JP2008108453A - ソケット - Google Patents

ソケット Download PDF

Info

Publication number
JP2008108453A
JP2008108453A JP2006287586A JP2006287586A JP2008108453A JP 2008108453 A JP2008108453 A JP 2008108453A JP 2006287586 A JP2006287586 A JP 2006287586A JP 2006287586 A JP2006287586 A JP 2006287586A JP 2008108453 A JP2008108453 A JP 2008108453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
base member
connector
socket
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006287586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4286278B2 (ja
Inventor
Akira Kuwabara
亮 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2006287586A priority Critical patent/JP4286278B2/ja
Publication of JP2008108453A publication Critical patent/JP2008108453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4286278B2 publication Critical patent/JP4286278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 容易に組み立てができ、低荷重の接続が実現でき、小型化が可能なこと。
【解決手段】 ベース部材21と、該ベース部材21に係合するカバー部材31とを有し、前記コネクタ11は、弾性体18aと、該弾性体18a上に配設した導体16とを有し、前記第1及び第2接続対象物51,61と前記コネクタ11とを前記ベース部材21に収容し、前記カバー部材31を前記ベース部材21に係合させ、前記カバー部材31が前記第1接続対象物51を押圧することによって前記弾性体18aが弾性変形することにより、前記第1及び第2接続対象物51,61間を接続する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、接続対象物間を接続するソケットに関するものである。
従来技術1としては、電子部品が収容される電子部品収容部を有するソケット本体と、電子部品収容部内に突出する弾性接触片を有する複数のコンタクトを備え、コンタクトを介して電子部品をプリント配線基板に接続させるソケットが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、先行技術2としては、電気部品が装着される上方に開放した箱状のハウジングを有し、ハウジングにカバー部材を装着することで、コンタクト端子と電子部品とを接触させる電気部品用ソケットが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2005−268019号公報 特開2006−222061号公報
特許文献1のソケットは、薄型の電子機器内に実装する必要がある場合には、コンタクトを保持するコンタクト保持部材や弾性変形するように曲げられているコンタクト構造が複雑なものであることから部品の組立てが複雑になり、しかも高さ方向が制限されることからソケット自体を薄型の電子機器内に実装することが困難となるという問題がある。
特許文献2のソケットは、電気部品の接触部に上下方向に伸縮するバネとしての弾性を有する金属性のコンタクト端子の接触部を点接触によって接続するので、ソケット自体を薄型の電子機器内に実装することが困難であると共に、コンタクトを弾性変形させて接触させるために大きな荷重が必要となり、配線基板等の電極部分に打痕が付き、削れたりするという問題がある。
それ故に、本発明の課題は、容易に組み立てができ、電極部分へのダメージがなく、小型化が可能なソケットを提供することにある。
本発明は、第1接続対象物及び第2接続対象物間を接続するソケットにおいて、前記第1接続対象物と前記第2接続対象物とを接続するコネクタと、該コネクタ、前記第1接続対象物及び第2接続対象物を収容するベース部材と、前記ベース部材に係合するカバー部材とを有し、前記コネクタは、弾性体と、該弾性体上に配設した導体とを有し、前記第1及び第2接続対象物と前記コネクタとをベース部材に収容し、前記カバー部材を前記ベース部材に係合させ、前記カバー部材が前記第1接続対象物を押圧することによって前記コネクタの前記弾性体が弾性変形することにより、前記第1及び第2接続対象物間を接続することを特徴とするソケットであることを最も主要な特徴とする。
