JP2008088972A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 DPFに捕集されたパティキュレート量をより適切に推定し、パティキュレートの漏れやDPFの閉塞を防止することができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 給油直後は、単位時間当たりのパティキュレート排出量DPTを算出するマップとして、最も設定値の大きい第3DPTマップを選択し(S14)、DPF32の捕集パティキュレート量QPTを算出する。アイドル運転状態におけるアイドル学習値CETIDLの演算回数Nが所定回数N0に達すると、セタン価学習値CETLRNをアイドル学習値CETIDLに設定し、セタン価学習値CETLRNに対応するDPTマップが選択される(S19,S23,S24)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に排気系に排気中のパティキュレートを捕集するディーゼルパティキュレートフィルタ(以下「DPF」という)を備えた内燃機関の制御装置に関する。
ディーゼル内燃機関の排気系に排気中のパティキュレートを捕集するDPFを設け、パティキュレートの排出量を低減する技術は広く用いられている。DPFが捕集しうるパティキュレート量には限界があるため、DPFに捕集されたパティキュレート量を算出し、算出した捕集パティキュレート量に応じて、捕集されたパティキュレートを燃焼させる再生処理の実行時期が判定される。
特許文献1には、使用中の燃料のセタン価を推定し、推定したセタン価及び機関運転状態に応じて、単位時間当たりのパティキュレート排出量を算出し、算出したパティキュレート排出量を積算することにより、捕集パティキュレート量を算出する手法が示されている。
特開2005−48709号公報
しかしながら、給油後は給油した燃料のセタン価を直ちに推定できない場合がある。特許文献1にはそのような場合の対処方法が示されていないので、例えば単位時間当たりの実際のパティキュレート排出量が推定値より大きくなり、DPFの再生処理の実行時期が遅れて、パティキュレートがDPFの下流側に排出されるおそれ、あるいはDPFが閉塞するおそれがあった。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、DPFに捕集されたパティキュレート量をより適切に推定し、パティキュレートの漏れやDPFの閉塞を防止することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、内燃機関(1)の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段(6)と、排気系に排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレート捕集手段(32)とを備える内燃機関の制御装置において、前記燃料噴射手段(6)による燃料噴射を制御する燃料噴射制御手段と、前記機関の燃焼室内の圧力変化を検出する圧力変化検出手段(2)と、該圧力変化検出手段(2)の出力に基づいて、使用中の燃料のセタン価(CETLRN)を推定するセタン価推定手段と、前記パティキュレート捕集手段(32)に捕集されたパティキュレート量(QPT)を、前記機関の運転状態に応じて設定された捕集量マップを用いて算出するパティキュレート量算出手段と、算出される捕集パティキュレート量(QPT)に応じて前記パティキュレート捕集手段(32)の再生処理を実行する再生手段とを備え、前記パティキュレート量算出手段は、推定されたセタン価(CETLRN)に応じて前記捕集量マップを選択し、前記セタン価の推定が完了していないときは、前記捕集パティキュレート量(QPT)が最も大きくなる捕集量マップ(DPT3)を選択することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、前記セタン価の推定が完了していないときは、平均的なセタン価(CETAV)の燃料に適した燃料噴射制御を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置において、前記機関は、排気の一部を吸気系に還流する排気還流手段(26,27)を備え、前記セタン価の推定が完了していないときは、排気還流量を減少させる排気還流制御手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、セタン価推定が完了しているときは、推定されたセタン価に応じて捕集量マップが選択されるので、使用中の燃料のセタン価に適した捕集量マップを用いて正確な捕集パティキュレート量を算出することができる。