JP2008097403A - 不揮発性メモリ装置 - Google Patents

不揮発性メモリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008097403A
JP2008097403A JP2006279690A JP2006279690A JP2008097403A JP 2008097403 A JP2008097403 A JP 2008097403A JP 2006279690 A JP2006279690 A JP 2006279690A JP 2006279690 A JP2006279690 A JP 2006279690A JP 2008097403 A JP2008097403 A JP 2008097403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
data
multiplexing
write
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006279690A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuka Matsubara
静香 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006279690A priority Critical patent/JP2008097403A/ja
Publication of JP2008097403A publication Critical patent/JP2008097403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

【課題】アクセス元のCPUのプログラム等にデータの多重化を一切意識させずに、ライト要求されたデータを多重化して記憶することのできる不揮発性メモリ装置を提供する。
【解決手段】電気的消去可能な不揮発性メモリ装置20は、メモリ部21とメモリ制御部22とを有する。メモリ部21は、データを記憶するメモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)有する。メモリ制御部22は、ライト要求時はメモリ部21のライトアドレスに対応するn個のメモリ領域に同じライトデータを記憶し、リード要求時はリードアドレスに対応するn個のメモリ領域に記憶されているデータから多数決によりリードデータを求めて出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は電気的消去可能な不揮発性メモリ装置に関し、特に同一データを多重化して記憶する不揮発性メモリ装置に関する。
EEPROMやフラッシュメモリ等の電気的消去可能な不揮発性メモリ装置は、長期間繰り返し使用し続けると、絶縁膜の劣化などによってメモリセルに蓄積された電荷が抜けて記憶データが消失することがある。
そこで信頼性を高めるために、不揮発性メモリ装置に同一のデータを3個以上書き込んでおき、読み出し時に多数決をとることにより、何れかのデータが消失しても元のデータを正しく読み出せるようにした技術が提案されている。
例えば特許文献1および特許文献2では、EEPROM等の不揮発性メモリ装置の記憶領域をn個(n≧3)の領域に分割し、この不揮発性メモリ装置をアクセスする論理回路やCPUが同じデータを不揮発性メモリ装置のn個の領域すべてに書き込むようにしている。
他方、特許文献3には、センスアンプ回路とアレイ部との間に選択回路を設け、複数のメモリセルを1つのセンスアンプに接続することにより、複数のメモリセルに同じデータを同時に書き込むことができるとともに、複数のメモリセルに同じデータが記録されているときは、この複数のメモリセルから同時にデータを読み出すことができる強誘電体メモリ装置が提案されている。
特開昭63−49860号公報 特開平4−7765号公報 特開2005−267824公報
上述した従来技術によれば不揮発性メモリ装置にデータを多重化して記録することによりデータの消失を防止することができる。しかしながら、記憶領域を複数の領域に分割する特許文献1および特許文献2による方法では、不揮発性メモリ装置をアクセスする論理回路やCPUが多重化する回数だけ同じデータを異なる記憶領域にリード/ライトする必要があるため、処理速度が低下する。また、多重化のための処理を論理回路やCPUのプログラムに組み込む必要がある。
これに対して特許文献3による方法では、メモリ装置内部の動作によってデータの多重化が行われるため処理速度の低下は生じない。しかし、別々のメモリアドレスに対応する複数のメモリセルが同じデータを記憶するように動作するため、CPUで稼動するプログラムなどのメモリアクセス元は、これら別々のメモリアドレスにはそれぞれ異なるデータは記憶できないことを意識する必要がある。すなわち、特許文献1および2と同様に、メモリ装置をアクセスするプログラムはデータの多重化を考慮して作成する必要がある。
他方、何れの従来技術も多重化の単位はデータ単位であり、データを構成するビット単位で多重化することはできない。このため、例えばデータの一部分のみが重要データであってもデータの全ビットを多重化するためのメモリ容量を必要とする。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたものであり、その目的は、アクセス元のCPUのプログラム等にデータの多重化を一切意識させずに、ライト要求されたデータを多重化して記憶することのできる不揮発性メモリ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、ライトデータの一部分のみを多重化して記録することのできる不揮発性メモリ装置を提供することにある。
本発明の第1の不揮発性メモリ装置は、電気的消去可能な不揮発性メモリ装置であって、データを記憶するメモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)有するメモリ部と、ライト要求時は前記メモリ部のライトアドレスに対応するn個のメモリ領域に同じライトデータを記憶し、リード要求時はリードアドレスに対応するn個のメモリ領域に記憶されているデータから多数決によりリードデータを求めて出力するメモリ制御部とを備えている。
