JP2008092145A - ネットワーク最適経路選択方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】IP網上の音声や動画像等の伝送のようにリアルタイム性が要求されるメディアに対して、伝送品質が通信中に劣化した場合にエッジルータ間の経路を、品質のより良い経路に切り替えて伝送品質を維持する為のネットワーク最適経路選択方法及び装置を提供する。
【解決手段】複数のネットワークのエッジルータ(ER)に対し、音声・画像品質確認用パケットを送信し、この音声・画像品質確認用パケットを対向するネットワークのエッジルータから受信した時、該音声・画像品質確認用パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を格納した応答パケットを送出し、この応答パケットから複数ルートの各々の該音声・画像品質情報を収集して音声・画像用ルーティングテーブル(8)を作成する。そして、該音声・画像品質情報を収集し続け、品質が劣化したと判定したときに音声・画像用ルーティングテーブル(8)を更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク最適経路選択方法及び装置に関し、特に音声・データ統合網におけるエッジルータ間の最適経路の選択方法及びその装置に関するものである。
図8に、従来より知られているエッジルータ間をパケットが経由する音声・データ統合網の接続構成例を示す。拠点(ネットワーク)Aでは、IP(インターネットプロトコル)電話端末T1又はPCやPDAにて動作するソフトフォンSP、構内交換機PBXの電話網に収容された電話機T3,T4を収容するメディアゲートウェイ装置MGWなどのVoIPデバイス等のIPデバイスをスイッチSWを介してエッジルータERAに接続し、IP網を経由し他の拠点Bにおける同様のIPデバイスと音声・画像データ(1)の送受信を行う。同様にして、拠点B-C間においても音声・画像データ(2)の送受信を行う。
また、スイッチSWにはコールエージェント装置CAが接続されており、このコールエージェント装置CAはIP網上で電話サービスを実現する装置で、シグナリング制御を行いIPデバイス間の音声・画像通信を確立させるものである。
このような拠点間を結ぶ音声・データ統合網は、私設網または複数の中・長距離の通信事業者(以下「キャリア」という。)によって提供される長距離系伝送サービス網NW1, NW2に接続されている。
各キャリアネットワークは、近年、IPベースの通信網へ移行し、パケット伝送ネットワーク(IP/ATM)に音声・データを統合する形態でネットワークが構築されている。
図9は、図8のネットワーク構成を簡略化して示したもので、特に拠点AのエッジルータERAと、拠点BのエッジルータERBとの間で通信を行うときのキャリアネットワークNW1のみを拡大して示している。このIP網のキャリアネットワークNW1は、幾つかのルータ(図示の例ではルータR1〜R4)を相互に接続したパケット転送ネットワークを構成している。
IP網はベストエフォート型の伝送を前提とするため、幾つかのルータが相互に接続されたIP網では、その規模や使用状況等が互いに異なり各IP網における音声・画像品質に差が生じる。
今、拠点A及びBのエッジルータERA及びERBが、図10に示すように、ルートrt1〜rt3におけるキャリアネットワークNW1〜NW2または自営網NW3を経由して接続可能であるとすると、エッジルータERA-ERB間の経路選択は、エッジルータERA-ERB間で固定設定された経路(特定の通信網を選択した経由か)か、若しくは従来通り使用しているルーティングプロトコルに従って行われる。
すなわち、図10に示したネットワーク構成例において、拠点AのエッジルータERAに設けられたルーティングテーブルは、従来より周知の方法で作成され、図11に示すルーティングテーブル10では、エッジルータERAのインタフェースIF1〜IF3を含む全てのエッジルータのインタフェースから、共通の宛先ネットワークである拠点B(アドレス“192.168.10.0/24”)に対してルートrt1〜rt3を経由したときの各メトリック値が算出されて保持されている。このルーティングテーブル10のメトリック値に基づき、送信パケットは、インタフェースIF3からのルートrt3を最適経路(点線で図示。)として選択された自営網NW3を経由して拠点BのエッジルータERBに送られる。