一方、給油直後でセタン価の推定が完了していないときは、捕集パティキュレート量が最も大きくなる捕集量マップが選択されるので、捕集パティキュレート量が実際の値と同等以上に推定され、パティキュレートの漏れやパティキュレート捕集手段の閉塞を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、セタン価の推定が完了していないときは、平均的なセタン価の燃料に適した燃料噴射制御が行われるので、燃料の実際のセタン価とのずれの期待値は最小となり、セタン価ずれの影響を最小限に抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、セタン価の推定が完了していないときは、排気還流量が減量されるので、通常の排気還流を行った場合よりパティキュレート排出量を減量することができる。その結果、パティキュレートの漏れあるいはパティキュレート捕集手段の閉塞をより確実に防止することができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。以下両図を合わせて参照して説明する。内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、シリンダ内に燃料を直接噴射するディーゼルエンジンであり、各気筒に燃料噴射弁6が設けられている。燃料噴射弁6は、電子制御ユニット(以下「ECU」という)4に電気的に接続されており、燃料噴射弁6の開弁時間及び開弁時期は、ECU4により制御される。
エンジン1は、吸気管22、排気管24、及び過給機28を備えている。過給機28は、排気の運動エネルギにより駆動されるタービン30と、タービン30により回転駆動され、吸気の圧縮を行うコンプレッサ29とを備えている。
タービン30は、複数の可変ベーン(図示せず)を備えており、可変ベーンの開度を変化させることにより、タービン回転数(回転速度)を変更できるように構成されている。タービン30のベーン開度は、ECU4により電磁的に制御される。
吸気管22内の、コンプレッサ29の下流には加圧された空気を冷却するためのインタークーラ25及び吸入空気量を制御するインテークシャッタ(スロットル弁)23が設けられている。インテークシャッタ23は、図示しないアクチュエータを介してECU4により、開閉制御される。
排気管24のタービン30の上流側と、吸気管22のインテークシャッタ23の下流側との間には、排気を吸気管22に還流する排気還流通路26が設けられている。排気還流通路26には、排気還流量を制御するための排気還流制御弁(以下「EGR弁」という)27が設けられている。EGR弁27は、ソレノイドを有する電磁弁であり、その弁開度はECU4により制御される。
排気管24の、タービン30の下流側には、排気を浄化する触媒コンバータ31と、DPF32とが上流側からこの順序で設けられている。
触媒コンバータ31は、排気中に含まれる炭化水素及び一酸化炭素の酸化を促進するための酸化触媒を内蔵する。なお、触媒コンバータ31は、NOxを吸着するNOx吸着剤及びNOxの還元作用が付加されたものであってもよい。
DPF32は、排気がフィルタ壁の微細な孔を通過する際、排気中の炭素(C)を主成分とするパティキュレートであるスート(soot)を、フィルタ壁の表面及びフィルタ壁中の孔に堆積させることによって捕集する。フィルタ壁の構成材料としては、例えば、炭化珪素(SiC)等のセラミックスや金属多孔体が使用される。
DPF32のスート捕集能力の限界までスートを捕集すると、排気圧力の上昇(DPF32の閉塞)を引き起こすので、適時スートを燃焼させる再生処理を行う必要がある。この再生処理では、排気の温度をスートの燃焼温度まで上昇させるために、ポスト噴射が実行される。ポスト噴射は、燃料噴射弁6により、排気行程において行われる燃料噴射である。ポスト噴射により噴射された燃料は、主として触媒コンバータ31で燃焼し、DPF32に流入する排気の温度を上昇させる。
エンジン1の各気筒には、筒内圧(燃焼圧力)を検出する筒内圧センサ2が設けられている。本実施形態では、筒内圧センサ2は、各気筒に設けられるグロープラグと一体に構成されている。筒内圧センサ2の検出信号は、ECU4に供給される。なお、筒内圧センサ2の検出信号は、実際には、筒内圧PCYLのクランク角度(時間)に対する微分信号(圧力変動)に相当するものであり、筒内圧PCYLは、筒内圧センサ出力を積分することにより得られる。
またエンジン1には、クランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ3が設けられている。クランク角度位置センサ3は、クランク角1度毎にパルスを発生し、そのパルス信号はECU4に供給される。クランク角度位置センサ3は、さらに特定気筒の所定クランク角度位置で気筒識別パルスを生成して、ECU4に供給する。
