JP2008104690A - 異物除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置の提供を目的とするものである。
【解決手段】異物除去装置1は、遊技機の形成物品の所定領域を覆うための開口部11を有するケース状のカバー10と、カバー10内にエアーを送り込むエアー吹出装置30と、カバー内の電荷を除去する除電装置40と、カバー10内のエアーとともに異物を吸引するエアー吸引装置20とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、異物除去装置に関し、特に、遊技機の形成部品の所定領域を覆うための開口部を有する異物除去装置に関する。
弾球遊技機や回動式遊技機やスロットマシンなどの遊技機の製造において、表面に意匠図が描かれた遊技盤をテーブルに位置決め搭載し、このテーブル及びテーブルの上方に設置された刃物を加工データによる加工位置と加工順序とに従って平面内の縦横に相対的に移動するとともに、刃物を回転駆動して、遊技盤に開口を形成するルーター加工装置などの製造装置を用いる。
従来のルーター加工装置などの製造装置では、加工の際に刃物より舞い上がる切削屑などの異物を刃物の周辺に設けた集塵ダクトで吸引しているが、遊技盤より落下した異物はルーター加工が終了する毎に、作業者がエアーノズルでテーブルの後方に向けて吹き飛ばし、この吹き飛ばされた異物を就業終了時に電気掃除機や箒などで清掃しており、生産効率の低下が否めなかった。
このため、遊技盤に付着した切削屑をテーブルより下方に落下させて自動的に集塵し、生産効率を向上することができる異物除去装置が提供されている(特許文献1)。
また、遊技場においても、就業終了時に遊技機に付着した埃などの異物を電気掃除機や箒などで清掃している。
特開平10−151240号公報
しかしながら、上記の異物除去装置であっても、化学的(静電気)吸着と、物理的(隙間に詰まるなど)な引っ掛かりによって、付着した異物は除去することが難しい。このため、入念なエアーブローが必要となり、稼働率を悪化させる要因となっている。
このため、製造工程において、作業員が作業する必要があり、工場ラインの自動化ができないため作業効率が悪く、製造コストの低減を図ることができない。また、空気中に舞った加工屑などの異物は、製造装置の耐用年数を著しく悪化させている。
また、遊技場においても、就業終了時に遊技機に付着した埃などの異物を電気掃除機や箒などで清掃しているが、例えば、弾球遊技機の遊技盤上では静電気が発生しやすく、静電気によって吸着した異物を除去するのは困難である。このため、入念な清掃が必要となり、作業効率が悪い。さらに、飛散した異物が遊技機の制御回路などに付着することによって遊技機の耐用年数を著しく悪化させている。
このため、異物除去に係る作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置の提供が求められてきている。
本発明は、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置の提供を目的とするものである。
(1) 遊技機の形成物品の所定領域を覆うための開口部を有するケース状のカバーと、前記カバーに設けられたエアー吹出口から前記カバー内にエアーを送り込むエアー吹出装置と、前記カバー内の電荷を除去する除電装置と、前記カバーに設けられたエアー吸引口から前記カバー内のエアーとともに異物を吸引するエアー吸引装置とを備えることを特徴とする異物除去装置。
(1)の発明によれば、ケース状のカバーによって、異物の空気中への飛散を低減させる。さらに、異物の空気中への飛散を低減させることにより、空気中に飛散する異物による製造装置や遊技機の耐用年数の悪化を防止することができる。さらに、除電装置によってカバー内の異物の静電気を除去し、静電気による異物の吸着力を弱めることにより、エアー吸引装置による異物の吸引機能を高め、清掃作業が効率的にできる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
(2) (1)に記載の異物除去装置において、前記カバー内に設けられ、前記遊技機の形成部品に付着している異物を掃き出すためのブラシを備え、前記カバーは、前記カバーの内部空間として、前記ブラシの中心軸よりエアー吹出口側の空間である除電化空間、及び前記ブラシの中心軸より前記エアー吸引口側の空間である吸引空間を有し、前記エアー吹出装置は、前記エアー吹出口から前記除電化空間にエアーを送り込み、前記エアー吸引装置は、前記エアー吸引口から前記吸引空間におけるエアーとともに異物を吸引することを特徴とする異物除去装置。
