JP2008094120A - 空調装置の吹出口構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調風の風量、風速を十分に確保すると共に指向性にも優れ、しかも、車室内への吹出口を薄い構造とする。
【解決手段】吹出口構造10では、ケース12内の流れ方向中間部34に設けられた第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212〜228がその姿勢を変更することで空調風の吹出方向を変更できる。従って、吹出口24に吹出方向変更用のフィンを複数設ける必要が無いので、吹出口24を薄い構造にできる。また、各一対のフィン212〜228で空調風の吹出方向を変更でき、フィンの数が少ないので、ケース12内の流路における空調風の流れを阻害せず、ケース12内の流路の有効断面積を確保できる。これにより、空調風の風量、風速を十分に確保できる。しかも、フィンの数を減らすことでフィンの一枚当たりの大きさを拡大できる。これにより、指向性にも優れた空調風を得ることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空調装置の吹出口構造に係り、特に、車室内の吹出口から吹き出される空調風の吹出方向を変更することが可能な構成を備えた空調装置の吹出口構造に関する。
従来、この種の空調装置の吹出口構造としては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1には、空調用レジスタの例が開示されている。この特許文献1に記載の例では、下流端が車室内に空調風を吹き出し可能な吹出口として開口されたリテーナが設けられている。このリテーナの車室内への吹出口には、複数のフィンが設けられている。そして、この例では、複数のフィンの角度を変更することで、この角度に応じた方向へ車室内の吹出口から空調風を吹き出させる構成となっている。
特開2005−306224号公報 特開平5−332607号公報
しかしながら、上述のように、リテーナの車室内への吹出口に複数のフィンが設けられた吹出口構造では、複数のフィンが吹出口に位置するため、このフィンにより車室内への吹出口の実開口面積が減少する。また、フィンを最大に傾けて空調風の吹出方向を変更する場合、複数のフィンのうち吹出口の壁面に近づけて配置されたフィンによって吹出口に空調風が滞留する領域が形成されてしまい、車室内への吹出口の実開口面積が減少する。従って、車室内への吹出口の実開口面積が減少することにより、空調風の風量、風速が不十分となる。
一方、空調風の風量、風速を確保するためには、リテーナの車室内への吹出口を拡大する必要がある。ところが、車室内への吹出口を拡大した場合には、車室内への吹出口を車両上下方向又は左右方向に薄い構造とすることが困難となる。特に、近年、スラント(傾斜)を有するインストルメントパネルの採用が増加傾向にあるため、車室内への吹出口を薄い構造としてインストルメントパネルの設計の自由度を向上しつつ、空調風の指向性にも優れた空調装置の吹出口構造が望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、空調風の風量、風速を十分に確保すると共に指向性にも優れ、しかも、車室内への吹出口を薄い構造とすることが可能な空調装置の吹出口構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の空調装置の吹出口構造は、下流端が車室内に空調風を吹き出し可能な吹出口として開口された流路部材と、それぞれ一対のフィンを有して構成されると共に、前記流路部材内の流れ方向中間部に前記流路部材内の流れ方向と交差する方向に並んで配置され、且つ、前記一対のフィンの前記流路部材に対する姿勢をそれぞれ変更可能とされた第一及び第二の吹出方向制御手段と、操作部の操作に連動して前記第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた前記各一対のフィンの姿勢を変更し、前記吹出口から前記各一対のフィンの姿勢に応じた方向へ空調風を吹き出させる吹出方向変更手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の空調装置の吹出口構造では、空調装置から空調風が吹き出されると、この空調風は流路部材を通じて車室内に開口する吹出口から吹き出される。ここで、流路部材には、その流れ方向中間部に、流路部材内の流れ方向と交差する方向に並んで第一及び第二の吹出方向制御手段が配置されている。この第一及び第二の吹出方向制御手段は、それぞれ一対のフィンを有して構成されており、この一対のフィンの流路部材に対する姿勢をそれぞれ変更可能とされている。そして、この第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンの姿勢は、操作部の操作に連動して吹出方向変更手段により変更される。従って、空調装置から空調風が吹き出されているときに、操作部の操作に連動して第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンの姿勢が変更された場合には、空調装置からの空調風は、車室内の吹出口から上記各一対のフィンの姿勢に応じた方向へ吹き出される。
このように、請求項1に記載の空調装置の吹出口構造によれば、流路部材内の流れ方向中間部に設けられた第一及び第二の吹出方向制御手段の各一対のフィンがその姿勢を変更することで空調風の吹出方向を変更できる。従って、流路部材の吹出口に吹出方向変更用のフィンを複数設ける必要が無いので、車室内への吹出口の実開口面積を確保できる。これにより、車室内への吹出口を従来よりも薄い構造とすることが可能となる。また、車室内への吹出口を従来よりも薄い構造とすることで、例えば、インストルメントパネルの設計の自由度を向上させることが可能となる。
さらに、上述の如く、第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンで空調風の吹出方向を変更でき、フィンの数が少ないので、流路部材内の流路における空調風の流れを阻害せず、流路部材内の流路の有効断面積を確保できる。これに加えて、上述の如く、車室内への吹出口の実開口面積も確保できるので、これにより、空調風の風量、風速を十分に確保できる。しかも、フィンの数を減らすことでフィンの一枚当たりの大きさを拡大できる。これにより、指向性にも優れた空調風を得ることが可能となる。
請求項2に記載の空調装置の吹出口構造は、請求項1に記載の空調装置の吹出口構造において、前記第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた前記各一対のフィンは、前記流路部材に対してそれぞれ回動可能とされると共に互いのなす角度を変更可能とされ、前記吹出方向変更手段は、前記操作部のうちの第一操作部の操作力を受けて前記各一対のフィンを同一方向に回動させる第一駆動部と、前記操作部のうちの第二操作部の操作力を受けて前記各一対のフィンの互いのなす角度を変更させる第二駆動部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の空調装置の吹出口構造では、操作部のうち第一操作部から操作力が入力されると、第一駆動部により第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンが同一方向に回動される。また、操作部のうち第二操作部から操作力が入力されると、第二駆動部により上記各一対のフィンの互いのなす角度が変更される。そして、このように第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンの姿勢が変更されることで空調風の吹出方向が変更される。このように、請求項2に記載の空調装置の吹出口構造によれば、第一の駆動部及び第二の駆動部により第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンを協働させて空調風の吹出方向を変更できる。