ECU4には、エンジン1により駆動される車両のアクセルペダルの操作量APを検出するアクセルセンサ37、エンジン1の冷却水温TWを検出する冷却水温センサ38、当該車両の車速VPを検出する車速センサ39、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ(図示せず)、及びエンジン1の吸気温TAを検出する吸気温センサ(図示せず)などが接続されており、これらのセンサの検出信号がECU4に供給される。
ECU4は、エンジン1の各気筒の燃焼室に設けられた燃料噴射弁6の制御信号を駆動回路5に供給する。駆動回路5は、燃料噴射弁6に接続されており、ECU4から供給される制御信号に応じた駆動信号を、燃料噴射弁6に供給する。これにより、ECU4から出力される制御信号に応じた燃料噴射時期において、前記制御信号に応じた燃料噴射量だけ燃料が、各気筒の燃焼室内に噴射される。ECU4は、通常は1つの気筒についてパイロット噴射及び主噴射を実行する。
ECU4は、増幅器10と、A/D変換部11と、パルス生成部13と、CPU(Central Processing Unit)14と、CPU14で実行されるプログラムを格納するROM(Read Only Memory)15と、CPU14が演算結果などを格納するRAM(Random Access Memory)16と、入力回路17と、出力回路18とを備えている。筒内圧センサ2の検出信号は、増幅器10に入力される。増幅器10は、入力される信号を増幅する。増幅器10により増幅された信号は、A/D変換部11に入力される。また、クランク角度位置センサ3から出力されるパルス信号は、パルス生成部13に入力される。
A/D変換部11は、バッファ12を備えており、増幅器10から入力される筒内圧センサ出力をディジタル値(以下「圧力変化率」という)dp/dθに変換し、バッファ12に格納する。より具体的には、A/D変換部11には、パルス生成部13から、クランク角1度周期のパルス信号(以下「1度パルス」という)PLS1が供給されており、この1度パルスPLS1の周期で筒内圧センサ出力をサンプリングし、ディジタル値に変換してバッファ12に格納する。筒内圧PCYLは、圧力変化率dp/dθを積算することにより算出される。
一方、CPU14には、パルス生成部13から、クランク角6度周期のパルス信号PLS6が供給されており、CPU14はこの6度パルスPLS6の周期でバッファ12に格納されたディジタル値を読み出す処理を行う。すなわち、本実施形態では、A/D変換部11からCPU14に対して割り込み要求を行うのではなく、CPU14が6度パルスPLS6の周期で読出処理を行う。
入力回路17は、各種センサの検出信号をディジタル値に変換し、CPU14に供給する。なお、エンジン回転数NEは、6度パルスPLSの周期から算出される。またエンジン1の要求トルクTRQは、アクセルペダル操作量APに応じて算出される。
CPU14は、エンジン運転状態に応じて目標排気還流量GEGRを算出し、目標排気還流量GEGRに応じてEGR弁27の開度を制御するデューティ制御信号を、出力回路18を介してEGR弁27に供給する。さらにCPU14は、以下に説明するように使用中の燃料のセタン価を推定する処理を実行し、推定したセタン価に応じた燃料噴射制御を行う。さらに推定したセタン価に応じて、DPF32に捕集されたパティキュレート量(以下「捕集パティキュレート量」という)QPTを算出し、捕集パティキュレート量QPTが所定量に達すると、DPF32の再生処理を実行する。
図3は、使用中の燃料のセタン価を推定する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS11では、エンジン1に燃料を供給する燃料タンク(図示せず)に給油を行った直後か否かを判別する。給油直後であることは、燃料メータ指示値の増加、またはフィラーキャップの開閉、及びエンジンスイッチのオフからオンへの変化に基づいて判定される。
給油直後であるときは、燃料タンクから燃料噴射弁6までの経路中の燃料が入れ替わるのに要する所定時間TWAIT(例えば2分)だけ待機する(ステップS12)。その後、セタン価学習値CETLRNを市場で流通している燃料の平均的なセタン価CETAV(例えば50)に設定し(ステップS13)、捕集パティキュレート量QPTの算出に使用するDPTマップとして、第3DPTマップを選択する(ステップS14)。DPTマップは、後述するDPF再生制御において、単位時間当たりにエンジン1から排出されるパティキュレート量(以下「単位時間排出量」という)DPTを算出するために使用されるマップであり、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて予め設定されているものである。第3DPTマップは、高セタン価CET3(例えば55)の燃料を基準として設定されたマップであり、これ以外に低セタン価CET1(例えば45)の燃料を基準として設定された第1DPTマップ、及び平均的なセタン価CET2(=CETAV)の燃料を基準として設定された第2DPTマップが設けられている(図14参照)。エンジン運転状態(NE,TRQ)が同一であれば、第1〜第3DPTマップの設定値をDPT1,DPT2,DPT3とすると、DPT3>DPT2>DPT1なる関係が成立する。
