JP2008109216A - 電子スチルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ特性に影響を与える範囲にユーザの指が接触することを防止し、その結果、アンテナの特性劣化を防ぎ、良好な無線通信を行うことができる電子スチルカメラを提供する。
【解決手段】樹脂部材202は、アンテナ203を保持するアンテナ保持部としての機能を有している。また、樹脂部材202は、人間の右手10の指がかかりにくい形状をしており、アンテナ203が設けられている領域への操作者の指の接触を妨げることによってアンテナ203を保護するアンテナ保護部としての機能も有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信機能を有する電子スチルカメラに関する。
特許文献1では、金属筐体の外部に設けた樹脂部材の内部にアンテナを配置した撮像装置(電子スチルカメラ等)と、樹脂部材が、アンテナを支持するホールド部材を兼ねる撮像装置とについて提案がなされている。
特開2001−333307号公報
無線通信を行うためには、電波を放射するアンテナが必要である。近年の電子スチルカメラでは、内蔵するCPUの高速化に伴う不要輻射の増大に対して、この不要輻射を低減するため、シールド効果を持つ筐体が用いられている。シールド効果を持つ筐体として、アルミニウム合金やマグネシウム合金などの金属で構成される筐体と、金属粉を含んだ塗料や、不要輻射を防ぐための素材を含有した塗料が塗布された樹脂製の部材で構成される筐体とがある。筐体に金属を用いた場合には、筐体を薄くしても所望の強度が得られるため、筐体に金属を用いる効果として、薄型化を期待する場合もある。上記のような筐体内にアンテナを配置すると、当然そのシールド効果により電波が遮断され、所望の特性が得られないという問題がある。
また、人体は水分を多く含む誘電体であるので、アンテナ近傍に手や指などが近づくと、アンテナの特性インピーダンス等の特性が変化し、無線通信回路部の特性インピーダンスとの不整合が起こる。そして、その不整合により、送信時および受信時の損失が増大することになり、この損失の増大により所望の通信特性が得られないという問題もある。
ここで、特許文献1に記載された発明は、上記2つの課題のうち、主に前者の金属筐体の課題の解決に注力されたものであり、人体の影響は考慮されていない。さらに、特許文献1では、アンテナを内蔵する外部の樹脂部材がグリップ部を兼ねるという発明も開示されているが、グリップ部は、本来指がかかる部分であるので、人体の影響を大きく受ける。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであって、アンテナ特性に影響を与える範囲にユーザの指が接触することを防止し、その結果、アンテナの特性劣化を防ぎ、良好な無線通信を行うことができる電子スチルカメラを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、アンテナと、前記アンテナに接続され、無線通信に係る信号処理を行う無線通信部と、非導電性且つ非磁性を有する材料から形成され、筐体上に設けられており、前記アンテナを保持するアンテナ保持部と、ユーザにより把持される第1の領域から、前記アンテナが配置される第2の領域に至るまでの領域に設けられ、前記第2の領域へのユーザの指の接触を妨げるアンテナ保護部とを有する電子スチルカメラである。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記アンテナ保護部は、前記第1の領域と前記第2の領域との間に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記アンテナ保護部は、前記第1の領域に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記アンテナ保護部と前記アンテナ保持部は一体に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記アンテナ保持部は、レンズを覆う第1の位置と、前記レンズを開放する第2の位置との間で移動可能であることを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記アンテナ保護部は、前記指の接触を妨げることをユーザに触覚にて認識させる形状を有することを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記アンテナ保護部は前記筐体上に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、筐体上に設けられ、所定の機能を実行させる指示を入力するための、非導電性且つ非磁性を有する材料からなる指示入力部と、前記指示入力部の内部またはその近傍に配置されたアンテナと、前記アンテナに接続され、無線通信に係る信号処理を行う無線通信部とを有する電子スチルカメラである。