JP2008093072A - 超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波を利用して対象骨の力学的特性を評価するための改良技術を提供する。
【解決手段】角度演算部22は、複数の表面ポイント60に基づいて骨52の屈曲角度を求める。特性データ演算部24は、骨52に加えられる荷重と骨52の骨長と骨折部54の位置とを反映させた指標値を求める。そして、特性データ演算部24は、骨52の力学的特性を反映させた特性データとして、当該指標値と骨52の屈曲角度との比を示す比例定数を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波を利用して骨の力学的特性を評価する技術に関する。
例えば骨折部の癒合状態を評価するために、骨の力学的特性の簡便かつ定量的な測定が望まれている。従来から、骨折部の癒合状態の評価にはX線写真が広く用いられている。しかし、X線写真では患部で成長中の仮骨を明瞭に撮影できないため、癒合状態を定量的に診断することが困難である。なお、骨の力学的特性の測定は、骨折を伴う骨に限らず、健常骨に対して行われてもよい。例えば、健常骨の骨強度などを測定して骨粗鬆症などの診断に利用してもよい。
X線写真を利用せず骨の力学的特性を定量評価する手法として、創外固定器に歪みゲージを装着してその固定器の歪みを計測する歪みゲージ法、骨に外部から振動を加え固有振動数を評価する振動波法、降伏応力を生じた骨から発生する音波を検出するアコースティックエミッション法などが挙げられる。しかし、これらの手法には、適応できる治療法に制限があること、骨に侵襲を加える必要があること、及び、定量評価の指標の精度が不十分であること、といった問題が残されている。
こうした背景において、骨に侵襲を加えない測定を実現するために、超音波を利用して骨患部の治癒状態を計測する装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−152079号公報
特許文献1には、骨に対して超音波を送受波することにより、骨折部を挟んだ二つの骨片の間の角度を計測し、その角度に基づいて骨の力学的特性を反映させた特性情報を生成する旨の技術が記載されている。
本願発明者は、特許文献1に記載された画期的な技術をさらに改良した新しい評価技術について研究を重ねてきた。
本発明は、その研究の過程において成されたものであり、その目的は、超音波を利用して対象骨の力学的特性を評価するための改良技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である超音波診断装置は、対象骨に対して複数の超音波ビームを形成する送受波手段と、各超音波ビームごとに対象骨の表面に対応した表面ポイントを特定する表面ポイント特定手段と、複数の表面ポイントに基づいて対象骨の屈曲角度を求める角度演算手段と、外的作用に伴う対象骨の屈曲角度と対象骨に特有な形態データとに基づいて対象骨の力学的特性を反映させた特性情報を生成する特性情報生成手段と、を有することを特徴とする。
上記構成により、対象骨に特有な形態データを考慮した骨の評価が可能になる。これにより、例えば、形態(形状などを含んでもよい)の相違に伴う骨の個体差の影響を軽減させた骨の評価が可能になる。
望ましい態様において、前記特性情報生成手段は、前記形態データとして、対象骨の骨の長さと対象骨の評価基準点の位置を利用することを特徴とする。対象骨が骨折を伴う骨であれば、例えば、骨折部を評価基準点とする。骨折を伴う骨の場合には、通常、骨折部が屈曲部(屈曲の頂点)となる可能性が高い。また、対象骨が健常骨であれば、例えば、触診や画像診断などから骨の弱い部分(屈曲しそうな部分)を判断し、その部分を評価基準点としてもよい。また、単純に、骨の中央部分などを評価基準点としてもよい。
望ましい態様において、前記特性情報生成手段は、前記特性情報として、対象骨に加えられる荷重と対象骨の骨の長さと対象骨の評価基準点の位置とを反映させた指標値と荷重に伴う対象骨の屈曲角度との比に対応したデータを算出することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の好適な態様である骨評価装置は、超音波を送受波することにより対象骨の表面から検出された複数の表面ポイントに基づいて対象骨の屈曲角度を求める角度演算手段と、対象骨に特有な形態データを入力させるための入力画面を形成する画面形成手段と、外的作用に伴う対象骨の屈曲角度と対象骨に特有な形態データとに基づいて対象骨の力学的特性を反映させた特性情報を生成する特性情報生成手段と、を有し、前記画面形成手段は、前記形態データとして対象骨の骨の長さと対象骨の評価基準点の位置を入力させるための入力画面を形成することを特徴とする。
