JP2008105596A - タイヤ情報検出送信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】台座から装置本体を外れ難くし、装着信頼性を高めることが可能なタイヤ情報検出送信装置を提供する。
【解決手段】センサにより検出したタイヤ情報を無線により送信する装置本体2と、この装置本体2をホイールWのリムW1に固定するための台座3とを備えている。台座3の上側に装置本体3が嵌め込み機構5,6,7,8を介して係脱可能に設けられている。嵌め込み機構5,6,7,8は、係合させる装置本体2を2方向に移動させることにより台座3に嵌め込み可能に構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】センサにより検出したタイヤ情報を無線により送信する装置本体2と、この装置本体2をホイールWのリムW1に固定するための台座3とを備えている。台座3の上側に装置本体3が嵌め込み機構5,6,7,8を介して係脱可能に設けられている。嵌め込み機構5,6,7,8は、係合させる装置本体2を2方向に移動させることにより台座3に嵌め込み可能に構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、タイヤ監視システムに使用されるタイヤ情報検出送信装置に関し、更に詳しくは、台座から装置本体を外れ難くし、装着信頼性を高めるようにしたタイヤ情報検出送信装置に関する。
近年、車両の安全性を向上するため、タイヤ内の圧力や温度などのタイヤ情報をセンサにより検出し、それを送信手段により車体側に送信し、ドライバーに知らせるようにしたタイヤ監視システムが種々提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。このようなタイヤ監視システムは、リムに取り付けるタイヤ情報検出送信装置を有しており、このタイヤ情報検出送信装置は、通常、タイヤ情報を検出するセンサと該センサで検出したタイヤ情報を送信する送信手段をプラスチックケース内に収容した構成になっている。
このようなタイヤ情報検出送信装置をリムに取り付ける手法の一つとして、接着剤によりタイヤ情報検出送信装置を直接リムに接着固定する方法がある。この接着剤を使用する方法は、取付作業が簡単である利点がある反面、容易に外れないようにタイヤ情報検出送信装置を接着剤により強固にリムに接着固定すると、電池交換や修理のためにタイヤ情報検出送信装置をリムから取り外す際の作業が煩雑であるという問題があった。
そこで、上記対策として、タイヤ情報検出送信装置を装置本体と台座とから構成し、装置本体を台座に対してスライド係合させることにより着脱自在とし、この台座をリムに接着剤により接着固定するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。電池交換や修理のために装置本体を台座から取り外せばよいため、上記のような問題がない。
しかしながら、装置本体と台座とを単に一方向にスライド係合させる構成では、コーナリングや制駆動を伴う車両走行時に装置本体が台座から外れる虞れがあり、改善の余地が残されていた。
特開2003−63220号公報
特開2002−211219号公報
特開2006−56356号公報
本発明の目的は、台座から装置本体を外れ難くし、装着信頼性を高めることが可能なタイヤ情報検出送信装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤ情報検出送信装置は、センサにより検出したタイヤ情報を無線により送信する装置本体と、該装置本体をホイールのリムに固定するための台座とを備えたタイヤ情報検出送信装置であって、前記台座の上側に前記装置本体を嵌め込み機構を介して係脱可能に設け、該嵌め込み機構が係合される装置本体を2方向に移動させることにより前記台座に嵌め込み可能に構成してなることを特徴とする。
上述した本発明によれば、台座と装置本体とを係脱可能にする嵌め込み機構を、係合させる装置本体を2方向に移動させることにより台座に嵌め込み可能に構成したことで、コーナリングや制駆動を伴う車両走行時に、従来の装置本体と台座とを単に一方向にスライド係合させるものより装置本体が台座から外れ難くなり、タイヤ情報検出送信装置のリムへの装着に対する信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1,2は、本発明のタイヤ情報検出送信装置の一実施形態を示し、1はタイヤ情報検出送信装置である。このタイヤ情報検出送信装置1は、センサにより検出したタイヤ情報を無線により送信する装置本体2と、この装置本体2をホイールWのリムW1(図7参照)に固定するための台座3とを備えている。
