JP2008108093A - Web上技術計算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 技術計算プログラムを複数の利用者に容易で間違いを起こさないで共同利用させることのできるWeb上技術計算システムを提供する。
【解決手段】 技術計算プログラム6の入力ファイル13を作成する手段を、CGIプログラム4によるWebアプリケーションとなる入力支援クライアントプログラム10とする。この入力支援クライアントプログラム10は、リッチクライアントツールを用いて、クライアント機2で部品組立体のイメージを、マウス操作で組み立て可能なものとする。作成した部品組立体のイメージのデータ15は、Webサーバ機1でCGIプログラム4を用いて入力ファイル13に変換する。Webサーバ機1とは別コンピュータの技術計算サーバ機3、またはWebサーバ機1において、技術計算プログラム6の実行モジュールを、上記入力ファイル13で実行する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、技術計算プログラムを複数の利用者に共同利用させるWeb上でのリッチクライアントツールを用いた技術計算システムに関する。
従来、技術計算プログラムはFortran 、C 、C++ 、Java等の開発言語によりプログラミングされ、コンパイラにより、実行モジュール化されて、キャラクタベースのシェル上で、コマンド実行されてきた。因みに、技術計算プログラムの基本形態は、テキストベースの入力ファイルに対して、実行モジュールを実行すると、テキストベースの出力ファイルが作成されるものである。
Windows(マイクロソフト社の登録商標)等のOSの発達により、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)による開発環境(例えば、Excel マクロ、Visual Studio (いずれもマイクロソフト社の商標)等)が整ってきて、操作性向上のためのGUI操作によるテキストベースの入力ファイル作成が行われるようになってきた。
当初は、利用される入力画面は、Excel 表に直接数値を設定したり、指定のテキストボックスに数値を設定させるものであった。その後、GUIを使って図を使ったグラフィカルな入力画面も作成され、利用者がグラフィカルに入力できるようになってきた。このような開発環境で作成される実行モジュールは、技術計算を行う利用者のクライアント機に個々にインストールし実行環境を設定する必要があった。そのため、実行モジュールがバグ等で更新された時に、各クライアント機にインストールする必要があり手間と時間が問題となってきた。そして、更には、更新し忘れで、バグが存在する状態での技術計算により、計算結果の信頼性を損なう恐れがあり、管理運用面での問題がある。
そこで、インターネット技術の普及と共に、実行モジュールを個々のクライアント機にインストールせずに、サーバ側に保管し、入力ファイルの作成をWeb技術を用いて計算実行することにより、技術計算プログラムを実行するようになった。しかし、Web上で計算プログラムを実行する場合、実行時間が長時間かかるため、WebブラウザがWebサーバに接続したまま、応答を待ち続けたり、Webサーバ側で異常(タイムアウト)を発生させて、強制終了させてしまう問題がある。
これに対して、特許文献1および特許文献2が提案されている。
特許文献1は、ブラウザからCGI(コモンゲートウェイインタフェース)でサーバサイドのプログラムを実行し、プログラムの実行結果を監視可能とする方法、システムに関する。これは、図14に示すように、CGIプログラム120がWebブラウザ210より受け取ったプログラム名に従いプログラムを実行したときに、その実行したプログラムのプロセスIDを監視プログラム130に渡すものである。監視プログラム130は、受け取ったプロセスIDのプログラムを監視し、該プログラムが終了したときに、終了コードを取得し、記録装置140へ終了コードを記録する。
特許文献2は、ひな型コマンドファイルを用いて、VRMLデータを生成するシステムである。これは、図15に示すようにデータ送出要求の入力を受けた要求解釈部91が、データ送出要求に含まれる、送出するべきデータの内容を分析し、情報ファイルを生成して、コマンド作成部92に出力する。コマンド作成部92は、入力された情報ファイルに従って、ひな型コマンドファイル群93から、情報ファイルに対応したひな型コマンドを読み込んで、必要に応じてそれらのコマンドの一部を変更して、コマンドを作成し、コマンド実行部94に出力する。コマンド実行部94は、必要な解析データを解析データ用DB95から読み込んで、入力されたコマンドファイルを実行してVRMLデータを生成し、クライアント機に出力する。
特開2003−157184号公報 特開2002−32262号公報
特許文献1の技術は、実行時間が長時間かかることにより、応答が待たされたり、タイムアウトになったりする問題については解決される。しかし、CGIプログラムのみのため、WebページはJavaScriptかDynamicHTML 程度を使ったHIMLとなる。このHTMLでは表現力が乏しく、グラフィカルな入力画面やマウスによる操作性の点で、従来の各クライアント機にインストールするGUIによる開発環境でのものよりも、かなり、劣るものであり、利用者が利用する上で容易で間違いを起こさないものにはなっていない。