上記構成の骨評価装置は、例えば、コンピュータによって実現することができる。つまり、コンピュータを角度演算手段、画面形成手段、特性情報生成手段として機能させるためのプログラムを作成し、そのプログラムをコンピュータが読み取ることにより、コンピュータ内のCPU、メモリ、モニタなどのハードウェアとソフトウェアが協働して、角度演算手段、画面形成手段、特性情報生成手段などの具体的な手段を実現する。
望ましい態様において、前記画面形成手段は、対象骨の画像とその画像に沿って移動するカーソルを備えた入力画面を形成し、ユーザ操作に応じて評価基準点に対応した位置にカーソルを移動させることにより、対象骨の評価基準点の位置をユーザに入力させることを特徴とする。
本発明の好適な態様により、超音波を利用して対象骨の力学的特性を評価するための改良技術が提供される。これにより、例えば、形態の相違に伴う骨の個体差の影響を軽減させた骨の評価が可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
図1には、本発明の好適な実施形態が示されており、図1は、本発明に係る超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。プローブ10は被検者50の体表に当接して用いられる超音波探触子である。プローブ10は、被検者50の体内の骨52に向けて複数の超音波ビーム40を形成する。この際、例えば、骨52の骨折部54を挟んだ上下二つの骨片のそれぞれに対して、複数の超音波ビーム40を形成する。骨52の表面に設定される表面ポイント60については後に詳述する。
図2は、本実施形態の超音波診断装置に好適なプローブ10を説明するための図である。プローブ10は、プローブ10Aとプローブ10Bのプローブ組によって構成されている。プローブ10Aは、その内部に、9個の振動素子11で構成されるサブアレイA1とサブアレイA2を備えている。また、プローブ10Bは、その内部に、9個の振動素子11で構成されるサブアレイB1とサブアレイB2を備えている。
そして、各サブアレイごとに、後に詳述するエコートラッキング用の超音波ビームが形成される。例えば、各サブアレイごとに、そのアレイ内のうちの一つの振動素子11のみが駆動されて超音波ビームが形成される。もちろん、各サブアレイごとに、複数の振動素子11を駆動して超音波ビームを形成してもよい。
このようにして、サブアレイA1からサブアレイB2によって4本のエコートラッキング用の超音波ビームが形成される。その際、骨(図1の符号52)の骨折部(図1の符号54)を挟んだ上下二つの骨片のうち、一方の骨片にプローブ10Aによって2本の超音波ビームが形成され、他方の骨片にプローブ10Bによって2本の超音波ビームが形成される。
なお、本実施形態の超音波診断装置に利用されるプローブ10は、図2に示すプローブ組タイプのものに限定されない。例えば、超音波ビームを電子走査するリニア電子スキャンプローブ(リニアプローブ)であってもよい。
図1に戻り、送受信部12は、プローブ10を制御して、断層面(図1による被検者50の切断面、つまり骨52の長軸断面)内において超音波ビーム40を電子走査する。ちなみに、プローブ10がリニアプローブであれば、例えば120本の超音波ビーム40(図1には、後に詳述するエコートラッキング用の超音波ビーム4本のみが図示されている)が次々に電子走査され、各超音波ビーム40ごとにエコー信号が取得される。取得された複数のエコー信号は断層画像形成部18に出力され、断層画像形成部18は複数のエコー信号に基づいて骨の断層画像(Bモード画像)を形成する。形成されたBモード画像は、表示画像形成部32を介してディスプレイ34に表示される。
