JP2008106721A - 圧縮機における油還流構造 - Google Patents

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井上  宜典
Akinobu Kanai
明信 金井
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直樹 肥田
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Abstract

【課題】必要最小限の還油量を保つための簡素かつ組み立て容易な油還流構造を提供する。
【解決手段】シリンダ11に形成された台座32の上端にはマフラー形成部材33が平板形状のシール用のガスケット34を介して連結されている。台座32とマフラー形成部材33とには油分離室36が台座32からマフラー形成部材33にわたって連なるように形成されている。台座32には貯油室37が油分離室36に連通するように形成されている。貯油室37と斜板室17とは、油供給通路49及び収容室45を介して連通しており、収容室45には円柱形状の絞り体47が収容されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機における油還流構造に関する。
特許文献1に開示の圧縮機では、圧縮機のハウジングの一部となるシリンダの外周にシェルが設けられており、シェル内には油分離室及び油溜室が形成されている。油分離室で分離された油は、油溜室に貯留され、油溜室内の油は、還油孔を介して斜板室へ流出可能である。油溜室に開口する還油孔の入口は、リード弁によって開閉されるようになっている。還油孔の入口の周辺における油溜室の形成壁面は、粗面化加工を施されており、リード弁が閉位置にある状態でも、必要最小限の還油量が保たれるようになっている。そのため、必要最小限の還油量が確保され、且つ吐出圧領域のガス状冷媒が還油孔から斜板室へ流出しないように油溜室内の貯油が確保されるようになっている。
特開平5−240158号公報
しかし、必要最小限の還油量が保たれるようにするための粗面化加工は、面倒であり、しかも、リード弁を油溜室の形成壁面に止着するための機構が必要である。図示の例では、ネジ止め機構であるが、ネジを螺合するためのネジ孔を形成したり、リード弁を適正な向きとなるようにネジ止めするための組み付け作業を必要とする等の煩雑さがある。
本発明は、必要最小限の還油量を保つための簡素かつ組み立て容易な油還流構造を提供することを目的とする。
本発明は、吐出圧領域内の冷媒から分離された油を貯留する貯油室と、前記吐出圧領域以外の圧力領域へ前記貯油室内の油を供給する油供給通路とを備えた圧縮機における油還流構造を対象とし、請求項1の発明は、前記油供給通路に連なる収容室が設けられており、前記油供給通路における通過断面積を零よりも大きい通過断面積に絞るための凸周面を備えた絞り体が前記収容室に収容されていることを特徴とする。
収容室に絞り体を収容する構成は、簡素であって組み立て容易である。
好適な例では、前記収容室は、前記油供給通路の途中に設けられており、前記絞り体は、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口における通過断面積を絞る。
絞り体によって収容室よりも下流の油供給通路の入口における通過断面積を絞る構成は、油供給通路及び収容室における油流を利用して絞る上で、好適である。
好適な例では、前記収容室は、円周面形状の凹周壁面を有し、前記絞り体は、前記凹周壁面の径よりも小さい径の円周面形状の凸周面を有し、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口は、前記収容室の凹周壁面上に開口しており、前記入口と前記凸周面とが対向するように前記凹周壁面と前記凸周面とが対向している。
下流側油供給通路の入口と凸周面とが対向するように凹周壁面と凸周面とを対向させた構成は、必要最小限の還油量を保つ上で簡便な構成である。
好適な例では、前記絞り体は、前記油供給通路及び前記収容室における油流によって、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口における通過断面積を絞る。
圧縮機が運転状態にあるときには、油供給通路及び収容室に油流が生じ、この油流が前記収容室よりも下流の油供給通路の入口に向けて絞り体を付勢する。