特許文献2は、Web画面から諸元を設定し、サーバ側で出力結果のVRMLデータを生成し、クライアント端末装置のWebブラウザに出力させるものである。WebアプリケーションとしてはCGIを使っているのみであり、特許文献1と同じく、WebページはJavaScriptかDynamicHTML 程度を使ったHTMLとなる。
これらにより、入力諸元に対して出力結果の3DのVRMLイメージが変更され、利用者はビジュアルに目で確認できることが可能になる。
しかし、特許文献2には、入力のたびに、サーバ側でVRMLデータを生成し、クライアント端末装置にVRMLデータを転送する必要があり、Webサーバ機とクライアント機間の通信回線が細い場合、VRMLデータを転送するのにかなりの応答を待たされるという問題点がある。特に、VRMLデータは、Web3Dでは容量が大きいことも問題となっている。
利用者にとって、応答(レスポンス)の遅い問題は、ユーザビリティがなく、利用し難いものである。また、入力ファイル作成部分は、HTMLであり、このHTMLでは表現力が乏しく、グラフィカルな入力画面やマウスによる操作性の点で、従来の各クライアント機にインストールするGUIによる開発環境でのものよりも、かなり、劣るものであり、利用者が利用する上で容易で間違いを起こさないものにはなっていなかった。
このように、従来のWeb上での技術計算システムは、次の各課題がある。
計算実行時間の長時間によって、Webブラウザの応答待ち状態が長時間化する点と、Webサーバのタイムアウトによる異常強制終了が発生する点。
HTML等は表現力が乏しく、グラフィカルな入力画面やマウスによる操作性の点で、従来の各クライアント機にインストールするGUIによる開発環境でのものよりも、かなり、劣るものであり、利用者が利用する上で操作性が劣り、入力間違いを引き起こす点。

WebサーバとWebブラウザ間の通信回線が細い場合に、通信が多く発生すると、その都度、応答待ち状態が発生してしまい、ユーザビリティが失われて、利用し難い点。
この発明の目的は、技術計算プログラムを複数の利用者に容易で間違いを起こさないで共同利用させることのできるWeb上技術計算システムを提供することである。
この発明のWeb上技術計算システムは、Webサーバ4を有するコンピュータであるWebサーバ機1と、Webブラウザ5を有するコンピュータであるクライアント機2と、技術計算プログラム6を有するコンピュータである技術計算サーバ機3とを備える。
前記Webサーバ機1は、CGIプログラム9を介してクライアント機2にダウンロードさせるWebアプリケーションとして、技術計算プログラム6の入力ファイル13の作成を支援する入力支援クライアントプログラム10を記憶している。
前記技術計算プログラム6は、複数の機械部品を組み立てた部品組立体を数値計算モデル化した部品組立体モデルについて技術計算を行うものである。前記入力ファイル13は前記部品組立体モデルのファイルである。
前記入力支援クライアントプログラム10は、クライアント機1によって、画面表示装置16の画面上に前記各機械部品をイメージとして表示させる複数の部品データ20と、これら各部品データ20を前記画面上に前記イメージとして表示させる部品表示手順19と、前記画面上に表示された機械部品のイメージである部品イメージを、クライアント機2の有する入力手段17からの入力に従って前記画面上で前記部品組立体のイメージとして組み立てる部品組立体作成支援手順18とを有する。
前記CGIプログラム9は、前記入力支援クライアントプログラム10によって組み立てられた部品組立体のイメージのデータ15を、前記クライアント機2からWebサーバ機1へ転送してから前記入力ファイル13に変換し、または前記部品組立体のイメージのデータ15を前記入力ファイル13に変換してからWebサーバ機1に転送する手順を有する。
前記Webサーバ機1は、前記入力ファイル13を、前記技術計算サーバ機3へ転送する転送手段11を有し、前記技術計算サーバ機3は、転送された入力ファイル13に従って前記技術計算プログラム6の実行モジュールを実行する技術計算実行手段12を有する。
この発明において、前記技術計算サーバ機3を設ける代わりに、Webサーバ機1に前記技術計算プログラム6を記憶させてもよい。この場合、Webサーバ機1は前記入力ファイル13に従って前記技術計算プログラム6の実行モジュールを実行する技術計算実行手段12を有するものとする。
この発明のWeb上技術計算システムにおいて、前記CGIプログラム9は、前記クライアント機2からWebサーバ機1へ送信する技術計算プログラム6の実行モジュールの実行命令等の、クライアント機2とWebサーバ機1間の通信を非同期通信とするものであることが好ましい。
この発明のWeb上技術計算システムは、前記入力支援クライアントプログラム10の部品組立体作成支援手順18が、前記入力手段17となるマウスの操作による、前記画面上での前記部品イメージの移動、部品イメージの削除、部品イメージの変更、および部品イメージのコピーにより、前記部品組立体のイメージの組み立てを可能とするものであることが好ましい。マウス操作は、いわゆるドラッグアンドドロップや、クリック、ダブルクリック等の操作である。
