JP2008090385A - 印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラム - Google Patents
印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
印刷ジョブの利用者が同じ場合には連続してそれらの印刷ジョブの印刷結果を排紙するようにして、同じ利用者の印刷ジョブの印刷結果はまとめて排紙する印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
プリントサーバは、PCより受け付けた印刷ジョブを印刷装置の印刷待ちのために記憶部に記憶するが、印刷装置に送信可能になると、印刷順が先頭の印刷ジョブ(参照番号301)に印刷実行指示を行って印刷装置に送信し(参照番号304)、印刷実行指示を行った印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブを記憶部に記憶している場合には、その同じ利用者の印刷ジョブが印刷実行指示が行われた印刷ジョブに続いて印刷指示が行われるように(参照番号305、306)印刷順の変更を行う。
【選択図】 図3
印刷ジョブの利用者が同じ場合には連続してそれらの印刷ジョブの印刷結果を排紙するようにして、同じ利用者の印刷ジョブの印刷結果はまとめて排紙する印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
プリントサーバは、PCより受け付けた印刷ジョブを印刷装置の印刷待ちのために記憶部に記憶するが、印刷装置に送信可能になると、印刷順が先頭の印刷ジョブ(参照番号301)に印刷実行指示を行って印刷装置に送信し(参照番号304)、印刷実行指示を行った印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブを記憶部に記憶している場合には、その同じ利用者の印刷ジョブが印刷実行指示が行われた印刷ジョブに続いて印刷指示が行われるように(参照番号305、306)印刷順の変更を行う。
【選択図】 図3
Description
本発明は、印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラムに関する。
従来より、社内に張りめぐらされた通信網によって結ばれる複数のパーソナルコンピュータ(印刷依頼装置)のユーザが、同じ印刷装置を共有するネットワークプリンタと呼ばれる技術が存在する。
この共有された印刷装置では、複数ユーザから印刷ジョブを受け付けて印刷が行われるので、排紙トレイに大量の印刷結果が蓄積され、印刷結果を取り出すときに他人の印刷結果を間違って持って帰ってしまうという問題が生じていた。
そこで特許文献1では、着脱可能なメモリに複数のプリントジョブを蓄積し、その中から印刷するプリントジョブが選択されてまとめて印刷が行われる画像形成装置および画像データの出力方法が提案されている。
特開2001−270163号公報
しかし、特許文献1の技術では、印刷されるプリントジョブが着脱可能なメモリに蓄積されることが想定されているので、その着脱可能なメモリを備える必要が生じ費用がかかる。
また、印刷ジョブの区切りを明確にする機能として、オフセット機能や複数の排出口を備えるソーター機能といった先行技術もあるが、これも新たな物理的機構を備える必要があり費用を要する。
そこで、この発明は、新たな物理的機構を備えることなく、同じ利用者の印刷ジョブの印刷結果をまとめて排紙する印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1の発明は、印刷制御装置は、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブを順次印刷装置に送信して印刷の実行を指示する印刷実行指示手段と、前記印刷実行指示手段により印刷実行が指示された印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段とを具備するように構成される。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記検索手段は、前記蓄積されている印刷ジョブのユーザ名、ログイン名、ファイル名等の利用者を識別可能な一意の情報に基づき利用者が同一の印刷ジョブを検索する。
また、請求項3の発明は、印刷装置は、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブの印刷を順次実行する印刷実行手段と、前記印刷実行手段により印刷が実行されている印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段とを具備するように構成される。
また、請求項4の発明は、印刷制御プログラムは、コンピュータを、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブを順次印刷装置に送信して印刷の実行を指示する印刷実行指示手段と、前記印刷実行指示手段により印刷実行が指示された印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段として機能させるように構成される。
