JP2008090000A - 光送受信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザダイオードの実装位置の変更やレーザダイオード自体の変更を行わずに、光出力レベルを自由に調整することができる小型の光送受信モジュールを提供する。
【解決手段】 平面光波回路を形成する導波路基板21と、平面光波回路を介して外部伝送路へ出力するためのレーザ光を発振するレーザ発振素子の半導体レーザ素子22と、外部伝送路からのレーザ光を平面光波回路を介して受光する受光素子のフォトダイオード素子23とをシリコン基板24上に集積し、平面光波回路の光導波路に、光導波路を伝搬するレーザ光を対象にした可変光減衰器25を配設する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ通信に使用される光送受信モジュールに関し、特に、一心双方向のWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重方式)用光送受信モジュールに関する。
近年、インターネットを通した動画等の情報へのアクセスが増大しており、情報伝送容量の拡大の要求は一般ユーザにまで広がっている。これに伴い、光通信の適用範囲は基幹系だけでなく加入者系にまで急速に拡大しつつある。
上りと下りとにおいて異なる波長の光信号を伝送する双方向通信システムでは、双方向の通信を同時に送受信する必要がある。このことと小型化及び経済化を図ることとを理由に、光加入者システムに使用される光モジュールは、光導波路を使用し送信機能と受信機能とを一体化した光送受信モジュールが主流となりつつある。そこで、このような光送受信モジュールが特許文献1に開示されている。
特許文献1の光送受信モジュールは、平面光波回路上にレーザダイオードやフォトダイオードをハイブリッド集積して構成されており、クロストーク光を抑制するように配置されている。
一方では、加入者系システムの光化によって光伝送距離の多様化が進んでおり、光送受信モジュールにおいて伝送距離を制御するために、出力光レベルの調整が必要となっている。例えば、加入者系システムにおいて、ある光送受信モジュール内のレーザ発振素子が必要以上に高いレベルの信号光を送出すると、この光送受信モジュール内のデバイスに影響を及ぼしたり、その受信側の機器を損傷させたりする可能性があるだけでなく、この信号光が関係の無い加入者装置にまで達してその加入者装置が誤動作を起してしまう恐れがある。このような重大な事故を防ぐために、光送受信モジュールの出力光レベル調整が必要となる。
しかし、特許文献1に開示されているような光送受信モジュールでは、光出力を調整するために、レーザダイオードの実装位置の変更やレーザダイオード自体の変更を行わなければならず、これでは、品種の煩雑化や部品点数の増加につながり、光送受信モジュールの生産効率の低下,コストアップを招くことになる不都合があった。
このような不都合を解決するために、光送受信器の次段にパワー調整器を設けた光伝送システムが特許文献2に開示されている。
特開平11‐68705号公報 特開2006‐67013号公報
しかしながら、特許文献2に開示されているように、パワー調整器あるいは可変光減衰器を光送受信器の次段に設けると、機器2つ分の設置空間を占有し、光送受信器の小型化が意味の無いものになってしまう。また、光送受信器の次段で信号光のレベル調整を行っても、この光送受信器自身内のデバイスへの影響は無くならないという不都合があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の不都合を改善し、レーザダイオードの実装位置の変更やレーザダイオード自体の変更を行わずに、光出力レベルを自由に調整することができる小型の光送受信モジュールを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の光送受信モジュールは、光導波路からなる平面光波回路と、この平面光波回路を介して外部伝送路へ出力するためのレーザ光を発振するレーザ発振素子と、外部伝送路からのレーザ光を平面光波回路を介して受光する受光素子とを基板上に集積して成る光送受信モジュールであり、平面光波回路に、光導波路を伝搬するレーザ光の光強度を調整する光強度調整手段を配設したことを特徴とする(請求項1乃至6)。
このような光送受信モジュールによれば、平面光波回路内に光強度調整手段を形成するので、従来の光出力レベルの調整方法である発光素子実装位置の変更や発光素子自体の変更を行なわずに、光出力レベルを自由に変化させ、光伝送距離を変えることができる。また、光送受信モジュールの大きさが変わらないので、小型化を図ることができる。
