JP2008104840A - 掃除機用吸込具および電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1、第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能に優れた掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機を提供する。
【解決手段】駆動源36により回転駆動されるとともに周面長手方向に第1の清掃片31を有する第1の回転ブラシ30と、第1の回転ブラシ30と平行に配され前記第1の回転ブラシ30で回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片34を有する第2の回転ブラシ33とを備える掃除機用吸込具16で、回転時における第2の清掃片34と被掃除面との接触抵抗を、第1の清掃片31と被掃除面との接触抵抗より小さく設定したので、第2の回転ブラシ33に加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシ33を回転駆動する第1の回転ブラシ30に加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシ30、33が効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
【選択図】図5

Description

本発明は、掃除機用吸込具および電気掃除機に関するものである。
従来の掃除機用吸込具は、電動機等で回転駆動される1本の回転ブラシを備え、その回転ブラシの外周長手方向に設けた清掃片で、被掃除面の塵埃を掻き上げるようにしていた。しかしながら、回転ブラシが1本だけでは、十分被掃除面を清掃できないため、回転ブラシを2本平行に備えたものが発明された。ところが2本の回転ブラシのそれぞれを回転させるために電動機を2個用いると、掃除機用吸込具が重くなり、掃除機用吸込具の操作性が悪くなるという問題がある。
そこで、1個の電動機で複数の回転ブラシを回転させる掃除機用吸込具が開発されてきている(例えば、特許文献1および2参照)。特許文献1に開示される掃除機用吸込具50では、図11に示すように、電動機51で回転駆動されるとともに外周に清掃片52を設けた第1の回転ブラシ53と、同じく外周に清掃片54を設けた第2の回転ブラシ55とを平行に設け、清掃片52と清掃片54同士をオーバーラップさせて第1の回転ブラシ53の回転力を第2の回転ブラシ55に伝達して第2の回転ブラシ55を回転させるようにしている。
特開2003−125991号公報 実開昭57−181249号公報(実願昭56−069378号のマイクロフィルム)
しかしながら、上記従来の掃除機用吸込具50の構成では、特に、被掃除面が絨毯の場合、第1の回転ブラシ53で回転駆動される第2の回転ブラシ55の清掃片54の突出代が第1の回転ブラシ53の清掃片52のそれより短いため、清掃片54の腰が強くなり、その結果、清掃片54が絨毯に食い込みやすくなって回転しにくくなり、掃除性能を十分発揮できないという課題があった。
また、清掃片54が絨毯に食い込むことにより、第2の回転ブラシ55に大きな負荷が加わるため、それを回転駆動する第1の回転ブラシ53の回転力が低下したり、第1の回転ブラシ53を回転駆動する電動機51にも過大な負荷が加わり、電動機51が異常に発熱したり、焼損するなどの課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能に優れた掃除機用吸込具および電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本願第1の発明に係る掃除機用吸込具は、周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定したので、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第2の発明に係る掃除機用吸込具は、周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第2の清掃片の突出代を、前記第1の清掃片のそれより長く設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片の突出代が長いので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第3の発明に係る掃除機用吸込具は、周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の太さを前記第1の清掃片の繊維のそれより細く設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片を構成する繊維が細いので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第4の発明に係る掃除機用吸込具は