JP2008107145A - 衝撃検知センサ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】感受性方向や感度のばらつきが少ない衝撃検知センサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】弾性体2と、その弾性体2に挿通された光ファイバ3と、この光ファイバ3に沿わせて弾性体2内に配置され弾性体2の変形による応力を光ファイバ3に集中させる応力集中板4とを備えた衝撃検知センサ1において、弾性体2に弾性体2の表面から応力集中板4に達する深さを有する複数の溝5(5e,5b)が設けられた。
【選択図】図1
【解決手段】弾性体2と、その弾性体2に挿通された光ファイバ3と、この光ファイバ3に沿わせて弾性体2内に配置され弾性体2の変形による応力を光ファイバ3に集中させる応力集中板4とを備えた衝撃検知センサ1において、弾性体2に弾性体2の表面から応力集中板4に達する深さを有する複数の溝5(5e,5b)が設けられた。
【選択図】図1
Description
本発明は、感受性方向や感度のばらつきが少ない衝撃検知センサ及びその製造方法に関する。
特許文献1,2等に開示されるように、弾性体と、その弾性体に挿通された光ファイバと、この光ファイバに沿わせて上記弾性体内に配置され上記弾性体の変形による応力を上記光ファイバに集中させる応力集中板とを備えた衝撃検知センサが知られている。
この種の衝撃検知センサは、自動車などの車両に装備し、他の車両や障害物と衝突・接触したときの衝撃を検知したり、接触物が歩行者であるか否かを識別することなどに用いられる。
弾性体の形状としては、例えば、厚さ5mm×幅13〜15mm×長さ1535mmの角棒状である。この弾性体の内部に光ファイバと応力集中板が厚さ方向に順次配置され、かつ、弾性体の長手方向に沿って挿通されている。また、応力集中板が弾性体の幅方向の中央に位置し、さらにその応力集中板の幅方向の中央に光ファイバが位置している。
ここで、従来の衝撃検知センサは、図5(a)及び図5(b)に示された下金型51と上金型52とを用いてモールド成型することにより製造される。下金型51は弾性体の幅及び長さとほぼ同等の幅及び長さを有する長角穴53を平行に2個備える。この長角穴53の長手方向両端に望ませてマンドレルガイド溝57が設けられている。また、下金型51には上金型52との位置合わせのためのピン58が設けられる。上金型52は、下金型51との位置合わせのためのピン挿入穴59があるほかは平坦な板である。
図6(a)に示されるように、長角穴53の幅方向ほぼ中央に応力集中板64を置き、応力集中板64の幅方向ほぼ中央にマンドレル61を置き、そのマンドレル61をマンドレルガイド溝57に嵌め込む。次いで、図6(b)に示されるように、上金型52を下金型51に重ねる。この状態で材料を金型に流し込むことで弾性体(図示せず)をモールド成型し、その弾性体からマンドレル61を抜き取ってその穴に光ファイバを挿入する。
しかしながら、上記の製造方法では、長角穴53の幅方向ほぼ中央に応力集中板64を置くとき、応力集中板64を長角穴53の幅方向の真の中央に正確に位置決めする手段がないため、応力集中板64が長角穴53の幅方向の真の中央からずれることが避けられず、そのズレ量をコントロールすることもできない。このため、応力集中板64が弾性体の幅方向の中央からずれてしまう。この位置ズレは、応力集中板64とマンドレル61との位置ズレに繋がり、応力集中板64と光ファイバとの位置ズレを引き起こす。このため、衝撃を検知しやすい角度(感受性方向)や同じ強さの衝撃に対する検知出力の度合い(感度)がセンサごとに、或いはセンサ内の場所によってばらついてしまう。
また、上記の製造方法では、長角穴53の底からマンドレル61までの距離(弾性体の厚さ方向のマンドレル位置)が所望の大きさに調節できない。このため、マンドレル61を弾性体の厚さ方向の中心に配置すること、つまり、光ファイバを弾性体の厚さ方向の中心に配置することが難しい。その結果、光ファイバから弾性体表面までの厚さが長手方向にわたって不均一になってしまい、感受性方向や感度がセンサごとに、或いはセンサ内の場所によってばらついてしまう。
