JP4801516B2 - 電気掃除機の吸口体及びこの吸口体を用いた電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転清掃体を備えた電気掃除機の吸口体及びこの吸口体を用いた電気掃除機に関する。
一般的な電気掃除機は、床面上の塵埃を吸口体から吸い込み、この吸口体に接続された延長管,ホース等を介して掃除機本体の集塵部に導くように構成されている。吸口体には床面上の塵埃を効率良く掻き上げるために、電動機等の駆動手段で駆動される回転清掃体が設けられている。このような電気掃除機は例えば特許文献1(特開2000−166826号公報)に記載されている。
この特許文献1には、底面に開口した吸込口4と、この吸込口4内部に設けられた回転清掃体13と、吸込口4内に設けた吸気口8とを備え、吸込口4内に、吸気口8側に向って傾斜したガイドリブ18を設けた技術が開示されている。そして、回転清掃体13の塵埃掻き揚げ体17外周に巻き付いた糸ごみ,綿ごみ等の塵埃は塵埃掻き揚げ体17に巻き付いた後、ガイドリブ18に当たると糸ごみ,綿ごみ等の塵埃に分力が働きガイドリブ
18の傾斜に沿いながら複数個のガイドリブ18を移動し、吸気口8まで移動した後この吸気口8から集塵室7に捕集される。特許文献1では、塵埃掻き揚げ体17を毛からなるブラシあるいはリップ等からなる帯状体で構成することが開示されているが、特に塵埃掻き揚げ体17を毛からなるブラシで構成した場合、糸や髪の毛といった塵埃を吸い込むと、糸や髪の毛がブラシの毛の間に入り込んでブラシの毛の根元まで達し、糸や髪の毛が回転清掃体13に絡み付くといった欠点があった。
この課題を解決するために例えば特許文献2(特開2005−13525号公報)のような技術が提案されている。この特許文献2には、回転ブラシ(回転清掃体)4の芯体7の外周に帯状のブラシ体8を設け、このブラシ体8の根元部を帯状の塩化ビニルで構成し、先端部を帯状のフェルトで構成した技術が開示されている。特許文献2では、ブラシ体8を帯状の塩化ビニル及び帯状のフェルトで構成することにより、髪の毛や糸くずがブラシ体8に入り込むのを防止し、回転ブラシ4への巻き付きを防止するようにしている。
特開2000−166826号公報 特開2005−13525号公報
近年の住宅は、絨毯,畳,フローリングといったように様々な種類の掃除面が存在する。このような掃除面を効率よく掃除するためには、刷毛を用いた回転清掃体が使用されるようになってきた。特に絨毯上に落ちている糸屑や髪の毛は、絨毯の毛と毛の間に入り込んでしまうと電気掃除機の吸引力だけでは吸い込むことが難しい。そこで、絨毯上を掃除する場合、回転清掃体を備えた吸口体に有効である。回転清掃体の外周に設けられた清掃部材としては、特許文献1及び2に記載されたようなブレード・帯状のフェルト・刷毛等が用いられるが、上述したように絨毯の毛と毛の間に入り込んだ糸屑や髪の毛を取り除くためには、刷毛部材が有効である。この刷毛部材は、刷毛が連続して設けられており、この刷毛が絨毯の毛と毛の間に入り込んで、絨毯の毛と毛の間に入り込んだ糸屑や髪の毛を掻き出すように作用する。
しかしながら、回転清掃体の清掃部材として刷毛を用いた場合、絨毯等の掃除面から掻き出された糸屑や髪の毛が、回転清掃体の刷毛の毛と毛の間に入り込んでしまい、回転清掃体に巻き付いてしまうといった欠点があった。そのため、回転清掃体に巻き付いた糸屑や髪の毛を取り除くためには、使用者がカッターや鋏を使って取り除く必要があり、煩わしいものであった。
本発明の目的は上記課題を解決するためになされたものであり、回転清掃体への糸屑や髪の毛の巻き付きを防止する電気掃除機の吸口体及びこの吸口体を用いた電気掃除機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、下面に開口部を有する下ケースに上ケースを被着して形成した吸口本体と、該吸口本体の内部に形成された吸込口と、前記吸口本体に取り付けられ前記吸込口と連通する吸口継手と、前記吸口本体内に配置された回転清掃体と、該回転清掃体を駆動する駆動手段を有する電気掃除機の吸口体において、前記吸口本体内には、前記回転清掃体の回転方向に対して前方側が前記吸込口側に向かって傾斜したリブを設け、前記下ケースは、前記下ケースの前記回転清掃体が配置される部分の上面に形成された上面開口部を境に、前側梁と後側梁とから構成され、該リブは、前記前側梁と前記後側梁とを接続するように設けられ、前記回転清掃体の回転時、該回転清掃体の外周に設けた刷毛部材の前記リブと接触した部分の刷毛が倒れて刷毛と刷毛との間に隙間ができる程度に前記刷毛部材と接することにある。