本発明の第2の不揮発性メモリ装置は、電気的消去可能な不揮発性メモリ装置であって、データの一部を記憶する多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)、残りのデータ部分を記憶する非多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり1個有するメモリ部と、ライト要求時はライトデータを多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、前記メモリ部のライトアドレスに対応するn個の多重化用メモリ領域に同じ多重化対象ビット列を記憶するとともに前記メモリ部のライトアドレスに対応する1個の非多重化用メモリ領域に非多重化対象ビット列を記憶し、リード要求時はリードアドレスに対応する前記メモリ部のn個の多重化用メモリ領域に記憶されている多重化対象ビット列から多数決により求めた多重化対象ビット列の値とリードアドレスに対応する前記メモリ部の非多重化用メモリ領域に記憶されている非多重化対象ビット列とを結合したリードデータを出力するメモリ制御部とを備えている。
『作用』
本発明の第1の不揮発性メモリ装置にあっては、メモリ部が、データを記憶するメモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)有しており、CPUで稼動するプログラム等のメモリアクセス元からライトデータおよびライトアドレスを指定したライト要求が出されると、メモリ制御部が、メモリ部のライトアドレスに対応するn個のメモリ領域に同じライトデータを記憶する。また、その後にリードアドレスを指定したリード要求が出されると、メモリ制御部が、リードアドレスに対応するn個のメモリ領域に記憶されているデータから多数決によりリードデータを求めて出力する。
本発明の第2の不揮発性メモリ装置にあっては、メモリ部が、データの一部を記憶する多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)、残りのデータ部分を記憶する非多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり1個有しており、CPUで稼動するプログラム等のメモリアクセス元からライトアドレスおよびライトデータを指定したライト要求が出されると、メモリ制御部が、ライトデータを多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、メモリ部のライトアドレスに対応するn個の多重化用メモリ領域に同じ多重化対象ビット列を記憶するとともに1個の多重化用メモリ領域に非多重化対象ビット列を記憶する。また、その後にリードアドレスを指定したリード要求が出されると、メモリ制御部が、リードアドレスに対応するメモリ部のn個の多重化用メモリ領域に記憶されている多重化対象ビット列から多数決により求めた多重化対象ビット列の値とリードアドレスに対応する多重化用メモリ領域に記憶されている非多重化対象ビット列とを結合したリードデータを出力する。
本発明の第1の不揮発性メモリ装置によれば、メモリアクセス元のCPUのプログラム等にデータの多重化を一切意識させずに、ライト要求されたデータを多重化して記憶することができる。その理由は、不揮発性メモリ装置自体にデータの多重化機能を持たせてあり、メモリアクセス元は通常の不揮発性メモリ装置と同じインタフェースでアクセスできるためであり、また、メモリ部がデータを記憶するメモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)有するためである。
また本発明の第2の不揮発性メモリ装置によれば、第1の不揮発性メモリ装置と同様の効果に加えてさらに、ライトデータの一部分のみを多重化して記録することができるため、一部分のみが重要なデータの多重化に必要なメモリ容量の削減が可能となる。
図1を参照すると、本発明を適用した電子機器の一例は、CPU10と、そのバス11に接続されたROM12、RAM13、入力部14、表示部15および本発明にかかる不揮発性メモリ装置16とを備えている。
ROM12は、CPU10で実行されるプログラムや各種の固定データなどを記憶する。RAM13は、プログラムの実行過程で生成される途中データなどを一時的に記憶する。入力部14は、キーボードやマウス、指紋入力器、デジタルカメラ等の各種の入力機器で構成される。表示部15は、ディスプレイ等で構成される。
不揮発性メモリ装置16は、EEPROMやフラッシュメモリ等の電気的消去可能なメモリ装置である。この不揮発性メモリ装置16は、バス11を構成するアドレス線、データ線および制御線を通じてCPU10からライト要求およびリード要求を受信する。ライト要求では、アドレス線を通じてライトアドレスが、データ線を通じてライトデータが、制御線を通じてライトコマンドがそれぞれ送られてくる。ライトデータのデータ長は任意であるが、本発明の説明の便宜上、16ビットとする。また、リード要求では、アドレス線を通じてリードアドレスが、制御線を通じてリードコマンドがそれぞれ送られてくる。不揮発性メモリ装置16は、ライト要求を受信すると、後述するデータの多重化によるライト動作を行った後、その完了を制御線を通じてCPU10に報告する。また、リード要求を受信すると、後述するデータの多重化によるリード動作を行った後、その完了時にデータ線にリードデータを、制御線に完了報告をそれぞれ送出する。
次に、不揮発性メモリ装置16の実施例について説明する。
図2を参照すると、不揮発性メモリ装置16として利用可能な第1の実施例にかかる不揮発性メモリ装置20は、メモリ部21とメモリ制御部22とで構成されている。
メモリ部21は、16ビット長のデータを記憶する不揮発性のメモリ領域を1つのメモリアドレス当たり3個独立に有する。本実施例の場合、メモリ部21は、3個の不揮発性メモリ素子23〜25で構成される。これら3個の不揮発性メモリ素子23〜25は、共通のメモリアドレス線111、入力データ線112および制御線113に接続され、出力データ線は114−1〜114−3としてそれぞれ独立している。
不揮発性メモリ素子23は、アドレスに1対1に対応するメモリ領域を有し、1つのメモリ領域にライト要求で与えられるライトデータ1個分を記憶する。不揮発性メモリ素子23は、制御線113からライト信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域に、入力データ線112から加わるライトデータを書き込む。また、制御線113からリード信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域から読み出したデータを出力データ線114−1に出力する。残りの2つの不揮発性メモリ素子24、25も不揮発性メモリ素子23と同様の構成であり、同様の動作を行う。
メモリ制御部22は、図1のバス11とアドレス端子211、データ端子212および制御端子213を通じて接続され、メモリ部21とメモリアドレス線111、入力データ線112および制御線113を通じて接続された書込読出制御部26と、図1のバス11とデータ端子212を通じて接続され、メモリ部21と出力データ線114−1〜114−3を通じて接続され、書込読出制御部26と制御線115を通じて接続された多数決回路27とを備えている。