また、弾性体となる材料として、シリコーン系の樹脂があるが、シリコーン系の樹脂は値段が高いので、使用量を極力減らすことが望まれる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、感受性方向や感度のばらつきが少ない衝撃検知センサ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の衝撃検知センサは、弾性体と、その弾性体に挿通された光ファイバと、この光ファイバに沿わせて上記弾性体内に配置され上記弾性体の変形による応力を上記光ファイバに集中させる応力集中板とを備えた衝撃検知センサにおいて、上記弾性体に該弾性体の表面から上記応力集中板に達する深さを有する複数の溝が設けられているものである。
上記溝が、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面に垂直であると共に上記光ファイバの長手方向に沿って互いに対向する2つの面にそれぞれ設けられてもよい。
上記溝が、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面に設けられてもよい。
また、本発明の衝撃検知センサの製造方法は、マンドレルと該マンドレルに沿わせた応力集中板とを金型に収容し、上記マンドレルと上記応力集中板とを包含するように弾性体をモールド成型した後、上記マンドレルを光ファイバに入れ替えて衝撃検知センサを製造する方法において、上記応力集中板が、上記金型の内壁から金型内空間に向けて突き出した複数の突起に接して位置決めされた状態でモールド成型を行うものである。
上記突起を、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面と垂直であると共に上記光ファイバの長手方向に沿った面に相当する上記金型の互いに対向する2つの内壁にそれぞれ形成しておいてもよい。
上記突起を、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面に相当する上記金型の内壁に形成しておいてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)感受性方向や感度のばらつきが少ない。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1(a)〜図1(d)に示されるように、本発明に係る衝撃検知センサ1は、弾性体2と、その弾性体2に挿通された光ファイバ3と、この光ファイバ3に沿わせて弾性体2内に配置され弾性体2の変形による応力を光ファイバ3に集中させる応力集中板4とを備え、弾性体2に弾性体2の表面から応力集中板4まで届く一定の深さを有する複数の溝5(5e,5b)が設けられたものである。
ここで、弾性体2の複数の面について、応力集中板4に直接臨む面を後背面Sbとし、この後背面Sbの反対側から光ファイバ3に臨む面を感応面Skとし、これら感応面Skと後背面Sbに垂直であり光ファイバ3の長手方向に沿った面を縁面Seとする。図1(a)は感応面Skを見た図、図1(b)は縁面Seを見た図、図1(c)は後背面Sbを見た図ということになる。また、光ファイバ3の線条に沿った方向を長手方向、その寸法を長さ、感応面と後背面を結ぶ方向を厚さ方向、その寸法を厚さ、両縁面間を結ぶ方向を幅方向、その寸法を幅と称する。
弾性体2は、全体的に概観すると直方体状のものである。細かく見ると、複数の溝5による凹凸がある。弾性体2は、外力を受けるとその外力に比例して応力をためて変形し、外力を取り去ると元に戻るものである。弾性体2は、シリコーン系の樹脂をモールド成型してなる。この実施形態では、弾性体2は、後述する耐熱性プラスチックファイバよりも軟らかい合成樹脂であるシリコーンゴムからなる。
自動車用の衝撃検知センサの場合、弾性体2のゴム硬度は、20°〜80°が好ましい。また、弾性体2の寸法は、厚さ5mm×幅13〜15mm×長さ1535mmが好ましい。