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記指示入力部は、無線通信時に操作されないスイッチであることを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記スイッチは、撮影開始の指示を入力するためのレリーズスイッチ、または電源のオンとオフの切替指示を入力するための電源スイッチであることを特徴とする。
また、本発明の電子スチルカメラにおいて、前記筐体は金属にて成形されていることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナ保護部が設けられていることによって、第2の領域へのユーザの指の接触が妨げられる。あるいは、指示入力部の内部またはその近傍にアンテナが配置されていることによって、アンテナへのユーザの指の接触が妨げられる。したがって、アンテナ特性に影響を与える範囲にユーザの指が接触することを防止し、その結果、アンテナの特性劣化を防ぎ、良好な無線通信を行うことができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本実施形態による電子スチルカメラ1aの外観を示している。図1(a)は、電子スチルカメラ1aの筐体201の前面から電子スチルカメラ1aを見た図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A’線における断面を示している。
本実施形態では、筐体201はアルミニウム合金やマグネシウム合金などの金属で構成されている。この筐体201の表面上には樹脂部材202が取り付けられ、その樹脂部材202の内部にアンテナ203が配置されている。樹脂部材202は、アンテナ203を保持するアンテナ保持部としての機能を有している。
所望のアンテナ特性を得るため、非導電性且つ非磁性を有する材料でアンテナ保持部が構成されていることが望ましく、本実施形態では樹脂部材202が用いられている。樹脂部材202が設けられていることによって、アンテナ203は金属製の筐体201の外側に配置されることとなり、筐体201によって電波が遮断もしくは減衰されることがなく、所望の無線性能が得られる。
筐体201の上面には、撮影開始の指示を入力する際に操作者(ユーザ)が操作するレリーズスイッチ204が設けられている。また、筐体201の前面には鏡胴205が設けられており、鏡胴205の内側にはレンズ206が設けられている。電源のオフ時には鏡胴205が沈胴し、オン時には鏡胴205が筐体201から飛び出すようになっている。
操作者が片手(右手10)で撮影操作をする場合、通常は人差し指10aでレリーズスイッチ204を操作し、残りの指でカメラ本体を保持する。図1(a)に示すように、筐体201の前面には中指10b、薬指10c、および小指10dが添えられている。操作者がこのようにカメラ本体を保持することを想定して、樹脂部材202は、人間の右手10の指がかかりにくい形状をしている。
具体的には、図1(b)に示すように、指の大きさに比べて無視できない厚さを樹脂部材202が持っている。また、樹脂部材202の表面では、平坦な場所の面積が指の大きさと比べて狭くなっている。そのため、樹脂部材202に指がかかると、筐体と指との接触面積が小さくなり、安定性にかけるので、図1に示すようなホールド方法が自然な形となり、操作者はこのホールド方法をとる。
一方、カメラの小型化は近年ますます進んでおり、操作者が上記の方法をとっても、指が樹脂部材202の上に絶対にかからないとは言い切れない。しかしながら、図1(a)に示すように、中指10b、薬指10c、小指10dの形状に沿った形状を樹脂部材202が持つことにより、操作者は、樹脂部材202の上に指がかかっていないことを、指と筐体の目視確認をすることなく、触感だけで確認することができる。このように、本実施形態の樹脂部材202は、指の接触を妨げることを操作者に触覚にて認識させる形状を有している。
したがって、操作マニュアル等でホールド位置等を啓蒙すれば、操作者はストレスなく容易に、無線通信に都合の良いホールド位置をとることができ、アンテナ203の上を指で覆い隠してしまうような事態を飛躍的に避けることができる。このことにより、指がアンテナ203の上にかかることを防止することができる。このように樹脂部材202は、アンテナ保持部としての機能のほか、アンテナ203が設けられている領域への操作者の指の接触を妨げることによってアンテナ203を保護するアンテナ保護部としての機能も有している。
