JP2008091976A - 光通信装置およびそれを用いる電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話の端末装置などに用いられ、基板間で光信号によって通信を行う光通信装置において、低コストに、受信側から送信側へフィードバックを行えるようにする。
【解決手段】2つの光電気変換装置21,22間を導波路フィルム23で接続し、その導波路フィルム23には、高周波の光信号を伝送する導波路23aに、電気信号線23c1〜23c3を並設しておき、受信側の光電気変換装置22では、PD34bの電流出力をTIA35b1が電圧出力に変換し、さらにその電圧をアンプ35b2が差動の電圧信号に増幅して出力するとともに、差動アンプ41が、フィードバック信号として、アナログDC電圧から成るレーザパワーのコントロール信号を作成し、電気信号線23c1を介して、送信側の光電気変換装置21内のドライバアンプ35aにフィードバックする。したがって、複雑な変調などを行わない低コストな構成でフィードバック制御を実現できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、映像信号などの高周波の信号を光信号によって伝送する光通信装置およびそれを用いる電子機器に関する。
上述のような電気信号を光信号に変換して伝送を行うようにした装置の典型的な従来技術は、特許文献1で示されている。その従来技術によれば、前記高周波信号の遅延やEMIの対策として、高周波の電気信号を光信号に変換して2つのボード間で通信を行うことが示されている。
特開2001−42170号公報
しかしながら、その従来技術では、伝送信号の総てを光信号に切換えている。したがって、受信側となるボードから送信側となるボードへ信号をフィードバックする場合、別途に光信号の経路を設けなければならず、或いは1本の光信号の経路を用いる場合には、複雑な構成で、時分割で使用したり、異なる波長を使うなどしなければならず、特に低レートな信号を送信する場合には無駄が多い。
本発明の目的は、低コストに、光信号の受信側から送信側へ信号をフィードバックすることができる光通信装置およびそれを用いる電子機器を提供することである。
本発明の光通信装置は、光導波路で相互に接続された光電気変換装置間で光信号によって通信を行うようにした光通信装置において、前記光導波路に並設される電気信号線と、前記各光電気変換装置に搭載され、伝送された光信号に基づく信号を前記電気信号線を介して受信側の光電気変換装置から送信側の光電気変換装置へフィードバックするフィードバック回路とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、映像信号などの高周波の電気信号を基板間などで伝送するにあたって、光導波路で相互に接続された光電気変換装置を用い、光信号によって通信を行うようにした光通信装置において、前記光導波路に電気信号線を並設しておき、その電気信号線を介して、フィードバック回路が、伝送された光信号に基づく信号を前記電気信号線を介して受信側の光電気変換装置から送信側の光電気変換装置へフィードバックする。
したがって、光信号がエラー無く伝送されたかを表すACK信号や、同期用のクロック信号、光信号の強度等の受信状態を表す信号などの低レートの信号を、光信号に影響を与えることなく送信側へフィードバックすることができ、送受信を高精度に制御することができる。また、前記低レートの信号を光信号に変換せずに送信することで、低コストな構成でフィードバックを実現することができるとともに、特に光信号が1方向にのみ伝送される場合に、逆方向へのフィードバック信号の伝送のために光導波路を設ける必要はなく、効果的である。
また、本発明の光通信装置は、受信側の前記光電気変換装置のフィードバック回路から送信側の前記光電気変換装置へフィードバックされる信号は、発光素子のパワーコントロール信号であることを特徴とする。
上記の構成によれば、送信側の光電気変換装置が、たとえばレーザダイオードによって前記光信号を送信する場合、受信側の前記光電気変換装置のフィードバック回路からフィードバックされる信号は、たとえばアナログDC電圧から成るレーザパワーのコントロール信号となる。
したがって、前記光導波路に並設される電気信号線を用いて、複雑な変調などを行うことなく、光信号の受信側から送信側へのフィードバックを簡易な構成で行うことができる。
さらにまた、本発明の光通信装置は、前記光導波路には、前記電気信号線が並行に敷設されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記基板間の通信などに用いられる光電気変換装置において、光導波路に電気信号線が一体となり、引き回しが容易である。