、周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の本数を前記第1の清掃片の繊維のそれより少なく設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片を構成する繊維の本数が少ないので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第5の発明に係る掃除機用吸込具は、周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維を第2の回転ブラシの長手方向に沿って間引き断続的に形成したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片を構成する長手方向に沿って間引き断続的に形成したので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第6の発明に係る掃除機用吸込具は、上記第1の発明に係る掃除機用吸込具において、前記第2の清掃片の突出代を、前記第1の清掃片のそれより長く設定することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片の突出代が長いので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第7の発明に係る掃除機用吸込具は、上記第1または第6の発明に係る掃除機用吸込具において、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の太さを前記第1の清掃片の繊維のそれより細く設定することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片を構成する繊維が細いので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第8の発明に係る掃除機用吸込具は、上記第1、第6または第7の発明に係る掃除機用吸込具において、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の本数を前記第1の清掃片の繊維のそれより少なく設定することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片を構成する繊維の本数が少ないので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第9の発明に係る掃除機用吸込具は、上記第1、第6、第7または第8の発明に係る掃除機用吸込具において、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維を第2の回転ブラシの長手方向に沿って間引き断続的に形成することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定したもので、第2の回転ブラシの第2の清掃片を構成する長手方向に沿って間引き断続的に形成したので、第2の清掃片の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシに加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシに加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、本願第10の発明に係る掃除機用吸込具は、上記第1〜第9の発明のいずれかに係る掃除機用吸込具において、第1の回転ブラシを前側に、第2の回転ブラシを後ろ側にそれぞれ配するとともに、運転時に前記第1の回転ブラシを、本体を前進させる方向に回転させ、前記第2の回転ブラシを前記第1の回転ブラシの回転方向と逆方向に回転させるようにしたもので、駆動源で回転駆動される第1の回転ブラシの回転により、掃除機用吸込具本体を前方方向に移動させる力が効率よく且つ強力に作用し、特に絨毯上で、掃除機用吸込具を軽く操作できるとともに、後方に配され逆方向に回転する第2の回転ブラシで、被掃除面の塵埃を第1の回転ブラシと第2の回転ブラシとの間に弾き飛ばして、塵埃を外部に漏らすことなく確実に吸引することができる。
また、本願第11の発明に係る掃除機用吸込具は、上記第1〜第9の発明のいずれかに係る掃除機用吸込具において、第1の回転ブラシを後ろ側に、第2の回転ブラシを前側に配するとともに、運転時に前記第1の回転ブラシを、本体の前方向への移動に逆らう方向に回転させ、前記第2の回転ブラシを前記第1の回転ブラシの回転方向と逆方向に回転させるようにしたもので、被掃除面が絨毯の場合は、駆動源によって駆動される第1の回転ブラシによって絨毯上の塵埃が確実に第1の回転ブラシと第2の回転ブラシとの間に弾き飛ばされるので、塵埃が外部に漏れることなく確実に吸引されるとともに、第2の清掃片は腰が弱いので、絨毯の表面に当たっても容易に撓んで、第2の回転ブラシを回転駆動する第1の回転ブラシの回転を抑制することがない。また、被掃除面が木床などの場合は、第1の回転ブラシの第1の清掃片の被掃除面から受ける負荷が軽いので、第1の回転ブラシが強力に回転し、それによって第2の回転ブラシも効率よく回転し、被掃除面の塵埃を第2の回転ブラシと第1の回転ブラシとの間に寄せながら、拭き磨き効果を遺憾なく発揮することができる。
