JP2008101555A - 燃料噴射弁およびそれを搭載した内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴霧干渉を効果的に抑制して噴射孔方式の燃料噴射弁における微粒化を高める。
【解決手段】燃料噴射弁は、弁体15の離接により燃料通路の開閉がなされるノズル体16を備えるとともに、燃料通路を流下した燃料を噴霧として噴射させる噴射孔が設けられた噴孔プレートを備える。このような燃料噴射弁について、その噴孔プレートに、プレート中心寄りに形成される中心側噴射孔42、43を設けるとともに、プレート外周寄りに形成される外周側噴射孔44、45を設けるようにしている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関に燃料を供給するための燃料噴射弁およびそれを搭載した内燃機関に関する。
近年、自動車の排ガス規制が強化されてきており、内燃機関から排出される排ガス中の有害な炭化水素(HC)成分を低減することが要求されている。排ガス中のHC成分の低減には、自動車の内燃機関に搭載される燃料噴射弁から噴霧状態で噴射される燃料の微粒化を促進することが有効であり、また燃料噴射弁から燃料を狙い通りの位置(吸気弁の位置)へ正確に指向させて噴射することで吸気管などへの燃料の壁面付着を抑制することが有効である。
噴射燃料の微粒化を促進し、また燃料噴射の指向性を高める燃料噴射弁として、噴射孔方式の燃料噴射弁がある。噴射孔方式の燃料噴射弁は、噴射孔が形成された板状の噴孔プレートを備え、その噴孔プレートに沿う流れである横流れを燃料に生じさせ、この横流れを経た燃料を噴射孔に流入させて噴出させるようにしており、これにより噴射燃料の微粒化促進と燃料噴射の高い指向性を得ている(例えば特許文献1〜特許文献3)。
特開平9−14090号公報 特開平11−200998号公報 特表2006−513371号公報
上記のような噴射孔方式の燃料噴射弁では、燃料微粒化などの関係から噴射孔の孔径に上限がある。したがって所定の燃料噴射量を得るために複数の噴射孔を噴孔プレートに設けることになるのが一般的である。例えば吸気弁を2方向で備える内燃機関に搭載される燃料噴射弁では、2方向の吸気弁のそれぞれ対して燃料噴霧を噴射する必要があり、その各燃料噴霧について複数ずつ設けられている噴射孔から噴射される単位噴霧が合わさったものとして各燃料噴霧が形成される。
このように噴孔プレートに複数の噴射孔を設けるについて、従来の燃料噴射弁では、円板形の噴孔プレートの外周側に複数の噴射孔を配列するようにしている。このような構成の場合、噴孔プレートの有効サイズとの関係で各噴射孔間に十分な間隔をとることができない場合がある。そして各噴射孔間に十分な間隔をとることができないと、各噴射孔からの単位噴霧間で干渉を生じ、その干渉により燃料微粒が合体して粗大粒化する可能性があるという噴霧干渉問題を伴う。
こうした噴霧干渉は噴射孔方式における優れた微粒化性を損なうものであり、これを有効に抑制できるようにすることで、噴射孔方式の燃料噴射弁における微粒化性をより高めることが可能となる。したがって本発明の課題は、噴霧干渉を効果的に抑制して噴射孔方式の燃料噴射弁における微粒化をより高めることにあり、またそのようにした燃料噴射弁が搭載されることで排気中の有害成分をより低減できる内燃機関を提供することにある。
本発明では上記課題を解決するために、弁体の離接により燃料通路の開閉がなされるノズル体を備えるとともに、前記燃料通路を流下した燃料を噴霧として噴射させる噴射孔が設けられた噴孔プレートを備えた燃料噴射弁において、前記噴孔プレートは、中心寄りに形成される中心側噴射孔が前記噴射孔として設けられるとともに、外周寄りに形成される外周側噴射孔が前記噴射孔として設けられていることを特徴としている。
