JP2008102352A - 光学遅延器械及び光学遅延器械を備える光学測定装置 - Google Patents

光学遅延器械及び光学遅延器械を備える光学測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】内部光路長の大きな光学遅延器械を提供すること。
【解決手段】少なくとも一つのペンタゴンプリズム構造体50を備える光の光学遅延器械であって、ペンタゴンプリズム構造体50は、前記光が入射する少なくとも一つの入射面51aと、前記光が出射する少なくとも一つの出射面51bと、入射面51aに入射した前記光を反射し出射面51bに導く少なくとも二つの反射面52a、52bとをもつことを特徴とする光学遅延器械。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学遅延器械と光学遅延器械を備える光学測定装置とに関する。
従来、例えばパルス光を用いた光学測定装置では、パルス光が測定対象物に到達するタイミングを変化させるために光学遅延手段が用いられる(例えば、特許文献1及び2参照。)。図8は、特許文献2の分光測定装置の構成図である。
フェムト秒レーザ光源1から出射された超短光パルスは、偏光ビームスプリッタ11で2つの光パルスに分割される。一方の光パルスはテラヘルツ波発生部13にポンプ光として入射する。テラヘルツ波発生部13から発生したテラヘルツ波(信号光)は、全反射プリズム2に載置された被測定物5に入射し、その後検出部4に入射する。
偏光ビームスプリッタ11で分割された他方の光パルスは、光学遅延手段18で遅延時間が調節されて、検出部4にサンプリング光として入射する。
検出部4は、EO結晶のZnTe41と、1/4波長板42と、偏光ビームスプリッタ43と、フォトダイオード44、44’とを有している。
測定対象物5に入射したテラヘルツ波がZnTe41に入射すると、テラヘルツ波の電場によってZnTe41の屈折率が変化するので、そのタイミングで入射されるサンプリング光の偏光が回転し、1/4波長板42を通過後楕円偏光になる。したがって、p偏光とs偏光の成分に差異が生じ、偏光ビームスプリッタ43の後でフォトダイオード44、44’から出力される電気信号は異なる値をとり、バランスが検出される。このバランスはZnTeに入射するテラヘルツ波の電場に比例するので、瞬時のテラヘルツ波の電場振幅が求まる。従って、光学遅延手段18でサンプリング光の検出部4への到着時間を変えることで、テラヘルツ波の電場振幅時間波形が得られ、この波形をフーリエ変換することで分光スペクトルが得られる。
前出の例はテラヘルツ波時間分解分光装置の例であるが、光学遅延装置はパルス光が測定対象物へ到達するタイミングを変化させるために必須の装置であり、時間分解分光装置を初めとして、光サンプリングオシロスコープ、周波数分解光ゲートパルス幅計測装置(Frequency-Resolved Optical Gating:FROG)、自己相関波形計測装置(オートコリレータ)など、様々な計測装置で利用されている。
特開平01−286431号公報 特開2004−354246号公報
従来の光学遅延手段18は、図8に示すように、光学遅延器械である2枚のミラーを直交配置したキャッツアイミラー或いは直角プリズム(ダハプリズム、ルーフプリズムとも呼ぶ)を移動ステージに取り付けたものであった。通常、図8のように信号光の光路長は、長いので、光学遅延手段によるサンプリング光の光路も長くする必要がある。従来のキャッツアイミラー或いは直角プリズムのような光学遅延器械を用いた光学遅延手段の場合、光学遅延器械の内部光路長(図8のL)が小さいので、例えば、ビームスプリッタ11から光学遅延手段18までの距離を大きくする必要があった。その結果、熱歪み、衝撃、振動、空気のゆらぎに影響されやすく安定な光学測定ができなかった。また、光学測定装置が大きくなる問題も有していた。
本発明は、上記従来の光学遅延器械及びそれを用いた光学測定装置の問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、内部光路長の大きな光学遅延器械を提供することを課題としている。また、内部光路長の大きな光学遅延器械を備える光学遅延手段を有する光学測定装置を提供することを課題としている。
課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、少なくとも一つのペンタゴンプリズム構造体を備える光の光学遅延器械であって、前記ペンタゴンプリズム構造体は、前記光が入射する少なくとも一つの入射面と、前記光が出射する少なくとも一つの出射面と、前記入射面に入射した前記光を反射し前記出射面に導く少なくとも二つの反射面とをもつことを特徴とする光学遅延器械である。