図2は、図1(a)に示した右手10が取り除かれた状態で電子スチルカメラ1aの筐体201の前面から電子スチルカメラ1aを見た図である。樹脂部材202において、指の接触を妨げるための形状が形成されているアンテナ保護部202aは、操作者により把持される(操作者の指が接触する)筐体201の表面上の領域Aと、アンテナ203の上に位置する樹脂部材202上の領域Bとの間に設けられている。
図3は電子スチルカメラ1aの電気的構成を示している。制御部31は、電子スチルカメラ1aのシーケンスを制御するCPU等を備えている。操作部32は、LCD等の表示デバイスからなる表示部321と、電源スイッチを含む複数のスイッチからなるSW部322とから構成される。操作部32が有するSW部322の電源スイッチがオンされたことを検知して、電子スチルカメラ1aが動作を開始する。
撮像部33は、被写体からの入力光をCCD等の撮像素子により撮像し、画像データを生成する。撮像部33から出力された画像データは、制御部31の制御により記憶部34に格納される。記憶部34は、撮像時の条件を示す撮像条件情報と画像データとを記憶するFlashROM等の不揮発メモリやハードディスクなどのディスクドライブ等で構成されている。無線通信部35はアンテナ203に接続されており、無線通信に係る変調・復調等の信号処理を行うと共に、アンテナ203を介して図示せぬ電子機器と無線通信し、データをやり取りする。
前述したように、樹脂部材202の形状によって、樹脂部材202に指がのりにくくなるようにしてもよいが、筐体201の指が来るべき位置や樹脂部材202に、アンテナ保護部としてのシボや細かい凹凸等を持たせることで、指がくるべき位置を触感で操作者に伝え、樹脂部材202に指が乗りにくくなるようにしてもよい。図4は、筐体201の前面上にアンテナ保護部としてのシボ401が設けられた電子スチルカメラ1bの外観を示している。この電子スチルカメラ1bの電気的構成は図3と同様である。以上に示した、指の位置を規制する形状は、樹脂部材202と筐体201のどちらに形成しても良く、また、これらの組み合わせで形成しても良い。
上述したように、本実施形態によれば、アンテナ保護部としての機能を有する樹脂部材202やシボ401が設けられていることによって、アンテナ203が設けられている領域への操作者の指の接触が妨げられる。これによって、アンテナ特性に影響を与える範囲に操作者の指が接触することを防止し、その結果、アンテナ203の特性劣化を防ぎ、良好な無線通信を行うことができる。
また、図1および図2に示すように、樹脂部材202がアンテナ保持部とアンテナ保護部の両機能を有する、言い換えるとアンテナ保持部とアンテナ保護部とを一体構成とすることで、両者を別部材で構成する場合よりも部品点数の増加を抑えることが可能となる。さらに、図4に示すように、アンテナ保護部としての機能を有するシボ等を筐体上に形成することでも、部品点数の増加を抑えることが可能となる。
また、図1、図2、および図4に示すように、樹脂部材202またはシボ401が、指の接触を妨げることを操作者に触覚にて認識させる形状を有することによって、アンテナ203に対して指がのりにくくすることが可能となる、もしくは、指がのってしまうことを、操作者が目視で確認しなくても認識可能となり、使い勝手を向上させることが可能となる。さらに、筐体201を金属にて成形することで、内部からの不要な電磁輻射を防ぐと共に所望の強度を確保しつつ電子スチルカメラ全体の小型化が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図5は、本実施形態による電子スチルカメラ1cの外観を示している。本実施形態では、図1、図2、および図4に示した樹脂部材202に代えて、樹脂製のスライド式のレンズバリア501が設けられている。図5(a)は、電子スチルカメラ1cの筐体201の前面から電子スチルカメラ1cを見た図であり、図5(b)と(c)は、図5(a)のB−B’線における断面を示している。図5(b)は、レンズバリア501が開けられている状態を示しており、図5(c)は、レンズバリア501が閉じられている状態を示している。すなわち、アンテナ保持部としての機能を有するレンズバリア501は、レンズ206を覆う位置(図5(c)の位置)と、レンズ206を開放する位置(図5(b)の位置)との間で移動可能である。
