JP2008109032A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008109032A
JP2008109032A JP2006292588A JP2006292588A JP2008109032A JP 2008109032 A JP2008109032 A JP 2008109032A JP 2006292588 A JP2006292588 A JP 2006292588A JP 2006292588 A JP2006292588 A JP 2006292588A JP 2008109032 A JP2008109032 A JP 2008109032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facet
sic
layer
semiconductor layer
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006292588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4929979B2 (ja
Inventor
Misako Honaga
美紗子 穂永
Kenryo Masuda
健良 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2006292588A priority Critical patent/JP4929979B2/ja
Publication of JP2008109032A publication Critical patent/JP2008109032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4929979B2 publication Critical patent/JP4929979B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】電界集中の起こりにくい半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】ショットキーダイオード30は、SiC層11と、SiC層11の上部主面に形成されたアノード電極13と、SiC基板10の下部主面に形成されたカソード電極12と、ファセットの両端部に形成されたp型不純物領域15とを備えている。SiC層11は上部主面にファセット形成層11aを有しており、ファセットに接触するようにアノード電極13が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置および半導体装置の製造方法に関し、より特定的には、炭化ケイ素(以下、SiCと記す)よりなる半導体層を備えたショットキーダイオードおよびショットキーダイオードの製造方法に関する。
SiCは、バンドギャップが広く、また最大絶縁電界がケイ素(以下、Siと記す)と比較して約一桁大きいことから、次世代の電力用半導体素子への応用が期待されている材料である。これまでに、4H−SiCまたは6H−SiCと呼ばれる単結晶ウェハを用いて様々な電子デバイスへ応用されつつあり、特に高温、大電力用素子に適すると考えられている。上記の結晶は閃亜鉛鉱型とウルツ鉱型とを積層した形のアルファ相SiCである。他に3C−SiCと称されるベータ相SiCの結晶でも半導体装置が試作されている。最近では電力用素子としてショットキーダイオード、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)、サイリスタなどが試作され、その特性から従来のSi半導体装置と比較して非常に特性が良好なことが確認されている。
SiやSiCよりなる半導体層を有する半導体装置においては、低指数面が基板表面の法線から傾斜するように(オフ角をつけて)半導体層をエピタキシャル成長させている。この方法によれば、基板表面の傷、汚れ、または凹凸などが半導体層の成長に影響を及ぼすことが抑止され、半導体層表面の平坦性をある程度向上することができる。
なお、荒井和雄・吉田貞史共編、「SiC素子の基礎と応用」、オーム社発行、167頁〜170頁および200頁〜204頁(非特許文献1)には、オフ角を持つ面を電極面に用いたショットキーダイオードが開示されている。また非特許文献1では、半導体層の面方位ごとの基本特性値が記載されている。
荒井和雄・吉田貞史共編、「SiC素子の基礎と応用」、オーム社発行、167頁〜170頁および200頁〜204頁
しかしながら、オフ角をつけてSiC層をエピタキシャル成長させても、バンチングステップが未だ存在しており、十分な平坦性の半導体層表面を得ることはできなかった。このため、ショットキー電極と半導体層との接触が悪くなり、電界集中が起こるという問題が生じていた。電界集中が起こるとリーク電流が増加し、半導体装置の特性の悪化を招く。
したがって、本発明の目的は、電界集中の起こりにくい半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明の半導体装置は、SiCよりなる半導体層と、半導体層の一方の主面に形成されたアノード電極と、半導体層の他方の主面に形成されたカソード電極とを備えている。半導体層は一方の主面にファセットを有しており、ファセットに接触するようにアノード電極が形成されている。
本発明の半導体装置の製造方法は、SiCよりなる半導体層を形成する工程と、半導体層の一方の主面にファセットを形成するファセット工程と、ファセットに接触するようにアノード電極を形成する工程と、半導体層の他方の主面にカソード電極を形成する工程とを備えている。