また、本願第12の発明に係る電気掃除機は、電動送風機と、上記第1〜第11の発明のいずれかに係る掃除機用吸込具を備えたもので、塵埃除去性能に優れた掃除機用吸込具を用いることで、操作性、掃除性能に優れた電気掃除機を提供することができる。
本発明の掃除機用吸込具および電気掃除機は、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能に優れたものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具16について、図1〜7を用いて説明する。図1は、本実施の形態1における掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体斜視図である。
図1に示すように、掃除機本体1の後方部に、電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が配され、掃除機本体1の前方部に、吸引された塵埃を捕集する集塵袋(図示せず)を着脱自在に収納するとともに、電動送風機2の吸引側開口と連通する集塵室4が配されている。掃除機本体1の後方下部の左右両側に、1対の走行用車輪6が水平に配された走行軸に対して回転自在に取り付けられ、また、掃除機本体1の前方下部に、同じく走行用のキャスター7が垂直な軸心周りに回動自在に、且つ水平に配された走行軸に対して回転自在に取り付けられている。掃除機本体1の前面には、吸引ホース8の一端に設けられた接続パイプ9が着脱自在に接続されるとともに、集塵室4に連通する吸気口10が設けられている。
吸引ホース8の他端には、操作者が掃除の際に把持するとともに、掃除機本体1の運転を操作するための操作部11aを有する把手11を備えた先端パイプ12が設けられている。この吸引ホース8の先端パイプ12に、伸縮自在あるいは継ぎ自在に構成された延長管13の手元側の一端が着脱自在に接続され、さらに、その延長管13の先端側の他端が、本実施の形態1の掃除機用吸込具16に着脱自在に接続される。
掃除機本体1の前部から両側にかけての表面に、弾性材料からなるバンパー17が延設されており、掃除機本体1の走行時に、掃除機本体1が家具、柱などに衝突してもそれらに傷を付けないようにしている。掃除機本体1の後部上面に起伏可能に設けられた本体ハンドル18は、掃除機本体1を持ち運ぶ際に把持されるものである。
次に、本実施の形態1における掃除機用吸込具16の詳細な構成について、図2〜6を用いて説明する。図2は、本実施の形態1における掃除機用吸込具の外観斜視図であり、図3は、この掃除機用吸込具の上ケースを外したときの平面図であり、図4は、この掃除機用吸込具の底面側から見た裏面図である。また、図5は、この掃除機用吸込具の断面図であり、図6は、この掃除機用吸込具の第1および第2の回転ブラシの拡大断面図である。なお、図2以降の図において、掃除機用吸込具16の走行方向について、把手11を掴んだ操作者が掃除機用吸込具16を押し進める(前進させる)方向を前方または前側(図2において左下方向)といい、操作者が掃除機用吸込具16を引き戻す(後退させる)方向を後方または後ろ側(図2において右上方向)という。
掃除機用吸込具16の本体ケース20は、図2に示すように、上ケース20aと、底面に開口21を有する下ケース20bから構成され、上ケース20aの後方中央部には、接続管23が傾動自在に取着され、延長管13の先端がこの接続管23の開口端に着脱自在に嵌合固定される。また、下ケース20bの外周面には、ウレタン系樹脂などの弾性材料からなるノズルバンパー22が設けられており、家具(図示せず)などに当たったときの衝撃を和らげる機能を果たしている。
また、図4に示すように、下ケース20bの底面には、その前方左右端近傍に走行用の前輪24が1対、後方左右端近傍に走行用の後輪25が1対、それぞれ回転自在に取着されている。また、開口21の後方中央に起伏安全スイッチ26が起伏可能に取着され、この起伏安全スイッチ26が被掃除面に接触し、その取着されている凹部内に倒れこんだ状態で、操作者が操作部11aを操作したときに、掃除機本体1の後述の第1および第2の回転ブラシ30、33が回転し、また、この起伏安全スイッチ26が被掃除面から離れて凹部内から起立した状態では、操作者が操作部11aを操作しても、第1および第2の回転ブラシ30、33が回転しないように構成されている。
掃除機用吸込具16の前部には、図5に示すように、開口21から掃除機用吸込具16の上方に向けて回転ブラシ収容空間としての回転ブラシ室27が形成され、この回転ブラシ室27の後方側は接続管23に連通している。そして、この回転ブラシ室27内の前方側に第1の回転ブラシ30が、後方側に第1の回転ブラシ30と平行に第2の回転ブラシ33が収容され、それぞれ掃除機用吸込具16に対して回転自在に、掃除機用吸込具16の進退方向に対して垂直に軸支されている。