鏡胴205は沈胴式となっており、レンズバリア501に連動した図示せぬスイッチによって、操作者がレンズバリア501を閉じようとすると沈胴し、レンズバリア501を開けると、鏡胴205が飛び出すようになっている。レンズバリア501は樹脂製で、筐体201は金属製なので、第1の実施形態と同様に、筐体201によって電波が遮断もしくは減衰されることはなく、所望の無線性能が得られる。また、レンズバリア501は、指の位置を規制する形状を持っており、指がアンテナ203を覆い隠す事態を回避できる。すなわち、レンズバリア501は、アンテナ保護部としての機能も有している。電子スチルカメラ1cの電気的構成は図3と同様である。
上述したように、本実施形態によれば、アンテナ保護部としての機能を有するレンズバリア501が設けられていることによって、アンテナ203への操作者の指の接触が妨げられる。これによって、アンテナ特性に影響を与える範囲に操作者の指が接触することを防止し、その結果、アンテナ203の特性劣化を防ぎ、良好な無線通信を行うことができる。
また、レンズバリア501がアンテナ保持部とアンテナ保護部の両機能を有する、言い換えるとアンテナ保持部とアンテナ保護部とを一体構成とすることで、両者を別部材で構成する場合よりも部品点数の増加を抑えることが可能となる。さらに、アンテナ保持部にレンズカバーの機能を兼ねさせることで、部品点数の増加を抑えることが可能となる。
また、図5に示すように、レンズバリア501が、指の接触を妨げることを操作者に触覚にて認識させる形状を有することによって、アンテナ203に対して指がのりにくくすることが可能となる、もしくは、指がのってしまうことを、操作者が目視で確認しなくても認識可能となり、使い勝手を向上させることが可能となる。さらに、筐体201を金属にて成形することで、内部からの不要な電磁輻射を防ぐと共に所望の強度を確保しつつ電子スチルカメラ全体の小型化が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図6は、本実施形態による電子スチルカメラ1dの外観を示している。本実施形態では、筐体上に設けられた、操作者が電源のオンとオフの切替指示を入力するための電源スイッチ601内にアンテナ203が配置されている。本実施形態において、電源スイッチ601は樹脂製で、筐体201は金属製である。よって、第1および第2の実施形態と同様に、筐体201によって電波が遮断もしくは減衰されることはなく、所望の無線性能が得られる。電子スチルカメラ1dの電気的構成は図3と同様である。
操作者は、電子スチルカメラ1dの電源スイッチ601を押すことにより、電子スチルカメラ1dの操作を開始する。電子スチルカメラ1dの撮影操作中および画像データの転送中は、操作者が電源を切ることはないので、電源スイッチ601が操作者の指または手で覆われことはない。電源スイッチ601が使用者の指または手で覆われるのは、操作を完了または中断して電源をオフにする場合のみである。
したがって、無線通信時以外に操作される電源スイッチ601内にアンテナ203を配置することによって、無線通信中にアンテナ203が操作者の手で覆われることを防止し、放射電界強度の低下や受信感度の鈍化を抑え、良好な無線通信を行うことができる。さらに、一般的に電源スイッチの形状が大きい(もしくは、大きい方が使い勝手上好ましい)ので、アンテナ203を電源スイッチ601に配置しやすいという利点もある。
このように、電源スイッチ601は、アンテナ203を配置するのに好都合であるが、近年の電子スチルカメラにはスイッチが多く搭載されており、無線通信を行う際に使用しないスイッチが存在する可能性は高く、それらのスイッチにアンテナ203を配置しても良い。
例えば、電子スチルカメラのプログラムシーケンス上、レリーズスイッチ204が押される毎に無線通信を行い撮影データを送る形態ではなく、例えば何枚か撮影した後、まとめて無線通信を行うようになっていて、且つ無線通信においてレリーズスイッチ204の操作が必要ない場合においては、レリーズスイッチ204内にアンテナ203を配置することにより、指もしくは手の影響を排除することができる。この場合においては、レリーズスイッチ204を樹脂製とすることで、金属筐体201の影響を排除できる。また、レリーズスイッチ204は、頻繁に使用するスイッチであるため、形状が大きな場合が多く、アンテナ203を配置するには好都合である。
上記の説明では、電源スイッチ601やレリーズスイッチ204等のスイッチ内にアンテナ203が内蔵されるとしたが、スイッチを構成する樹脂部材に物理的に完全にアンテナ203が内蔵される必要は無く、スイッチを構成する樹脂部材の直下等、樹脂部材の近傍に配置すれば、金属筐体201の影響も、指の影響も受けず、同様の効果が得られる。