多数決回路27は、3個の不揮発性メモリ素子23〜25から出力データ線114−1〜114−3に出力されるデータを相互に比較し、多数決論理に従ってデータの値を決定しデータ端子212へ出力する。また、処理の成否を制御線115を通じて書込読出制御部26に報告する。具体的には、例えば、3個のデータのうちの2個のデータどうしを比較し、一致すればそのデータをデータ端子212に出力し、処理成功を書込読出制御部26に報告する。不一致であれば、2個のデータの一方と残り1個のデータを比較し、一致すればそのデータをデータ端子212に出力し、処理成功を書込読出制御部26に報告する。なおも不一致であれば、2個のデータの他方と残り1個のデータを比較し、一致すればそのデータをデータ端子212に出力し、処理の成功を書込読出制御部26に報告し、不一致であれば書込読出制御部26にエラーを通知する。
書込読出制御部26は、制御端子213からライトコマンドが入力されると、制御線113にライト信号を、メモリアドレス線111にアドレス端子211から加わるライトアドレスを、入力データ線112にデータ端子212から加わるライトデータをそれぞれ出力することで、メモリ部21の3個の不揮発性メモリ素子23〜25の同一ライトアドレスに対応する3個のメモリ領域に同一のライトデータを同時に書き込む多重書き込み制御を実施し、その完了時に制御端子213から完了報告を出力する。
また書込読出制御部26は、制御端子213からリードコマンドが入力されると、制御線113にリード信号を、メモリアドレス線111にアドレス端子211から加わるリードアドレスをそれぞれ出力することで、メモリ部21の3個の不揮発性メモリ素子23〜25の同一リードアドレスに対応する3個のメモリ領域からデータを同時に多数決回路27に読み出し、多数決回路27からの報告を待つ。そして、多数決回路27から処理成功が報告されると、制御端子213に完了報告を出力し、エラーが通知されると制御端子213にエラー報告を出力する。
次に、図1の不揮発性メモリ装置16として図2に示した不揮発性メモリ装置20を使用した場合の全体の動作について説明する。
まず、CPU10で稼動するプログラムが不揮発性メモリ装置20のメモリ空間に対してライトを行った際の動作を説明する。この場合、バス11を通じて不揮発性メモリ装置20にライトコマンド、ライトデータ、ライトアドレスが送られる。
不揮発性メモリ装置20の書込読出制御部26がこれらを受信すると、制御線113にライト信号を、メモリアドレス線111にライトアドレスを、入力データ線112にライトデータをそれぞれ出力する。各不揮発性メモリ素子23〜25は、ライト信号を入力すると、ライトアドレスに対応するメモリ領域にライトデータを書き込む。これにより、3個の不揮発性メモリ素子23〜25の同一ライトアドレスに対応する3個のメモリ領域に同一のライトデータが同時に書き込まれる。
次に、CPU10で稼動するプログラムが不揮発性メモリ装置20のメモリ空間に対してリードを行った際の動作を説明する。この場合、バス11を通じて不揮発性メモリ装置20にリードコマンド、リードアドレスが送られる。
不揮発性メモリ装置20の書込読出制御部26がこれらを受信すると、制御線113にリード信号を、メモリアドレス線111にリードアドレスをそれぞれ出力する。各不揮発性メモリ素子23〜25は、リード信号を入力すると、リードアドレスに対応するメモリ領域に記憶されているデータを読み出して多数決回路27へ出力する。多数決回路27は、3個の不揮発性メモリ素子23〜25から読み出されたデータの多数決によりリードデータを生成し、データ端子212から出力する。
このように本実施例の不揮発性メモリ装置20によれば、メモリアクセス元のCPU10のプログラムにデータの多重化を一切意識させずに、データの多重化によって記憶データの信頼性を高めることができる。
図3を参照すると、不揮発性メモリ装置16として利用可能な第2の実施例にかかる不揮発性メモリ装置30は、メモリ部31とメモリ制御部32とで構成されている。
メモリ部31は、データの一部を記憶する多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり3個、残りのデータ部分を記憶する非多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり1個有する。具体的には本実施例のメモリ部31は、多重化用メモリ領域として使用する3個の不揮発性メモリ素子33〜35と、非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子36とを備えている。
多重化用メモリ領域として使用する3個の不揮発性メモリ素子33〜35は、共通のメモリアドレス線111、多重化対象ビット列データ線112−1および制御線113に接続され、出力データ線は114−1〜114−3としてそれぞれ独立している。また非多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子36は、メモリアドレス線111、非多重化対象ビット列データ線112−2および制御線113に接続され、出力データ線は114−4として独立している。
多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子33は、アドレスに1対1に対応するメモリ領域を有し、1つのメモリ領域にライト要求で与えられるライトデータ中の多重化対象ビット列を1個分記憶する。この不揮発性メモリ素子33は、制御線113からライト信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域に、多重化対象ビット列データ線112−1から加わるライトデータ中の多重化対象ビット列を書き込む。また、制御線113からリード信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域から読み出したデータを出力データ線114−1に出力する。多重化用メモリ領域として使用する残りの2つの不揮発性メモリ素子34、35も不揮発性メモリ素子33と同様の構成であり、同様の動作を行う。
非多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子36は、アドレスに1対1に対応するメモリ領域を有し、1つのメモリ領域にライト要求で与えられるライトデータ中の非多重化対象ビット列を1個分記憶する。この不揮発性メモリ素子36は、制御線113からライト信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域に、非多重化対象ビット列データ線112−2から加わるライトデータ中の非多重化対象ビット列を書き込む。また、制御線113からリード信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域から読み出したデータを出力データ線114−4に出力する。