マウス操作で部品イメージの移動、削除、変更、コピーが行えれば、部品組立体のイメージを組み立てる操作が、容易で迅速に行える。
この発明のWeb上技術計算システムによると、技術計算プログラム6の入力ファイル13の作成を支援する入力支援クライアントプログラム10を、WebアプリケーションとしてCGIプログラム9によりクライアント機2にダウンロードさせるようにしたため、入力支援クライアントプログラム10に任意の構成のものが使用できる。この発明では、入力支援クライアントプログラム10として、画面表示装置16の画面上に前記各機械部品をイメージとして表示させる複数の部品データ20と、これら各部品データ20を前記画面上に前記イメージとして表示させる部品表示手順19と、前記画面上に表された機械部品のイメージである部品イメージを、クライアント機2の有する入力手段17からの入力に従って前記画面上で前記部品組立体のイメージとして組み立てる部品組立体作成支援手順18を有するものを用いている。そのため、部品組立体のイメージを組み立てる操作は、Webクライアント機2上で容易に行うことが可能となり、グラフィカルに各部品イメージを組み合わせることにより、利用者はビジュアル的に目で見ながら確認ができ、組み立てて行くことが可能となる。これにより、ユーザビリティが向上し、入力ミスを無くすことが可能になる。つまり製品設計検討における技術計算が容易になり、より信頼性が向上した計算が可能になる。また、技術計算プログラム6用の入力ファイル13の作成のための時間短縮が可能となり、製品設計検討の時間短縮ができ、最終的にコスト低減が可能になる。
Webアプリケーションにおいて、従来のHTMLでは表現力が乏しく、使い勝手のよいグラフィカルな入力画面を作ることは困難である。しかし、上記のような部品イメージの組み合わせ処理が行える入力支援クライアントプログラム10は、いわゆるWebにおけるリッチクライアントツールで構成することで、実現できる。
Webにおけるリッチクライアントは、その用語の概念に時代による変遷があるが、この明細書では、現在一般に使用されているように、コンピュータ毎にアプリケーションをインストールするファットクライアントと、クライアントをWebブラウザのみとしたシンクライアントとの中間に位置するクライアントを意味するものとする。リッチクライアントツールは、リッチクライアントを構成するツールを意味し、一般的に、WebでのマウスによるGUI操作を容易に作成するツールであり、主に、Flash (マイクロメディア社の商標)や、Ajaxが使われる。
Flash は、ゲーム等のマルチメディア系Web開発言語として使われており、WebにおけるGUIによる操作に特化している。また、Webブラウザへのプラグインが広く設定されている。そのため、技術計算プログラムの利用者のクライアント機に特別なインストールを必要とせず、インストールの手間や時間を減らすことが可能である。
Ajaxは〔Asynchronous(エイシンクロナス)JavaScript + XML 〕の略で、スクリプト言語のJavaScriptやWeb 記述言語のXML といったオープンな技術を組み合わせて開発する手法を言う。つまり、実際にはAjaxという手法があるのではなく、動的にWebの表示を変化させるDynamic HTML(JavaScript + CSS)と、表示内容を適宜サーバーから通信を介して取得するXMLHttpRequestという、従来からある標準的な技術を組み合わせる、より効果的な利用方法を提唱したものを言う。Ajaxは、JavaScriptで、XML データを非同期にサーバと通信可能であり、GUI 操作に非同期で通信するため、操作性がよく、しかも、プラグインソフトはまったく必要としない利点がある。
これらのWebにおけるクライアントサイドのリッチクライアントツール(Flash 、Ajax等)を用いてクライアント機2上で技術計算プログラム6のための入力画面を作成すると、例えば、軸受計算プログラムの場合、軸や軸受を多数組み合わせる必要があるが、そういった部品組立操作をクライアント機2上で、容易に行うことが可能となる。また、グラフィカルに各部品イメージを組み合わせることにより、利用者はビジュアルに目で見ながら確認ができ、組み立てていくことが可能となる。
上記のWebにおけるクライアントサイドのリッチクライアントツール(Flash 、Ajax等)を使って部品イメージを組み立てて、Webサーバ4とWebブラウザ5を繋ぐCGIスクリプト(Action Script 、ASP 、perl、PHP 、java(登録商標)、ruby等)を用いて入力ファイル13を作成し、Webサーバ機1とは別コンピュータの技術計算サーバ機3へ入力ファイルを転送し、Webサーバ機1から別コンピュータの技術計算プログラム6を実行する技術計算システムとする。その際、Webサーバ機1から技術計算サーバ機3への技術計算プログラム6の実行モジュールの実行命令は非同期通信によるものとすることが好ましい。
Webサーバ機1と別のコンピュータである技術計算サーバ機3に非同期通信により、実行モジュールを実行することで、技術計算プログラム6の実行時間が長時間かかっても、Webブラウザ5がWebサーバ4に接続したまま応答を待ち続けたり、Webサーバ4側で異常(タイムアウト)を発生させて、強制終了させてしまう問題はない。