光ファイバ3は、変形によって光特性(伝送損失、光波長など)が変化する全ての光ファイバが使用できるが、曲げや圧縮に対する耐性が強い(機械的強度が劣化しない)点でガラス光ファイバよりもプラスチック光ファイバ(POF)が好適であり、本実施形態では耐熱性プラスチック光ファイバ(HPOF)とする。光ファイバ3は、光を伝搬する断面がほぼ円形状のコア部6とそのコア部6の外周を覆う断面がほぼ円形状のクラッド部7とからなる。コア部6の直径が1.5mm、クラッド部7の直径が2.2mmであることが好ましい。ただし、弾性体2の厚さに応じてコア部6、クラッド部7の寸法を変えてもよい。クラッド部7にはコア部6よりも屈折率が低く、かつ、耐熱性、耐水性、機械的特性に優れた合成樹脂(例えば、フッ化エチレンプロピレン樹脂等のフッ素系樹脂)を用いることができる。
応力集中板4は、全体的に概観すると弾性体2より幅が狭く、厚さが薄い直方体状のものである。細かく見ると、光ファイバ3に凸部が接する凹凸を有する。この実施形態では、応力集中板4の長手方向に一定間隔で、応力集中板4を厚さ方向に貫通する一定寸法の四角い開口を設けることにより、凹凸が形成されている。弾性体2の変形に伴って光ファイバ3が変形するとき、光ファイバ3の変形が応力集中板4の凸部で規制され、凹部で自由になることで、光ファイバ3に曲げを生じさせるものである。凹凸にはアールを形成してもよい。
溝5には、縁面溝5eと後背面溝5bがある。縁面溝5eは、弾性体2の縁面Seに対して直角に切り込まれ、応力集中板4の縁面に達する角形の溝であり、溝幅(長手方向寸法)1〜10mm程度に形成される。一方、後背面溝5bは、弾性体2の後背面Sbに対して直角に切り込まれ、応力集中板4の後背面に達する角形の溝であり、溝幅(幅方向寸法)1〜5mm程度に形成される。後背面溝5bは、弾性体2の幅方向に中心振り分けで2箇所形成される。縁面溝5e、後背面溝5bは、それぞれ複数形成されるが、全ての縁面溝5eは同じ深さであり、応力集中板4の縁面に達する。また、全ての後背面溝5bは同じ深さであり、応力集中板4の後背面に達する。
なお、この実施形態では、後背面溝5bの長手方向設置ピッチと、縁面溝5eの長手方向設置ピッチとが一致しているが、両ピッチは一致させなくてもよい。
次に、この衝撃検知センサ1の使用状態を説明する。
図2に示されるように、自動車用の衝撃検知センサ21は、図1の衝撃検知センサ1を車幅方向(図示左右)に伸ばして上下二段に平行に布設したものである。衝撃検知センサ21は、1本の光ファイバ3を長手方向(車幅方向)の一端でU字折り返しすることにより、上下の衝撃検知センサ1のそれぞれの弾性体2に共通の光ファイバ3として収容したものである。光ファイバ3の一端には半導体レーザや発光ダイオード等からなる光源22が接続され、反対端にはフォトダイオード等からなる受光器23が接続される。
衝撃検知センサ21は、弾性体2の全ての箇所が受ける衝撃を検知することができる。光源22及び受光器23は、衝撃を受ける箇所から遠ざけて配置してもよい。また、光源22及び受光器23は、電磁ノイズを遮蔽した場所に配置してもよい。
光源22及び受光器23には、光ファイバ3における伝送損失から弾性体2の変形の大きさに比例する光ファイバ3の曲げ量を検出し、その曲げ量(伝送損失)の時間的変化に基づき衝撃の大きさや衝撃波形の特徴を抽出する演算部(図示せず)からのワイヤ又は光ファイバからなる信号線24が接続されている。
次に、この衝撃検知センサ1の製造方法を説明する。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、弾性体2をモールド成型する金型は、下金型31と上金型32とからなる。下金型31は、全体的に概観すると長方形をなし弾性体2の幅及び長さとほぼ同等の幅及び長さを有する多凹凸穴33を平行に2列備える。細部を見ると多凹凸穴33には、その多凹凸穴33を囲む外周壁34及び底部35に、溝5に対応する複数のリブ36(36e,36b)が形成されている。縁面溝5eに対応する壁リブ36eは外周壁34から直角に突き出た角形のものである。後背面溝5bに対応する底リブ36bは底部35から直角に突き出た角形のものである。
この多凹凸穴33の長手方向両端の幅方向中央にマンドレルガイド溝37が形成される。下金型31の外周壁34の四隅には上金型32との位置合わせのためのピン38が形成される。上金型32は、下金型31との位置合わせのためのピン挿入穴39があるほかは平坦な板である。