ステップS15では、目標排気還流量GEGRを減量する。これにより、セタン価推定を行うときの還流排気の影響を排除し、セタン価の推定精度を向上させることができる。次いでアイドル状態でのセタン価学習処理(後述する第1セタン価学習処理)の実行回数をカウントするカウンタNの値を「0」に設定するとともに、学習完了フラグFLCを「0」に設定する(ステップS16)。学習完了フラグFLCは、給油後のセタン価の学習が完了したとき、後述するステップS25またはS35で「1」に設定される。
ステップS16を実行後、ステップS17に進む。ステップS11で給油直後でないときは直ちにステップS17に進む。ステップS13〜S16は、給油直後に1回だけ実行される。
ステップS17では、学習完了フラグFLCが「1」であるか否かを判別する。最初はこの答は否定(NO)であるので、ステップS18に進み、エンジン1の運転状態がアイドル状態であるか否かを判別する。
ステップS18の答が肯定(YES)であるときは、カウンタNの値が所定値N0(例えば10)と等しいか否かを判別する。最初はこの答は否定(NO)であるので、ステップS20に進み、予め決められた特定の気筒の燃料噴射モードを変更する。具体的には、パイロット噴射を停止して主噴射のみを実行し、かつ主噴射の実行時期を通常より進角させる。その状態で図4に示す第1セタン価学習処理を実行し、アイドル学習値CETIDLを算出する。
ステップS22では、カウンタNを「1」だけインクリメントする。カウンタNの値が所定値N0に達すると、ステップS19からステップS23に進み、セタン価学習値CETLRNをその時点のアイドル学習値CETIDLに設定する。次いで、セタン価学習値CETLRNに対応するDPTマップを選択する(ステップS24)。すなわち、給油直後は、高セタン価CET3に対応する第3DPTマップが選択されるが、セタン価学習が完了した時点でセタン価学習値CETLRNが、低セタン価CET1または平均的なセタン価CET2に近いときは、第1または第2DPTマップに変更される。セタン価学習値CETLRNが高セタン価CET3に近いときは、第3DPTマップが引き続き使用される。
ステップS25では、学習完了フラグFLCを「1」に設定するとともに、目標EGR流量GEGRの減量を終了する。
ステップS18の答が否定(NO)であってアイドル状態でないときは、車速VPが所定車速VP1(例えば100km/h)以上であるか否かをを判別する(ステップS31)。VP<VP1であるときは、直ちに本処理を終了する。
VP≧VP1であるときは、図10に示す第2セタン価学習処理を実行し、高車速学習値CETHVを算出する(ステップS32)。次いでセタン価学習値CETLRNを高車速学習値CETHVに設定し(ステップS33)、ステップS24と同様に、セタン価学習値CETLRNに対応するDPTマップを選択する(ステップS34)。そして、学習完了フラグFLCを「1」に設定するとともに、目標EGR流量GEGRの減量を終了する(ステップS35)。
学習完了フラグFLCが「1」に設定されると、ステップS17の答が肯定(YES)となり、直ちに本処理を終了する。
図4は、図3のステップS21で実行される第1セタン価学習処理のフローチャートである。
ステップS41では、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じてCAFMMマップ(図示せず)を検索し、基準着火時期CAFMMを算出する。CAFMMマップは、例えば平均的なセタン価CET2の燃料を基準として設定されている。ステップS42では、基準着火時期CAFMMから実着火時期CAFMを減算することにより、着火遅れ角DCAを算出する。使用中の燃料のセタン価がセタン価CET2より高いときは、着火遅れ角DCAは負の値となる。
図5は、実着火時期CAFMを算出(検出)する着火時期算出モジュールの構成を示すブロック図である。着火時期算出モジュールの機能は、CPU14による演算処理により実現される。着火時期算出モジュールは、バンドパスフィルタ部71と、位相遅れ補正部72と、着火時期判定部73とからなる。バンドパスフィルタ部71には、筒内圧センサ2から出力される圧力変化率dp/dθが入力される。バンドパスフィルタ部71は、圧力変化率dp/dθに含まれるノイズ成分を除去する。バンドパスフィルタ部71では、位相遅れが発生するため、位相遅れ補正部72では、この遅れを補正する。