請求項3に記載の空調装置の吹出口構造は、請求項2に記載の空調装置の吹出口構造において、前記吹出方向変更手段は、前記第一駆動部が前記各一対のフィンを予め定められた回動位置に位置させる第一態様にあるときには前記第二駆動部による前記各一対のフィンの互いのなす角度の変更を許容する一方で、前記第一駆動部が前記各一対のフィンを前記予め定められた回動位置と異なる回動位置に位置させる第二態様にあるときには前記第二駆動部による前記各一対のフィンの互いのなす角度の変更を制限する駆動制限部を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の空調装置の吹出口構造では、操作部のうちの第一操作部の操作力が入力されることで、第一駆動部が各一対のフィンを予め定められた回動位置に位置させる第一態様にあるときには、駆動制限部によって、第二駆動部による各一対のフィンの互いのなす角度の変更が許容される。従って、この場合に、操作部のうちの第二操作部の操作力が入力されれば、第二駆動部により各一対のフィンの互いのなす角度が変更される。その一方で、操作部のうちの第一操作部の操作力が入力されて、第一駆動部が各一対のフィンを上記予め定められた回動位置と異なる回動位置に位置させる第二態様にあるときには、駆動制限部によって、第二駆動部による各一対のフィンの互いのなす角度の変更が制限(禁止)される。このように、請求項3に記載の空調装置の吹出口構造によれば、各一対のフィンが予め定められた回動位置に位置されている場合(例えば、各一対のフィンが乗員側にまっすぐ向けられた場合など)のみ、各一対のフィンの互いのなす角度を変更できるようになる。この結果、乗員による使い勝手が向上する。
請求項4に記載の空調装置の吹出口構造は、請求項3に記載の空調装置の吹出口構造において、前記第一駆動部は、前記第一操作部の操作力を受けて回動する回動部材を有して構成され、前記第二駆動部は、前記回動部材に前記回動部材と一体回動可能且つその回動軸方向と交差する方向に移動可能に保持されると共に、前記第二操作部の操作力を受けて前記回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動されて前記回動部材より突出される移動部材と、前記移動部材と前記各一対のフィンの間に配置され、前記移動部材が前記回動部材の回動軸方向と交差する方向に移動されたことに伴って前記各一対のフィンの互いになす角度を変更するための相対角度変更機構と、を有して構成され、前記駆動制限部は、前記回動部材及び前記移動部材の周囲を囲って前記移動部材と共に前記回動部材を回動可能に保持する壁状に構成されると共に、前記回動部材が予め定められた回動位置に位置されているときに前記移動部材が前記回動軸方向と交差する方向へ移動されて前記回動部材より突出されることを許容するための切欠部を備えて構成された環状壁部を有して構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の空調装置の吹出口構造では、回動部材及び移動部材の周囲を囲うように環状壁部が設けられており、この環状壁部によって移動部材と共に回動部材が回動可能に保持されている。そして、操作部のうちの第一操作部から操作力が入力されると、回動部材が回動され、この回動部材と共に移動部材が一体的に回動する。また、回動部材と共に移動部材が回動されると、この移動部材と共に各一対のフィンが同一方向に回動される。
また、環状壁部には、切欠部が形成されている。従って、操作部のうちの第一操作部から操作力が入力されることで、回動部材が予め定められた回動位置(第一態様)に回動されたときには、移動部材が切欠部を介して回動部材より突出可能な状態となる。よって、この場合に、操作部のうちの第二操作部の操作力が入力されれば、移動部材が回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動される。これにより、移動部材と各一対のフィンとの間に配置された相対角度変更機構によって各一対のフィンの互いのなす角度が変更される。
その一方で、環状壁部は、回動部材及び移動部材の周囲を囲っているので、回動部材が上記予め定められた回動位置と異なる回動位置(第二態様)に回動されているときには、この環状壁部により移動部材の回動部材の回動軸方向と交差する方向への移動が制限される。従って、この場合には、相対角度変更機構が作動しないので、各一対のフィンの互いのなす角度の変更が制限(禁止)される。
また、前記課題を解決するために、請求項5に記載の空調装置の吹出口構造は、下流端が車室内に空調風を吹き出し可能な吹出口として開口された流路部材と、前記流路部材に対してそれぞれ回動可能とされると共に互いのなす角度を変更可能とされた一対のフィンをそれぞれ有して構成されると共に、前記流路部材内の流れ方向中間部に前記流路部材内の流れ方向と交差する方向に並んで配置された第一及び第二の吹出方向制御手段と、操作部のうちの第一操作部の操作力を受けて回動する回動部材と、前記回動部材に前記回動部材と一体回動可能且つその回動軸方向と交差する方向に移動可能に保持されると共に、前記操作部のうちの第二操作部の操作力を受けて前記回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動されて前記回動部材より突出される移動部材と、前記移動部材にその移動方向に沿って一体的に設けられたカム溝と、前記カム溝に移動自在に係止されると共に前記各一対のフィンに設けられた移動突起と、前記回動部材及び前記移動部材の周囲を囲って前記移動部材と共に前記回動部材を回動可能に保持する壁状に構成されると共に、前記回動部材が予め定められた回動位置に位置されているときに前記移動部材が前記回動軸方向と交差する方向へ移動されて前記回動部材より突出されることを許容するための切欠部を備えて構成された環状壁部と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の空調装置の吹出口構造では、空調装置から空調風が吹き出されると、この空調風は流路部材を通じて車室内に開口する吹出口から吹き出される。ここで、流路部材には、その流れ方向中間部に、流路部材内の流れ方向と交差する方向に並んで第一及び第二の吹出方向制御手段が配置されている。この第一及び第二の吹出方向制御手段は、それぞれ一対のフィンを有して構成されており、この一対のフィンは、流路部材に対してそれぞれ回動可能とされると共に互いのなす角度を変更可能とされている。そして、この第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンの姿勢は、操作部の操作に連動して次の如く変更される。