また、リッチクライアントツールによる前記入力支援クライアントプログラム10は、クライアントサイドプログラムであり、Webサーバ4との通信は、例えば、最初(入力支援クライアントプログラムをダウンロードするとき)と計算の実行開始時のみとする。これにより、Webサーバ4とWebブラウザ5との通信回線が細くても応答待ち状態になる回数が少なく、利用者にとってユーザビリティがない利用し難いシステムとは感じられない。
この発明のWeb上技術計算システムは、Webアプリケーションとなる入力支援クライアントプログラムにおいて、いわゆるリッチクライアントツールを用いて、クライアント機で部品イメージを組み立て、CGIプログラムを用いて入力ファイルを作成し、Webサーバ機とは別コンピュータの技術計算サーバ機へ入力ファイルを転送し、技術計算プログラムの実行モジュールを実行するようにしたため、技術計算プログラムを複数の利用者に、容易で間違いを起こさないで共同利用させることができる。すなわち、部品組立体のイメージを組み立てる操作が、Webクライアント機上で容易に行うことが可能となり、グラフィカルに各部品イメージを組み合わせることにより、利用者はビジュアル的に目で見ながら確認ができ、組み立てて行くことが可能となる。これにより、ユーザビリティが向上し、入力ミスを無くすことが可能になる。つまり、製品設計検討における技術計算が容易になり、より信頼性が向上した計算が可能になる。また、計算プログラム用の入力ファイルの作成のための時間短縮が可能となり、製品設計検討の時間短縮ができ、最終的にコスト低減が可能になる。
この発明における他のWeb上技術計算システムは、Webアプリケーションとなる入力支援クライアントプログラムにおいて、リッチクライアントツールを用いて、クライアント機で部品イメージを組み立て、CGIプログラムを用いて入力ファイルを作成し、Webサーバ機で技術計算プログラムの実行モジュールを実行するようにしたため、上記と同様な各効果が得られ、技術計算プログラムを複数の利用者に、容易で間違いを起こさないで共同利用させることができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図13と共に説明する。図1は、このWeb上技術計算システムの概念構成の概略を、図2は同システムの概念構成のブロック図を示す。
図2に示すように、このWeb上技術計算システムは、Webサーバ4を有するコンピュータであるWebサーバ機1と、Webブラウザ5を有するコンピュータであるクライアント機2と、技術計算プログラム6を有するコンピュータである技術計算サーバ機3とを備える。Webサーバ機1とクライアント機2とは通信網7により、サーバ機と技術計算サーバ機3とは通信網8により接続されている。
クライアント機2は、図2(B)に示すように、画面表示装置16と入力手段17を有する。画面表示装置16は、液晶表示装置やCRT等のグラフィカルに図を画面上に表示可能な装置である。入力手段17は、マウスその他のポイティングディバイスや、キーボード等である。
Webサーバ4は、Webを構築しているサーバであり、Webブラウザ5からの要求に応じてHTML(Hypertext markup language)ファイルや各種のデータを送信する。Webは、WWW(World Wide Web) のことであり、ハイパーテキスト形式による情報検索システムを言う。Webブラウザ5は、Webページを閲覧するための閲覧ソフトウェアである。通信網7,8は、インターネット等の広域ネットワークや、ローカルエリアネットワーク等である。
Webサーバ機1は、CGIスクリプト等のCGIプログラム9を有し、このCGIプログラム9を介してクライアント機2にダウンロードさせるWebアプリケーションとして、技術計算プログラム6の入力ファイル13の作成を支援する入力支援クライアントプログラム10を記憶している。Webアプリケーションは、Webを使って提供されるアプリケーションウソトウェアである。
技術計算プログラム6は、複数の機械部品を組み立てた部品組立体を数値計算モデル化した部品組立体モデルについて技術計算を行うものである。上記機械部品は、例えば軸受や、ギヤ、軸などであり、部品組立体は、例えばトランスミッションまたはその一部等のように、複数部品を軸やハウジング等に組み立てたものである。技術計算は、例えば有限要素法による応力解析や、力とモーメントの釣り合いによる荷重・寿命計算等である。入力ファイル13は前記部品組立体モデルのファイルであり、例えばテキストデータ形式によるファイルとされる。
入力支援クライアントプログラム10は、クライアント機2によって、画面表示装置16の画面上で、上記入力ファイル13の作成に必要なデータを入力させる支援を行うプログラムであり、いわゆるWeb上のリッチクライアントツールにより構成される。リッチクライアントツールには、例えばFlash やAjaxが使われる。