(2)の発明によれば、(1)の発明に加えて、ブラシにより、物理的に異物を掃き出し、吸引機能を高めることができる。さらに、除電化空間において電荷除去が行われた後に、異物が掃き出され、吸引空間において吸引されることになるので、より吸引効果を高めることができる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
(3) (1)又は(2)に記載の異物除去装置において、前記エアー吹出装置から送り込まれたエアーは、吹出流路を介して前記エアー吹出口から前記カバー内に送り込まれ、前記除電装置は、イオンを生成しかつ生成したイオンを前記吹出流路に供給し、前記エアー吹出口からイオンを含有したエアーを送り込むことにより、前記カバー内の異物に帯電する電荷を中和することを特徴とする異物除去装置。
(3)の発明によれば、(1)又は(2)の発明に加えて、イオンを生成して排出流路に供給し、吹出流路を介してエアー吹出口からイオンを含有するエアーが送り込まれるため除電効果が高まり、より吸引効果を高めることにより、異物の拡散を防止し、作業効率を高めることができる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の異物除去装置において、前記カバーは、内壁が略流線型の滑面により形成されることを特徴とする異物除去装置。
(4)の発明によれば、(1)から(3)のいずれかの発明に加えて、カバーの内壁が略流線型の滑面により形成されるため、異物がカバーの内部に滞留することが防止でき、より効果的に異物を吸引することができる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
本発明によれば、ケース状のカバーによって、異物の空気中への飛散を低減させ、除電装置によってカバー内の静電気を除去し、エアー吸引装置による異物の吸引機能を高め、清掃作業が効率的にでき、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
[第1実施形態]
図1と図2を用いて、本発明に係る異物除去装置の第1実施形態を以下に説明する。
[異物除去装置の構造]
第1実施形態に係る異物除去装置1は、弾球遊技機などの遊技機の製造工程で使用される異物除去装置である。異物除去装置1は、製造中の遊技機の遊技板2114を搬送する搬送部50と、搬送部50の所定領域を覆うカバー10と、カバー10と連結しエアーを吸引するエアー吸引装置20と、カバー10と連結しエアーを送り込むエアー吹出装置30とを備えて構成されている。
カバー10は、ケース状で構成され、好ましくは、中空の略円柱部材をその中心軸に沿って切断したような形状のケース状に構成されている。さらに、好ましくは、カバー10は、内壁が略流線型の滑面により形成されている。カバー10は、カバー本体部13と、搬送部50に対向して設けられ、遊技機の形成物品の所定領域を覆う開口部11と、エアー吹出装置30に連結し、エアー吹出装置30から送り込まれるエアーをカバー10の内部に送り込むエアー吹出口14と、エアー吸引装置20に連結し、エアー吸引装置20によってカバー10内のエアーともに異物を吸引するエアー吸引口12と、カバー本体部13における略半円状の両側面部に枢着し、遊技機の形成部品に付着している異物を掃き出すブラシ15が設けられている。また、図示しないが、ブラシ15を回転させる駆動装置(例えば、モータ)と連結している。なお、本実施形態において、ブラシ15は、ロールブラシである。しかし、本発明はこれに限定されず、ブラシは、ネジリブラシや、コイルブラシや、エンドブラシなど他の形状のブラシであってもよい。また、ブラシ15の素材は、ポリプロピレン、ラムウール、ポリエステル、レーヨン、ポリエチレン、ナイロンなど化学繊維や、天然ウール、馬毛、豚毛などの動物繊維や、バーム、シダ、シュロなどの植物繊維や、ステレンス線、真鍮線などの金属繊維であってもよい。このように、カバー10は、遊技機の形成物品の所定領域を覆うための開口部を有するケース状のカバーの一例である。このように、カバー10は、内壁が略流線型の滑面により形成されるカバーの一例である。このように、ブラシ15は、カバー内に設けられ、遊技機の形成部品に付着している異物を掃き出すためのブラシの一例である。
また、カバー10は、ブラシ15の中心軸よりエアー吹出口14側の空間である除電化空間、及びブラシ15の中心軸よりエアー吸引口12側の空間である吸引空間をその内部空間として有している。このように、カバー10は、カバーの内部空間として、ブラシの中心軸よりエアー吹出口側の空間である除電化空間、及びブラシの中心軸よりエアー吸引口側の空間である吸引空間を有するカバーの一例である。
エアー吹出装置30は、カバー10のエアー吹出口14と連結する吹出流路35と、エアー発生部(図示せず)とを備える。エアー吹出装置30から送り込まれたエアーは、吹出流路35を介してエアー吹出口14からカバー10内に送り込まれる。エアー発生部は、エアーポンプや、ファンなど圧縮エアーを発生し得るいかなる装置であってもよい。このように、エアー吹出装置30は、カバーに設けられたエアー吹出口からカバー内にエアーを送り込むエアー吹出装置の一例である。このように、エアー吹出装置30は、エアー吹出口から除電化空間にエアーを送り込むエアー吹出装置の一例である。
エアー吸引装置20は、カバー10のエアー吸引口12と連結する連結部と、エアー吸引部(図示せず)とを備える。エアー吸引部は、エアーポンプや、ファンなどエアーを吸引し得るいかなる装置であってもよい。このように、エアー吸引装置20は、カバーに設けられたエアー吸引口からカバー内のエアーとともに異物を吸引するエアー吸引装置の一例である。このように、エアー吸引装置20は、エアー吸引口から吸引空間におけるエアーとともに異物を吸引するエアー吸引装置の一例である。
除電装置40は、エアー吹出装置30の吹出流路35と連結する吹出流路連結部45と、除電部とを備える。除電部は、例えば、イオンを生成することによって除電するイオナイザーである。また、除電部としてのイオナイザーは、放電針に高電圧を印加しイオンを作り出すものでも、光線でイオンを作り出すものでもよい。このように、除電装置40は、カバー内の電荷を除去する除電装置の一例である。このように、除電装置40は、イオンを生成しかつ生成したイオンを吹出流路に供給する除電装置の一例である。
搬送部50は、搬送本体部52と、搬送本体部52に枢着し遊技板2114などの遊技機の形成物品を搬送するローラ54とを備える。なお、本実施形態においては、遊技機の形成物品を搬送する搬送手段の一例としてローラ54を記載したが、本発明はこれに限定されず、ベルトなど他の搬送手段であってもよい。また、本実施例においては、遊技板2114など遊技機の形成部品を搬送したが、形成部品を固定し異物除去装置1を移動させてもよい。
[異物除去装置の作用]
異物除去装置1の搬送部50のローラ54が回転することによって、加工された遊技板2114が異物除去装置1の開口部11に搬送される。遊技板2114が開口部11に達すると、除電装置40がイオンを生成し、吹出流路連結部45から生成したイオンを吹出流路35に供給する。エアー吹出装置30は、イオンを含有した圧縮エアーをエアー吹出口14を介してカバー10の内部に送り込む。送り込まれたイオンを含有した圧縮エアーによって、カバー10内に多くのイオンが供給される除電化空間を形成する。帯電している遊技板2114は、除電化空間に搬送されることによって、除電される。つまり、異物除去装置1は、エアー吹出口14からイオンを含有したエアーを送り込むことにより、カバー10内の異物に帯電する電荷を中和する。中和された異物は、吸着力が失われることによって遊技板2114から遊離する。また、遊技板2114に付着する異物は、圧縮エアーにブローされることによって遊離する。さらに、ブラシ15が遊技板2114の搬送方向に対して逆回転することによって、遊技板2114に付着している異物を除電化空間に向かって掃き出す。除電化空間に向かって掃き出された異物は除電される。エアー吸引装置20は、エアー吸引口12からエアーを吸引することによって、陰圧の吸引空間を形成する。遊技板2114に付着していた異物は、除電化空間から吸引空間に移行し、エアー吸引口12を介してエアー吸引装置20によって吸引される。
本実施形態によれば、遊技機の製造工程において、ケース状のカバー10によって、遊技機の形成部品に付着した異物の空気中への飛散を低減させる。さらに、異物の空気中への飛散を低減させることにより、空気中に飛散する異物による製造装置の耐用年数の悪化を防止することができる。さらに、除電装置40によってカバー10内の異物の静電気を除去し、静電気による異物の吸着力を弱めることにより、エアー吸引装置20による異物の吸引機能を高め、清掃作業が効率的にできる。
さらに、本実施形態によれば、除電装置40がイオンを生成し排出流路に供給し、排出流路を介して排出口からエアーが吹き出されるため除電効果が高まり、より吸引効果を高めることにより、異物の拡散を防止し、作業効率を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、ブラシ15により、物理的に異物を掃き出し、吸引機能を高めることができる。イオン化空間(除電化空間)において電荷除去が行われた後に、異物が掃き出され、吸引空間において吸引されることになるので、より吸引効果を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、カバー10の内壁が略流線型の滑面により形成されるため、異物がカバーの内部に滞留することが防止でき、より効果的に異物を吸引することができる。
[第2実施形態]
図3から図5を用いて、本発明に係る異物除去装置の第2実施形態について以下に説明する。
[異物除去装置の構造]
第2実施形態に係る異物除去装置100は、遊技場で遊技機に対して使用される異物除去装置である。異物除去装置100は、遊技機2000の所定領域を覆うカバー110と、カバー110と連結しエアーを吸引するエアー吸引装置120と、カバー110と連結しエアーを送り込むエアー吹出装置130と、カバー110に設けられた持ち手117とを備えて構成されている。
カバー110は、ケース状で構成され、好ましくは、外壁が卵を中心軸に沿って切断したような形状のケース状で構成され、内壁が略流線型の滑面により形成されている。さらに作業者が作業を行いやすいように持ち手117が設けられている。カバー110は、カバー本体部と、遊技機2000の形成物品の所定領域を覆う開口部111と、エアー吹出装置130に連結し、エアー吹出装置130から送り込まれるエアーをカバー110の内部に送り込むエアー吹出口141と、エアー吸引装置120に連結し、エアー吸引装置120によってカバー110内のエアーともに異物を吸引するエアー吸引口112と、カバー本体に枢着し、遊技機の形成部品(例えば、遊技盤)に付着している異物を掃き出すブラシ115が設けられている。
また、カバー110は、ブラシ115の中心軸よりエアー吹出口141側の空間である除電化空間、及びブラシ115の中心軸よりエアー吸引口112側の空間である吸引空間をその内部空間として有している。
エアー吹出装置130は、カバー110のエアー吹出口141と連結する吹出流路135と、エアー発生部(図示せず)とを備える。エアー発生部は、エアーポンプや、ファンなど圧縮エアーを発生し得るいかなる装置であってもよい。
エアー吸引装置120は、ごみパック150と、ごみパック150と連結しカバー110のエアー吸引口112と連結する連結部113と、エアー吸引部(図示せず)とを備える。エアー吸引部は、エアーポンプや、ファンなどエアーを吸引し得るいかなる装置であってもよい。
除電装置140は、エアー吹出装置130の吹出流路と連結する吹出流路連結部と、除電部とを備える。除電部は、例えば、イオンを生成することによって除電するイオナイザーである。また、除電部としてのイオナイザーは、放電針に高電圧を印加しイオンを作り出すものでも、光線でイオンを作り出すものでもよい。
[異物除去装置の作用]
図5は、遊技場の管理者1000が異物除去装置100を用いて遊技機2000を清掃している状態を示す説明図である。図5に示すように、遊技場の管理者1000が、遊技機2000に異物除去装置100の開口部111を対向する。除電装置40がイオンを生成し、生成したイオンを吹出流路135に供給する。エアー吹出装置130は、イオンを含有した圧縮エアーをエアー吹出口141を介してカバー110の内部に送り込む。送り込まれたイオンを含有した圧縮エアーによって、カバー110の内部にイオンが多く供給される除電化空間を形成する。帯電している遊技機2000に付着している異物は、除電化空間において除電され遊離する。さらに、送り込まれた圧縮エアーによって、遊技機2000に付着している異物が遊離する。さらに、ブラシ115が圧縮エアーによって回転することによって、遊技機2000に付着している異物を掃き出す。エアー吸引装置120は、エアー吸引口112からエアーを吸引することによって、陰圧の吸引空間を形成する。遊技機2000に付着していた異物は、吸引空間に移行し、エアー吸引口112を介してエアー吸引装置120によって吸引される。
本実施形態によれば、遊技場における遊技機の清掃において、ケース状のカバー110によって、遊技機の形成部品に付着した異物の空気中への飛散を低減させる。さらに、異物の空気中への飛散を低減させることにより、空気中に飛散する異物が遊技機の制御回路などに付着することなどによる遊技機の耐用年数の悪化を防止することができる。さらに、除電装置140によってカバー110内の異物の静電気を除去し、静電気による異物の吸着力を弱めることにより、エアー吸引装置120による異物の吸引機能を高め、清掃作業が効率的にできる。
さらに、本実施形態によれば、除電装置140がイオンを生成し排出流路135に供給し、排出流路135を介して排出口141からエアーが吹き出されるため除電効果が高まり、より吸引効果を高めることにより、異物の拡散を防止し、作業効率を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、ブラシ115により、物理的に異物を掃き出し、吸引機能を高めることができる。イオン化空間において電荷除去が行われた後に、異物が掃き出され、吸引空間において吸引されることになるので、より吸引効果を高めることができる。
さらに、本実施形態によれば、カバー110の内壁が略流線型の滑面により形成されるため、異物がカバーの内部に滞留することが防止でき、より効果的に異物を吸引することができる。
さらに、本実施形態によれば、ブラシ115が圧縮エアーによって回転するため、異物除去装置100の消費電力を抑え、バッテリー交換の回数を減らし、異物除去に係る作業効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、ごみパック150に異物が集まるため、遊技場管理者は、ごみパック150を交換することによって、異物除去装置200内に集まった異物を除去できるので、異物除去に係る作業効率を向上させることができる。
[第3実施形態]
図6を用いて、本発明に係る異物除去装置の第3実施形態を以下に説明する。
[異物除去装置の構造]
本発明に係る第3実施形態の異物除去装置200は、遊技場において、遊技場管理者が使用する異物除去装置である。本実施形態の特徴を明確化するため、第2実施形態との採点を中心に説明し、第2実施形態と同様の部分の説明は省略する。
カバー210は、カバー本体部と、遊技機の形成物品の所定領域を覆う開口部211と、エアー吹出装置に連結し、エアー吹出装置230から送り込まれるエアーをカバー210の内部に送り込むエアー吹出口231と、除電装置240に連結し、除電装置240から送り込まれるイオンをカバー210の内部に送り込むイオン吹出口241と、カバー210に枢着するブラシ215と、エアー吸引装置220にごみパック250を介して連結し、エアー吸引装置220によってカバー210内のエアーともに異物を吸引するエアー吸引口212とが設けられている。
[異物除去装置の作用]
遊技場の管理者が、遊技機に異物除去装置200の開口部211を対向する。除電装置240がイオンを生成し、生成したイオンをイオン吹出口241に供給する。エアー吹出装置130は、圧縮エアーをエアー吹出口231を介してカバー210の内部に送り込む。送り込まれた圧縮エアーによって、イオン吹出口241から供給されるイオンを多く含有する除電化空間が形成される。帯電している遊技機は、除電化空間によって除電される。さらに、ブラシ215が圧縮エアーによって回転することによって、遊技機に付着している異物を掃き出す。エアー吸引装置220は、エアー吸引口212からエアーを吸引することによって、陰圧の吸引空間を形成する。遊技機に付着していた異物は、吸引空間に移行し、エアー吸引口212を介して吸引され、ごみパック250に集められる。
本実施形態によれば、ごみパック250がエアー吸引口212の近傍にあるため、より異物を集めることが容易になる。さらに、エアー吹出口231と、イオン吹出口241とを設けることによって、異物除去装置の小型化が可能になる。
[第4実施形態]
図7を用いて、本発明に係る異物除去装置の第4実施形態を以下に説明する。
本発明に係る第4実施形態の異物除去装置300は、遊技場において、遊技場管理者が使用する異物除去装置である。本実施形態の特徴を明確化するため、第2実施形態との差異点を中心に説明し、第2実施形態と同様の部分の説明は省略する。
[異物除去装置の構造]
カバー310は、カバー本体部と、遊技機の形成物品の所定領域を覆う開口部311と、エアー吹出装置340に連結し、エアー吹出装置340から送り込まれるイオンを含有するエアーをカバー310の内部に送り込むエアー吹出口331と、カバー310に設けられたほうき状のブラシ315と、エアー吸引装置320に連結し、エアー吸引装置320によってカバー310内のエアーともに異物を吸引するエアー吸引口312とが設けられている。
[異物除去装置の作用]
遊技場の管理者が、遊技機に異物除去装置の開口部311を対向する。エアー吹出装置340は、除電装置330が生成したイオンを含有する圧縮エアーをエアー吹出口331を介してカバー310の内部に送り込む。送り込まれた圧縮エアーによって、エアー吹出口331から供給されるイオンを多く含有する除電化空間が形成される。帯電している遊技機は、除電化空間によって除電される。さらに、遊技場の管理者は、ブラシ315によって、遊技機に付着している異物を掃き出す。エアー吸引装置320は、エアー吸引口312からエアーを吸引することによって、陰圧の吸引空間を形成する。遊技機に付着していた異物は、吸引空間に移行し、エアー吸引口312を介して吸引されて集められる。
本実施形態において、ブラシ315の形が単純のため、異物除去装置300が故障しにくい。さらに、異物除去装置300の構造が単純で製造しやすい。
本実施形態によれば、ケース状のカバーによって、異物の空気中への飛散を低減させる。さらに、異物の空気中への飛散を低減させることにより、空気中に飛散する異物が遊技機の制御回路などに付着することなどによる遊技機の耐用年数の悪化を防止することができる。さらに、除電装置によってカバー内の異物の静電気を除去し、静電気による異物の吸着力を弱めることにより、エアー吸引装置による異物の吸引機能を高め、清掃作業が効率的にできる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
さらに、本実施形態によれば、イオンを生成し排出流路に供給し、排出流路を介して排出口からエアーが吹き出されるため除電効果が高まり、より吸引効果を高めることにより、異物の拡散を防止し、作業効率を高めることができる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
さらに、本実施形態によれば、ブラシにより、物理的に異物を掃き出し、吸引機能を高めることができる。イオン化空間において電荷除去が行われた後に、異物が掃き出され、吸引空間において吸引されることになるので、より吸引効果を高めることができる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
さらに、本実施形態によれば、カバーの内壁が略流線型の滑面により形成されるため、異物がカバーの内部に滞留することが防止でき、より効果的に異物を吸引することができる。このため、作業効率を向上し、異物の拡散を防止し得る異物除去装置を提供することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る異物除去装置を説明する概観図である。 本発明の第1実施形態に係る異物除去装置の作用を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係る異物除去装置を説明する概観図である。 本発明の第2実施形態に係る異物除去装置を説明する断面図である。 本発明の第2実施形態に係る異物除去装置の作用を説明する説明図である。 本発明の第3実施形態に係る異物除去装置を説明する概観図である。 本発明の第4実施形態に係る異物除去装置を説明する概観図である。
符号の説明
1 異物除去装置
10 カバー
11 開口部
12 エアー吸引口
13 カバー本体部
14 エアー吹出口
15 ブラシ
20 エアー吸引装置
30 エアー吹出装置
40 除電装置
50 搬送部
52 搬送本体部
54 ローラ

Claims (4)

  1. 遊技機の形成物品の所定領域を覆うための開口部を有するケース状のカバーと、
    前記カバーに設けられたエアー吹出口から前記カバー内にエアーを送り込むエアー吹出装置と、
    前記カバー内の電荷を除去する除電装置と、
    前記カバーに設けられたエアー吸引口から前記カバー内のエアーとともに異物を吸引するエアー吸引装置とを備えることを特徴とする異物除去装置。
  2. 前記カバー内に設けられ、前記遊技機の形成部品に付着している異物を掃き出すためのブラシを備え、
    前記カバーは、前記カバーの内部空間として、前記ブラシの中心軸よりエアー吹出口側の空間である除電化空間、及び前記ブラシの中心軸より前記エアー吸引口側の空間である吸引空間を有し、
    前記エアー吹出装置は、前記エアー吹出口から前記除電化空間にエアーを送り込み、
    前記エアー吸引装置は、前記エアー吸引口から前記吸引空間におけるエアーとともに異物を吸引することを特徴とする請求項1に記載の異物除去装置。
  3. 前記エアー吹出装置から送り込まれたエアーは、吹出流路を介して前記エアー吹出口から前記カバー内に送り込まれ、
    前記除電装置は、イオンを生成しかつ生成したイオンを前記吹出流路に供給し、
    前記エアー吹出口からイオンを含有したエアーを送り込むことにより、前記カバー内の異物に帯電する電荷を中和することを特徴とする請求項1又は2に記載の異物除去装置。
  4. 前記カバーは、内壁が略流線型の滑面により形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の異物除去装置。
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