メモリ制御部32は、図1のバス11とアドレス端子211、データ端子212および制御端子213を通じて接続され、メモリ部31とメモリアドレス線111および制御線113を通じて接続された書込読出制御部37と、図1のバス11とデータ端子212を通じて接続され、メモリ部31と出力データ線114−4を通じて接続された結合部38と、書込読出制御部37とデータ線131で接続され、メモリ部31と多重化対象ビット列データ線112−1および非多重化対象ビット列データ線112−2で接続されたデータ分割部39と、メモリ部31と出力データ線114−1〜114−3で接続され、書込読出制御部37と制御線115を通じて接続された多数決回路40とを備えている。
データ分割部39は、データ線131を通じて書込読出制御部37から入力されたライトデータをビット単位で多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、前者のビット列を多重化対象ビット列データ線112−1に出力し、後者のビット列を非多重化対象ビット列データ線112−2に出力する。どのように分割するかは任意であるが、以下の説明の便宜上、ライトデータを16ビットとし、上位8ビットを多重化対象ビット列、下位8ビットを非多重化対象ビット列に分割するものとする。
多数決回路40は、多重化用メモリ領域として使用する3個の不揮発性メモリ素子33〜35から出力データ線114−1〜114−3に出力されるデータを相互に比較し、多数決論理に従ってデータの値を決定し結合部38へ出力する。また、処理の成否を制御線115を通じて書込読出制御部37に報告する。具体的には、例えば、3個のデータのうちの2個のデータどうしを比較し、一致すればそのデータを結合部38に出力し、処理成功を書込読出制御部37に報告する。不一致であれば、2個のデータの一方と残り1個のデータを比較し、一致すればそのデータを結合部38に出力し、処理成功を書込読出制御部37に報告する。なおも不一致であれば、2個のデータの他方と残り1個のデータを比較し、一致すればそのデータを結合部38に出力し、処理の成功を書込読出制御部37に報告し、不一致であれば書込読出制御部37にエラーを通知する。
結合部38は、多数決回路40から出力されるデータと非多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子36から出力されるデータとを連結してリードデータを生成し、データ端子212に出力する。データの連結はデータ分割部39の分割と反対の処理であり、多数決回路40から出力されるデータを上位8ビット、不揮発性メモリ素子36から出力されるデータを下位8ビットとするリードデータを生成する。ここで、不揮発性メモリ素子36の劣化等によって下位8ビットとするデータが読み出されないか、読み出されてもパリティエラーなどが発生していた場合、下位8ビットとして規定値(例えばオール0ビット)を使用する。
書込読出制御部37は、制御端子213からライトコマンドが入力されると、制御線113にライト信号を、メモリアドレス線111にアドレス端子211から加わるライトアドレスを、データ線131にデータ端子212から加わるライトデータをそれぞれ出力することで、多重化用メモリ領域として使用する3個の不揮発性メモリ素子33〜35の同一ライトアドレスに対応する3個のメモリ領域に同一のライトデータ中の多重化対象ビット列を同時に書き込み、かつ、非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子36のライトアドレスに対応する1個のメモリ領域にライトデータ中の非多重化対象ビット列を書き込む多重書き込み制御を実施し、その完了時に制御端子213から完了報告を出力する。
また書込読出制御部37は、制御端子213からリードコマンドが入力されると、制御線113にリード信号を、メモリアドレス線111にアドレス端子211から加わるリードアドレスをそれぞれ出力することで、多重化用メモリ領域として使用する3個の不揮発性メモリ素子33〜35の同一リードアドレスに対応する3個のメモリ領域からデータ(多重化対象ビット列)を同時に多数決回路40に読み出すとともに、非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子36のリードアドレスに対応する1個のメモリ領域からデータ(非多重化対象ビット列)を結合部38に読み出し、多数決回路40からの報告を待つ。そして、多数決回路40から処理成功が報告されると、制御端子213に完了報告を出力し、エラーが通知されると制御端子213にエラー報告を出力する。
次に、図1の不揮発性メモリ装置16として図3に示した不揮発性メモリ装置30を使用した場合の全体の動作について説明する。
まず、CPU10で稼動するプログラムが不揮発性メモリ装置30のメモリ空間に対してライトを行った際の動作を説明する。この場合、バス11を通じて不揮発性メモリ装置30にライトコマンド、ライトデータ、ライトアドレスが送られる。
不揮発性メモリ装置30の書込読出制御部37がこれらを受信すると、制御線113にライト信号を、メモリアドレス線111にライトアドレスを、データ線131にライトデータをそれぞれ出力する。データ分割部39は、データ線131上のライトデータを多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、多重化対象ビット列データ線112−1、非多重化対象ビット列データ線112−2に出力する。
多重化用メモリ領域として使用する3個の不揮発性メモリ素子33〜35は、ライト信号を入力すると、ライトアドレスに対応するメモリ領域にライトデータ中の多重化対象ビット列を書き込む。これにより、3個の不揮発性メモリ素子33〜35の同一ライトアドレスに対応する3個のメモリ領域に同一の多重化対象ビット列が同時に書き込まれる。他方、非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子36は、ライト信号を入力すると、ライトアドレスに対応するメモリ領域にライトデータ中の非多重化対象ビット列を書き込む。
次に、CPU10で稼動するプログラムが不揮発性メモリ装置30のメモリ空間に対してリードを行った際の動作を説明する。この場合、バス11を通じて不揮発性メモリ装置30にリードコマンド、リードアドレスが送られる。
不揮発性メモリ装置30の書込読出制御部37がこれらを受信すると、制御線113にリード信号を、メモリアドレス線111にリードアドレスをそれぞれ出力する。多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子33〜35は、リード信号を入力すると、リードアドレスに対応するメモリ領域に記憶されているデータ(多重化対象ビット列)を読み出して多数決回路40へ出力し、非多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子36は、リード信号を入力すると、リードアドレスに対応するメモリ領域に記憶されているデータ(非多重化対象ビット列)を読み出して結合部38へ出力する。