また、上記の光送受信モジュールにおいて、上述した平面光波回路を、レーザ発振素子に結合した第1光導波路と、この第1光導波路に、予め装備され入射光をその波長に応じて反射又は透過方向に分岐させる機能を有するフィルタ部分で合流結合した外部入出力側の第2光導波路とにより構成し、第1光導波路に、光強度調整手段を配設して構成してもよい(請求項2)。
このようにすると、レーザ発振素子から出力される光の強度のばらつきを光強度調整手段で吸収できるので、発光素子の品質に関わらず安定したレベルの光を送信することができ、製造の歩留まりが向上する。
また、上記の光送受信モジュールにおいて、上述した平面光波回路を、上述した平面光波回路を、レーザ発振素子に結合した第1光導波路と、この第1光導波路に、予め装備され入射光をその波長に応じて反射又は透過方向に分岐させる機能を有するフィルタ部分で合流結合した外部入出力側の第2光導波路とにより構成し、第2光導波路に、光強度調整手段を配設して構成してもよい(請求項3)。
このようにすると、外部伝送路から受信した信号光のレベルを受光素子に対応したレベルに調整することができる。
さらに、上記の光送受信モジュールにおいて、上述した光強度調整手段が、外部からの動作制御を可能とした可変光減衰器であってもよい(請求項4)。このようにすると、光導波路内を伝搬する光の強度レベルを一定範囲内で調整することが可能となる。
また更に、上記の光送受信モジュールにおいて、上述した可変光減衰器が、マッハツェンダ干渉計であってもよい(請求項5)。このようにすると、物理的に動く部分が無いため、信頼性の高い光強度調整が可能となる。
また更に、上記の光送受信モジュールにおいて、上述した可変光減衰器が、微小電気機械(MEMS)型可変光減衰器であってもよい(請求項6)。このようにすると、簡単な構造で光強度調整を行うことができる。
さらに、上記の光送受信モジュールにおいて、微小電気機械(MEMS)型可変光減衰器を、光導波路内の伝搬光を減衰又は遮断する光シャッタと、この光シャッタを開閉駆動するシャッタ駆動手段とにより構成してもよい(請求項7)。このように、光導波路を通過する光量を変えることで、光導波路内を伝搬する光の強度レベルを自由に調整することが可能となる。
また、本発明の光送受信器は、上記の光送受信モジュールをパッケージ内に実装すると共に、パッケージが、光送受信モジュールの光強度調整手段とパッケージ外部側の制御回路とを電気的に接続するためのリード端子を備えたことを特徴とする(請求項8)。
このような光送受信器によれば、外部操作に従って、光送受信モジュールの光導波路内を伝搬する光の強度レベルを自由に調整することが可能となり、信号光の送受信を良好に行うことができる。
本発明は以上のように構成されるため、これにより、一心双方向のWDM用光送受信モジュール内部の平面光波回路(PLC:Planar Lightwave Circuit)に光強度調整手段(可変光減衰器)を形成することで、従来の光出力レベルの調整方法であるレーザ発振素子の実装位置の変更やレーザ発振素子自体の変更を行なわずに、光出力レベルを自由に変化させ、光伝送距離を変えることができる。また、PLC内に光強度調整手段(可変光減衰器)を形成するので、光送受信モジュールの大きさが変わらず小型化を図ることができる。
以下、本発明における一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本第1実施形態の光送信器の構成を示す図である。
図1に示すように、本第1実施形態の光送受信器は、セラミックパッケージ1の内部に、平面光波回路を形成する導波路基板21が積層されたシリコン基板24上に半導体レーザ素子22とフォトダイオード素子23とを集積したハイブリッド集積モジュールである光送受信モジュール2と、光送受信モジュール2のフォトダイオード素子23から出力される電流を電圧に変換するトランスインピーダンスアンプIC3とを実装して構成されており、光送受信モジュール2には光ファイバ5が搭載されている。
セラミックパッケージ1は入出力側に分けられた複数のリード端子4A,4Bを備えており、このリード端子4A,4Bは、セラミックパッケージ1内部の光送受信モジュール2又はトランスインピーダンスアンプIC3とパッケージ1外部側の制御回路とを電気的に接続するためのものである。
光送受信モジュール2は、平面光波回路を形成する導波路基板21と、平面光波回路を介して外部伝送路へ出力するためのレーザ光を発振するレーザ発振素子の半導体レーザ素子22と、外部伝送路からのレーザ光を平面光波回路を介して受光する受光素子のフォトダイオード素子23とをシリコン基板24上に集積した一心双方向のWDM用光送受信モジュールであり、平面光波回路に、光導波路を伝搬するレーザ光の光強度を調整する光強度調整手段としての可変光減衰器25を配設している。
