JP2008105929A5 - - Google Patents
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Description
また、本発明に係るガラス流出パイプは、流路内を流動する熔融ガラスに抵抗を与えることができれば、前記凹凸形状は、一定間隔又は不定間隔で長手方向に沿って不連続に形成された凹溝及び/又は凸条からなっていてもよい。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、少なくとも隣接する二つの所定範囲において、一方の範囲に形成された前記凹溝及び/又は凸条が、他方の範囲に形成された前記凹溝及び/又は凸条に対して、逆方向に回転する螺旋構造とされた構成とすることができる。
このような構成とすれば、流出させる熔融ガラスをより均質なものとすることができる。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、内部を流動する熔融ガラスの攪拌効果を高める上で、中心軸に対して垂直な断面における複数の前記凸条の各頂部を通る仮想的な円の直径を内径をφとし、前記断面における複数の前記凹溝の各底部を通る仮想的な円の直径をφ o としたときに、(φ o −φ)/φが0.01〜0.25である構成とするのが好ましい。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、少なくとも隣接する二つの所定範囲において、一方の範囲に形成された前記凹溝及び/又は凸条が、他方の範囲に形成された前記凹溝及び/又は凸条に対して、逆方向に回転する螺旋構造とされた構成とすることができる。
このような構成とすれば、流出させる熔融ガラスをより均質なものとすることができる。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、内部を流動する熔融ガラスの攪拌効果を高める上で、中心軸に対して垂直な断面における複数の前記凸条の各頂部を通る仮想的な円の直径を内径をφとし、前記断面における複数の前記凹溝の各底部を通る仮想的な円の直径をφ o としたときに、(φ o −φ)/φが0.01〜0.25である構成とするのが好ましい。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、前記凹凸形状が設けられた範囲において、長手方向に直交する断面における断面積が、ほぼ一定とされた構成とすることができる。
このような構成とすれば、凹凸形状を設けることが、熔融ガラスを導いて流出させる流路を温度調整する際の妨げにならないようにすることができる。例えば、パイプに通電してジュール熱を発生させてパイプの温度調整をする場合、上記断面におけるパイプの断面積がほぼ一定であれば、パイプの長手方向に沿って電気抵抗が一定となり、パイプの長手方向に沿い、通電によって発生するジュール熱も一定にすることができ、パイプの温度調整に好都合となる。また、パイプを高周波誘導加熱する場合も、均等な高周波誘導加熱を行えば、長手方向に沿ってパイプの発熱を一定にすることができる。したがって、パイプの温度調整が容易になる。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、前記凹凸形状が、長手方向に沿って100mm以上の長さで、当該ガラス流出パイプの流出口に近い部分に設けられている構成とするのが好ましく、これにより、熔融ガラスが流出する直前に十分に攪拌されるようにすることができる。
このような構成とすれば、凹凸形状を設けることが、熔融ガラスを導いて流出させる流路を温度調整する際の妨げにならないようにすることができる。例えば、パイプに通電してジュール熱を発生させてパイプの温度調整をする場合、上記断面におけるパイプの断面積がほぼ一定であれば、パイプの長手方向に沿って電気抵抗が一定となり、パイプの長手方向に沿い、通電によって発生するジュール熱も一定にすることができ、パイプの温度調整に好都合となる。また、パイプを高周波誘導加熱する場合も、均等な高周波誘導加熱を行えば、長手方向に沿ってパイプの発熱を一定にすることができる。したがって、パイプの温度調整が容易になる。
また、本発明に係るガラス流出パイプは、前記凹凸形状が、長手方向に沿って100mm以上の長さで、当該ガラス流出パイプの流出口に近い部分に設けられている構成とするのが好ましく、これにより、熔融ガラスが流出する直前に十分に攪拌されるようにすることができる。