多数決回路40は、3個の不揮発性メモリ素子33〜35から読み出されたデータの多数決によりリードデータの上位8ビットを生成し、結合部38へ出力する。結合部38は、この生成された上位8ビットに不揮発性メモリ素子36から読み出された8ビットを下位8ビットとして結合したリードデータをデータ端子212から出力する。
このように本実施例の不揮発性メモリ装置30によれば、メモリアクセス元のCPU10のプログラムにデータの多重化を一切意識させずに、データの多重化によって記憶データの信頼性を高めることができる。
また、ライトデータの一部分のみを多重化して記録することができるため、一部分のみが重要なデータの多重化に必要なメモリ容量の削減が可能となる。データの一部分のみが特に重要となる例としては、例えば、指紋の階調画像の各画素の値が16ビットのデータで表現されている場合がある。
またライトデータのビット数を半分に分割する場合、同じ容量の不揮発性メモリ素子33〜36を使用することができる。
図4を参照すると、不揮発性メモリ装置16として利用可能な第3の実施例にかかる不揮発性メモリ装置50は、メモリ部51とメモリ制御部52とで構成されている。
メモリ部51は、データの一部を記憶する多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり3個、残りのデータ部分を記憶する非多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり1個有する。具体的には本実施例のメモリ部51は、多重化用メモリ領域および非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子53と、多重化用メモリ領域として使用する2個の不揮発性メモリ素子54、55とを備えている。
多重化用メモリ領域および非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子53は、メモリアドレス線111、入力データ線112および制御線113に接続され、出力データ線は多重化対象ビット列を出力する出力データ線114−1と非多重化対象ビット列を出力する出力データ線114−4とに分かれている。また多重化用メモリ領域として使用する2個の不揮発性メモリ素子54、55は、メモリアドレス線111、多重化対象ビット列データ線112−2および制御線113に接続され、出力データ線は114−2、114−3として独立している。
多重化用メモリ領域および非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子53は、アドレスに1対1に対応するメモリ領域を有し、1つのメモリ領域にライト要求で与えられるライトデータを1個分記憶する。この不揮発性メモリ素子53は、制御線113からライト信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域に、データ線112から加わるライトデータを書き込む。また、制御線113からリード信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域から読み出したデータのうち多重化用メモリ領域のデータを出力データ線114−1に出力し、非多重化用メモリ領域のデータを出力データ線114−4に出力する。
多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子54は、アドレスに1対1に対応するメモリ領域を有し、1つのメモリ領域にライト要求で与えられるライトデータ中の多重化対象ビット列を1個分記憶する。この不揮発性メモリ素子54は、制御線113からライト信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域に、多重化対象ビット列データ線112−1から加わるライトデータ中の多重化対象ビット列を書き込む。また、制御線113からリード信号を入力すると、メモリアドレス線111から加わるメモリアドレスに対応するメモリ領域から読み出したデータを出力データ線114−2に出力する。多重化用メモリ領域として使用する残りの1つの不揮発性メモリ素子55も不揮発性メモリ素子54と同様の構成であり、同様の動作を行う。
メモリ制御部52は、図1のバス11とアドレス端子211、データ端子212および制御端子213を通じて接続され、メモリ部51とメモリアドレス線111および制御線113を通じて接続された書込読出制御部56と、図1のバス11とデータ端子212を通じて接続され、メモリ部51と出力データ線114−4を通じて接続された結合部57と、書込読出制御部56とデータ線131で接続され、メモリ部51とデータ線112および多重化対象ビット列データ線112−1で接続されたデータ分割部58と、メモリ部51と出力データ線114−1〜114−3で接続され、書込読出制御部56と制御線115を通じて接続された多数決回路59とを備えている。
データ分割部58は、データ線131を通じて書込読出制御部56から入力されたライトデータをビット単位で多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、その両者つまりライトデータ自体をデータ線112に出力し、多重化対象ビット列を多重化対象ビット列データ線112−1に出力する。どのように分割するかは任意であるが、以下の説明の便宜上、ライトデータを16ビットとし、上位8ビットを多重化対象ビット列、下位8ビットを非多重化対象ビット列に分割するものとする。
多数決回路59は、不揮発性メモリ素子53〜55から出力データ線114−1〜114−3に出力されるデータ(多重化対象ビット列)を相互に比較し、多数決論理に従ってデータの値を決定し結合部57へ出力する。また、処理の成否を制御線115を通じて書込読出制御部56に報告する。具体的には、例えば、3個のデータのうちの2個のデータどうしを比較し、一致すればそのデータを結合部57に出力し、処理成功を書込読出制御部56に報告する。不一致であれば、2個のデータの一方と残り1個のデータを比較し、一致すればそのデータを結合部57に出力し、処理成功を書込読出制御部56に報告する。なおも不一致であれば、2個のデータの他方と残り1個のデータを比較し、一致すればそのデータを結合部57に出力し、処理の成功を書込読出制御部56に報告し、不一致であれば書込読出制御部56にエラーを通知する。