また、請求項5の発明は、印刷プログラムは、コンピュータを、印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブの印刷を順次実行する印刷実行手段と、前記印刷実行手段により印刷が実行されている印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段として機能させるように構成される。
請求項1の発明によれば、同じ利用者による印刷ジョブの印刷結果を連続して印刷装置に排紙させることができる。
請求項2の発明によれば、印刷ジョブのユーザ名、ログイン名、ファイル名等で印刷ジョブの利用者を識別することができる。
請求項3の発明によれば、同じ利用者による印刷ジョブの印刷結果を連続して印刷装置に排紙させることができる。
請求項4の発明によれば、同じ利用者による印刷ジョブの印刷結果を連続して印刷装置に排紙させるように印刷制御装置を機能させることができる。
請求項5の発明によれば、同じ利用者による印刷ジョブの印刷結果を連続して印刷装置に排紙させるように印刷装置を機能させることができるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラムの実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、印刷システム100について図1を参照して説明を行う。
図1は、印刷システム100の概略を示した構成図である。
印刷システム100は、印刷依頼装置であるパーソナルコンピュータ110−1、110−2、・・・110−n(総称してパーソナルコンピュータ110と呼ぶ)と印刷制御装置であるプリントサーバ120と印刷装置130とが通信回線101によって接続されて構成される。
パーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)110は、印刷装置130のプリンタドライバを備え、印刷依頼である印刷ジョブの作成を行う。
プリントサーバ120は、PC110から送られた印刷ジョブを受信して印刷待ちのために印刷ジョブを蓄積し、印刷装置130で印刷が可能な状態になると蓄積した印刷ジョブに印刷実行を指示し印刷装置130に印刷実行を指示した印刷ジョブを送信する。
そして、印刷実行が指示された印刷ジョブの利用者と同じ利用者の印刷ジョブをプリントサーバ120が蓄積している場合には、該蓄積している利用者が同じ印刷ジョブを次に印刷実行が指示される印刷順にするように印刷順の変更が行われる。
印刷ジョブの利用者とは、PC110で印刷ジョブを作成してプリントサーバ120に送信したユーザである。
印刷装置130は、プリントサーバ120から印刷ジョブを受け付けると、受け付けた印刷ジョブを紙面に印刷して、印刷した順番で印刷結果を排紙トレイに排紙する。
このように構成される印刷システム100では、PC110−1、PC110−2、・・・PC110−nから印刷ジョブがプリントサーバ120に送信されて、プリントサーバ120で印刷待ちのために印刷ジョブが蓄積されるのであるが、印刷装置130で印刷ジョブが受け入れ可能となってプリントサーバ120に蓄積される印刷順が先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われて送信されると、その印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブがプリントサーバ130に蓄積されてるかどうかが検索され、同じ利用者の印刷ジョブが蓄積されていた場合は、その蓄積されている同じ利用者の印刷ジョブが先ほど印刷指示された印刷ジョブの後に続けて印刷指示されるように印刷順が入れ替えられる。
そして、印刷順が入れ替えられて印刷ジョブが印刷装置130に送信されて印刷結果が排紙されるので、印刷装置130では同じ利用者の印刷ジョブが連続して排紙されることになり、印刷結果の利用者毎の区切りが明確になる。
次に、プリントサーバ120の大まかな構成について図2を参照して説明を行う。
図2は、プリントサーバ120の構成の概略を示したブロック図である。
プリントサーバ120は、通信インタフェース部(以下、図面と共に通信I/F部と記す)121、制御部122、記憶部123を備える。
通信I/F部121は、通信回線101と接続されてPC110、印刷装置130と情報の授受を行う。
制御部122は、プリントサーバ120の統括的な制御を行い、また、機能としてユーザ確認機能124、順番変更機能125を備える。
ユーザ確認機能124は、印刷実行の指示が行われた記憶部123に記憶される印刷ジョブの利用者を読み取り、その利用者と同じ利用者の印刷ジョブを記憶部123から検索する処理を行う。
ユーザ確認機能124が印刷ジョブより読み取る内容は、印刷ジョブのユーザ名、ログインユーザ名、ファイル名等のその印刷ジョブをPC110から送信した利用者を一意に識別可能な内容である。
順番変更機能125は、ユーザ確認機能124によって同じ利用者の印刷ジョブが記憶部123に記憶されていた場合に、それらの利用者が同じ印刷ジョブが印刷装置130で連続して印刷されるように、印刷順の変更を行う機能である。
記憶部123は、PC130から送信されて受信した印刷ジョブを印刷待ちのために一時記憶する処理を行い、また、プリントサーバ120を制御するプログラムを記憶する。
また、記憶部123は、一時記憶する印刷ジョブが印刷実行を指示される順番である印刷順も記憶する。