また、螺旋状に形成された凹溝や凸条を設ける範囲の長さは、熔融ガラスの攪拌が十分になされるように、長手方向に沿って100mm以上とすることが好ましい。ただし、流出パイプ40の全長にわたって、このような加工を施す必要もないので、成形したガラスの脈理の有無を見ながら、螺旋状に形成された凹溝や凸条を設ける部分の長さや、螺旋状に捻る捻れ具合を適宜調整すればよい。
螺旋状に形成された凹溝や凸条を設ける範囲の目安としては、その範囲の長さを長手方向に沿って300〜600mmとすることが好ましく、より好ましくは350〜550mmである。
螺旋状に形成された凹溝や凸条を設ける範囲の目安としては、その範囲の長さを長手方向に沿って300〜600mmとすることが好ましく、より好ましくは350〜550mmである。
Claims (15)
- 熔融ガラスが蓄積された容器から、前記熔融ガラスを導いて流出させる流路の少なくとも一部をなすガラス流出パイプであって、
前記熔融ガラスが内部を流動することによって攪拌される凹凸形状が、内周面に設けられていることを特徴とするガラス流出パイプ。 - 前記凹凸形状が、長手方向に沿って螺旋状に形成された凹溝及び/又は凸条からなることを特徴とする請求項1に記載のガラス流出パイプ。
- 熔融ガラスが蓄積された容器から、前記熔融ガラスを導いて流出させる流路の少なくとも一部をなすガラス流出パイプであって、
長手方向に沿って螺旋状に形成された凹溝及び/又は凸条からなる凹凸形状が、内周面に設けられていることを特徴とするガラス流出パイプ。 - 前記凹凸形状が、一定間隔又は不定間隔で長手方向に沿って不連続に形成された凹溝及び/又は凸条からなることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に記載のガラス流出パイプ。
- 少なくとも隣接する二つの所定範囲において、一方の範囲に形成された前記凹溝及び/又は凸条が、他方の範囲に形成された前記凹溝及び/又は凸条に対して、逆方向に回転する螺旋構造とされたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のガラス流出パイプ。
- 中心軸に対して垂直な断面における複数の前記凸条の各頂部を通る仮想的な円の直径を内径をφとし、前記断面における複数の前記凹溝の各底部を通る仮想的な円の直径をφ o としたときに、(φ o −φ)/φが0.01〜0.25であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のガラス流出パイプ。
- 前記凹凸形状が設けられた範囲において、長手方向に直交する断面における断面積が、ほぼ一定とされたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス流出パイプ。
- 前記凹凸形状が、長手方向に沿って100mm以上の長さで、当該ガラス流出パイプの流出口に近い部分に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラス流出パイプ。
- 熔融ガラスを蓄積する容器と、前記容器中に蓄積された熔融ガラスを導いて流出させる流路とを備えるガラス製造装置において、
前記流路の少なくとも一部に、請求項1〜8のいずれか1項に記載のガラス流出パイプを用いたことを特徴とするガラス製造装置。 - ガラス原料を加熱、熔融して容器中に蓄積された熔融ガラスを、前記容器から流出させてガラス成形体に成形するガラス成形体の製造方法であって、
前記容器から前記熔融ガラスを流出させる流路の少なくとも一部に、請求項1〜8のいずれか1項に記載のガラス流出パイプを用いることを特徴とするガラス成形体の製造方法。 - 流出させた前記熔融ガラスから熔融ガラス塊を分離し、前記熔融ガラス塊を冷却固化させる過程で精密プレス成形用プリフォームに成形することを特徴とする請求項10に記載のガラス成形体の製造方法。
- 流出させた前記熔融ガラスを鋳型に鋳込んでガラス成形体に成形することを特徴とする請求項10に記載のガラス成形体の製造方法。
- 流出させた前記熔融ガラスから熔融ガラス塊を分離し、前記熔融ガラス塊をプレス成形してガラス成形体に成形することを特徴とする請求項10に記載のガラス成形体の製造方法。
- 請求項11に記載の方法により製造された精密プレス成形用プリフォームを精密プレス成形することを特徴とする光学素子の製造方法。
- 請求項12又は13に記載の方法により製造されたガラス成形体に対して、少なくとも研削、研磨を施して光学素子とすることを特徴とする光学素子の製造方法。
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