JP2008099191A - インテリジェントパッチパネル管理制御方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】物理的配線を変更せずにクライアント装置間の接続形態を容易に変更でき、ユーザにリアルタイムで接続状況を提供することができるインテリジェントパッチパネル管理制御方式を提供すること。
【解決手段】クライアント装置1,2間に光クロスコネクト装置3を配置する。光クロスコネクト装置3は、クライアント装置1,2間の接続を中継するパッチパネルとして機能する。管理制御装置7は、クライアント装置1,2から各ポートの接続情報を取得し、取得した接続情報を元にクライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続形態を登録して管理する機能および光クロスコネクト装置1,2のクロスコネクト機能を制御してクライアント装置1,2間の接続形態を変更する機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インテリジェントパッチパネル管理制御方式に関し、特に、物理的配線を変更することなくクライアント装置間の接続を変更することができ、また、その接続状況をリアルタイムでユーザに提供することができるインテリジェントパッチパネル管理制御方式に関する。
L2スイッチやルータなどのクライアント装置間は、LANケーブルや光ケーブルを用いてダイレクトに、あるいはパッチパネルを介して接続される。パッチパネルは、クライアント装置間の配線を一旦中継する機能を有し、ここでの接続を変えることにより、両者の間の接続形態を変更することができる。
特許文献1には、パッチパネルにモード制御信号を送信して転送モードを設定した後、クロック信号を供給してパッチパネルの接続状態を確認するインテリジェントパッチパネルシステムが記載されている。
特許文献2には、入力側および出力側パッチパネルのモジュラージャックにそれぞれ表示用発光素子を設け、これらの表示用発光素子の点灯によって、接続すべきモジュラージャックを指示する配線管理方式が記載されている。
特許文献3には、固有情報を記録したRF-IDタグをコネクタ付きケーブルのコネクタ部分に内蔵させ、パッチパネルなどに埋設したジャック部にRF-IDタグの固有情報を読み取る読み取り回路部品を配置することにより、ケーブルとジャック部との接続状態を把握可能にした接続管理方式が記載されている。
特開2004−320090号公報 特開平6−252923号公報 特開2004−349184号公報
クライアント装置間をダイレクトに接続する形態では、装置の台数が増えてくると配線が複雑になり、両者の間の接続形態が分からなくなってしまうという問題がある。この問題は、クライアント装置間にパッチパネルを介在させることにより少しは解消できる。しかしながら、クライアント装置間の接続形態の変更は、物理的配線の変更に依っているので、パッチパネルが存在する現場での労力を必要とするとともに人為的な接続ミスが起こる可能性がある。
特許文献1−3に記載された方式は、配線や接続形態の把握を支援するが、結局のところ、物理的配線を変更して装置間の接続形態を変更するので、現場での労力を必要とし、接続形態の変更やその正常性の確認が難しく、また、ユーザにリアルタイムで接続状況を提供することが難しい。
本発明の目的は、上記課題を解決し、物理的配線を変更せずにクライアント装置間の接続形態を容易に変更でき、ユーザにリアルタイムで接続状況を提供することができるインテリジェントパッチパネル管理制御方式を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、クライアント装置間に配置され、両者の間の配線を中継するパッチパネルとして機能する光クロスコネクト装置と、前記クライアント装置から各ポートの接続情報を取得し、取得した接続情報を元に前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間の接続形態を登録する第1の機能、前記接続形態の表示を含むクロスコネクト設定画面を表示し、該クロスコネクト設定画面上でのユーザ操作を元に前記光クロスコネクト装置のクロスコネクト機能を制御して前記クライアント装置間の接続形態を設定する第2の機能および前記クライアント装置間の接続形態をユーザに提示する第3の機能を有する管理制御装置を備えた点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間がIDタグ付きコネクタを備えたケーブルで接続され、前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置は、各ポートに前記ケーブルが接続されたとき、該ケーブルが備えたIDタグ付きコネクタのIDを読み取るリーダを備え、該リーダで読みとられたIDとポートの対応関係を登録し、前記管理制御装置の第1の機能は、前記接続情報に代えて前記クライアント装置および前記光クロスコネクト装置からIDとポートの対応関係を取得して登録する機能と、取得したIDとポートの対応関係を含む接続形態登録画面を表示し、該接続形態登録画面上でのユーザ操作を元に前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間の接続形態を登録する機能を有する点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記管理制御装置が、さらに、前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間の配線で伝送される光レベルに基づいて両者間の接続正常性を確認する機能を有する点に第3の特徴がある。
さらに、本発明は、前記管理制御装置が、さらに、前記光クロスコネクト装置においてクロスコネクトされた2つのポート間で伝送される光レベルに基づいて両ポート間のクロスコネクト正常性を確認する機能を有する点に第4の特徴がある。
本発明の第1ないし第4の特徴によれば、パッチパネルとして光クロスコネクト装置を用い、該光クロスコネクト装置のクロスコネクト機能を利用して前記クライアント装置間の接続形態を設定するので、物理的配線を変更せずにクライアント装置間を任意の接続形態で接続し、その接続を変更できる。また、管理制御装置は、クライアント装置と光クロスコネクト装置間やクライアント装置間の接続形態を管理するので、この接続形態を元にユーザにリアルタイムで接続状況を提供することができる。
また、現状のクロスコネクト装置では、ポートに接続されている機器の判別が付かないため、接続時の人的ミスやクロスコネクトする際に間違ったオペレーションが起こりかねず、また、接続形態の登録でのミスなどが起こりかねないが、第1の特徴によれば、クライアント装置から各ポートの接続情報を取得し、この接続情報を元にクライアント装置と光クロスコネクト装置の間の接続形態を登録し、また、クライアント装置と光クロスコネクト装置の間の接続形態の表示を含むクロスコネクト設定画面を表示し、クロスコネクト設定画面上でクライアント装置間の接続形態を設定するので、接続形態の登録やクロスコネクトの設定における誤りを減らすことができる。
また、第2の特徴によれば、クライアント装置および光クロスコネクト装置から取得したIDとポートの対応関係を含む接続形態登録画面を表示し、接続形態登録画面上でクライアント装置と光クロスコネクト装置の間の接続形態を登録するので、接続形態の登録における誤りを減らすことができる。
さらに、第3および第4の特徴によれば、クライアント装置と光クロスコネクト装置の間の接続の正常性、光クロスコネクト装置のクロスコネクトの正常性、クライアント装置間のリンクの正常性を確認できる。
以下、図面を参照して本発明を説明する。図1は、本発明に係るインテリジェントパッチパネル管理制御方式の第1実施形態を示すブロック図である。
クライアント装置1,2は、L2スイッチやルータなどのネットワーク機器であり、クライアント装置1,2間にはインテリジェントパッチパネル3が配置される。インテリジェントパッチパネル3とクライアント装置1,2間は光ケーブル4,5により接続される。
インテリジェントパッチパネル3は、光クロスコネクト装置からなり、クライアント装置1,2間の接続をクロスコネクト機能により実現する。以下では、インテリジェントパッチパネルを光クロスコネクト装置と称して説明する。
制御ネットワーク6は、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3の管理制御を行うために使用され、この制御ネットワーク6に管理制御装置7が配置される。クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3は、制御ネットワーク6を介して管理制御装置7と情報をやり取りする。
管理制御装置7は、ネットワークを構成するネットワーク機器の中から管理制御対象とする装置の装置情報を取得し、さらにその中のクライアント装置から接続情報を取得し、クライアント装置間の接続形態をデータベースに登録する処理(接続情報登録処理)およびクライアント装置と光クロスコネクト装置の間の接続の正常性を確認する処理(接続正常性確認処理)を実行する。
接続情報登録処理において、管理制御装置7は、まず、設定ファイルからネットワークを構成するネットワーク機器の中から管理制御対象とする装置を検索する。これによりクライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3が検索される。
次に、管理制御装置7は、検索されたクライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3から制御ネットワーク6を介して装置情報を取得し、さらに、クライアント装置1,2から各インタフェースの接続情報を取得し、取得された情報を元にクライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続性を識別する。この接続性の識別結果は、クライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続情報として管理制御装置7内のデータベースに登録される。
管理制御装置7内のデータベースに登録された接続情報は、ユーザの要求に応じて適宜画面表示でき、これによりリアルタイムの接続状況をユーザに提供することができる。
クライアント装置と光クロスコネクト装置との間の接続性を識別するためにクライアント装置から取得する各インタフェースの接続情報としては、クライアント装置のインタフェースごとに付加される接続情報(Description)を用いることができる。この接続情報(Description)は、下記で定義される、
『クライアント装置のホスト名_使用インタフェース名_接続先の装置名_接続先のポート名』
例えば、図1の例では、クライアント装置1,2のホスト名をそれぞれ、node1,node2とし、光クロスコネクト装置3の装置名をpxcとすると、クライアント装置1から取得される接続情報は『node1_1_pxc_2』となり、クライアント装置2から取得される接続情報は『node2_1_pxc_9』となる。
接続正常性確認処理では、管理制御装置7は、データベースに登録された接続情報を元にクライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続が正常であるかどうかを光レベルで確認する接続正常性確認処理を実行する。
図2は、第1実施形態における管理制御装置7での接続情報登録処理の手順を示すフローチャートである。まず、管理制御装置7は、予め設定ファイルに登録されているネットワーク機器の中から管理制御対象とする装置(光クロスコネクト装置およびクライアント装置)を検索する(S21)。設定ファイルには、ネットワークを構成するネットワーク機器のIPアドレス、光クロスコネクト装置/クライアント装置などの装置種別が登録されている。これにより、図1の例では、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3が検索される。
次に、管理制御装置7は、検索されたクライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3からSNMP(Simple Network Management Protocol),CLI(Command Line Interface),XML(extensible Markup Language),TL-1(Transaction Language 1)などを用いて装置情報(装置名,装置アドレス)を取得し、管理制御装置7内のデータベースに登録する(S22)。
次に、管理制御装置7は、クライアント装置1,2からSNMPもしくはCLI,XMLを用いて各インタフェースの接続情報を取得し(S23)、取得された情報を元に接続性を解析し、クライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続情報を管理制御装置7内のデータベースに登録する(S24)。
図3は、管理制御装置7内のデータベースに登録される接続情報の具体例を示し、これは図1に対応している。管理制御装置7内のデータベースに登録された接続情報は、ユーザの要求に応じて適宜画面表示でき、これによりリアルタイムの接続状況をユーザに提供することができる。
図4は、第1実施形態における管理制御装置7での接続正常性確認処理の手順を示すフローチャートである。接続正常性確認処理では、接続情報登録処理で登録された接続情報を元に、接続されているとされた2つのポートが実際に接続されているかどうかを光レベルで確認する。
クライアント装置1と光クロスコネクト装置3の間の接続正常性確認処理では、管理制御装置7は、まず、光クロスコネクト装置3から光レベル情報を収集する(S41)。これは、SNMP,CLI,XML,TL-1などを用いて光クロスコネクト装置3からその入力側の光レベル情報を取得することにより行うことができる。このとき、クライアント装置1のポートは閉塞されており、クライアント装置1側からはまだ光が挿入されていないので、光レベル情報は0dBとなる。
次に、管理制御装置7は、クライアント装置1に対してSNMP,CLI,XML,TL-1などを用いてポートの開放、つまりポートから光を挿入することを要求する(S42)。クライアント装置1は、この要求に従ってポートから光を挿入し、管理制御装置7は、光クロスコネクト装置3の入力側での光レベル情報を収集する(S43)。このとき、クライアント装置1側から光が挿入されているので、収集される光レベル情報を元にクライアント装置1と光クロスコネクト装置3のポート間での接続正常性を確認できる。
接続正常性が確認できたら、管理制御装置7は、クライアント装置1に対しポートの閉塞、つまりポートからの光をシャットダウンすることを要求する(S44)。クライアント装置1は、この要求に従ってポートから光をシャットダウンする。
図5は、本発明に係るインテリジェントパッチパネル管理制御方式の第2実施形態を示すブロック図である。なお、図2において図1と同一あるいは同等部分には同じ符号を付してある。第2実施形態は、クライアント装置と光クロスコネクト装置を接続するケーブルとして、RF(Radio Frequency)−IDタグ付きコネクタを備えたケーブル、つまり、ID情報をもったコネクタを備えたケーブル用いたものである。ここで、ID情報は、各コネクタを識別するために任意に付された情報である。
図5では、クライアント装置1のポート1と光クロスコネクト装置3のポート2の間がID「111」,「222」付きのコネクタを有するケーブル4によって接続され、クライアント装置2のポート1と光クロスコネクト装置3のポート9の間がID「444」,「333」付きのコネクタを備えたケーブル5によって接続されている。
クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3の各ポートには、IDタグのID情報を読み取り可能なリーダが設置されており、このリーダは、RF-IDタグ付きの光ケーブル4,5が接続された時点で、そのID情報を読み取る。これにより読みとられたID情報は、ポート情報と対応付けられて各装置内のデータベースに登録される。
接続情報登録処理において、管理制御装置7は、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3から制御ネットワーク6を介して装置情報を取得する。また、管理制御装置7は、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3に対し、データベースに登録されているポート情報およびID情報の転送を要求し、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3は、この要求に従ってポート情報およびID情報を管理制御装置7に転送する。
管理制御装置7は、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3から転送された装置情報、ポーチ情報およびID情報を受け、搭載されているGUIを使用してクライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続情報を管理制御装置7内のデータベースに登録する。
また、管理制御装置7は、接続正常性確認処理を実行する。この接続正常性確認処理は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
図6は、第2実施形態における管理制御装置7での接続情報登録処理の手順を示すフローチャートである。クライアント装置1,2または光クロスコネクト装置3のポートにRF-IDタグ付き光ケーブルが接続されると、その時点でIDタグのID情報が各ポートのリーダで読み取られ、これにより読みとられたID情報がポート情報とともに各装置内のデータベースに登録される。
この状態で、管理制御装置7は、まず、予め設定ファイルに登録されているネットワーク機器の中から管理制御対象とする装置(光クロスコネクト装置およびクライアント装置)を検索する(S61)。これにより、図6の例では、クライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3が検索される。
次に、管理制御装置7は、S61で検索されたクライアント装置1,2および光クロスコネクト装置3から装置情報(装置名,装置アドレス)、ポート情報およびID情報を取得し、管理制御装置7内のデータベースに登録する(S62)。
図7は、管理制御装置7内のデータベースに登録される装置情報(装置名)、ポート情報(ポート識別番号)およびID情報(ID)の具体例を示し、これは図6に対応している。ここでは、クライアント装置1,2の装置名をそれぞれ、node1,node2とし、光クロスコネクト装置3の装置名をPXCとしている。
管理制御装置7は、データベースに登録された装置情報、ポート情報およびID情報を元に接続形態登録処理を実行できる。つまり、管理制御装置7に実装されたGUIにより表示される接続形態登録画面において、接続されている2つのポートが選択されると、クライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続形態が管理制御装置7内のデータベースに登録される(S63)。
図8は、接続形態登録画面の具体例を示し、この画面では、管理制御装置7の管理制御下の各種装置の装置名、ポート情報およびID情報が表示される。なお、既に接続形態が登録されているポートは、表示されない。接続形態登録は、接続形態登録画面において、ユーザが実際に接続されているポートを選択してから登録ボタンを押下することにより実行される。例えば、「node1,ポート1,ID111」と「PXC,ポート2,ID222」が接続されているという接続形態の登録は、「node1,ポート1,ID111」の行と「PXC,ポート2,ID222」の行を選択し、登録ボタンを押下することにより実行される。
図9は、管理制御装置7内のデータベースに登録される接続形態の具体例を示し、「node1,ポート1,ID111」と「PXC,ポート2,ID222」が接続された形態が「node1(装置名),1(ポート),111(ID),PXC(装置名),2(ポート),222(ID)」として登録される。管理制御装置7内のデータベースに登録された接続形態は、ユーザの要求に応じて適宜画面表示でき、これによりリアルタイムの接続状況をユーザに提供することができる。
管理制御装置7での接続正常性確認処理の手順は、第1実施形態と同様である。すなわち、クライアント装置1と光クロスコネクト装置3の間の接続正常性確認を行う場合、管理制御装置7が、まず、クライアント装置1側から光が挿入されていない状態において光クロスコネクト装置3から光レベル情報(0dB)を収集する。
次に、管理制御装置7は、クライアント装置1に対してポートの開放を要求する。クライアント装置1は、この要求に従ってポートから光を挿入し、管理制御装置7は、光クロスコネクト装置3の入力側での光レベル情報を収集する。このとき、クライアント装置1から光が挿入されているので、収集される光レベル情報を元にクライアント装置1と光クロスコネクト装置3の間の実際の接続の正常性を確認できる。
接続正常性が確認できたら、管理制御装置7は、クライアント装置1に対しポートの閉塞を要求し、クライアント装置1は、この要求に従ってポートから光をシャットダウンする。
本発明では、インテリジェントパッチパネルとして光クロスコネクタ装置3を用いているので、管理制御装置7で光クロスコネクタ装置3のクロスコネクト機能を管理制御することにより、物理的配線の変更を行うことなく、クライアント装置間の任意ポート同士の接続を変更し、また、その接続状態の表示や管理を行うことができる。
図10は、管理制御装置7による光クロスコネクタ装置3の管理制御形態を示すブロック図である。なお、図10において図1と同一あるいは同等部分には同じ符号を付してある。図11は、管理制御装置7におけるクロスコネクト制御動作を示すフローチャートである。
管理制御装置7は、管理制御装置7に実装されたGUIを使用してクロスコネクト設定画面を表示し、ユーザによる入力操作に従ってクライアント装置1,2の間が正常に接続されてリンクが確立されたかどうかを確認し、その結果をクロスコネクト情報として管理制御装置7内のデータベースに登録する。
図12は、管理制御装置7に実装されたGUIを使用して表示されるクロスコネクト設定画面の具体例を示し、同図(a)および(b)はそれぞれ、第1実施形態および第2実施形態に従って管理制御装置7内のデータベースに登録された接続情報を表示したクロスコネクト設定画面を示している。
このクロスコネクト設定画面において、ユーザが、GUI上で接続したい装置およびポートを選択し(S111)、登録ボタンを押下すると、管理制御装置7は、光クロスコネクト装置3にSNMP,CLI,XML,TL-1などを用いてクロスコネクトを要求し(S112)、光クロスコネクト装置3は、管理制御装置7からのクロスコネクトの要求に従ってクロスコネクトの設定を行う。
次に、クライアント装置1,2の間が正常に接続されてリンクが確立されたかどうかの正常性確認処理に入る。この正常性確認処理では、まず、管理制御装置7が、クライアント装置1,2に対しポートの開放を要求する(S113)。
クライアント装置1,2は、この要求に従ってポートから光を挿入する。管理制御装置7は、クライアント装置1,2側から挿入された光を元に光クロスコネクト装置3のクロスコネクトの正常性を確認する(S114)。この確認は、光クロスコネクト装置3においてクロスコネクトされた2つのポート間で光の入出力があるかを確認することにより実行できる。
次に、管理制御装置7は、リンクの正常性を確認する(S115)。ここでは、第1および第2実施形態と同様に、クライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間での入出力光の光レベル情報を元に確認できる。
リンクの正常性が確認できたら、管理制御装置7は、クライアント装置1,2に対しポートの閉塞を要求し(S116)、クライアント装置1,2は、この要求に従ってポートから光をシャットダウンする。以上により、光クロスコネクト装置3におけるクロスコネクトの正常性およびクライアント装置1,2と光クロスコネクト装置3の間の接続の正常性が確認できるので、全体としてクライアント装置1,2の間が正常に接続されてリンクが確立されたかどうかを確認できる。
管理制御装置7は、以上により確認されたクロスコネクト情報を管理制御装置7内のデータベースに登録する(S117)。
図13は、管理制御装置7内のデータベースに登録されるクロスコネクト情報の具体例を示し、同図(a)および(b)はそれぞれ、第1実施形態および第2実施形態に対応している。
図13(a)では、クライアント装置1(node1)のポート1−光クロスコネクト装置3のポート2−光クロスコネクト装置3のポート9−クライアント装置2(node2)のポート1を経由するリンクが設定され、 図13(b)でも、クライアント装置1(node1)のポート1(ID111)−光クロスコネクト装置3のポート2(ID222)−光クロスコネクト装置3のポート9(ID333)−クライアント装置2(node2)のポート1(ID444)のリンクが設定されていることが分かる。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限られず、種々に変形することができる。例えば、上記実施形態では1つの接続系統のみを示したが、本発明はより多くの接続系統に対して適用でき、その場合、それらの接続系統を管理制御装置が一括して管理するようにしてもよい。
本発明に係るインテリジェントパッチパネル管理制御方式の第1実施形態を示すブロック図である。 第1実施形態における管理制御装置での接続情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 データベースに登録される接続情報の具体例を示す説明図である。 第1実施形態における管理制御装置での接続正常性確認処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係るインテリジェントパッチパネル管理制御方式の第2実施形態を示すブロック図である。 第2実施形態における管理制御装置での接続情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 管理制御装置内のデータベースに登録される装置情報、ポート情報およびID情報の具体例を示す説明図である。 接続形態登録画面の具体例を示す図である。 管理制御装置内のデータベースに登録される接続形態の具体例を示す説明図である。 管理制御装置による光クロスコネクタ装置の管理制御形態を示すブロック図である。 管理制御装置におけるクロスコネクト制御動作を示すフローチャートである。 クロスコネクト設定画面の具体例を示す説明図である。 管理制御装置内のデータベースに登録されるクロスコネクト情報の具体例を示す説明図である。
符号の説明
1,2・・・クライアント装置、3・・・インテリジェントパッチパネル(光クロスコネクト装置)、4,5・・・光ケーブル、6・・・制御ネットワーク、7・・・管理制御装置

Claims (4)

  1. クライアント装置間に配置され、両者の間の配線を中継するパッチパネルとして機能する光クロスコネクト装置と、
    前記クライアント装置から各ポートの接続情報を取得し、取得した接続情報を元に前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間の接続形態を登録する第1の機能、前記接続形態の表示を含むクロスコネクト設定画面を表示し、該クロスコネクト設定画面上でのユーザ操作を元に前記光クロスコネクト装置のクロスコネクト機能を制御して前記クライアント装置間の接続形態を設定する第2の機能および前記クライアント装置間の接続形態をユーザに提示する第3の機能を有する管理制御装置を備えたことを特徴とするインテリジェントパッチパネル管理制御方式。
  2. 前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間がIDタグ付きコネクタを備えたケーブルで接続され、
    前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置は、各ポートに前記ケーブルが接続されたとき、該ケーブルが備えたIDタグ付きコネクタのIDを読み取るリーダを備え、該リーダで読みとられたIDとポートの対応関係を登録し、
    前記管理制御装置の第1の機能は、前記接続情報に代えて前記クライアント装置および前記光クロスコネクト装置からIDとポートの対応関係を取得して登録する機能と、取得したIDとポートの対応関係を含む接続形態登録画面を表示し、該接続形態登録画面上でのユーザ操作を元に前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間の接続形態を登録する機能を有することを特徴とする請求項1に記載のインテリジェントパッチパネル管理制御方式。
  3. 前記管理制御装置は、さらに、前記クライアント装置と前記光クロスコネクト装置の間の配線で伝送される光レベルに基づいて両者間の接続正常性を確認する機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインテリジェントパッチパネル管理制御方式。
  4. 前記管理制御装置は、さらに、前記光クロスコネクト装置においてクロスコネクトされた2つのポート間で伝送される光レベルに基づいて両ポート間のクロスコネクト正常性を確認する機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインテリジェントパッチパネル管理制御方式。
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