この入力支援クライアントプログラム10は、前記各機械部品を表示装置16の画面にイメージとして表示させるデータである複数の部品データ20と、これら各部品データ20を前記画面上にイメージとして表示させるプログラムである部品表示手順19と、前記画面上に表示された機械部品のイメージである部品イメージを、クライアント機1の有するマウス等の入力手段17からの入力に従って前記画面上で前記部品組立体のイメージとして組み立てるプログラムである部品組立体作成支援手順18とを有する。上記部品イメージおよび部品組立体のイメージについては、後に図5等と共に説明する。
部品組立体作成支援手順18は、入力手段17であるマウスの操作による、前記画面上での部品イメージの移動、部品イメージの削除、部品イメージの変更、および部品イメージのコピーにより、前記部品組立体のイメージの組み立てを可能とするものである。部品組立体作成支援手順18は、この他に、CAD(コンピュータ支援設計)による作図機能を備えている。
CGIプログラム9は、入力支援クライアントプログラム10によって組み立てられた部品組立体のイメージのデータ15を、クライアント機2からWebサーバ機1へ転送してから前記入力ファイル13に変換する機能を有する。CGIプログラム9は、前記部品組立体のイメージのデータ15を前記入力ファイル13に変換してからWebサーバ機1に転送する手順を有するものであっても良い。
Webサーバ機1は、前記入力ファイル13を、技術計算サーバ機3へ転送する転送手段11を有する。
技術計算サーバ機3は、転送された入力ファイル13に従って技術計算プログラム6の実行モジュールを実行する技術計算実行手段12を有する。技術計算実行手段12は、実行命令に応答してコンピュータに技術計算プログラム6を実行させる手段である。技術計算プログラム6は、技術計算を実行する実行モジュールである。
図1,図2の例では、技術計算プログラム6を技術計算サーバ機3に記憶させたが、図3に示すように、技術計算プログラム6をWebサーバ機1に記憶させ、技術計算実行手段12もWebサーバ機1に設けても良い。
図4は、このWeb上技術計算システムの処理の流れを示す。同図と共に、処理の流れおよび上記各構成の補足説明を行う。同図の処理は、図2,図3の各例に共通する。
このWeb上技術計算システムの起動は、図2(または図3)のクライアント機2のブラウザ5より、サーバ機1のWebサーバ4に、入力支援クライアントプログラム10の要求を行うことで開始される(ステップS1)。この要求は、Webブラウザ5により所定のWebページを開き、Webページ上の所定の部位をマウス等で指定することで送信される。上記Webページは、サーバ機4等によりWeb上で公開されているHTML等で記述された文書である。
サーバ機1は、この要求に応答して、CGIプログラム9により、入力支援クライアントプログラム10をクライアント機2へ送出し(S2)、クライアント機2に自動的にダウンローダさせる。このダウンロードにより、クライアント機2は、表示装置16の画面に、入力支援クライアントプログラム10による入力画面を表示する。この入力画面は、後に具体例を示すように、入力支援クライアントプログラム10により表示されるエリアと、CGIプログラム9により表示されるエリアとがあるものとされる。
なお、クライアント機2は、入力支援クライアントプログラム10を一度ダウンロードすると、この入力支援クライアントプログラム10を閉じた後や、電源オフ後も記憶していて、次回に入力支援クライアントプログラム10を開いたときに、サーバ機1への前記要求を自動で行い、サーバ機1は、最新の入力支援クライアントプログラム10が有る場合にのみ、それを送出して自動ダウンロードさせるようにしても良い。この場合、最新の入力支援クライアントプログラム10が既にクライアント機2にあるときは、そのプログラムを使用する。
このようにクライアント機2に、入力支援クライアントプログラム10による入力画面が表示されると、オペレータは、この入力画面で、部品イメージの移動や、他の部品の作図等により、上記部品組立体の組立を行い、部品組立体のデータ15を完成させる(S4)。
部品組立体のデータ15が完成すると、つまり入力画面の必要データの入力が完了すると、入力画面上の所定の表示のクリック操作等で、オペレータは実行命令を入力する。クライアント機2は、この入力を受け付けると、部品組立体のデータ15をサーバ機1へ転送する(S6)。
サーバ機1は、受信した部品組立体のデータ15を、CGIプログラム9により入力ファイル13に変換し、その後、技術計算実行手段12に実行命令を与える(S7)。入力ファイル13は、例えばテキスト形式のデータファイルであり、上記の変換は、このようなデータ形式への変換を行う。
技術計算実行手段12は、上記実行命令に応答して、入力ファイル13に従い、技術計算プログラム6の実行モジュールを実行する(S8)。技術計算が終了すると、技術計算の結果のファイルである出力ファイル14を作成する(S9)。
この技術計算および出力ファイル14の作成は、図3の例のように技術計算プログラム6がWebサーバ機1に設けられている場合は、Webサーバ機1で行う。図2の例のように、技術計算サーバ機3がWebサーバ機1と別に設けられている場合は、入力ファイル13はWebサーバ機1から技術計算サーバ機3に転送され、技術計算サーバ機3で技術計算(S8)および出力ファイル14の作成を行い、作成した出力ファイル14は、Webサーバ機1に転送する。Webサーバ機1から技術計算サーバ機3への技術計算プログラム6の実行モジュールの実行命令は非同期通信によるものとする。