送受信部12で取得されたエコー信号は、エコートラッキング処理部20へも出力される。エコートラッキング処理部20は、各エコー信号から骨表面部を抽出してトラッキングする、いわゆるエコートラッキング処理を行うものである。エコートラッキング処理には、例えば、特開2001−309918号公報に詳述される技術が利用される。この技術の概要は次のとおりである。
プローブ10から取得されるエコー信号は骨表面に対応する部分で大きな振幅を有している。単に振幅の大きな部分として骨表面部を捉えた場合、大きな振幅の範囲の中のどの部分が表面部に対応するのかが不明であり、結果として大きな振幅の範囲程度の抽出誤差(一般的な超音波診断装置では0.2mm程度)が生じてしまう。エコートラッキング処理では、エコー信号の代表点としてゼロクロス点が検知され、検知されたゼロクロス点をトラッキングすることで抽出精度を飛躍的に高めている(0.002mm程度にまで精度を高めることが可能)。ゼロクロス点は、トラッキングゲート期間内においてエコー信号の振幅が正から負へ、または、負から正へと極性が反転するタイミングとして検知される。ゼロクロス点が検知されると、その点を中心として新たにトラッキングゲートが設定される。そして、次のタイミングで取得されるエコー信号においては、新たに設定されたトラッキングゲート期間内でゼロクロス点が検知される。このようにして、各超音波ビームごとに、エコー信号のゼロクロス点が表面ポイント60としてトラッキングされ、骨表面の位置がプローブ10を基準として高精度に計測される。
エコートラッキング処理には、例えば4本のトラッキング用エコー信号が利用される。トラッキング用エコー信号は、断層画像形成に利用されるエコー信号(例えば120本のエコー信号)の中から選択されてもよく、あるいは、断層画像形成を中断して4本のトラッキング用エコー信号のみが取得されてもよい。
角度演算部22は、エコートラッキング処理部20において抽出された表面ポイント60に基づいて、骨52の骨折部54を挟んだ上下二つの骨片のそれぞれに対応する直線を設定する。さらに、角度演算部22は、二つ骨片に対応する二つの直線の間の角度を演算する。そこで、図3を利用して、角度演算部22における直線の設定処理と角度演算処理について説明する。なお、図1に示した部分には図1の符号を付して説明する。
図3は、二つの骨片のそれぞれに対応する直線の設定処理および直線の間の角度演算処理を説明するための図であり、図3(1)には荷重が掛けられていない状態の骨折部54の拡大図が示され、図3(2)には荷重により力が加わった状態の骨折部54の拡大図が示されている。図3における骨片A52aは、図1における骨折部54の上側の骨片に対応し、図3における骨片B52bは、図1における骨折部54の下側の骨片に対応する。また、図3における4つの表面ポイント(60a〜60d)は、図1における表面ポイント60に対応する。なお図3において、横方向をx軸方向、縦方向をy軸方向とする。
4つの表面ポイント(60a〜60d)は、例えば、骨折部54の位置に応じて設定される。このために、検査者は、例えば、ディスプレイ34に表示される骨のBモード画像から骨折部54の位置を確認しながら、骨片A52aの表面付近に二つの計測点を設定し、さらに、骨片B52bの表面付近に二つの計測点を設定する。4つの計測点は、操作デバイス16から制御部30を介して送受制御部14に設定される。送受制御部14は4つの計測点をフォーカス点とする4本のトラッキング用の超音波ビーム40を形成し、エコートラッキング処理部20において骨の表面ポイントがトラッキングされ、各表面ポイント(60a〜60d)の位置がプローブ10を基準として高精度に計測される。なお、計測点の設定において、検査者が骨折部54の位置のみを指定して、送受制御部14が4つの計測点のx軸方向の位置を設定してもよい。
角度演算部22は、エコートラッキング処理部20において抽出された表面ポイント60a,60bの2点を結ぶ直線を骨片A52aに対応する直線a−b62として設定する。同様に、角度演算部22は、表面ポイント60c,60dの2点を結ぶ直線を骨片B52bに対応する直線c−d64として設定する。角度演算部22によって計測された、直線a−b62および直線c−d64のデータ(例えば、プローブ10を基準とした座標系における直線の方程式)は、特性データ演算部24を介して、データ記憶部26に記録される。なお、直線a−b62および直線c−d64のデータは、図3(1)の荷重無のもの、図3(2)の荷重有のもの、それぞれの状態のものがデータ記憶部26に記録される。また、荷重有の場合は各荷重値ごとにデータ記憶部26に記録されてもよい。