本発明に係るソケットによれば、弾性体と導体とを備えているコネクタ、第1及び第2接続対象物をベース部材へ収容し、ベース部材とカバー部材とを係合するのみで第1及び第2接続対象物間を接続することができることから、容易に組み立てができると共に小型の電子機器内へ実装が可能となる。
また、コネクタの弾性体が弾性変形することにより第1及び第2接続対象物間を接続するので、第1及び第2接続対象物の電極部分へ打痕がなく、ダメージなく第1及び第2接続対象物間の接続ができる。
本発明のソケットは、第1接続対象物及び第2接続対象物間を接続するソケットにおいて、前記第1接続対象物と前記第2接続対象物とを接続するコネクタと、該コネクタ、前記第1接続対象物及び第2接続対象物を収容するベース部材と、前記ベース部材に係合するカバー部材とを有し、前記コネクタは、弾性体と、該弾性体上に配設した導体とを有し、前記第1及び第2接続対象物と前記コネクタとをベース部材に収容し、前記カバー部材を前記ベース部材に係合させ、前記カバー部材が前記第1接続対象物を押圧することによって前記コネクタの前記弾性体が弾性変形することにより、前記第1及び第2接続対象物間を接続することにより実現した。
図1は、本発明に係るソケットの実施例1を示しており、相互に電気的に接続する第1接続対象物及び第2接続対象物を備えたソケットを示している。図2は、図1の断面を示している。図3は、図1に示したソケットを分解した状態を示している。
図1乃至図3を参照して、ソケット1は、コネクタ11と、コネクタ11を収容するベース部材21と、ベース部材21に係合しロックした状態とするカバー部材31とを有する。
コネクタ11は、図4及び図5にも示すように、略四角板形状のベースフィルム13と、ベースフィルム13の表裏面に設けられている粘着テープのような粘着部材14a,14bによって粘着されているフィルム15と、フィルム15上に設けられている複数の導体16とを有する。
ベースフィルム13の4つの辺には、フィルム15がループ状に折り返されて延在されている電極部17が形成されている。電極部17におけるループ状のフィルム15の内部には、ベースフィルム13のそれぞれの面にゴム又はゲル状からなる複数の弾性体18aが設けられている。弾性体18aの形状は、ベースフィルム13の他面に示したように、弾性体18bの如く四角柱状でもよい。ループ状のフィルム15の第1面15aには、複数の導体16の一部である第1接続部16aが露出している。ループ状のフィルム15の第2面15bには、複数の導体16の一部である第2接続部16bが露出している。
ベースフィルム13の4つ角部のそれぞれには、ベースフィルム13を延在して形成されているコネクタ位置決め部13bが形成されている。
なお、コネクタ11は、ベースフィルム13、粘着部材14、及び導体16を設けたフィルム15から構成されているので、全体が薄い略扁平な形状である。導体16の一部である第1及び第2接続部16a,16bは、電極部17に弾性体18aが介在されていることから低圧荷重で接続に対応することができる。
ベース部材21は、上方が開放されている略箱型のベース収容部23を有する。ベース収容部23は、四角板形状のベース部24と、ベース部24の4つの辺のそれぞれからベース部24の一面24a上へ立設されている第1乃至第4側壁部25,26,27,28とを有している。
第1及び第2側壁部25,26は、ベース部24の互いに平行に相対向する一辺からベース部24の一面24a上へ立設されている。第3及び第4側壁部27,28は、第1及び第2壁部25,26と直交しベース部24のもう一方の互いに平行に相対向する2辺からベース部24の一面24a上へ立設されて位置している。
第1側壁部25の外壁面には、図6にも示すように、外壁面から突出している一対の係止部25aが形成されている。第2側壁部26の外壁面には、図7にも示すように、外壁面から突出している一対の係止部26aが形成されている。
第3側壁部27には、上方の開放端辺からベース部24の一面24aへ切り欠かれている挿通口27bが形成されている。第4側壁部28には、図6及び図7に示したように、第4側壁部28の外壁面の長手方向の中央部分にガイド部28aが形成されている。なお、ベース部材21は、樹脂材を用いて成型加工を施すことによって作ることができる。
カバー部材31は、図1〜図3、図6に示したように、一対の第1側板部33,34と、一対の第1側板部33,34、に平行に対向している第2側板部35と、第1側板部33,34及び第2側板部35と直交する方向に位置し互いに対向している第3側板部36及び第4側板部37と、第1側板部33,34、第2乃至第4側板部35,36,37の上端辺を相互に接続している天板部38とを有している。
一対の第1側板部33,34は、互いに共通する仮想面で間隔をもって位置している。一対の第1側板部33,34、第2及び第4側板部35,36,37のそれぞれは、天板部38の4辺のそれぞれから天板部38と直交する方向へ曲げられている。
カバー部材31は、ベース部材21と係合する際に、ベース部材21に収容されるコネクタ11、第1接続対象物51、及び第2接続対象物61を押圧する役目を果たすと共に、第1接続対象物51の本体部53から放出される電磁波、あるいは外界からの電磁波による部品への影響を遮蔽するために第1接続対象物51の本体部53を覆う役目を果たす。