本発明の半導体装置および半導体装置の製造方法によれば、ファセットの平坦部分の長さはバンチングステップの平坦部分の長さよりも長いので、半導体層の平坦性が向上する。その結果、アノード電極と半導体層との接触が良好になり、電界集中を起こりにくくすることができる。
本発明の半導体装置において好ましくは、ファセットの両端部に形成され、かつ半導体層とは異なる導電型の不純物領域がさらに備えられている。
これにより、逆方向電圧印加時(カソード電極の電位がアノード電極の電位より高い状態の時)には、半導体層と不純物領域との境界の空乏層によってアノード電極からカソード電極へ延びる電流経路が遮断されるので、半導体装置の耐圧を向上することができる。
本発明の半導体装置において好ましくは、ファセットのうち少なくとも一つが{0001}面または{03−38}面で構成されている。
SiCよりなる半導体層における{0001}面および{03−38}面は、SiまたはCもいずれか一方のみが表れている面であり、エネルギ的に安定な面である。したがって、これらの面によってファセットを構成することで、界面準位の密度が減少し、キャリアの移動度を一層低下することができる。
本発明の半導体装置において好ましくは、半導体層は一方の主面に複数のトレンチをさらに有している。隣り合うトレンチ同士の間にファセットが形成されており、トレンチの各々の底面および側面のうち少なくとも一方の面に不純物領域が形成されている。
これにより、トレンチ同士の間の半導体層が電流経路となる。逆方向電圧印加時には、トレンチ同士の間の半導体層が空乏層化されるので、電流経路を容易に遮断することができ、半導体装置の耐圧を向上することができる。
上記製造方法において好ましくは、ファセット工程は、半導体層の表面にSiを供給した状態で半導体層を熱処理する熱処理工程を含んでいる。
Siを供給した状態でSiCよりなる半導体層を熱処理することにより、SiCよりなる半導体層をエネルギ的に安定な表面状態に再構成させることができる。その結果、一周期が100nm以上のファセットが得られる。
上記製造方法において好ましくは、熱処理工程は、Siを主な構成元素とする被覆膜を半導体層の一方の主面に形成する工程を含んでいる。
これにより、SiCよりなる半導体層の表面にSiを供給した状態を、上記被覆膜によって実現することができる。半導体層における被覆膜が形成された箇所では、テラス面に対して垂直な方向の成長が抑制されるので、テラス面に沿った半導体層の再構成を促進することができる。
なお、本願明細書において「Siを主な構成元素とする」とは、Siを50質量%以上含むことを意味している。
上記製造方法において好ましくは、ファセット工程は、深さ方向に幅が連続的に減少している開口部を有するレジストを半導体層の一方の主面に形成する工程と、レジストをマスクとして半導体層をエッチングする工程とを含んでいる。
これにより、半導体層表面がレジストの形状に対応した形状となり、ファセットを容易に形成することができる。
上記製造方法において好ましくは、熱処理工程の前に、半導体層の表面を平坦化する工程をさらに備えている。
これにより、SiCよりなる半導体層が均一に再構成し、ファセットが広い面積で成長する。
本発明の半導体装置および半導体装置の製造方法によれば、電界集中を起こりにくくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、本明細書中においては、個別方位を[]、集合方位を<>、個別面を()、集合面を{}でそれぞれ示している。また、負の指数については、結晶学上、”−”(バー)を数字の上に付けることになっているが、本明細書中では、数字の前に負の符号を付けている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を示す断面図である。図1を参照して、本実施の形態の半導体装置としてのショットキーダイオード30は、SiCよりなる半導体層としてのn型のSiC基板10およびn型のSiC層11を備えている。SiC基板10を構成するSiC結晶は、たとえば(0001)面が[11−20]方向に8°だけ傾斜する(つまり、8°のオフ角を有する)、または[1−100]方向に8°のオフ角を有するように形成されている。SiC層11は、SiC基板10上にホモエピタキシャル成長した層であり、SiC基板10の結晶構造を引き継いでいる。SiC層11は上部主面にファセット形成層11aを有している。なお、図1においては、説明の便宜のためにSiC層11とファセット形成層11aとの間に境界線を引いているが、実際にこのような境界線は存在せず、ファセットはSiC層11の上部主面に形成されている。
図2は、図1におけるファセット形成層を拡大して示す斜視図である。図2を参照して、ミクロな視点で見ると、SiC層11の表面は平らではなく凹凸があり、ファセット形成層11aには複数のファセット1が形成されている。ファセット1の各々は結晶面2と結晶面3とにより構成されている。結晶面3は結晶面2よりも長い平坦部分を有している。ファセット1の一周期の長さP1は100nm以上である。ここで、ファセット1の一周期の長さとは、マクロな視点で見た場合のSiC層11の表面に沿った方向(図2中横方向)における、1つのファセット1を構成する結晶面2と結晶面3とを合わせた長さである。SiC層11が4H型の結晶構造を有する場合には、結晶面2はたとえば(0001)面であり、結晶面3はたとえば(11−2n)(nは任意の整数)や、(03−38)面である。つまり、図2中水平方向に対する結晶面3の傾斜角度がSiC層11のオフ角αとなっている。
ここで、4H型のSiC結晶の(0001)面および(03−38)面について説明する。図3は、4H型のSiC結晶の(0001)面の結晶構造を示す図である。