好適な例では、前記収容室よりも上流の油供給通路の入口は、前記貯油室の内壁面に開口しており、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口は、前記上流の油供給通路の入口よりも高い位置にある。
収容室よりも下流の油供給通路の入口を上流の油供給通路の入口よりも高い位置に設けた構成では、吐出圧領域の冷媒が油供給通路を経由して洩れることはない。
本発明は、必要最小限の還油量を保つための簡素な油還流構造を容易に組み立てることができるという優れた効果を奏する。
以下、固定容量型のピストン式圧縮機に本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1(a)に示すように、シリンダ11にはフロントハウジング12及びリヤハウジング13が連結されている。リヤハウジング13には吸入室131及び吐出室132が形成されている。シリンダ11、フロントハウジング12及びリヤハウジング13は、圧縮機10の全体ハウジングを構成する。
シリンダ11とフロントハウジング12とには回転軸14が回転可能に支持されている。回転軸14は、シリンダ11とフロントハウジング12とに貫設された軸孔111,121に挿通されている。回転軸14は、軸孔111,121に設けられたラジアルベアリング18,19を介してシリンダ11とフロントハウジング12とによって支持されている。回転軸14には斜板16が固着されている。斜板16は、斜板室17に収容されている。
フロントハウジング12と回転軸14との間にはリップシール型の軸封装置15が介在されている。軸封装置15を収容する収容空間43は、斜板室17に連通している。軸封装置15は、回転軸14の周面とフロントハウジング12との間からの冷媒洩れを防止する。
斜板室17は、フロントハウジング12に設けられた吸入孔122を介して外部冷媒回路28に通じている。外部冷媒回路28上には、冷媒から熱を奪うための熱交換器29、膨張弁30、及び周囲の熱を冷媒に移すための熱交換器31が介在されている。
シリンダ11には複数のシリンダボア20が回転軸14の周囲に配列されるように形成されている。シリンダボア20にはピストン21が収容されている。回転軸14と一体的に回転する斜板16の回転運動は、図1(a)に示すように斜板16に摺接するシュー22を介してピストン21に伝えられ、ピストン21がシリンダボア20内を前後に往復動する。
回転軸14内には軸内通路141が形成されている。軸内通路141は、吸入室131に連通している。回転軸14には導入孔27が軸内通路141に連通するように形成されている。吸入圧領域(吐出圧領域以外の圧力領域)である斜板室17内のガス状の冷媒は、導入孔27を経由して軸内通路141へ流入する。軸内通路141内の冷媒は、吸入室131へ流入する。
ピストン21が吸入行程の状態〔ピストン21が図1(a)の右側から左側へ移動する行程〕にあるときには、吸入室131内の冷媒が吸入弁23を押し退けて吸入ポート24からシリンダボア20へ吸入される。ピストン21が吐出行程の状態〔ピストン21が図1(a)の左側から右側へ移動する行程〕にあるときには、シリンダボア20内のガス状の冷媒が吐出ポート25から吐出弁26を押し退けて吐出室132へ吐出される。斜板16とフロントハウジング12との間に介在されたスラストベアリング48は、シリンダボア20からピストン21及びシュー22を介して斜板16に作用する吐出反力を受け止める。
圧縮機10の全体ハウジングの一部であるシリンダ11の上部側の外周面110には台座32が一体的に立ち上げ形成されている。図1(b)に示すように、台座32の上端は、平らになっており、台座32の上端にはマフラー形成部材33が平板形状のシール用のガスケット34を介して連結されている。図2に示すように、マフラー形成部材33及びガスケット34は、ネジ35によって台座32に共締め固定されている。
図3に示すように、台座32とマフラー形成部材33とには油分離室36が台座32からマフラー形成部材33にわたって連なるように形成されている。台座32には貯油室37が油分離室36に連通するように形成されている。
図4に示すように、貯油室37は、台座32に一体形成された円弧形状の隔壁38によって油分離室36から区画されている。貯油室37は、連絡口39を介して油分離室36に連通している。