一対の第1側板部33,34のそれぞれには、先端の近傍から天板部38の近傍に長孔形状の被係止部33a,34aが形成されている。第2側板部35には、先端の近傍から天板部38の近傍に長孔形状の一対の被係止部35a,35bが形成されている。第1側板部33,34の被係止部33a、34aは、ベース部材21の一対の係止部25aのそれぞれに一対一に係合することが可能とする部分である。第2側板部35の被係止部35a、35bは、ベース部材21の第2側壁部26の一対の係止部26aのそれぞれに一対一に係合することを可能とする部分である。
第4側板部37には、図3及び図6に示したように、第4側板部37の下辺から天板部38の近傍へ向かって切り欠かれている被ガイド部37aが形成されている。被ガイド部37aは、ベース部材21にカバー部材31を係合する際のガイドとしてベース部材21のガイド部28aが嵌め込まれて係合する部分である。天板部38には、略四角形状に開口されている大きな開口38dが形成されている。カバー部材31は、金属板のような金属板を打ち抜いた後に、曲げ加工を施すことによって作ることができる。
実施例1におけるソケット1を使用して第2接続対象物61と接続する第1接続対象物51は、CCD、CMOSイメージセンサなどの撮像素子とレンズ等の光学素子とを一体化したカメラモジュール等である。第2接続対象物61は、FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)等である。
第1接続対象物51は、ベース部材21のベース収容部23に収容される略立方体形状の本体部53と、本体部53の上面53cに設けられている円柱形状の搭載部54と、本体部53の底面に設けられている回路基板(図示せず)とを有する。
本体部53は、ベース部材21の第1乃至第4側壁部25,26,27、28によって囲まれているベース収容部23に収容される部分である。本体部53の回路基板には、コネクタ11の導体16の一部である第1接続部16aと一対一に接触する導電パッド(図示せず)が設けられている。
第1接続対象物51の搭載部54の上面54aには、図示しないカメラのレンズが露出するように位置しており、ベース部材21とカバー部材31とを係合する際にカバー部材31の天板部38が本体部53の上面53cに当接する。
第2接続部材61には、ベース部材21の挿入口27bが形成されている第3側壁部27の厚み部分に対応するように切り欠き部61aが形成されている。第2接続対象物61の先端部分(ベース収容部23に収容される部分)の一面には、コネクタ11の電極部17に形成されている第2接続部16bと接続する接続部63が露出している。
以下、図7〜図9をも参照して、ソケットにコネクタ、第1及び第2接続対象物51,61を収容するための組立作業を説明する。
始に、ベース部材21のベース収容部23には、図3及び図7に示すように、ベース部材21の上方からベース部24の一面24aへ第2接続対象物61の先端部分を嵌め込むようにして収容する。この際、第2接続対象物61の切り欠き部61aが第3側壁部27の厚み部分に嵌め込まれ、第2接続対象物61の先端部分がベース部24の一面24aに設置される。この際、第2接続対象物61の先端部分はベース部24の一面24aと略同じ面積をもっているので、第2接続対象物61の先端部分をベース部24の一面24aに確実に設置される。また、第2接続対象物61の切り欠き部61aは、第3側壁部27の厚み部分に嵌め込まれているので、ベース部材21から第2接続対象物61をベース収容部23から外へ引き出す方向への移動を阻止することができる。
次に、ベース収容部23には、図3及び図8に示すように、第2接続対象物61上にコネクタ11を搭載し収容する。コネクタ11は、四方に延在しているコネクタ位置決め部13bがベース収容部23の第1乃至第4側壁部25,26,27,28によって囲まれている4つの角に対応する形状に形成されているので、コネクタ11をベース収容部23に確実に位置決めして収容することができる。
さらに、ベース収容部23には、図3及び図9に示すように、コネクタ11上に第1接続対象物51を搭載する。この際、第1接続対象物51の本体部53の外側面53bには、ベース収容部23の第1乃至第4側壁部25,26,27,28によって囲まれている内部と略同じ形状になっているので、ベース収容部23に確実に位置決めして収容することができる。なお、第1接続対象物51の本体部53がベース収容部23に収容された状態においては、本体部53の上面53cが第1乃至第4側壁部25,26,27,28上縁端よりも少し高い位置に設置されている。
最後に、ベース収容部23に収容された第1接続対象物51,コネクタ11及び第2接続対象物61は、図6に示すようにカバー部材31をベース部材21に係合させることによって、図1に示したように、カバー部材21が第1接続対象物の本体部53を押圧することで第1及び第2接続対象物51,61間を接続させる。
ベース部材21のガイド部28aには、カバー部材31の被ガイド部37aに対応させて挿入する。この際、カバー部材31の一対の第1側板部33,34に形成されている被係止部33a,34aをベース部材21の第1側壁部25に形成されている一対の係止部25aのそれぞれに合わせる。同時に、カバー部材31の第2側板部35に形成されている被係止部35a,35bをベース部材21の第2側壁部26に形成されている被係止部26aのそれぞれに合わせる。そして、ベース部材21にカバー部材31を覆うように被せる。