着火時期判定部73は、燃料噴射に対応して、圧力変化率dp/dθがピーク値を示すクランク角度位置を実着火時期CAFMとを判定する。具体的には、図6(b)に示すように、位相遅れ補正部72から出力される圧力変化率dp/dθが検出閾値DPPを超えたクランク角を、実着火時期CAFMと判定する。
図6(a)には、クランク角CAIMから開始される噴射パルスINJMが示されており、同図(b)には実着火時期CAFMを検出する角度範囲RDET(例えば10度)が示されている。このように、検出角度範囲RDETを比較的狭い範囲に限定することにより、CPU14の演算負荷を増大させることなく、着火時期を正確に判定することができる。
図4に戻り、ステップS43では、着火遅れ角DCAをエンジン回転数NEを用いて、着火遅れ時間TDFMに変換し、着火遅れ時間TDFMに応じて図7に示すCETテーブルを検索し、セタン価CETを算出する。
ステップS44では、算出されたセタン価CETを下記式(1)に適用し、アイドル学習値CETIDLを算出する。なお、アイドル学習値CETIDLは、給油直後に平均的なセタン価CETAVに初期化される。
CETIDL=α1×CET+(1−α1)×CETIDL (1)
ここで、α1は0から1の間の値に設定されるなまし係数、右辺のCETIDLは、前回算出値である。
図8は、エンジン1の特定の気筒における熱発生率HRRの推移を示す図であり、実線が高セタン価(例えば57)の燃料に対応し、破線が低セタン価(例えば41)の燃料に対応する。横軸はクランク角度CAである(ピストンが圧縮上死点にあるときを「0」度とする)。同図(a)は、パイロット噴射及び主噴射を実行する場合に対応し、この場合には、燃料噴射はクランク角度0度(圧縮上死点)近傍で行われ、上死点後5〜10度で熱発生率HRRがピークに達する。セタン価の差による、ピーク位置の差は1度程度である。同図(b)は、燃料噴射時期を進角させて主噴射のみ実行する場合に対応し、この場合には、燃料噴射はクランク角度−20度(圧縮上死点前20度)近傍で行われ、上死点前5〜10度で熱発生率HRRがピークに達する。セタン価の差による、ピーク位置の差は8度程度となる。すなわち、燃料噴射を主噴射のみ(シングル噴射)とし、かつ噴射時期を進角させることにより、セタン価の違いによる着火時期の差がより顕著となり、セタン価CETの算出精度を向上させることができる。
図9は、セタン価42.8の燃料を使用して、第1セタン価学習処理で算出されるセタン価CETの度数分布図である。この例では50回以上の計測を行っており、計測結果の分布はほぼ正規分布とみなせるものなっている。この計測結果からみると、1回の計測結果では、±2セタン価程度の誤差がある。1回の計測による誤差の最大値をeMAXとすると、n回計測を行ったときの最大誤差enは、下記式(2)で与えられる。
en=eMAX/sqr(n) (2)
ここで、sqrは平方根の演算記号である。
n=10とすると、最大誤差enは、2/3.16≒0.63となるので、最低限10回程度の計測が必要である。そこで本実施形態では、上記所定値N0を「10」としている。
図10は、図3のステップS32で実行される第2セタン価学習の手法を説明するために、熱発生率HRRの推移を示す図であり、実線はセタン価42.8の燃料に対応し、破線はセタン価54.5の燃料に対応する。熱発生率HRRを図に示す角度範囲RINT(例えば上死点前10度から上死点後6度の範囲)で積分することにより得られる、パイロット噴射に対応する熱発生量IPHRは、燃料のセタン価が大きくなるほど増加することが実験により確認されている。例えば、図12に示すようにセタン価CETの増加に対して熱発生量IPHRはほぼ直線的に増加する。ただし、図12に示すような関係が得られるのは、エンジンの高負荷運転状態に限られるので、本実施形態では車速VPが所定車速VP1以上であるときのみ、第2セタン価学習処理を実行するようにしている。
図11は、第2セタン価学習処理のフローチャートである。
ステップS51では、角度範囲RINTで例えば1度毎にサンプリングされた熱発生率HRR(i)(i=0〜16)を読み込む。なお、熱発生率HRRは、下記式(3)により算出される。
HRR=κ/(κ−1)×PCYL×dV
+1/(κ−1)×VCYL×dP (3)
ここで、κは混合気の比熱比、PCYLは検出筒内圧、dVは筒内容積増加率[m3/deg]、VCYLは気筒容積、dPは筒内圧上昇率[kPa/deg]である。
ステップS52では、ステップS51で読み込んだ熱発生率HRR(i)を積算することにより、熱発生量IPHRを算出する。ステップS53では、熱発生量IPHRに応じて図12に示す変換テーブルを検索し、セタン価CETを算出する。
ステップS54では、ステップS32で算出されたセタン価CETを下記式(4)に適用し、高車速学習値CETHVを算出する。なお、高車速学習値CETHVは、給油直後に平均的なセタン価CETAVに初期化される。