記憶部123に記憶される印刷ジョブの印刷順は、基本的にプリントサーバ120が印刷ジョブをPC110より受信して記憶部123に記憶した順番となるが、印刷順が先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われて印刷装置130に送信されたときにユーザ確認機能124と順番変更機能125により、印刷実行指示が行われた印刷ジョブと利用者が同じ印刷ジョブが連続して印刷装置130に送信されるように印刷順が変更される。
このように処理されることで、利用者が同じ印刷ジョブが連続して印刷装置130に送信されるようになる。
次に、プリントサーバ120の記憶部123に記憶される印刷ジョブの印刷順が変更される処理について図3を参照して説明する。
図3は記憶部123に記憶される印刷ジョブの印刷順が変更される処理を示す模式図であり、図3(a)は記憶部123に記憶される印刷ジョブと印刷装置130とを示した図であり、図3(b)は図3(a)に示す状態から印刷順が先頭の印刷ジョブが送信されて残された印刷ジョブの印刷順が変更される様子を示した模式図である。
図3(a)に示すように、プリントサーバ120の記憶部123に印刷ジョブが印刷順と共に記憶されており、印刷装置130で印刷が完了して印刷ジョブの受け付けが可能になると、印刷順が先頭の印刷ジョブ(利用者がAである印刷ジョブであり、図3(a)では参照番号301で示される印刷ジョブ)に印刷実行の指示が行われて印刷装置130に送信される。
先頭の印刷ジョブ(参照番号301)に印刷実行指示が行われると、ユーザ確認機能124によって利用者が同じである印刷ジョブが記憶部123内で検索される。
そして、ユーザ確認機能124によって検索された結果、記憶部123に、利用者が同じAである印刷ジョブが印刷順が4番目と6番目に記憶されているのが判明される(参照番号302、303)。
そこで、記憶部123に記憶されている利用者が同じAである印刷ジョブが連続して印刷装置130に送信されるように印刷順の変更が順番変更機能126によって行われる。
印刷順の変更が行われた結果を示す図が図3(b)であり、印刷装置130に印刷ジョブが送信されて(参照番号304)、記憶部123内の利用者が同じAである印刷ジョブの印刷順が1番目と2番目に変更される(参照番号305、306)。
次に、プリントサーバ120で行われる処理フローについて図4を参照して説明する。
図4は、プリントサーバ120で行われる処理フローを示したフローチャートである。
プリントサーバ120は、PC110から送信された印刷ジョブを受信すると(ステップ401)、受信した印刷ジョブを記憶部123に蓄積する(ステップ402)。
印刷装置130が印刷中の際には印刷装置130に印刷ジョブの送信が行えず(ステップ403でNO)、印刷ジョブが送信可能まで待って(ステップ401でNO、403でNOの繰り返し)、PC110から印刷ジョブが送られると受信して蓄積する(ステップ401でYES、402)。
そして、印刷装置130で印刷が終了して新たな印刷ジョブの受信が可能になると(ステップ403でYES)、プリントサーバ120は、記憶部123に記憶された印刷順が先頭の印刷ジョブに印刷実行指示を行ってその印刷ジョブを印刷装置130に送信する(ステップ404)。
先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われると、印刷実行指示が行われた印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブがユーザ確認機能124によって記憶部123内で検索される(ステップ405)。
その結果、同じ利用者の印刷ジョブがあれば(ステップ405でYES)、検索された同じ利用者の印刷ジョブの印刷順が、先ほど(ステップ404)印刷装置130に送信された印刷ジョブに続けて印刷装置130に送信されるように変更される(ステップ406)。
この印刷順の変更は図3を参照して説明したように行われる。
また、ステップ405で、印刷実行指示が行われた印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブがなかった場合には(ステップ405でNO)、印刷待ちの状態に処理が移行し(ステップ401でNO、403でNO)PC110から送信される印刷ジョブがあれば受信して(ステップ401でYES、402)、印刷装置130で印刷可能になり次第、その時の印刷順が先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われる(ステップ403でYES、404)。
なお、プリントサーバ120でこのような処理を実行するプログラムを通信手段により提供することはもちろん、CDROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
次に、印刷システム200について図5を参照して説明を行う。
図5は、印刷システム200の概略を示した構成図である。
印刷システム200は、印刷依頼装置であるPC210−1、210−2、・・・210−n(総称してPC210と呼ぶ)と印刷装置230とが通信回線201によって接続されて構成される。
PC210は、印刷装置230のプリンタドライバを備え、印刷依頼である印刷ジョブの作成を行う。
印刷装置230はPC210から送信された印刷ジョブを受信し、プリントエンジン234で印刷中であれば印刷待ちのために受信した印刷ジョブを記憶部233に記憶する。
このように構成される印刷システム200では、PC210−1、PC210−2、・・・PC210−nから印刷ジョブが印刷装置230に送信されると、印刷装置230では、印刷ジョブを受信して、プリントエンジン234で印刷中であれば受信した印刷ジョブを記憶部233に記憶する。