角度演算部22は、さらに、直線a−b62および直線c−d64のデータから、直線a−b62および直線c−d64の交差角度を演算する。つまり、角度演算部22は、荷重無の状態における直線a−b62および直線c−d64のデータに基づいて、二つの直線の交差角度θ´66を算出する。また、角度演算部22は、各荷重値に対応する直線a−b62および直線c−d64のデータに基づいて、二つの直線の交差角度θ68を算出する。図3(1),(2)に示されるように、加圧されて荷重が掛けられると二つの直線の交差角度が変化する。そして、各荷重値ごとに算出される交差角度θ68が、屈曲角度として、特性データ演算部24を介してデータ記憶部26に記録される。また、角度演算部22は、各荷重値ごとに交差角度θ68と交差角度θ´66との差を算出してもよい。
なお、図3では、骨折部54がy軸の正方向に移動する方向の屈曲を示しているが、骨折部54がy軸の負方向に移動する方向の屈曲についても、上述した原理によって角度を測定することができる。
また、図1や図3では、骨折部54を含んだ骨52の計測について説明したが、本実施形態では、骨折を伴わない骨52の測定を行うことも可能である。骨折を伴わない骨52(健常骨)の場合には、骨折部54に相当する計測ポイント(評価基準点)を設定し、図3を利用して説明した原理により、その計測ポイント(評価基準点)を屈曲部とみなして屈曲角度を求めればよい。健常骨の場合には、例えば、触診や画像診断などから骨の弱い部分(屈曲しそうな部分)を判断し、その部分を計測ポイントとしてもよい。また、単純に、骨の中央部分などを計測ポイントとしてもよい。
さらに、骨52に加える荷重は、例えば、骨52の軸方向の両端を支持して、骨折部54の付近で軸に対して略垂直な方向に沿って加えられる。つまり、両端を支持して骨折部54の付近に荷重を加える三点荷重方式が採用される。もちろん、骨52の状態に応じて荷重量などが慎重に設定されるべきことは言うまでもない。なお、骨52の軸方向に沿って荷重が加えられる荷重方式を採用してもよい。
図1に戻り、骨52の屈曲角度が求められると、特性データ演算部24は、荷重に伴う骨52の屈曲角度と、骨52に特有な形態データとに基づいて、骨52の力学的特性を反映させた特性データを算出する。形態データとしては、骨52の骨の長さ(骨長)と骨折部54の位置が利用される。
図4は、骨、屈曲角度、形態データの関係を説明するための図である。骨52は、例えば脛骨であり、骨52の軸方向の両端が、各々、支点A,Bによって支えられている。骨52が脛骨であれば、例えば、腓骨側の腓骨頭と外踝が、各々、支点A,Bによって支えられる。そして、骨折部54の位置に、骨52の軸方向に対して略垂直な荷重Wが加えられている。
なお、図4では、骨52以外の被検者の組織を図示省略しているが、例えば、支点A,Bは、被検者の体表を介して骨52を支持し、また、荷重Wは、被検者の体表から加えられる。
図4において、骨長Lは、骨52の軸方向の長さである。骨52が脛骨であれば、例えば腓骨側の腓骨頭から外踝までの距離を骨長Lとする。距離L1,L2は、各々、骨52の端部から骨折部54までの距離である。なお、骨長Lや距離L1,L2などの形態データは、例えば、検査者が触診などによって計測してもよいし、超音波Bモード画像を利用して計測してもよい。また、レントゲンやCT、MRIなどの画像形成装置を利用してもよい。
骨52に対して荷重Wが加えられると、支点A,Bの各々から骨52の両端にも荷重が掛かる。図4において、荷重aは、支点Aに掛かる荷重である。また、屈曲角度θは、荷重Wが加えられた際の骨52の屈曲角度であり、骨折部54が屈曲の頂点となっている。
図4を参照して、図1の特性データ演算部24における演算処理について説明する。特性データ演算部24は、荷重計測器36によって計測される荷重値(荷重W)を参照している。また、屈曲角度θは、先に説明したとおり、角度演算部22によって演算される。屈曲角度θは、骨52の力学的特性(骨折部54の骨癒合度など)を反映させたパラメータであり、骨折部54に働く内部応力σに比例する。つまり、次式が成立する。
Figure 2008093072
また、内部応力σは、骨折部54に働く曲げモーメントMに比例するパラメータであるため、次式が成立する。