図3を参照して、4H型のSiC結晶の(0001)面は六角柱の上面に相当する面であり、“A”で表わされる原子配列を有するA層が最上層となっている。4H型のSiC結晶では、“A”で表わされる原子配列を有するA層と、“B”で表わされる原子配列を有するB層と、“C”で表わされる原子配列を有するC層とが、ABCBCA・・・という積層順序で[0001]方向(紙面に垂直な方向)に積層している。(0001)面内において、正六角形の頂点の位置に配列した6つの原子のうち互いに隣り合っている任意の二つの原子を原子5a,5bとし、これらの原子5a,5bを結ぶ直線を直線6aとする。また、A層と[0001]方向で隣接するB層において、(0001)面から見て原子5aと原子5bとに挟まれる位置の原子を原子5cとし、原子5aと原子5cとを結ぶ直線を直線6bとする。また、原子5bと原子5cとを結ぶ直線を直線6cとする。以上の3つの直線6a〜6cによって構成される三角形を含む平面が(03−38)面である。
また、SiC層11は6H型の結晶構造を有していてもよい。6H型のSiC結晶では、“A”で表わされる原子配列を有するA層と、“B”で表わされる原子配列を有するB層と、“C”で表わされる原子配列を有するC層とが、ABCACBA・・・という積層順序で[0001]方向に積層している。この場合には、結晶面2はたとえば(0001)面であり、結晶面3はたとえば(01−14)面である。
なお、4H型の結晶構造を有するSiC層11を形成する場合、SiC基板10を構成するSiC結晶のオフ角α(SiC基板10の主表面の法線と(0001)面の法線とのなす角)は、0度以上55度以下であることが好ましい。(03−38)面は(0001)面に対して55度傾斜しているので、オフ角αを55度以下とすることにより、(0001)面または(03−38)面をファセットの広い面(図2における結晶面3)として得ることができる。またオフ角αは0度以上1度以下または1度以上10度以下であることがより好ましい。オフ角αを0度以上1度以下とすることによって広いテラスを有するSiC結晶を得ることができる。また1度以上10度以下とすることによってSiC結晶を容易にエピタキシャル成長させることができる。オフ角αが0度以上10度以下である場合には、(0001)面をファセットの広い面として得ることができる。
また、6H型の結晶構造を有するSiC層11を形成する場合、SiC基板10を構成するSiC結晶のオフ角αは、0度以上55度以下であることが好ましい。オフ角αを55度以下とすることにより、(01−14)面は(0001)面に対して55度傾斜しているので、(0001)面または(01−14)面をファセットの広い面として得ることができる。またオフ角αは0度以上1度以下または1度以上10度以下であることがより好ましい。オフ角αを0度以上1度以下とすることによって広いテラスを有するSiC結晶を得ることができる。また1度以上10度以下とすることによってSiC結晶を容易にエピタキシャル成長させることができる。オフ角αが0度以上10度以下である場合には、(0001)面をファセットの広い面として得ることができる。
図1および図2を参照して、本実施の形態におけるショットキーダイオード30の詳細な構造について説明する。ショットキーダイオード30は、アノード電極13と、カソード電極12と、p型不純物領域15と、絶縁膜14とをさらに備えている。アノード電極13はSiC層11の上部主面において、ファセット1の結晶面3に接触するように形成されている。アノード電極13とSiC層11とによりショットキー接合が形成されている。p型不純物領域15はSiC層11の上部主面において、ファセット1の両端部に形成されている。絶縁膜14はSiC層11の上部主面において、ファセット1の結晶面2に接触するように形成されている。言い換えれば、絶縁膜14はp型不純物領域15の真上に形成されている。カソード電極12はSiC基板の下部主面に形成されている。カソード電極12とSiC基板10とによりショットキー接合が形成されている。
なお、アノード電極13は、たとえばW(タングステン)、Ti(チタン)、Ni(ニッケル)、またはMo(モリブデン)などよりなっており、カソード電極12は、たとえばAl(アルミニウム)などよりなっている。
続いて、本実施の形態におけるショットキーダイオード30の動作について説明する。アノード電極13とカソード電極12とが同電位であるか、あるいはカソード電極12の電位がアノード電極13の電位より高い場合(逆方向電圧が印加された場合)には、SiC層11とアノード電極13との境界からn型のSiC層11内へ空乏層が広がる。加えて、SiC層11とp型不純物領域15とからSiC層11内へ空乏層Vが広がる。その結果、アノード電極13とカソード電極12との間の電流経路が遮断される。
一方、アノード電極13の電位がカソード電極12の電位より高い場合(順方向電圧が印加された場合)には、SiC層11とアノード電極13との境界の空乏層が収縮し、SiC層11とp型不純物領域15との境界の空乏層Vが収縮する。その結果、アノード電極13の真下のSiC層11に空乏層化されていない部分ができ、SiC層11およびSiC基板10を電流経路としてアノード電極13とカソード電極12との間に電流が流れる。
続いて、本実施の形態におけるショットキーダイオード30の製造方法の一例について図4〜図13を用いて説明する。
始めに図4を参照して、SiC基板10上にSiC層11をエピタキシャル成長させる。これにより、SiCよりなる半導体層が形成される。このとき、SiC層11の表面には不規則な凹凸(ステップ)が数多く存在している。続いて、SiC層11の表面を平坦化する。具体的には、HCl(塩化水素)またはH2(水素)を用いたエッチングや反応性イオンエッチングによってSiC層11の表面全面をエッチングする。また、CMP(Chemical Mechanical Polish)によりSiC層11の表面全面を研磨してもよい。これにより、SiC層11の表面に存在する凹凸やイオン注入によるSiC層11のダメージが除去され、SiC層11の表面が平坦化される。