上述したように、本実施形態によれば、無線通信時に操作されない(無線通信時以外に操作される)電源スイッチ601やレリーズスイッチ204等の内部またはその近傍にアンテナ203が配置されていることによって、アンテナ203への操作者の指の接触が妨げられる。これによって、アンテナ特性に影響を与える範囲に操作者の指が接触することを防止し、その結果、アンテナ203の特性劣化を防ぎ、良好な無線通信を行うことができる。
また、上記のようなスイッチの内部またはその近傍にアンテナ203を配置することにより、アンテナ用の余分な突起をなくすことが可能となり、小型化に貢献することができる。さらに、筐体201を金属にて成形することで、内部からの不要な電磁輻射を防ぐと共に所望の強度を確保しつつ電子スチルカメラ全体の小型化が可能となる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の第1の実施形態による電子スチルカメラの外観を示す外観図である。 本発明の第1の実施形態による電子スチルカメラの外観を示す外観図である。 本発明の第1の実施形態による電子スチルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の変形例による電子スチルカメラの外観を示す外観図である。 本発明の第2の実施形態による電子スチルカメラの外観を示す外観図である。 本発明の第3の実施形態による電子スチルカメラの外観を示す外観図である。
符号の説明
1a,1b,1c,1d・・・電子スチルカメラ、35・・・無線通信部、201・・・筐体、202・・・樹脂部材、202a・・・アンテナ保護部、203・・・アンテナ、204・・・レリーズスイッチ(指示入力部)、401・・・シボ、501・・・レンズバリア、601・・・電源スイッチ(指示入力部)

Claims (12)

  1. アンテナと、
    前記アンテナに接続され、無線通信に係る信号処理を行う無線通信部と、
    非導電性且つ非磁性を有する材料から形成され、筐体上に設けられており、前記アンテナを保持するアンテナ保持部と、
    ユーザにより把持される第1の領域から、前記アンテナが配置される第2の領域に至るまでの領域に設けられ、前記第2の領域へのユーザの指の接触を妨げるアンテナ保護部と、
    を有する電子スチルカメラ。
  2. 前記アンテナ保護部は、前記第1の領域と前記第2の領域との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子スチルカメラ。
  3. 前記アンテナ保護部は、前記第1の領域に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子スチルカメラ。
  4. 前記アンテナ保護部と前記アンテナ保持部は一体に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子スチルカメラ。
  5. 前記アンテナ保持部は、レンズを覆う第1の位置と、前記レンズを開放する第2の位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
  6. 前記アンテナ保護部は、前記指の接触を妨げることをユーザに触覚にて認識させる形状を有することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4、請求項5のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
  7. 前記アンテナ保護部は前記筐体上に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の電子スチルカメラ。
  8. 前記アンテナ保護部は、前記指の接触を妨げることをユーザに触覚にて認識させる形状を有することを特徴とする請求項7に記載の電子スチルカメラ。
  9. 筐体上に設けられ、所定の機能を実行させる指示を入力するための、非導電性且つ非磁性を有する材料からなる指示入力部と、
    前記指示入力部の内部またはその近傍に配置されたアンテナと、
    前記アンテナに接続され、無線通信に係る信号処理を行う無線通信部と、
    を有する電子スチルカメラ。
  10. 前記指示入力部は、無線通信時に操作されないスイッチであることを特徴とする請求項9に記載の電子スチルカメラ。
  11. 前記スイッチは、撮影開始の指示を入力するためのレリーズスイッチ、または電源のオンとオフの切替指示を入力するための電源スイッチであることを特徴とする請求項10に記載の電子スチルカメラ。
  12. 前記筐体は金属にて成形されていることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の電子スチルカメラ。
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