JP2008107889A - 電子装置とプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 サスペンドを含む省エネルギーモードに移行した装置に挿着された記録媒体が取り出されても、その記録媒体内のデータの改竄を防止する。
【解決手段】 主制御部1は、コントローラ2に電源部3からの給電を休止するコントローラオフモードへ移行時には、カードスロット4にメモリカード10が挿着されている場合、そのメモリカード10に対して書き込み禁止状態にするテンポラリライトプロテクト状態を設定し、コントローラオフモードからの復帰時には、カードスロット4に挿着されているメモリカード10がテンポラリライトプロテクト状態ならば、そのテンポラリライトプロテクト状態を解除する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パーソナルコンピュータと、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機、及びそれらの複合機を含む画像形成装置等を含む電子装置と、その電子装置を含むコンピュータで実行させるプログラムに関する。
従来、スロットに対する記録媒体の挿抜を監視して、スロットに挿入された記録媒体をアクセス可能な状態とし、その記録媒体からプログラムを読み出して起動する一方、スロットからの記録媒体の抜き出しを検知すると、記録媒体から読み出されて起動されたプログラムを停止する電子装置(例えば、特許文献1参照)があった。
上記のような電子装置におけるプログラムの格納形態として、図6の(a)に示すように、コントローラボード上のフラッシュ(FLASH)ROMにプログラム(図中斜線を施した矩形で示す)を格納し、そのフラッシュROM内でプログラムをそのまま実行するようにする構成と、図6の(b)に示すように、コントローラボード上のフラッシュROM内にプログラム(図中斜線を施した矩形で示す)を格納し、そのフラッシュROM内のプラグラムを読み出してRAM上に展開して実行するようにする構成と、図6の(c)に示すように、電子装置に対して挿抜可能な記録媒体、例えば、SD(メモリ)カード(登録商標)上に圧縮したプログラム(図中斜線を施した矩形で示す)を格納し、そのSDカードからプログラムを読み出し、コントローラボード上のRAM上に展開して実行するようにする構成がある。
また、図6の(d)に示すように、コントローラボード上のフラッシュROM内にプログラム(図中斜線を施した矩形で示す)を格納し、そのフラッシュROM内のプラグラムを読み出してRAM上に展開して実行するものと、SDカード上に圧縮したプログラム(図中斜線を施した矩形で示す)を格納し、そのSDカードからプログラムを読み出し、コントローラボード上のRAM上に展開して実行するものの2つを組み合わせた構成もある。
一番簡単な構成としては、図6の(a)に示した構成である。
また、プログラムのサイズが大きくなり、フラッシュROM上に収まりきらなくなると、図6の(b)に示す構成が考えられた。
さらに、図6の(c)に示すようにSDカード上にプログラムを置く構成も出てきた。
図6の(d)に示す構成のようにすれば、プログラムの種類により、フラッシュROMにおいたり、SDカードにおいたりすることも可能である。
この場合、SDカード上にオプションプログラムをおけば、電子装置に対するオプション追加は、電子装置にSDカードを挿して実行するだけで可能になる。
しかし、図6の(c)と(d)に示す構成の場合、SDカードなしではプログラムが正しく動作しないということになる。
特開2004−46801号公報
しかしながら、従来の電子装置では、サスペンドを含む省エネルギーモードに移行したとき、記録媒体にアクセスするための機能を果たすコントローラへの給電が休止状態になるような場合には、記録媒体の抜き出しを検知することができなくなるので、記録媒体が抜き出され、その記録媒体内に記録されたプログラムを含む各種のデータが容易に改竄されてしまうという問題があった。
例えば、電子装置では、スタンバイモード中はSDカードアクセスドライバにてSDカードの検知をしているが、コントローラOFFモード中はSDカードアクセスドライバが停止状態なので、SDカードの挿抜を検知できない。
そこで、図7に示すように、電子装置からSDカードを抜き出し、パソコン(PC)のSDカードスロットに装着し、SDカード内の、例えば、ファイル3の中身を書き換えた後、SDカードを電子装置の元のスロットに戻すようにすれば、SDカードの中身を容易に改竄することができる。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、サスペンドを含む省エネルギーモードに移行した装置に挿着された記録媒体が取り出されても、その記録媒体内のデータの改竄を防止することを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の電子装置とプログラムを提供する。
(1)記録媒体を挿抜可能なスロットと、そのスロットに記録媒体が挿入されているか否かを検知する検知手段と、その検知手段への給電を休止するモード及び給電を再開するモードにそれぞれ移行する電力制御手段と、その電力制御手段によって給電を休止するモードへ移行する際、上記スロットに挿入されている記録媒体を書き込み禁止状態にする書き込み禁止制御手段を備えた電子装置。
(2)上記のような電子装置において、上記電力制御手段によって給電を休止するモードから給電を再開するモードへ移行したとき、上記スロットに挿入されている記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手段と、その手段によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、上記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手段を設けた電子装置。
(3)上記のような電子装置において、主電源が投入されたとき、上記スロットに挿入されている記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手段と、その手段によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、上記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手段を設けた電子装置。
(4)上記のような電子装置において、上記記録媒体が書き込み禁止状態にされていないと判断したとき、警告情報を出力する手段を設けた電子装置。
(5)記録媒体を挿抜可能なスロットと、そのスロットに記録媒体が挿入されているか否かを検知する検知手段を有するコンピュータに、上記検知手段への給電を休止するモード及び給電を再開するモードにそれぞれ移行する電力制御手順と、その電力制御手順によって給電を休止するモードへ移行する際、上記スロットに挿入された記録媒体を書き込み禁止状態にする書き込み禁止制御手順を実行させるためのプログラム。
(6)上記のようなプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記電力制御手順によって給電を休止するモードから給電を再開するモードへ移行したとき、上記スロットに挿入された記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手順と、その手順によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、上記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手順とを実行させるためのプログラム。
(7)上記のようなプログラムにおいて、上記コンピュータに、主電源が投入されたとき、上記スロットに挿入された記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手順と、その手順によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、上記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手順を実行させるためのプログラム。
(8)上記のようなプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記記録媒体が書き込み禁止状態にされていないと判断したとき、警告情報を出力する手順を実行させるためのプログラム。
この発明による電子装置は、サスペンドを含む省エネルギーモードに移行する際、自装置に挿着した記録媒体を書き込み禁止状態にするので、その記録媒体が取り出されても書き換えや削除が不可能であり、記録媒体内に記録したデータの改竄を防止することができる。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータに、サスペンドを含む省エネルギーモードに移行した装置に挿着された記録媒体内のデータの改竄を防止するための機能を実現させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
この発明の電子装置の一実施例である画像形成装置について説明する。
この画像形成装置は、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機、及びそれらの複合機を含む装置であり、この発明に係る主要部として、図1に示すような各部を備えている。
図1に示すように、この画像形成装置は、主制御部1、コントローラ2、電源部3、カードスロット4、NV−RAM5、ハードディスク装置(HDD)6、表示部7を有し、その他の印刷、画像読み取り、通信を含む公知のハード構成部については図示と説明を省略する。
主制御部1は、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現され、ROMにこの発明に係るプログラムを含む各種の制御プログラムを格納し、CPUがRAMを作業領域として、その制御プログラムを実行することによって、この画像形成装置の全体の制御を司ると共に、この発明に係る各手段の機能を果たす。
すなわち、コントローラ2を含む装置各部への電源部3による給電を休止するモード及び給電を再開するモードにそれぞれ移行する電力制御処理と、その電力制御処理によって給電を休止するモードへ移行する際、カードスロット4に挿入されたメモリカード10を書き込み禁止状態にする書き込み禁止制御処理と、電力制御処理によって給電を休止するモードから給電を再開するモードへ移行したとき、カードスロット4に挿入されたメモリカード10が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する処理と、その処理によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、メモリカード10の書き込み禁止状態を解除する処理を実行する。
また、電源スイッチ(SW)8によって電源部3に対して主電源が投入されたとき、カードスロット4に挿入されたメモリカード10が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する処理と、その処理によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、メモリカード10の書き込み禁止状態を解除する処理と、メモリカード10が書き込み禁止状態にされていないと判断したとき、表示部7に警告情報を出力する処理を実行する。
コントローラ2は、同じくマイクロコンピュータによって実現される、カードアクセスドライバ部20、NV−RAMアクセスドライバ部21、HDDアクセスドライバ部22、カードステータスモニタドライバ部23、プログラム起動部24、RAM25、カードチェックプログラム部26、ファイルシステム部27を含む各機能部を有し、カードスロット4、NV−RAM5、HDD6に対するデータの読み書きの制御と、印刷、画像読み取り、通信等の処理の実行制御を含む各種の制御を司り、カードスロット4にメモリカード10が挿入されているか否かを検知する検知手段の機能も果たす。
電源部3は、電源スイッチ(SW)8が投入されると、この画像形成装置内の各部(図示を省略したハード構成の各部を含む)に給電し、主制御部1の制御によるコントローラオフモード、サスペンドトゥディスク(STD)、サスペンドトゥラム(STR)を含む各種の省エネルギーモード時には、そのモードの種類に応じた上記各部への給電を休止し、省エネルギーモードからの復帰指示に基づいて給電を休止した各部への給電を再開する。上記STDは、データをハードディスクに退避してほぼ全機能部への給電を休止するハイバネーションであり、上記STRは、OSが起動した状態のデータをメモリに保持したまま、ほぼ全機能部への給電を休止する。
カードスロット4は、メモリカード10を挿抜可能であり、メモリカード10が挿入されて挿着されたとき、又は挿着されたメモリカード10が抜き出されたときに、それぞれに応じた割り込み信号をコントローラ2へ送る。
メモリカード10は、コンパクトフラッシュ(Compact Flash)カード、スマートメディア(SmartMedia)カード、SD(メモリ)カード、メモリスティック、MMC、xDピクチャーカードを含む(以上、登録商標を含む)各種の記録媒体であり、例えば、ルートファイルシステム,サービス層,アプリケーションソフトウェアを含むプログラム,フォントデータなどのデータが、モジュール情報の格納されたヘッダとROMFS形式のデータから構成されるバイナリファイルとして記録されている。なお、このメモリカード10は、画像形成装置の電源を投入したままの状態で、いわゆる活線挿抜が可能である。
NV−RAM5は、電源を切っても内容が保存される読み書きが可能なメモリであり、各種のプログラムとデータを保持する。
HDD6は、各種のプログラムとデータを記憶して保持する記憶装置である。
表示部7は、LCDを含むディスプレイであり、主制御部1の制御により、メモリカード10が書き込み禁止状態にされていないことを知らせる警告情報を含む各種のメッセージや情報を表示する。
次に、コントローラ2内の各部について説明する。
カードアクセスドライバ部20は、メモリカード10に対するデータの読み書きのアクセス制御を行い、カードスロット4から受信した割り込み信号に応じて、カードスロット4に対するメモリカード10の挿入又は抜き出しを示す情報をカードステータスモニタドライバ部23へ通知する。
NV−RAMアクセスドライバ部21は、NV−RAM5に対してプログラム起動部24から送られたデータ又はプログラムの書き込みと、NV−RAM5からデータ又はプログラムを読み出してプログラム起動部24へ送る読み書きのアクセス制御を行う。
HDDアクセスドライバ部22は、HDD6に対してプログラム起動部24から送られたデータ又はプログラムの書き込みと、HDD6からデータ又はプログラムを読み出してプログラム起動部24へ送る読み書きのアクセス制御を行う。
カードステータスモニタドライバ部23は、メモリカード10の挿入、抜き出し、マウント、アンマウントを含むメモリカード10のステータス情報を管理し、メモリカード10のステータス情報をプログラム起動部24に通知する。
プログラム起動部24は、カードステータスモニタドライバ部23から通知されるメモリカード10のステータス情報を確認し、カードスロット4に挿着されたメモリカード10に対して、カードチェックプログラム部26を起動させる処理と、メモリカード10内のプログラムを起動する処理を含む各種の処理を行う。
RAM25は、NV−RAM5、HDD6、メモリカード10から読み出した制御プログラム、アプリケーションソフトウェアを含む各種のプログラムを格納し、プログラム起動部24がその各プログラムを実行する作業領域である。
カードチェックプログラム部26は、例えば、メモリカード10のチェック機能,マウント機能,アンマウント機能,状態通知機能などを有し、メモリカード10について、パーティションが正しいか否か、ファイルシステムの状態が正しいか否かをチェックし、ファイルシステムとして使用可能な状態にする処理を行う。
次に、この画像形成装置の電源を投入したままの状態で、アプリケーションソフトウェアが記録されているメモリカード10が挿入されたときの処理について説明する。
プログラム起動部24は、この画像形成装置のアプリケーションソフトウェア及びプラットフォームのプロセスを起動したあと、イベント待ち状態となって、イベントの発生有無を判定し、イベントの発生が無いと判定すると、イベントの発生有無の判定の処理を繰り返す。
例えば、メモリカード10がカードスロット4に挿入されると、カードアクセスドライバ部20は、カードスロット4からの割り込みに応じてメモリカード10の挿入をカードステータスモニタドライバ部23に通知する。
カードステータスモニタドライバ部23は、メモリカード10の挿入をプログラム起動部24に通知する。そして、プログラム起動部24は、カードステータスモニタドライバ部23からメモリカード10の挿入が通知されたときにイベントの発生があったと判定する。
プログラム起動部24は、イベントの発生があったと判定すると、そのイベントの内容を判定する。イベントの内容がメモリカード10の挿入検知であった場合、プログラム起動部24はメモリカード挿入検知処理を行う。
メモリカード挿入検知処理は、プログラム起動部24が、カードチェックプログラム部26を起動させ、カードチェックプログラム部26はメモリカード10のマウントを行い、その旨をカードステータスモニタドライバ部23に通知する。
プログラム起動部24は、カードステータスモニタドライバ部23からメモリカード10がマウントされた旨を通知されると、マウントされたメモリカード10から設定ファイルを読み出して解析する。
設定ファイルは、例えば、gzip圧縮されたROMFS形式のマウント対象モジュール「printer.mod」をマウントポイント「/arch/printer」へマウントし、そのマウント対象モジュール「printer.mod」を実行する処理と、gzip圧縮されたROMFS形式のマウント対象モジュール「scanner.mod」をマウントポイント「/arch/scanner」へマウントし、マウントしたマウント対象モジュール「scanner.mod」を実行する処理とを表すデータである。
プログラム起動部24は、上記設定ファイルに存在するマウントの記述に従ってマウント処理を行い、マウントしたマウント対象モジュール内からモジュール情報ファイル(例えば、version.txt)を読み出し、そのモジュール情報ファイルを「/tmp/モジュールID.txt」にコピーする。
上記モジュール情報ファイルは、モジュールID,バージョン情報を含むように構成される。
プログラム起動部24は、上記マウントしたマウント対象モジュールのファイル名を、モジュール情報ファイルの「MOUNTFILE」として付加する。
上記モジュール情報ファイルは、モジュールID,バージョン情報,マウントしたマウント対象モジュールのファイル名を含むように構成される。
そして、プログラム起動部24は、メモリカード10に記録されているプログラムのプロセスを起動する。
したがって、この画像形成装置では電源を投入したままの状態でメモリカード10を挿入したとしても、そのメモリカード10に記録されているアプリケーションソフトウェアのプロセスを自動的に起動することができ、メモリカード10を介してアプリケーションソフトウェアによる機能を追加することができる。
次に、省エネルギーモード移行時にメモリカード10を書き込み禁止状態にする処理について説明する。
図2に示すように、主制御部1は、ステップ(図中「S」で示す)1で省エネルギーモードに移行するか否かを判断し、移行するための条件に該当せず、移行しないと判断したら、ステップ1の判断処理を繰り返し、移行するための条件に該当し、移行すると判断したら、ステップ2でコントローラへの給電を休止するコントローラオフモードへの移行か否かを判断する。このコントローラオフモードでは、コントローラ2への給電を休止するため、その休止状態ではメモリカード10が抜き出されても検知することができない。
ステップ2でコントローラオフモードへの移行ではないと判断すると、ステップ6へ進んでその他の省エネルギーモードへ移行する処理を実行し、この処理を終了する。
一方、ステップ2でコントローラオフモードへの移行と判断すると、ステップ3でカードスロットにメモリカードが挿着されているか否かを判断する。
このカードスロット4にメモリカード10が挿着されているか否かを判断の処理は、主制御部1はコントローラ2のカードステータスモニタドライバ部23にアクセスし、ステータス情報を参照し、マウントのステータス情報があれば、カードスロット4にメモリカード10が挿着されていると判断する。
ステップ3でカードスロットにメモリカードが挿着されていると判断すると、ステップ4でメモリカードをテンポラリライトプロテクト状態にし、ステップ5へ移行する。
このメモリカード10をテンポラリライトプロテクト状態にする処理は、主制御部1がカードアクセスドライバ部20に直接アクセスして指示しても良いし、プログラム起動部24に指示を送って動作させても良いが、カードアクセスドライバ部20により、カードスロット4に対して、挿着されているメモリカード10にテンポラリライトプロテクト状態にする設定情報を書き込む。
ステップ3でカードスロットにメモリカードが挿着されていないと判断すると、そのままステップ5へ移行する。
ステップ5では、コントローラオフモードに移行し、電源部に対してコントローラへの給電を休止するように指示し、その指示によって電源部はコントローラへの給電を休止し、この処理を終了する。
このようにして、コントローラ2への給電を休止した後、仮にメモリカード10が抜き出されても、この画像形成装置の外部の装置での書き込みができなくなるので、メモリカード10に記録されたアプリケーションソフトウェアを含むデータが不正に改竄されずに済む。
次に、省エネルギーモードからの復帰時にメモリカード10の書き込み禁止状態を解除する処理について説明する。
図3に示すように、主制御部1は、ステップ11でコントローラへの給電を休止するコントローラオフモードから給電を再開するモードへ移行し、電源部はコントローラへの給電を再開して、コントローラオフモードから復帰すると、ステップ12でカードスロットにメモリカードが挿着されているか否かを判断する。
このカードスロット4にメモリカード10が挿着されているか否かを判断の処理は、主制御部1はコントローラ2のカードステータスモニタドライバ部23にアクセスし、ステータス情報を参照し、マウントのステータス情報があれば、カードスロット4にメモリカード10が挿着されていると判断する。
ステップ12でカードスロットにメモリカードが挿着されていないと判断したら、そのまま処理を終了し、カードスロットにメモリカードが挿着されていると判断したら、ステップ13でメモリカードはテンポラリライトプロテクト状態か否かを判断する。
このメモリカード10がテンポラリライトプロテクト状態か否かを判断する処理は、主制御部1がカードアクセスドライバ部20に直接アクセスして指示しても良いし、プログラム起動部24に指示を送って動作させても良いが、カードアクセスドライバ部20により、カードスロット4に対して、挿着されているメモリカード10からテンポラリライトプロテクト状態にする設定情報を読み出させ、その設定情報があればテンポラリライトプロテクト状態と判断する。
ステップ13でメモリカードがテンポラリライトプロテクト状態であると判断したら、ステップ14でメモリカードのテンポラリライトプロテクト状態を解除し、この処理を終了する。
このメモリカード10のテンポラリライトプロテクト状態を解除する処理は、主制御部1がカードアクセスドライバ部20に直接アクセスして指示しても良いし、プログラム起動部24に指示を送って動作させても良いが、カードアクセスドライバ部20により、カードスロット4に対して、挿着されているメモリカード10に書き込まれたテンポラリライトプロテクト状態にする設定情報を削除させる。
ステップ13でメモリカードがテンポラリライトプロテクト状態でないと判断すると、ステップ15でメモリカードがテンポラリライトプロテクト状態でないことを知らせる警告メッセージを表示部に表示し、この処理を終了する。
上記警告メッセージの一例を、図4に示す。
この例では、「カードスロットに挿着されたメモリカードはテンポラリライトプロテクトされていないカードです。」と通知している。
なお、この警告メッセージを、図1では図示を省略したスピーカから音声で出力するようにしても良い。
このようにして、コントローラオフモードから復帰したときには、書き込み禁止状態にされたメモリカードを再び書き込み可能にし、書き込み禁止状態ではないメモリカードの場合には警告してその旨を使用者に知らせることができる。
次に、画像形成装置の主電源がオンになったときにメモリカード10の書き込み禁止状態を解除する処理について説明する。
図5に示すように、主制御部1は、ステップ21で主電源の電源スイッチ(SW)がオンにされ、電源部からの給電がされて起動すると、ステップ22でカードスロットにメモリカードが挿着されているか否かを判断する。
この判断処理は、図2のステップ3又は図3のステップ12で説明したカードスロット4にメモリカード10が挿着されているか否かを判断の処理と同じように行う。
ステップ22でカードスロットにメモリカードが挿着されていないと判断したら、そのままこの処理を終了し、カードスロットにメモリカードが挿着されていると判断したら、ステップ23でメモリカードはテンポラリライトプロテクト状態か否かを判断する。
この判断処理も、図3のステップ13で説明したメモリカード10がテンポラリライトプロテクト状態か否かを判断する処理と同じように行う。
ステップ23でメモリカードはテンポラリライトプロテクト状態であると判断したら、ステップ24でメモリカードのテンポラリライトプロテクト状態を解除し、この処理を終了する。
この解除処理も、図3のステップ14で説明したメモリカード10のテンポラリライトプロテクト状態を解除する処理と同じように行う。
ステップ23でメモリカードはテンポラリライトプロテクト状態ではないと判断したら、ステップ25でメモリカードがテンポラリライトプロテクト状態でないことを知らせる警告メッセージ(この警告メッセージの内容は、図4に示したメッセージにすると良い)を表示部に表示し、この処理を終了する。
このようにして、主電源が投入されたときにも、書き込み禁止状態にされたメモリカードを再び書き込み可能にし、書き込み禁止状態ではないメモリカードの場合には警告してその旨を使用者に知らせることができる。
上述の実施例では、メモリカード10内のアプリケーションプログラムを実行する処理について説明したが、文書を含む各種データを読み出して出力する場合でも、上述と同様にメモリカード10をテンポラリライトプロテクト状態にする処理を実行すれば、メモリカード10内のデータを改竄されずに済む。
なお、主電源が投入されている場合にメモリカードが抜き出される場合、その抜き出し前にメモリカードをテンポラリライトプロテクト状態にする処理を実行しても良い。
この発明による電子装置とプログラムは、パーソナルコンピュータを含む各種の情報処理装置においても適用することができる。
図1は、この発明の電子装置の一実施例である画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置における省エネルギーモード移行時にメモリカードを書き込み禁止状態にする処理のフローチャート図である。 図1に示す画像形成装置における省エネルギーモードからの復帰時にメモリカードの書き込み禁止状態を解除する処理のフローチャート図である。 図3の処理で表示する警告メッセージの一例を示す説明図である。 図1に示す画像形成装置における主電源がオンになったときにメモリカードの書き込み禁止状態を解除する処理のフローチャート図である。 電子装置におけるプログラムの格納形態の説明図である。 電子装置に挿着されたSDカードのデータが改竄される例の説明図である。
符号の説明
1:主制御部 2:コントローラ 3:電源部 4:カードスロット 5:NV−RAM 6:HDD 7:表示部 8:電源SW 10:メモリカード 20:カードアクセスドライバ部 21:NV−RAMアクセスドライバ部 22:HDDアクセスドライバ部 23:カードステータスモニタドライバ部 24:プログラム起動部 25:RAM 26:カードチェックプログラム部 27:ファイルシステム部

Claims (8)

  1. 記録媒体を挿抜可能なスロットと、該スロットに記録媒体が挿入されているか否かを検知する検知手段と、該検知手段への給電を休止するモード及び給電を再開するモードにそれぞれ移行する電力制御手段と、該電力制御手段によって給電を休止するモードへ移行する際、前記スロットに挿入されている記録媒体を書き込み禁止状態にする書き込み禁止制御手段とを備えたことを特徴とする電子装置。
  2. 前記電力制御手段によって給電を休止するモードから給電を再開するモードへ移行したとき、前記スロットに挿入されている記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手段と、該手段によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、前記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 主電源が投入されたとき、前記スロットに挿入されている記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手段と、該手段によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、前記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手段とを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子装置。
  4. 前記記録媒体が書き込み禁止状態にされていないと判断したとき、警告情報を出力する手段を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の電子装置。
  5. 記録媒体を挿抜可能なスロットと、該スロットに記録媒体が挿入されているか否かを検知する検知手段とを有するコンピュータに、前記検知手段への給電を休止するモード及び給電を再開するモードにそれぞれ移行する電力制御手順と、該電力制御手順によって給電を休止するモードへ移行する際、前記スロットに挿入された記録媒体を書き込み禁止状態にする書き込み禁止制御手順とを実行させるためのプログラム。
  6. 前記コンピュータに、前記電力制御手順によって給電を休止するモードから給電を再開するモードへ移行したとき、前記スロットに挿入された記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手順と、該手順によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、前記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手順とを実行させるための請求項5記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータに、主電源が投入されたとき、前記スロットに挿入された記録媒体が書き込み禁止状態にされているか否かを判断する手順と、該手順によって書き込み禁止状態にされていると判断したとき、前記記録媒体の書き込み禁止状態を解除する手順とを実行させるための請求項5又は6記載のプログラム。
  8. 前記コンピュータに、前記記録媒体が書き込み禁止状態にされていないと判断したとき、警告情報を出力する手順を実行させるための請求項6又は7記載のプログラム。
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