第1の回転ブラシ30は、掃除機用吸込具16の進退方向に対して垂直な方向に長く、開口21の左右幅寸法とほぼ同じ長さに設定された断面視略円形状の軸芯材32と、この軸芯材32とほぼ同じ長さに設定され、軸芯材32に挿着される複数条(本実施の形態1においては8条)の第1の清掃片31とを備えている。
軸芯材32の外周面には、その長手方向に沿って、図6に示すように、複数条(本実施の形態1においては8条)の溝条部32aが形成され、この溝条部32aにおいて互いに対向する側壁面の開口に近接した部分が、他方の対向する側壁面に向けて膨出して、溝条部32aの開口幅が狭められ、開口より軸中心側の部分に第1の清掃片31の基端部31aを収容する空間が形成されている。
第1の清掃片31は、基端部31aと、この基端部31aに起毛された複数の繊維からなる繊維状部31bとを備えて構成され、この第1の清掃片31の基端部31aが軸芯材32に形成された溝条部32aの基端部収容空間内に挿入、案内されて組み付けられ、第1の清掃片31の繊維状部31bが軸芯材32の溝条部32aから外方に突出している。
第2の回転ブラシ33もまた、第1の回転ブラシ30と同様に、掃除機用吸込具16の進退方向に対して垂直な方向に長く、開口21の左右幅寸法とほぼ同じ長さに設定された断面視略円形状の軸芯材35と、この軸芯材35とほぼ同じ長さに設定され、軸芯材35に挿着される複数条(本実施の形態1においては8条)の第2の清掃片34とを備えている。
軸芯材35の外周面には、その長手方向に沿って、複数条(本実施の形態1においては8条)の溝条部35aが設けられ、この溝条部35aにおいて互いに対向する側壁面の開口に近接した部分が、他方の対向する側壁面に向けて膨出して、溝条部35aの開口幅が狭められ、開口より軸中心側の部分に第2の清掃片34の基端部34aを収容する空間が形成されている。そして、第2の清掃片34は、基端部34aと、この基端部34aから起毛された複数の繊維からなる繊維状部34bとを備えて構成され、この第2の清掃片34の基端部34aが軸芯材35に形成された溝条部35aの基端部収容空間内に挿入、案内されて組み付けられ、第2の清掃片34の繊維状部34bが軸芯材35の溝条部35aから外方に突出している。
このように、第1の清掃片31は、基端部31aが軸芯材32の溝条部32aに挿着されることで、簡単に第1の回転ブラシ30の軸芯材32に簡単に組み付けられ、また、交換が必要な時には、この溝条部32aから抜き出されることで、簡単に軸芯材32から簡単に取り外すことができる。第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34においても、同様である。
そして、本実施の形態1において、第2の清掃片34における繊維状部34bの溝条部35aからの突出代(L2)は、図6に示すように、第1の清掃片31における繊維状部31bの溝条部32aからの突出代(L1)よりも長く設定されている。
ここで、電動機の回転により、第1の回転ブラシ30と第2の回転ブラシ33とを回転させる回転駆動機構について説明する。
掃除機用吸込具16の回転ブラシ室27の後方側には、図3に示すように、第1の回転ブラシ30を正転方向、すなわち掃除機用吸込具16を前進させる方向に第1の回転ブラシ30を回転駆動する駆動源としての電動機36が収納されている。
第1の回転ブラシ30の一端側(左方端部)には外周面に凹凸が形成されたプーリ37が固着され、第2の回転ブラシ33の一端側(左方端部)には軸芯保持材40aが固着されている。そして、プーリ37の左端側に突出した図示しない回転軸を回転可能に支持するように取り付けられた連結支持材41が、第2の回転ブラシ33側の軸受部41aで第2の回転ブラシ33に固着された軸芯保持材40aを回転可能に支持し、第1の回転ブラシ30と第2の回転ブラシ33とがこの連結支持材41によって所定の間隔を隔てて、回転自在に保持された状態で掃除機用吸込具16の上ケース20aの左端側の適所に固定されている。また、第1の回転ブラシ30の他端側(右方端部)および第2の回転ブラシ33の他端側(右方端部)にはそれぞれ軸芯保持材40b、40cが固着され、これらの軸芯保持材40b、40cが連結軸受材42を介して所定の間隔を隔てて、回転自在に保持された状態で掃除機用吸込具16の上ケース20aの右端側の適所に固定されている。
このようにして、電動機36のシャフト36aに固着されたプーリ39と、第1の回転ブラシ30の端部に固着されたプーリ37との間に張架されたベルトト38を介して、電動機36(シャフト36a)の回転が第1の回転ブラシ30に伝達される。そして、さらに第1の回転ブラシ30の回転に伴い、第1の清掃片31が、第2の回転ブラシ33において第2の清掃片34が形成されていない領域(複数条の第2の清掃片34の互いに隣り合う間の空間)に噛み合い、第2の清掃片34を回転方向の背面側から押圧することにより、第2の回転ブラシ33が第1の回転ブラシ30の回転に伴って回転駆動される。すなわち、電動機36からの回転駆動により、第1の回転ブラシ30は掃除用吸込具16を前進させる方向に回転し、第2の回転ブラシ33は掃除用吸込具16を後退させる方向に回転するように構成されている。