CGIプログラム9を介してのクライアント機2とWebサーバ機1との間の通信は、非同期通信とされ、最初、つまり入力支援クライアントプログラム10の要求、および入力支援クライアントプログラム10の送出時と、実行命令の送信時(完成した部品組立体のデータ15のデータの転送を含む)のみとされる。
クライアント機2からの実行命令の送信後、クライアント機2からは、任意時にWebサーバ機1に通信して出力ファイル14が存在するか否かを確認する(S10)。
クライアント機2からは、この確認の後、任意時に出力ファイル14の出力命令をWebサーバ機1に送信する(S12)。Webサーバ機1は、この出力命令に応答して、出力ファイル14を送出する(S13)。クライアント機2は、この送信された出力ファイル14を受信し、画面表示装置16の画面に表示する(S14)。
この構成のWeb上技術計算システムによると、Webにおけるクライアントサイドのリッチクライアントツール(Flash 、Ajax等)による入力支援クライアントプログラム10を用いて、Webブラウザ5を持つクライアント機2上で技術計算プログラム6のための入力ファイルを作成するため、容易に、かつ誤りなく入力ファイルが作成できる。例えば、技術計算プログラム6が軸受計算プログラムの場合、機械部品である軸や軸受を多数組み合わせる必要があるが、そういった部品組立操作を、Webブラウザ5を持つクライアント機2上で、容易に行うことが可能となる。また、グラフィカルに各部品イメージを組み合わせることにより、利用者はビジュアル的に目で見ながら確認ができ、組み立てていくことが可能となる。
次に、図5〜図13と共に画面例を用いて説明する。図5は、実際に技術計算プログラム6となる軸受計算プログラムおよび入力支援クライアントプログラム10にFlash を適用した場合のクライアント機2上の入力画面例を示す。
この入力画面は、画面上の上側から順に、Webサーバ機1との通信を行う各操作の操作ボタン25が表示されているメニューエリア(Menu Area )21と、クライアント機2上で部品組立体のイメージ31を組み立てていく作図エリア(Drafting Area )22と、その作図エリア22に配置する部品イメージ32が置かれている部品エリア(Parts Area)23に分かれている。
このうち、作図エリア22と、部品エリア23が、リッチクライアントツールによる入力支援クライアントプログラム10による表示部分となる。メニューエリア21の多くはCGIプログラム(CGIスクリプト)9と入力支援クライアントプログラム10を組み合わせて表示されるものになっている。
図6(A)に画面上のカーソル30を示すように、部品エリア23の部品イメージ32をマウスでクリックすると、同図(B)のように、更に詳細な部品イメージ32Aに展開される。
図2,図3の入力支援クライアントプログラム10における部品データ20は、これら図5,図6に示されるような部品イメージ32,32Aを表示するデータを有するものである。また、このような画面上での部品イメージの表示を行う手段が、図2,図3の部品表示手順19である。
図2,図3の部品組立体支援手順18は、図7〜図9に具体例を示すように、マウスによる各処理が可能とされる。
図7は、ドラッグアンドドロップの例である。同図(A)のように、部品エリア23の部品イメージ32をドラッグ(カーソル30で部品イメージ32を選択した状態を維持してカーソル30を移動させること)して、作図エリア22でドロップ(カーソル30による部品イメージ32の選択を解除すること)すると、同図(B)のように軸受部品イメージ32が作図エリア22上に作成されて、部品組立体のイメージ31が組み立てられていく。
また、部品組立体支援手順18は、図8(A),(B)のように、マウスのドラッグで部品イメージ32を移動することも容易にできる。部品組立体支援手順18は、その他、マウスのクリックで、部品削除、部品変更、部品コピー等がマウス操作のみで行えるようになっている。
詳細諸元入力は、部品組立体支援手順18の機能の一つとして、マウスダブルクリックにより現れるポップアップダイアログ画面(例として、図9)で設定できるようになっている。同図の画面では、部品イメージ32に付随する表示として、寸法記入の必要な各箇所について、入力ボックス33が表示され、その入力ボックスに数値をキーボード等の入力手段17で入力することを促す。
このように、部品組立体支援手順18は、技術計算プログラムに必要なすべての入力項目に対して、それぞれに対応する画面を表示し、ビジュアル的に目で確認しながら入力できるようにしている。以上により、入力間違いを無くすことが可能になる。
また、各製品諸元入力画面において、部品組立体支援手順18は、製品諸元データベース(図示せず)に接続して検索することで、各項目に対して、自動的に寸法を設定させることで、更に、入力間違いを撲滅することが可能なものとなっている。なお、ここで言う製品は、軸受等の機械部品そのものの製品である。