本発明によれば、回転清掃体への糸等の巻き付きを防止することができる。つまり、刷毛と刷毛との間に生じる隙間により刷毛に巻き付いた糸屑や髪の毛等が取れやすくなり、さらに刷毛の倒れる動作と起き上がる動作を交互に繰り返すことで、刷毛に巻き付いた糸屑や髪の毛等を吸込口へ押し出すことができる。さらに、リブが前側梁と後側梁とを接続するように設けられることにより、吸口体の前側から強い衝撃力が加わっても、前側梁が撓んで破損することを防止できる。
以下、本発明に係る実施例を添付の図面を用いて説明する。
図2は本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視図である。図2において、201は吸引力を発生させる電動送風機、及びこの電動送風機の吸引力で集塵した塵埃を収容する集塵部を備えた掃除機本体である。202は一端側が掃除機本体201の集塵部と連通するように接続されたホースであり、203は一端側がホース202の他端側と接続された手元操作部である。この手元操作部203には電動送風機を運転・停止を行う操作スイッチ204が設けられている。205は一端側が手元操作部203の他端側と接続された伸縮可能な延長管である。206は延長管の他端側に接続され、床面等の塵埃を吸い込む吸口体である。
次に本発明に係る吸口体の構成を図1,図3及び図4を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る吸口体206の上面図であり、図3は吸口体206の分解斜視図であり、図4は吸口体206の下面図である。
本実施例では、使用者から見て、使用者が手元操作部203を握って吸口体206を押す方向を前側(前方),吸口体206を使用者側へ引き寄せる方向を後側(後方)と定義する。
101は吸口体の下部分を形成する下ケース、102は下ケース101の上部に被着された上ケースであり、下ケース101と上ケース102とで吸口本体を構成している。
103は吸口本体の後方に取り付けられ、内部に空気の流路が形成された吸口継手である。吸口継手103には回動軸103aが形成されており、この回動軸103aを後述する電動機カバー109を介して下ケース101と上ケース102とで挟み込んで取り付けることにより、吸口継手103が吸口本体に対して上下方向に回動可能となる。また、下ケース101と上ケース102との間には、吸口本体内の気密を保持するとともに、吸口体206が家具等に衝突したとき、家具への傷付きと吸口体206への衝撃を吸収するためのバンパー104が設けられている。このバンパー104はゴム等の弾性体で構成されている。下ケース101には下面(掃除面)に開口した開口部105が形成され、この開口部105の後方には吸口継手103の内部流路に連通する吸込口106が形成されている。107は開口部105に望むように配置された回転清掃体、108は回転清掃体107を回転駆動する駆動手段としての電動機、109は電動機108の駆動力を回転清掃体
107へ伝達する伝達手段としてのベルトである。なお、駆動手段は電動機108に限らず、電動送風機の吸引力で回転力を得るエアータービンでも良く、必要に応じて適宜選択すれば良い。
109は電動機108の上部を覆うと共に、吸込口106と吸口継手103の流路とを繋ぐ電動機カバーである。110は回転清掃体107の両端の軸を支える軸受カバーである。111は吸口体206を移動させるために吸口本体の下面側に設けられた前車輪、
112は吸口本体の下面側に設けられた後車輪である。113は掃除面との接触した場合に電動機108への通電を行い、掃除面から離れた場合に電動機への通電を遮断する掃除面検知手段である。
上ケース102には、その前方に上面開口部102aが形成されている。114はこの上面開口部102aを塞ぐ窓板である。この窓板114は透明若しくは半透明の材料で構成されており、吸口体206を上面から見て回転清掃体107の状態が目視できるようになっている。
次に本発明の構成について説明する。
本発明の吸口体206には、複数のリブ120(120a,120b)が設けられている。このリブ120a,120bは回転清掃体107の上方で、かつ吸込口106に対して左右に分かれて配置されている。またこの複数のリブ120a,120bは、図1及び図4に示すように吸口体206の前方側(図中で下側)が吸込口106側に傾斜するように配置されている。本実施例におけるリブ120a,120bは、図3に示すように取り付けられている。このリブ120a,120bは、後述する回転清掃体107との関係において、回転清掃体107の回転方向に対しリブ120a,120bの前方側を吸込口
106側に傾斜させて配置させている。図3において、下ケース101の回転清掃体107が配置される部分の上面には、下ケース上面開口部301が形成されている。この下ケース上面開口部301は、吸口体206を上面から見て、上ケース102の上面開口部102a及び窓板114と重なる位置に形成されている。そして、使用者は窓板114と下ケース上面開口部301を通して、吸口体206の内部に配置された回転清掃体107の状態を目視することができる。また開口部301の前後には、吸口本体の左右に渡って前側梁
302と、後側梁303とが形成されている。そして、リブ120a,120bは、下ケース上面開口部301を跨ぎ、前側梁302と後側梁303とを接続するように設けられている。
本実施例のように下ケース101に、下ケース上面開口部301を形成した場合、吸口体206の前側から強い衝撃力が加わると、前側梁302が下ケース上面開口部301側に撓んで破損する虞がある。本実施例では、下ケース上面開口部301を跨いで前側梁
302と後側梁303とを接続するリブ120a,120bを設けるようにしているので、前側梁302の強度を補強し、前側梁302の破損を防止することができる。しかもリブ120a,120bは傾斜して配置されているので、吸口体206の前側から強い衝撃力が加わった場合、リブ120a,120bが撓んで衝撃力を吸収する働きをし、前側梁302の破損を防止することができる。
次に図5を用いて、リブ120a,120bと回転清掃体107との関係について説明する。図5は図1におけるA−A断面図である。
回転清掃体107はアルミニウム,樹脂等の剛性のある材料で構成された回転基部130と、この回転基部130の外周に設けられた刷毛部材131と、回転基部130の外周に設けられ刷毛部材131と刷毛部材131との間に配置されたブレード132とより構成されている。
刷毛部材131は、刷毛が回転基部130の軸方向(長手方向)に沿って連続して配置されることで構成される。またブレード132は塩化ビニル,ゴム等で弾性力のある部材で構成されている。
このような構成において、回転清掃体107は図5の矢印で示す方向に回転する。本実施例では、吸口体206が前方に移動する力が働くような方向に回転清掃体107が回転している。回転清掃体107の刷毛部材131は、矢印に示すごとく回転し、回転清掃体107の上部に配置され、吸口体206の上部から下方(回転清掃体107側)の向かって突出したリブ120aと接触する。リブ120aの刷毛部材131と接する部分は回転清掃体107の外周部に沿うようにリブの長手方向の中央部が上方に向かって凹むように湾曲した湾曲部140が形成されている。このように湾曲させることにより、回転清掃体107に必要以上の抵抗(負荷)を与えることがなく、回転清掃体107の回転力低下を極力小さくし、塵埃の掻き揚げ性能を維持することができる。またリブ120aの後方側の端部141は面取りを施した円弧形状としている。これにより、回転清掃体107の刷毛部材131がリブ120aと接触する際、刷毛部材131がリブ120aに引っかかるのを防止し、刷毛部材131の損傷を防止することができる。さらに糸屑や髪の毛がリブ120aの端部141に引っかかるのを防止できる。本実施例ではリブ120aについて説明したが、リブ120bも同様に作用する。
次に図7を用いて、リブ120a,120bによる回転清掃体107へ糸絡みを防止する作用について説明する。
図7は回転清掃体107とリブ120a,120bとの関係を示す斜視図である。図中の矢印は回転清掃体107の回転方向を示している。図7において、回転清掃体107の回転中心より上側は、手前側(図7における下方側)から奥側(図7における上方側)に向かって回転している。このことから、図7は吸口体206の斜め後方から見た状態における図であることが理解できる。なお、図7では、作用を判りやすく説明するために、ブレード132を省略している。またリブ120a,120bもそれぞれ左右に2本ずつとした。
電気掃除機を運転させると電動送風機により吸引力が発生し、吸口体206から塵埃が吸い込まれると共に、吸口体206の回転清掃体107が電動機108により駆動され回転を始める。回転清掃体107が回転すると、回転清掃体107の刷毛部材131が傾斜して配置されたリブ120a,120bに接触する。そして、下ケース101下面の開口部105から吸い込まれた糸屑150は、回転清掃体107に回転方向に沿って矢印のように搬送される。この状態において、リブ120a,120bが設けられていない場合、糸屑150は回転清掃体107に巻き付く。この巻き付きが二重三重となると、強く回転清掃体107に巻き付いてしまう。特に清掃部材として刷毛を用いた回転清掃体では顕著である。本実施例では、回転清掃体107に刷毛部材131と接触するリブ120a,
120bが設けられているので、吸い込まれた糸屑150は回転清掃体107に巻き付く前にリブ120a,120bの側面に当たり、向きが変更される。このリブ120a,
120bは吸込口106に向かって傾斜しているので、糸屑150も吸込口106に向かうようになる。さらに、このリブ120a,120bは複数並んで設けられているので、並んで設けられたリブに沿って糸屑105が吸込口106の位置まで搬送される。そして、吸込口106から掃除機本体201の集塵部へと搬送される。隣り合うリブ120a,120bの間隔は、例えば図1に示すように、吸口体206を上面から見て回転清掃体
107の軸方向と直交する方向において隣り合うリブが重なるように配置すると良い。すなわち、図1において、回転清掃体107の軸方向と直交する垂線C上に隣り合うリブ
120bの一部が重なるような間隔にリブ120bを配置する。リブ120aも同様である。また、リブ120a,120bの取り付け角度は、回転清掃体107の軸方向に対して略45°程度とするのが良い。回転清掃体107の軸方向に対する角度が45°より小さくなると、回転清掃体107との接触抵抗が増え、回転清掃体107の回転力が弱まる。逆に回転清掃体107の軸方向に対する角度が45°より大きくなると、回転清掃体
107に巻き付こうとする糸屑等の向きを変更させる角度が小さくなり、リブの効果が弱くなり、回転清掃体107に糸屑等が巻き付きやすくなる。よって、回転清掃体107の軸方向に対する角度は略45°程度とするのが好ましい。
図7に戻り、さらに本実施例の作用を説明する。
刷毛部材131はリブ120a,120bに接触すると、接触した部分の刷毛が倒れる。刷毛が倒れると、刷毛の毛と毛の間に隙間ができ、刷毛に巻き付いた糸屑や髪の毛等が取れやすくなる。そして、回転清掃体107が回転しているので、回転清掃体107の外周方向に遠心力が働き、刷毛に巻き付いた糸屑や髪の毛等が遠心力とともに回転清掃体
107の外周側へと移動する。回転清掃体107の外周側へと移動した糸屑や髪の毛等はリブ120a,120bと接触し、上述したようにも吸込口106へと導かれる。
本実施例では、リブ120a,120bが刷毛部材131と接触して刷毛の毛と毛の間に隙間を作るようにしているので、刷毛に巻き付いた糸屑や髪の毛等が取れやすくなる。
また、刷毛部材131はリブ120a,120bに接触することにより、接触した部分の刷毛が吸込口106側へ倒れる。この回転清掃体107は回転しているため、刷毛部材
131は倒れる動作と起き上がる動作を交互に繰り返す。この連続動作が刷毛に巻き付いた糸屑や髪の毛等を吸込口106へと押し出す。つまり、糸屑や髪の毛が刷毛内部に入り込んで直接リブ120a,120bに接触できなくても、吸込口106へ導くことが出来る。吸込口106の近傍(回転清掃体107の中央部)は吸引風速が早いため、髪の毛や糸ごみは回転清掃体107から引き剥がされ、吸込口106から掃除機本体201の集塵部へと搬送される。
また、本実施例の回転清掃体107には、図6(回転清掃体107の断面図)に示すように刷毛部材131と刷毛部材131との間にブレード132を配置しているので、糸屑等が巻き付きにくくなっている。そして、ブレード132の最外周回転軌跡170は、刷毛部材131の最外周回転軌跡171より小さくなるようにしている。さらにブレード
132はリブ120a,120bと接触しない位置としている。ブレード132とリブ
120a,120bが接触すると接触抵抗が大きいので、回転清掃体107の回転力が低下し、回転清掃体107により塵埃の掻き揚げ性能が低下してしまう。本実施例では、回転清掃体107の清掃部材として、刷毛部材131とブレード132とを用いるようにし、さらに刷毛部材131のみリブ120a,120bと接触するようにしているので、回転清掃体への糸屑等の巻き付きと防止すると共に、回転清掃体107の回転力低下を防止し、回転清掃体107による塵埃の掻き揚げ性能を向上することができる。
以上説明した本発明の実施例では、リブ120a,120bを回転清掃体107の上方側に位置するように配置した例を示したが、リブ120a,120bの設置位置は回転清掃体107の上方に限られるものではない。回転清掃体107の前方或いは後方に設けるようにしても良く、吸口体206の形態に合わせ適宜設置場所を選択すれば良い。
また、本実施例では吸込口106を吸口体206のほぼ中央に位置させ、吸込口106の左右両側にリブ120a,120bを配置しているが、例えば吸込口を左右の何れか一方に寄せて、これと反対側にリブを設けるようにしても良い。
また、回転清掃体107の回転方向を本実施例とは逆に方向、すなわち吸口体206を後退させる方向に回転させるようにしても良い。その際、例えばリブ120a,120bを本実施例と同様に回転清掃体107の上方に配置した場合、本実施例とは逆向きとなる。リブ120a,120bは、回転清掃体107の回転方向に対しリブ120a,120bの前方側を吸込口106側に傾斜させて配置する。このようにリブ120a,120bを配置することにより、吸い込んだ糸屑等を速やかに吸込口106へ搬送することができ、回転清掃体106への糸屑等に巻き付きを防止することができる。
本発明の一実施例に係る吸口体206の上面図である。 本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視図である。 吸口体206の分解斜視図である。 吸口体206の下面図である。 図1におけるA−A断面図である。 回転清掃体107の断面図である。 回転清掃体107とリブ120a,120bとの関係を示す斜視図である。
符号の説明
101…下ケース、102…上ケース、107…回転清掃体、120…リブ、130…回転基部、131…刷毛部材、132…ブレード。

Claims (8)

  1. 下面に開口部を有する下ケースに上ケースを被着して形成した吸口本体と、該吸口本体の内部に形成された吸込口と、前記吸口本体に取り付けられ前記吸込口と連通する吸口継手と、前記吸口本体内に配置された回転清掃体と、該回転清掃体を駆動する駆動手段を有する電気掃除機の吸口体において、
    前記吸口本体内には、前記回転清掃体の回転方向に対して前方側が前記吸込口側に向かって傾斜したリブを設け、
    前記下ケースは、前記下ケースの前記回転清掃体が配置される部分の上面に形成された上面開口部を境に、前側梁と後側梁とから構成され、
    該リブは、前記前側梁と前記後側梁とを接続するように設けられ、かつ、前記回転清掃体の回転時、該回転清掃体の外周に設けた刷毛部材の前記リブと接触した部分の刷毛が倒れて刷毛と刷毛との間に隙間ができる程度に前記刷毛部材と接することを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  2. 請求項1において、
    前記リブは、前記回転清掃体の軸方向と直交する垂線上で、隣り合うリブ同士の一部が重なる間隔で配置されることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  3. 電動送風機を収容する掃除機本体と、該掃除機本体に接続されたホースと、該ホースに接続された手元操作部と、該手元操作部に接続された延長管と、該延長管に接続された吸口体とを備えた電気掃除機において、
    前記吸口体は、
    下面に開口部を有する下ケースに上ケースを被着して形成した吸口本体と、該吸口本体の内部に形成された吸込口と、前記吸口本体に取り付けられ前記吸込口と連通する吸口継手と、前記吸口本体内に配置された回転清掃体と、該回転清掃体を駆動する駆動手段を有し、
    前記吸口本体内には、前記回転清掃体の回転方向に対して前方側が前記吸込口側に向かって傾斜したリブを設け、
    前記下ケースは、前記下ケースの前記回転清掃体が配置される部分の上面に形成された上面開口部を境に、前側梁と後側梁とから構成され、
    該リブは、前記前側梁と前記後側梁とを接続するように設けられ、かつ、前記回転清掃体の回転時、該回転清掃体の外周に設けた刷毛部材の前記リブと接触した部分の刷毛が倒れて刷毛と刷毛との間に隙間ができる程度に前記刷毛部材と接することを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項3において、
    前記リブは、前記回転清掃体の軸方向と直交する垂線上で、隣り合うリブ同士の一部が重なる間隔で配置されることを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項1または請求項2において、
    前記リブの角度は、前記回転清掃体の軸方向に対して略45度であることを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  6. 請求項1または請求項2または請求項5において、
    前記回転清掃体は、回転方向に隣り合う前記刷毛部材間にブレードを備え、
    前記ブレードの最外周回転軌跡は、前記刷毛部材の最外周回転軌跡より小さく、
    前記ブレードは、前記リブに接触しないことを特徴とする電気掃除機の吸口体。
  7. 請求項3または請求項4において、
    前記リブの角度は、前記回転清掃体の軸方向に対して略45度であることを特徴とする電気掃除機。
  8. 請求項3または請求項4または請求項7において、
    前記回転清掃体は、回転方向に隣り合う前記刷毛部材間にブレードを備え、
    前記ブレードの最外周回転軌跡は、前記刷毛部材の最外周回転軌跡より小さく、
    前記ブレードは、前記リブに接触しないことを特徴とする電気掃除機。
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