図3に示すように、ガスケット34を貫通する吐出通路40が台座32からマフラー形成部材33にわたって連なるように形成されている。吐出通路40は、マフラー形成部材33側の油分離室36に連通している。吐出室132のガス状の冷媒は、吐出通路40を経由して油分離室36へ導入される。吐出通路40から油分離室36へ導入される冷媒は、図5に矢印Rで示すように油分離室36内を旋回する。
図3に示すように、マフラー形成部材33には冷媒旋回用筒41がマフラー形成部材33側から台座32側へ向けて油分離室36内へ突出するように一体形成されている。マフラー形成部材33にはマフラー室42が冷媒旋回用筒41の筒内通路411に連通するように形成されている。マフラー室42は、ガスケット34によって貯油室37から区画されている。
吐出圧領域である吐出室132へ吐出された冷媒は、吐出圧領域である吐出通路40、吐出圧領域である油分離室36、冷媒旋回用筒41の筒内通路411、及び吐出圧領域であるマフラー室42を経由して外部冷媒回路28へ流出する。外部冷媒回路28へ流出した冷媒は、吸入圧領域である斜板室17へ還流する。
圧縮機10及び外部冷媒回路28からなる回路内には油が入れられており、この油は、冷媒と共に流動する。吐出通路40から油分離室36へ流入した冷媒は、油分離室36内を矢印Rの方向に旋回しながら油分離室36の底へ向かい、冷媒と共に流動するミスト状の油が分離される。冷媒から分離された油は、連絡口39を通って貯油室37へ移される。冷媒から分離された油は、貯油室37に貯められる。
図1(b)に示すように、シリンダ11には上流側油供給通路44が貯油室37の内壁面の一部である側壁371に開口するように形成されている。又、シリンダ11には上流側油供給通路44に連なる収容室45、及び収容室45に連なる下流側油供給通路46が形成されている。下流側油供給通路46は、斜板室17に連通しており、貯油室37は、上流側油供給通路44、収容室45及び下流側油供給通路46を介して斜板室17に連通している。上流側油供給通路44及び下流側油供給通路46は、横断面形状が円形状のストレート通路である。上流側油供給通路44と下流側油供給通路46とからなる油供給通路49の途中に介在された収容室45は、横断面形状が円形状のストレート孔である。
図6(a)に示すように、収容室45は、台座32の上面321に開口しており、収容室45には円柱形状の絞り体47が垂立状態で収容されている。図6(b)に示すように、絞り体47の径dは、円形孔形状の収容室45の凹周壁面452の径D1よりも小さくしてあり、絞り体47は、収容室45内で径方向に変位可能である。下流側油供給通路46の内径rは、絞り体47の径D1よりも小さくしてある。
図6(a)に示すように、上流側油供給通路44の出口及び下流側油供給通路46の入口461は、収容室45の凹周壁面452上に開口している。上流側油供給通路44の入口441は、貯油室37の底372よりも高い位置にあり、下流側油供給通路46の入口461は、上流側油供給通路44の入口441よりも高い位置にある。収容室45の底451は、上流側油供給通路44の入口441よりも低い位置にあり、下流側油供給通路46の入口461は、収容室45に収容されている絞り体47の円周面形状の凸周面471に対向している。
貯油室37に貯められた油は、吐出圧領域である貯油室37内の圧力と、吸入圧領域である斜板室17内の圧力との差圧によって、上流側油供給通路44、収容室45及び下流側油供給通路46を経由して斜板室17へ供給される。斜板室17へ供給された油は、斜板室17内の潤滑必要部位(斜板16とシュー22との摺接部、軸封装置15、ラジアルベアリング18,19、スラストベアリング48等)を潤滑する。
図1(b)及び図6(b)では、絞り体47は、下流側油供給通路46の入口461側の凹周壁面452から離れた位置にある。このような状態は、上流側油供給通路44、収容室45及び下流側油供給通路46に油流が生じていない場合(圧縮機10が運転されていない場合)に生じる。