つまり、この空調装置の吹出口構造では、操作部のうちの第一操作部の操作力を受けて回動する回動部材と、操作部のうちの第二操作部の操作力を受けて回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動される移動部材とが設けられている。また、この回動部材及び移動部材の周囲を囲うように環状壁部が設けられており、この環状壁部によって移動部材と共に回動部材が回動可能に保持されている。そして、操作部のうちの第一操作部から操作力が入力されると、回動部材が回動され、この回動部材と共に移動部材が一体的に回動する。移動部材には、カム溝が一体的に設けられており、このカム溝には、各一対のフィンに設けられた移動突起が係止されている。従って、回動部材と共に移動部材が回動されると、この移動部材と共に各一対のフィンが同一方向に回動される。
また、環状壁部には、切欠部が形成されている。従って、操作部のうちの第一操作部から操作力が入力されることで、回動部材が予め定められた回動位置に回動されたときには、移動部材が切欠部を介して回動部材より突出可能な状態となる。よって、この場合に、操作部のうちの第二操作部の操作力が入力されれば、移動部材が回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動される。これにより、移動部材に一体的に設けられたカム溝を各一対のフィンに設けられた移動突起が移動することで、カム溝の形状に応じて各一対のフィンの姿勢が変更され、例えば、各一対のフィンの互いのなす角度が変更される。
このように、請求項5に記載の空調装置の吹出口構造では、第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンの姿勢は、操作部の操作に連動して変更される。従って、空調装置から空調風が吹き出されているときに、操作部の操作に連動して第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンの姿勢が変更された場合には、空調装置からの空調風は、車室内の吹出口から上記各一対のフィンの姿勢に応じた方向へ吹き出される。この結果、流路部材の吹出口に吹出方向変更用のフィンを複数設ける必要が無いので、車室内への吹出口の実開口面積を確保できる。これにより、車室内への吹出口を従来よりも薄い構造とすることが可能となる。また、車室内への吹出口を従来よりも薄い構造とすることで、例えば、インストルメントパネルの設計の自由度を向上させることが可能となる。
さらに、上述の如く、第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた各一対のフィンで空調風の吹出方向を変更でき、フィンの数が少ないので、流路部材内の流路における空調風の流れを阻害せず、流路部材内の流路の有効断面積を確保できる。これに加えて、上述の如く、車室内への吹出口の実開口面積も確保できるので、これにより、空調風の風量、風速を十分に確保できる。しかも、フィンの数を減らすことでフィンの一枚当たりの大きさを拡大できる。これにより、指向性にも優れた空調風を得ることが可能となる。
また、上述の環状壁部は、回動部材及び移動部材の周囲を囲っているので、回動部材が上記予め定められた回動位置と異なる回動位置に回動されているときには、この環状壁部により移動部材の回動部材の回動軸方向と交差する方向への移動が制限される。従って、この場合には、移動部材に一体的に設けられたカム溝を各一対のフィンに設けられた移動突起が移動できないので、各一対のフィンの互いのなす角度の変更が制限(禁止)される。換言すれば、各一対のフィンが予め定められた回動位置に位置されている場合(例えば、各一対のフィンが乗員側にまっすぐ向けられた場合など)のみ、各一対のフィンの互いのなす角度を変更できるようになる。この結果、乗員による使い勝手が向上する。
以上詳述したように、本発明によれば、空調風の風量、風速を十分に確保すると共に指向性にも優れ、しかも、車室内への吹出口を薄い構造とすることが可能となる。
はじめに、図1乃至図19を参照しながら、本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造10の構成について説明する。
なお、図1乃至図19において、矢印Frは車両前後方向前側、矢印Upは車両上下方向上側、矢印Outは車両幅方向外側をそれぞれ示している。
本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造10は、車両に搭載されたインストルメントパネルと一体的に設置されるものであり、図1に示されるように、ケース12(流路部材)と、上下風向調整用のフィン60と、各操作ダイヤル66,70,74と、駆動機構78(吹出方向変更手段)と、図2に示されるように、左右風向調整用の第一及び第二の吹出方向制御部材210,224(第一及び第二の吹出方向制御手段)と、補助用のフィン238と、を主要な構成として備えている。
ケース12は、図1,図2に示されるように、上ケース14、下ケース16及びベゼル22を有して構成されている。このケース12では、上ケース14と下ケース16とによって車両前後方向両端側に開口部18,20をそれぞれ有する筒状体が構成されている。このケース12において、開口部18は、上流側とされて空調装置のダクトに連結され、開口部20は、下流側とされている。この下流側の開口部20には、ベゼル22が設けられており、このベゼル22には、車室内に開口する吹出口24が形成されている。また、この吹出口24には、格子26が一体的に設けられている。
ケース12の吹出口24側には、図3に示されるように、左右一対の側壁28が設けられている。この左右一対の側壁28は、上流側から下流側に向かうに従って拡径するようにテーパ状に形成されている。また、この左右一対の側壁28には、図8に示されるように、上壁30と下壁32とが接続されて形成されている。上壁30は、水平に形成されており、下壁32は、流れ方向中間部34にて下側に膨出するように形成されている。この結果、このケース12内の空間部36では、その流れ方向中間部34の方が吹出口24よりも流路断面積(車両上下方向の断面積)が大きく設定されている。また、ケース12の吹出口24側には、上下風向調整用のフィン60が設けられている。
上下風向調整用のフィン60は、図2に示されるように、合計で三枚設けられており、連結部62を介して車両幅方向に一列に連結されている。また、車両幅方向外側に配置されたフィン60には、支持突起64が形成されている。そして、このフィン60は、支持突起64がケース12の側壁28に形成された支持孔38に挿入支持されると共に、上述の連結部62がケース12の上壁30及び下壁32に形成された支持部40(上壁30の支持部は図示省略)に支持されることで、ケース12に対して上下方向に回動自在とされている。また、車両幅方向外側に配置されたフィン60(向かって右側のフィン60)の支持突起64には、レバー68を介して上下風向調整用の操作ダイヤル66が連結されている。
上下風向調整用の操作ダイヤル66は、ベゼル22に回動自在に支持されている。また、操作ダイヤル66は、図1に示されるように、ベゼル22の車室側面42に形成された開口部44を介してその一部が車室内に露出されている。また、この上下風向調整用の操作ダイヤル66の近傍には、上下一対の左右風向調整用の操作ダイヤル70,74が配置されている。
左右風向調整用の操作ダイヤル70,74は、ベゼル22の車室側面42に開口部44と隣接して形成された開口部46,48からその一部が車室内にそれぞれ露出されている。この一対の操作ダイヤル70,74は、図9に示されるように、ベゼル22に設けられた支持突起50によりそれぞれ回動自在に支持されている。この一対の操作ダイヤル70,74には、ドラム72,76がそれぞれ一体的に形成されており、この各ドラム72,76には、駆動機構78から延びる無端状のワイヤ80,82の一端側がそれぞれ巻回されている。