このように噴孔プレートにおける噴射孔として中心側噴射孔と外周側噴射孔を設けたことにより、外周側噴射孔に相当する噴射孔だけを設け従来の構造に比べて、同じ燃料噴射量であれば、外周側噴射孔の数を少なくすることができ、したがって外周側噴射孔について噴射孔間隔を十分なものとすることができる。また中心側噴射孔は、外周側噴射孔に対して配置方向が異なる。このため中心側噴射孔についても十分な間隔をとることができる。この結果、噴霧干渉を効果的に抑制することができ、微粒化をより高めることが可能となる。
また本発明では上記のような燃料噴射弁について、前記噴孔プレートは、当該噴孔プレートに沿った燃料の横流れについて、中心側に向けて流れる中心側横流れと外周側に向けて流れる外周側横流れを生じるようにされ、そして前記中心側噴射孔は、前記中心側横流れの燃料を噴射させるようにされ、前記外周側噴射孔は、前記外周側横流れの燃料を噴射させるようにされていることを特徴としている。このような構成によれば、噴射孔を中心側噴射孔と外周側噴射孔に分けて設ける構造をより有効に活かすことができる。
噴射孔を中心側噴射孔と外周側噴射孔に分けて設ける構造を有効に活かす形態の1つは、前記中心側噴射孔と前記外周側噴射孔を組みとして1つの噴霧を噴射する1つの噴霧群を形成させるようにすることである。
このような形態については、前記1つの噴霧群について、前記中心側噴射孔から噴射される単位噴霧の貫通力を前記外周側噴射孔から噴射される単位噴霧の貫通力より高くする形態がさらに好ましいものとなる。このようにすることにより、大きな貫通力を有し指向性が高い中心側噴射孔からの単位噴霧に誘引させることで噴霧群による噴霧の指向性を高めることができ、狙った位置への噴射を高い精度で行えるようになる。
上記のような燃料噴射弁については、燃料の流れに関して上流側へ向けて突出するようにされた隆起部を前記噴孔プレートの中心部に設けるようにするのが好ましい。このようにすることにより、前記中心側横流れと外周側横流れをより効果的に発生させることがでるようになる。
また本発明では、上記課題を解決するために、内燃機関に上記のような燃料噴射弁を搭載するものとしている。このような内燃機関では、燃料噴射について微粒化性のよい高分散な噴霧が形成されるとともに、その噴霧が内燃機関の目的部位に高い指向性で狙い通りに噴射され、これによりHCなど有害成分の排出をより低減することが可能となる。
以上のような本発明によれば、噴霧干渉を効果的に抑制することができ、これにより噴射孔方式の燃料噴射弁における微粒化をより高めることが可能となり、また排気中の有害成分をより低減できる内燃機関が実現される。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に第1の実施形態による燃料噴射弁の全体構成を断面図にして示す。図1における燃料噴射弁1は、通常状態で閉じているマルチホールインジェクタで、例えば自動車のエンジンとして利用される内燃機関に燃料を供給するのに用いられるもので、ケーシング2を備えている。ケーシング2は、プレス加工や切削加工などにより全体として細長い円筒状に形成されており、その素材には例えばフェライト系ステンレス材料にチタンのような柔軟性のある材料を加えたものが用いられ、磁性を有している。
ケーシング2は、基端側に燃料供給部3が設けられる一方で、先端側に燃料噴射部4が設けられ、そして燃料供給部3から燃料噴射部4の間を樹脂カバー5で覆われている。
燃料供給部3は、外部から供給される燃料を流入させるためにケーシング2の基端部に設けられた燃料供給口11、燃料に含まれる異物を除去するために燃料供給口11の下流に設けられたフィルタ12、および燃料供給口11に流入するシールするため燃料供給口11の周囲に取り付けられたOリング13を含んでいる。
燃料噴射部4は、駆動機構14、弁体15、ノズル体16、および噴孔プレート17を含んでおり、樹脂材などで筒状に形成されたプロテクタ18でその周囲を覆うことで保護されている。