図4(a)に示されるように、多凹凸穴33の幅方向ほぼ中央に応力集中板4を置く。すると、外周壁34から壁リブ36eが突き出しているため、応力集中板4は壁リブ36eに規制されて多凹凸穴33の幅方向中央に位置決めされる。また、図4(b)に示されるように、底部35から底リブ36bが突き出しているため、応力集中板4は底リブ36bに規制されて底部35から正確な離間位置に位置決めされる。
次に、応力集中板4の幅方向ほぼ中央にマンドレル41を置き、そのマンドレル41をマンドレルガイド溝37に嵌め込んで幅方向中央に位置決めする。次いで、図4(b)に示されるように、上金型32を下金型31に重ねる。この状態でシリコーンゴムからなる合成樹脂を金型内の多凹凸穴33に流し込むことで弾性体2をモールド成型する。
その後、金型から弾性体2(応力集中板4及びマンドレル41を一体化した弾性体2)を外し、弾性体2からマンドレル41を抜き取ってその穴に光ファイバ3を挿入する。
なお、図3(a)の下金型31のように、多凹凸穴33を2列備えたことにより、1つの金型で2個の弾性体2を1回で成型することができる。これは、1本の光ファイバ3を共通して用い、複数個の衝撃検知センサ1を一括した図2の衝撃検知センサ21を製造するのに好適であり、衝撃検知センサ21の使用時における衝撃検知センサ1の配置間隔を金型に反映しておくとよい。
この製造方法によれば、下金型31の幅方向両側の外周壁34に均一の大きさの壁リブ36eを複数並べてあるので、応力集中板4が多凹凸穴33の幅方向中央に正確に位置決めされ、その状態でモールド成型をすることにより、応力集中板4が弾性体2の幅方向中央、つまり縁面Seからの距離が均一な位置に固定される。
また、この製造方法によれば、下金型31の底部35に均一の大きさの底リブ36bを複数並べてあるので、応力集中板4が底部35から正確な離間位置に位置決めされ、その状態でモールド成型をすることにより、応力集中板4から弾性体2の後背面Sbまでの距離を長手方向にわたって均一にすることができる。よって、弾性体2の感応面Skから応力集中板4までの弾性体2の厚さも均一となる。
この結果、複数の衝撃検知センサ1における衝撃を検知しやすい角度(感受性方向)や同じ強さの衝撃に対する検知出力の度合い(感度)のばらつきを少なくすることができ、また、衝撃検知センサ1単体における任意の場所での感受性方向や感度のばらつきも低減することができる。よって、図2に示した自動車用の衝撃検知センサ21のように、複数の衝撃検知センサ1を組み合わせたものでも、衝撃検知能力の偏りが防止できる。
また、衝撃検知センサ1は、弾性体2に溝5を設けたので、弾性体2の材料である樹脂の使用量を減らすことができる。
本発明は、これまで述べた実施形態に限定されない。例えば、衝撃検知センサ21の光ファイバ3はU字折り返しとしたが、直線状に配置してもよい。また、光ファイバ3の断面は円形に限らず、楕円形等の任意形状としてよい。
また、弾性体2に溝5を形成するために、金型にリブ36を設けたが、リブ36の代わりに金型に細径のピンを複数設けて応力集中板4が位置決めされるようにしてもよい。この場合、ピンの高さを均一にすることにより、縁面Seや感応面Skから応力集中板4までの距離を均一にできると共に、ピンが十分に細径であることにより、弾性体2に覆われない応力集中板4の部分(溝5の底に相当する部分)の面積を極端に小さくすることができる。
本発明の製造方法によって作成された衝撃検知センサ1において、後背面Sbに形成された複数の後背面溝5bの一部又は全てに各々の硬度が異なる弾性部材を備えた構造としてもよい。この弾性部材を備えた衝撃検知センサ1は、後背面溝5bの各々の位置における感度調整が可能であることから、各センサの長手方向における感度を個体差なく均一にすることができる。
ここで、弾性部材は、例えば、シリコーンゴムなどの樹脂からなる。また、弾性部材の形状としては、後背面溝5bに挿入できる形状であれば特に限定されないが、感度調整の精度を考慮して後背面溝5bの溝深さと同等の厚さを有し、後背面溝5bが密封される形状のものが好ましい。