そして、プリントエンジン234で印刷が完了して新たな印刷ジョブを受け付けることができる状態になれば、記憶部233に記憶される印刷ジョブがプリントエンジン234に送信されて印刷が行われる。
記憶部233からプリントエンジン234に送信される印刷ジョブの印刷順は、基本的に印刷装置230が印刷ジョブを受信して記憶部233に記憶した順番となるが、記憶部233の印刷順の先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われてプリントエンジン234に送信されると、その印刷実行指示が行われた印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブが記憶部233に記憶されている場合には、その同じ利用者の印刷ジョブが連続してプリントエンジン234に送信されて連続して印刷が行われるように記憶部233に記憶される印刷ジョブの印刷順が変更される。
印刷順が変更されることによって、利用者が同じ印刷ジョブについては、プリントエンジン234で連続して印刷されてその印刷結果も連続して排紙されるので、排紙トレイで他の利用者の印刷ジョブの印刷結果と区切りが明確になり、他の利用者に間違って持って帰られる問題の発生が低減される。
印刷ジョブの利用者とは、PC210で印刷ジョブを作成して印刷装置230に送信したユーザである。
次に、印刷装置230の大まかな構成について図6を参照して説明を行う。
図6は、印刷装置230の構成の概略を示したブロック図である。
印刷装置230は、通信I/F部231、制御部232、記憶部233、プリントエンジン234を備える。
通信I/F部231は、通信回線201と接続されてPC210と情報の授受を行う。
制御部232は、印刷装置230の統括的な制御を行い、また、機能としてユーザ確認機能235、順番変更機能236を備える。
ユーザ確認機能235は、印刷実行の指示が行われた記憶部233に記憶される印刷ジョブの利用者を読み取り、その利用者と同じ利用者の印刷ジョブを記憶部233から検索する処理を行う。
ユーザ確認機能235が印刷ジョブより読み取る内容は、印刷ジョブのユーザ名、ログインユーザ名、ファイル名等のその印刷ジョブをPC210から送信した利用者を一意に識別可能な内容である。
順番変更機能236は、ユーザ確認機能235によって同じ利用者の印刷ジョブが記憶部233に記憶されていた場合に、それらの利用者が同じ印刷ジョブがプリントエンジン234で連続して印刷されるように、印刷順の変更を行う機能である。
記憶部233は、PC230から送信されて受信した印刷ジョブを印刷待ちのために一時記憶する処理を行い、また、印刷装置230を制御するプログラムを記憶する。
プリントエンジン234は、印刷装置230が受信した印刷ジョブを紙面に印刷する処理を行って、具備する排紙トレイに印刷した印刷結果を排紙する。
次に、印刷装置230の記憶部233に記憶される印刷ジョブの印刷順が変更される処理について図7を参照して説明する。
図7は、記憶部233に記憶される印刷ジョブの印刷順が変更される処理を示す模式図であり、図7(a)は記憶部233に記憶される印刷ジョブとプリントエンジン234とを示した模式図であり、図7(b)は図7(a)に示す状態から先頭の印刷ジョブが送信されて残された印刷ジョブの印刷順が変更される様子を示した模式図である。
図7(a)に示すように、印刷装置230の記憶部233に、複数の印刷ジョブが印刷順と共に記憶されており、プリントエンジン234で印刷が完了して印刷ジョブの新たな受け入れが可能になると、記憶部233に記憶される先頭の印刷ジョブ(利用者がAである印刷ジョブであり、図7(a)では参照番号701で示される印刷ジョブ)に印刷実行指示が行われてプリントエンジン234に送信される。
先頭の印刷ジョブ(参照番号701)に印刷実行指示が行われると、ユーザ確認機能235によって利用者が同じAである印刷ジョブが記憶部233内で検索される。
そして、ユーザ確認機能235によって検索された結果、記憶部233に、利用者が同じAである印刷ジョブが印刷順が4番目と6番目に記憶されているのが判明される(参照番号702、703)。
そこで、記憶部233に記憶されている利用者が同じAである印刷ジョブが連続して印刷装置230に送信されるように印刷順の変更が順番変更機能236によって行われる。
印刷順の変更が行われた結果を示す図が図7(b)であり、印刷装置230に印刷ジョブが送信されて(参照番号704)、記憶部233内の利用者が同じAである印刷ジョブの印刷順が1番目と2番目に変更される(参照番号705、706)。
次に、印刷装置230で行われる処理フローについて図8を参照して説明する。
図8は、印刷装置230で行われる処理フローを示したフローチャートである。
印刷装置230は、PC210から送信された印刷ジョブを受信すると(ステップ801)、受信した印刷ジョブを記憶部233に蓄積する(ステップ802)。
プリントエンジン234が印刷中の際にはプリントエンジン234に印刷ジョブが送信されず(ステップ803でNO)、印刷ジョブが送信可能まで待って(ステップ801でNO、803でNOの繰り返し)、PC210から印刷ジョブが送られると受信して蓄積する(ステップ801でYES、802)。
そして、プリントエンジン234で印刷が終了して新たな印刷ジョブの受信が可能になると(ステップ803でYES)、制御部232は、記憶部233に記憶された印刷順が先頭の印刷ジョブに印刷実行指示を行ってその印刷ジョブをプリントエンジン234に送信する(ステップ804)。
先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われると、印刷実行指示が行われた印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブがユーザ確認機能235によって記憶部233内で検索される(ステップ805)。
その結果、同じ利用者の印刷ジョブがあれば(ステップ805でYES)、検索された同じ利用者の印刷ジョブの印刷順が、先ほど(ステップ804)印刷装置230に送信された印刷ジョブに続けてプリントエンジン234に送信されるように変更される(ステップ806)。
この印刷順の変更は図7を参照して説明したように行われる。
また、ステップ805で、印刷実行指示が行われた印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブがなかった場合には(ステップ805でNO)、PC210から送信される印刷ジョブがあれば受信して(ステップ801でYES、802)、プリントエンジン234で印刷可能になり次第、その時の印刷順が先頭の印刷ジョブに印刷実行指示が行われる(ステップ803でYES、804)。
なお、印刷装置230でこのような処理を実行するプログラムを通信手段により提供することはもちろん、CDROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
まず、印刷システム300について図9を参照して説明を行う。
図9は、印刷システム300の概略を示した構成図である。
印刷システム300は、印刷依頼装置であるパーソナルコンピュータ310−1、310−2、・・・310−n(総称してパーソナルコンピュータ310と呼ぶ)と印刷制御装置であるプリントサーバ320と印刷装置330とが通信回線301によって接続されて構成される。
パーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)310は、印刷装置330のプリンタドライバを備え、印刷依頼である印刷ジョブの作成が行われる。
PC310で作成される印刷ジョブには、印刷ジョブのユーザ名、ログインユーザ名、ファイル名等が記載され、それらにより印刷ジョブの利用者が読み取られる。
印刷ジョブの利用者とは、PC310で印刷ジョブを作成してプリントサーバ320に送信したユーザである。
プリントサーバ320は、PC310から送られた印刷ジョブを蓄積し、印刷装置330で印刷が可能な状態になると、蓄積した印刷ジョブを印刷装置330に送信する。
プリントサーバ320が印刷ジョブを蓄積する時に、蓄積した印刷ジョブが複数あって、同じ利用者の印刷ジョブが存在する場合には、同じ利用者の印刷ジョブが連続して印刷されるように、蓄積した印刷ジョブの印刷順を変更する。
印刷装置330は、プリントサーバ320から送られる印刷ジョブを受け付けて紙面に印刷して、印刷した順番で印刷結果を排紙トレイに排紙する。
また、印刷装置330は、ユーザに情報を表示してユーザからの指示を受け付ける、タッチパネルで構成される表示/操作部331を有する。
このように構成される印刷システム300は、PC310で作成された印刷ジョブがプリントサーバ320に送られて蓄積され、プリントサーバ320で蓄積された印刷ジョブは、同じ利用者の印刷ジョブが印刷装置330で連続して印刷されるように印刷順が変更され、変更された印刷順で印刷ジョブがプリントサーバ320から印刷装置330に送信されて、印刷装置330で印刷される。
次に、プリントサーバ320の構成について図10を参照して説明を行う。
図10は、プリントサーバ320の構成の概略を示したブロック図である。
プリントサーバ320は、通信I/F部21、制御部322、記憶部323を備える。
通信I/F部321は、通信回線301と接続されて、PC310や印刷装置330と印刷ジョブのやり取りを行う。
制御部322は、プリントサーバ320の統括的な制御を行い、また、機能としてユーザ確認機能324、順番変更機能325を備える。
ユーザ確認機能324は、受信した印刷ジョブの利用者を読み取り、その利用者と同じ利用者の印刷ジョブを記憶部323から検索する処理を行う。
ユーザ確認機能324が印刷ジョブより読み取る内容は、印刷ジョブのユーザ名、ログインユーザ名、ファイル名等のその印刷ジョブをPC310から送信した利用者を一意に識別可能な内容である。
順番変更機能325は、ユーザ確認機能235によって同じ利用者の印刷ジョブが場合に、それらの利用者が同じ印刷ジョブが印刷装置330で連続して印刷されるように、印刷順の変更を行う機能である。
記憶部323は、PC310から送信されて受信した印刷ジョブを印刷待ちのために一時記憶する処理を行い、また、プリントサーバ320を制御するプログラムを記憶する。
記憶部323に記憶される印刷ジョブの印刷順は、基本的にはプリントサーバ320が印刷ジョブを受信して記憶部323に記憶した順番となるが、プリントサーバ320が印刷ジョブを受信したときに受信した印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブを記憶部323に既に記憶していた場合には、同じ利用者の印刷ジョブは連続して印刷装置330に送信されるように印刷順の変更が行われる。
記憶部233からプリントエンジン234に送信される印刷ジョブの印刷順は、印刷装置230が印刷ジョブを受信して記憶部233に記憶した印刷順であるが
次に、印刷装置330の制御部322によって行われる印刷順の変更について図11を使って説明を行う。
次に、印刷装置330の制御部322によって行われる印刷順の変更について図11を使って説明を行う。
図11は、印刷装置330の制御部322が行う印刷待ちの印刷順の変更について示した模式図であり、図11(a)はプリントサーバ30が新たな印刷ジョブを受信した様子を示す模式図であり、図11(b)は新たな印刷ジョブを受信したときに従来のプリントサーバで行われる印刷待ちの印刷順を示す模式図であり、図11(c)は新たな印刷ジョブを受信したときにプリントサーバ30で行われる印刷待ちの印刷順を示す模式図である。
図11(a)に示すように、プリントサーバ320の記憶部323に3つの印刷ジョブ(3つの印刷ジョブの利用者はそれぞれAさん、Bさん、Cさん)が印刷待ちの為に記憶されている状態で、プリントサーバ30は利用者Bの印刷ジョブを受信する。
従来のプリントサーバでは新たな印刷ジョブを受信すると、図11(b)に示すように、新たな印刷ジョブの印刷順は最後に位置付けられる(参照番号1101)。
そして、利用者がBさんの印刷ジョブは、印刷順が2番目と4番目に位置付けられ(参照番号1102、1103)、印刷装置330に連続して送信されることはない。
しかし、本発明の印刷依頼装置に係わるプリントサーバ320は、新たな印刷ジョブの利用者がBさんで、その印刷ジョブを受信する前に記憶していた印刷ジョブに利用者が同じBさんの印刷ジョブが含まれているので、印刷ジョブの印刷順を変更して、新たな印刷ジョブの印刷順を、記憶していた同じ利用者の印刷ジョブの後である3番目に位置付けて、記憶部323に記憶する(参照番号1104、1105)。
つまり、17:42に受信されたBさんの印刷ジョブの印刷順は、17:37に受信されたBさんの印刷ジョブの後の3番目に位置付けられ、17:40に受信されたCさんの印刷ジョブより先に位置付けられる。
このように印刷順が変更されて記憶部323に記憶されるので、利用者がBさんの印刷ジョブは、印刷装置330に送信される際に連続して送信され、印刷結果が連続して排紙トレイに排紙される。
次に、プリントサーバ320で行われる処理フローについて図12を参照して説明を行う。
図12は、プリントサーバ320で行われる処理フローを示すフローチャートである。
プリントサーバ320では、PC310より送信された印刷ジョブを通信回線301を通して、通信I/F部321で受信すると、印刷装置330で印刷が行われておらず印刷待ちの必要がない場合は(ステップ1201でNO)、受信した印刷ジョブを印刷装置330に送信する(ステップ1202)。
また、印刷装置330で印刷が行われており印刷待ちの必要がある場合は(ステップ1201でYES)、制御部322は、受信した印刷ジョブの利用者を読み取り(ステップ1203)、読み取った利用者と同じ利用者の印刷ジョブを記憶部323内で検索する(ステップ1204)。
制御部322が検索して、同じ利用者の印刷ジョブが記憶部323に記憶されていない場合には(ステップ1204でNO)、制御部322は、受信した印刷ジョブを印刷順の最後に位置付けて記憶部323に記憶させる(ステップ1205)。
しかし、制御部322が確認して、同じ利用者の印刷ジョブが記憶部323に記憶されている場合には(ステップ1204でYES)、制御部322は、受信した印刷ジョブを、記憶部323に記憶される同じ利用者の印刷ジョブの後に連続して印刷されるように印刷順の変更を行って(ステップ1206)、受信した印刷ジョブを記憶部323に記憶させる(ステップ1205)。
そして、記憶部323に記憶された印刷ジョブは、印刷装置330で印刷が終了して新たな印刷ジョブを受け入れることが出来次第、ステップ1206で変更が行われた新たな印刷順の先頭の印刷ジョブから印刷装置330に送信される。
このように処理されることにより、プリントサーバ320に印刷待ちの為に記憶される印刷ジョブの印刷順が、利用者が同じ印刷ジョブは連続して印刷されるように変更されて、印刷装置330では同じ利用者の印刷ジョブが連続して印刷されて、印刷装置330の排紙トレイには同じ利用者の印刷ジョブの印刷結果が連続して排紙されるようになる。
また、プリントサーバ320でこのような処理を実行するプログラムを通信手段により提供することはもちろん、CDROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、上述の説明では、プリントサーバ320は、PC310から印刷ジョブを受信すると印刷装置330が印刷中で印刷待ちの必要がある場合に受信した印刷ジョブの印刷順を変更するように説明したが、プリントサーバ320、印刷装置330が印刷中でなくてもPC310から受信した印刷ジョブを印刷装置330に送信せずに記憶部323に蓄積して、ユーザが印刷装置330から印刷指示を行うことによって初めてプリントサーバ320から印刷装置330に印刷ジョブが送信されるように構成することも可能である。
このように、印刷装置330からユーザによる印刷指示が送られて初めてプリントサーバ320が蓄積した印刷ジョブを印刷装置330に送信する場合を印刷システム300における印刷ジョブ蓄積モードと呼んで説明を行う。
次に、印刷システム300において印刷ジョブ蓄積モードで印刷が行われる場合に、印刷装置330が有する表示/操作部331に表示されるユーザが印刷を指示する画面について図13を参照して説明を行う。
図13は、印刷システム300で印刷ジョブ蓄積モードで印刷が行われる場合に、表示/操作部331に表示されるユーザが印刷指示を行う印刷指示画面900を示した画面構成図である。
図13に示すように、印刷指示画面900には、プリントサーバ320の記憶部323に蓄積された印刷ジョブの内容と、「全て印刷ボタン901」、「ユーザ選択印刷ボタン902」、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」が表示される。
プリントサーバ320に蓄積される印刷ジョブは、図13を参照して説明した順番変更機能325による印刷順の変更が行われて、記憶部323に記憶される時点で同じ利用者からの印刷ジョブについては印刷ジョブの印刷順の変更が行われる。
図13に示した印刷指示画面900では、17:42に受信されたBさんからの印刷ジョブが17:40に受信されたCさんからの印刷ジョブよりも先の3番目に印刷順が位置付けられる。
このように表示される印刷指示画面900より、ユーザは、「全て印刷ボタン901」の押下或いは、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」よりユーザ名を選択して「ユーザ選択印刷ボタン902」の押下を行う。
「全て印刷ボタン901」の押下が行われた場合は、プリントサーバ320に蓄積されている印刷ジョブが記憶される印刷順通りに印刷装置330に送信され、印刷装置330で印刷が行われる。
また、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」からは、ユーザが印刷を所望する利用者が選択されて「ユーザ選択印刷ボタン902」の押下が行われると、選択された利用者の印刷ジョブだけが順番どおりに印刷装置330に送信される。
つまり、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」よりBさんが選択されて「ユーザ選択印刷ボタン902」の押下が行われると、図13に示す印刷指示画面の状態では、17:34に受信されたBさんの印刷ジョブが印刷装置330に送信されて、その印刷ジョブの印刷が完了した後、17:42に受信されたBさんの印刷ジョブが印刷装置330に送信される。
次に、印刷システム300で印刷ジョブ蓄積モードの印刷が行われる際の処理フローについて図14を参照して説明を行う。
図14は、印刷ジョブ蓄積モードで印刷が行われる際の処理フローを示したフローチャートである。
プリントサーバ320は、PC310より送られた印刷ジョブを受信すると(ステップ1401でYES)、記憶部323に記憶する(ステップ1402)。
このステップ1402で行われる印刷ジョブの蓄積は、図11を参照して説明したように、受信した印刷ジョブと同じ利用者の印刷ジョブは連続して送信されるように印刷順が変更されて記憶部323に記憶される処理である。
印刷装置330から印刷指示に関する信号が送信されない場合には(ステップ1403でNO)、印刷ジョブの受信を待ち(ステップ1401でNO、ステップ1403でNOの繰り返し)、印刷ジョブを受信すると記憶部323に蓄積する(ステップ1401でYES、ステップ1402)。
そして、図13を参照して説明したように、ユーザが印刷指示画面900からボタンの押下を行って印刷指示を行うと(ステップ1404)、押下されたボタンに対応する信号が印刷装置330からプリントサーバ320に送信され、プリントサーバ320がその信号を受信する(ステップ1403でYES)。
プリントサーバ320が受信した信号が、「全て印刷ボタン901」の押下を示す信号であった場合には(ステップ1405で全印刷)、プリントサーバ320は記憶部323に蓄積している印刷ジョブを記憶している印刷順通りに印刷装置330に順次送信する(ステップ1406)。
そして、印刷ジョブの送信が順次行われる印刷装置330では、送られた印刷ジョブの印刷が順次行われる(ステップ1407)。
また、ステップ1405で、プリントサーバ320が受信した信号が、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」の選択と「ユーザ選択印刷ボタン902」の押下を示す信号であった場合には(ステップ1405でユーザ選択)、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」で選択された利用者の印刷ジョブが記憶部323から順番に印刷装置330に送信される(ステップ1408)。
印刷ジョブが送信された印刷装置330は、送られた印刷ジョブの印刷を順次行う(ステップ1407)。
この場合に印刷される印刷ジョブは、「ユーザ選択プルダウンメニュー903」で選択された利用者の印刷ジョブである。
このように処理されることで、ユーザはプリントサーバ320に蓄積された印刷ジョブのなかから自分の印刷ジョブだけを印刷装置330に印刷させることができる。
なお、印刷システム300では、プリントサーバ320が印刷待ちのキューの役目を担うように説明したが、本発明は、印刷システム300において、プリントサーバ320が存在しなくて、印刷装置330が印刷待ちのキューの役目を担うように構成されてもよい。
その場合には、印刷装置330は、印刷ジョブを記憶する記憶部を備え、ユーザ確認機能324と順番変更機能325と同様の機能を有するように構成される。
なお、図13と図14とを参照して説明した印刷ジョブ蓄積モードの印刷については、印刷システム300でプリントサーバ320が存在しなくて印刷装置330が印刷ジョブを蓄積するキューの役目を担うように構成された状態でも可能である。
その場合にも印刷装置330は、印刷ジョブを記憶する記憶部を備え、ユーザ確認機能324と順番変更機能325と同様の機能を有するように構成される。
この発明は、印刷制御装置および印刷装置および印刷制御プログラムおよび印刷プログラムにおいて利用可能である。
この発明によれば、印刷ジョブの利用者が同じ場合には排紙トレイで印刷結果が連続して排紙されるようにして、印刷結果の利用者による区切りを明確にすることができる。
100 印刷システム
101 通信回線
110、110−1、110−2、・・・110−n パーソナルコンピュータ
120 プリントサーバ
121 通信インタフェース部
122 制御部
123 記憶部
124 ユーザ確認機能
125 順番変更機能
130 印刷装置
200 印刷システム
201 通信回線
210、210−1、210−2、・・・210−n パーソナルコンピュータ
230 印刷装置
231 通信インタフェース部
232 制御部
233 記憶部
234 プリントエンジン
235 ユーザ確認機能
236 順番変更機能
300 印刷システム
301 通信回線
310、310−1、310−2、・・・310−n パーソナルコンピュータ
320 プリントサーバ
321 通信インタフェース部
322 制御部
323 記憶部
324 ユーザ確認機能
325 順番変更機能
330 印刷装置
331 表示/操作部
900 印刷指示画面
101 通信回線
110、110−1、110−2、・・・110−n パーソナルコンピュータ
120 プリントサーバ
121 通信インタフェース部
122 制御部
123 記憶部
124 ユーザ確認機能
125 順番変更機能
130 印刷装置
200 印刷システム
201 通信回線
210、210−1、210−2、・・・210−n パーソナルコンピュータ
230 印刷装置
231 通信インタフェース部
232 制御部
233 記憶部
234 プリントエンジン
235 ユーザ確認機能
236 順番変更機能
300 印刷システム
301 通信回線
310、310−1、310−2、・・・310−n パーソナルコンピュータ
320 プリントサーバ
321 通信インタフェース部
322 制御部
323 記憶部
324 ユーザ確認機能
325 順番変更機能
330 印刷装置
331 表示/操作部
900 印刷指示画面
Claims (5)
- 印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブを順次印刷装置に送信して印刷の実行を指示する印刷実行指示手段と、
前記印刷実行指示手段により印刷実行が指示された印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、
前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段と
を具備する印刷制御装置。 - 前記検索手段は、
前記蓄積されている印刷ジョブのユーザ名、ログイン名、ファイル名等の利用者を識別可能な一意の情報に基づき利用者が同一の印刷ジョブを検索する請求項1記載の印刷制御装置。 - 印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブの印刷を順次実行する印刷実行手段と、
前記印刷実行手段により印刷が実行されている印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、
前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段と
を具備する印刷装置。 - コンピュータを、
印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブを順次印刷装置に送信して印刷の実行を指示する印刷実行指示手段と、
前記印刷実行指示手段により印刷実行が指示された印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、
前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段と
して機能させる印刷制御プログラム。 - コンピュータを、
印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた印刷ジョブを蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積された印刷ジョブの印刷を順次実行する印刷実行手段と、
前記印刷実行手段により印刷が実行されている印刷ジョブと利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されているかを検索する検索手段と、
前記検索手段により前記利用者が同一の印刷ジョブが前記蓄積手段に蓄積されていると検索された場合は、該印刷ジョブが連続して印刷されるように前記蓄積手段に蓄積されている印刷ジョブの印刷順を変更する印刷順変更手段と
して機能させる印刷プログラム。
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