駆動機構14は、ノズル体16に対して行う弁体15の進退動を電磁的に駆動するものであり、ケーシング2の外周に取り付けられた電磁コイル21、電磁コイル21を囲むヨーク22、電磁コイル21に位置対応させてケーシング2の内部に設けられた円筒状のコア23、弁体15を先端方向に押圧付勢するようにしてコア23の内部に設けられたスプリング24、スプリング24の弁体15に対する押圧力を調整するスプリングアジャスタ25、および燃料噴射弁1を内燃機関に取り付ける際にその取付け位置でのシールに機能するOリング26を含んでいる。
弁体15は、ボール弁構造とされており、全体として細長い中空棒状に形成され、基端部にアンカ部27を有し、先端部にボール部28を有し、さらに中間部に燃料通孔29を有している。この弁体15は、電磁コイル21が非通電である状態、つまりスプリング24の付勢力で押圧されてボール部28をノズル体16にシートさせている弁閉状態ではアンカ部27の基端面とコア23の先端面の間に一定の隙間が空く状態になるようにしてケーシング2の内部に組み込まれている。
アンカ部27は、磁性金属粉末をMIM(Metal Injection Molding)法などの加工法により形成されるもので、電磁コイル21に噴射パルスとしての電流が印加された際にヨーク22やコア23とともに磁気回路を形成し、それによりコア23から吸引力を受けてアンカ部27がコア23に押接するまで弁体15を後退させるのに機能する。
ボール部28は、実質的な弁として作用する弁作用部であり、金属球を用いて形成されている。その金属球には、例えばJIS規格品の玉軸受用鋼球を用いることができる。JIS規格品の玉軸受用鋼球は、真円度が高くて鏡面仕上げが施されていることからノズル体16に対するシート性を高めるに好適であり、また大量生産品であることから低コストでもあり、ボール部28用の金属球として特に適している。こうしたボール部28の直径、つまり金属球の直径は3〜4mm程度とするのが弁体15の軽量化を図る上で好ましい。
燃料通孔29は、コア23の中空内部を通って弁体15の中空内部に流入した燃料を弁体15の周囲空間に流出させてノズル体16に向けて流下させるのに機能する。
ノズル体16は、焼入れによって硬度を高めるとともに脱磁処理された金属材で形成されており、図2に示すように、シート面(弁座面)31とノズル孔32が設けられ、さらにテーパ部33が設けられている。なお図2は、図3中のA−A線に沿う断面に相当している。
シート面31は、弁体15のボール部28を離接(シートと非シート)させて弁開状態と弁閉状態を得るために機能するもので、所定の傾斜角を有し、ノズル体16の先端側に先細りとなる円錐面として形成されている。その傾斜角は、円錐面における円錐の頂角が80〜100度となる範囲とするのが好ましく、特に90度程度とするのが好ましい。この傾斜角は、シート面31におけるシート位置(弁座位置)34の付近を研磨したりシート位置34の真円度を高くしたりする加工のために最適な角度、つまり研削装置をベストコンディションで使用するのに適した角度である。したがってこのような傾斜角とすることにより、ボール部28のシート性を大幅に高めることができる。
ノズル孔32は、ボール部28がシート面31に対して非シート状態(図2の状態)になった際にボール部28とシート面31の間に形成される燃料通路を通って流入する燃料を噴孔プレート17に向けて流下させるとともに、その流下燃料に噴孔プレート17に沿った横流れを形成させるのに機能するもので、シート面31から連続する状態で燃料噴射弁1の中心軸Aに平行になるようにされた内壁面35を有する円孔状に形成されている。ここで、噴孔プレート17に沿った燃料の横流れには、シート面31の延長面が噴孔プレート17と交差する部位(図2中に黒点Pで示し、図3中に点線の円Pcで示す部位)を境にして中心側に向けて流れる中心側横流れと外周側に向けて流れる外周側横流れを生じる。
テーパ部33は、上記の外周側横流れに適切な流下距離を与えるためにノズル体16と噴孔プレート17の間に外周側横流れ用の燃料通路を形成するのに機能するもので、所定のテーパ角を有し、ノズル体16の後端側に先細りとなる円錐面をノズル孔32の内壁面35から連続する状態でノズル体16の先端面36に設けることで形成されている。そのテーパ角、つまりテーパ部33を与える円錐面がノズル孔32の先端縁に対してなす角度は、10〜30度とするのが好ましく、特に20度程度とするのが、外周側横流れ用の燃料通路の最適化の上で、好ましい。
噴孔プレート17は、図2に示すように、ノズル体16の円形の先端面36に対応して円板状に形成されており、ノズル体16の先端面36に溶接などにより固着するようにして取り付けられている。この噴孔プレート17には、隆起部41が設けられるとともに、図3に示すような配置にして、噴射孔42〜45が設けられている。
隆起部41は、ノズル体16の側、つまり燃料の流れに関して上流側へ向けてドーム状に突出するようにされ、噴孔プレート17の中心部に設けられている。
噴射孔42と噴射孔43は、噴孔プレート17の中心寄り(具体的には上述の交差部位Pよりも中心側)に設けられる中心側噴射孔であり、図の例では隆起部41の途中に1つずつ設けられている。このような中心側噴射孔42、43は、上述の中心側横流れとなった燃料を噴射させるのに機能する。
一方、噴射孔44と噴射孔45は、噴孔プレート17の外周寄り(具体的には上述の交差部位Pよりも外周側)に設けられる外周側噴射孔であり、図の例では隆起部41から一定以上の離れた位置にそれぞれ5つずつ外周側噴射孔44a〜44eと外周側噴射孔45a〜45eとして設けられている。このような外周側噴射孔44a〜44eと外周側噴射孔45a〜45eは、上述の外周側横流れとなった燃料を噴射させるのに機能する。
これらの噴射孔は、中心側噴射孔42と外周側噴射孔44a〜44eが組みとなって1つの噴霧群(第1の噴霧群)となる一方で、中心側噴射孔43と外周側噴射孔45a〜45eが組となって他の噴霧群(第2の噴霧群)となるようにされている。具体的にいうと、噴孔プレート17の中心を通る2分線S(図3)で噴孔プレート17を2分することで設定される第1のエリア46と第2のエリア47について、第1の噴霧群の外周側噴射孔44a〜44eは第1のエリア46に配置され、第1の噴霧群の中心側噴射孔42は第2のエリア47に配置され、また第2の噴霧群の外周側噴射孔45a〜45eは第2のエリア47に配置され、第2の噴霧群の中心側噴射孔43は第1のエリア46に配置されている。
そしてこのような配置において、第1の噴霧群の外周側噴射孔44a〜44eは、それぞれの中心軸が噴孔プレート17の中心軸A(これは燃料噴射弁1の中心軸Aでもある)に対して所定の角度で交差するような傾斜状態で設けられることにより、第1のエリア46にあって噴孔プレート17の外周側へ傾いた方向で単位噴霧を噴射するようにされ、第1の噴霧群の中心側噴射孔42は、外周側噴射孔44a〜44eと同一の傾斜状態で設けられることにより、第2のエリア47にあって外周側噴射孔44a〜44eと同一の方向(図2中の矢印Xで示す方向)で単位噴霧を噴射するようにされており、一方、第2の噴霧群の外周側噴射孔45a〜45eは、それぞれの中心軸が中心軸Aに対して所定の角度で外周側噴射孔44a〜44eとは逆の方向から交差するような傾斜状態で設けられることにより、第2のエリア47にあって噴孔プレート17の外周側へ傾いた方向で単位噴霧を噴射するようにされ、第2の噴霧群の中心側噴射孔43は、外周側噴射孔45a〜45eと同一の傾斜状態で設けられることにより、第1のエリア46にあって外周側噴射孔45a〜45eと同一の方向(図2中の矢印Yで示す方向)で単位噴霧を噴射するようにされている。
以上のことは、外周側噴射孔44a〜44eそれぞれの中心軸と外周側噴射孔45a〜45eそれぞれの中心軸が噴孔プレート17よりも上流側で互いに交差し、一方、中心側噴射孔42の中心軸と中心側噴射孔43の中心軸が噴孔プレート17よりも下流側で互いに交差する状態なっていると言い換えることができる。本実施形態では外周側噴射孔44a〜44eと外周側噴射孔45a〜45e、それに中心側噴射孔42と中心側噴射孔43をそれぞれ2分線Sに関して対称な配置としており、したがってそれぞれの中心軸の交差は中心軸A上でなされることになっている。ここで、噴射孔の中心軸の中心軸Aに対する交差や噴射弁の中心軸同士の交差は、噴射孔の中心軸や中心軸Aを同一の平面上に投影した状態で生じる交差を意味している。
以上のような噴射孔42〜45は、その孔径を適切に設定することが重要になる。噴射孔42〜45は、孔径が小さいほうが微粒化の促進によい。ただ孔径を小さくすると、必要な燃料の噴射量を確保するために噴射孔の数が増え、加工コストが上昇することになる。こうした相反する要求の下で上記のように12個の噴射孔を設ける本実施形態の場合、100〜200μm程度とするのが適切である。
樹脂カバー5は、例えば樹脂モールド法などによりケーシング2とヨーク22の一部を覆うように設けられるものであり、コネクタ部48が突設され、このコネクタ部48に電磁コイル21へ電力を供給するためのコネクタ49が設けられている。
以上が第1の実施形態における燃料噴射弁1の構成である。以下ではこうした燃料噴射弁1の動作について説明する。電磁コイル21が非通電である状態にあっては、スプリング24の付勢を受けて弁体15がそのボール部28をノズル体16のシート面31にシート位置34でシート(密接)させて弁閉となっている。この弁閉状態では、弁体15とノズル体16のボール部28の間に燃料通路が形成されておらず、つまり燃料通路が開いておらず、燃料供給口11から流入した燃料はケーシング2の内部に留まっている。
この状態で電磁コイル21に噴射パルスとして電流が印加されると、ヨーク22やコア23とともに弁体15のアンカ部27が磁気回路を形成し、これによりアンカ部27がコア23から吸引力を受けて弁体15がアンカ部27をコア23に押接させるまで後退し、弁体15がノズル体16に対して非シート状態となって弁開となる。弁開状態になると、弁体15とボール部28の間に燃料通路が形成される、つまり燃料通路が開く。するとその燃料通路を通って燃料が噴孔プレート17に向けて流下する。噴孔プレート17に流下した燃料は、噴孔プレート17に沿う上述のような横流れとなって噴射孔42〜45のそれぞれから単位噴霧として噴射され、これらの単位噴霧が上述の第1や第2の噴霧群ごとに合わさって、図4に示すような第1の噴霧51や第2の噴霧52として噴射され、2方向噴霧50が得られる。なお図4の(a)は噴霧を側面から状態を示し、(b)は(a)におけるB−B線に沿う断面を示している。
第1の噴霧51は、中心側噴射孔42からの中心側噴霧51aと外周側噴射孔44a〜44eそれぞれの単位噴霧が合わさった外周側噴霧51bからなる。第2の噴霧52も同様に、中心側噴射孔43からの中心側噴霧52aと外周側噴射孔45a〜45eそれぞれの単位噴霧が合わさった外周側噴霧52bからなる。
このような第1の噴霧51や第2の噴霧52にあっては、中心側噴霧51aや中心側噴霧52aと外周側噴霧51bや外周側噴霧52bの間で貫通力を異ならせるのが好ましい。このことは、上述のように中心側噴射孔42と外周側噴射孔44a〜44eが組みとなって第1の噴霧群を形成し、中心側噴射孔43と外周側噴射孔45a〜45eが組となって第2の噴霧群を形成する構成、つまり中心側噴射孔と外周側噴射孔を組にする構成においては、中心側噴射孔と外周側噴射孔それぞれからの単位噴霧の貫通力を異ならせるのが好ましい、と言い換えることができる。
単位噴霧の貫通力は横流れの流下距離(助走距離)に相関し、流下距離が短いほうが微粒化性は低くなるものの貫通力は大きくなる。本実施形態では、図2や図3に見られるように、交差部位P、Pc(これは上述のように中心側横流れと外周側横流れが分かれる部位でもある)から中心側噴射孔42や中心側噴射孔43までの距離を外周側噴射孔44a〜44eや外周側噴射孔45a〜45eまでの距離よりも短くしている。これにより中心側噴射孔42や中心側噴射孔43からの単位噴霧の貫通力が外周側噴射孔44a〜44eや外周側噴射孔45a〜45eからの単位噴霧の貫通力よりも大きくなるようにしている。このようにすることにより大きな貫通力を有し指向性が高い中心側噴射孔42や中心側噴射孔43からの単位噴霧に誘引させることで第1の噴霧51や第2の噴霧52の指向性を高めることができる。
以上のような燃料噴射における噴射量の制御は、電磁コイル21に間欠的に印加する噴射パルスの印加タイミング、つまり開弁と閉弁の切替えタイミングを調整することで行われる。
図5に示すのは、外周側噴射孔44(外周側噴射孔44c)の近傍における燃料の模式化した流れである。外周側噴射孔44の近傍では燃料の外周側横流れ53a、53b、53cなどが生じており、これら外周側横流れ53a、53b、53cとして燃料が外周側噴射孔44に流れ込む。このため外周側噴射孔44に流れ込んだ燃料は、外周側噴射孔44の内壁面に沿うように押し付けられることで矢印Maの方向に広がる液膜54aを形成しつつ外周側噴射孔44から単位噴霧として噴射される。そしてその際に液膜54aは、外周側噴射孔44への燃料の流入で発生する負圧による引込み空気流55aと接触することで活発に分裂し、これにより微粒化が促進される。これが噴射孔方式における燃料微粒化促進のメカニズムである。
図6に示すのは、中心側噴射孔43の近傍における燃料の模式化した流れである。中心側噴射孔43の近傍においては燃料の中心側横流れ56a、56b、56cなどが生じており、これら中心側横流れ56a、56b、56cとして燃料が中心側噴射孔43に流れ込む。このため中心側噴射孔43に流れ込んだ燃料は、中心側噴射孔43の内壁面に沿うように押し付けられることで矢印Mbの方向に広がる液膜54bを形成しつつ中心側噴射孔43から単位噴霧として噴射される。この場合も外周側噴射孔44と同様に、液膜54bが引込み空気流55bと接触することで微粒化が促進される。
以上のような燃料噴射弁1では、各噴射孔からの単位噴霧間における噴霧干渉を効果的に抑制することができる。それは、中心側噴射孔42や中心側噴射孔43を設けたことによる。上述のように噴霧干渉は、複数で設けられる噴射孔の間隔に起因する。すなわち噴射孔方式では噴射孔のサイズに上限があり、そのために一定数の噴射孔を設けて燃料噴射量を確保する必要があり、その関係で噴射孔間隔が限定され、これにより噴射孔間隔が狭くなりすぎることにより噴霧干渉を招くことになるということである。
このような噴霧干渉の発生メカニズムにあって、中心側噴射孔42や中心側噴射孔43を設けることにより、外周側噴射孔44や外周側噴射孔45だけを設ける場合に比べて、同じ燃料噴射量であれば、外周側噴射孔44や外周側噴射孔45それぞれの数を少なくすることができる。つまり外周側噴射孔44や外周側噴射孔45について噴射孔間隔を広くすることができる。また中心側噴射孔42や中心側噴射孔43は、数が少なく、外周側噴射孔44や外周側噴射孔45に対して配置方向が異なる。このため中心側噴射孔42や中心側噴射孔43についても広い間隔をとることができる。
本発明の発明者等が行った実験によると、噴射孔から噴射される噴霧が内燃機関の燃料噴射受入れ部位に到達するまでに当該噴霧に生じる放射状の広がりは噴射孔の孔径に対して約4倍程度となる。このことから、噴射孔間隔を噴射孔の孔径に対して4倍以上とすれば効果的に噴霧干渉を抑制することができるといえる。つまり隣り合う噴射孔の最短の中心間距離をL、噴射孔の孔径をDとしてL/Dを4以上となるようにすれば、噴霧干渉を効果的に抑制することができるということである。中心側噴射孔42や中心側噴射孔43を設ける本実施形態の場合には、この条件を十分に満足させることができ、噴霧干渉を効果的に抑制することができる。
ここで、噴射孔42〜45は、その長さが噴霧の形成に影響する。このため噴射孔42〜45の長さを適切に設定することが重要になる。噴射孔42〜45の長さは噴孔プレート17の厚さで決まる。したがって噴孔プレート17の厚さ適切に設定することが重要になる。噴孔プレート17の厚さが厚いと、噴射孔42〜45が長くなって燃料の噴射方向に対するガイド性が高くなり、噴霧の指向性を高くすることができるが、その一方で図5や図6における液膜54(54a、54b)が薄くなる。液膜54が薄くなると、燃料の噴射速度が遅くなり、そのために噴射後の分裂力が小さくなってしまう。また液膜54が薄すぎる場合には、燃料が噴射孔42〜45の傾斜向きよりも内側に噴射されるようになり、そのために狙い通りの位置への噴射が難しくなる。こうした噴孔プレート17の厚さに関するファクタを考慮すると、噴孔プレート17は、ある一定の範囲の厚さとするのが望ましい。本実施形態では、70〜120μmを好ましいものとして採用している。
図7と図8に、第2の実施形態による燃料噴射弁の要部の構成を示す。なお図7は、図8中のC−C線に沿う断面に相当している。本実施形態の燃料噴射弁は、ノズル体61と噴孔プレート62それぞれの構成の一部において第1の実施形態の燃料噴射弁1と異なる。したがって以下ではノズル体61と噴孔プレート62について説明し、燃料噴射弁1と共通の構成や効果については上での説明を援用するものとし、共通する構成要素については図2や図3におけるのと同一の符号で示してある。
ノズル体61は、その先端面63がノズル孔32の縁まで平坦にされている。つまり燃料噴射弁1のノズル体16におけるテーパ部33を省略した構成とされている。
噴孔プレート62は、隆起部41の周囲を囲むようにして湾曲部64が設けられている。湾曲部64は、隆起部41の周囲を先端側に膨出させるようにして形成されており、ノズル体61と噴孔プレート17bの間に外周側横流れ用の燃料通路を形成するのに機能する。つまり湾曲部64は、燃料噴射弁1のノズル体16におけるテーパ部33の機能を負っているということである。このような湾曲部64を設ける場合でも、図8に示すように、中心側噴射孔42、中心側噴射孔43、外周側噴射孔44a〜44e、外周側噴射孔45a〜45eそれぞれの配置構成は図3の場合と同様である。
本実施形態によれば、例えばパンチ加工で湾曲部64を形成する加工が増えるものの、この加工に比べて格段に手間のかかるテーパ加工を不要とすることができる。
図9と図10に、一実施形態による内燃機関として、第1の実施形態による燃料噴射弁1を搭載した内燃機関の構成を示す。内燃機関101は、燃料を燃焼させる燃焼室102、燃焼室の混合気を圧縮するシリンダ103、圧縮された混合気に点火する点火プラグ104、外部から空気を取り込む経路となる吸気管105、燃料噴射弁1を取り付ける吸気ポート106、燃料噴射弁1が噴霧50を噴射する吸気弁107、および燃料の燃焼で生じた排気ガスを排出するための開閉弁となる排気弁108を備えている。
図10は図9中のD方向で見た燃料噴射弁1と吸気弁107の配置関係であり、この図に見られるように、燃料噴射弁1から噴射される指向性の高い第1の噴霧51と第2の噴霧52は、内燃機関101の吸気弁107の中心寄りに向けて噴射される。吸気弁107の中心寄りに噴霧を集める理由は、吸気弁107が開いた際に、流速の比較的速い内側の空気流に引き寄せられ、確実に点火プラグ104へ燃料が向かうと同時に、ポート壁面へ燃料が付着して燃焼時にリッチ混合気を形成してしまうことを抑制できるようにするためである。そのようにすると、内燃機関からの有害排出ガスHCの低減を図ることができると同時に、安定した内燃機関の駆動を実現できるようになる。
以上のような内燃機関によれば、燃料噴射について微粒化性のよい高分散な2方向噴霧が形成されるとともにその2方向噴霧のそれぞれが吸気弁の中央寄りに高い指向性で狙い通りに噴射され、これにより内燃機関からのHCなどの有害成分の排出をより低減することが可能となる。
以上、本発明を実施するための形態のいくつかについて説明したが、これは代表的な例に過ぎず、本発明は、その趣旨を逸脱することのない範囲で様々な形態で実施することができる。例えば以上の実施形態では噴孔プレートに隆起部を設けるようにしていたが、噴孔プレートにおいて中心側横流れと外周側横流れを効果的に形成させることができれば、必ずしも隆起部を設ける必要はない。また以上の実施形態では噴射孔を12個としていたが、これに限られるものでなく、噴射孔の数は適宜に選択できる。また以上の実施形態では、中心側噴射孔を中心側横流れの噴射に機能させるようにしていたが、これに限られるものでない。
第1の実施形態による燃料噴射弁の全体構成を断面にして示す図である。 図1の燃料噴射弁の先端部の拡大図である。 図1の燃料噴射弁の噴孔プレートにおける噴射孔の配置状態を示す図である。 図1の燃料噴射弁から噴射される噴霧の様子を模式化して示す図である。 外周側噴射孔近傍における燃料の流れを模式化して示す図である。 中心側噴射孔近傍における燃料の流れを模式化して示す図である。 第2の実施形態による燃料噴射弁の先端部の拡大図である。 図7の燃料噴射弁の噴孔プレートにおける噴射孔の配置状態を示す図である。 一実施形態による内燃機関の構成を断面にして示す図である。 図9中のD方向で見た燃料噴射弁と吸気弁の配置関係を示す図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
15 弁体
16 ノズル体
17、62 噴孔プレート
41 隆起部
42、43 中心側噴射孔
44、45 外周側噴射孔
50 2方向噴霧(噴霧)
51 第1の噴霧(噴霧)
52 第2の噴霧(噴霧)
101 内燃機関

Claims (6)

  1. 弁体の離接により燃料通路の開閉がなされるノズル体を備えるとともに、前記燃料通路を流下した燃料を噴霧として噴射させる噴射孔が設けられた噴孔プレートを備えた燃料噴射弁において、
    前記噴孔プレートは、中心寄りに形成される中心側噴射孔が前記噴射孔として設けられるとともに、外周寄りに形成される外周側噴射孔が前記噴射孔として設けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記噴孔プレートは、当該噴孔プレートに沿った燃料の横流れについて、中心側に向けて流れる中心側横流れと外周側に向けて流れる外周側横流れを生じるようにされ、そして前記中心側噴射孔は、前記中心側横流れの燃料を噴射させるようにされ、前記外周側噴射孔は、前記外周側横流れの燃料を噴射させるようにされていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記中心側噴射孔と前記外周側噴射孔が組みとなって1つの噴霧を噴射する1つの噴霧群を形成するようにされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記1つの噴霧群について、前記中心側噴射孔から噴射される単位噴霧の貫通力が前記外周側噴射孔から噴射される単位噴霧の貫通力より高くなるようにされていることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記噴孔プレートは、燃料の流れに関して上流側へ向けて突出するようにされた隆起部が中心部に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の燃料噴射弁。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の燃料噴射弁が搭載された内燃機関。
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