次に図5を参照して、SiC層11を覆うようにSiを主な構成元素とする被覆膜20を形成する。これによってSiC層11の表面にSiを供給した状態となる。続いて、たとえば約1500℃の温度でSiC層11を熱処理する。これによって、SiC層11の表面が再構成され、SiC層11の表面には後述するファセット形成層11a(図9)が形成される。
なお、上記においては1500℃でSiC層11を熱処理する場合について示したが、SiC層11の熱処理温度は以下の範囲であることが好ましい。SiCが昇華して完全に分解することを抑止するためには、2545℃以下であることが好ましい。またSiC2、Si、またはSi2Cなどの状態でSiCが昇華することをある程度抑止するためには、2000℃以下であることが好ましい。またSiC2、Si、またはSi2Cなどの状態でSiCが昇華することを十分抑止し、SiC層11の表面モフォロジの制御を容易にするためには、1800℃以下であることが好ましい。さらにSiC層11の表面モフォロジを良好にするためには、1600℃以下であることが好ましい。一方、SiCを成長させファセットの形成を促進するためには、1300℃以上であることが好ましい。またSiC層11の表面モフォロジを良好にするためには、1400℃以上であることが好ましい。
また、SiC層11の熱処理時間は0より長い時間であればよく、以下の範囲であることが好ましい。比較的大きいファセットを形成するためには、10分以上であることが好ましい。また一周期の長さが0.5μm以上のファセットを形成するためには、30分以上であることが好ましい。一方、半導体装置の生産性を考慮すると、4時間以下であることが好ましい。また一周期の長さが1.0μm以上のファセットを効率よく形成するためには、2時間以下であることが好ましい。なお、「熱処理時間」とはSiC膜を所定の温度に保持する時間を意味しており、「熱処理時間」に昇温時間および降温時間は含まれない。
ここで、SiC層11の表面にファセット形成層11aが形成される様子を、図6〜図8を用いて説明する。なお、図6〜図8は図5のB部を拡大して示した図である。図6を参照して、熱処理前のSiC層11の表面には、多数のバンチングステップ7が存在している。バンチングステップ7の各々は、結晶面2aと結晶面3aとにより構成されている。結晶面3aは結晶面2aよりも長い平坦部分を有しており、バンチングステップ7のテラス面となっている。バンチングステップ7の一周期の長さP2は10nm程度である。SiC層11の表面にSiを供給した状態でSiC層11を熱処理すると、SiC層11は、結晶面3aに垂直な方向へは成長せず、図6中矢印で示すように、結晶面2aを起点として結晶面3aに沿う方向へ成長する。その結果、バンチングステップ7の各々が集束し、図7に示すように、バンチングステップ7の結晶面3aよりも広い結晶面3bを有するファセット1bとなる。ファセット1bは、結晶面2bを起点として結晶面3bに沿う方向へさらに成長する。その結果、ファセット1bの各々が集束し、図8に示すように、ファセット1bの結晶面3bよりも広い結晶面3cを有するファセット1cとなる。ファセット1cは、結晶面2cを起点として結晶面3cに沿う方向へさらに成長する。その結果、ファセット1cの各々が集束し、図9に示すように、ファセット1cの結晶面3cよりも広い結晶面3を有するファセット1となる。このようにして、SiC層11の上部主面にファセット形成層11aが形成される。ファセット形成層11aを形成した後、被覆膜20は除去される。
なお、本実施の形態では被覆膜20を形成する場合について示したが、被覆膜20を形成する代わりに、Si系のガスをSiC層11の表面に導入することで、SiC層11の表面にSiを供給してもよい。また、Siを含む液体をSiC層11の表面に塗布することで、SiC層11の表面にSiを供給してもよい。
次に図10を参照して、ファセット1の結晶面3上にレジスト31aを形成する。そして、レジスト31aをマスクとしてたとえばAlなどのイオンをSiC層11の上部主面(ファセット1の結晶面2)に注入する。これにより、SiC層11の上部主面にp型不純物領域15が形成される。
次に図11を参照して、SiC層11を酸化して、SiO2(酸化シリコン)よりなる絶縁膜14をSiC層11の上部主面全面に形成する。続いて、SiC基板10の下部主面にカソード電極12を形成する。
次に図12を参照して、ファセット1の結晶面2の真上にある絶縁膜14上にレジスト31bを形成する。そして、レジスト31bをマスクとして絶縁膜14をエッチングする。その結果、ファセット1の結晶面2の真上にのみ絶縁膜14が残る。
次に図13を参照して、たとえばCVD(Chemical Vapor Deposition)などの方法を用いて、レジスト31b上およびファセットの結晶面3上に金属膜13aを形成する。