駆動機構78は、後述する左右風向調整用の第一及び第二の吹出方向制御部材210,224に設けられたフィン212,214,226,228及びこれの補助用のフィン238(以上、図2参照)の回動角度を変更するためのものであり、図1に示されるケース12の上壁30の上側に配置されている。この駆動機構78には、プーリ部材84が設けられている。
プーリ部材84は、図1に示されるように、ケース12の上壁30に固定具86により一体的に固定されている。このプーリ部材84は、図17に示されるように、ケース88の内部にプーリ90を備えて構成されている。プーリ90は、プーリ部材84のケース88に形成された上下一対の支持部92によって回動自在に支持されている。また、プーリ90には、上述の一対の操作ダイヤル70,74のうち操作ダイヤル70に巻回された無端状のワイヤ80の他端側が巻回されている。さらに、プーリ90には、その中心軸上に断面角状の連結突起94が形成されている。また、プーリ部材84の下方には、図9に示されるように、向かって右側の回動駒96(第一駆動部、回動部材)が対向配置されている。
回動駒96には、図10に示されるように、その中心軸上に断面角状の連結凹部98が形成されている。そして、このプーリ90と回動駒96とは、上述の図17に示される連結突起94がプーリ部材84のケース88に形成された開口部100を介して連結凹部98に連結されることで、一体回動可能とされている。
また、回動駒96には、左右一対の係止突起102が形成されている。そして、この回動駒96は、ケース12の上壁30に形成された長孔状の係止孔104に係止突起102が係止されることで、ケース12に対して回動自在とされている。また、この回動駒96には、その下側に回動軸方向と交差する方向(X方向)に延在する保持凹部106が形成されている。この保持凹部106には、矩形状に形成された右側の移動駒108(第二駆動部、移動部材)が回動軸方向と交差する方向(X方向)に移動可能に保持されている。
また、この右側の回動駒96及び移動駒108は、ケース12の上壁30に立設された環状壁部110(駆動制限部)によりその周囲を囲まれている。そして、この回動駒96及び移動駒108は、この環状壁部110によって回動可能に保持されている。環状壁部110には、車両前後方向前側部に切欠部112が設けられている。この切欠部112は、その開口幅が上述の移動駒108の横幅よりも広く形成されている。
移動駒108には、その裏面側に一対のカム溝114,116が形成されている。この一対のカム溝114,116は、移動駒108の移動方向(X方向)に沿って延在するカム状に形成されている。そして、このカム溝114,116には、一対のレバー部材118,120に設けられた移動突起122,124がケース12の上壁30に形成された孔部126を介して係止されている。
一対のレバー部材118,120のうち下側のレバー部材118には、断面六角形状の連結孔128が形成されている。また、上側のレバー部材120には、断面四角形状の連結孔130が形成されている。そして、この一対のレバー部材118,120には、後述する第一の吹出方向制御部材210が一体的に連結されている。
また、このようにして、一対のレバー部材118,120及び移動駒108を介して第一の吹出方向制御部材210が連結された右側の回動駒96には、その上面に連結突起132が形成されている。この連結突起132は、図9に示されるように、リンク134の一端側に形成された連結孔136に回動可能に挿入されており、このリンク134の他端側に形成された連結孔137には、回動体138に形成された連結突起140が回動可能に挿入されている。また、この回動体138に形成された連結突起140には、リンク142の一端側に形成された連結孔144が回動可能に挿入されており、このリンクの他端側に形成された連結孔145には、上述の右側の回動駒96と車両幅方向に並んで配置された左側の回動駒146(第一駆動部、回動部材)に形成された連結突起150が回動可能に挿入されている。
連結突起150は、この左側の回動駒146の上面の中心軸上から径方向にずれた位置に突設されている。この左側の回動駒146には、右側の回動駒96と同様に、図11に示される如く、左右一対の係止突起152が形成されている。そして、この回動駒146は、ケース12の上壁30に形成された長孔状の係止孔154に係止突起152が係止されることで、ケース12に対して回動自在とされている。また、この回動駒146には、その下側に回動軸方向と交差する方向(X方向)に延在する保持凹部156が形成されている。この保持凹部156には、矩形状に形成された左側の移動駒158(第二駆動部、移動部材)が回動軸方向と交差する方向(X方向)に移動可能に保持されている。
また、この左側の回動駒146及び移動駒158は、上述の右側の環状壁部110と車両幅方向に並んで設置された環状壁部160(駆動制限部)によりその周囲を囲まれている。そして、この回動駒146及び移動駒158は、この環状壁部160によって回動可能に保持されている。環状壁部160には、上述の環状壁部110と同様に、車両前後方向前側部に切欠部162が設けられている。この切欠部162は、その開口幅が上述の移動駒158の横幅よりも広く形成されている。
左側の移動駒158は、その裏面側に一対のカム溝164,166が形成されて構成されている。この一対のカム溝164,166は、移動駒158の移動方向(X方向)に沿って延在するカム状に形成されている。そして、このカム溝164,166には、一対のレバー部材168,170に設けられた移動突起172,174がケース12の上壁30に形成された孔部176を介して係止されている。
この一対のレバー部材168,170のうち下側のレバー部材168には、断面六角形状の連結孔178が形成されている。また、上側のレバー部材170には、断面四角形状の連結孔180が形成されている。そして、この一対のレバー部材168,170には、後述する第二の吹出方向制御部材224が一体的に連結されている。
また、この駆動機構78において、図9に示されるように、上述の回動体138には、連結孔182が形成されており、この連結孔182には、図2に示されるケース12の上壁30に形成された孔部56を介して後述する補助用のフィン238の連結突起240が挿入嵌合されている。
また、この駆動機構78には、図1に示されるように、スライド機構184が設けられている。このスライド機構184は、ケース12の上壁30に固定具186により一体的に固定されている。また、このスライド機構184は、図12に示されるように、ケース187の内部に円盤状のスライダ188及びプーリ189を有して構成されている。プーリ189には、上述の一対の操作ダイヤル70,74のうち操作ダイヤル74(図9参照)に巻回された無端状のワイヤ82の他端側が巻回されている。また、スライダ188には、この無端状のワイヤ82のプーリ189から折り返された部分が車両前後方向に挿通されて固定されている。
また、スライダ188には、図18,図19に示されるように、周方向に沿って形成された支持部190と、中心軸上に支持突起192とが備えられている。そして、スライダ188は、この支持部190及び支持突起192がケース187に形成された支持凹部194,196(図18参照)にそれぞれ移動可能に支持されることで、図19に示される如く、ケース187に対して車両前後方向(X方向)に移動可能とされている。