次に、以上のように構成された掃除機用吸込具16と電気掃除機(掃除機本体1)の動作と作用について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態1における掃除機用吸込具を被掃除面上で操作する時の部分断面図であり、(a)は被掃除面が木床の場合、(b)は被掃除面が絨毯の場合を示す。
掃除機本体1から図示しない電源コードを引き出し、その先端についた電源プラグ(図示せず)を部屋のコンセントに差し込んで、把手11に設けた操作部11aを操作して、電動送風機2および掃除機用吸込具16に内蔵された電動機36に通電すると、掃除機用吸込具16の下ケース20bの底面に設けた開口21に電動送風機2による吸引力が作用し、木床や絨毯などの被掃除面から塵埃が吸引され、延長管13、吸引ホース8を通って集塵室4に運ばれ、そこで捕集される。
掃除機用吸込具16を木床やタイル床などの被掃除面上で操作して掃除する場合、図7(a)に示すように、掃除機用吸込具16の下ケース20bに設けた前輪24と後輪25により、下ケース20bの底面と被掃除面との間に所定の隙間が確保される。被掃除面が木床やタイル床などの場合は、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31および第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34に加わる負荷が軽いので、第1の回転ブラシ30、第2の回転ブラシ33とも、効率よく回転し、塵埃を被掃除面から効果的に除去するとともに、同時に、拭き、磨き効果も十分に発揮される。
また、掃除機用吸込具16を絨毯などの被掃除面上で操作して掃除する場合、図7(b)に示すように、前輪24、後輪25が、絨毯に没して、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31が絨毯の表面に接するようになるが、第1の回転ブラシ30は、電動機36により正転駆動されるので、掃除機用吸込具16を前方に移動させる方向に、すなわち自走させる方向に力が働き、使用者は、絨毯上で、掃除機用吸込具16を容易に前方向に移動させることができる。このとき、本実施の形態1では、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34の突出代(L2)が長いため、腰が弱く、容易に撓んで、第2の回転ブラシ33が容易に回転するので、第1の回転ブラシ30の回転を抑制することがない。
なお、前方方向への自走効果がある場合、掃除機用吸込具16を手前に引くとき、使用者の手に大きな負担が加わりそうだが、実際には、人は、物を引くときに力をかけやすいので、さほど気にならない。
以上のように本実施の形態1によれば、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34の突出代(L2)を第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31の突出代(L1)より長く設定したので、回転時における第2の清掃片34と被掃除面との接触抵抗を第1の清掃片31と被掃除面との接触抵抗より小さくすることができ、したがって、第2の清掃片34の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓むことにより、第2の回転ブラシ33に加わる負荷が減り、それに伴って第2の回転ブラシ33を回転駆動する第1の回転ブラシ30に加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシ30、33が効率よく回転し、塵埃除去性能が大幅に向上する。
また、電動機36で回転駆動される第1の回転ブラシ30を前側に、第2の回転ブラシ33を後ろ側にそれぞれ配し、運転時に第1の回転ブラシ30を、本体を前進させる方向に回転させ、第2の回転ブラシ33を第1の回転ブラシ30の回転方向と逆方向に回転させるようにしているので、掃除機用吸込具16を前方方向に移動させる力が効率よく且つ強力に作用し、特に絨毯上で、掃除機用吸込具16を軽く操作できるとともに、逆方向に回転する第2の回転ブラシ33で、被掃除面の塵埃を第1の回転ブラシ30と第2の回転ブラシ33との間に弾き飛ばして、塵埃を外部に漏らすことなく確実に吸引することができる。