衝撃検知センサ1の任意の後背面溝5bにおける感度が他の後背面溝5bにおける感度よりも高い場合には、弾性体2の硬度よりも硬い硬度を有する弾性部材を圧入や熱溶着などにより上述の任意の後背面溝5bに形成する。これにより、弾性部材を設けた後背面溝5bにおける感度を低くすることができ、他の後背面溝5bにおける感度と同等に調整することができる。
その結果、各センサの長手方向における感度のばらつきを低減することができる。一方、任意の後背面溝5bにおける感度が他の後背面溝5bにおける感度よりも低い場合には、弾性体2の硬度よりも軟らかい硬度を有する弾性部材を圧入や熱溶着などにより上述の任意の後背面溝5bに形成すれば、弾性部材を形成した後背面溝5bにおける感度を高くでき、他の後背面溝5bにおける感度と同等に調整することができる。
よって、衝撃検知センサ1の後背面溝5bの一部又は全てに設けた弾性部材が後背面溝6bの各々の位置における感度を調整する役割を果たし、各センサの長手方向における感度のばらつきをさらに低減することができると共に、センサ全体における感度を個体差なく均一にすることができる。
1 衝撃検知センサ
2 弾性体
3 光ファイバ
4 応力集中板
5 溝
2 弾性体
3 光ファイバ
4 応力集中板
5 溝
Claims (6)
- 弾性体と、その弾性体に挿通された光ファイバと、この光ファイバに沿わせて上記弾性体内に配置され上記弾性体の変形による応力を上記光ファイバに集中させる応力集中板とを備えた衝撃検知センサにおいて、上記弾性体に該弾性体の表面から上記応力集中板に達する深さを有する複数の溝が設けられていることを特徴とする衝撃検知センサ。
- 上記溝が、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面に垂直であると共に上記光ファイバの長手方向に沿って互いに対向する2つの面にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の衝撃検知センサ。
- 上記溝が、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の衝撃検知センサ。
- マンドレルと該マンドレルに沿わせた応力集中板とを金型に収容し、上記マンドレルと上記応力集中板とを包含するように弾性体をモールド成型した後、上記マンドレルを光ファイバに入れ替えて衝撃検知センサを製造する方法において、上記応力集中板が、上記金型の内壁から金型内空間に向けて突き出した複数の突起に接して位置決めされた状態でモールド成型を行うことを特徴とする衝撃検知センサの製造方法。
- 上記突起を、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面と垂直であると共に上記光ファイバの長手方向に沿った面に相当する上記金型の互いに対向する2つの内壁にそれぞれ形成しておくことを特徴とする請求項4記載の衝撃検知センサの製造方法。
- 上記突起を、上記弾性体の上記応力集中板に直接臨む面に相当する上記金型の内壁に形成しておくことを特徴とする請求項4又は5記載の衝撃検知センサの製造方法。
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JP2006288729A JP2008107145A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | 衝撃検知センサ及びその製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104848977A (zh) * | 2015-04-21 | 2015-08-19 | 北京空间机电研究所 | 一种用于测量降落伞伞衣动态受力的传感器制作方法 |
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2006
- 2006-10-24 JP JP2006288729A patent/JP2008107145A/ja active Pending
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