セラミックパッケージ1のリード端子4A,4Bのいずれかが、光送受信モジュール2における半導体レーザ素子22とフォトダイオード素子23と可変光減衰器25との各電極と接続し、パッケージ1外部側から半導体レーザ素子22とフォトダイオード素子23と可変光減衰器25とへの電力供給を可能としている。
次に、本第1実施形態の光送受信器に内蔵された光送受信モジュール2について説明する。
図2は、本第1実施形態における光送受信モジュール2の構成を示す斜視図であり、図3は、本第1実施形態における光送受信モジュール2の構成を示す平面図である。
本第1実施形態の光送受信モジュール2は、平面光波回路を形成する導波路基板21と、半導体レーザ素子22と、フォトダイオード素子23と、入射光を波長に応じて透過又は反射方向に分岐させる誘電体多層膜フィルタであるフィルタ26とをシリコン基板24上に集積し、外部伝送路に通じる光ファイバ5を実装するための光ファイバ実装固定用V溝27がシリコン基板24に形成されている。
導波路基板21に形成された平面光波回路は、一端を半導体レーザ素子22の発光面に結合し他端がフィルタ26に結合した第1光導波路28と、一端を光ファイバ実装固定用V溝27に固定される光ファイバ5に結合するようにし他端が第1光導波路28の他端と合流しフィルタ26に結合した第2光導波路29とにより構成されており、第1光導波路28及び第2光導波路29は、第1光導波路28を伝搬しフィルタ26で反射したレーザ光が第2光導波路29に結合するような形状である。そしてさらに、第1光導波路28上に可変光減衰器25が配設されており、本第1実施形態では、この可変光減衰器25としてマッハツェンダ干渉計が設けられている(以下、マッハツェンダ干渉計25とする)。
フィルタ26は、半導体レーザ素子22からのレーザ光を反射しこのレーザ光と異なる波長のレーザ光を透過するように設計されており、第1光導波路28と第2光導波路29との合流箇所に配置されている。フォトダイオード素子23は、フィルタ26に対して半導体レーザ素子22の反対側の位置に配置され、第2光導波路29を伝搬しフィルタ26を透過した外部伝送路からの光信号を受光する機能を有している。
第1光導波路28上のマッハツェンダ干渉計25は、アーム導波路として光導波路31と光導波路32とを有しており、光導波路32にはヒータ33が取り付けられている。このヒータ35は、導波路32に対して熱を供給する機能を有している。ヒータ33に電極を設置し、その電極から図1のセラミックパッケージ1に搭載されているリード端子4A,4Bのいずれかへ配線することで、ヒータ33への電力供給が可能となり、ヒータ33に電力を供給することで熱が発生する。
マッハツェンダ干渉計25においては、ヒータ33の熱により導波路32の屈折率が変化し、導波路32の伝搬光に位相シフトが生じ、導波路31と導波路32との伝搬光が合流し重なりあって干渉する。この信号光の干渉による信号光強度の減衰により光出力が変化する。よって、ヒータ33への電力供給を操作することで光送受信器の光出力レベルを自由に調整することが可能となる。
本第1実施形態の動作について説明する。
まず、半導体レーザ素子22からの信号光は第1光導波路28に結合して第1光導波路28内を伝搬する。第1光導波路28内を伝搬する信号光は、マッハツェンダ干渉計25の入射側で導波路31と導波路32との2方向に分岐されて伝搬した後、その出射側で合流し出力される。このとき、ヒータ33に電力を供給すると熱が発生し、その熱により導波路32の屈折率が変化し、信号光の位相シフトが生じ干渉する。この信号光の干渉による信号光強度の減衰により光出力レベルが変化する。
マッハツェンダ干渉計25で合流した信号光は、フィルタ26で全反射され第2光導波路29を伝搬し図2の光ファイバ5を通過して外部伝送路へ伝送される。
一方、外部伝送路からの信号光は、図1の光ファイバ5を通過した後に第2光導波路29内を伝搬し、フィルタ26を透過してフォトダイオード素子23で受光される。
このように本第1実施形態の光送受信器では、図1に示すリード端子4A,4Bから電力を外部供給することにより、光送受信モジュール2内のマッハツェンダ干渉計25において導波路32の屈折率を変化させ、光出力レベルを変化させることが可能である。これにより、半導体レーザ素子22を動かすことなく光出力レベル調整ができ、半導体レーザ素子22を損傷させる心配が無いので、出力光レベル調整を利用者側の操作箇所とすることが可能である。
以上のような本第1実施形態の光送受信器によれば、半導体レーザ素子22が必要以上に高いレベルの信号光を発振しても、導波路28に設けた可変光減衰器25によって伝搬光レベルが調整されるので、半導体レーザ素子22の発振光がフォトダイオード素子23に漏れることが軽減される。
更には、従来の光出力レベルの調整方法である半導体レーザ素子22実装位置の変更や半導体レーザ素子22自体の変更を行なわずに、光出力レベルを自由に変化させ、光伝送距離を変えることができる。またさらに、光送受信器内部で出力光レベル調整を行うので、光送受信器の大きさが変わらず小型化を図ることができる。
また、更に、半導体レーザ素子22から出力される光の強度のばらつきを可変光減衰器で吸収できるので、半導体レーザ素子22の品質に関わらず安定したレベルの光を送信することができ、製造の歩留まりが向上する。
ここで、本第1実施形態では、導波路28に可変光減衰器25を設けて出力光レベルを調整しているが、これに限らず、導波路29に可変光減衰器を設けてもよい。導波路29に可変光減衰器を設けることで、外部伝送路から受信した信号光のレベルをフォトダイオード素子23に対応したレベルに調整して伝搬することができる。
次に、本発明にかかる第2実施形態について説明する。
図4は、本第2実施形態の光送受信器の構成を示す図である。ここで、図1に示す本第1実施形態と同様の構成要素ついては、同じ符号を付して示している。
図4に示すように、本第2実施形態の光送受信器は、セラミックパッケージ1の内部に、シリコン基板64上に平面光波回路を形成する導波路基板61と半導体レーザ素子62とフォトダイオード素子63とを集積して成る光送受信モジュール6と、光送受信モジュール6のフォトダイオード素子63から出力される電流を電圧に変換するトランスインピーダンスアンプIC3を実装して構成されており、光送受信モジュール6には光ファイバ5が搭載されている。
セラミックパッケージ1は入出力側に分けられた複数のリード端子4A,4Bを備えており、このリード端子4A,4Bは、セラミックパッケージ1内部の光送受信モジュール6及びトランスインピーダンスアンプIC3をパッケージ1外部側の制御回路と電気的に接続するためのものである。
本第2実施形態における光送受信モジュール6は、平面光波回路を形成する導波路基板61と、平面光波回路を介して外部伝送路へ出力するためのレーザ光を発振するレーザ発振素子の半導体レーザ素子62と、外部伝送路からのレーザ光を平面光波回路を介して受光する受光素子のフォトダイオード素子63とをシリコン基板64上に集積しており、平面光波回路に、光導波路を伝搬するレーザ光の光強度を調整する光強度調整手段として可変光減衰器65を配設している。
図5は、本第2実施形態の光送受信モジュール6の構成を示す図である。
本第2実施形態の光送受信モジュール6は、図5に示すとおり、図2及び図3に示す第1実施形態の光送受信モジュール2と同様の構成として、平面光波回路を形成する導波路基板61と、半導体レーザ素子62と、フィルタ66と、フォトダイオード素子63とをシリコン基板64上に集積し、光ファイバ実装固定用V溝27がシリコン基板24に形成されている。
また、導波路基板61に形成された平面光波回路も第1実施形態と同様に、第1光導波路68と、第2光導波路69とにより構成されている。そして、図2及び図3に示す光送受信モジュール2と異なる構成として、第1光導波路68上にMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型可変光減衰器65が配設されている。
MEMS型可変光減衰器65は、第1光導波路68内を伝搬するレーザ光を減衰又は遮断する光シャッタ70と、この光シャッタ70を開閉制御させるシャッタ駆動手段として片持ち梁71及び固定部材72とで構成されている。
光シャッタ70は、片持ち梁71の可動端に取り付けられている。片持ち梁71には被駆動電極として櫛歯電極73が設けられており、固定部材72にも、固定電極として櫛歯電極74が片持ち梁71の櫛歯電極73間に挿入されるように設けられている。
片持ち梁71及び固定部材72を、図1のセラミックパッケージ1に搭載されているリード端子4A,4Bのいずれかへ配線することで、片持ち梁71と固定部材72との間に電圧を印加することができる。片持ち梁71と固定部材72との間に電圧を印加することで、両者間に静電気力を発生させる。
ここで、片持ち梁71と固定部材72とには、それぞれ櫛歯電極73と櫛歯電極74とが設けられているので、片持ち梁71及び固定部材72の表面積が全体的に大きくなる。従って、その分だけ片持ち梁71と固定部材72との間に発生する静電気力が増大するため、片持ち梁71と固定部材72との間に印加する電圧を大きくする必要がない。
そして、この静電気力による引力によって片持ち梁71の可動端側部分が固定部材72に引き寄せられてたわみ、それに伴って光シャッタ70が導波路68を開閉するように移動する。このように片持ち梁71と固定部材72との間に静電気力を発生させて光シャッタ70を開閉駆動させることで、光出力レベルが変化する。
このような光送受信モジュール2においては、片持ち梁71と固定部材72との間に印加する電圧を変えることで、導波路68を伝搬する光量を調節することができる。これにより、本第2実施形態の光送受信器は、光出力レベルを自由に調整することが可能である。
以上のような本第2実施形態の光送受信器おいても、上述した第1実施形態と同様に、従来の光出力レベルの調整方法である半導体レーザ素子62実装位置の変更や半導体レーザ素子62自体の変更を行なわずに、光出力レベルを自由に変化させ、光伝送距離を変えることができる。またさらに、光送受信器内部で出力光レベル調整を行うので、光送受信器の大きさが変わらず小型化を図ることができる。
本発明にかかる第1実施形態の光送受信器の構成を示す斜視図である。 図1に開示した実施形態における光送受信モジュールの構成を示す斜視図である。 図2に開示した光送受信モジュールの構成を示す平面図である。 本発明にかかる第2実施形態の光送受信器の構成を示す斜視図である。 図4に開示した実施形態における光送受信モジュールの構成を示す平面図である。
符号の説明
1 セラミックパッケージ
2,6 光送受信モジュール
3 トランスインピーダンスアンプIC
4A,4B リード端子
5 光ファイバ
21,61 導波路基板
22,62 半導体レーザ素子(レーザ発振素子)
23,63 フォトダイオード素子(受光素子)
24,64 シリコン基板
25 マッハツェンダ干渉計(可変光減衰器)
26,66 フィルタ
27,67 光ファイバ実装固定用V溝
28,68 第1光導波路
29,69 第2光導波路
31,32 導波路
33 ヒータ
65 MEMS型可変光減衰器
70 光シャッタ
71 片持ち梁
72 固定部材
73 櫛歯電極
74 櫛歯電極

Claims (8)

  1. 光導波路からなる平面光波回路と、前記平面光波回路を介して外部伝送路へ出力するためのレーザ光を発振するレーザ発振素子と、前記外部伝送路からのレーザ光を前記平面光波回路を介して受光する受光素子とを基板上に集積して成る光送受信モジュールにおいて、
    前記平面光波回路に、前記光導波路を伝搬するレーザ光の強度を可変調整する光強度調整手段を配設したことを特徴とする光送受信モジュール。
  2. 前記請求項1に記載の光送受信モジュールにおいて、
    前記平面光波回路を、前記レーザ発振素子に結合した第1光導波路と、この第1光導波路に、予め装備され入射光をその波長に応じて反射又は透過方向に分岐させる機能を有するフィルタ部分で合流結合した外部入出力側の第2光導波路とにより構成し、
    前記第1光導波路に、前記光強度調整手段を配設して構成したことを特徴とする光送受信モジュール。
  3. 前記請求項1に記載の光送受信モジュールにおいて、
    前記平面光波回路を、前記レーザ発振素子に結合した第1光導波路と、この第1光導波路に、予め装備され入射光をその波長に応じて反射又は透過方向に分岐させる機能を有するフィルタ部分で合流結合した外部入出力側の第2光導波路とにより構成し、
    前記第2光導波路に、前記光強度調整手段を配設して構成したことを特徴とする光送受信モジュール。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光送受信モジュールにおいて、
    前記光強度調整手段が、外部からの動作制御を可能とした可変光減衰器であることを特徴とする光送受信モジュール。
  5. 前記請求項4に記載の光送受信モジュールにおいて、
    前記可変光減衰器が、マッハツェンダ干渉計であることを特徴とする光送受信モジュール。
  6. 前記請求項4に記載の光送受信モジュールにおいて、
    前記可変光減衰器が、微小電気機械(MEMS)型可変光減衰器であることを特徴とする光送受信モジュール。
  7. 前記請求項6に記載の光送受信モジュールにおいて、
    前記微小電気機械(MEMS)型可変光減衰器を、前記光導波路内の伝搬光を減衰又は遮断する光シャッタと、この光シャッタを開閉駆動するシャッタ駆動手段とにより構成したことを特徴とする光送受信モジュール。
  8. 前記請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光送受信モジュールをパッケージ内に実装すると共に、前記パッケージが、前記光強度調整手段とパッケージ外部側の制御回路とを電気的に接続するためのリード端子を備えたことを特徴とする光送受信器。
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