また、このスライダ188には、下側に連結凹部198が形成されている。そして、この連結凹部198には、このスライド機構184の下側に配置されたリンク200の連結突起202が挿入されている。リンク200は、スライダ188と同様に、ケース12の上壁30の上側で車両前後方向(X方向)に移動可能とされており、車両幅方向に延在されている。そして、リンク200には、図9に示されるように、その車両幅方向両側に円弧状の係止溝204,205がそれぞれ形成されている。この左右一対の係止溝204,205には、上述の左右一対の移動駒108,158にそれぞれ形成された係止突起206,207が移動自在に挿入されている。
第一の吹出方向制御部材210は、図2に示されるように、ケース12内の流れ方向中間部34に配置されており、一対のフィン212,214を有して構成されている。一方のフィン212には、図10に示されるように、回動軸側に断面六角形状の連結部216が形成されており、他方のフィン214には、断面四角形状の連結突起218が形成されている。そして、一方のフィン212と下側のレバー部材118とは、連結部216が連結孔128に挿入嵌合されることで一体的に連結されている。
また、他方のフィン214と上側のレバー部材120とは、連結突起218が連結部216の孔部220を介して連結孔130に挿入嵌合されることで一体的に連結されている。また、他方のフィン214の回動軸側には、下方に延びる支持突起222が形成されており、この支持突起222は、図2に示されるケース12の下壁32に形成された支持孔52に回動可能に挿入されている。
第二の吹出方向制御部材224は、上述の右側の吹出方向制御部材210と車両幅方向に並んでケース12内の流れ方向中間部34に配置されており、一対のフィン226,228を有して構成されている。一方のフィン226には、図11に示されるように、回動軸側に断面六角形状の連結部230が形成されており、他方のフィン228には、断面四角形状の連結突起232が形成されている。そして、一方のフィン226と下側のレバー部材168とは、連結部230が連結孔178に挿入嵌合されることで一体的に連結されている。
また、他方のフィン228と上側のレバー部材170とは、連結突起232が連結部230の孔部234を介して連結孔180に挿入嵌合されることで一体的に連結されている。また、他方のフィン228の回動軸側には、下方に延びる支持突起236が形成されており、この支持突起236は、図2に示されるケース12の下壁32に形成された支持孔54に回動可能に挿入されている。
補助用のフィン238は、上述の一対の吹出方向制御部材210,224よりも上流側のケース12内の流れ方向中間部34に配置されている。フィン238の回動軸側には、下方に延びる支持突起242が形成されており、この支持突起242は、ケース12の下壁32に形成された支持孔58に回動可能に挿入されている。
次に、本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造10の作用について説明する。
[左右風向調整]
本実施形態の空調装置の吹出口構造10では、図示しない空調装置の吹出口24から空調風が吹き出されると、この空調風はケース12を通じて吹出口24から吹き出される。
このとき、図1に示される如く操作ダイヤル70を左側(R1側)へ回動操作すると、操作ダイヤル70のドラム72に巻回されたワイヤ80を介してプーリ部材84のプーリ90(図17参照)が同じくR1方向へ回動する。これにより、プーリ90と一体に右側の回動駒96が図12,図13に示される如くR1方向へ回動する。また、右側の回動駒96がR1方向へ回動すると、リンク134を介して回動体138がR1方向へ回動し、さらに、リンク142を介して左側の回動駒146がR1方向へ回動する。
そして、このようにして、右側の回動駒96がR1方向へ回動すると、回動駒96の保持凹部106に保持された移動駒108が回動駒96と一体的に回動し、図10に示される如く、この移動駒108のカム溝114,116に移動突起122,124が係止されたレバー部材118,120を介して第一の吹出方向制御部材210の一対のフィン212,214が同一方向(R1方向)へ回動する(図3,図4参照)。
同様に、左側の回動駒146がR1方向へ回動すると、回動駒146の保持凹部156に保持された移動駒158が回動駒146と一体的に回動し、図11に示される如く、この移動駒158のカム溝164,166に移動突起172,174が係止されたレバー部材168,170を介して第二の吹出方向制御部材224の一対のフィン226,228が同一方向(R1方向)へ回動する(図3,図4参照)。
また、これと同時に、図12,図13に示されるように、回動体138が同様にR1方向へ回動することにより、この回動体138に一体回動可能に連結された補助用のフィン238が同じくR1方向へ回動する(図3,図4参照)。また、このとき、図4に示される如く、左側の吹出方向制御部材224の一方のフィン226は、ケース12の側壁28に当接された状態となる。
従って、この状態では、図4に示されるように、ケース12の下流側において、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228と補助用のフィン238とによって、向かって左向きの流路が形成されて、吹出口24からは左向きの指向性の高い空調風Aが吹き出される。
また、このとき、ケース12の吹出口24には、左右吹出方向変更用のフィンが設けられていないので、吹出口24の実開口面積が確保されて、この吹出口24からは風量及び風速の十分な空調風Aが得られる。
一方、上述の状態から、図1に示される如く操作ダイヤル70を右側(R2側)へ回動操作すると、操作ダイヤル70のドラム72に巻回されたワイヤ80を介してプーリ部材84のプーリ90(図17参照)が同じくR2方向へ回動する。これにより、プーリ90と一体に右側の回動駒96が図12に示されるR2方向へ回動する。また、右側の回動駒96がR2方向へ回動すると、リンク134を介して回動体138がR2方向へ回動し、さらに、リンク142を介して左側の回動駒146がR2方向へ回動する。
そして、このようにして、右側の回動駒96がR2方向へ回動すると、回動駒96の保持凹部106に保持された移動駒108が回動駒96と一体的に回動し、図10に示される如く、この移動駒108のカム溝114,116に移動突起122,124が係止されたレバー部材118,120を介して第一の吹出方向制御部材210の一対のフィン212,214が同一方向(R2方向)へ回動する(図3,図5参照)。
同様に、左側の回動駒146がR2方向へ回動すると、回動駒146の保持凹部156に保持された移動駒158が回動駒146と一体的に回動し、図11に示される如く、この移動駒158のカム溝164,166に移動突起172,174が係止されたレバー部材168,170を介して第二の吹出方向制御部材224の一対のフィン226,228が同一方向(R2方向)へ回動する(図3,図5参照)。
また、これと同時に、図12に示されるように、回動体138が同様にR2方向へ回動することにより、この回動体138に一体回動可能に連結された補助用のフィン238が同じくR2方向へ回動する(図3,図5参照)。また、このとき、図5に示される如く、右側の吹出方向制御部材210の一方のフィン214は、ケース12の側壁28に当接された状態となる。
従って、この状態では、図5に示されるように、ケース12の下流側において、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228と補助用のフィン238とによって、向かって右向きの流路が形成されて、吹出口24からは右向きの指向性の高い空調風Bが吹き出される。