次に図1を参照して、レジスト31bおよびレジスト31b上の金属膜13aをリフトオフにより除去する。これにより、ファセット1の結晶面3に接触するアノード電極13が形成される。以上の工程により、本実施の形態におけるショットキーダイオード30が完成する。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30は、SiC層11と、SiC層11の上部主面に形成されたアノード電極13と、SiC基板10の下部主面に形成されたカソード電極12とを備えている。SiC層11は上部主面にファセット1を有しており、ファセット1に接触するようにアノード電極13が形成されている。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30の製造方法は、SiC層11を形成する工程と、SiC層11の上部主面にファセット1を形成するファセット工程と、ファセット1の結晶面3に接触するようにアノード電極13を形成する工程と、SiC基板10の下部主面にカソード電極12を形成する工程とを備えている。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30およびその製造方法によれば、ファセット1の平坦部分の長さP1はバンチングステップの平坦部分P2の長さよりも長いので、SiC層11の平坦性が向上する。その結果、アノード電極13とSiC層11との接触が良好になり、電界集中を起こりにくくすることができる。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30は、ファセット1の両端部に形成されたp型不純物領域15をさらに備えている。これにより、逆方向電圧印加時(カソード電極12の電位がアノード電極13の電位より高い状態の時)には、SiC層11とp型不純物領域15との境界の空乏層Vによってアノード電極13からカソード電極12へ延びる電流経路が遮断されるので、ショットキーダイオード30の耐圧を向上することができる。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30は、ファセット1が(0001)および(03−38)面で構成されている。SiC層11における(0001)面および(03−38)面は、SiまたはCもいずれか一方のみが表れている面であり、エネルギ的に安定な面である。したがって、これらの面によってファセット1を構成することで、界面準位の密度が減少し、キャリアの移動度を一層低下することができる。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30の製造方法において、ファセット工程は、SiC層11の表面にSiを供給した状態でSiC層を熱処理する熱処理工程を含んでいる。これにより、Siを供給した状態でSiC層11を熱処理することにより、SiC層11をエネルギ的に安定な表面状態に再構成させることができる。その結果、一周期が100nm以上のファセット1が得られる。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30の製造方法において、熱処理工程は、Siを主な構成元素とする被覆膜20をSiC層の上部主面に形成する工程を含んでいる。これにより、SiC層11の表面にSiを供給した状態を、被覆膜20によって実現することができる。SiC層11における被覆膜20が形成された箇所では、テラス面に対して垂直な方向の成長が抑制されるので、テラス面に沿ったSiC層11の再構成を促進することができる。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30の製造方法は、熱処理工程の前に、SiC層11の表面を平坦化する工程をさらに備えている。これにより、SiC層11が均一に再構成し、ファセットが広い面積で成長する。
なお、本実施の形態においては、ショットキーダイオード30が絶縁膜14およびp型不純物領域15を備えている場合について示したが、これらの構成は省略されてもよい。また、図1には複数のアノード電極13が示されているが、これらの電極は同電位とされていればよく、たとえば図示しない位置において互いに電気的に接続されていてもよい。
また、本実施の形態の製造方法においては、SiC層11を成長させることによりファセット1を形成する方法について示したが、ファセット1はたとえば以下の方法で形成されてもよい。図14(a)を参照して、SiC層11上にレジスト31cを形成する。このときレジスト31cは、深さ方向(図14(a)中下方向)に幅(図14(a)中横方向の長さ)が連続的に減少している開口部32を有するようにパターニングされる。続いて図14(b)を参照して、レジスト31cをマスクとしてSiC層11をエッチングする。その結果、SiC層11の上部主面にファセット1が形成される。この方法によれば、SiC層11表面がレジスト31cの形状に対応した形状となり、ファセット1を容易に形成することができる。
(実施の形態2)
図15は、本発明の実施の形態2における半導体装置の構成を示す断面図である。図15を参照して、本実施の形態におけるショットキーダイオード30においては、SiC層11がその上部主面に複数のトレンチ17を有している。トレンチ17は一定間隔で形成されており、隣り合うトレンチ17同士の間にあるSiC層11の上部表面にファセット形成層11aが形成されている。ファセット17に接触してアノード電極13が形成されている。また、トレンチ17の各々の底面17aにはp型不純物領域15が形成されており、底面17a上には型不純物領域15に接触してアノード電極16が形成されている。アノード電極13および16は、互いに電気的に接続されて同一電位とされていてもよく、互いに電気的に絶縁されて別々の電位が与えられてもよい。
ショットキーダイオード30の具体的寸法はたとえば以下の通りである。トレンチ17の幅Wは2μm、トレンチ17の間隔Dは1μm、トレンチ17の高さHは0.5μmである。
なお、これ以外の構成は、実施の形態1に示すショットキーダイオード30とほぼ同様であるため、同一の構成には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
続いて、本実施の形態におけるショットキーダイオード30の製造方法の一例について図16〜図19を用いて説明する。
始めに図16を参照して、実施の形態1と同様の方法により、SiC基板10上にSiC層11を形成する。続いて、SiC層11の上部主面上に所定の形状のレジスト31dをパターニングする。そして、レジスト31dをマスクとしてSiC層11をエッチングする。これにより、SiC層11にトレンチ17が形成される。