結合部57は、多数決回路59から出力されるデータと不揮発性メモリ素子53から出力データ線114−4に出力されるデータとを連結してリードデータを生成し、データ端子212に出力する。データの連結はデータ分割部58の分割と反対の処理であり、多数決回路59から出力されるデータを上位8ビット、不揮発性メモリ素子53から出力されるデータを下位8ビットとするリードデータを生成する。ここで、不揮発性メモリ素子53の劣化等によってデータが読み出されないか、読み出されてもパリティエラーなどが発生していた場合、下位8ビットとして規定値(例えばオール0ビット)を使用する。
書込読出制御部56は、制御端子213からライトコマンドが入力されると、制御線113にライト信号を、メモリアドレス線111にアドレス端子211から加わるライトアドレスを、データ線131にデータ端子212から加わるライトデータをそれぞれ出力することで、多重化用メモリ領域および非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子53のライトアドレスに対応する1個のメモリ領域にライトデータを書き込み、かつ、多重化用メモリ領域として使用する2個の不揮発性メモリ素子54、55のライトアドレスに対応する2個のメモリ領域にライトデータ中の多重化対象ビット列を書き込む多重書き込み制御を実施し、その完了時に制御端子213から完了報告を出力する。
また書込読出制御部56は、制御端子213からリードコマンドが入力されると、制御線113にリード信号を、メモリアドレス線111にアドレス端子211から加わるリードアドレスをそれぞれ出力することで、3個の不揮発性メモリ素子53〜55の同一リードアドレスに対応する3個のメモリ領域からデータを同時に読み出し、多数決回路59からの報告を待つ。このとき、不揮発性メモリ素子53〜55から出力データ線114−1〜114−3に出力されたデータ(多重化対象ビット列)は多数決回路59に伝達され、不揮発性メモリ素子53から出力データ線114−4に出力されたデータ(非多重化対象ビット列)は結合部57に伝達される。その後、多数決回路59から処理成功が報告されると、制御端子213に完了報告を出力し、エラーが通知されると制御端子213にエラー報告を出力する。
次に、図1の不揮発性メモリ装置16として図4に示した不揮発性メモリ装置50を使用した場合の全体の動作について説明する。
まず、CPU10で稼動するプログラムが不揮発性メモリ装置50のメモリ空間に対してライトを行った際の動作を説明する。この場合、バス11を通じて不揮発性メモリ装置50にライトコマンド、ライトデータ、ライトアドレスが送られる。
不揮発性メモリ装置50の書込読出制御部56がこれらを受信すると、制御線113にライト信号を、メモリアドレス線111にライトアドレスを、データ線131にライトデータをそれぞれ出力する。データ分割部58は、データ線131上のライトデータを多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、入力データ線112にはライトデータそのものを、多重化対象ビット列データ線112−1には非多重化対象ビット列を出力する。
多重化用メモリ領域および非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子53は、ライト信号を入力すると、ライトアドレスに対応するメモリ領域にライトデータを書き込む。他方、多重化用メモリ領域として使用する2個の不揮発性メモリ素子54、55は、ライト信号を入力すると、ライトアドレスに対応するメモリ領域にライトデータ中の多重化対象ビット列を書き込む。これにより、3個の不揮発性メモリ素子53〜55の同一ライトアドレスに対応する3個のメモリ領域に同一の多重化対象ビット列が3個同時に書き込まれ、また非多重化対象ビット列が1個書き込まれる
次に、CPU10で稼動するプログラムが不揮発性メモリ装置50のメモリ空間に対してリードを行った際の動作を説明する。この場合、バス11を通じて不揮発性メモリ装置50にリードコマンド、リードアドレスが送られる。
不揮発性メモリ装置50の書込読出制御部56がこれらを受信すると、制御線113にリード信号を、メモリアドレス線111にリードアドレスをそれぞれ出力する。不揮発性メモリ素子53は、リード信号を入力すると、リードアドレスに対応するメモリ領域に記憶されているデータ(多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列)を読み出し、多重化対象ビット列は多数決回路59へ、非多重化対象ビット列は結合部57へ出力する。また、多重化用メモリ領域として使用する不揮発性メモリ素子54、55は、リード信号を入力すると、リードアドレスに対応するメモリ領域に記憶されているデータ(多重化対象ビット列)を読み出して多数決回路59へ出力する。
多数決回路59は、3個の不揮発性メモリ素子53〜55から読み出されたデータの多数決によりリードデータの上位8ビットを生成し、結合部57へ出力する。結合部57は、この生成された上位8ビットに不揮発性メモリ素子53から出力データ線114−4に読み出された8ビットを下位8ビットとして結合したリードデータをデータ端子212から出力する。
このように本実施例の不揮発性メモリ装置50によれば、メモリアクセス元のCPU10のプログラムにデータの多重化を一切意識させずに、データの多重化によって記憶データの信頼性を高めることができる。
また、ライトデータの一部分のみを多重化して記録することができるため、一部分のみが重要なデータの多重化に必要なメモリ容量の削減が可能となる。データの一部分のみが特に重要となる例としては、例えば、指紋の階調画像の各画素の値が16ビットのデータで表現されている場合がある。
また第2の実施の形態の不揮発性メモリ装置30では、n+1個の不揮発性メモリ素子を必要としたが、本実施例の場合はn個の不揮発性メモリ素子で済む利点がある。
以上本発明の実施の形態および実施例について説明したが、本発明は以上の例に限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、メモリアレイの一部が故障しても全体としての機能の遂行が停止しないように冗長回路を有するメモリ装置は公知である(例えば特開昭60−95660号公報参照)。このような公知技術と本発明を組み合わせ、多数決回路で少数派となったデータを記録していたメモリ領域をバックアップ用のメモリ領域に切り替え、多数決で決定した値を書き込むことで自己修正機能を持たせるようにしても良い。また、多重度nを3としたが、一般に4以上の多重度(好ましくは奇数値)とすることが可能である。
本発明を適用した電子機器の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例にかかる不揮発性メモリ装置のブロック図である。 本発明の第2の実施例にかかる不揮発性メモリ装置のブロック図である。 本発明の第3の実施例にかかる不揮発性メモリ装置のブロック図である。
符号の説明
20、30、50…不揮発性メモリ装置
21、31、51…メモリ部