また、本発明の光通信装置は、送信側の前記光電気変換装置は、レーザダイオードによって前記光信号を送信し、前記光導波路の端部は、前記光電気変換装置の搭載基板に接合され、前記光信号の送信側では、その接合部分に、前記光導波路の離脱を検知するパターンが形成され、前記送信側の光電気変換装置には、前記パターンによって光導波路の離脱が検知されると、前記レーザダイオードの駆動回路は、レーザ発振を停止させることを特徴とする。
上記の構成によれば、送信側の前記光電気変換装置がレーザダイオードによって前記光信号を送信し、前記光導波路の端部が前記光電気変換装置の搭載基板に接合されている場合、前記光信号の送信側では、その接合部分に、たとえば光導波路側のパターンで短絡されるなどして、光導波路が搭載基板から離脱したことを検知するパターンを形成しておき、そのパターンによって離脱が検知されると、前記送信側の光電気変換装置において、前記レーザダイオードの駆動回路は、レーザ発振を停止させてレーザダイオードを消灯させる。
したがって、直進性の高いレーザ光の不所望な漏光を防止することができる。
さらにまた、本発明の電子機器は、前記の光通信装置を用いることを特徴とする。
上記の構成によれば、基板間などでの送受信を高精度に制御することができる電子機器を実現することができる。
本発明の光通信装置は、以上のように、映像信号などの高周波の電気信号を基板間などで伝送するにあたって、光導波路で相互に接続された光電気変換装置を用い、光信号によって通信を行うようにした光通信装置において、前記光導波路に電気信号線を並設しておき、その電気信号線を介して、フィードバック回路が、伝送された光信号に基づく信号を受信側の光電気変換装置から送信側の光電気変換装置へフィードバックする。
それゆえ、光信号がエラー無く伝送されたかを表すACK信号や、同期用のクロック信号、光信号の強度等の受信状態を表す信号などの低レートの信号を、光信号に影響を与えることなく送信側へフィードバックすることができ、送受信を高精度に制御することができる。また、前記低レートの信号を光信号に変換せずに送信することで、低コストな構成でフィードバックを実現することができるとともに、特に光信号が1方向にのみ伝送される場合に、逆方向へのフィードバック信号の伝送のために光導波路を設ける必要はなく、効果的である。
また、本発明の光通信装置は、以上のように、受信側の光電気変換装置のフィードバック回路から送信側の光電気変換装置へフィードバックされる信号を、発光素子のパワーコントロール信号とする。
それゆえ、前記光導波路に並設される電気信号線を用いて、複雑な変調などを行うことなく、光信号の受信側から送信側へのフィードバックを簡易な構成で行うことができる。
さらにまた、本発明の光通信装置は、以上のように、前記光導波路に、前記電気信号線を並行に敷設する。
それゆえ、光導波路に電気信号線が一体となり、引き回しが容易である。
また、本発明の光通信装置は、以上のように、送信側の光電気変換装置がレーザダイオードによって光信号を送信し、光導波路の端部が前記光電気変換装置の搭載基板に接合されている場合、前記光信号の送信側では、その接合部分に、たとえば光導波路側のパターンで短絡されるなどして、光導波路が搭載基板から離脱したことを検知するパターンを形成しておき、そのパターンによって離脱が検知されると、前記送信側の光電気変換装置において、前記レーザダイオードの駆動回路は、レーザ発振を停止させてレーザダイオードを消灯させる。
それゆえ、直進性の高いレーザ光の不所望な漏光を防止することができる。
さらにまた、本発明の電子機器は、以上のように、前記の光通信装置を用いる。
それゆえ、基板間などでの送受信を高精度に制御することができる電子機器を実現することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係る光通信装置20を用いる電子機器の一例である携帯電話の端末装置1の透視斜視図である。この端末装置1では、キースイッチ2などが配置される操作部3側の主基板4と、液晶表示パネル5などが配置される表示部7側の主基板8との間において、テレビジョン信号やブラウザの表示信号などの高周波信号を、光信号によって通信を行う。そのため、前記各主基板4,8には、各機能を実現するための素子10〜13が実装される。
前記光通信装置20は、大略的に、発光側の光通信モジュール(E/Oモジュール)である光電気変換装置21と、受光側の光通信モジュール(O/Eモジュール)である光電気変換装置22と、それらの間を接続する導波路フィルム23とを備えて構成される。
図2〜図4は、前記光電気変換装置21,22の構造を示す図である。前記主基板4,8には、第1のコネクタであるソケット31が、前記素子10〜13と同様に、リフロー炉などで半田付けされる。そのソケット31には、図3で示すようにして、第2のコネクタであるヘッダ32が嵌着する。これによって、ヘッダ32の接点32aとソケット31の接点31aとが接触して、前記主基板4,8側の配線パターンに接続されるソケット31の端子31bとヘッダ32の端子32bとが相互に電気的に導通する。このときのソケット31の下面からヘッダ32の上面までの高さは、2mm程度である。これらのソケット31およびヘッダ32は、本件出願人が先に特開2004−55463号公報や特開2004−55464号公報で提案したものである。
前記ヘッダ32は、マウント基板33に搭載され、前記端子32b部分がそのマウント基板33の配線パターンに、金または半田から成るバンプ38によって接続される。そのマウント基板33には、図4で示すように、光電変換素子34およびそのドライバIC35が搭載されている。なお、ソケット31とヘッダ32とは、相互に入替えられてもよく、すなわちヘッダ32が主基板4,8に搭載され、ソケット31がマウント基板33に搭載されてもよい。
前記光電変換素子34は、光信号の送信側では、電気信号を光信号に変換する発光ダイオードやVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)等のレーザダイオードなどのE/O変換素子から成り、前記光信号の受信側では、光信号を電気信号に変換するフォトダイオードやフォトトランジスタなどのO/E変換素子から成る。なお、一方向のみの光通信に限らず、双方向で光通信が可能となっていてもよい。前記ドライバIC35は、光信号の送信側ではE/O変換素子の駆動回路であり、光信号の受信側ではO/E変換素子からの電流出力を電圧出力に変換するTIA(Trans-impedance Amplifier)回路やアンプなどから成る。
前記光電変換素子34は、その厚み方向に光を入射または出射するので、前記マウント基板33において、対向位置には、光路を前記光電変換素子34の面方向に略90°変換するミラー部36が設けられているとともに、前記光電変換素子34と光学的に結合する内部導波路37がミラー部36からマウント基板33の端面33aまで延びるように設けられている。そして、前記光電変換素子34およびドライバIC35は、金または半田から成るバンプ38によってマウント基板33の配線パターンに接続される。
前記マウント基板33には、実装時の熱の影響や使用環境による応力の影響を避けるために、剛性が必要である。また、光伝送の場合は、たとえば前記光電変換素子34のミラー部36に対するずれなどで光伝送効率が大きく低下するので、前記光電変換素子34を高精度に実装する必要があり、また使用中の熱の影響による位置変動を極力抑制する必要がある。このため、マウント基板33としては、シリコン基板が採用されている。また、マウント基板33は、前記光電変換素子34と線膨張係数の近い材料で構成されていることが好ましく、前記シリコン以外には、VCSEL材料と同系統のGaAs等の化合物半導体で構成されていてもよい。
ミラー部36は、マウント基板33がエッチングされることにより形成された45°傾斜面に、金やアルミニウムを蒸着することにより形成することができる。なお、45°傾斜面は、シリコン結晶のエッチング速度の違いを利用した異方性エッチングにより形成することができる。異方性エッチングには、たとえば水酸化カリウム溶液が用いられる。このミラー部36は、必ずしも45°の平板のミラーに限らず、導波路フィルム23の引出し方向の角度に合わせて前記45°からずれていてもよく、また集光作用を有する凹面のミラーなどであってもよい。
内部導波路37は、マウント基板3の面方向に沿って設けられており、前記光電変換素子34に出入射する光を、前記マウント基板3の面方向に伝送するものである。この内部導波路37は、屈折率の異なる2種類の樹脂から構成されている。具体的には、内部導波路37は、図5に示すように、屈折率の高い樹脂から成り、光ファイバのコア層となる導波路37aと、導波路37aを周囲から覆い、屈折率の低い樹脂から成るクラッド層37bとで構成されており、マウント基板33に形成された導波路形成用溝39内に配設されている。導波路37aおよびクラッド層37bのサイズは、E/O変換素子の発散角度およびO/E変換素子の受光径などによる光損失計算から決定される。なお、内部導波路37は、樹脂以外にも石英等の光透過性のある材料であれば、無機材料で構成されていてもよい。
導波路形成用溝39は、前記45°傾斜面を形成するのと同様に、異方性エッチングにより形成することができる。なお、異方性エッチング以外にも、該導波路形成用溝38の形成には、反応性イオンエッチング等のドライエッチングの形成方法がある。
上述のように構成される光通信装置20において、注目すべきは、本実施の形態では、前記導波路フィルム23は、前記内部導波路37に対応して、図5で示すように、光ファイバのクラッド層となるベース層23b内に、光ファイバのコア層となる導波路23aが収容されるとともに、前記ベース層23bの下面に、前記導波路23aと並行して、電気信号線23cが敷設されて構成されていることである。前記電気信号線23c上は、図示しない保護層などで気密に封止されている。そして、この導波路フィルム23の端面23dは、前記マウント基板33の端面33aと、導波路23aと導波路37aとを一致させた状態で、光学用接着剤によって接合され、光路が形成される。その後、前記電気信号線23cの端部が、マウント基板33上の配線パターン33dと、たとえば20μm程度の銅箔40によって半田付けされ、電気信号の経路も形成される。
図6は、上述のように構成される光通信装置20の電気的構成を示すブロック図である。この図6の例では、光電気変換装置21が送信側となり、光電気変換装置22が受信側となり、したがって前記光電変換素子34は、光電気変換装置21側ではVCSEL34aとなっており、光電気変換装置22側ではフォトダイオード34bとなっており、前記ドライバIC35は、光電気変換装置21側ではドライバアンプ35aとなっており、光電気変換装置22側ではTIA35b1およびアンプ35b2となっている。前記フォトダイオード34bの電流出力を前記TIA35b1が電圧出力に変換し、さらにその電圧がアンプ35b2によって差動の電圧信号に増幅されて出力される。
ここでまた注目すべきは、本実施の形態では、その差動の電圧信号から、フィードバック回路である差動アンプ41は、低レートなフィードバック信号として、アナログDC電圧から成るレーザパワーのコントロール信号を作成し、電気信号線23c1を介して前記ドライバアンプ35aにフィードバックすることである。これによって、ドライバアンプ35aによるVCSEL34aの発光輝度(駆動電流)を、受信側でエラーが生じない程度で低い値に抑えることができ、消費電力を削減することができるとともに、VCSEL34aの寿命を延ばすことができる。
また、前記導波路23aとは別途に設けられる電気信号線23c1を使用することで、複雑な変調などを行わない簡易で低コストな構成であっても、光信号に影響を与えることなく、そのような送信側へのフィードバック制御を可能にし、送受信を高精度に制御することができるとともに、特に光信号が1方向にのみ伝送される場合に、逆方向へのフィードバック信号の伝送のために導波路23aを設ける必要はなく、効果的である。さらにまた、フィードバック用の電気信号線23c1が導波路23aに並行に敷設された導波路フィルム23を用いることで、導波路23aと電気信号線23c1とが一体で、引き回しが容易である。
なお、光信号の受信側から送信側へフィードバックする信号としては、前記映像信号などの高周波の光信号に比べて低いレートの信号であり、たとえば光信号がエラー無く伝送されたかを表すACK信号や、同期用のクロック信号などの伝送された光信号に基づく信号であればよい。また、図6の例では、光電気変換装置21側から光電気変換装置22側へ、前記導波路23aに並設される電気信号線23c2,23c3を使用して電源供給が行われており、前記電気信号線23cとしては、23c1〜23c3の3本が設けられているけれども、少なくともフィードバック用の1本が設けられていればよい。
[実施の形態2]
図7は、本発明の実施の他の形態に係る光通信装置20’の電気的構成を示すブロック図である。この光通信装置20’の構造は、前述の図1〜図5で示す光通信装置20と同様であり、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この光通信装置20’では、光信号の受信側の光電気変換装置22’において、前記フィードバック用の電気信号線23c1が、ハイレベル側の電源供給用の電気信号線23c2と接続され、光信号の送信側の光電気変換装置21’では、その電気信号線23c1がドライバアンプ35aの制御回路42に接続されていることである。
前述のように各電気信号線23c1〜23c3は、マウント基板33上の配線パターン33dと、20μm程度の銅箔40(図5参照)によって半田付けされて接続されている。したがって、導波路フィルム23がマウント基板33から離脱すると、前記銅箔40部分が破断する。したがって、前記制御回路42は、破断前は前記電気信号線23c2から23c1を折り返して検出されていたハイレベルの電源電圧を、破断後は検出できなくなり、導波路フィルム23がマウント基板33から離脱したものと判定し、前記ドライバアンプ35aにVCSEL34aのレーザ発振を停止させる。前記制御回路42およびドライバアンプ35aは、レーザダイオードであるVCSEL34aの駆動回路となり、前記銅箔40は前記導波路フィルム23の離脱を検知するパターンとなる。
このように構成することで、レーザダイオードによって前記光信号を送信する場合に、前記導波路フィルム23の離脱に対して、直進性の高いレーザの不所望な漏光を防止することができる。
本発明は、前記携帯電話の端末装置1に限らず、高速伝送、EMI特性の改善、信号ライン数の削減などが要求され、さらに低背化が要求される電子機器に好適に実施することができる。なお、光信号の送信側から受信側へ、前記電気信号線23cを介してクロック等の電気信号も送信するようにしてもよい。また、前記電気信号線23cは、導波路23aとは別のフレキシブルプリント基板に設けられるようにしてもよい。
本発明の実施の一形態に係る光通信装置を用いる電子機器の一例である携帯電話の端末装置の透視斜視図である。 前記光通信装置に用いられる光電気変換装置の構造を示す側面図である。 前記光電気変換装置におけるソケットおよびヘッダの構造を示す斜視図である。 マウント基板を介して前記ヘッダ側に光電変換素子およびドライバICを搭載する様子を示す側面図である。 前記マウント基板および導波路フィルムにおける導波路の構造を説明するための側面図である。 本発明の実施の一形態に係る光通信装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の他の形態に係る光通信装置の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話の端末装置
2 キースイッチ
3 操作部
4,8 主基板
5 液晶表示パネル
7 表示部
10〜13 素子
20,20’ 光通信装置
21,21’,22,22’ 光電気変換装置
23 導波路フィルム
23a 導波路
23b ベース層
23c,23c1〜23c3 電気信号線
31 ソケット
31a,32a 接点
31b,32b 端子
32 ヘッダ
33 マウント基板
34 光電変換素子
34a VCSEL
34b フォトダイオード
35 ドライバIC
35a ドライバアンプ
35b1 TIA
35b2 アンプ
36 ミラー部
37 内部導波路
37a 導波路
37b クラッド層
38 バンプ
39 導波路形成用溝
40 銅箔
41 差動アンプ
42 制御回路

Claims (5)

  1. 光導波路で相互に接続された光電気変換装置間で光信号によって通信を行うようにした光通信装置において、
    前記光導波路に並設される電気信号線と、
    伝送された光信号に基づく信号を前記電気信号線を介して受信側の光電気変換装置から送信側の光電気変換装置へフィードバックするフィードバック回路とを含むことを特徴とする光通信装置。
  2. 受信側の前記光電気変換装置のフィードバック回路から送信側の前記光電気変換装置へフィードバックされる信号は、発光素子のパワーコントロール信号であることを特徴とする請求項1記載の光通信装置。
  3. 前記光導波路には、前記電気信号線が並行に敷設されていることを特徴とする請求項1または2記載の光通信装置。
  4. 送信側の前記光電気変換装置は、レーザダイオードによって前記光信号を送信し、
    前記光導波路の端部は、前記光電気変換装置の搭載基板に接合され、前記光信号の送信側では、その接合部分に、前記光導波路の離脱を検知するパターンが形成され、
    前記送信側の光電気変換装置には、前記パターンによって光導波路の離脱が検知されると、前記レーザダイオードの駆動回路は、レーザ発振を停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光通信装置。
  5. 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の光通信装置を用いることを特徴とする電子機器。
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