なお、上記実施の形態1では、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34の突出代(L2)を長くして、その第2の清掃片34の腰を弱くして、絨毯上で軽く回転するようにしたが、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31と第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34をそれぞれ複数の繊維で構成し、それぞれの溝条部32a、35aからの突出代(L1、L2)を略同等にして、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34の繊維の太さを第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31の繊維のそれより細くしたり、あるいは、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34の繊維の本数を第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31の繊維のそれより少なくして、第2の清掃片34の腰の強さを第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31のそれより弱くするようにしても、回転時における第2の清掃片34と被掃除面との接触抵抗を、第1の清掃片31と被掃除面との接触抵抗より小さく設定することができ、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における掃除機用吸込具16Aについて、図8および図9を用いて説明する。図8は、本実施の形態2における掃除機用吸込具の上ケースを外したときの平面図であり、図9は、この掃除機用吸込具の裏面図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態2における掃除機用吸込具16Aでは、図8に示すように、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34を構成する繊維状部34bが、第2の回転ブラシ33の長手方向に沿って間引かれ、複数の繊維束34cとして断続的に形成されている。そして、この複数の繊維束34cが、複数条の第2の清掃片34において互いに幅方向(第2の回転ブラシ33の長手方向)に重複しながらそれぞれの起毛位置をずらし、全体として第2の回転ブラシ33の長手方向の全幅域をカバーしている。
このような第2の清掃片34を用いて掃除機用吸込具16Aを構成することにより、回転時における第2の清掃片34(繊維束34c)と被掃除面との接触抵抗を、第1の清掃片31と被掃除面との接触抵抗より小さく設定することができ、第2の清掃片34の腰が弱くなり、絨毯上でも容易に撓んで、第2の回転ブラシ33に加わる負荷が減り、それにより第2の回転ブラシ33を回転駆動する第1の回転ブラシ30に加わる負荷も減り、第1および第2の回転ブラシ30、33が効率よく回転し、塵埃除去性能を大幅に向上させることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における掃除機用吸込具16Bについて、図10を用いて説明する。図10は、実施の形態3における掃除機用吸込具の断面図である。なお、上記実施の形態1と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態3においては、図10に示すように、ベルト38を介して電動機36で回転駆動される第1の回転ブラシ30を回転ブラシ室27の後ろ側に配し、第2の回転ブラシ33を同回転ブラシ室27の前側に配し、運転時に第1の回転ブラシ30を逆転駆動、すなわち掃除機用吸込具16Bの前方向への移動に逆らう方向に回転させるとともに、第2の回転ブラシ33を第1の回転ブラシ30の回転方向と逆方向に回転させるようにしたものである。
上記構成により、被掃除面が絨毯の場合は、電動機36によって回転駆動される第1の回転ブラシ30によって絨毯上の塵埃が確実に第1の回転ブラシ30と第2の回転ブラシ33との間に弾き飛ばされるので、塵埃が外部に漏れることなく確実に吸引されるとともに、第2の回転ブラシ33の第2の清掃片34は腰が弱いので、絨毯の表面に当たっても容易に撓んで、第2の回転ブラシ33を回転駆動する第1の回転ブラシ30の回転を抑制することがない。また、被掃除面が木床などの場合は、第1の回転ブラシ30の第1の清掃片31の被掃除面から受ける負荷が軽いので、第1の回転ブラシ30が強力に回転し、それによって第2の回転ブラシ33も効率よく回転し、したがって、被掃除面上の塵埃を第2の回転ブラシ33と第1の回転ブラシ30の間に寄せながら、拭き磨き効果も遺憾なく発揮することができる。
また、電動送風機を有する電気掃除機に、塵埃除去性能に優れた上記の掃除機用吸込具16、16Aまたは16Bを接続することにより、操作性、掃除性能に優れた電気掃除機を提供することができることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる掃除機用吸込具は、第1および第2の回転ブラシが効率よく回転し、塵埃除去性能に優れたもので、家庭用、業務用、店舗用の各種電気掃除機に使用することができる。