ペンタゴンプリズム構造体の直交する2面(入射面と出射面)の、光が伝搬する面内での辺の長さをLとすると、内部光路長は(2+√2)L≒3.5Lとなり、従来の約3.5倍内部光路長を大きくすることができる。その結果、光学遅延のための自由空間距離を短くできる。
また、請求項2に係る発明は請求項1の光学遅延器械であって、前記出射面から出射される前記光を再帰反射させて該光を前記出射面に入射させる再帰反射手段をさらに有することを特徴としている。
出射光の方向が入射光の方向と一致するので、光学遅延のための伝搬空間を狭めることができる。また、出射光は、入射光と異なる光路を伝搬していくので、入射光と出射光とを分離する必要がない。さらに、内部光路長は2×3.5Lとなり、従来の約7倍内部光路長を大きくすることができる。
また、請求項3に係る発明は請求項1の光学遅延器械であって、さらに、前記入射面に入射する前記光の偏光を制御する偏光子と、前記出射面から出射される前記光の偏光面を回転させるファラデー回転子ミラーとを、備えることを特徴としている。
出射光と入射光の方向と光路が一致するので、光学遅延のための伝搬空間をさらに狭めることができる。また、入射光と出射光の光路が一致しても偏光が異なる(入射光と出射光の偏光面が直交する)ので、入射面に入射する光の偏光を制御する偏光子で出射光を分離することができる。さらに、内部光路長は2×3.5Lとなり、従来の約7倍内部光路長を大きくすることができる。
また、請求項4に係る発明は請求項1の光学遅延器械であって、前記ペンタゴンプリズム構造体を複数備え、該複数のペンタゴンプリズム構造体がカスケードに接続されることを特徴としている。
カスケードに接続するペンタゴンプリズム構造体の数だけ、内部光路長を大きくすることができる。すなわち例えば4個カスケードに接続すれば、4×3.5L=15Lとなり、従来の約15倍の内部光路長にすることができる。
課題を解決するためになされた請求項5に係る発明は、光源と、前記光源からの光を信号光とサンプリング光とに分割する分割手段と、前記信号光或いはサンプリング光の時間遅延を制御する光学遅延手段と、を有する光学測定装置であって、前記光学遅延手段が請求項1に記載の光学遅延器械を備えることを特徴とする光学測定装置である。
光学遅延器械の内部光路長が大きいので、その分、光学遅延のための自由空間距離を短くできる。その結果、熱歪み、衝撃、振動、空気のゆらぎに影響されずに安定な光学測定ができ、また、光学測定装置を小型化できる。
ペンタゴンプリズム構造体の直交する2面(入射面と出射面)の、光が伝搬する面内での辺の長さをLとすると、内部光路長は2(2+√2)L≒7Lとなり、従来の約7倍内部光路長を大きくすることができる。その結果、光学遅延のための自由空間距離を短くできる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
(実施形態1)図1は、本発明の模範的な光学遅延器械50の斜視図であり、図2は図1の光学遅延器械50の平面図である。
光学遅延器械50は、ペンタゴンプリズム構造体であり、遅延される光が入射する入射面51a、入射面51aから入射した光を反射させる反射面52a、52b、及び反射面52a、52bで反射した光を出射させる出射面51bを有している。基本的なペンタゴンプリズムは、入射面51aと出射面51bが直交、すなわち∠ABC=θ0=90°で、頂角θ1(=∠AOC=∠COA)=45°、∠BAE=∠BCD=θ2=112.5°である。
入射面51aのFに垂直入射した光(ロ)は、F→G→H→Iと進み、出射面51bから垂直に光(ロ)となって出射する。一方、入射面51aの一方の端Bに入射した光イは、B→C→A→Bと進み、出射面51bから光(イ)となって出射する。同様に、入射面51aの他方の端Aに入射した光(ハ)は、A→D→E→Cと進み、出射面51bから光(ハ)となって出射する。本実施形態では、上記のように、両端から入射した光が途中で蹴られることなく出射するようになっており、そのため、辺DEのEが頂角をなす直線AOとCを通る辺ABに平行な線との交点であり、Dが直線COとAを通る辺BCに平行な線との交点である。従って、辺DEは、直線GHに平行である。蹴られが許される場合は、辺DEは、直線GHに平行である必要がなく、例えば、一点鎖線で示すようにA、Cに近い点D'とE'を結ぶ辺53’でもよい。
上記のように、入射面51aのFに垂直入射した光(ロ)は、F→G→H→Iと進み、出射面51bから垂直に光(ロ)となって出射するので、入射光と出射光とは同一平面内にあり、光学測定装置に組み込む際、調整が容易になる。
次に本実施形態の光学遅延器械の内部光路長Rを求めることにする。ペンタゴンプリズム構造体の媒体の屈折率をn、AB=BC=L、∠DCE=θ、BF=dとすると、
R=n(FG'+G'G+GH+HI)
=2n(L+dtanθ)+√2n{L+d(tanθ−1)} (1)
となる。ここで、θ=22.5°であるので、R=n(2+√2)Lとなる。従って、n=1の場合でもR=3.41Lとなる。従来の例えば、直角プリズムの場合、直角をなす頂角に対向する面(入・出射面)の長さをLとすると、内部光路長は、高々Lであり、本実施形態の光遅延器械の内部光路長は約3.5倍大きい。
次に、入射する位置による光路差を見てみる。FF’=ΔdのF'から入射する場合の内部光路長R’は、n=1とすると、
R’=2(L+dtanθ)+√2{L+(d+Δd)(tanθ−1)} (2)
となる。従って(2)−(1)からFに入射する場合とF’に入射する場合の光路差ΔR(=R−R’)が求まる。
ΔR=2Δd{tanθ−(1−tanθ)/√2}
となり、ペンタゴンプリズムの場合θ=22.5°であるので、ΔR=0となる。すなわち、本実施形態の光遅延器械は入射位置による光路差が生じないので、使い勝手がよい。
なお、n=1は、入射面と出射面51a、51bを例えば透明ガラス板にし、反射面52a、52bを例えば表面反射鏡にして媒質を空気にすることで達成される。このようにすると、媒質による分散の影響を受けにくくなるため、約100fs未満の短パルス光の遅延もパルス幅を変化させないで行うことができる。
遅延する光が短パルス光で、n>1の場合、分散の影響を受けてパルス幅が変化する。その場合、入射する短パルス光にペンタゴンプリズム構造体で受ける分散をうち消すことができる逆分散を、チャープミラーなどの分散制御素子で与えておくとよい。そうすることで、ペンタゴンプリズム構造体から出射される短パルス光のパルス幅を変化させないようにすることができる。また、アッベ数の大きな媒質を用いるとよい。分散はアッベ数に反比例するので、アッベ数の大きな媒質にすることで、分散の影響を少なくすることができる。
遅延する光が赤外線の場合、シリコンやゲルマニウムなどの赤外線透過材料でペンタゴンプリズム構造体を構成するとよい。
(実施形態2)図3は、実施形態2の光学遅延器械の斜視図である。本実施形態の光学遅延器械は、実施形態1のペンタゴンプリズム構造体50の出射面51bに再帰反射手段として例えば幅がhで奥行きL(ペンタゴンプリズム構造体50のBCに等しい)の直角プリズム54を直角をなす稜線541が辺BCと平行になるように配置したものである。出射面51bへの直角プリズム54の配置は、出射面51bに直角プリズム54の底面542を接触させるだけでもよいが、屈折率マッチング材を介して接触させるとよい。こうすることで、両界面での反射損失を抑えることができる。
本実施形態では、入射光がペンタゴンプリズム構造体50の面51aから入射し、52a、52bで反射した後、51bから出射すると同時に直角プリズム54の底面542から入射する。次に、直角プリズム54の直角をなす上側の面543で下向きに反射され、下側の面544で反射されペンタゴンプリズム構造体50に戻される。戻された光は、出射光となって面51aから出射される。このとき、入射光と出射光は垂直面内にあり、上下の差は、最大、直角プリズム54の底面542の幅hになる。
本実施形態の光遅延器械の内部光路長は、n=1の場合、
3.41L×2+h≒7L+h
となる。すなわち、内部光路長が実施形態1の場合より2倍以上大きくなる。
(実施形態3)図4は、実施形態3の光学遅延器械の平面図である。本実施形態の光学遅延器械は、実施形態1のペンタゴンプリズム構造体50の入射面51aの前に偏光ビームスプリッタ55を配置し、出射面51bの後にファラデー回転子ミラー56を配置したものである。
入射光を例えば紙面に垂直な直線偏光の光(黒丸)とすると、偏光ビームスプリッタ55を通過してペンタゴンプリズム構造体50の面51aから入射し、52a、52bで反射した後、51bから出射する。その出射した直線偏光(黒丸)は、ファラデー回転子ミラー56で反射される。この際、反射光の偏光は、入射時の偏光と90°異なる偏光(紙面に平行、両矢印)になっている。ファラデー回転子ミラー56で反射された紙面に平行な直線偏光の光(両矢印)はペンタゴンプリズム構造体50の同じ光路を戻って行き、偏光ビームスプリッタ55に至るが、偏光が入射時と90°異なるため、偏光ビームスプリッタ55で反射され、入射光と90°の角度をなす方向に出射光が得られる。
出射光と入射光が同一面内にあるので、光学遅延のための伝搬空間を狭めることができる。
ファラデー回転子ミラー56をを点線矢印Kのように光軸方向に移動できるようにすることで、可変型光学遅延器械とすることもできる。
(実施形態4)図5は、実施形態1のペンタゴンプリズム構造体を2つカスケードに接続した光学遅延器械の平面図、図6は、4つカスケードに接続した光学遅延器械の平面図である。
図5は、2つのペンタゴンプリズム構造体の一方に対して、他方を180°回転させて互いの面51bを対向させた(B点とC点を一致させた)ものである。この場合の内部光路長は、3.41L×2となる。また、出射光は、入射光と同一平面内を同一方向に進む。
2つのペンタゴンプリズム構造体の一方に対して、他方を90°回転させて互いの面51bを対向させると(点線で示す50’)、出射光は、(イ’)となり、入射光と反対方向に進むようにすることができる。
図6は、4つのペンタゴンプリズム構造体50、50’、50”、50′″をカスケードに接続したもので、まず、ペンタゴンプリズム構造体50に対して50’を180°回転させ、50のBC面と50’のBC面を接触させる。次に、50”を50’に対して90°回転させ、50’のAB面に50”のBC面を接触させる。次に、50′″を50”に対して180°回転させ、50”のABに50′″のABを接触させる。
4つのペンタゴンプリズム構造体を上記のようにカスケード接続することにより、図6に示すように、50の面51aから入射した光は、50’、50”、50′″を通過して、50′″の面51bから出射される。従って、入射光と出射光は同軸上にある。また、内部光路長は、3.41×4となる。
(実施形態5)図7は、本発明の光学測定装置の構成図である。これは、図8に示す従来の光学測定装置の光学遅延手段に本発明の実施形態3の光学遅延器械を用いたものである。すなわち、本実施形態5の光学測定装置は、光源10と、光源10からの光を信号光とサンプリング光とに分割する分割手段11と、サンプリング光の時間遅延を制御する光学遅延手段60とを有し、被測定部5の分光スペクトルを測定する。光学遅延手段60は、ペンタゴンプリズム構造体61と偏光ビームスプリッタ62、ファラデー回転子ミラー63を備えている。
光学遅延手段60は、内部光路長が従来のキャッツアイミラー或いは直角プリズムより約7倍大きい。従って、その分、光学遅延のための自由空間距離を短くできる。その結果、熱歪み、衝撃、振動、空気のゆらぎに影響されずに安定な光学測定ができ、また、光学測定装置を小型化できる。
本発明の模範的な光学遅延器械の斜視図である。 図1の光学遅延器械の平面図である。 実施形態2の光学遅延器械の斜視図である。 実施形態3の光学遅延器械の平面図である。 実施形態1のペンタゴンプリズム構造体を2つカスケードに接続した光学遅延器械の平面図である。 実施形態1のペンタゴンプリズム構造体を4つカスケードに接続した光学遅延器械の平面図である。 本発明の光学測定装置の構成図である。 従来の光学遅延器械を備える光学測定装置の構成図である。
符号の説明
10・・・・・・・・・光源
11・・・・・・・・・分割手段
50・・・・・・・・・ペンタゴンプリズム構造体レーザ光源
51a・・・・・・・・入射面
51b・・・・・・・・出射面
52a、52b・・・・・反射面
54・・・・・・・・・再帰反射手段(直角プリズム)
55・・・・・・・・・偏光子(偏光ビームスプリッタ)
56・・・・・・・・・ファラデー回転子ミラー
60・・・・・・・・・光学遅延手段

Claims (5)

  1. 少なくとも一つのペンタゴンプリズム構造体を備える光の光学遅延器械であって、前記ペンタゴンプリズム構造体は、前記光が入射する少なくとも一つの入射面と、前記光が出射する少なくとも一つの出射面と、前記入射面に入射した前記光を反射し前記出射面に導く少なくとも二つの反射面とをもつことを特徴とする光学遅延器械。
  2. 前記出射面から出射される前記光を再帰反射させて該光を前記出射面に入射させる再帰反射手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の光学遅延器械。
  3. さらに、前記入射面に入射する前記光の偏光を制御する偏光子と、前記出射面から出射される前記光の偏光面を回転させるファラデー回転子ミラーとを、備えることを特徴とする請求項1に記載の光学遅延器械。
  4. 前記ペンタゴンプリズム構造体を複数備え、該複数のペンタゴンプリズム構造体がカスケードに接続されることを特徴とする請求項1に記載の光学遅延器械。
  5. 光源と、前記光源からの光を信号光とサンプリング光とに分割する分割手段と、前記信号光或いはサンプリング光の時間遅延を制御する光学遅延手段と、を有する光学測定装置であって、前記光学遅延手段が請求項1に記載の光学遅延器械を備えることを特徴とする光学測定装置。
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