装置本体2は、タイヤの内圧や温度などのタイヤ情報を検出するセンサ(不図示)と、このセンサで検出したタイヤ情報を送信する送信手段(不図示)と、これらに電力を供給する電池(不図示)を直方体形状のプラスチックケース4内に収容した構成になっている。プラスチックケース4の下面4aが装置本体2を台座3に取り付ける取付面になっている。
プラスチックケース4の下面4aには、下面4aの中央部から下方に突出する円柱状の第1係合部5が一体的に設けられている。第1係合部5の外周面には、180°離間した位置に第2係合部6がそれぞれ設けられている。両第2係合部6は、プラスチックケース4の下方で第1係合部5の外周面から横方向(ケース長手方向に沿って)に突出している。
直方体形状に形成される台座3の上面3aには、第1係合部5が係合する円柱状の係合孔部7が形成されている。係合孔部7の側壁面7aには、180°離間した位置に第2係合部6が係合する係合溝部8がそれぞれ設けられている。係合溝部8は台座3の上面3aから係合孔部7の底7bまで延びる第1係合溝部8Aと、係合孔部7の底7b側で係合孔部7に開口し、第1係合溝部8Aから円柱状の係合孔部7の周方向に沿って延びる第2係合溝部8Bとから構成されている。第1係合溝部8Aは、第2係合部6が設けられた位置と対応する位置より周方向にずれた位置に設けられている。
これら装置本体2側に設けられた第1係合部5と第2係合部6、及び台座3側に設けられた係合孔部7と係合溝部8とが嵌め込み機構を構成し、台座3に対して所定角度ずらした状態で装置本体2を下方に移動させて第1係合部5と第2係合部6を台座3の係合孔部7と第1係合溝部8Aに挿入し、装置本体2側の第1係合部5を台座3側の係合孔部7に係合(嵌合)させた後、下方向に延びる軸xを中心に装置本体2を所定の角度回転させて装置本体2側の第2係合部6を台座3側の第2係合溝部8Bに係合(嵌合)させることで装置本体2を台座3に嵌め込み、装置本体2を台座3の上側に装着するようにしてある。嵌め込み後、台座3上に装置本体2のプラスチックケース4が完全に重ね合わされた状態となる。
他方、取り外すには、装置本体2を所定の角度上記とは逆の方向に回転させて装置本体2側の第2係合部6を台座3側の第2係合溝部8Bから離脱させた後、装置本体2を上方に移動させて装置本体2側の第1係合部5と第2係合部6を台座3側の係合孔部7と第1係合溝部8Aから離脱させることで、装置本体2を台座3から取り外せるようになっており、台座3に対して装置本体2が嵌め込み機構を介して係脱可能に設けられている。
上記したタイヤ情報検出送信装置1は、台座3の下面3bに塗布した接着剤により、リムW1のウェル部W1aに接着固定される。接着剤としては、硬化前において粘性が高く、また硬化後において弾性を有するようなものを使用するのがよい。リムW1の表面は周方向断面が円弧状になっているが、このような粘性の高い接着剤を使用することで、リムW1の表面の曲率に台座3の下面3bを合わせなくても取り付けることができるので、1種類の台座で全てリムに取り付けることができる。また、硬化後に弾性があることで、衝撃が接着剤の層に加わっても容易に破壊されることがない。
上述した本発明によれば、台座3と装置本体2とを係脱可能にする嵌め込み機構を、係合させる装置本体2を下方向と下方向に延びる軸xを中心に回転する方向の2方向に移動させることにより台座3に嵌め込み可能にしたので、コーナリングや制駆動を伴う車両走行時に、従来の装置本体と台座とを単に一方向にスライド係合させるものより、装置本体2が台座3から外れ難くなり、装着に対する信頼性を高めることができる。
図3は、本発明のタイヤ情報検出送信装置の他の実施形態を示す。このタイヤ情報検出送信装置1は、上述した嵌め込み機構を以下のように構成したものである。
即ち、プラスチックケース4の下面4aには、下面4aの中央部から下方に突出する細径の円柱状の第1係合部15が一体的に設けられている。プラスチックケース4の下面4aのケース長手方向の両端部には、それぞれ第2係合部16が設けられている。各第2係合部16は、下面4aに吊設された支持部16Aの下端部に左右一対の係合片16Bを配設した構成になっている。係合片16Bは平板状で下面視において直角三角形状に形成され、支持部16Aの下端部から横方向(ケース長手方向内側)に突出している。
台座3の上面3aには、第1係合部15が係合する細径の円柱状の係合孔部17が形成されている。台座3の長手方向に位置する両側面3cには、第2係合部16が係合する係合溝部18がそれぞれ設けられている。係合溝部18は、係合する第2係合部16が嵌合する幅を有し、台座3の長手方向と直交する幅方向に位置する両側面3dに開口している。係合溝部18の深さは、第2係合部16の最大突出長さと同じである。
これら装置本体2側に設けられた第1係合部15と第2係合部16、及び台座3側に設けられた係合孔部17と係合溝部18とが嵌め込み機構を構成し、台座3に対して所定角度(左右一対の係合片16B間の隙間部分aに台座3の角部3xが位置する角度)ずらした状態で装置本体2を下方に移動させて装置本体2側の第1係合部15を台座3側の係合孔部17に挿入して、装置本体2側の第1係合部15を台座3側の係合孔部17に係合(嵌合)させた後、下方向に延びる軸xを中心に装置本体2を所定の角度回転させて装置本体2側の第2係合部16を台座3側の係合溝部18に係合(嵌合)させることで装置本体2を台座3に嵌め込み、装置本体2を台座3の上側に装着するようにしてある。嵌め込み後、台座3上に装置本体2のプラスチックケース4が完全に重ね合わされた状態となる。
他方、取り外すには、装置本体2を所定の角度上記とは逆の方向に回転させて装置本体2側の第2係合部16を台座3側の係合溝部18から離脱させた後、装置本体2を上方に移動させて装置本体2側の第1係合部15を台座3側の係合孔部17から離脱させることで、装置本体2が台座3から取り外されるようになっており、嵌め込み機構を介して装置本体2が台座3に係脱可能に設けられている。このような構成であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
図4は、本発明のタイヤ情報検出送信装置の更に他の実施形態を示す。このタイヤ情報検出送信装置1は、上述した嵌め込み機構を以下のように構成してある。
即ち、プラスチックケース4の下面4aには、下方に突出する細径の円柱状の第1係合部25が一体的に設けられている。この第1係合部25はプラスチックケース4の下面4aのケース長手方向一端に吊設されている。プラスチックケース4の下面4aのケース長手方向の他端部には第2係合部26が設けられている。この第2係合部26は上記した第2係合部16の構成と同じであり、下面4aに吊設された支持部26Aの下端部に左右一対の係合片26Bを配設した構成になっている。係合片26Bは平板状で下面視において直角三角形状に形成され、支持部26Aの下端部から横方向(ケース長手方向内側)に突出している。
台座3の長手方向一端側の側面3cには、第1係合部25が係合する断面円弧状の係合凹部27が形成されている。この係合凹部27は、台座3の上面3aから下面3bまで延在している。台座3の長手方向他端側の側面3cには、第2係合部26が係合する係合溝部28が設けられている。この係合溝部28は、上記した係合溝部18と同じ構成であり、係合する第2係合部26が嵌合する幅を有し、台座3の長手方向と直交する幅方向に位置する両側面3dに開口している。係合溝部28の深さは、第2係合部26の最大突出長さと同じである。
これら装置本体2側に設けられた第1係合部25と第2係合部26、及び台座3側に設けられた係合凹部27と係合溝部28とが嵌め込み機構を構成し、台座3に対して所定角度(左右一対の係合片18B間の隙間部分に台座3の角部3xが位置する角度)ずらした状態で装置本体2を下方に移動させて装置本体2側の第1係合部25を台座3側の係合凹部27に係合させた後、下方向に延びる軸xを中心に装置本体2を所定の角度回転させて装置本体2側の第2係合部26を台座3側の係合溝部28に係合(嵌合)させることで装置本体2を台座3に嵌め込み、装置本体2を台座3の上側に装着するようにしてある。嵌め込み後、台座3上に装置本体2のプラスチックケース4が完全に重ね合わされた状態となる。
他方、取り外すには、装置本体2を所定の角度上記とは逆の方向に回転させて装置本体2側の第2係合部26を台座3側の係合溝部28から離脱させた後、装置本体2を上方に移動させて装置本体2側の第1係合部25を台座3側の係合凹部27から離脱させることで、装置本体2を台座3から取り外すようになっており、嵌め込み機構を介して装置本体2が台座3に係脱可能に設けられている。このような構成であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
図5は、本発明のタイヤ情報検出送信装置の更に他の実施形態を示し、このタイヤ情報検出送信装置1は、上述した嵌め込み機構を以下のように構成している。
即ち、プラスチックケース4の下面4aには、下面4aの中央部から下方に突出する第1係合部35が一体的に設けられている。この第1係合部35は、長手方向と直交する幅方向に延在するブロック状に形成され、その下端部に第2係合部36が一体的に設けられている。第2係合部36は、板状に形成され、第1係合部の下端部から横方向(ケース長手方向)に突出している。
台座3の上面3aには、第1係合部35と第2係合部36が係合する係合孔部37が形成されている。係合孔部37の他方の側壁面37xには、更に第2係合部36が係合可能な係合溝部38が設けられている。係合溝部38は、係合する第2係合部36が嵌合する幅(図において上下方向の長さ)を有し、係合溝部38の深さは、第2係合部36の突出長さと同じである。
これら装置本体2側に設けられた第1係合部35と第2係合部36、及び台座3側に設けられた係合孔部37と係合溝部38とが嵌め込み機構を構成している。
台座3の長手方向一端側の側面3cには、上下に移動可能なストッパ39が設けられている。ストッパ39は、台座3の上面3aから出没可能に構成され、台座3に装置本体2を取り付けた後、ストッパ39を台座3の上面3aから図示する出状態にすることで、台座3に嵌め込んだ装置本体2(台座3側の係合溝部38に係合した装置本体2側の第2係合部36)が横方向に移動するのを阻止するようになっている。
装置本体2を下方に移動させて装置本体2側の第1係合部35と第2係合部36を台座3側の係合孔部37に挿入し、装置本体2側の第1係合部35を台座3側の係合孔部37に係合させた後、装置本体2を下方向と直交する横方向(長手方向)に移動させて装置本体2側の第2係合部36を台座3側の係合溝部38に係合(嵌合)させることで装置本体2を台座3に嵌め込み、装置本体2を台座3の上側に装着するようにしている。嵌め込み後、台座3上に装置本体2のプラスチックケース4が完全に重ね合わされた状態となる。次いで、ストッパ39を上方に移動させ、台座3の上面3aから図示する出状態にする。
他方、取り外すには、先ずストッパ39を下方に移動させ、台座3の上面3aから没出状態にする。装置本体2を上記とは逆の横方向に移動させて装置本体2側の第2係合部36を台座3側の係合溝部38から離脱させた後、装置本体2を上方に移動させて装置本体2側の第1係合部35を台座3側の係合孔部37から離脱させることで、装置本体2が台座3から取り外されるようになっており、嵌め込み機構を介して装置本体2が台座3に係脱可能に設けられている。
このような構成であっても、上記と同様の効果を得ることができる。また、ストッパ39を設けることにより、台座3から装置本体2を一層外れ難くし、装着信頼性を更に高めることができる。
図6,7は、本発明のタイヤ情報検出送信装置の更に他の実施形態を示す。このタイヤ情報検出送信装置1は、台座3が、リムW1のウェル部W1aに固定される固定部3Mと、装置本体2が上記した嵌め込み機構を介して係脱可能に取り付けられる台座本体3Nとから構成されている。台座本体3Nは、上述した台座3と同じ構成を有しており、台座本体3Nの上面3Naが装置本体2の取付面になっている。
固定部3Mの一端部と台座本体3Nの一端部がヒンジ(蝶番)41により連結され、固定部3Mに対して台座本体3Nがヒンジ41を中心に回動自在になっている。固定部3Mの他端部と台座本体3Nの他端部は、前後のネジ42,43により連結されている。ネジ42,43は、図6に示すように、台座本体3Nの他端部に回転自在に埋設したボール体44の雌ねじ孔44aに挿通され、ネジ42,43の先端部yが固定部3Mの他端部に回転自在に埋設したボール体45の保持孔45aに回転自在に保持されている。
ネジ42,43を一方向に回転させることにより、台座本体3Nの他端部が固定部3Mの他端部に対して近接する方向(図6の下方向)に移動でき、またネジ42,43を他方向に回転させることにより、台座本体3Nの他端部が固定部3Mの他端部に対して離間する方向(図6の上方向)に移動可能になっている。この台座本体3Nの移動により、固定部3Mに対して、即ちリムW1のウェル部W1aに取り付けた際に、ホイールWの回転軸に対して、台座本体3Nの装置本体取付面(上面3Na)の角度をホイールWの回転軸と平行となるように調整可能にしている。走行時にネジ42,43の緩みにより角度が変わらないようにするため、調整終了後、ネジ42,43を接着剤などにより台座3に固定するのがよい。
螺子42,43の本数は、上記した2本に限定されず、少なくとも1本あればよい。図7に示すように、タイヤ情報検出送信装置1を取り付けるリムW1のウェル部W1aが傾斜している場合に好ましく用いることができる。
このように構成した台座3には、センサとして特に加速度センサを含む装置本体2を好ましく取り付けることができる。加速度センサは、車両の滑りや姿勢を検知し、その検知情報を基に車両を制御するために使用されるが、構成上、車両に対して傾いた状態で取り付けると、加速度成分を精度良く検知することができない。そこで、上記のような構成の台座3を使用することで、加速度センサを傾斜させずに平行に配置することが可能になるので、加速度成分を精度良く検知することができる。
また、加速度成分を精度良く検知することができる加速度センサを各車輪に設置することができるようになるので、車体に加速度センサを取り付けた場合よりも、より細かな制御が可能になる。
また、このように加速度センサを平行に配置することで、加速度センサが傾いた時に警報を発するように警報器を設置することが可能になるので、車輪の盗難防止にも使用することができる。
本発明において、図1〜4に示すタイヤ情報検出送信装置1は、好ましくは、図5のタイヤ情報検出送信装置1と同様に、台座3側の係合溝部8,18,28に係合した装置本体2側の第2係合部6,16,26の移動を阻止するストッパを台座3に設けるようにするのがよい。その構成は、係合溝部8,18,28に係合した第2係合部6,16,26の移動が阻止可能であれば、いずれの構成を採用してもよい。
本発明は、タイヤ情報検出送信装置1を接着剤によりリムW1に接着固定するものに好ましく用いることができるが、螺子止め方式により固定するタイヤ情報検出送信装置の場合にも、電池交換や修理のために装置本体2を台座3から容易に取り外ることができるので、タイヤ情報検出送信装置1をリムW1に固定する際に螺子止め方式を採用する構成のものであってもよく、リムに取り付ける構成は特に限定されない。
1 タイヤ情報検出送信装置
2 装置本体
3 台座
3M 固定部
3N 台座本体
3Na 上面(装置本体取付面)
5,15,25,35 第1係合部(嵌め込み機構)
6,16,26,36 第2係合(嵌め込み機構)
7,17,27,37 係合孔部(嵌め込み機構)
8,18,28,38 係合溝部(嵌め込み機構)
39 ストッパ
42,43 螺子
W ホイール
W1 リム
x 軸
2 装置本体
3 台座
3M 固定部
3N 台座本体
3Na 上面(装置本体取付面)
5,15,25,35 第1係合部(嵌め込み機構)
6,16,26,36 第2係合(嵌め込み機構)
7,17,27,37 係合孔部(嵌め込み機構)
8,18,28,38 係合溝部(嵌め込み機構)
39 ストッパ
42,43 螺子
W ホイール
W1 リム
x 軸
Claims (9)
- センサにより検出したタイヤ情報を無線により送信する装置本体と、該装置本体をホイールのリムに固定するための台座とを備えたタイヤ情報検出送信装置であって、前記台座の上側に前記装置本体を嵌め込み機構を介して係脱可能に設け、該嵌め込み機構が係合させる装置本体を2方向に移動させることにより前記台座に嵌め込み可能に構成してなるタイヤ情報検出送信装置。
- 前記2方向が下方向と該下方向に延びる軸を中心に回転する方向である請求項1に記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記嵌め込み機構は、前記装置本体側に設けられ、該装置本体から下方に突出する第1係合部と該装置本体の下方に横方向に突出する第2係合部とを有する一方、前記台座側に設けられ、前記第1係合部が係合する係合孔部または係合凹部と前記第2係合部が係合する係合溝部とを有し、前記装置本体を下方に移動して前記第1係合部を前記係合孔部または係合凹部に係合させた後、該装置本体を所定の角度回転させて前記第2係合部を前記係合溝部に係合させる構成にした請求項2に記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記2方向が下方向と該下方向と直交する横方向である請求項1に記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記嵌め込み機構は、前記装置本体側に設けられ、該装置本体から下方に突出する第1係合部と該第1係合部から横方向に突出する第2係合部とを有する一方、前記台座側に設けられ、前記第1係合部が係合する係合孔部と前記第2係合部が係合する係合溝部とを有し、前記装置本体を下方に移動して前記第1係合部を前記係合孔部に係合させた後、該装置本体を横方向に移動させて前記第2係合部を前記係合溝部に係合させる構成にした請求項4に記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記台座に前記係合溝部に係合した第2係合部の移動を阻止するストッパを設けた請求項3または5に記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記台座を、前記リムに固定される固定部と前記装置本体が嵌め込み機構を介して係脱可能に取り付けられる台座本体とから構成し、かつホイールの回転軸に対して該台座本体の装置本体取付面の角度を調整可能に構成した請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記固定部の一端部と前記台座本体の一端部をヒンジにより連結し、前記固定部の他端部と前記台座本体の他端部をネジで連結し、該ネジを回転させることにより前記台座本体の他端部を前記固定部の他端部に対して近接及び離間する方向に移動させる構成にした請求項7に記載のタイヤ情報検出送信装置。
- 前記センサが加速度センサを含む請求項7または8に記載のタイヤ情報検出送信装置。
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- 2006-10-26 JP JP2006291354A patent/JP2008105596A/ja active Pending
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