JP2008102657A - 文字入力装置および文字入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】読みに対する変換候補を使用頻度の高い順に表示する文字入力装置では、使用頻度が同程度の単語が複数ある場合、表示順序の変動が発生しやすいので、所望の変換候補を短時間で探し出すことが難しい。
【解決手段】読みに対する変換候補の使用頻度の高さにより表示する単語の大きさを変え、表示順序は固定することにより、使用頻度が同程度の単語が複数あっても、短時間で所望の変換候補を探し出すことができるため、入力効率が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】読みに対する変換候補の使用頻度の高さにより表示する単語の大きさを変え、表示順序は固定することにより、使用頻度が同程度の単語が複数あっても、短時間で所望の変換候補を探し出すことができるため、入力効率が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、文字入力装置に関するもので、より具体的にはかな漢字変換のための辞書に格納された同音異義語等の変換候補の提示する文字入力装置および方法に関する。
日本語の文字入力装置における同音異義語に対する表示方法は、仮名(読み)に対する単語について、過去の使用頻度の高いものから順に変換候補として表示するようにしている。さらに直前に使用したものを優先順位を高くして上位に表示するようにしている場合もある。これにより、その使用者にとってよく使用する単語が上位にくるようになり、日本語入力の効率が向上する。
しかし、ある読みに対する同音異義語のうち、使用頻度が同程度の単語が複数ある場合は、優先順位の変動が激しくなる。その場合、よく使用する単語であっても上位に表示されるとは限らず、日本語入力の効率が向上しない。
このような場合は、同音異義語の表示する順序を使用頻度によらず固定して、その表示順序を使用者が覚えることにより効率よく入力することが可能になる。しかし、この場合は表示順序を覚えるまでの間の入力効率が悪い。
特開平7−56913号公報
上述のように従来の文字入力装置は、使用頻度に応じて配列を変更すると使用頻度の順位の変動により単語を発見することが困難となる。一方、順序を使用頻度によらず固定すると文字入力の効率が悪いという課題があった。
本発明は上記課題を解決するものであって、入力効率が向上する文字入力装置を提供することを目的とする。
本発明の文字入力装置は、文字列を入力する入力部と、文字列と漢字を対応付けて格納された辞書部と、辞書部を検索して入力部に入力された文字列に対応する漢字の変換候補を作成する変換部と、漢字の変換頻度に関する情報を記憶する頻度記憶部と、頻度記憶手段に記憶された情報と変換部で作成された変換候補に基づき、変換候補の使用頻度情報を作成する頻度処理部と、使用頻度情報に基づき変換候補の文字サイズを計算する文字サイズ処理部と、文字サイズ処理部で計算された文字サイズに基づき変換候補を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の文字入力装置は、使用頻度の高い単語を低い単語より大きく表示することにより、使用者がよく使用する単語を発見しやすくなり、入力効率が向上する。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明装置の第1実施例を示すブロック図で、図3、4はその処理を示すフローチャートである。
図1は本発明装置の第1実施例を示すブロック図で、図3、4はその処理を示すフローチャートである。
図1を用いて本実施の形態における文字入力装置の構成を説明する。入力部1は使用者の文字入力を受け入れる入力装置であり、例えばキーボード等で構成される。辞書部2は文字列と文字列に対応する変換候補の漢字を関連付けて記憶する辞書である。変換部3は入力部1で入力された文字列に対応する変換候補の漢字を辞書部2より受け取る。頻度記憶部4は過去に使用者がかな漢字変換時に選択した変換候補となる漢字の選択された頻度に関する情報を記憶する記憶部である。頻度処理部5は変換部3が辞書部2から受け取った変換候補の各々の漢字に対して、頻度記憶部4より使用頻度情報を受け取る。文字サイズ処理部6は頻度処理部5から変換候補と使用頻度情報を受け取り、各々の漢字を表示する大きさを計算する。表示部7は変換部3の変換候補と文字サイズ処理部6で計算された文字サイズ情報を基に、変換候補の漢字を文字サイズ処理部6で計算された文字サイズで表示する。
次に、図3を用いて本実施の形態における文字入力装置において変換候補が表示されるまでの動作を説明する。使用者はキーボード等の入力装置を通じて、入力部1に文字列を入力する。(100)。入力部1から変換指示があった場合、変換部3は入力部1で入力した文字列を読みとして辞書部2から変換候補を抽出する(101,102)。頻度処理部5は、抽出した変換候補に対応した過去の使用頻度を頻度記憶部4から抽出する(103)。文字サイズ処理部6は、変換候補それぞれについて使用頻度から文字サイズを算出する(104)。表示部7は、算出した文字サイズに従ってそれぞれの変換候補を表示する(105)。
図2は表示部7で表示される変換候補一覧の一例である。変換候補の大きさを過去の使用頻度が高い単語ほど大きく表示している。なお、この図では縦5列で変換候補を表示しているが、何列でも特に1列でも構わない。
次に、図4を用いて本実施の形態における文字入力装置において、頻度記憶部5の更新方法変換候補が表示された後、文字を選択するまでの動作を説明する。
使用者は表示部7が表示している変換候補を視認する。所望の候補があれば確定の指示を送る。具体的には、キーボード等の入力部1を操作することにより入力された文字列に対応する漢字を一つ選択する(200,201)。頻度処理部5は、確定された単語の頻度を1増分して、頻度記憶部4に書き込む(202)。確定した入力された文字列に対応する漢字は画面に表示される等の処理が行われる(203)。
図5は、文字サイズ処理部6における処理のフローチャートを示している。頻度処理部5で抽出した各変換候補の頻度のうち最大の頻度を求める(300)。その最大頻度の単語の文字サイズと、頻度0回の単語の文字サイズを例えばそれぞれ32ポイント、16ポイントと決定する(301)。その他の変換候補の文字サイズについては、頻度に応じて比例して大きさを決定する(302)。図6は最大頻度が60回の場合の各変換候補の頻度と文字サイズの関係を表したグラフである。図6から明らかなように、使用頻度が60回の場合は文字サイズが32ptになり、使用頻度が0回の場合は文字サイズが16ptとなっている。また、図7はその時の各変換候補の読み、漢字、頻度、文字サイズの一覧を示した図である。
なお、本実施の形態では、使用頻度が最大の漢字を最大の文字サイズとして表示し、使用頻度が最小の漢字を最小の文字サイズとして表示し、その他の変換候補の文字サイズについては、頻度に応じて比例して大きさを決定するとしたが、文字サイズの設定方法はその方法に限られるものではなく、最大の使用頻度が比較的低い場合には、対応する文字サイズも小さくすることが可能である。
図8は最大頻度とそれに対応した文字サイズの関係の他の一例を表したグラフである。図8によると、頻度の回数に応じて文字サイズを決定する。この場合、最大頻度20回までは文字サイズは徐々に大きくすることが可能である。
図9は図8の最大頻度とそれに対応した文字サイズの関係を用い、且つ、最大頻度が10であった場合の使用頻度と文字サイズを示す図である。また、図10はその際の各変換候補の頻度と文字サイズの関係を示す図である。
この方法によると、文字サイズが急激に大きくなることは無く、使用頻度が多くなるたびに徐々に大きくなる。そのため、1回の使用頻度でもそれが最大の場合は文字サイズが最大の文字サイズになり、極端に大きくなり、使用者が違和感を感じることを避けることができる。
なお、文字サイズを大きくする以外に、文字の色、太さを変換させたり、点滅させる等をして使用頻度の高い単語を使用者に目立たせることも可能である。その場合は文字サイズ処理部6において、使用頻度から色や太さ、点滅などの情報に変換することで実現可能となる。
本発明にかかる文字入力装置は、使用頻度の高い単語を低い単語より大きく表示することにより、使用者がよく使用する単語を発見しやすくなり、入力効率が向上するものであり、文字入力装置において有用である。
1 入力部
2 辞書部
3 変換部
4 頻度記憶部
5 頻度処理部
6 文字サイズ処理部
7 表示部
2 辞書部
3 変換部
4 頻度記憶部
5 頻度処理部
6 文字サイズ処理部
7 表示部
Claims (6)
- 文字列を入力する入力部と、
文字列と変換候補の漢字を対応付けて格納する辞書部と、
前記辞書部を検索して前記入力部に入力された文字列に対応する漢字の変換候補を作成する変換部と、
漢字の変換頻度に関する情報を記憶する頻度記憶部と、
前記頻度記憶手段に記憶された情報と前記変換部で作成された前記変換候補に基づき、前記変換候補の使用頻度情報を作成する頻度処理部と、
前記使用頻度情報に基づき前記変換候補の文字サイズを計算する文字サイズ処理部と、
前記文字サイズ処理部で計算された文字サイズに基づき前記変換候補を表示する表示部と、
を備えた文字入力装置。 - 前記文字サイズ処理部は、
変換頻度が最大の漢字の変換候補を最大の文字サイズとし、
変換頻度が最小の漢字の変換候補を最小の文字サイズとし、
漢字の変換頻度と文字サイズを比例の関係で決定することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。 - 前記文字サイズ処理部は、
変換頻度の回数に基づいて文字サイズを決定することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。 - 文字列を入力する入力ステップと、
文字列と変換候補の漢字を対応付けて格納する辞書部を検索して前記入力部に入力された文字列に対応する漢字の変換候補を作成する変換ステップと、
漢字の変換頻度に関する情報を記憶する頻度記憶ステップと、
前記頻度記憶ステップで記憶された情報と前記変換ステップで作成された前記変換候補に基づき、前記変換候補の使用頻度情報を作成する頻度処理ステップと、
前記使用頻度情報に基づき前記変換候補の文字サイズを計算する文字サイズ処理ステップと、
前記文字サイズ処理ステップで計算された文字サイズに基づき前記変換候補を表示する表示ステップと、
を備えた文字入力方法。 - 前記文字サイズステップは、
変換頻度が最大の漢字の変換候補を最大の文字サイズとし、
変換頻度が最小の漢字の変換候補を最小の文字サイズとし、
漢字の変換頻度と文字サイズを比例の関係で決定することを特徴とする請求項4に記載の文字入力方法。 - 前記文字サイズ処理ステップは、
変換頻度の回数に基づいて文字サイズを決定することを特徴とする請求項4に記載の文字入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006283348A JP2008102657A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 文字入力装置および文字入力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006283348A JP2008102657A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 文字入力装置および文字入力方法 |
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JP2008102657A true JP2008102657A (ja) | 2008-05-01 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014182537A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Casio Comput Co Ltd | 変換候補表示装置及び変換候補表示方法 |
JP2019008772A (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-17 | ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド | 文字を入力する方法及び装置 |
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2006
- 2006-10-18 JP JP2006283348A patent/JP2008102657A/ja active Pending
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