22、32、52…メモリ制御部
23〜25、33〜36、53〜55…不揮発性メモリ素子
26、37、56…書込読出制御部
27、40、59…多数決回路
38、57…結合部
39、58…データ分割部

Claims (5)

  1. 電気的消去可能な不揮発性メモリ装置であって、データを記憶するメモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)有するメモリ部と、ライト要求時は前記メモリ部のライトアドレスに対応するn個のメモリ領域に同じライトデータを記憶し、リード要求時はリードアドレスに対応するn個のメモリ領域に記憶されているデータから多数決によりリードデータを求めて出力するメモリ制御部とを備えた不揮発性メモリ装置。
  2. 前記メモリ部は、共通のメモリアドレス線、入力データ線および制御線に接続され、出力データ線がそれぞれ独立したn個の不揮発性メモリ素子により構成されることを特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ装置。
  3. 電気的消去可能な不揮発性メモリ装置であって、データの一部を記憶する多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たりn個(n≧3)、残りのデータ部分を記憶する非多重化用メモリ領域を1つのメモリアドレス当たり1個有するメモリ部と、ライト要求時はライトデータを多重化対象ビット列と非多重化対象ビット列とに分割し、前記メモリ部のライトアドレスに対応するn個の多重化用メモリ領域に同じ多重化対象ビット列を記憶するとともに前記メモリ部のライトアドレスに対応する1個の非多重化用メモリ領域に非多重化対象ビット列を記憶し、リード要求時はリードアドレスに対応する前記メモリ部のn個の多重化用メモリ領域に記憶されている多重化対象ビット列から多数決により求めた多重化対象ビット列の値とリードアドレスに対応する前記メモリ部の非多重化用メモリ領域に記憶されている非多重化対象ビット列とを結合したリードデータを出力するメモリ制御部とを備えた不揮発性メモリ装置。
  4. 前記メモリ部は、多重化用メモリ領域として使用するn個の不揮発性メモリ素子と、非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子とを含むことを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリ装置。
  5. 前記メモリ部は、多重化用メモリ領域および非多重化用メモリ領域として使用する1個の不揮発性メモリ素子と、多重化用メモリ領域として使用するn−1個の不揮発性メモリ素子とを含むことを特徴とする請求項3記載の不揮発性メモリ装置。
JP2006279690A 2006-10-13 2006-10-13 不揮発性メモリ装置 Pending JP2008097403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006279690A JP2008097403A (ja) 2006-10-13 2006-10-13 不揮発性メモリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006279690A JP2008097403A (ja) 2006-10-13 2006-10-13 不揮発性メモリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008097403A true JP2008097403A (ja) 2008-04-24

Family

ID=39380168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006279690A Pending JP2008097403A (ja) 2006-10-13 2006-10-13 不揮発性メモリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008097403A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525022A (ja) * 2008-06-19 2011-09-08 ヨーロピアン エーロナウティック ディフェンス アンド スペース カンパニー イーズ フランス 構造が非対称な挙動を示すメモリのエラー検出及び訂正方法、対応するメモリ及びその使用
JP2011248654A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Mitsutoyo Corp 情報処理方法
JP2012052953A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Aisin Seiki Co Ltd 乗員検知システムの記憶装置
JP2012086713A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Toshiba Corp 車載装置制御システム
JP2012198586A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fujitsu Telecom Networks Ltd 誤り訂正回路およびメモリ装置、並びに誤り訂正方法
US9063903B2 (en) 2011-09-22 2015-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system provided with NAND flash memory and method including simultaneously writing data to first and second memory arrays
JP7496244B2 (ja) 2020-06-04 2024-06-06 株式会社東海理化電機製作所 処理装置、プログラム、システム、および制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357048A (ja) * 1989-07-25 1991-03-12 Sony Corp 半導体メモリ
JPH0652697A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Kawasaki Steel Corp 誤り訂正機能付半導体メモリ
JPH0683716A (ja) * 1992-09-01 1994-03-25 Rohm Co Ltd 電気的書換可能型不揮発メモリ
JPH09134313A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Sony Corp メモリ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0357048A (ja) * 1989-07-25 1991-03-12 Sony Corp 半導体メモリ
JPH0652697A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Kawasaki Steel Corp 誤り訂正機能付半導体メモリ
JPH0683716A (ja) * 1992-09-01 1994-03-25 Rohm Co Ltd 電気的書換可能型不揮発メモリ
JPH09134313A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Sony Corp メモリ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011525022A (ja) * 2008-06-19 2011-09-08 ヨーロピアン エーロナウティック ディフェンス アンド スペース カンパニー イーズ フランス 構造が非対称な挙動を示すメモリのエラー検出及び訂正方法、対応するメモリ及びその使用
JP2011248654A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 Mitsutoyo Corp 情報処理方法
JP2012052953A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Aisin Seiki Co Ltd 乗員検知システムの記憶装置
JP2012086713A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Toshiba Corp 車載装置制御システム
US8825220B2 (en) 2010-10-21 2014-09-02 Kabushiki Kaisha Toshiba System for controlling an in-vehicle device
JP2012198586A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fujitsu Telecom Networks Ltd 誤り訂正回路およびメモリ装置、並びに誤り訂正方法
US9063903B2 (en) 2011-09-22 2015-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Memory system provided with NAND flash memory and method including simultaneously writing data to first and second memory arrays
JP7496244B2 (ja) 2020-06-04 2024-06-06 株式会社東海理化電機製作所 処理装置、プログラム、システム、および制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5426711B2 (ja) メモリコントローラ及び不揮発性記憶装置
TWI765044B (zh) 記憶體系統及其操作方法
US9076531B2 (en) Memory device and redundancy method thereof
JP3979486B2 (ja) 不揮発性記憶装置およびデータ格納方法
JP2008097403A (ja) 不揮発性メモリ装置
CN104637534B (zh) 半导体存储器件及操作其的方法
US9262079B2 (en) Cache memory device and data processing method of the device
US20220334960A1 (en) Method for managing flash memory module and associated flash memory controller and electronic device
KR20080039270A (ko) 비휘발성 반도체 메모리 시스템 및 그 데이터 기입 방법
KR102146071B1 (ko) 반도체 메모리 장치
TWI754050B (zh) 微控制器、具有該微控制器的記憶系統及其操作方法
KR20080073544A (ko) 메모리 카드 및 그것을 포함한 메모리 시스템
US20150378813A1 (en) Semiconductor memory card, method for controlling the same, and semiconductor memory system
JP2013016147A (ja) メモリコントローラ及び不揮発性記憶装置
JP5329689B2 (ja) メモリコントローラ、不揮発性記憶装置
CN102216913A (zh) 响应于外部地址来替代有缺陷存储器块
KR100671365B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억 시스템
US10747660B2 (en) Method and system for forming and using memory superblocks based on performance grades
IT201800000580A1 (it) Metodo di aggiornamento in tempo reale di una memoria differenziale con accessibilita' continua in lettura, memoria differenziale e sistema elettronico
US7310262B2 (en) Ferroelectric memory capable of continuously fast transferring data words in a pipeline
JP2009282923A (ja) 半導体記憶装置及び不揮発性メモリ
US20100195418A1 (en) Semiconductor memory device and system
KR20190086936A (ko) 메모리 장치
JP2009129477A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
KR20180096389A (ko) 반도체 메모리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090812

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090909

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120710