このとき、カバー部材31の一対の第1側板部33,34及び第2側板部35の下端縁は、ベース部材21の係止部25a,26aに当り、第1側板部33,34及び第2側板部35は互いに少し開く方向へ変位しながら係止部25a,26aを乗り越える。
さらに、係止部25a,26aを乗り越えた後には、被係止部33a,34a、35a,35bに係止部25a,26aが一対一に係合し、第1側板部33,34及び第2側板部35が弾性変位した変位状態から自然状態に戻る。同時に、ガイド部28aはカバー部材31がベース部材21の所定位置に位置するようにガイドしつつ被ガイド部37aに入り込む。
したがって、第1及び第2接続対象物51,61を接続する際には、係止部25a,26aと被係止部33a,34a,35a,35bとが係合することにより、カバー部材31の天板部38が第1接続対象物51の本体部53の上面53cを押圧するため、コネクタ11の第1接続部16aに向けて押圧する。このとき、第1接続対象物51の回路基板の導電パッドは、コネクタ11の第1接続部16aと完全に接続する。同時に、第2接続対象物61はベース部材21のベース部24に配置されているので第2接続対象物61の接続部とコネクタ11の第2接続部16bと接触が完全に接続する。
第1及び第2接続部16a,16bは、電極部17内に内装されている弾性体18aを介して電極部17のフィルム15が押圧されるように構成されているので低圧荷重による接続が可能となる。さらに、第1及び第2接続部16a,16bは、導体16の一部であるので第1及び第2接続対象物51,61に対して面接触させることができるので、接続を確実に行うことができる。
実施例1においては、ベース部材21のガイド部28aとカバー部材21の被ガイド部37aとが第4側壁部28の一箇所と第4側板部37の一箇所のみに形成されているので、嵌め合わせて位置合わせをする際に、ベース部材21に対してカバー部材31の向きを間違えて係合できない構造になっている。
なお、ベース部材21のガイド部28aとカバー部材31の被ガイド部37aとは、これらを逆の関係となるように設けてもよい。また、ベース部材21の係止部25a,26aとカバー部材31の被係止部33a,34a、35a,35bとは、これらを逆の関係となるように設けてもよい。
図1及び図10に示した第1及び第2接続対象物51,61間を接続したソケット1は,この組み立て状態から分解することができる。分解するには、カバー部材31の一対の第1側板部33,34及び第2側板部35を互いに開く方向A(図10の矢印A)へ撓ませた状態で、ベース部材21の係止部25a,26aから被係止部33a,34a,35a、35bを外し、ベース部材21からカバー部材31を引き上げることによってカバー部材31をベース部材21から外すことができる。
ベース部材21からカバー部材31を外した後は、ベース部材21のベース収容部23から第1接続対象物51、コネクタ11、及び第2接続対象物61を、図7〜図9において説明した組み立て順序と逆の順序で外すことができる。
図11は、図10に示したカバー部材31の変形例を示している。図11に示したカバー部材31において図10に示したカバー部材31と異なる部分は、一対の第1側板部33,34及び第2側板部35の先端部を外側へ曲げておくことによって第1側板部33,34の曲げ部33f,34f及び第2側板部35の曲げ部35fを形成したことにある。曲げ部33f,34f,35fを形成することによって、前述したカバー部材31の一対の第1側板部33,34及び第2側板部35を互いに開く方向B(図11の矢印B)へ撓ませる作業が容易にできる。また、係止部25a,26aとの係合をスムーズに行うことができる。
図12〜図15は、本発明に係るソケットの実施例2を示している。なお、実施例1と同じ構成の部分には、同じ符号を付して説明を省略する。
図12〜図15を参照して、一対の第1側板部33,34のそれぞれには、被位置決め部33d,34dが形成されている。ベース部材21には、ベース部材21とカバー部材31とを係合する際に、被位置決め部33d,34dと対応する箇所に被位置決め部33d,34dと係合して位置決めする一対の位置決め部25dが形成されている。
被位置決め部33d,34dは、一対の第1側板部33,34において互いに対向している側辺から一対の第1側板部33,34と直交する方向へ曲げられて相対向している板部分である。一対の位置決め部25dは、ベース部材21とカバー部材31とを係合する際に被位置決め部33d,34dを挿入できるように、第1側壁部25の上縁から下方へスリット形状に形成されている部分である。
ベース部材21にカバー部材31を係合しロックする際には、ベース部材21の一対の位置決め部25dにカバー部材31の一対の被位置決め部33d,34dが入り込む。
したがって、ベース部材21及びカバー部材31は、位置決め部25d及び被位置決め部33d,34dが係合することにより、カバー部材31の第1側板部33,34と平行な方向C(図12及び図14の矢印C)における位置決めができる。また、ベース部材21のガイド部28aは、カバー部材31の被ガイド部37aに嵌め合わされているので、第4側板部37と平行な方向D(図12及び図14の矢印D)における位置決めができる。