本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具の上ケースを外したときの平面図である。 本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具の裏面図である。 本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具の断面図である。 同本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具の第1および第2の回転ブラシの拡大断面図である。 本発明の実施の形態1における掃除機用吸込具を被掃除面上で操作する時の部分断面図であり、(a)は被掃除面が木床の場合、(b)は被掃除面が絨毯の場合を示す。 本発明の実施の形態2における掃除機用吸込具の上ケースを外したときの平面図である。 本発明の実施の形態2における掃除機用吸込具の裏面図である。 本発明の実施の形態3における掃除機用吸込具の断面図である。 従来の掃除機用吸込具の断面図である。
符号の説明
16 掃除機用吸込具
30 第1の回転ブラシ
31 第1の清掃片
33 第2の回転ブラシ
34 第2の清掃片
36 電動機(駆動源)

Claims (12)

  1. 周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定した掃除機用吸込具。
  2. 周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第2の清掃片の突出代を、前記第1の清掃片のそれより長く設定した掃除機用吸込具。
  3. 周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の太さを前記第1の清掃片の繊維のそれより細く設定した掃除機用吸込具。
  4. 周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の本数を前記第1の清掃片の繊維のそれより少なく設定した掃除機用吸込具。
  5. 周面長手方向に第1の清掃片を有する第1の回転ブラシと、前記第1の回転ブラシを回転駆動する駆動源と、前記第1の回転ブラシと平行に配され前記第1の回転ブラシで回転駆動されるとともに周面長手方向に第2の清掃片を有する第2の回転ブラシとを備え、前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維を第2の回転ブラシの長手方向に沿って間引き断続的に形成した掃除機用吸込具。
  6. 前記第2の清掃片の突出代を、前記第1の清掃片のそれより長く設定することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定した請求項1に記載の掃除機用吸込具。
  7. 前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の太さを前記第1の清掃片の繊維のそれより細く設定することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定した請求項1または6に記載の掃除機用吸込具。
  8. 前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維の本数を前記第1の清掃片の繊維のそれより少なく設定することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定した請求項1、6または7に記載の掃除機用吸込具。
  9. 前記第1の清掃片と前記第2の清掃片のそれぞれを複数の繊維で構成し、前記第2の清掃片の繊維を第2の回転ブラシの長手方向に沿って間引き断続的に形成することにより、回転時における前記第2の清掃片と被掃除面との接触抵抗を、回転時における前記第1の清掃片と被掃除面との接触抵抗より小さく設定した請求項1、6、7または8に記載の掃除機用吸込具。
  10. 第1の回転ブラシを前側に、第2の回転ブラシを後ろ側にそれぞれ配するとともに、運転時に前記第1の回転ブラシを、本体を前進させる方向に回転させ、前記第2の回転ブラシを前記第1の回転ブラシの回転方向と逆方向に回転させるようにした請求項1〜9のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具。
  11. 第1の回転ブラシを後ろ側に、第2の回転ブラシを前側に配するとともに、運転時に前記第1の回転ブラシを、本体の前方向への移動に逆らう方向に回転させ、前記第2の回転ブラシを前記第1の回転ブラシの回転方向と逆方向に回転させるようにした請求項1〜9のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具。
  12. 電動送風機と、請求項1〜11のいずれか1項に記載の掃除機用吸込具を備えた電気掃除機。
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