次に図17を参照して、トレンチ17同士の間のSiC層11の上部表面を覆うようにSiを主な構成元素とする被覆膜20を形成する。続いて、実施の形態1と同様の熱処理を施し、図18に示すようにSiC層11の上部表面にファセット形成層11aを形成する。その後、被覆膜20を除去する。
続いて図19を参照して、トレンチ17同士の間のSiC層11の上部主面上にレジスト31eを形成し、このレジスト31eをマスクとしてたとえばAlなどのイオンをトレンチ17の底面17aのSiC層11に注入する。これにより、トレンチの底面17aにp型不純物領域15が形成される。その後、レジスト31eを除去する。
次に図15を参照して、SiC基板10の下部主面にカソード電極12を形成する。そして、SiC層11の上部主面上にアノード電極13を形成し、トレンチ17の底面17a上にアノード電極13を形成する。その結果、本実施の形態におけるショットキーダイオード30が完成する。
本実施の形態のショットキーダイオード30によれば、実施の形態1のショットキーダイオードと略同様の効果を得ることができるのに加えて、以下の効果を得ることができる。
本実施の形態におけるショットキーダイオード30は、SiC層11は上部主面に複数のトレンチ17をさらに有している。隣り合うトレンチ17同士の間にファセット1が形成されており、トレンチ17の各々の底面17aにp型不純物領域15が形成されている。これにより、トレンチ17同士の間のSiC層11が電流経路となる。逆方向電圧印加時には、トレンチ17同士の間のSiC層11に空乏層Vが延びるので、電流経路を容易に遮断することができ、半導体装置の耐圧を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、トレンチ17の底面17aにp型不純物領域15が形成されている場合について示したが、たとえば図20に示すように、トレンチの底面17aおよび側面17bにp型不純物領域15が形成されていてもよい。また、トレンチ17の側面17bにのみp型不純物領域15が形成されていてもよい。
また、上記実施の形態では(0001)面や(03−38)面などの個別面で結晶面を記している場合があるが、(0001)面であれば{0001}面、(03−38)面であれば{03−38}面などのように、これらの個別面と等価な集合面であれば同様の効果が得られる。
さらに、上記実施の形態では、SiC基板10およびSiC層11がn型であり、不純物領域15がp型である場合について示したが、SiC基板10およびSiC層11がp型であり、不純物領域15がn型であってもよい。
本実施例では、図15に示すショットキーダイオードを製造した。具体的には、厚さ400μ、抵抗率0.022Ω・cm、(0001)面のオフ角が8°の4H型SiC基板を準備した。次に、厚さ10μm、濃度は5×1015cm-3のSiC層をSiC基板上に形成した。SiC層はCVDエピタキシャル法を用いて形成された。次に、所定の形状のレジストをパターニングし、このレジストをマスクとしてRIE(Reactive Ion Etching)によりSiC層をドライエッチングした。その結果、幅2μm、深さ0.5μm、間隔1μmのトレンチが形成された。続いて、SiC層の上部表面にSiよりなる被覆膜を成膜し、SiC層を1600℃の温度で熱処理した。その結果、一周期の長さが2μmのファセットが形成された。続いて、イオン注入により、濃度2×1017cm-3、深さ1μmのp型不純物領域をトレンチの底面に形成した。その後、SiC基板の下部主面にAlよりなるカソード電極を形成し、SiC層の上部主面にNiよりなるアノード電極を形成した。また、比較例として、ファセットを形成しない以外は図15の構成とほぼ同様の構成のショットキーダイオード(以下、比較例と記す)を製造した。
次に、製造されたショットキーダイオードの電気的特性を調べた。その結果、本発明のショットキーダイオードは比較例に比べて順方向電圧印加時の電流が増加し、オン抵抗が低減された。逆方向電圧に対する耐圧に関しても、比較例の耐圧が1kVであったのに対して、本発明のショットキーダイオードの耐圧は1.2kVとなり、耐圧が大きく向上した。
以上に開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態および実施例ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものと意図される。
本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を示す断面図である。 図1におけるファセット形成層を拡大して示す斜視図である。 4H型のSiC結晶の(0001)面の結晶構造を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第2工程を示す断面図である。 ファセット形成層が形成される第1状態を示す図5のB部拡大図である。 ファセット形成層が形成される第2状態を示す図5のB部拡大図である。 ファセット形成層が形成される第3状態を示す図5のB部拡大図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第4工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第5工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第6工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の第7工程を示す断面図である。 (a)は、本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の変形例の第1工程を示す断面図であり、(b)は本発明の実施の形態1におけるショットキーダイオードの製造方法の変形例の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるショットキーダイオードの製造方法の第1工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるショットキーダイオードの製造方法の第2工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるショットキーダイオードの製造方法の第3工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるショットキーダイオードの製造方法の第4工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるショットキーダイオードの変形例の構成を示す断面図である。
符号の説明
1,1b,1c ファセット、2,2a〜2c,3,3a〜3c 結晶面、5a〜5c 原子、6a〜6c 直線、7 バンチングステップ、10 SiC基板、11 SiC層、11a ファセット形成層、12 カソード電極、13 アノード電極、13a 金属膜、14 絶縁膜、15 p型不純物領域、16 アノード電極、17 トレンチ、17a トレンチ底面、17b トレンチ側面、20 被覆膜、30 ショットキーダイオード、31a〜31e レジスト、32 開口部。

Claims (8)

  1. 炭化ケイ素よりなる半導体層と、
    前記半導体層の一方の主面に形成されたアノード電極と、
    前記半導体層の他方の主面に形成されたカソード電極とを備え、
    前記半導体層は前記一方の主面にファセットを有し、前記ファセットに接触するように前記アノード電極が形成されていることを特徴とする、半導体装置。
  2. 前記ファセットの両端部に形成され、かつ前記半導体層とは異なる導電型の不純物領域をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ファセットのうち少なくとも一つが{0001}面または{03−38}面で構成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体層は前記一方の主面に複数のトレンチをさらに有し、
    隣り合う前記トレンチ同士の間に前記ファセットが形成されており、
    前記トレンチの各々の底面および側面のうち少なくとも一方の面に前記不純物領域が形成されていることを特徴とする、請求項2または3に記載の半導体装置。
  5. 炭化ケイ素よりなる半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層の一方の主面にファセットを形成するファセット工程と、
    前記ファセットに接触するようにアノード電極を形成する工程と、
    前記半導体層の他方の主面にカソード電極を形成する工程とを備える、半導体装置の製造方法。
  6. 前記ファセット工程は、前記半導体層の表面にケイ素を供給した状態で前記半導体層を熱処理する熱処理工程を含むことを特徴とする、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記熱処理工程は、ケイ素を主な構成元素とする被覆膜を前記半導体層の一方の主面に形成する工程を含む、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記ファセット工程は、深さ方向に幅が連続的に減少している開口部を有するレジストを前記半導体層の前記一方の主面に形成する工程と、前記レジストをマスクとして前記半導体層をエッチングする工程とを含むことを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
JP2006292588A 2006-10-27 2006-10-27 半導体装置および半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4929979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006292588A JP4929979B2 (ja) 2006-10-27 2006-10-27 半導体装置および半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006292588A JP4929979B2 (ja) 2006-10-27 2006-10-27 半導体装置および半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008109032A true JP2008109032A (ja) 2008-05-08
JP4929979B2 JP4929979B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=39442116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006292588A Expired - Fee Related JP4929979B2 (ja) 2006-10-27 2006-10-27 半導体装置および半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4929979B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2039398A2 (en) 2007-08-29 2009-03-25 Nintendo Co., Ltd. Imaging apparatus