本発明は、ICパッケージ、赤外線センサ、読み取りセンサなどのセンサを含むセンサモジュール、音響素子モジュール、などの第1接続対象物に適応でき、第2接続対象物としてはプリント配線基板を適用でき、携帯電話機、PDA等の小型電子機器、家庭用電気機器、自動車、防犯監視装置などに搭載するソケットとしての用途に適用できる。
本発明に係るソケットの実施例1を示しており、ソケットと、このソケットによって接続した第1接続対象物及び第2接続対象物との組み立てた後の状態を示す斜視図である。 図1に示した第1接続対象物及び第2接続対象物を備えたソケットのII-II線断面図である。 図1に示した第1接続対象物、及び第2接続対象物を備えたソケットを分解した状態を示す斜視図である。 図3に示したコネクタを拡大して示した斜視図である。 図4に示したコネクタの一部を拡大して示した断面図である。 図1に示したソケットのカバー部材をベース部材にガイドして係合する途中の状態を示した斜視図である。 図3に示したベース部材に第2接続対象物を収容した状態を示す平面図である。 図7に示したベース部材に収容した第1接続対象物上にコネクタを設けた状態を示す平面図である。 図8に示したコネクタ上に第1接続対象物を設けた状態を示す平面図である。 図1に示した第1接続対象物及び第2接続対象物を備えたソケットを示す正面図である。 図10に示したソケットのカバー部材の変形例を示す正面図である。 図1に示した第1接続対象物及び第2接続対象物を備えたソケットの実施例2を示す斜視図である。 図12に示した第1接続対象物及び第2接続対象物を備えたソケットを分解して示した斜視図である。 図12示したソケットの第2接続対象物を除く平面図である。 図12に示したソケットの位置決め部及び被位置決め部を拡大して示した斜視図である。
符号の説明
1 ソケット
11 コネクタ
13 ベースフィルム
13b コネクタ位置決め部
14a,14b 粘着部材
15 フィルム
16 導体
16a 第1接続部
16b 第2接続部
17 電極部
18a 弾性体
21 ベース部材
23 ベース収容部
24 ベース部
25 第1側壁部
25a,26a 係止部
25d 位置決め部
26 第2側壁部
27 第3側壁部
28 第4側壁部
31 カバー部材
33,34 第1側板部
33a、34a,35a、35b 被係止部
33d,34d 被位置決め部
35 第2側板部
36 第3側板部
37 第4側板部
37a 被ガイド部
38 天板部
51 第1接続対象物
53 本体部
54 搭載部
61 第2接続対象物
61a 切り欠き部
63 接続部

Claims (3)

  1. 第1接続対象物及び第2接続対象物間を接続するソケットにおいて、
    前記第1接続対象物と前記第2接続対象物とを接続するコネクタと、該コネクタ、前記第1接続対象物及び第2接続対象物を収容するベース部材と、前記ベース部材に係合するカバー部材とを有し、
    前記コネクタは、弾性体と、該弾性体上に配設した導体とを有し、
    前記第1及び第2接続対象物と前記コネクタとをベース部材に収容し、前記カバー部材を前記ベース部材に係合させ、前記カバー部材が前記第1接続対象物を押圧することによって前記コネクタの前記弾性体が弾性変形することにより、前記第1及び第2接続対象物間を接続することを特徴とするソケット。
  2. 請求項1記載のソケットにおいて、前記カバー部材は平面略四角形状の天板部と、前記天板部のそれぞれの辺から延設され平面略四角形状の4つの側板部を有し、4つの前記側板部の内、少なくとも1つの側板部に被ガイド部が形成されており、前記ベース部材には前記被ガイド部と対応する箇所で被ガイド部と係合するガイド部が形成されていることを特徴とするソケット。
  3. 請求項2記載のソケットにおいて、前記被ガイド部が形成された前記カバー部材の辺と隣接する辺に被位置決め部を形成し、前記ベース部材には前記被位置決め部と対応する箇所で前記被位置決め部と係合して位置決めする位置決め部を形成したことを特徴とするソケット。
JP2006287586A 2006-10-23 2006-10-23 ソケット Expired - Fee Related JP4286278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287586A JP4286278B2 (ja) 2006-10-23 2006-10-23 ソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287586A JP4286278B2 (ja) 2006-10-23 2006-10-23 ソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008108453A true JP2008108453A (ja) 2008-05-08
