JP2008101461A - 法面安定用受圧板 - Google Patents

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Abstract

【課題】Y字型のプレストレストコンクリート製の受圧板のプレストレス導入用の鋼材が、受圧板の端部断面のほぼ中央部に定着できるようにする。
【解決手段】Y字型の受圧板1のプレストレス導入鋼材としてPC鋼より線21、22、23を使用し、曲線的にくの字型に配設したりUターンに配設する。曲線配設が可能なので、PC鋼より線を脚の端部断面31、32、33のほぼ中央部に定着することができる。従って、端部断面積を大きくせずに済み、重量を増大せずにかぶりを十分に取ることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、グラウンドアンカーによって切土法面等に定着し、切土法面の安定化および自然斜面の崩壊や地すべり防止に使用するプレストレストコンクリート製の受圧板に関するものである。
法面安定化工法は、図4および図5に示すように十字型の脚を有する複数のコンクリート製または、鋼製の受圧板を法面にグラウンドアンカーで定着して地すべりを防止したり、斜面を安定化している。
特開平2−16217号公報 特公昭58−26463号公報 特開平6−346454号公報
コンクリート製の受圧板のプレストレス導入には、従来、鋼棒が使用されていたが、図6の断面図に示すように、鋼棒は直線的にしか配設できず、受圧板の形状が限られ、また、受圧板の内部で鋼棒を2段に交差させなければならない場合、鋼棒が受圧板の脚の端部断面3の中央位置から鋼棒の直径分上または下にずれてしまい、定着部における鋼棒の納まりが悪かった。また、鋼棒のかぶりを規定通りに設けるためには端部断面を大きくしなければならず、受圧板の重量が増すという問題があった。
そこで、受圧板の形状を自由に設計できるようにするとともに受圧板の脚の端部断面を大きくすることなく、鋼材を脚の端部断面の中央部に定着できるようにしようとするものである。
3本の脚からなるY字型のプレストレストコンクリート製の受圧板であって、中心部に円筒部材が設置され、この円筒部材に曲線的配設が可能な鋼材が接して方向が変えられ、くの字状となって隣り合う脚の間に緊張定着されている法面安定用受圧板である。
また、3本の脚を有するY字型のプレストレストコンクリート製の受圧板であって、中心部に円筒部材が設置され、この円筒部材に曲線的配設が可能な鋼材がUターンして緊張定着されている法面安定用受圧板である。
更に、3本の脚を有するY字型のプレストレストコンクリート製の受圧板であって、中心部に円筒部材が設置され、アンボンドPC鋼より線を円筒部材を越えた箇所でUターンさせて脚の端面に緊張定着してあり、アンボンドPC鋼より線のUターン部のシースが除去されて鋼線が剥き出されて定着部としてある法面安定用受圧板である。
曲線的に配設が可能なPC鋼より線などの鋼材を使用することにより、受圧板の形状を自由に設計でき、更に、鋼材を曲げて配設しているので、受圧板の脚端部断面のほぼ中央部に緊張鋼材を定着することができる。
本発明によれば、PC鋼より線などの曲線的配設が可能な鋼材を使用して鋼材が相互に干渉しないように配設し、Y字型受圧板の脚部の端部断面の中央に定着することができ、かぶりを十分に取るために脚部の断面を大きくする必要がない。
本発明を図1〜3に基づいて説明する。
受圧板1は、コンクリート製で3本の脚を有し、平面形状はY字形であり、Y字の一辺の長さ2〜3m、中央部厚さ400〜600mm、端部厚さ250〜350mmであり、端部に向かって厚さが薄くなっている。受圧板1の中心部に凹部が形成され、凹部底面には下面に貫通するグラウンドアンカー挿通孔、および、グラウト充填孔が各辺の適所に形成されている。受圧板1の底面に溝を複数設け、付着力を増大させ安定化を図っている。更には、施工時の吊り上げ作業のため、吊りボルトを適宜数設けておく。
図1に示すように、PC鋼より線21は、受圧板1の脚の一端面31に定着され、中心部に向かって延び、中心部に設けた円筒部材5に接して方向が変えられてくの字状に配設され、隣の脚の定着端面32まで延び、端部断面のほぼ中央部に定着されている。円筒部材5とPC鋼より線21の間に必要に応じてスペーサーを設けてかぶりを確保する。端面32と端面33の間に配設されたPC鋼より線22は、端面32から受圧板の中央部にいくに従って緩やかに上または下に向かって配設され、他のPC鋼より線21の上または下を通り、端面33に向かって曲げてあり、端部断面のほぼ中央部に定着されている。
プレストレスは、プレテンショニング方式またはポストテンショニング方式で導入される。図1のものはプレテンショニング方式、図2に示したものはアンボンドPC鋼より線を使用してポストテンショニング方式で緊張力を導入したものであり、端面に設けた定着用凹部の定着板にクサビやナットで定着してある。
図3に示す例は、脚の一端面から延びるアンボンドPC鋼より線を受圧板1の中央部に設置した円筒部材5を越えたところでUターンさせて同一の端面に定着したものである。アンボンドPC鋼より線のUターン部は、ポリエチレンシースを除去してPC鋼より線を剥き出して定着部とする。耐荷体や支圧板を設けずにUターン部のみでコンクリートに定着させるために、Uターンの先端部を中心部よりできるだけ先に延長して配設し、PC鋼より線の定着長を長く取れるようにしてある。
また、受圧板1の中心部に設けた円筒部材5にPC鋼より線を巻きかけ、各脚に配設したUターンしたPC鋼より線を同時に緊張して緊張力をバランスさせるようにすることも可能である。
緊張鋼材をくの字に配列した実施例の平面図。 ポストテンショニングの実施例の平面図。 アンボンドPC鋼より線をUターンさせ、Uターン部のシースを除去して鋼線を剥き出しにして定着部とした実施例の平面図。 従来の受圧板の一部切り欠き斜視図。 従来の受圧板の設置状態図。 従来の受圧板のPC鋼棒配設の断面図。
符号の説明
1…受圧板
21、22、23…PC鋼より線
31、32、33…端面
5…円筒部材

Claims (3)

  1. 3本の脚からなるY字型のプレストレストコンクリート製の受圧板であって、中心部に円筒部材が設置され、この円筒部材に曲線的配設が可能な鋼材が接して方向が変えられ、くの字状となって隣り合う脚の間に緊張定着されている法面安定用受圧板。
  2. 3本の脚を有するY字型のプレストレストコンクリート製の受圧板であって、中心部に円筒部材が設置され、この円筒部材に曲線的配設が可能な鋼材がUターンして緊張定着されている法面安定用受圧板。
  3. 3本の脚を有するY字型のプレストレストコンクリート製の受圧板であって、中心部に円筒部材が設置され、アンボンドPC鋼より線が円筒部材を越えた箇所でUターンして脚の端面に緊張定着してあり、アンボンドPC鋼より線のUターン部のシースが除去されて鋼線が剥き出されて定着部としてある法面安定用受圧板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5120807A (en) * 1974-08-10 1976-02-19 Hokuryo Denko Jikiteepukasetsuto mataha kaatoritsujinookuri hikikomikiko
JPH0216217A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Kensetsu Kiso Eng Kk 斜面安定化構造物のプレストレス力導入方法

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