部品組立体のイメージ31の組立が完了したら、メニューエリア21の実行ボタンの表示(Execute と表示されたボタン)25a(図10)をクリックすると、そのワンクリックに応答して、CGIスクリプト等のCGIプログラム9により、Webサーバ4上に入力ファイル13が作成されて、技術計算プログラム6の実行モジュールを実行する命令が行われる(図3の例の場合)。図2の例では、Webサーバ4上に入力ファイル13が作成されて、続いて、Webサーバ4から技術計算サーバ機3に入力ファイル13が転送されて、技術計算サーバ機3に技術計算プログラム6の実行モジュールを実行する命令が行われる。
その際、非同期により技術計算プログラム6の実行モジュールの実行命令が行われることにより、技術計算プログラム6の実行時間が長時間かかっても、クライアント機3がWebサーバ機1に接続したまま応答を待ち続けたり、Webサーバ機1側で異常(タイムアウト)を発生させて、強制終了させてしまう問題はない。
技術計算サーバ機3において、技術計算プログラム6の実行モジュールの実行が終了すると、Webサーバ機1側に出力ファイル14を送信する。
利用者はメニューエリア21のファイル出力ボタンの表示(File (output) ボタン)25b(図11)をクリックすることで、計算結果の閲覧することが可能である。また、計算実行状況は、Webサーバ機1側の出力ファイル14の有無により確認するものとする。この確認は、クライアント機2からWebサーバ機1へ出力ファイルの一覧の要求を送信することで、Webサーバ機1から図12に示されるような出力ファイルのファイル名を表示した一覧のダイアログ画面がクライアント機2に送られるので、この画面上で確認できる。
図13は、図形組立の作図エリア22が2つの画面になった例を示す。同図は、トランスミッションにおける軸にギヤを配置させる画面であり、リッチクライアントツールによる入力支援クライアントプログラム10の部品組立体作成支援手順18で作られた画面である。同図には、部品イメージ32として、ギヤと軸のイメージが表示され、トランスミッションの一部が部品組立体のイメージ31として表示されている。同図に対応する技術計算プログラム6は、トランスミッションに用いられた軸受について荷重・寿命等を計算する軸受計算プログラムである。
同図の図形組立の作図エリア22の右側部分22aが正面図、左側部分22bが側面図を表す。側面図は、正面図を側面から見た場合を表し、お互いに設定寸法に応じて、連動しながら、拡大・縮小が行われる。また、部品イメージ32を配置した場合も、正面図、側面図共に連動しながら、部品が展開されるようにしてある。
同図のように、正面図、側面図の2画面で表すことにより、3次元空間を擬似的に表現することができる。それによって、3次元として確認検討しなければないらないものを、2画面でクライアント機2上で利用者がビジュアルに確認することができ、入力間違いをしないようになる。
このWeb上技術計算システムによると、このように、リッチクライアントツール(Flash 、Ajax等)を用いた入力支援クライアントプログラム10により、クライアント機2上で技術計算プログラム6のための入力画面を作成すると、部品組立操作をWebブラウザ5を有するクライアント機2上で、容易に行うことが可能となり、グラフィカルに各部品イメージ32を組み合わせることにより、利用者はビジュアル的に目で見ながら確認ができ、組み立てていくことが可能となる。これにより、ユーザビリティが向上し、入力ミスを無くすことが可能になる。つまり、製品設計検討における技術計算が容易になり、より信頼性が向上した計算が可能になる。また、技術計算プログラム6用の入力ファイル13の作成のための時間短縮が可能となり、製品設計検討の時間短縮ができ、最終的にコスト低減が可能になる。
また、Webサーバ機1とは別のコンピュータである技術計算サーバ機3に非同期通信で、Webサーバ機1から入力ファイル13を転送し、技術計算プログラム6の実行モジュールを実行することで、技術計算プログラム6の実行時間が長時間かかっても、Webブラウザ5を持つクライアント機1がWebサーバ機1に接続したまま応答を待ち続けたり、Webサーバ機1で異常(タイムアウト)を発生させて、強制終了させてしまう問題はなくなる。
また、リッチクライアントツールによる入力支援クライアントプログラム10はクライアントサイドプログラムであり、Webサーバ機1との通信は最初と計算実行命令時のみになっている。そのため、Webサーバ機1とクライアント機2との通信回線が細くても、応答待ち状態になる回数が少なく、利用者にとってユーザビリティがない利用し難いシステムとは感じられないものとなる。
この発明の一実施形態に係るWeb上技術計算システムの概念構成の概略を示す説明図である。 (A)は同Web上技術計算システムの概念構成のブロック図、(B)はそのクライアント機の概念構成のブロック図である。 同Web上技術計算システムの変形例の概念構成を示すブロック図である。 同Web上技術計算システムにおけるWebサーバ機とクライアント機間の通信形態を示す流れ図である。 同Web上技術計算システムの入力支援クライアントプログラムによるクライアント機上の画面例を示す説明図である。 同画面におけるマウスクリックによる詳細部品展開例の説明図である。 同画面におけるマウスドラッグによる部品配置の説明図である。 同画面におけるマウスドラッグによる部品移動の説明図である。 同画面におけるマウスダブルクリックによる諸元入力画面の説明図である。 同画面における実行ボタンの配置を示す説明図である。 同画面におけるファイル出力ボタンの配置を示す説明図である。 ファイル出力のダイアログ画面の説明図である。 同Web上技術計算システムの入力支援クライアントプログラムによるクライアント機上の2画面による画面例を示す説明図である。 従来例の概念構成の説明図である。 他の従来例の概念構成の説明図である。