JP2010016065A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Furukawa Electric Co Ltd:The ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法
JP2018133507A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 三菱電機株式会社 ショットキーバリアダイオード、ショットキーバリアダイオードの製造方法、半導体装置の製造方法、および電力変換装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000294777A (ja) * 1999-04-08 2000-10-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2002261295A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Shikusuon:Kk ショットキーダイオード、pn接合ダイオード、pin接合ダイオード、および製造方法
JP2003234301A (ja) * 2001-10-25 2003-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体基板、半導体素子及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000294777A (ja) * 1999-04-08 2000-10-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2002261295A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Shikusuon:Kk ショットキーダイオード、pn接合ダイオード、pin接合ダイオード、および製造方法
JP2003234301A (ja) * 2001-10-25 2003-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体基板、半導体素子及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2039398A2 (en) 2007-08-29 2009-03-25 Nintendo Co., Ltd. Imaging apparatus
JP2010016065A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Furukawa Electric Co Ltd:The ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法
JP2018133507A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 三菱電機株式会社 ショットキーバリアダイオード、ショットキーバリアダイオードの製造方法、半導体装置の製造方法、および電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4929979B2 (ja) 2012-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4775102B2 (ja) 半導体装置の製造方法
CN101542739B (zh) 碳化硅半导体器件及其制造方法
US9722017B2 (en) Silicon carbide semiconductor device
JP5209152B1 (ja) 炭化珪素半導体素子およびその製造方法
US8138504B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2015060859A (ja) 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
WO2019069416A1 (ja) 半導体装置
JPWO2008126541A1 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4929979B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2005183943A (ja) 半導体素子
JP5880311B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP4613682B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2008004726A (ja) 半導体素子およびその製造方法
JP6287642B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2014038896A (ja) 炭化珪素半導体装置
WO2015060027A1 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2009200335A (ja) 基板、エピタキシャル層付基板および半導体装置
JP2011181949A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2013172119A (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees