JP2008097466A - Gui変更装置及びgui変更処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが効率良く操作を行うことが可能な操作性及び利便性に優れたGUIを提供する。
【解決手段】ユーザがリモコン2を用いて行うGUI操作の操作ログや、機器制御部4による機器制御によって行われる動作ログは、操作履歴情報として時刻情報と共に操作履歴情報蓄積部6に蓄積される。抽出部8は、蓄積された操作履歴情報に基づいて、ユーザのGUI操作の特徴を抽出して表示部9から表示することにより、そのユーザのGUI操作の癖や習熟度を通知することが可能である。さらに、抽出部8で抽出されたユーザのGUI操作の特徴に基づいて、GUI情報データベースのGUI画面又はGUI部品のパラメータが更新されることで、ユーザのGUI操作の癖や習熟度を反映したGUI画面が実現されるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User Interface)を用いて操作する機器におけるGUIの変更を可能とするGUI変更装置及びGUI変更処理プログラムに関し、特に、ユーザの使い方に応じたGUIのカスタマイズを可能にするGUI変更装置及びGUI変更処理プログラムに関する。
近年、PC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)やデジタル家電と呼ばれる機器が急速に普及している。これらの機器は、GUIを用いて操作できるように構成されている場合が多い。GUIの採用は、機器本体やリモコン(リモートコントローラ)に設けられている機能ダイレクトボタンだけでは多機能機器を操作することが不可能になっていることが要因の1つであると言える。
GUIを利用した操作では、例えば、画面上に機能メニューGUIが表示され、リモコン(リモートコントローラ)などの入力インタフェースにおける操作(上下左右ボタン、決定ボタン、戻るボタンの選択など)によって、画面上のGUIカーソルが移動して、機能の選択や実行などの指示が入力される。
このようなGUIを用いて、限られた画面領域内で多機能化する機器を操作できるようにするためには、例えば、画面上に多くの機能GUIボタンを表示したり、メニュー階層を多階層構造にしたりする必要がある。しかしながら、画面上に多くの機能GUIボタンが表示される場合には煩雑な表示となり、ユーザがGUI画面操作において、所望の機能を実行させるために、どのGUIボタンを選択すべきなのか迷ってしまう可能性がある。また、多階層構造のメニューでは、ユーザが操作を行う過程でメニュー階層の奥深くに入ってしまい、ユーザは、現在の操作が階層のどの位置で行われているのかを客観的に把握することが困難になり、所望の機能を実行させるために正しい操作を行うことができているのか否かが判断できなくなってしまう可能性がある。
また、GUI画面操作を習得したユーザであっても、一画面上のGUIボタン数が多い場合やメニューの階層が非常に深い場合には、ある機能の実行を指示するために、リモコン操作を多く行う必要が生じる可能性がある。特に、ユーザが利用する頻度が高い機能を選択するための機能ボタン(GUI部品)にたどり着くためのリモコンボタン押下回数が多い場合には、その機能を選択するための操作を行うたびに、ユーザに対して多大なストレスをかけてしまう可能性がある。これは、ユーザビリティ上の問題があるGUIを搭載した機器を使い続けるうえでは避けることのできない問題である。
一般に、機器を利用する各ユーザがその機器に対して持っている操作理解度や習熟度は個人差があり、GUI画面においてもその使いやすさは人それぞれである。しかし、機器のGUIは、設計者によって作られた固定のスタイルのものしか用意されていない。また、GUIを自分の使いやすいものにカスタマイズするには、GUI設計アプリケーションなどによる作成スキルが必要であり、特定のユーザしかGUIをカスタマイズできないのが現状である。
一方、例えば下記の特許文献1には、ユーザインタフェースをカスタマイズする方法が開示されている。この方法においては、ユーザが選択設定操作(例えば、所定の機能ボタンを選択するまでの操作)を完了するまでの操作ログが記憶され、以後同様の選択設定操作が行われる際には、記憶された操作ログに基づいて選択設定操作を行った項目のみ(さらにはユーザが指定した設定項目の付加が可能)が、GUI上に表示される。これにより、ユーザが必要とする項目のみが表示されたカスタマイズGUIが実現され、ユーザは、利用頻度の高い機能の選択設定操作を効率良く行うことができるようになる。
特開平6−266521号公報
しかしながら、上述の従来の技術では、選択項目の数を少なくすることによって効率良く操作できるようにしているが、ユーザが表示されるGUI上の選択項目から一度は選択しないと効果が得られず、また、初めて操作するGUI画面において、ユーザが自分でGUI操作をある程度行えることを前提としている。
また、機器を長期間にわたって使用するうえで、操作の慣れ・習熟度、各機能の使用頻度などもGUIのカスタマイズにおいては重要な情報であるが、上述の従来の技術では、これらのことに関しては考慮されていない。例えば、一度しか操作していない機能について、従来の技術によって選択項目が少なくなったGUIが作成されたとして、数ヵ月後に(すなわち、初めて操作を行うのと同じような状態で)再びこの機能を呼び出したとき、選択項目の少ないGUIを見て、ユーザは何を設定すればよいか、あるいはどのように操作を行えばよいか困惑してしまう可能性がある。
上記の問題に鑑み、本発明は、ユーザによるGUIの操作を支援するため、操作性及び利便性に優れたGUIのカスタマイズを可能にするGUI変更装置及びGUI変更処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、表示画面に表示されるGUI画面を用いて所定の装置に対してユーザによって行われるGUI操作に係る機器操作信号を入力するための操作信号入力手段と、
前記操作信号入力手段から供給された機器操作信号に対応して、前記所定の装置の制御を行う機器制御手段と、
前記GUI画面に関する情報、及び、前記GUI画面の構成要素であるGUI部品に関する情報が少なくとも格納されているGUI情報データベースと、
時刻を計測する計時手段と、
前記操作信号入力手段から供給された前記機器操作信号、及び、前記機器制御手段による制御によって行われた処理を示す情報の少なくとも一方と、前記計時手段で計測された時刻情報とを関連付けて、操作履歴情報として所定の情報蓄積手段に記録する操作履歴情報記録手段と、
前記所定の情報蓄積手段に蓄積された前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記ユーザのGUI操作の特徴を前記表示画面に表示する表示手段と、
前記ユーザのGUI操作の特徴が前記GUI画面又は前記GUI部品の表示に反映されるように、前記ユーザのGUI操作の特徴に基づいて、前記GUI情報データベースに格納されている情報を更新するGUIパラメータ更新手段とを、
有するGUI変更装置が提供される。
さらに、本発明によれば、上記のGUI変更装置に加えて、前記抽出手段が、
(1)前記ユーザのGUI操作によってGUI画面上を動くカーソルの当たっている総時間が長いGUI部品、又は、前記カーソルの当たる頻度が高いGUI部品;
(2)特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択した頻度、又は、前記特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択するまでの操作回数が、あらかじめ設定された回数より長いGUI画面;
(3)あらかじめ設定された時間より長い間、前記操作信号入力手段から前記機器操作信号が供給されなかったGUI画面;
(4)前記操作信号入力手段からの前記機器操作信号の供給が前記制御手段の処理能力を超えるほど頻繁に行われて、前記機器操作信号に対応する処理が実行できなかったGUI画面、又は、前記操作信号入力手段から無効な機器操作信号が供給されたときに表示されていたGUI画面;
の少なくとも1つの前記機器制御手段による制御によって行われた処理を示す情報と、前記計時手段で計測された時刻情報とが関連付けられた前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴を抽出するように構成されているGUI変更装置が提供される。
また、上記の目的を達成するため、本発明によれば、表示画面に表示されるGUI画面を用いて所定の装置に対してユーザによって行われるGUI操作に係る機器操作信号を入力するための操作信号入力手段から供給された機器操作信号に対応して、前記所定の装置の制御を行う機器制御ステップと、
前記操作信号入力手段から供給された前記機器操作信号、及び、前記機器制御ステップにおける制御によって行われた処理を示す情報の少なくとも一方と、所定の計時手段で計測された時刻情報とを関連付けて、操作履歴情報として所定の情報蓄積手段に記録する操作履歴情報記録ステップと、
前記所定の情報蓄積手段に蓄積された前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された前記ユーザのGUI操作の特徴を前記表示画面に表示する表示ステップと、
前記ユーザのGUI操作の特徴に基づいて、前記GUI画面に関する情報、及び、前記GUI画面の構成要素であるGUI部品に関する情報が少なくとも格納されているGUI情報データベースに格納されている情報を、前記ユーザのGUI操作の特徴が前記GUI画面又は前記GUI部品の表示に反映されるように更新するGUIパラメータ更新ステップとを、
有するGUI変更方法をコンピュータにより実行させるためのGUI変更処理プログラムが提供される。
さらに、本発明によれば、上記のGUI変更処理プログラムに加えて、前記抽出ステップにおいて、
(1)前記ユーザのGUI操作によってGUI画面上を動くカーソルの当たっている総時間が長いGUI部品、又は、前記カーソルの当たる頻度が高いGUI部品;
(2)特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択した頻度、又は、前記特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択するまでの操作回数が、あらかじめ設定された回数より長いGUI画面;
(3)あらかじめ設定された時間より長い間、前記操作信号入力手段から前記機器操作信号が供給されなかったGUI画面;
(4)前記操作信号入力手段からの前記機器操作信号の供給が前記制御手段の処理能力を超えるほど頻繁に行われて、前記機器操作信号に対応する処理が実行できなかったGUI画面、又は、前記操作信号入力手段から無効な機器操作信号が供給されたときに表示されていたGUI画面;
の少なくとも1つの前記機器制御手段による制御によって行われた処理を示す情報と、前記計時手段で計測された時刻情報とが関連付けられた前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴が抽出されるGUI変更処理プログラムが提供される。
本発明のGUI変更装置及びGUI変更処理プログラムは、ユーザの機器操作履歴、GUI画面履歴及び機器状態履歴を蓄積し、蓄積データから、ユーザのGUI操作の特徴を検出して、GUI画面をカスタマイズできるようにすることによって、ユーザが効率良く操作を行うことが可能な操作性及び利便性に優れたGUIを提供することができるという効果を有している。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態におけるGUI変更装置及びGUI変更処理プログラムは、利用するユーザに適したGUIを提供するためのものである。本発明の実施の形態におけるGUI変更装置は、例えば、放送番組を記録するレコーダやPCに組み込まれて、レコーダやPCの操作を行うためのGUIの変更処理を行うことが可能である。また、本発明の実施の形態におけるGUI変更処理プログラムが、例えば、放送番組を記録するレコーダやPCに実装されているCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)によって実行されることで、レコーダやPCがGUIの変更処理を行えるようになる。
まず、本発明の実施の形態における機器構成の一例について説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に図示されているGUI変更装置(GUIカスタマイズ装置)は、リモコン信号受信部3、機器制御部4、GUI情報データベース5、操作履歴情報蓄積部6、タイマ7、抽出部8、表示部9、GUI変更部10を有している。
図1のリモコン信号受信部3は、ユーザが操作するリモコン2から送られてくるリモコン信号(操作信号)を受信する。なお、リモコン2とリモコン信号受信部3との間の通信は無線であっても有線であってもよい。無線通信の場合には、例えば、赤外線を用いた通信やその他の任意の近距離無線通信技術を利用することが可能である。
また、図1の機器制御部4は、リモコン信号受信部3でリモコン2から受信したリモコン信号に従って、機器の動作を制御する機能を有しており、GUI上の操作制御に限らず、リモコン操作で制御できるすべての機器操作を制御する機能を有している。また、機器制御部4は、GUI上の操作制御に関しては、GUI情報データベース5内に格納されている情報を使用して制御を行うことが可能である。
また、図1のGUI情報データベース5は、各GUI画面、あるいは各GUI画面を構成する各部品(GUI部品)に関する様々な情報を有している。GUI情報データベース5には、例えば図7に図示されている情報が格納されている。
ここで、図7を参照しながら、GUI情報データベース5内の情報について説明する。図7は、本発明の実施の形態におけるGUI情報データベースに格納されている情報の一例を示す図である。
図1のGUI情報データベース5は、例えば、GUI画面ごとあるいは各GUI画面を構成する部品ごとに付与された識別子(GUI識別子)、各識別子に対応するGUI部品のパラメータ(部品サイズ、テキストフォント、テキストサイズ、色、位置(レイアウト位置)、GUI画面上に表示されるか否かを定める表示/非表示の設定、GUI操作によって移動するカーソルが当たるか(カーソルによって選択可能となるか)否かを定める有効/無効の設定などの各種情報)、さらに、GUI操作におけるGUI画面間の遷移情報、あるいは機器全体のメニュー構造情報を有している。また、機器全体のメニュー構造情報には、例えば各機能を利用するための機能ゴール情報(選択すると機能が利用できるGUI部品)の有無が記載されている。なお、GUI識別子は、例えば0001−001のように、画面(ページ)の識別子−その画面に含まれるGUI部品の識別子としてもよい。
なお、図7には、上記のようなGUI情報データベース5に含まれる情報のうち、GUI識別子、部品サイズ、位置、表示/非表示の設定、有効/無効の設定、GUI部品の選択(決定ボタンによる選択)によって遷移する遷移先、戻るボタンが選択された場合に遷移する遷移先(戻り先)、各GUI部品の選択によって実行される機能の有無が図示されている。
また、図1の操作履歴情報蓄積部6は、リモコン信号受信部3で受信したリモコンコードや、機器制御部4で制御された処理のログを操作履歴情報として蓄積する機能を有している。また、操作履歴情報の蓄積時には、現在時刻を計時するタイマ7から供給される時刻データを同時に記録することが望ましい。
ここで、図8を参照しながら、操作履歴情報蓄積部6内の情報について説明する。図8は、本発明の実施の形態における操作履歴情報蓄積部に蓄積される情報の一例を示す図である。
図1の操作履歴情報蓄積部6は、例えば図8に図示されているように、リモコン2による操作又は機器制御部4における処理が行われた時刻情報、リモコン操作が行われた際のリモコンコード情報、処理によって表示されたGUI画面やカーソルが当たっているGUI部品を示すGUI識別子、適切なリモコンコード(有効なリモコンキー)が選択されたか否かを示す有効リモコンキー情報、例えば何らかの処理を行っている途中の状態であり、リモコンの操作が無効なこと(あるいはリモコンキーの受付が拒否されたこと)を示す待機状態情報、機能ゴールが割り当てられたGUI部品の選択によってその機能が実行されたことを示す機能ゴール情報などの操作履歴情報を蓄積することが可能である。なお、図8において、有効リモコンキーがTRUEの欄は、有効なリモコンキーが選択されたことを示し、有効リモコンキーがFALSEの欄は、無効なリモコンキー(選択されても動作が行われないリモコンキー)が選択されたことを示している。また、待機状態情報がFALSEの欄は、例えばリモコン操作を受け付けていない非待機状態(リモコン信号受信不可能状態)を示している。
なお、操作履歴情報蓄積部6に機器制御部4で制御された処理のログを記録する場合には、GUI上の操作とそれ以外の操作とを区別し、さらに機器側の処理状態とリモコン信号受信可能状態(待機状態)とを区別して記録することが可能である。また、リモコン信号受信部3で受信したリモコンコードと機器制御部4で制御された処理のログとは、それぞれ独立して操作履歴情報蓄積部6に記録されることが望ましく、有効リモコンキーの欄によって、GUI識別子に対応するGUI画面上で有効でないリモコンボタンが押された状態もログに記録できるようにすることが望ましい。
また、図1の抽出部8は、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されている操作履歴情報から、ユーザのGUI操作の特徴を検出する機能を有している。抽出部8は、ユーザのGUI操作の特徴を検出する際の判断基準を
(1)カーソルの当たっている総時間(停留時間)が長いGUI部品と、カーソルの当たる頻度が高いGUI部品;
(2)特定の機能ゴール情報が付与されているGUI部品を選択した頻度と、ある機能ゴール情報が付与されているGUI部品を選択するまでの操作ログ数があらかじめ設定された参照操作手順より長い箇所;
(3)機器がリモコン信号受信可能状態(待機状態)で、ユーザのリモコン操作がない時間があらかじめ設定された参照操作間隔より長い箇所;
(4)ユーザの頻繁なリモコン操作に対して機器側が反応していない箇所、あるいはユーザが有効でないリモコンボタンを押している箇所
として、GUI上の操作履歴情報を参照して、これらの条件に当てはまる箇所をこのユーザに特徴的なGUI操作とする。
なお、上記の4つの検出条件(1)〜(4)における特徴(1)〜(4)から、それぞれ以下の事柄が把握可能である。
特徴(1)からは、ユーザが頻繁に表示しているGUI画面を把握することが可能である。さらに、GUI部品ごとに、停留時間をカーソルの当たった回数で割った平均停留時間を求めることによって、各GUI画面におけるユーザ操作の速度や習熟度を把握することが可能である。
また、特徴(2)からは、ユーザが頻繁に利用している機能を把握することが可能である。さらに、ユーザが頻繁に利用している機能の中で、機能の実行を指示するために効率よく機能GUI部品に到達できているか否かを把握することが可能である。
また、特徴(3)からは、ユーザが次に何をして良いか分からず、操作に迷っている状態を把握することが可能である。このとき、例えば操作ガイドや番組情報などが表示されており、ユーザがGUI画面上を閲覧する時間が比較的長いGUI画面に関しては、大きな値の参照操作間隔を設定するなど、GUI画面ごとに、あるいは各GUI画面に含まれている情報量ごとに参照操作間隔を設定してもよい。また、上記の(1)で得られる平均停留時間を参考にして、各GUI画面の参照操作間隔を設定してもよい。
また、ユーザが操作に迷っているのか、あるいは、たまたま席を外して操作が止まっているのかを判断するために、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されたログにおいて、前後のデータあるいは同一GUI画面の過去のデータを参照することも可能である。例えば、例外的にリモコン操作の無い時間が非常に長い状態の場合には、ユーザがたまたま席を外してリモコン操作が止まっているとみなし、抽出部8によるユーザ操作の特徴抽出処理から、この例外条件を外すようにしてもよい。
また、特徴(4)からは、機器側が何らかの処理を行っている途中であり、リモコン信号を受け付けられない状況に対して、ユーザがイライラしている状態や、有効ではないリモコンボタンを押していることに気づかず困惑している状態などであると推定可能である。
また、図1の表示部9は、GUIやその他の画像を表示するモニタであり、抽出部8によって検出された結果を、例えば図10や図13に図示されているように表示することが可能である。なお、抽出部8によって検出された結果は、ユーザのリモコン操作による表示要求に応じて表示部9に表示されてもよく、ユーザが機器を長期間使用してユーザの操作履歴が操作履歴情報蓄積部6に蓄積され、抽出部8が操作履歴情報蓄積部6内の情報に基づいてユーザのGUI操作の特徴を十分に検出できるようになった段階で、自動的に表示部9に表示(あるいは、表示すべき情報がある旨を報知)されてもよい。
例えば図10及び図13に図示されているように、検出条件に関して頻度の高い順に、抽出部8によって検出された結果をリスト表示することが可能である。図10及び図13では、検出条件の頻度(抽出されたユーザの特徴)がGUIボタンの横幅で表されている。図10の表示画面はユーザの特徴(1)を示すものであり、このユーザがよく使った画面は、「再生ナビゲーション」、「番組予約」、「ここからはじまるメニュー」、「電子番組表」の順である。また、図13の表示画面はユーザの特徴(2)を示すものであり、このユーザがよく使った機能は、「番組再生」、「ダビング」、「番組消去」、「シアターモード設定」の順である。
さらに、抽出部8によって抽出されたユーザのGUI操作の特徴がGUI画面又は前記GUI部品の表示に反映されて、GUI操作に係る操作性や利便性が向上されるように、抽出部8によって抽出されたユーザのGUI操作の特徴に基づいて、GUI情報データベースに格納されている情報が更新されることが望ましい。
また、図1のGUI変更部10は、ユーザがリモコンを操作して表示部9に表示されるGUI部品のパラメータをカスタマイズできるようにする機能を有している。GUI変更部10は、ユーザによってカスタマイズされて変更されたGUI部品のパラメータをGUI情報データベース5に書き込む処理を行うことが可能なGUIパラメータ更新機能を有している。
ユーザがGUIをカスタマイズする操作の第1の例として、例えば図10に図示されている画面のように、GUI操作の特徴(1)として抽出された表示頻度の高いGUI画面のリストから、GUIをカスタマイズしたい項目をユーザが選択することで、GUI画面のカスタマイズが行えるGUI画面(図11)が表示されるようにしてもよい。なお、図11には、図10において番組予約の項目が選択されて遷移するカスタマイズ画面(番組予約用のGUI画面をカスタマイズするための画面)が図示されている。
図11のカスタマイズ画面では、選択された項目に該当するGUI画面と、このGUI画面の変更が可能な操作インタフェースとが表示され、各GUI部品のサイズやレイアウト位置、さらには、GUI部品の表示/非表示などの様々な表示設定を変更することが可能である。なお、カスタマイズ画面ではGUI画面のカーソル移動操作(表示パラメータの変更操作)を可能とする一方、カスタマイズ画面からの機器制御はできないようにすることが望ましい。
なお、図11のカスタマイズ画面では、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されている情報に基づいて、GUI画面内でパラメータ設定の際に選択された頻度が高いGUI部品(すなわち、使用頻度の高いGUI部品)に対して大きな楕円マークが付加されている。これにより、ユーザは、カスタマイズ画面の楕円マークの大きさを参照することで、各GUI部品の使用頻度を容易に把握することが可能となる。また、図11のカスタマイズ画面では、GUI画面内のボタンにカーソルを当てると、そのGUI部品の情報がポップアップ表示され、このときに例えば決定ボタンを押すと、選択されたGUI部品の情報が表示されているポップアップ表示内にカーソルが移動して、GUI部品の情報の各パラメータを自由に設定することが可能となる。
さらに、図11のカスタマイズ画面の下部中央に配置されている「自動レイアウト」ボタンが選択されると、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されている情報に基づいて、ユーザの操作に適したGUI画面のレイアウトが自動で生成される。図12には、図11のカスタマイズ画面の下部中央に配置されている「自動レイアウト」ボタンが選択された場合に、自動でレイアウトされるGUI画面が図示されている。
図12に図示されている自動でレイアウトされたGUI画面では、ユーザが頻繁にパラメータ設定を行っているボタン(「録画モード」、「ジャンル」、「ディスク互換」)のGUI部品のサイズ及びフォントが大きく設定され、さらに、これらのGUI部品は、デフォルトでカーソルが当たる「決定」ボタンの上部に、パラメータ設定の頻度が高い順に縦に配置されている。これにより、ユーザは、利用頻度の高い選択ボタンを即座に見つけることができるようになるとともに、利用頻度の高い選択ボタンを少ないリモコン操作で効率良く選択できるようになる。また、設定されたことのないパラメータはまとめて画面左側に配置され、さらに、これらの選択ボタンにはカーソルが当たらない(選択不可能な状態)ようにしてもよい。また、ここで、「自動レイアウト」ボタンをトグル操作よって選択できるようにし、「自動レイアウト」ボタンの選択によって、あらかじめ設定された複数のルールに従ったレイアウト画面の切り換え表示が行われるようにしてもよい。
また、ユーザがGUIをカスタマイズする操作の第2の例として、例えば図13に図示されている画面のように、GUI操作の特徴(2)として抽出された機能項目リストと、ユーザ専用メニューを作成する「わたしのメニュー作成」ボタンとが配置された画面が表示され、この画面で「わたしのメニュー作成」ボタンが選択されると、図14に図示されているようなGUI画面が表示されてもよい。図14に図示されているGUI画面は、図13で表示された機能項目のみで構成されたGUI画面であり、GUI画面から使用頻度の低い機能選択ボタンを削除することで、使用頻度の高い機能選択ボタンを少ないリモコン操作で選択できるGUI画面を実現することが可能となる。
また、GUI変更部10でGUIの変更処理が終了した場合には、例えば図15に図示されているような履歴の消去を確認する確認画面を表示し、操作履歴情報蓄積部6に蓄積された操作履歴情報を消去するか、あるいはGUIの変更を行った部分に関する操作ログのみを圧縮して保存できるようにすることで、操作履歴情報蓄積部6のメモリリソースを効率良く使用し、継続して操作ログ記録処理を行えるようにすることが望ましい。
次に、図2〜図6を参照しながら、本発明の実施の形態における動作の一例について説明する。図2〜図6には、本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の処理フローの一例が図示されている。図2は、本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の操作履歴情報蓄積部の操作ログ記録処理の一例を示すフローチャートである。また、図3は、ユーザのGUI操作の特徴(1)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。また、図4は、ユーザのGUI操作の特徴(2)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。また、図5は、ユーザのGUI操作の特徴(3)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。また、図6は、ユーザのGUI操作の特徴(4)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図2に図示されているGUI変更装置の操作履歴情報蓄積部6の操作ログ記録処理のフローについて説明する。
図2において、機器制御部4の動作から機器がユーザ操作を受けることなく自動動作しているか否かの判断が行われる(ステップS101)。このとき、ユーザ操作を受けずに機器が動作をしている場合には、操作履歴情報蓄積部6は、タイマ7から現在時刻情報を取得するとともに、機器の動作状態を取得し、機器制御部4で制御された処理のログを時刻情報と共に記録する(ステップS102)。
また、同様に、リモコン信号受信部3においてリモコン信号を受信したか否かの判断も行われる(ステップS103)。ここで、リモコン信号を受信していない場合(すなわち、ユーザによるリモコン操作が行われていない場合)には、ステップS101に戻って、引き続き、機器制御部4で制御された処理のログの記録や、リモコン信号の受信監視が継続して行われる。
一方、リモコン信号を受信した場合には、操作履歴情報蓄積部6は、タイマ7から現在時刻情報を取得するとともに、リモコンコードを取得し、ユーザによるリモコン操作のログを時刻情報と共に記録する(ステップS104)。
また、機器制御部4は、リモコン信号受信部3で受信したリモコン信号に対応する機器制御を行う(ステップS105)とともに、この機器制御がGUIに係る操作か否かを判断する(ステップS106)。そして、GUIに係る操作の場合には、GUI情報データベース5内に格納されている情報(例えば、表示されているGUI画面や選択されたGUI部品のGUI識別子、GUI部品に設定されている機能ゴール情報など)を取得し(ステップS107)、タイマ7から現在時刻情報を取得して、GUIに係る操作の情報と共に記録する(ステップS108)。
なお、上述のステップS102では、機器制御部4の制御処理に関するログが操作履歴情報蓄積部6に記録され、上述のステップS104では、ユーザのリモコン操作に関するログが操作履歴情報蓄積部6に記録され、上述のステップS108では、ユーザのリモコン操作に関連したGUIに関する情報が操作履歴情報蓄積部6に記録される。
上述のステップS101〜S108の処理は常に継続して実行される。そして、例えば、ユーザのGUI操作の特徴を抽出して、その抽出結果を表示するように指示された場合(ステップS109)には、図3〜図6に図示されているユーザのGUI操作の特徴の抽出処理フローに移行する。なお、このとき、抽出したい特徴に応じて、図3〜図6に図示されている抽出処理フローが選択的に実行されてもよく、また、複数の抽出処理フローが並行して実行されてもよい。
次に、図3のフローについて説明する。なお、ここでは、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されているログ(操作履歴情報)がリスト化されており、このログのリストの行数を変数「i」とする。また、変数「ST」及び「ET」を、時刻情報が代入される変数とする。
図3において、まず各変数を初期化して、「i」を1とし、「ST」、「ET」をそれぞれゼロとする(ステップS201)。そして、操作履歴情報蓄積部6に記録されているログの「i」行目を読み込む(ステップS202)。
ログの「i」行目中に、GUI識別子が存在しており、かつ「ST」がゼロであれば(ステップS203)、ログの「i」行目中の時刻情報(図8に図示されている操作履歴情報の最左欄の時刻情報に対応)を取得して、この時刻情報を「ST」に格納する(ステップS204)。そして、まだ読み込むべきログが残っているか否かを確認するステップS212のログ終了確認ステップ(後述)に移行する。
一方、ステップS203でGUI識別子が存在していないか、あるいは「ST」がゼロではない場合には、まず「ST」がゼロか否かを確認する(ステップS205)。このとき、「ST」がゼロであれば、ステップS212のログ終了確認ステップ(後述)に移行する。一方、「ST」がゼロではない場合には、GUI識別子が存在するか否かを確認する(ステップS206)。ここで、GUI識別子が存在する場合には、そのGUI識別子(i)が1つ前のログのGUI識別子(i−1)と等しいか否かを確認する(ステップS207)。
そして、ステップS207でGUI識別子(i)とGUI識別子(i−1)とが同一(すなわち、同一のGUI識別子に関する動作又は操作)の場合には、ステップS212のログ終了確認ステップ(後述)に移行する。一方、ステップS206でGUI識別子が存在しない場合や、ステップS207でGUI識別子(i)とGUI識別子(i−1)とが同一ではない場合には、ステップS208以降の処理が行われる。
ステップS208では、ログの「i」行目中の時刻情報(図8に図示されている操作履歴情報の最左欄の時刻情報に対応)を取得して、この時刻情報を「ET」に格納する。ここで、ログ上の1つ前のGUI識別子(i−1)にカーソルが当たった回数を1つ加算し(ステップS209)、さらに、時刻「ET」と時刻「ST」から、その差分の時間(ET−ST)を計算し、ログ上の1つ前のGUI識別子(i−1)にカーソルが当たっている時間(滞留時間)に加算する(ステップS210)。
なお、ステップS209の処理は、特徴(1)のGUI部品にカーソルが当たった回数(フォーカス回数)をカウントする処理であり、ステップS210の処理は、特徴(1)のGUI部品にカーソルが当たっている時間を計測する処理である。
次に、「ST」に「ET」の値を格納して(ステップS211)、ステップS212のログ終了確認ステップに移行する。ステップS212では、まだ読み込むべきログが残っているか否かの確認が行われ、ログが終了していない場合には、「i」の値が1つインクリメントされて(ステップS213)、ステップS202に戻る。以上の処理は、ログデータが終了するまで繰り返し行われる。
次に、図4のフローについて説明する。なお、ここでは、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されているログ(操作履歴情報)がリスト化されており、このログのリストの行数を変数「i」とする。また、変数「n」を、リモコン操作数の情報が代入される変数とする。
図4において、まず各変数を初期化して、「i」を1とし、「n」をゼロとする(ステップS301)。そして、操作履歴情報蓄積部6に記録されているログの「i」行目を読み込む(ステップS302)。
次に、ログの「i」行目中の情報に、機能ゴール情報が付加されているか否かを確認する(ステップS303)。ここで、機能ゴール情報が付加されていない場合には、ログの「i」行目中に、GUI識別子及びリモコンコードが存在しているか否かを確認する(ステップS304)。GUI識別子及びリモコンコードが存在している場合には、リモコン操作数を表す変数「n」を1つ加算する(ステップS305)。そして、まだ読み込むべきログが残っているか否かを確認するステップS310のログ終了確認ステップ(後述)に移行する。
一方、ステップS303で機能ゴール情報が付加されている場合には、機能ゴール情報が付加されているGUI識別子の選択回数を1つ加算してカウントする(ステップS306)。次に、「n」にGUI画面を表示するリモコン操作と、機能ゴール情報が付加されているGUI部品を選択するリモコン操作の2つの操作を加えた値「n+2」が、あらかじめ設定されている参照操作手順の値(通常の操作が行われた場合に取られるリモコン操作回数)より大きいか否かを比較する(ステップS307)。なお、参照操作手順の情報は、例えば図9に図示されているように、GUI情報データベース5にあらかじめ格納されているここで、値「n+2」が参照操作手順より大きい場合には、この機能ゴールを有するGUI部品の選択に関して、機能ゴールに達するまでのリモコン操作が多い箇所として記録される(ステップS308)。
なお、ステップS306の処理は、特徴(2)の機能ゴール情報が付加されているGUI識別子の選択回数をカウントする処理であり、ステップS308の処理は、特徴(2)の通常の操作よりも長い手順を要している箇所を記録する処理である。
次に、「n」にゼロを格納して初期化し(ステップS309)、ステップS310のログ終了確認ステップに移行する。ステップS310では、まだ読み込むべきログが残っているか否かの確認が行われ、ログが終了していない場合には、「i」の値が1つインクリメントされて(ステップS311)、ステップS302に戻る。以上の処理は、ログデータが終了するまで繰り返し行われる。
次に、図5のフローについて説明する。なお、ここでは、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されているログ(操作履歴情報)がリスト化されており、このログのリストの行数を変数「i」とする。また、変数「ST」及び「ET」を、時刻情報が代入される変数とする。
図5において、まず各変数を初期化して、「i」を1とし、「ST」、「ET」をそれぞれゼロとする(ステップS401)。そして、操作履歴情報蓄積部6に記録されているログの「i」行目を読み込む(ステップS402)。
そして、読み込んだログの「i」行目を参照して、GUI識別子が存在しており、かつ機器がリモコン操作受付可能な待機状態である条件が満たされているか否かを判断する(ステップS403)。ステップS403における条件が満たされていない場合には、まだ読み込むべきログが残っているか否かを確認するステップS411のログ終了確認ステップ(後述)に移行する。
一方、ステップS403における条件が満たされている場合には、まず該当するログの「i」行目にリモコンコードが存在するか否かを確認する(ステップS404)。このとき、リモコンコードが存在しない場合には、ログの「i」行目中の時刻情報(図8に図示されている操作履歴情報の最左欄の時刻情報に対応)を取得して、この時刻情報を「ST」に格納する(ステップS405)。
また、ステップS404でリモコンコードが存在する場合には、変数「ST」を参照してSTがゼロか否かを確認する(ステップS406)。ここで「ST」がゼロであれば、ステップS411のログ終了確認ステップ(後述)に移行する。一方、「ST」がゼロではない場合には、ログの「i」行目中の時刻情報(図8に図示されている操作履歴情報の最左欄の時刻情報に対応)を取得して、この時刻情報を「ET」に格納する(ステップS407)。
そして、時刻「ET」と「ST」から、時間(ET−ST)を計算し、時間(ET−ST)があらかじめ設定されている参照操作間隔の値(通常の操作が行われた場合におけるリモコン操作間隔)より大きいか否かを比較する(ステップS408)。なお、参照操作間隔の情報は、例えば図9に図示されているように、GUI情報データベース5にあらかじめ格納されている。ここで、時間(ET−ST)が参照操作間隔より大きい場合には、このGUI部品やGUI画面をユーザが操作に迷っている箇所として記録する(ステップS409)。なお、ステップS409の処理は、特徴(3)のユーザが操作に迷っている箇所を記録する処理である。そして、各変数を初期化して、「ST」、「ET」をそれぞれゼロとし(ステップS410)、ステップS411のログ終了確認ステップに移行する。
ステップS411では、まだ読み込むべきログが残っているか否かの確認が行われ、ログが終了していない場合には、「i」の値が1つインクリメントされて(ステップS412)、ステップS402に戻る。以上の処理は、ログデータが終了するまで繰り返し行われる。
次に、図6のフローについて説明する。なお、ここでは、操作履歴情報蓄積部6に蓄積されているログ(操作履歴情報)がリスト化されており、このログのリストの行数を変数「i」とする。
図6において、まず変数「i」を初期化して、「i」を1とする(ステップS501)。そして、操作履歴情報蓄積部6に記録されているログの「i」行目を読み込む(ステップS502)。
次に、ログの「i」行目中に、GUI識別子が存在しているか否かを確認する(ステップS503)。ここで、GUI識別子が存在している場合には、機器がリモコン操作受付可能状態(待機状態)ではないという条件、あるいは、ログの「i」行目中にリモコンコードが存在しており、かつリモコン信号(有効キー)が無効であるという条件を満たしているか否かを判断する(ステップS504)。
ステップS504で上記の条件が満たされている場合(すなわち、リモコン操作を受け付けていない状態にもかかわらず、ユーザがリモコン操作を行った場合や、ユーザが無効な(無駄な)リモコン操作を行った場合)には、このGUI部品やGUI画面においてユーザが無効なリモコン操作を行っている箇所として記録する(ステップS505)。なお、ステップS505の処理は、特徴(4)のユーザの頻繁なリモコン操作に対して機器側が反応していない箇所、あるいはユーザが有効でないリモコンボタンを押している箇所を把握する処理である。
一方、ステップS503やステップS504における条件が満たされなかった場合や、ステップS505における処理が終了した場合には、ステップS506のログ終了確認ステップに移行する。
ステップS506では、まだ読み込むべきログが残っているか否かの確認が行われ、ログが終了していない場合には、「i」の値が1つインクリメントされて(ステップS507)、ステップS502に戻る。以上の処理は、ログデータが終了するまで繰り返し行われる。
なお、上述の図3〜図6に図示されているユーザのGUI操作の特徴を抽出する際の抽出精度は、自動又は手動で変更可能としてもよい。抽出精度を変更できるようにする方法としては、例えば、図9に図示されているようにGUI情報データベース5にパラメータとして格納される参照操作手順(ステップS307で参照)や参照操作間隔(ステップS408で参照)を、ユーザが手動で変更できるようにすることが挙げられる。また、抽出部8において特徴の抽出を行わないGUI画面を指定したり、操作履歴情報蓄積部6から抽出されるGUI部品の平均停留時間などの情報に基づいて参照操作手順や参照操作間隔の各パラメータが設定されたりしてもよい。
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、ユーザの機器操作履歴、GUI画面履歴及び機器状態履歴を蓄積し、蓄積データから、ユーザのGUI操作の特徴を検出して、GUI画面をカスタマイズできるようにすることによって、ユーザが効率良く操作を行うことが可能な操作性及び利便性に優れたGUIを提供することが可能となる。また、特に、上述のようなユーザのGUI操作の特徴(1)〜(4)を抽出することで、ユーザの操作状況やユーザのGUI操作に対する習熟度を把握できる情報が得られるようになる。また、抽出結果に基づいてGUI画面をカスタマイズできるようにすることで、ユーザの利用頻度が高いGUI画面構成を、効率良くユーザの目的が達成できるとともに、よりユーザの使い方に適したGUIに変更することが可能である。また、GUI画面のカスタマイズを行った後、蓄積された操作ログを消去あるいは圧縮できるようにすることで、機器のメモリ領域を節約することが可能となる。また、ユーザのGUI操作の特徴を抽出する抽出精度を自動又は手動で変更できるようにすることで、抽出結果の量を調整することができ、機器を使い続けるに従って向上することが予想されるユーザのGUI操作の習熟度に合わせた抽出処理を行うことが可能となる。
本発明は、ユーザの機器操作履歴、GUI画面履歴及び機器状態履歴を蓄積し、蓄積データからユーザのGUI操作の特徴を検出して、GUI画面をカスタマイズできるようにすることによって、ユーザが効率良く操作を行うことが可能な操作性及び利便性に優れたGUIを提供することができるという効果を有しており、GUIの生成技術に適用可能であり、特にGUIの変更及びカスタマイズに係る技術に適用可能である。
本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の操作履歴情報蓄積部の操作ログ記録処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、ユーザのGUI操作の特徴(1)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、ユーザのGUI操作の特徴(2)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、ユーザのGUI操作の特徴(3)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、ユーザのGUI操作の特徴(4)の抽出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるGUI情報データベースに格納されている情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における操作履歴情報蓄積部に蓄積される情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI情報データベースに格納されている参照操作手順及び参照操作間隔の設定情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の表示部に表示されるGUI画面の第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の表示部に表示されるGUIカスタマイズ画面の第1の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の表示部に表示されるGUIカスタマイズ画面の第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の表示部に表示されるGUI画面の第2の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の表示部に表示されるGUIカスタマイズ画面の第3の例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるGUI変更装置の表示部に表示されるGUI変更処理直後のGUI画面の一例を示す図である。
符号の説明
2 リモコン(リモートコントローラ)
3 リモコン信号受信部
4 機器制御部
5 GUI情報データベース
6 操作履歴情報蓄積部
7 タイマ
8 抽出部
9 表示部
10 GUI変更部

Claims (4)

  1. 表示画面に表示されるGUI画面を用いて所定の装置に対してユーザによって行われるGUI操作に係る機器操作信号を入力するための操作信号入力手段と、
    前記操作信号入力手段から供給された機器操作信号に対応して、前記所定の装置の制御を行う機器制御手段と、
    前記GUI画面に関する情報、及び、前記GUI画面の構成要素であるGUI部品に関する情報が少なくとも格納されているGUI情報データベースと、
    時刻を計測する計時手段と、
    前記操作信号入力手段から供給された前記機器操作信号、及び、前記機器制御手段による制御によって行われた処理を示す情報の少なくとも一方と、前記計時手段で計測された時刻情報とを関連付けて、操作履歴情報として所定の情報蓄積手段に記録する操作履歴情報記録手段と、
    前記所定の情報蓄積手段に蓄積された前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記ユーザのGUI操作の特徴を前記表示画面に表示する表示手段と、
    前記ユーザのGUI操作の特徴が前記GUI画面又は前記GUI部品の表示に反映されるように、前記ユーザのGUI操作の特徴に基づいて、前記GUI情報データベースに格納されている情報を更新するGUIパラメータ更新手段とを、
    有するGUI変更装置。
  2. 前記抽出手段が、
    (1)前記ユーザのGUI操作によってGUI画面上を動くカーソルの当たっている総時間が長いGUI部品、又は、前記カーソルの当たる頻度が高いGUI部品;
    (2)特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択した頻度、又は、前記特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択するまでの操作回数が、あらかじめ設定された回数より長いGUI画面;
    (3)あらかじめ設定された時間より長い間、前記操作信号入力手段から前記機器操作信号が供給されなかったGUI画面;
    (4)前記操作信号入力手段からの前記機器操作信号の供給が前記制御手段の処理能力を超えるほど頻繁に行われて、前記機器操作信号に対応する処理が実行できなかったGUI画面、又は、前記操作信号入力手段から無効な機器操作信号が供給されたときに表示されていたGUI画面;
    の少なくとも1つの前記機器制御手段による制御によって行われた処理を示す情報と、前記計時手段で計測された時刻情報とが関連付けられた前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴を抽出するように構成されている請求項1に記載のGUI変更装置。
  3. 表示画面に表示されるGUI画面を用いて所定の装置に対してユーザによって行われるGUI操作に係る機器操作信号を入力するための操作信号入力手段から供給された機器操作信号に対応して、前記所定の装置の制御を行う機器制御ステップと、
    前記操作信号入力手段から供給された前記機器操作信号、及び、前記機器制御ステップにおける制御によって行われた処理を示す情報の少なくとも一方と、所定の計時手段で計測された時刻情報とを関連付けて、操作履歴情報として所定の情報蓄積手段に記録する操作履歴情報記録ステップと、
    前記所定の情報蓄積手段に蓄積された前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された前記ユーザのGUI操作の特徴を前記表示画面に表示する表示ステップと、
    前記ユーザのGUI操作の特徴に基づいて、前記GUI画面に関する情報、及び、前記GUI画面の構成要素であるGUI部品に関する情報が少なくとも格納されているGUI情報データベースに格納されている情報を、前記ユーザのGUI操作の特徴が前記GUI画面又は前記GUI部品の表示に反映されるように更新するGUIパラメータ更新ステップとを、
    有するGUI変更方法をコンピュータにより実行させるためのGUI変更処理プログラム。
  4. 前記抽出ステップにおいて、
    (1)前記ユーザのGUI操作によってGUI画面上を動くカーソルの当たっている総時間が長いGUI部品、又は、前記カーソルの当たる頻度が高いGUI部品;
    (2)特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択した頻度、又は、前記特定の機能の実行を指示するためのGUI部品を選択するまでの操作回数が、あらかじめ設定された回数より長いGUI画面;
    (3)あらかじめ設定された時間より長い間、前記操作信号入力手段から前記機器操作信号が供給されなかったGUI画面;
    (4)前記操作信号入力手段からの前記機器操作信号の供給が前記制御手段の処理能力を超えるほど頻繁に行われて、前記機器操作信号に対応する処理が実行できなかったGUI画面、又は、前記操作信号入力手段から無効な機器操作信号が供給されたときに表示されていたGUI画面;
    の少なくとも1つの前記機器制御手段による制御によって行われた処理を示す情報と、前記計時手段で計測された時刻情報とが関連付けられた前記操作履歴情報に基づいて、前記ユーザのGUI操作の特徴が抽出される請求項3に記載のGUI変更処理プログラム。
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