符号の説明
1…Webサーバ機
2…クライアント機
3…技術計算サーバ機
4…Webサーバ
5…Webブラウザ
6…技術計算プログラム
7,8…通信網
9…CGIプログラム
10…入力支援クライアントプログラム
11…転送手段
12…技術計算実行手段
13…入力ファイル
14…出力ファイル
15…部品組立体のデータ
16…画面表示装置
17…入力手段
18…部品組立体作成支援手順
19…部品表示手順
20…部品データ
21…メニューエリア
22…作図エリア
23…部品エリア
31…部品組立体のイメージ
32…部品イメージ

Claims (4)

  1. Webサーバを有するコンピュータであるWebサーバ機と、Webブラウザを有するコンピュータであるクライアント機と、技術計算プログラムを有するコンピュータである技術計算サーバ機とを備え、
    前記Webサーバ機は、CGIプログラムを介してクライアント機にダウンロードさせるWebアプリケーションとして、技術計算プログラムの入力ファイルの作成を支援する入力支援クライアントプログラムを記憶しており、
    前記技術計算プログラムは、複数の機械部品を組み立てた部品組立体を数値計算モデル化した部品組立体モデルについて技術計算を行うものであり、
    前記入力ファイルは前記部品組立体モデルのファイルであり、
    前記入力支援クライアントプログラムは、クライアント機によって、画面表示装置の画面上に前記各機械部品をイメージとして表示させる複数の部品データと、これら各部品データを前記画面上に前記イメージとして表示させる部品表示手順と、前記画面上に表示された機械部品のイメージである部品イメージを、クライアント機の有する入力手段からの入力に従って前記画面上で前記部品組立体のイメージとして組み立てる部品組立体作成支援手順とを有し、
    前記CGIプログラムは、前記入力支援クライアントプログラムによって組み立てられた部品組立体のイメージのデータを、前記クライアント機からWebサーバ機へ転送してから前記入力ファイルに変換し、または前記部品組立体のイメージのデータを前記入力ファイルに変換してからWebサーバ機に転送する手順を有し、
    前記Webサーバ機は、前記入力ファイルを、前記技術計算サーバ機へ転送する転送手段を有し、
    前記技術計算サーバ機は、転送された入力ファイルに従って前記技術計算プログラムの実行モジュールを実行する技術計算実行手段を有する、
    Web上技術計算システム。
  2. Webサーバおよび技術計算プログラムを有するコンピュータであるWebサーバ機と、Webブラウザを有するコンピュータであるクライアント機とを備え、
    前記Webサーバ機は、CGIプログラムを介してクライアント機にダウンロードさせるWebアプリケーションとして、前記技術計算プログラムの入力ファイルの作成を支援する入力支援クライアントプログラムを記憶しており、
    前記技術計算プログラムは、複数の機械部品を組み立てた部品組立体を数値計算モデル化した部品組立体モデルについて技術計算を行うものであり、
    前記入力ファイルは前記部品組立体モデルのファイルであり、
    前記入力支援クライアントプログラムは、クライアント機によって、画面表示装置の画面上に前記各機械部品をイメージとして表示させる複数の部品データと、これら各部品データを前記画面上に前記イメージとして表示させる部品表示手順と、前記画面上に表示された機械部品のイメージである部品イメージを、クライアント機の有する入力手段からの入力に従って前記画面上で前記部品組立体のイメージとして組み立てる部品組立体作成支援手順とを有し、
    前記CGIプログラムは、前記入力支援クライアントプログラムによって組み立てられた部品組立体のイメージのデータを、前記クライアント機からWebサーバ機へ転送してから前記入力ファイルに変換し、または前記部品組立体のイメージのデータを前記入力ファイルに変換してからWebサーバ機に転送する手順を有し、
    前記Webサーバ機は前記入力ファイルに従って前記技術計算プログラムの実行モジュールを実行する技術計算実行手段を有する、
    Web上技術計算システム。
  3. 前記CGIプログラムは、前記クライアント機からWebサーバ機へ送信する技術計算プログラムの実行モジュールの実行命令等の、クライアント機とWebサーバ機間の通信を非同期通信とするものであるWeb上技術計算システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記入力支援クライアントプログラムの部品組立体作成支援手順は、前記入力手段となるマウスの操作による、前記画面上での前記部品イメージの移動、部品イメージの削除、部品イメージの変更、および部品イメージのコピーにより、前記部品組立体のイメージの組み立てを可能とするものであるWeb上技術計算システム。
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