JP4286278B2 JP4286278B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=39441653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006287586A Expired - Fee Related JP4286278B2 (ja) 2006-10-23 2006-10-23 ソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4286278B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140780A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気接続部材
KR101410866B1 (ko) 2013-04-16 2014-06-24 신종천 반도체 칩 테스트용 소켓 및 그 제조 방법
WO2018034500A1 (ko) * 2016-08-18 2018-02-22 오재숙 반도체 칩 테스트용 소켓의 접지 구조체 및 이를 구비한 반도체 칩 테스트용 소켓
WO2021192759A1 (ja) 2020-03-27 2021-09-30 日本航空電子工業株式会社 接点部材、コネクタ、組成物、接点部材の製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010140780A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 電気接続部材
JP4678886B2 (ja) * 2008-12-12 2011-04-27 日本航空電子工業株式会社 電気接続部材
KR101410866B1 (ko) 2013-04-16 2014-06-24 신종천 반도체 칩 테스트용 소켓 및 그 제조 방법
WO2014171621A1 (ko) * 2013-04-16 2014-10-23 Shin Jong Cheon 반도체 칩 테스트용 소켓 및 그 제조 방법
US9823299B2 (en) 2013-04-16 2017-11-21 Jong Cheon SHIN Socket for semiconductor chip test and method of manufacturing the same
WO2018034500A1 (ko) * 2016-08-18 2018-02-22 오재숙 반도체 칩 테스트용 소켓의 접지 구조체 및 이를 구비한 반도체 칩 테스트용 소켓
WO2021192759A1 (ja) 2020-03-27 2021-09-30 日本航空電子工業株式会社 接点部材、コネクタ、組成物、接点部材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4286278B2 (ja) 2009-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6498409B2 (ja) コネクタ組立体
US8248808B2 (en) Portable electronic device with clip mechanism
JP2007258001A (ja) フレキシブル基板付き電気コネクタ
JP4262732B2 (ja) コネクタ
JP3915733B2 (ja) カメラモジュールの実装構造
JP2005268019A (ja) 電子部品取付用ソケット
JP5564844B2 (ja) 電子装置
JP4286278B2 (ja) ソケット
KR20050095533A (ko) 전자부품부착용 소켓
JP2007026765A (ja) カメラモジュールの基板取付構造
JP4516938B2 (ja) 電子部品取付用ソケット
US6406305B1 (en) Electrical connector having compression terminal module therein
JP2001267016A (ja) カードコネクタ用カバー及びそれを用いたカードコネクタ組立体
JP5769589B2 (ja) フラット回路体のコネクタ接続構造
JP5778940B2 (ja) ハウジングの接続構造
JP4494429B2 (ja) ソケット
KR20180051950A (ko) 전자 제어 장치
JP2007305531A (ja) 配線基板用コネクタ
JP6803734B2 (ja) 電子部品及び撮像装置
US7384278B2 (en) Electrical connector
US8218101B2 (en) Electronic device having an LCM with particular fixing element
JP4967619B2 (ja) スタッキングコネクタの接続実装構造及び該構造を備えた電子機器
JP4372125B2 (ja) ソケット
JP4916398B2 (ja) 電気接続装置
JP2006338885A (ja) 電気部品用ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090318

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090324

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees