JP2008107314A - 光周波数測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モード同期レーザ周波数コムを用いて未知のレーザの光周波数を測定することによって、絶対光周波数測定のための簡単で系統的な方法を提供する。
【解決手段】モード同期レーザの繰返し数を変えることによる、対応するビート周波数の変化によって、ビート発生コム線に対する未知のレーザの相対周波数位置が決定される。また、モード同期レーザのオフセット周波数を変えることによる、対応する未知のレーザとモード同期レーザ周波数コムの間のビート周波数変化によって、自己参照法で検出される真のオフセット周波数も決定され得る。様々な繰返し数における未知のレーザとモード同期レーザ周波数コムの間のビート周波数を測定し、対応するモード次数の変化を測定することによって、周波数コムのモード次数が一意的かつ絶対的に決定され、よって未知のレーザの光周波数が決定される。
【選択図】図3

Description

本発明は光周波数測定方法に関し、さらに詳しくは、光周波数コム(「周波数コム」)のパラメータを変えることによって未知のレーザの周波数を測定する方法に関する。
独国出身のヒャンシュ(Haensch)教授がセシウム原子のD1線の周波数の測定にフェムト秒モード同期レーザを適用して以来、モード同期レーザは光周波数測定への適用に益々注目されてきた。
図1に示されるように、周波数ドメインにおいて、モード同期レーザは周波数間隔が一様な周波数コムを有する。それぞれのコム線の周波数は、[パルス繰返し周波数fの整数倍+オフセット周波数f]に等しい。すなわち、第n次コム線の周波数fは、次式:
=n×f+f
で表される。ここで、nは正の整数、fはパルス繰返し周波数(「繰返し数」)、fは搬送波包絡線オフセット周波数(「オフセット周波数」)である。通常、オフセット周波数fは自己参照法によって測定される。図2はf-2f自己参照法を示す。
しかし、モード同期レーザのオフセット周波数fが自己参照法によって検出される場合、fより小さい、fo1+fo2=fを満たす2つの値fo1及びfo2のオフセット周波数が得られることになるであろう。これらの2つのオフセット周波数は、定義を変えて、fo1及びfo2のそれぞれに繰返し数の整数倍を加えたものとして定義することもできる。同様に、未知のレーザとモード同期レーザの隣接コム線(例えば第n次コム線及び第(n+1)次コム線)の間で2つのビート周波数fb1及びfb2を発生させることができ、fb1+fb2=fである。したがって、第n次コム線に隣接する未知のレーザの周波数fは、次式:
=n×f+f+f
で表され、ここで、f=fo1またはfo2、及びf=fb1またはfb2である。
未知のレーザの周波数fを得ることができるためには、上式における、周波数コムのモード次数n,f及びfが決定される必要がある。以下の従来方法は、fを決定するための、n,f及びfの決定に役立ち得る。第1の方法は、未知のレーザの測定された周波数の履歴データを用い、n,f及びfの値を決定するためには、周波数の精度が±f/4以内でなければならない。第2の方法は波長計によって未知のレーザの近似周波数を決定することである。波長計で測定される周波数の精度が±f/4以内であれば、n,f及びfの値を決定できる。通常の市販波長計の精度はほぼ2×10−7であり、このため、波長が1550nmのレーザの周波数測定に対しては約40MHzの不確定性が生じるであろう。したがって、間隔が160MHzより小さい周波数コムに対して、市販の波長計はモード次数を決定するに十分な精度をもっていない。
第3の方法はロン-シェン・マー(Long-sheng Ma)等によって開示され、周波数コムのモード次数nの決定に波長計を必要としない。彼らの方法によれば、複数の組の異なる繰返し数f及びf'の下で未知のレーザのビート周波数を測定するために周波数コムが適用され、繰返し数が変化したときのビート発生コム線のシフトモード次数が記録される。周波数コムのモード次数nが、次式:
n=[±f'−(±f)+mf'±f'−(±f)]/(f−f')
によって計算される。ここで、mは繰返し数がfからf'に変化したときのビート発生コム線のシフトモード次数、f及びf'はそれぞれ繰返し数調節前後の未知のレーザとビート発生コム線の間のビート周波数、f及びf'はそれぞれ周波数コム調節前後のオフセット周波数である。実際の光周波数測定において、f,f',f及びf'のそれぞれには2つの測定値があり得る。f,f',f及びf'のそれぞれの値は一意的に決定できないから、上式の±符号を個々に決定することはできない。したがって、ビート発生コム線の正しいモード次数nを同定するためには、2つまたはそれより多くの異なるm値の測定結果を比較及び解析しなければならない。
上述した3つの光周波数測定方法には、未知のレーザの周波数を得るために、十分な履歴測定データ、高精度波長計、及び複数の測定結果を比較する複雑な手順がそれぞれ必要である。
本発明の課題は絶対光周波数測定のための簡単で系統的な方法を提供することである。
本発明は、未知のレーザの周波数を測定するためにモード同期レーザコムを用いる、絶対光周波数測定のための簡単で系統的な方法を提供する。モード同期レーザの繰返し数を変えながらビート周波数の変化を観察することにより、未知のレーザと周波数コムの間の相対位置、したがってそれらの間のビート周波数が一意的に決定される。測定されるオフセット周波数を変えながらビート周波数の変化を観察することにより、モード同期レーザの実オフセット周波数が正しく決定される。様々な繰返し数における未知のレーザのビート周波数を測定し、ビート発生コム線のモード次数間の差を測定することにより、周波数コムのモード次数が一意的に決定される。したがって、未知のレーザの周波数が絶対的に決定される。
本発明の目的は、繰返し数が任意のモード同期レーザを用いる系統的な光周波数測定方法を提供することであり、さらに詳しくは、モード同期レーザの繰返し数を調節しながらビート周波数の変化を観察することによってビート発生コム線に対する未知のレーザの相対位置を確定的に決定すること及び制御パラメータを変えることでモード同期レーザのオフセット周波数を変えながらビート周波数の変化を観察することによってオフセット周波数の値を一意的に決定することである。2つの異なる繰返し周波数においてビート周波数を測定することにより、周波数コムのモード次数が一意的に決定され、したがって未知のレーザの周波数が絶対測定される。本方法は繰返し数が任意のモード同期レーザに適用することができる。したがって、本発明は、融通性があり、簡単な、光周波数測定方法である。
本発明の別の目的は、未知のレーザの周波数ゆらぎに影響されずに周波数コムのモード次数及び光周波数を測定する方法を提供することである。未知のレーザと繰返し数が異なる2つのモード同期レーザの間のビート周波数が同時に測定される。様々なビート周波数と様々なコム線の相対位置及び様々なモード同期レーザの正しいオフセット周波数が上述の方法にしたがって決定される。未知のレーザの周波数ゆらぎは、2つのビート周波数を同時に測定することによるかまたはビート周波数差を直接に測定することによって、引き去ることができる。モード次数決定はビート周波数差にしか関係しない。したがって、周波数コムのモード次数の決定及び光周波数の測定は未知のレーザの周波数ゆらぎに影響されない。
上記の目的を達成するため、本発明は未知のレーザの周波数測定に適用できる光周波数測定方法を開示する。初めに、少なくとも1つのモード同期レーザが未知のレーザとのビートを発生していて、ビート周波数がモード同期レーザの第n次コム線と未知のレーザの間に生じる。繰返し数を変えることによって、未知のレーザと第n次コム線の間の相対周波数位置がビート周波数の変化の方向によって決定される。ポンピングレーザのパワーのような、モード同期レーザのパラメータを変えることにより、自己参照法で測定されるオフセット周波数が相応じて変化する。オフセット周波数の変化の方向及びビート周波数によって、オフセット周波数の正確な値が得られる。次いで、繰返し数が調節され、未知のレーザとのビート周波数を発生しているビート発生コム線のモード次数の変化が測定される。繰返し数、ビート発生コム線のモード次数間の差、オフセット周波数差、ビート周波数及び繰返し数差から、nの値が決定される。
本発明の上記及びその他の目的、特徴及び利点の理解を容易にするため、図面をともなう好ましい実施形態を以下で詳細に説明する。
添付図面によって本発明を説明する。
本発明は、簡単かつ正確に未知のレーザの周波数の効率的測定を実現する、光周波数測定の系統的方法を提供する。本発明を説明するため、いくつかの実施形態が以下に与えられる。しかし、本発明は本明細書に開示される実施形態に限定されない。
図3は本発明にしたがう未知のレーザの光周波数測定のためのフローチャートである。ステップS31に示されるように、初めにモード同期レーザの繰返し数が安定化される。モード同期レーザのオフセット周波数が自己参照法によって測定され、オフセット周波数が安定化される。モード同期レーザの第n次コム線と未知のレーザの間でビート周波数が発生される。ビート周波数が検出されるときに、コム線の周波数より周波数が低いレーザ及び高いレーザのいずれもが同じビート周波数を発生し得る。したがって、さらに未知のレーザの正確な周波数位置を決定する必要がある。次いで、繰返し数が変えられ、未知のレーザと第n次コム線の間の相対周波数位置が、ステップS32の命令に述べられているように、ビート周波数の変化の方向によって決定される。ステップS33に示されるように、モード同期レーザのオフセット周波数が変えられ、測定されるオフセット周波数変化の方向及びビート周波数の変化の方向によって実オフセット周波数が決定される。ビート周波数及びオフセット周波数が決定された後、周波数コムのモード次数nの値を決定するためにステップS34が実施される。すなわち、繰返し数が調節され、ビート周波数を発生しているコム線間のモード次数の差が測定される。その後、モード次数差、オフセット周波数差、ビート周波数、繰返し数及び繰返し数差からnの値が決定される。上記ステップを実施することにより、ビート周波数、オフセット周波数及びnの値が全て一意的に決定される。したがって、未知のレーザの周波数の正確な値を絶対的に計算することができる。
図4aは、本発明にしたがう、ビート周波数、未知のレーザ及び周波数コムの間の関係の決定のフローチャートである。ステップS41〜S43に示されるように、ビート周波数は未知のレーザと繰返し数がfのモード同期レーザの間で生じ、自己参照法によって測定されるモード同期レーザのオフセット周波数の可能な値はfo1及びfo2である。さらに、未知のレーザの周波数は第n次コム線の周波数に隣接し、第n次コム線の周波数はf=n×f+fであり、ここで、f=fo1またはfo2及びfo1+fo2=fであって、fo1<fo2とする。ビート周波数fb1及びfb2が未知のレーザ及びモード同期レーザの隣り合うコム線から発生し、ここで、fb1+fb2=fであって、fb1<fb2とする。図4bに示されるように、未知のレーザのfはfL1またはfL2であり得る。したがって、未知のレーザと第n次コム線の間の相対位置があらかじめ決定されなければならない。
第n次コム線に対する未知のレーザの相対周波数位置は、繰返し数を変えながらビート周波数変化を観察することによって決定される。図4cに示されるように、繰返し数がfからf'に変えられると、ビート周波数fb1及びfb2はそれぞれfb1'及びfb2'にシフトする。図4aのステップS44及び図4cに示されるように、f'はfより小さい。すなわち、符号(f'−f)はマイナスである。この場合、測定されたビート周波数fb1'がfb1より小さいか、またはfb2'がfb2より大きければ、すなわち符号(fb1'−fb1)=−符号(fb2'−fb2)もマイナスであれば、未知のレーザは第n次コム線の左側にある。ここで、周波数コムの左側は周波数が低い側を示し、周波数コムの右側は周波数が高い側を示す。したがって、ステップS46の結果、すなわちf=fL2=f−fb1が得られる。逆に、符号(fb1'−fb1)=−符号(fb2'−fb2)がプラスであれば、未知のレーザは第n次コム線の右側にある。したがって、ステップS45の結果、すなわちf=fL1=f+fb1が得られる。式fb1+fb2=fにより、fL2=fn−1+fb2及びfL1=fn+1−fb2も得られる。fをより大きな値のf'に、すなわち符号(f'−f)をプラスに調節して、ステップS44〜S46の解析手順を適用することも当然できる。
ステップS44でfがfL1またはfL2に等しいことが決定される。しかし、さらにモード同期レーザのオフセット周波数がfo1またはfo2のいずれであるかが決定されなければならない。図5aはfがfL1に等しい場合のオフセット周波数を決定するフローチャートである。オフセット周波数を変えることによるビート周波数の変化によって、正しいオフセット周波数を決定することができる。ステップS52〜S54及び図5b〜5dを参照すれば、符号(fo1'−fo1)が符号(fb1''−fb1)に等しいときには、fo2が正確なオフセット周波数であると決定することができる。逆に、符号(fo1'−fo1)が符号(fb1''−fb1)に等しくなければ、fo1が正確なオフセット周波数であると決定することができる。ここで、符号(fo1'−fo1)=−符号(fo2'−fo2)及び符号(fb1''−fb1)=−符号(fb2''−fb2)である。検証原理が以下に説明される。ステップS51に示されるように、モード同期レーザのポンピングレーザパワーを変えるかまたはオフセット周波数に影響する他の要因を変えることによって、測定されるオフセット周波数がfo1からfo1'に、またfo2からfo2'に変わり、一方、測定されるビート周波数がfb1からfb1''に、またfb2からfb2''に変わる。ポンピングパワーの変化がfo1を高くする、すなわち符号(fo1'−fo1)がプラスであるとする。図5cに示されるように、fo1が正しいオフセット周波数であれば、現在のオフセット周波数は高くなるから、全ての周波数コムが右方向にシフトし、fb1''がfb1より低く、すなわち符号(fb1''−fb1)がマイナスになるはずである。したがって、符号(fo1'−fo1)が符号(fb1''−fb1)に等しくなければ、ステップS53に示されるようにfo1が正確なオフセット周波数である、すなわちf=n×f+fo1であると決定することができる。逆に、図5cに示されるように、fo2が正しいオフセット周波数であれば、現在のオフセット周波数は低くなるから、全ての周波数コムが左方向にシフトし、よって、fb1''がfb1より高く、すなわち符号(fb1''−fb1)がプラスになるはずである。したがって、符号(fo1'−fo1)が符号(fb1''−fb1)に等しければ、ステップS54に示されるようにfo2が正確なオフセット周波数である、すなわち第n次コム線の周波数がf=n×f+fo2であると決定することができる。
図6aはfがfL2に等しい場合のオフセット周波数を決定するフローチャートである。図6aの方法は図5aの方法と同じであり、上記の原則から導くことができる。
正しいビート周波数及びオフセット周波数が得られた後の次のステップは、コム線のモード次数nの決定である。nの値は異なる繰返し数に設定された2つのモード同期レーザを用いて測定されるビート周波数によって決定することができる。繰返し数がfraであり、オフセット周波数がfoaであるときに、測定されたビート周波数がfbaであるとすれば、未知のレーザの周波数fは、ビート発生コム線に対する未知のレーザの相対位置が上記の方法によって、図7aに示されるように、決定された後には、下式:
=nfra+foa+fba ・・・ 式(1)
で表される。
繰返し数がfraからfrbに変わると相応じてビート発生コム線のモード次数はmだけ変わり、図7bに示されるように、測定されるビート周波数はfbbになる。より一般的な状況に適用するために、現在のオフセット周波数をfobとすれば、未知のレーザの周波数は、次式:
=(n+m)frb+fob+fbb ・・・ 式(2)
で表される。
したがって、式(1)及び式(2)から、モード次数nを導くことができ:
n=(mfrb+fob−foa+fbb−fba)/(fra−frb) ・・・ 式(3)
である。
mの値は2つの方法で決定することができる。第1の方法は、周波数コムの繰返し数をfraからfrbに徐々に変え、繰返し数の変化の間の周波数コムのモード次数の変化をカウントすることである。第2の方法は、ビート周波数がビート発生コム線に対して同じ側にあり、fbb=fba及びfob=foaであるときに、ビート発生コム線のモード次数を1だけ変えるに必要な繰返し数の差がdfrbであると測定されれば、mは|fra−frb|/|dfrb|に最も近い整数である。mは0となることができ、そのような場合にはfob−foa+fbb−fba及びfra−frbの不確定性が小さいことが必要である。すなわち、上記の方法にしたがえば、ビート発生コム線のモード次数nを式(3)によって正確に決定することができる。
しかし、測定されたオフセット周波数及びビート周波数にはある程度の不確定性があるから、式(3)にしたがって計算される値が正確に整数になるとは限らない。したがって、ビート発生コム線のモード次数nは(mfrb+fob−foa+fbb−fba)/|fra−frb|に最も近い整数に等しい。周波数コムのモード次数nが決定されれば、式(1)または式(2)にしたがって未知のレーザの周波数を計算することができる。
式(1)〜(3)は、図7aおよび7bにしたがって、ビート周波数がビート発生コム線に対して高周波数側に発生すると仮定して導かれている。他の場合に対してもビート発生コム線のモード次数は上記の方法にしたがって得ることができ、式(1)〜(3)の様々な該当測定値の符号も対応する推論過程にしたがって適切に変更する必要がある。
本発明は2つの周波数コムを用いる絶対光周波数測定の方法も開示する。周波数測定全体の工程は上記実施形態と同様であり、図7a及び7bによって説明することもできる。この場合、一方の周波数コムの繰返し数fraは変えられず、他方の周波数コムがfraからfrbに変えられて、2つの周波数コムにより異なる繰返し数で同時に測定される未知のレーザの周波数もそれぞれ式(1)及び式(2)で表すことができる。この場合、fba及びfbbは同時に測定することができ、未知のレーザの周波数擾乱はfba−fbbによって除去することができる。あるいは、ビート周波数fba及びfbbを周波数混合器で混合して、周波数カウンタで直接に測定することができる、信号fba−fbbを得ることができる。したがって、未知のレーザの周波数がそれほど安定ではなくとも、周波数コムの周波数が安定なままでいる限り、fba−fbbの不確定性を低減することができる。そのような場合、nの値は繰返し数の小さな変化によって正確に測定することができる。通常、モード同期レーザの繰返し数を大きく変えたときにはモード同期状態を維持することが困難である。さらに、mの値は上述と同じ方法で測定することができる。
これらの実施形態は未知のレーザと隣接周波数コム線の間に生じるビート周波数に基づいて説明される。第1のビート周波数及び第1の相補ビート周波数は未知のレーザと次の隣接コム線または次の次のコム線の間で生じることができ、以下同様である。そのような場合、ビート周波数と第1の相補ビート周波数の和は繰返し数の奇数倍である。さらに、現在の実施形態は第1のオフセット周波数と第1の相補オフセット周波数の和が繰返し数に等しいことを基にして説明される。第1のオフセット周波数と第1の相補オフセット周波数の和も繰返し数の奇数倍であることを基にして説明することもできる。
本発明の上述した実施形態は説明だけが目的とされている。添付される特許請求の範囲を逸脱しない数多くの代替実施形態が当業者によって案出され得る。
周波数ドメインにおける周波数コムを用いる未知のレーザの周波数測定のための基本アーキテクチャを示す f-2f自己参照法によるオフセット周波数測定の説明図である 本発明にしたがう光周波数測定方法のフローチャートである 本発明にしたがう、ビート周波数、未知のレーザ及びビート発生コム線の間の関係の決定のフローチャートである 本発明にしたがう、ビート周波数、未知のレーザ及びビート発生コム線の関係の決定の略図である 本発明にしたがう、ビート周波数、未知のレーザ及びビート発生コム線の関係の決定の略図である 本発明にしたがう正確なオフセット周波数の決定のフローチャートである 本発明にしたがう、周波数コムのオフセット周波数を変えながらビート周波数変化を観察することによるオフセット周波数の決定の略図である 本発明にしたがう、周波数コムのオフセット周波数を変えながらビート周波数変化を観察することによるオフセット周波数の決定の略図である 本発明にしたがう、周波数コムのオフセット周波数を変えながらビート周波数変化を観察することによるオフセット周波数の決定の略図である 本発明にしたがう正確なオフセット周波数の決定のフローチャートである 本発明にしたがう、周波数コムのオフセット周波数を変えながらビート周波数変化を観察することによるオフセット周波数の決定の略図である 本発明にしたがう、周波数コムのオフセット周波数を変えながらビート周波数変化を観察することによるオフセット周波数の決定の略図である 本発明にしたがう、周波数コムのオフセット周波数を変えながらビート周波数変化を観察することによるオフセット周波数の決定の略図である 本発明にしたがう、繰返し数を変えることによるビート発生コム線のモード次数nの決定の略図である 本発明にしたがう、繰返し数を変えることによるビート発生コム線のモード次数nの決定の略図である

Claims (29)

  1. 少なくとも1つのモード同期レーザコムを用いる、未知のレーザの周波数を測定するための方法において、
    前記モード同期レーザの繰返し数を第1の繰返し数に設定する工程及び前記未知のレーザと前記モード同期レーザの第n次コム線の間で第1のビート周波数を発生させる工程、
    前記第1のビート周波数の変化によって前記第n次コム線に対する前記未知のレーザの相対周波数位置を決定するために前記第1の繰返し数を変える工程、及び
    前記第1のビート周波数の変化によって前記モード同期レーザのオフセット周波数を同定するために前記モード同期レーザのオフセット周波数を変える工程、
    を有してなることを特徴とする方法。
  2. 前記モード同期レーザの前記第1の繰返し数を第2の繰返し数に調節する工程、
    前記未知のレーザとシフトされたビート発生コム線の間の第2のビート周波数を測定する工程、及び
    前記第n次コム線のモード次数と前記シフトされたビート発生コム線のモード次数の間の差を測定する工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第n次コム線のモード次数と前記シフトされたビート発生コム線のモード次数の間の差、前記繰返し数、前記オフセット周波数間の差、前記ビート周波数の差または和、及び前記繰返し数間の差によって、モード次数nを計算する工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第n次コム線のモード次数と前記シフトされたビート発生コム線のモード次数の間の差が、前記第1の繰返し数が前記第2の繰返し数に徐々に変わるときにシフトされるビート発生コム線のモード次数をカウントすることによって得られることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記第n次コム線のモード次数と前記シフトされたビート発生コム線のモード次数の間の差が、前記未知のレーザに隣接するコム線のモード次数を1だけシフトさせるに必要な繰返し数の差を測定することによって得られ、前記未知のレーザに隣接するコム線のモード次数を1だけシフトさせるに必要な繰返し数の前記差に対する前記第1の繰返し数と前記第2の繰返し数の間の差の比に最も近い整数に等しいことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのモード同期レーザコムを用いる、未知のレーザの周波数を測定する方法において、
    第1のオフセット周波数及び第1の相補オフセット周波数を得るために自己参照法によって前記モード同期レーザのオフセット周波数を測定する工程であって、前記第1のオフセット周波数は前記第1の相補オフセット周波数より小さい値を有するものである工程、
    前記モード同期レーザの繰返し数を第1の繰返し数に設定する工程及び、前記未知のレーザと前記モード同期レーザの隣接コム線との間または前記モード同期レーザの次に近いコム線との間で、値の小さい第1のビート周波数及び値の大きい第1の相補ビート周波数を発生させる工程であって、前記第1のビート周波数は前記未知のレーザと前記モード同期レーザの第n次コム線の間に生じるものである工程、
    前記繰返し数の変化の符号と前記第1のビート周波数の変化の符号または前記第1の相補ビート周波数の変化の符号の間の関係によって前記第n次コム線に対する前記第1のビート周波数の位置を決定するために、前記モード同期レーザの前記第1の繰返し数を変える工程、及び
    前記オフセット周波数の変化の符号と前記第1のビート周波数の変化の符号または前記第1の相補ビート周波数の変化の符号の間の関係によって実オフセット周波数を決定するために、前記モード同期レーザのオフセット周波数を変える工程、
    を有してなることを特徴とする方法。
  7. 前記未知のレーザと前記モード同期レーザの隣接コム線との間または前記モード同期レーザの次に近いコム線との間で第2のビート周波数及び第2の相補ビート周波数を発生させるために前記モード同期レーザの繰返し数を第2の繰返し数に設定する工程であって、前記第2のビート周波数は前記未知のレーザと前記モード同期レーザの第(n+m)次コム線の間で生じ、前記第2の相補ビート周波数より低いものである工程、
    前記モード同期レーザの繰返し数を変える工程及び、前記第2の繰返し数の変化の符号と前記第2のビート周波数の変化の符号または前記第2の相補ビート周波数の変化の符号の間の関係によって、前記第(n+m)次コム線に対する前記未知のレーザの相対周波数位置を決定する工程、
    前記第1の繰返し数が前記第2の繰返し数に変わるときの前記第(n+m)次コム線のシフトされたモード次数mを測定する工程、及び
    前記未知のレーザの周波数を得るために、前記第1の繰返し数と前記第2の繰返し数の間の差、前記第2の繰返し数、前記第1のビート周波数または前記第1の相補ビート周波数、前記第2のビート周波数または前記第2の相補ビート周波数、及び前記シフトされたモード次数mによって、前記第n次コム線のモード次数nを導く工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の繰返し数の変化の符号が前記第1のビート周波数の変化の符号に等しければ、前記未知のレーザの周波数が[前記第n次コム線の周波数−前記第1のビート周波数]に等しいことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1の繰返し数の変化の符号が前記第1のビート周波数の変化の符号に等しくなければ、前記未知のレーザの周波数が[前記第n次コム線の周波数+前記第1のビート周波数]に等しいことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 前記未知のレーザの周波数が[前記第n次コム線の周波数+前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しければ、前記モード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1の相補オフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記未知のレーザの周波数が[前記第n次コム線の周波数+前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しくなければ、前記モード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1のオフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記未知のレーザの周波数が[前記第n次コム線の周波数−前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しければ、前記モード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1のオフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 前記未知のレーザの周波数が[前記第n次コム線の周波数−前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しくなければ、前記モード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1の相補オフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1のビート周波数の変化の符号が前記第1の相補ビート周波数の変化の符号と逆であれば、前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1の相補オフセット周波数の変化の符号の逆であることを特徴とする請求項8,9,10,11,12または13に記載の方法。
  15. 前記第n次コム線から前記第(n+m)次コム線へのモード次数の前記変化が、前記未知のレーザに隣接するコム線のモード次数を1だけ変えるに必要な繰返し数の変化を測定することによって得られ、前記未知のレーザに隣接するコム線のモード次数を1だけ変えるに必要な繰返し数の前記差に対する前記第1の繰返し数と前記第2の繰返し数の間の差の比に最も近い整数に等しいことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  16. 未知のレーザの周波数を測定するために2つのモード同期レーザを用いる光周波数測定の方法において、
    前記2つのモード同期レーザの、第1のモード同期レーザの第1のオフセット周波数及び第1の相補オフセット周波数を得るため及び第2のモード同期レーザの第2のオフセット周波数及び第2の相補オフセット周波数を得るために、自己参照法によりオフセット周波数を測定する工程であって、前記第1のオフセット周波数は前記第1のオフセット周波数より低い値を有し、前記第2のオフセット周波数は前記第2の相補オフセット周波数より低い値を有するものである工程、
    前記第1のモード同期レーザの繰返し数を第1の繰返し数に設定し、前記第2のモード同期レーザの繰返し数を第2の繰返し数に設定し、前記未知のレーザと前記2つのモード同期レーザの間のビート周波数を同時に測定する工程、
    前記未知のレーザ及び前記第1のモード同期レーザの隣接コム線または次に近いコム線により第1のビート周波数及び第1の相補ビート周波数を発生させる工程であって、前記第1のビート周波数は前記未知のレーザ及び前記第1のモード同期レーザの第n次コム線によって発生され、前記第1の相補ビート周波数より低いものである工程、
    前記未知のレーザ及び前記第2のモード同期レーザの隣接コム線または次に近いコム線により第2のビート周波数及び第2の相補ビート周波数を発生させる工程であって、前記第2のビート周波数は前記未知のレーザ及び前記第2のモード同期レーザの第(n+m)次コム線によって発生され、前記第2の相補ビート周波数より低いものである工程、
    前記第1のモード同期レーザの前記繰返し数の変化の符号と前記第1のビート周波数の変化の符号または前記第1の相補ビート周波数の変化の符号との間の関係によって前記第n次コム線に対する前記未知のレーザの相対周波数位置を決定するために、前記第1のモード同期レーザの繰返し数を変える工程、及び
    前記第1のモード同期レーザの前記第1のオフセット周波数の変化の符号と前記第1のビート周波数の変化の符号または前記第1の相補ビート周波数の変化の符号との間の関係によって前記第1のモード同期レーザの実オフセット周波数を決定するために、前記第1のモード同期レーザの前記第1のオフセット周波数を変える工程、
    を有してなることを特徴とする光周波数測定の方法。
  17. 前記第2のモード同期レーザの前記繰返し数の変化の符号と前記第1のビート周波数の変化の符号または前記第1の相補ビート周波数の変化の符号との間の関係によって前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線に対する前記未知のレーザの相対周波数位置を決定するために、前記第2のモード同期レーザの繰返し数を変える工程、
    前記未知のレーザとの前記第1のビート周波数及び前記第2のビート周波数を発生している前記2つのモード同期レーザの前記第n次コム線と前記第(n+m)次コム線との間のモード次数差mを測定する工程、及び
    前記2つのモード同期レーザの前記第1の繰返し数及び前記第2の繰返し数、前記2つのモード同期レーザの間のオフセット周波数の差、前記2つのモード同期レーザと前記未知のレーザとの間の前記ビート周波数及び前記相補ビート周波数、及び前記第n次コム線と前記第(n+m)次コム線の間の前記モード次数差によって、前記第n次コム線のモード次数nを導く工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の光周波数測定の方法。
  18. 前記第1のモード同期レーザの前記第1の繰返し数の変化の符号が前記第1のビート周波数の変化の符号と等しければ、前記未知のレーザの周波数が[前記第1のモード同期レーザの前記第n次コム線の周波数−前記第1のビート周波数]に等しいことを特徴とする請求項16に記載の光周波数測定の方法。
  19. 前記第1のモード同期レーザの前記第1の繰返し数の変化の符号が前記第1のビート周波数の変化の符号と等しくなければ、前記未知のレーザの周波数が[前記第1のモード同期レーザの前記第n次コム線の周波数+前記第1のビート周波数]に等しいことを特徴とする請求項16に記載の光周波数測定の方法。
  20. 前記未知のレーザの周波数が[前記第1のモード同期レーザの前記第n次コム線の周波数+前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のモード同期レーザの前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しければ、前記第1のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1の相補オフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項19に記載の光周波数測定の方法。
  21. 前記未知のレーザの周波数が[前記第1のモード同期レーザの前記第n次コム線の周波数+前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のモード同期レーザの前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しくなければ、前記第1のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1のオフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項19に記載の光周波数測定の方法。
  22. 前記未知のレーザの周波数が[前記第1のモード同期レーザの前記第n次コム線の周波数−前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のモード同期レーザの前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しければ、前記第1のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1のオフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項18に記載の光周波数測定の方法。
  23. 前記未知のレーザの周波数が[前記第1のモード同期レーザの前記第n次コム線の周波数−前記第1のビート周波数]に等しい場合に、前記第1のモード同期レーザの前記第1のオフセット周波数の変化の符号が前記第1のオフセット周波数の変化の間の前記第1のビート周波数の変化の符号に等しくなければ、前記第1のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第1の相補オフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項18に記載の光周波数測定の方法。
  24. 前記第2のモード同期レーザの前記第2の繰返し数の変化の符号が前記第2のビート周波数の変化の符号と等しければ、前記未知のレーザの周波数が[前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線の周波数−前記第2のビート周波数]に等しいことを特徴とする請求項17に記載の光周波数測定の方法。
  25. 前記第2のモード同期レーザの前記第2の繰返し数の変化の符号が前記第2のビート周波数の変化の符号と等しくなければ、前記未知のレーザの周波数が[前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線の周波数+前記第2のビート周波数]に等しいことを特徴とする請求項17に記載の光周波数測定の方法。
  26. 前記未知のレーザの周波数が[前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線の周波数+前記第2のビート周波数]に等しい場合に、前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数が変えられている間の前記第2のビート周波数の変化の符号に前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数の変化の符号が等しければ、前記第2のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第2のモード同期レーザの前記第2の相補オフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項25に記載の光周波数測定の方法。
  27. 前記未知のレーザの周波数が[前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線の周波数+前記第2のビート周波数]に等しい場合に、前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数が変えられている間の前記第2のビート周波数の変化の符号に前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数の変化の符号が等しくなければ、前記第2のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項25に記載の光周波数測定の方法。
  28. 前記未知のレーザの周波数が[前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線の周波数−前記第2のビート周波数]に等しい場合に、前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数が変えられている間の前記第2のビート周波数の変化の符号に前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数の変化の符号が等しければ、前記第2のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項24に記載の光周波数測定の方法。
  29. 前記未知のレーザの周波数が[前記第2のモード同期レーザの前記第(n+m)次コム線の周波数−前記第2のビート周波数]に等しい場合に、前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数が変えられている間の前記第2のビート周波数の変化の符号に前記第2のモード同期レーザの前記第2のオフセット周波数の変化の符号が等しくなければ、前記第2のモード同期レーザの実オフセット周波数が前記第2のモード同期レーザの前記第2の相補オフセット周波数に等しいことを特徴とする請求項24に記載の光周波数測定の方法。
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