図6(a)に鎖線で示す絞り体47及び図6(c)に示す絞り体47は、下流側油供給通路46の入口461側の凹周壁面452に接した位置にある。このような状態は、上流側油供給通路44、収容室45及び下流側油供給通路46に油流が生じている場合(圧縮機10が運転されている場合)に生じる。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)絞り体47の凸周面471が下流側油供給通路46の入口461側の凹周壁面452に接している場合にも、下流側油供給通路46の入口461が絞り体47の凸周面471によって塞がれてしまうことはない。そのため、斜板室17と貯油室37との間に差圧が生じていれば、貯油室37内の油は、斜板室17へ供給される。収容室45の径D1と絞り体47の径dと下流側油供給通路46の内径rとを適宜に設定すれば、必要最小限の還油量を確保するように、油供給通路49における通過断面積(入口461における通過断面積)を絞ることができる。
収容室45に絞り体47を収容すれば油供給通路49における通過断面積を零よりも大きい通過断面積に絞ることができ、台座32の上面321上の開口から収容室45に絞り体47を挿入するという簡単な作業によって、収容室45に絞り体47を収容することができる。
収容室45に絞り体47を収容することによって油供給通路49における通過断面積を絞ることができる構成は、簡素な構成である。
(2)収容室45内の絞り体47は、油供給通路49及び収容室45における油流によって、入口461側の凹周壁面452に接する位置に配置され、これにより入口461における通過断面積が絞られる。絞り体47によって収容室45よりも下流の油供給通路46の入口461における通過断面積を絞る構成は、油供給通路49及び収容室45における油流を利用して通過断面積を絞る上で、好適である。
(3)収容室45内を径方向へ変位可能な絞り体47の凸周面471と収容室45の凹周壁面452とを対向させた構成では、下流側油供給通路46の入口461が塞がれることはなく、入口461における通過断面積が必ず零よりも大きくなる。凸周面471と凹周壁面452とを対向させた構成では、絞り体47は、油流によって、入口461を最も大きく被覆する位置に配置されるように付勢される。入口461と凸周面471とが対向するように凹周壁面452と凸周面471とを対向させた構成は、必要最小限の還油量を保つ上で簡便な構成である。
(4)収容室45よりも下流の油供給通路46の入口461を収容室45よりも上流の油供給通路44の入口441よりも高い位置に設けた構成では、貯油室37内の油面が上流側油供給通路44の入口441よりも高い位置となる。そのため、貯油室37(吐出圧領域)内の冷媒が油供給通路49を経由して洩れることはない。
(5)絞り体47の径dと収容室45の径D1とを決めれば、下流側油供給通路46の入口461の絞り程度が規定される。絞り体47の径dと収容室45の径D1とは、高い精度で設定できるため、下流側油供給通路46の入口461の絞り程度も高い精度で設定することができる。そのため、油供給通路49における絞り精度が安定する。
(6)収容室45は、シリンダ11の型成形時に同時に形成でき、収容室45の形成が容易である上に、製造工数も減らすことが可能である。
次に、図7の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
マフラー形成部材33には収容室45Aが収容室45に対向するように設けられており、絞り体47Aが収容室45,45A内で径方向に変位可能に収容室45,45Aに収容されている。下流側油供給通路46の入口461を絞る絞り体47Aは、シリンダ11に対するマフラー形成部材33の連結位置を仮決めする役割も果たす。
次に、図8の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符合が用いてある。
貯油室37の底部には収容室50が凹み形成されており、収容室50内には円柱形状の絞り体47が横置き状態で収容されている。収容室50の底部は、円周面形状の凹周壁面501を有し、凹周壁面501の底位置には油供給通路51の入口511が開口している。油供給通路51は、斜板室17に連通している。絞り体47の径dは、凹周壁面501の径D2よりも小さくしてある。
