2次電池システムは、2次電池本体11と制御装置12とからなり、2次電池本体11はインバータ13に接続され、放電のときはインバータ13で直流を交流に変換して出力し、充電のときはインバータ13で交流を直流に変換して2次電池本体11に電力を蓄電する。図3では、2次電池本体11が1個のモジュール電池14で構成された場合を示している。
モジュール電池14は、複数個の単電池を直列接続した3個のストリング19a〜19cを並列接続して形成されている。そして、各々のストリング19a〜19cの温度を検出するための温度検出器20a〜20cが設けられ、各々のストリング19a〜19cを加熱するためのヒータ21a〜21cが設けられている。また、各々のストリング19a〜19cの充放電電流I1〜I3を検出する電流検出器22a〜22cが設けられている。
制御装置12には各々のストリング19a〜19cの温度制御を行うためのストリング制御部23a〜23cが設けられている。
ストリング制御部23a〜23cは、それぞれ温度検出器22a〜22cで検出された各々のストリング19a〜19cの温度を入力するとともに、電流検出器22a〜22cで検出された充放電電流I1〜I3を入力する。そして、充電時においては、各々のストリング19a〜19cの充電電流I1〜I3が同一の基準電流Irとなるように、各々のストリング19a〜19cのヒータ21a〜21cを介して温度制御し、各々のストリング19a〜19cの内部抵抗r1〜r3がほぼ等しくなるように制御する。また、放電時においては、各々の放電電流I1〜I3が等しくなるように各々のストリング19a〜19cを温度制御して、各々のストリング19a〜19cの内部抵抗r1〜r3がほぼ等しくなるように制御する。
これにより、各々のストリング19a〜19cの内部抵抗r1〜r3がほぼ等しくなるので、モジュール電池14内のストリング特性の均一化を図ることができ、モジュール電池14の効率や寿命を向上させることができる。
以上の説明では、ストリング19a〜19cを加熱するヒータ21a〜21cを設け、制御装置12は、各々のストリング19a〜19cをヒータ21a〜21cの加熱による温度制御にて、各々のストリング19a〜19cの内部抵抗r1〜r3を等しくするようにしたが、ヒータ21a〜21cに代えて冷却器を設け、冷却器の冷却による温度制御にて、各々のストリング19a〜19cの内部抵抗r1〜r3を等しくするようにしてもよい。また、ヒータ及び冷却器の双方を設けるようにしてもよい。
また、各々のストリング19a〜19cごとにヒータや冷却器を設けるようにしたが、ストリング19a〜19cを形成する単電池ごとにヒータや冷却器を設け、各々の単電池の内部抵抗がそれぞれ等しくなるように温度制御するようにすることも可能である。この場合には、各々の単電池の電圧が等しくなるように温度制御することになる。これにより、各々の単電池の内部抵抗が等しくなるので各々の単電池のアンバランスを抑制できる。
ここで、このように構成された複数個のモジュール電池14を並列接続する場合には、並列接続したモジュール電池14の各々のストリング19a〜19cの充電電流I1〜I3について、同一の基準電流Irとなるように温度制御することになる。
本発明の実施の形態によれば、モジュール電池の温度を調整して内部抵抗ra〜rcを揃えるので、充放電電流Ia〜Icのアンバランスを抑制できる。従って、電池利用率や充放電効率が向上し、充電時間をほぼ均等に保つことができ電池寿命を延ばすことができる。
また、モジュール電池14内で並列接続された各々のストリング19a〜19cの内部抵抗r1〜r3が等しくなるように各々のストリング19a〜19cを温度制御するので、各々のストリング19a〜19cの特性の均一化を図ることができる。従って、各々のストリング19a〜19cの特性が揃うのでモジュール電池内の単電池の利用率および充放電効率が向上し、充電時間延伸が防げると共に、低コスト化及びコンパクト化が図れる。
11…2次電池本体、12…制御装置、13…インバータ、14…モジュール電池、15…電池制御部、16…温度検出器、17…ヒータ、18…電流検出器、19…ストリング、20…温度検出器、21…ヒータ、22…電流検出器、23…ストリング制御部
Claims (6)
- 複数個の単電池をまとめて形成したモジュール電池を並列接続して構成された2次電池本体と、
前記並列接続された各々のモジュール電池の内部抵抗が等しくなるように各々のモジュール電池を温度制御する制御装置と、
を備えたことを特徴とする2次電池システム。 - 前記各々のモジュール電池ごとに、前記モジュール電池を加熱するヒータと前記モジュール電池を冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、充電時においては、各々のモジュール電池の充電電流が同一の基準電流となるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のモジュール電池を温度制御して、各々のモジュール電池の内部抵抗を等しくすることを特徴とする請求項1記載の2次電池システム。
- 前記各々のモジュール電池ごとに、前記モジュール電池を加熱するヒータと前記モジュール電池を冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、放電時においては、各々のモジュール電池の放電電流が等しくなるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のモジュール電池を温度制御して、各々のモジュール電池の内部抵抗を等しくすることを特徴とする請求項1記載の2次電池システム。
- 複数個の単電池を直列接続したストリングを複数個並列接続して形成されたモジュール電池を少なくとも1個有した2次電池本体と、
前記モジュール電池を構成する並列接続された各々のストリングの内部抵抗が等しくなるように各々のストリングを温度制御する制御装置と、
を備えたことを特徴とする2次電池システム。 - 前記モジュール電池のストリングごとに、前記ストリングを加熱するヒータと前記ストリングを冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、充電時においては、各々のストリングの充電電流が同一の基準電流となるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のストリングを温度制御して、各々のストリングの内部抵抗を等しくすることを特徴とする請求項4記載の2次電池システム。
- 前記モジュール電池のストリングごとに、前記ストリングを加熱するヒータと前記ストリングを冷却する冷却器とのうち少なくともいずれか一つを設け、前記制御装置は、放電時においては、各々のストリングの放電電流が等しくなるように、前記ヒータ及び前記冷却器のうちの少なくともいずれか一つにより、各々のストリングを温度制御して、各々のストリングの内部抵抗を等しくすることを特徴とする請求項4記載の2次電池システム。
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