Figure 2008093072
さらに、曲げモーメントMは、支点Aに掛かる荷重aと骨折部54までの距離L1の積である。
Figure 2008093072
力のつりあいの関係により、a=W×L2/Lであるので、数3式は次式のように変形される。
Figure 2008093072
そして、数1式、数2式、数4式により、次式が導かれる。
Figure 2008093072
数5式の右辺は、骨52に加えられる荷重Wと骨長Lと骨折部54の位置(距離L1,L2)を反映させた指標値であり、数5式は、この指標値が屈曲角度θと比例関係にあることを示している。そこで、その比例関係を示す比例定数をET-stiffnessとおくと、次式のようになる。
Figure 2008093072
特性データ演算部24は、骨52の力学的特性を反映させた特性データとして、荷重Wに伴う骨52の屈曲角度θと骨52に特有な形態データ(骨長L,距離L1,L2)とに基づいて得られる比例定数ET-stiffnessを算出し、算出結果をデータ記憶部26へ記憶させる。
なお、L2=L−L1であるため、形態データとして骨長Lと距離L1のみを計測することによって、ET-stiffnessを算出することが可能である。また、屈曲角度θとして、図3に示される荷重有の場合の交差角度θ68がそのまま利用されてもよく、あるいは、交差角度θ68と交差角度θ´66との差の角度が利用されてもよい。また、荷重Wの位置を距離L1´,L2´として、距離L1´,L2´を考慮した解析を行うようにしてもよい。さらに、健常骨の場合には、例えば、撓み量などを考慮した解析を行うようにしてもよい。
表示画像形成部32は、先に説明したように、断層画像形成部18によって形成されたBモード画像(データ)に基づいて表示画像を形成し、その表示画像をディスプレイ34に表示させる。また、表示画像形成部32は、データ記憶部26に記憶された比例定数ET-stiffnessなどのデータを数値表示させてもよい。さらに、表示画像形成部32は、骨52の形態データ(骨長L,距離L1,L2)を検査者に入力させるための入力画面を形成してディスプレイ34に表示させる。
図5は、表示画像形成部によって形成される入力画面の画面例1を示す図である。図5に示す入力画面には、被検者氏名、被検者ID、骨長、骨折部の位置の各々に対応した入力ボックスが設けられている。検査者は、キーボードやタッチパネルなどの操作デバイス(図1の符号16)を利用し、これらの入力ボックスにデータを入力する。図5は、骨長として「330」mmが入力され、骨折部の位置として「150」mmが入力された状態を示している。なお、骨折部の位置は、図4における距離L1または距離L2である。
そして、各入力ボックスに必要なデータが入力されると、検査者によって、図5に示す入力画面に設けられた「解析」ボタンが操作され、これに応じて特性データ演算部(図1の符号24)により比例定数ET-stiffnessが算出される。
図6は、表示画像形成部によって形成される入力画面の画面例2を示す図である。図6に示す入力画面には、被検者氏名、被検者ID、骨長の各々に対応した入力ボックスが設けられている。これらの入力ボックスの機能とその利用方法は、図5に示した同名の入力ボックスのものと同じである。
図6に示す入力画面には、骨を含んだ被検者(生体)の画像と、その画像に沿って移動するカーソル(矢印)が設けられている。検査者は、マウスやトラックボールなどの操作デバイス(図1の符号16)を利用し、骨折部に対応した画像の位置にカーソルを移動させ、カーソルの位置を決定する。これにより骨折部の位置が入力される。
骨を含んだ生体の画像は、例えば、超音波Bモード画像やレントゲン画像である。検査者は、生体の画像を見ながら画像として映し出される骨折部を確認し、その骨折部の位置にカーソルを合わせることができる。
なお、カーソルを介して入力された骨折部の位置を入力画面内に数値で表示させてもよい。また、カーソルを表示させずに、骨を含んだ生体の画像のみを表示させて、生体の画像上にマウスなどによって骨折部の位置をマーキングする入力態様でもよい。その場合には、マウスが示す位置にマーカを表示させてもよい。
また、骨長を入力させる代わりに被検者の身長を入力させて、身長から骨長を算出するようにしてもよい。また、荷重Wの位置を考慮した解析を行う場合には、入力画面内に、荷重Wの位置を入力するための入力ボックスが設けられてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。上述した実施形態では、荷重Wに伴う骨52の屈曲角度θと骨52に特有な形態データ(骨長L,距離L1,L2)とに基づいて得られる比例定数ET-stiffnessが算出される。つまり、骨に特有な形態データを考慮した骨の評価が可能になる。これにより、例えば、骨長や骨折位置の相違に伴う骨の個体差の影響を軽減させた骨の評価が可能になり、例えば、評価結果が一般化され、骨の形態が異なる被検者間(例えば、大人と子供、男性と女性)の比較評価の精度が向上する。
なお、上述した実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、図1におけるエコートラッキング処理部20、角度演算部22、特性データ演算部24、表示画像形成部32などを実現するためのプログラムを形成し、そのプログラムによってコンピュータを動作させることにより、図3から図6を利用して説明した機能を備えた骨評価装置として、コンピュータを機能させる実施態様も可能である。さらに、本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
本発明に係る超音波診断装置の全体構成を示すブロック図である。 本実施形態の超音波診断装置に好適なプローブを説明するための図である。 直線の設定処理および直線の間の角度演算処理を説明するための図である。 骨、屈曲角度、形態データの関係を説明するための図である。 表示画像形成部によって形成される入力画面の画面例1を示す図である。 表示画像形成部によって形成される入力画面の画面例2を示す図である。
符号の説明
10 プローブ、20 エコートラッキング処理部、22 角度演算部、24 特性データ演算部、26 データ記憶部、32 表示画像形成部。

Claims (5)

  1. 対象骨に対して複数の超音波ビームを形成する送受波手段と、
    各超音波ビームごとに対象骨の表面に対応した表面ポイントを特定する表面ポイント特定手段と、
    複数の表面ポイントに基づいて対象骨の屈曲角度を求める角度演算手段と、
    外的作用に伴う対象骨の屈曲角度と対象骨に特有な形態データとに基づいて対象骨の力学的特性を反映させた特性情報を生成する特性情報生成手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の超音波診断装置において、
    前記特性情報生成手段は、前記形態データとして、対象骨の骨の長さと対象骨の評価基準点の位置を利用する、
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 請求項2に記載の超音波診断装置において、
    前記特性情報生成手段は、前記特性情報として、対象骨に加えられる荷重と対象骨の骨の長さと対象骨の評価基準点の位置とを反映させた指標値と荷重に伴う対象骨の屈曲角度との比に対応したデータを算出する、
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  4. 超音波を送受波することにより対象骨の表面から検出された複数の表面ポイントに基づいて対象骨の屈曲角度を求める角度演算手段と、
    対象骨に特有な形態データを入力させるための入力画面を形成する画面形成手段と、
    外的作用に伴う対象骨の屈曲角度と対象骨に特有な形態データとに基づいて対象骨の力学的特性を反映させた特性情報を生成する特性情報生成手段と、
    を有し、
    前記画面形成手段は、前記形態データとして対象骨の骨の長さと対象骨の評価基準点の位置を入力させるための入力画面を形成する、
    ことを特徴とする骨評価装置。
  5. 請求項4に記載の骨評価装置において、
    前記画面形成手段は、対象骨の画像とその画像に沿って移動するカーソルを備えた入力画面を形成し、ユーザ操作に応じて評価基準点に対応した位置にカーソルを移動させることにより、対象骨の評価基準点の位置をユーザに入力させる、
    ことを特徴とする骨評価装置。
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