一方、メディアゲートウェイで、IPパケットのリアルタイム性に関するパケット品質情報を呼毎に収集・編集し、該品質情報をコールエージェントに通知し、コールエージェントは、該パケット品質情報を基に、接続ルート毎のパケット品質情報を更新し、且つ、品質レベルが劣化した呼の接続ルートを、品質の良い接続ルートへ切り替える指示を、前記メディアゲートウェイに送出する装置がある(例えば特許文献1参照。)。
また、複数のアクセスポイントから各アクセスルータにつき少なくとも第1の測定用パケット及び第1の測定用パケットが生成され、第1の測定用パケット及び第2の測定用パケットは、アクセスルータから複数のルータを持つ固定コアネットワークを介して通信先アクセスルータに送信され、送信元のアクセスルータに戻り、少なくとも1つのコレクタパケットが生成、送信され、第1の測定用パケット及び第2の測定用パケットを追跡し、第1の測定用パケット及び第2の測定用パケットがルータを出発した後でルータから少なくとも1つのQoSパラメータを収集する装置がある(例えば特許文献2参照。)。
特開2002-344497号公報 特開2004-32668号公報
IP網での通信は、従来の公衆交換電話網(PSTN)の固定帯域回線を使用した音声伝送のような高品質・高信頼性は保証されず、通信中においてさえもIP網の使用状況の変化により、使用し得る帯域及びパケット到着時間が変動する。従って、リアルタイム性が要求されるメディア(音声・動画像等の伝送)に対して、大幅にパケットの到着時間が遅れたり、パケット廃棄率が高くなったりした場合、サービス品質が著しく劣化する。
上述した従来技術では、IP網内での輻輳等に起因するパケット到着時間の遅延やパケット欠落が呼接続の確立後に発生した場合、他に伝送品質のより良い他のIP網上の接続ルートが存在したとしても、シグナリング接続時にルーティングテーブルを元に選定した接続ルート(図11のルートrt3)から変更することができないものであった。
また、パケット到着時間の遅延やパケット欠落が顕著に現れ出した接続ルートを流れている音声・画像パケットは、サービス品質を維持することができなくなるため、発信者は既接続呼を一旦切断して再発呼し、一連のシグナリング設定手順を再度行わなければならない。
また、エッジルータ間の経路選択は、従来のルーティングプロトコルを使用した場合、必ずしも音声・画像品質が最適な経路が選択されるとは限らず、エッジルータにて固定設定された経路であったり、通常のIPパケットと同様にルーティングプロトコルに従った経路を選択するだけである。
さらに、経路を自動的に切り替える事が可能であるものについては、その制御を実施するのが、各IPデバイス間のシグナリング制御が集中するコールエージェント装置であり、装置が過負荷となった場合には呼処理能力が低下し、呼損率が増大するという問題が発生する。
また、音声品質確保の為、各IP網を高品質の伝送サービスに刷新しようとすると、既設のルータ等のネットワーク機器を置き換えるなど、網設備費が莫大なものとなってしまう。
従って、本発明は、IP網上の音声や動画像等の伝送のようにリアルタイム性が要求されるメディアに対して、伝送品質が通信中に劣化した場合にエッジルータ間の経路を、品質のより良い経路に切り替えて伝送品質を維持する為のネットワーク最適経路選択方法及び装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ネットワーク機器の刷新を安価の抑え、ネットワーク上の通信負荷を抑えて、エッジルータ間の音声・画像パケットに特化したルートの切替を実現することを目的とする。
[1]上記の目的を達成するため、本発明に係るネットワーク最適経路選択方法(又は装置)は、複数のネットワークのエッジルータに対し、音声・画像品質確認用パケットを送信する第1ステップ(又は手段)と、該音声・画像品質確認用パケットを受信した時、該音声・画像品質確認用パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を格納した応答パケットを送出する第2ステップ(又は手段)と、該応答パケットから複数ルートの各々の該音声・画像品質情報を収集して音声・画像用ルーティングテーブルを作成する第3ステップ(又は手段)と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、本発明では、IP通信網に接続された音声・データ統合網において、前記コールエージェント装置にてエッジルータ間のシグナリング制御を行っての音声・画像通信を確立させた後、各拠点(ネットワーク)のエッジルータ間でIPパケットのリアルタイム性に関する音声・画像品質確認用パケットを送受信し合うことにより、該パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を呼毎に収集する。この場合の相手方のエッジルータは不特定なものでもよい。そして、収集した音声・画像品質情報を基に、音声・画像用ルーティングテーブルを作成する。