第3の実施形態では、絞り体47が自重によって凹周壁面501の底に位置する。そのため、収容室50内に油流がない場合にも、入口511が絞り体47によって絞られ、油供給通路51における通過断面積を簡素な構成によって絞ることができる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○第1の実施形態において、絞り体47の線膨張率をシリンダ11の線膨張率よりも小さくしてもよい。このようにすれば、圧縮機10の温度が高くなるほど、絞り体47の径と収容室45の内径との差が大きくなり、下流側油供給通路46の入口461における通路断面積が増大する。従って、油還流量の多い方が望ましい圧縮機10の高温度状態には、入口461における通路断面積が大きくなって油還流量が多くなる。
○収容室45の横断面形状及び絞り体47の横断面形状は、下流側油供給通路46の入口461を零よりも大きい通過断面積に絞り得る形状であれば、円形以外の形状(例えば、半円形、楕円形等)であってもよい。
○絞り体47の長さは、直径の大きさ以下であってもよい。
○絞り体は、筒形状であってもよい。この場合、筒の外周面が凸周面となる。
○外部冷媒回路28から吸入室131へ直接冷媒を導入する圧縮機に本発明を適用してもよい。
○可変容量型ピストン式圧縮機に本発明を適用し、傾角可変な斜板を収容する制御圧室へ油を還流するようにしてもよい。
○ピストン式圧縮機以外の圧縮機(例えばスクロール圧縮機等)に本発明を適用してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
〔1〕前記収容室よりも下流の油供給通路の入口は、前記絞り体の下側にあり、前記絞り体は、自重によって、油供給通路の入口における通過断面積を絞る請求項2及び請求項3のいずれか1項に記載の圧縮機における油還流構造。
第1の実施形態を示し、(a)は、圧縮機全体の側断面図。(b)は、部分拡大側断面図。 図1(a)のA−A線断面図。 図1(b)のB−B線断面図。 図3のC−C線断面図。 図3のD−D線断面図。 (a)は、部分拡大断面図。(b)は、図6(a)のE-E線断面図。(c)は、部分拡大平断面図。 第2の実施形態を示す部分拡大側断面図。 第3の実施形態を示す部分拡大側断面図。
符号の説明
10…圧縮機。132…吐出圧領域としての吐出室。17…吐出圧領域以外の圧力領域としての斜板室。37…貯油室。371…内壁面としての側壁。44…上流側油供給通路。441…入口。45,45A,50…収容室。452…凹周壁面。46…下流側油供給通路。461…入口。47,47A…絞り体。471…凸周面。49,51…油供給通路。d…径。D1,D2…径。

Claims (5)

  1. 吐出圧領域内の冷媒から分離された油を貯留する貯油室と、前記吐出圧領域以外の圧力領域へ前記貯油室内の油を供給する油供給通路とを備えた圧縮機における油還流構造において、
    前記油供給通路に連なる収容室が設けられており、前記油供給通路における通過断面積を零よりも大きい通過断面積に絞るための凸周面を備えた絞り体が前記収容室に収容されている圧縮機における油還流構造。
  2. 前記収容室は、前記油供給通路の途中に設けられており、前記絞り体は、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口における通過断面積を絞る請求項1に記載の圧縮機における油還流構造。
  3. 前記収容室は、円周面形状の凹周壁面を有し、前記絞り体は、前記凹周壁面の径よりも小さい径の円周面形状の凸周面を有し、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口は、前記収容室の凹周壁面上に開口しており、前記入口と前記凸周面とが対向するように前記凹周壁面と前記凸周面とが対向している請求項2に記載の圧縮機における油還流構造。
  4. 前記絞り体は、前記油供給通路及び前記収容室における油流によって、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口における通過断面積を絞る請求項2及び請求項3のいずれか1項に記載の圧縮機における油還流構造。
  5. 前記収容室よりも上流の油供給通路の入口は、前記貯油室の内壁面に開口しており、前記収容室よりも下流の油供給通路の入口は、前記上流の油供給通路の入口よりも高い位置にある請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の圧縮機における油還流構造。
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