また、このとき、ケース12の吹出口24には、左右吹出方向変更用のフィンが設けられていないので、吹出口24の実開口面積が確保されて、この吹出口24からは風量及び風速の十分な空調風Bが得られる。
[マイルド]
また、図1に示される操作ダイヤル70を中立位置へ回動操作すると、図3に示される如く、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228と補助用のフィン238とが車両前後方向と平行となる。
なお、このときには、図15(a),図16(a)に示される如く、各回動駒96,146の保持凹部106,156に移動駒108,158がそれぞれ完全に収容保持された状態に維持される。このため、右側の各レバー部材118,120(図10参照)の移動突起122,124は、移動駒108のカム溝114,116の一端側に位置され、左側の各レバー部材168,170(図11参照)の移動突起172,174は、移動駒158のカム溝164,166の一端側に位置される。これにより、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228は、互いに平行な状態に維持される。
従って、この状態では、図3に示されるように、ケース12の下流側において、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228と補助用のフィン238とによって、中央向きの流路が形成されて、吹出口24からは中央向きの指向性の高い空調風Cが吹き出される。
また、このとき、ケース12の吹出口24には、左右吹出方向変更用のフィンが設けられていないので、吹出口24の実開口面積が確保されて、この吹出口24からは風量及び風速の十分な空調風Cが得られる。
[スポット]
一方、上述の状態から、図1に示される如く操作ダイヤル74を左側(R3側)へ回動操作すると、操作ダイヤル74のドラム76に巻回されたワイヤ82を介してスライド機構184のスライダ188が図12に示されるX1方向へスライドする。これにより、スライダ188と一体にリンク200がX1方向へスライドし、各移動駒108,158がリンク200と一体にX1方向へスライドする。
そして、図1に示される操作ダイヤル74を中立位置へ回動操作すると、図15(b),図16(b)に示されるように、各移動駒108,158は、環状壁部110、160の切欠部112,162を介してΔX1だけ車両前後方向前側にそれぞれ移動し、各回動駒96,146から先端部が突出した状態とされる。
そして、図15(b)に示されるように、右側の第一の吹出方向制御部材210に連結されたレバー部材118,120の移動突起122,124は、移動駒108のカム溝114,116の長手方向中間位置にそれぞれ位置される。このとき、レバー部材118の移動突起122は、移動駒108のカム溝114に沿ってまっすぐに移動されるが、レバー部材120の移動突起124は、移動駒108のカム溝116に沿って斜め方向に移動される。従って、レバー部材120は、図10に示されるように、R2方向へ回動する。また、これにより、図6に示される如く、一対のフィン212,214のうち、フィン214のみがレバー部材120と一体にR2方向へ回動し、一対のフィン212,214のなす角度が変更(拡大)される。
また、図16(b)に示されるように、左側の第一の吹出方向制御部材224に連結されたレバー部材168,170の移動突起172,174は、移動駒158のカム溝164,166の長手方向中間位置にそれぞれ位置される。このとき、レバー部材170の移動突起174は、移動駒158のカム溝166に沿ってまっすぐに移動されるが、レバー部材168の移動突起172は、移動駒158のカム溝164に沿って斜め方向に移動される。従って、レバー部材168は、図11に示されるように、R1方向へ回動する。また、これにより、図6に示される如く、一対のフィン226,228のうち、フィン226のみがレバー部材168と一体にR1方向へ回動し、一対のフィン226,228のなす角度が変更(拡大)される。また、このとき、左右の吹出方向制御部材210,224の一方のフィン214,226は、ケース12の側壁28に当接された状態となる。
従って、この状態では、図6に示される如く、ケース12の下流側において、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224のフィン212,214,226,228と補助用のフィン238とによって、中央向きの狭められた流路が形成されて、吹出口24からは中央向きのより指向性の高いスポット空調風C’が吹き出される。
[シャット]
また、上述の状態から、図1に示される如く操作ダイヤル74をさらに左側(R3側)へ回動操作し、操作ダイヤル74を最も左側へ回動させた状態とすると、操作ダイヤル74のドラム76に巻回されたワイヤ82を介してスライド機構184のスライダ188が図14に示される如くX1方向へさらにスライドし、スライダ188と一体にリンク200がX1方向へさらにスライドする。
そして、図1に示される図15(c),図16(c)に示される如く、各移動駒108,158がリンク200と一体にX1方向へさらにスライドする。また、このとき、各移動駒108,158は、環状壁部110,160の切欠部112,162を介してΔX2だけ車両前後方向前側に移動し、各回動駒96,146から先端部がさらに突出した状態とされる。
そして、図15(c)に示されるように、右側の第一の吹出方向制御部材210に連結されたレバー部材118,120の移動突起122,124は、移動駒108のカム溝114,116の他端側に位置される。このとき、レバー部材120の移動突起124は、移動駒108のカム溝116に沿ってまっすぐに移動されるが、レバー部材118の移動突起122は、移動駒108のカム溝114に沿って斜め方向に移動される。従って、レバー部材118は、図10に示されるように、R1方向へ回動する。また、これにより、図7に示される如く、一対のフィン212,214のうち、フィン212のみがレバー部材118と一体にR1方向へ回動する。
また、図16(c)に示されるように、左側の第一の吹出方向制御部材224に連結されたレバー部材168,170の移動突起172,174は、移動駒158のカム溝164,166の他端側に位置される。このとき、レバー部材168の移動突起172は、移動駒158のカム溝164に沿ってまっすぐに移動されるが、レバー部材170の移動突起174は、移動駒158のカム溝166に沿って斜め方向に移動される。従って、レバー部材170は、図11に示されるように、R2方向へ回動する。また、これにより、図7に示される如く、一対のフィン226,228のうち、フィン228のみがレバー部材170と一体にR2方向へ回動する。また、このとき、左右の吹出方向制御部材210,224の一方のフィン212,228は、互いに流路の中央部で先端同士が当接された状態となる。
従って、この状態では、図7に示される如く、ケース12の下流側において、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224によって、ケース12内の流路が閉塞されて、吹出口24から空調風の送出が停止される。
なお、この状態から、図1に示される操作ダイヤル74を右側(R4)に回動操作すると、空調風の送出が停止された状態から、中央向きの指向性の高いスポット空調風C’が吹き出される状態に変位され、この状態から、図1に示される操作ダイヤル74をさらに右側(R4)に回動操作すると、中央向きの指向性の高い空調風Cが吹き出される状態に変位される。
このように、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10では、操作ダイヤル70を中立位置に回動させて各回動駒96,146を中立位置(第一態様)に回動させているときには、各移動駒108,158が切欠部112,162を介して回動駒96,146より突出可能な状態となり、操作ダイヤル74の回動操作が許容された状態となる。その一方で、上述の如く、操作ダイヤル70を左右に回動させて各回動駒96,146を左右に回動させているときには、操作ダイヤル74を回動させようとしても、各回動駒96,146の保持凹部106,156に保持された移動駒108,158が環状壁部110,160によってその移動が規制される。従って、操作ダイヤル70を左右に回動させているときには、操作ダイヤル74の回動操作が制限(禁止)される。
次に、比較例と比較しながら、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10の作用をより明確化する。
図24には、比較例に係る空調装置の吹出口構造300を示す断面図が示されている。図24に示される比較例に係る空調装置の吹出口構造300では、ケース312の吹出口324に左右吹出方向変更用のフィン316が複数設けられている。
この比較例に係る空調装置の吹出口構造300のように、ケース312の吹出口324に左右吹出方向変更用のフィン316を複数設けた場合、複数のフィン316が吹出口324に位置するため、このフィン316により吹出口324の実開口面積が減少する。また、フィン316を想像線(二点鎖線)で示される如く最大に傾けて空調風の吹出方向を変更する場合、複数のフィン316のうちケース312の壁面326に近づけて配置されたフィン316Aによって吹出口324に空調風が滞留する領域328が形成されてしまい、吹出口324の実開口面積が減少する。従って、吹出口324の実開口面積が減少することにより、空調風の風量、風速が不十分となる。
また、空調風の風量、風速を確保するためには、吹出口324を拡大する必要があるが、吹出口324を拡大した場合には、吹出口324を車両上下方向又は左右方向に薄い構造とすることが困難となる。
これに対し、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10によれば、上述の如く、ケース12内の流れ方向中間部34に設けられた第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228がその姿勢を変更することで空調風の吹出方向を変更できる。従って、ケース12の吹出口24に吹出方向変更用のフィンを複数設ける必要が無いので、車室内への吹出口24の実開口面積を確保できる。これにより、車室内への吹出口24を従来よりも薄い構造とすることが可能となる。また、車室内への吹出口24を従来よりも薄い構造とすることで、例えば、インストルメントパネルの設計の自由度を向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10によれば、上述の如く、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224に設けられた各一対のフィン212,214,226,228で空調風の吹出方向を変更でき、フィンの数が少ないので、ケース12内の流路における空調風の流れを阻害せず、ケース12内の流路の有効断面積を確保できる。これに加えて、上述の如く、車室内への吹出口24の実開口面積も確保できるので、これにより、空調風の風量、風速を十分に確保できる。しかも、フィンの数を減らすことでフィンの一枚当たりの大きさを拡大できる。これにより、指向性にも優れた空調風を得ることが可能となる。
また、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10では、上述の如く、ケース12の吹出口24に左右吹出方向変更用のフィンを複数設ける必要が無いので、これにより、吹出口24でフィンに空調風が干渉することによる騒音の発生も防止することが可能となる。
また、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10では、上述の如く、回動駒96,146、移動駒108,158、リンク134,142,200等を用いた簡単な機構により、第一及び第二の吹出方向制御部材210,224の各一対のフィン212,214,226,228を協働させて空調風の吹出方向を変更できる。
また、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10では、操作ダイヤル70を中立位置に回動させて各回動駒96,146を中立位置(第一態様)に回動させているときには、移動駒108,158が切欠部112,162を介して回動駒96,146より突出可能な状態となり、操作ダイヤル74の回動操作が許容された状態となる。その一方で、上述の如く、操作ダイヤル70を左右に回動させて各回動駒96,146を左右に回動させているときには、操作ダイヤル74を回動させようとしても、各回動駒96,146の保持凹部106,156に保持された移動駒108,158が環状壁部110,160によってその移動が規制される。従って、操作ダイヤル70を左右に回動させているときには、操作ダイヤル74の回動操作が制限(禁止)される。つまり、本実施形態に係る空調装置の吹出口構造10によれば、各一対のフィン212,214,226,228が乗員側にまっすぐ向けられた場合のみ、各一対のフィン212,214,226,228の互いのなす角度を変更してスポット風とシャットの切替を行うことができるようになる。この結果、乗員による使い勝手が向上する。
次に、本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造10の変形例について説明する。
上記実施形態では、空調装置の吹出口構造10により空調風の吹出方向が左右に変更されるように構成されていたが、空調装置の吹出口構造10により空調風の吹出方向が上下に変更されるように構成されていても良い。
また、上記実施形態において、図20,図21に示されるように、ベゼル22の吹出口24に切欠状の収容部250が形成され、この収容部250に上下風向調整用のフィン60の車両幅方向外側の端部61が収容されるように構成されていても良い。このようにすれば、フィン60の車両幅方向外側と吹出口24の内壁との隙を少なくできる。
また、上記実施形態において、図22,図23に示されるように、ケース12の各デッドスペースに内部の空間部36と連通する吸音材収容部254,256,258を設け、この吸音材収容部254,256,258に吸音材260,262,264を収容するようにしても良い。また、この場合に、吸音材260,262,264の寸法や形状を変化させて、音を吸収する周波数を変えるようにしても良い。
本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の平面断面図(図1のA−A線断面図)である。 本発明の一実施形態に係るフィンの動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るフィンの動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るフィンの動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係るフィンの動作を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の側面断面図(図1のB−B線断面図)である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の平面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の動作を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の動作を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の動作を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造に備えられた駆動機構の動作を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の正面断面図(図1のC−C線断面図)である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の正面断面図(図12のD−D線断面図)である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の側面断面図(図12のE−E線断面図)である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の第一変形例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の第一変形例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の第二変形例を示す平面断面図である。 本発明の一実施形態に係る空調装置の吹出口構造の第二変形例を示す側面断面図である。 比較例に係る空調装置の吹出口構造を示す断面図である。
符号の説明
10 空調装置の吹出口構造
12 ケース(流路部材)
24 吹出口
34 流れ方向中間部
70 操作ダイヤル(操作部、第一操作部)
74 操作ダイヤル(操作部、第二操作部)
78 駆動機構(吹出方向変更手段)
96,146 回動駒(第一駆動部、回動部材)
108,158 移動駒(第二駆動部の一部、移動部材)
110,160 環状壁部(駆動制限部)
112,162 切欠部
114,116,164,166 カム溝(第二駆動部の一部、相対角度変更機構)
122,124,172,174 移動突起(第二駆動部の一部、相対角度変更機構)
210,224 吹出方向制御部材(第一及び第二の吹出方向制御手段)
212,214 一対のフィン
226,228 一対のフィン

Claims (5)

  1. 下流端が車室内に空調風を吹き出し可能な吹出口として開口された流路部材と、
    それぞれ一対のフィンを有して構成されると共に、前記流路部材内の流れ方向中間部に前記流路部材内の流れ方向と交差する方向に並んで配置され、且つ、前記一対のフィンの前記流路部材に対する姿勢をそれぞれ変更可能とされた第一及び第二の吹出方向制御手段と、
    操作部の操作に連動して前記第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた前記各一対のフィンの姿勢を変更し、前記吹出口から前記各一対のフィンの姿勢に応じた方向へ空調風を吹き出させる吹出方向変更手段と、
    を備えることを特徴とする空調装置の吹出口構造。
  2. 前記第一及び第二の吹出方向制御手段に備えられた前記各一対のフィンは、前記流路部材に対してそれぞれ回動可能とされると共に互いのなす角度を変更可能とされ、
    前記吹出方向変更手段は、
    前記操作部のうちの第一操作部の操作力を受けて前記各一対のフィンを同一方向に回動させる第一駆動部と、
    前記操作部のうちの第二操作部の操作力を受けて前記各一対のフィンの互いのなす角度を変更させる第二駆動部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の空調装置の吹出口構造。
  3. 前記吹出方向変更手段は、
    前記第一駆動部が前記各一対のフィンを予め定められた回動位置に位置させる第一態様にあるときには前記第二駆動部による前記各一対のフィンの互いのなす角度の変更を許容する一方で、前記第一駆動部が前記各一対のフィンを前記予め定められた回動位置と異なる回動位置に位置させる第二態様にあるときには前記第二駆動部による前記各一対のフィンの互いのなす角度の変更を制限する駆動制限部を備えることを特徴とする請求項2に記載の空調装置の吹出口構造。
  4. 前記第一駆動部は、
    前記第一操作部の操作力を受けて回動する回動部材を有して構成され、
    前記第二駆動部は、
    前記回動部材に前記回動部材と一体回動可能且つその回動軸方向と交差する方向に移動可能に保持されると共に、前記第二操作部の操作力を受けて前記回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動されて前記回動部材より突出される移動部材と、
    前記移動部材と前記各一対のフィンの間に配置され、前記移動部材が前記回動部材の回動軸方向と交差する方向に移動されたことに伴って前記各一対のフィンの互いになす角度を変更するための相対角度変更機構と、
    を有して構成され、
    前記駆動制限部は、
    前記回動部材及び前記移動部材の周囲を囲って前記移動部材と共に前記回動部材を回動可能に保持する壁状に構成されると共に、前記回動部材が予め定められた回動位置に位置されているときに前記移動部材が前記回動軸方向と交差する方向へ移動されて前記回動部材より突出されることを許容するための切欠部を備えて構成された環状壁部を有して構成されていることを特徴とする請求項3に記載の空調装置の吹出口構造。
  5. 下流端が車室内に空調風を吹き出し可能な吹出口として開口された流路部材と、
    前記流路部材に対してそれぞれ回動可能とされると共に互いのなす角度を変更可能とされた一対のフィンをそれぞれ有して構成されると共に、前記流路部材内の流れ方向中間部に前記流路部材内の流れ方向と交差する方向に並んで配置された第一及び第二の吹出方向制御手段と、
    操作部のうちの第一操作部の操作力を受けて回動する回動部材と、
    前記回動部材に前記回動部材と一体回動可能且つその回動軸方向と交差する方向に移動可能に保持されると共に、前記操作部のうちの第二操作部の操作力を受けて前記回動部材に対しその回動軸方向と交差する方向に移動されて前記回動部材より突出される移動部材と、
    前記移動部材にその移動方向に沿って一体的に設けられたカム溝と、
    前記カム溝に移動自在に係止されると共に前記各一対のフィンに設けられた移動突起と、
    前記回動部材及び前記移動部材の周囲を囲って前記移動部材と共に前記回動部材を回動可能に保持する壁状に構成されると共に、前記回動部材が予め定められた回動位置に位置されているときに前記移動部材が前記回動軸方向と交差する方向へ移動されて前記回動部材より突出されることを許容するための切欠部を備えて構成された環状壁部と、
    を備えることを特徴とする空調装置の吹出口構造。
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