[2]この音声・画像品質情報を収集し続け、品質レベルが劣化したと判定した場合は、音声・画像用ルーティングテーブルを更新する。
[3]また、上記の第1ステップ(又は手段)は、IPパケットが送信されていないルートに該音声パケットを送信して音声・画像品質状況を確認するステップ(又は手段)を含むことができる。
[4]さらに、上記の音声・画像品質確認用パケットは、例えば、RTP(Real-time Transport Protocol)パケットであり、該応答パケットがRTCP(RTP Control Protocol)パケットである。
すなわち、エッジルータ間の複数経路上でIPパケットのリアルタイム性に関するパケット品質情報が入手できない経路において、対向するエッジルータから音声や映像をストリーミング再生するための伝送プロトコルのRTP、そのRTPと組み合わせて使われるデータのフローチェックや送信者受信者間の情報を伝達するためRTCPプロトコルを使用したパケットを送受信することで、音声・画像品質情報を収集・編集を行うことができる。
[5]また、上記の音声・画像用ルーティングテーブルを元に最適経路を選出して通常のIPパケットを該最適ルートに送出するステップ(又は手段)をさらに備えることができる。
すなわち、エッジルータは音声・画像パケットを送信する時、音声・画像用ルーティングテーブルを元に宛先ネットワークに向けて出力インタフェースから通常のIPパケットを送出する。このとき、音声・画像用ルーティングテーブルを元に品質の良い接続ルートを選出し、品質レベルが劣化したこの接続ルートを、該品質の良い接続ルートへ切り替える。障害の発生したルートがあれば、その情報を受信し、音声・画像用ルーティングテーブルに反映し該当する障害ルートを使用している音声・画像の全てに対してルートを切り替え、音声・画像用ルーティングテーブルに基づいて選択された経路は全ての音声・画像パケットに対して適用される。
[6]また、上記において、音声・画像用パケットルーティングを行うエッジルータに対してグループを構成するステップ(又は手段)と、該グループを構成したエッジルータ間でのみ該音声・画像用ルーティングテーブルを保持して該音声・画像品質確認用パケットを送信するステップ(又は手段)をさらに備えることも可能である。
すなわち、上記[1]の場合は、相手のエッジルータは不特定なものでもよいが、この場合には、IPネットワーク上の伝送路負荷が大きくなってしまうことを考慮して、音声・画像用ルーティングテーブルを保持するエッジルータは、エッジルータ同士でグループを構成し、例えば対応エッジルータのIPアドレスを保持する。保持した対応エッジルータのIPアドレスを音声・画像用ルーティングテーブルに追加し、音声・画像品質情報の収集を行うことにより伝送路負荷の軽減を図る。
本発明によりIPネットワーク上で音声・画像通信を行うシステムにおいて、拠点エッジルータ間に存在する複数のルートの経路選択をするとき、通常のIPパケットのルート選択とは別に音声・画像パケットの品質情報に基づいた音声・画像パケット送信に最適なルートでの通信が可能となる。そのルート選択は、通信中のIP網の状況により変化する伝送品質によって更新され、品質のより良い経路を選択して通信を継続することができる。
また、経路切替の実現方法として従来シグナリング制御を実施するコールエージェント装置が実施していたものを、各拠点(ネットワーク)のエッジルータ間で実施することにより、シグナリング制御が集中するコールエージェント装置の負荷を軽減し、呼処理能力の低下及び呼損率の増大を防ぐ事が可能となる。
また、音声・画像パケット専用のルーティングを実現するルータを拠点のエッジルータで実現する為、既設ネットワーク機器の入替えを最小に抑えることが可能となり、設備費用の軽減が図れる。音声・画像品質確認用パケットの送出についても機能を実現するルータ間のみで行う事によって、IPネットワーク上の伝送路の負荷を抑えることができる。
[1]構成例:図1〜図3
図1は、本発明に係るネットワーク最適経路選択方法及び装置を実現するエッジルータERの構成例を示したもので、上述したエッジルータERA及びERBのように各拠点に設置されるものである。このエッジルータERは、インタフェースIF1〜3と、パケット受信部4と、パケット情報解析部5と、品質情報管理部6と、ルーティングテーブル作成部7と、音声・画像用ルーティングテーブル8と、パケット制御部9と、ルーティングテーブル10と、音声データ利用ルータグループ管理部11と、パケット送信部12と、RTCPパケット作成部13とで構成されている。なお、右角に三角で黒マークが付けられているブロックは、本発明での新規改造部である。
上記エッジルータERの各部は、以下の各機能を有する。
パケット情報解析部5は、インタフェースIF1〜3のいずれかを介してパケット受信部4に入って来たパケットを解析する。このパケット情報解析部5は、受信したパケットから、データのフローチェックや送信者−受信者間の情報を伝達するためRTCPプロトコルのパケットを抜き出し、受信品質情報(音声・画像品質情報)として、パケットロス、ジッタ、遅延等に関する情報を入手し、該当するネットワーク情報と共に、品質情報管理部6に格納する。
図2はRTCPパケットのフォーマットを示し、図3は受信品質を取得するRTCPの受信者レポート(Receiver Report)パケットのフォーマットを示す。これらのフォーマットは、いずれも良く知られている。なお、RTPパケットは、本発明では音声・画像品質確認用パケットとして用いられるが、音声・画像データを格納する通常のIPパケットでもある。
ルーティングテーブル作成部7は、品質情報管理部6に格納された受信品質情報を元に経路の選択基準となるメトリック値(主にルーティングプロトコルによるダイナミックルーティングで、宛先ネットワークに到達するための経路が複数存在する場合、メトリック値が小さい経路を採用する為の数値)を算出する。なお、メトリック値の算出については、音声・画像品質の状態を算出するが、算出方法については周知であるので、ここでは特に触れない。
また、ルーティングテーブル作成部7は、受信品質情報から算出したメトリック値を用い、音声・画像用ルーティングテーブル8を作成する。
パケット制御部9は、音声・画像パケットを送出する時、音声・画像用ルーティングテーブル8における宛先ネットワーク(拠点)を参照し、品質の良い接続ルートを選出し、該パケットをパケット送信部12が、該当するインタフェースIF1〜3から宛先ネットワークへ送出する。
また、特定の送信元のエッジルータからの音声・画像品質確認用パケットは、音声・画像用ルーティングテーブル8から選択されたルートからしか受信しない為、その特定送信元エッジルータとの間以外のルートの音声・画像品質データは蓄積されない。
そこで、音声データ利用ルータグループ管理部11は、登録されている音声・画像データの品質情報を用いて経路を算出するルータのグループ情報(ルータ名称とIPアドレス)をパケット制御部9に渡す。
パケット制御部9はRTP/RTCPパケット作成部13に、該当ルータへの音声・画像品質確認用のパケットを作成させる。従って、RTP/RTCPパケット作成部13は、該当ルータへの音声・画像品質確認用のRTPパケットを作成する。
パケット制御部9は音声・画像用ルーティングテーブル8を参照し、経路選択されていないルートに対し、RTP/RTCPパケット作成部13で作成した音声・画像品質確認用のRTPパケットをパケット送信部12から送信させる。
音声・画像品質確認用のパケットを受信した該当ルータはそのRTPパケットを元に受信品質情報を入手し、RTP/RTCPパケット作成部13でRTCPパケットを作成して返送することにより、RTPパケットの送信元エッジルータでは、上記の如く音声・画像品質情報を蓄積し、音声・画像用ルーティングテーブル8を更新する。
[2]動作例:図4〜図6
図1に示したエッジルータERの動作例について、以下に説明する。なお、一部の説明は上記の構成の説明と重複する。
(1)パケットの送信処理:図4及び図5
まず、エッジルータERにおけるパケット制御部9は、インタフェースIF1〜3のいずれかから送信パケットを受けたとき(ステップS1)、この送信パケットを解析する(ステップS2)。この結果、送信パケットが、音声・画像品質確認用パケット、すなわちRTPパケットではなく通常のIPパケットであった場合には通常のパケット送信処理を実行する(ステップS4)。
送信パケットがRTPパケットの場合には、図5に示すように、音声・画像データをRTPパケット(1)で、例えば拠点AのIP電話機T1からエッジルータERAよりキャリアネットワークNWを介して拠点BのエッジルータERBを経由してIP電話機T2に送る。
このとき、パケット制御部9は音声・画像用ルーティングテーブル8が既に作成されているか否かをチェックし(ステップS5)、最初は未だ音声・画像用ルーティングテーブル8が作成されていないので、ステップS4により通常のIPパケットと同様の送信処理がRTPパケットに対して行われることになる。
なお、RTPパケットを送信するとき既に音声・画像用ルーティングテーブル8が作成されているときには、この作成された音声・画像用ルーティングテーブル8を参照して送出するインタフェースIF1〜3のいずれかを選出し(ステップS6)、RTP/RTCPパケット作成部13で作成したRTPパケットをパケット送信部12を経由して、そのインタフェースIFから送信することになる(ステップS7)。これについては後で詳述する。
(2)パケットの受信処理:図5及び図6
まず、インタフェースIF1〜3のいずれかからパケットをパケット受信部4が受信すると(ステップS11)、これを受けてパケット情報解析部5でその受信パケットを解析する(ステップS12)。
そして、受信パケットが、RTCPパケットであるか否かを判定し(ステップS13)、図5に示した拠点BのエッジルータERBの場合には、最初は拠点AのエッジルータERAからのRTPパケットを受信するので、RTCPパケットではないことになり、ステップS14に進んでRTPパケットと判定し、拠点BのエッジルータERBにおけるRTP/RTCPパケット作成部13がRTCPパケットを作成し、パケット送信部12から該当するインタフェースIFよりそのRTCPパケットを送出する(ステップS16)。
この結果、図5に示したように、拠点BのIP電話機T2から、RTPパケットにおける音声・画像の受信状態をRTCPパケット(2)として返送することになる。
なお、一般的なIPパケット(RTPパケットを含む。)の場合には、ステップS13及びS14において、いずれも“NO”であるので、通常のIPパケットの受信処理が実行される(ステップS17)。
このようにして、拠点BのエッジルータERBからキャリアネットワークNWを介して拠点Aに送られて来たRTCPパケットが、図6においてステップS11〜S13を経由することにより、今度はステップS18に進み、インタフェースIF1〜3、パケット受信部4、及びパケット情報解析部5を経由して品質情報管理部6にパケット送信元ネットワーク、入力IF、パケットロス、ジッダ、遅延等の品質情報を格納する。
そして、ルーティングテーブル作成部7が、品質情報管理部6の品質情報からメトリック値を算出し(ステップS19)、これに基づいて音声・画像用ルーティングテーブル8を作成する(ステップS20)。
図6の処理の結果として、図7に示すように任意又は特定の宛先ネットワーク“192.168.10.0 /24”(拠点B)に対しての各ルートの音声・画像品質情報から次のメトリック値が収集される。これは、不特定のエッジルータに対して行ってもよいし、上述の如く、グループを構成した特定のエッジルータに対してのみ行うようにしてもよい。
・ルートrt1:メトリック値=3
・ルートrt2:メトリック値=10
・ルートrt3:メトリック値=5
(3)最適経路の選択:図7
このようにして作成された音声・画像用ルーティングテーブル8によって選択される最適経路について以下に説明する。
まず、拠点Aのネットワーク“192.168.1.0 /24”にあるIPデバイスと、音声・画像通信を行う拠点Bのネットワーク“192.168.10.0/24”にあるIPデバイスは、コールエージェント装置によってデバイス間のシグナリング制御を完了し、音声・画像通信を確立しているとする。
音声データの品質情報を用いて経路を算出する対象ルータのエッジルータERAとエッジルータERBとの間には、通信事業者網NW1を通るルートrt1、通信事業者網NW2を通るルートrt2、自営網NW3を通るルートrt3の3経路がある。
エッジルータERAとエッジルータERBは、音声・画像品質確認用のパケット(RTPパケット)を送受信し合い、品質情報を入手し音声・画像用ルーティングテーブル8を作成している。
拠点AのエッジルータERAには、拠点BのエッジルータERBから音声・画像品質確認用のパケットを受信して作成した音声・画像用ルーティングテーブル8があり。その音声・画像用ルーティングテーブル8には、宛先ネットワークである“192.168.10.0/24”のルート情報が存在する。宛先ネットワーク“192.168.10.0 /24”のルート情報は、インタフェースIF1から送出されるルートrt1の情報と、インタフェースIF2から送出されるルートrt2情報と、インタフェースIF3から送出されるルートrt3の情報の3つが存在している。音声・画像用ルーティングテーブル8の各ルートには、品質情報から独自に算出されたメトリック値が格納されている。
拠点Aのネットワーク“192.168.1.0 /24”から送信された拠点Bのネットワーク“192.168.10.0 /24”に向けた音声・画像データは、拠点AのエッジルータERA上で、音声・画像用ルーティングテーブル8の情報を元にメトリック値が最小となるインタフェースIF1からパケットを送出するルートrt1の経路(点線で図示。)を選択しデータが送出され通信が行われる。
音声・画像ルーティングテーブル8の情報は、受信しているRTCPパケットの品質情報を元に更新され、該当ルートの品質が劣化すれば、品質情報の算出結果よりメトリック値が更新され、メトリック値が上がる。この結果、パケット送出インタフェースが変わりルートが切り替わる。また、該当ルートが経路上の障害により、通信ができなくなれば、音声・画像用ルーティングテーブルからは、該当ルートが削除され経路選択対象から外れることになる。
なお、本発明は、上記実施例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
(付記1)
複数のネットワークのエッジルータに対し、音声・画像品質確認用パケットを送信する第1ステップと、
該音声・画像品質確認用パケットを受信した時、該音声・画像品質確認用パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を格納した応答パケットを送出する第2ステップと、
該応答パケットから複数ルートの各々の該音声・画像品質情報を収集して音声・画像用ルーティングテーブルを作成する第3ステップと、
を備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択方法。
(付記2)付記1において、
該音声・画像品質情報を収集し続け、品質が劣化したと判定したときに該音声・画像用ルーティングテーブルを更新するステップをさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択方法。
(付記3)付記1において、
該第1ステップが、通常のIPパケットが送信されていないルートに該音声パケットを送信して音声・画像品質状況を確認するステップを含むことを特徴としたネットワーク最適経路選択方法。
(付記4)付記1又は2において、
該音声・画像品質確認用パケットがRTPパケットであり、該応答パケットがRTCPパケットであることを特徴としたネットワーク最適経路選択方法。
(付記5)付記1又は2において、
該音声・画像用ルーティングテーブルを元に最適経路を選出して通常のIPパケットを該最適ルートに送出するステップをさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択方法。
(付記6)付記1において、
音声・画像用パケットルーティングを行うエッジルータに対してグループを構成するステップと、該グループを構成したエッジルータ間でのみ該音声・画像用ルーティングテーブルを保持して該音声・画像品質確認用パケットを送信するステップをさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択方法。
(付記7)
複数のネットワークのエッジルータに対し、音声・画像品質確認用パケットを送信する第1手段と、
該音声・画像品質確認用パケットを受信した時、該音声・画像品質確認用パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を格納した応答パケットを送出する第2手段と、
該応答パケットから複数ルートの各々の該音声・画像品質情報を収集して音声・画像用ルーティングテーブルを作成する第3手段と、
を備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択装置。
(付記8)付記7において、
該音声・画像品質情報を収集し続け、品質が劣化したと判定したときに該音声・画像用ルーティングテーブルを更新する手段をさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択装置。
(付記9)付記7において、
該第1手段が、通常のIPパケットが送信されていないルートに該音声パケットを送信して音声・画像品質状況を確認するステップを含むことを特徴としたネットワーク最適経路選択装置。
(付記10)付記7又は8において、
該音声・画像品質確認用パケットがRTPパケットであり、該応答パケットがRTCPパケットであることを特徴としたネットワーク最適経路選択装置。
(付記11)付記7又は8において、
該音声・画像用ルーティングテーブルを元に最適経路を選出して通常のIPパケットを該最適ルートに送出する手段をさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択装置。
(付記12)付記7において、
音声・画像用パケットルーティングを行うエッジルータに対してグループを構成する手段と、該グループを構成したエッジルータ間でのみ該音声・画像用ルーティングテーブルを保持して該音声・画像品質確認用パケットを送信する手段をさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択装置。
本発明に係るネットワーク最適経路選択方法及び装置を実現するエッジルータの構成例を示したブロック図である。 本発明に用いるRTCPパケットのフォーマットを示した図である。 本発明に用いる受信品質取得用のRTCPパケットの受信者レポートのフォーマットを示した図である。 本発明に用いるエッジルータでのパケットの送信処理を示したフロチャート図である。 RTCPの受信者レポートのパケット中の情報からの入手状態を示した図である。 本発明に用いるエッジルータでのパケットの受信処理を示したフロチャート図である。 本発明に用いる音声・画像用ルーティングテーブルと接続構成例を示した図である。 ルータ間を経由する音声・画像データ統合網の一般的な接続構成例を示した図である。 通信事業者のIPベースの一般的な通信網を示した図である。 各拠点のエッジルータがIP網で接続された従来の構成例を示した図である。 一般的なルーティングテーブルと接続構成例を示した図である。
符号の説明
1〜3 インタフェースIF
4 パケット受信部
5 パケット情報解析部
6 品質情報管理部
7 ルーティングテーブル作成部
8 音声・画像用ルーティングテーブル
9 パケット制御部
10 ルーティングテーブル
11 音声データ利用ルータグループ管理部
12 パケット送信部
13 RTCPパケット作成部
ERA, ERb エッジルータ
R11〜R1n, R21〜R2n ルータ
NW1, NW2 通信事業者網
NW3 自営網
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. 複数のネットワークのエッジルータに対し、音声・画像品質確認用パケットを送信する第1ステップと、
    該音声・画像品質確認用パケットを受信した時、該音声・画像品質確認用パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を格納した応答パケットを送出する第2ステップと、
    該応答パケットから複数ルートの各々の該音声・画像品質情報を収集して音声・画像用ルーティングテーブルを作成する第3ステップと、
    を備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択方法。
  2. 請求項1において、
    該音声・画像品質情報を収集し続け、品質が劣化したと判定したときに該音声・画像用ルーティングテーブルを更新するステップをさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択方法。
  3. 請求項1において、
    該第1ステップが、通常のIPパケットが送信されていないルートに該音声パケットを送信して音声・画像品質状況を確認するステップを含むことを特徴としたネットワーク最適経路選択方法。
  4. 複数のネットワークのエッジルータに対し、音声・画像品質確認用パケットを送信する第1手段と、
    該音声・画像品質確認用パケットを受信した時、該音声・画像品質確認用パケットの受信状態を示す音声・画像品質情報を格納した応答パケットを送出する第2手段と、
    該応答パケットから複数ルートの各々の該音声・画像品質情報を収集して音声・画像用ルーティングテーブルを作成する第3手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択装置。
  5. 請求項4において、
    該音声・画像品質情報を収集し続け、品質が劣化したと判定したときに該音声・画像用ルーティングテーブルを更新する手段をさらに備えたことを特徴とするネットワーク最適経路選択装置。

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