CETHV=α2×CET+(1−α2)×CETHV (4)
ここで、α2は0から1の間の値に設定されるなまし係数、右辺のCETHVは、前回算出値である。
図13は、DPF32の再生制御のフローチャートである。この処理は、所定時間毎にCPU14で実行される。
ステップS61では、図3の処理で選択されたDPTマップを、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて検索し、単位時間排出量DPTを算出する。すなわち、図14に示す第1〜第3DPTマップのうちから選択された1つを用いて単位時間排出量DPTを算出する。
ステップS62では、単位時間排出量DPTを積算することにより、捕集パティキュレート量QPTを算出する。次いで捕集パティキュレート量QPTが、所定量QPTH以上であるか否かを判別する(ステップS63)。その答が否定(NO)であるときは直ちに本処理を終了し、肯定(YES)であるときは、再生処理を実行する(ステップS64)。
ステップS65で再生処理が完了したか否かを判別し、完了していないときは直ちに本処理を終了する。再生処理が完了したときは、捕集パティキュレート量QPTを「0」に戻す(ステップS66)。
図15は、捕集パティキュレート量QPTと、車両走行時間TRUN(または車両走行距離DRUN)との関係を示す図であり、ラインL1はセタン価45の燃料に対応し、ラインL2はセタン価55の燃料に対応する。このように、セタン価が大きくなるほど、単位時間排出量DPTが大きくなり、捕集パティキュレート量QPTが所定量QPTHに達する時期が早まる。
図16は、CPU14で実行される燃料噴射制御処理のフローチャートである。
ステップS71では、エンジン回転数NE及び要求トルクTRQに応じて、燃料噴射量マップ及び燃料噴射時期マップ(図示せず)を検索し、基本燃料噴射量QIMAP及び基本燃料噴射時期CAIMAP(上死点からの進角量として定義される)を算出する。燃料噴射量マップ及び燃料噴射時期マップは、平均的なセタン価CET2の燃料を基準として設定されている。
ステップS72では、セタン価学習値CETLRNに応じて、噴射量補正値QIC及び噴射時期補正値CAICを算出する。セタン価学習値CETLRNが平均的なセタン価CET2の近傍にあるときは、噴射量補正値QIC及び噴射時期補正値CAICはともに「0」に設定される。セタン価学習値CETLRNが増加するほど、噴射時期補正値CAICは減少するように(補正後の噴射時期がリタードするように)設定され、噴射量補正値QICも減少するように設定される。燃料噴射時期の補正は、実着火時期を適切なものとするために行われ、燃料噴射量の補正は、燃焼による発熱量を適切なものとするために行われる。
ステップS73では、基本燃料噴射量QIMAP及び噴射量補正値QICを下記式(5)に適用するとともに、基本燃料噴射時期CAIMAP及び噴射時期補正値CAICを下記式(6)に適用し、燃料噴射量QINJ及び燃料噴射時期CAINJを算出する。
QINJ=QIMAP+QIC (5)
CAINJ=CAIMAP+CAIC (6)
CPU14は、算出された燃料噴射量QINJ及び燃料噴射時期CAINJに応じて燃料噴射弁6を駆動する。
以上詳述したように本実施形態では、図3の処理により、使用中の燃料のセタン価が推定され、推定されたセタン価に応じて3つのDPTマップのうちの1つが選択される。したがって、セタン価推定が完了しているとき(FLC=1であるとき)は、使用中に燃料のセタン価に適したDPTマップを用いて正確な捕集パティキュレート量QPTを算出することができる。一方、給油直後でセタン価の推定が完了していないとき(FLC=0であるとき)は、捕集パティキュレート量QPTが最も大きくなる第3DPTマップが選択されるので、捕集パティキュレート量QPTが実際の捕集量と同等以上に推定され、パティキュレートの漏れやDPF32の閉塞を防止することができる。
またセタン価の推定が完了していないときは、セタン価学習値CETLRNは、平均的なセタン価CETAV(=CET2)に設定され(図3,ステップS13)、平均的なセタン価の燃料に適した燃料噴射制御が行われる。したがって、制御に用いるセタン価学習値CETLRNと、燃料の実際のセタン価とのずれの期待値が最小となり、セタン価ずれの影響を最小限に抑制することができる。
また、図3のステップS15により、セタン価の推定が完了していないときは、目標排気還流量GEGRを減量されるので、通常の排気還流を行った場合よりパティキュレート排出量を減量することができる。その結果、パティキュレートの漏れあるいはDPFの閉塞をより確実に防止することができる。
本実施形態では、燃料噴射弁6が燃料噴射手段に相当し、DPF32がパティキュレート捕集手段に相当し、排気還流通路26及びEGR弁27が排気還流手段に相当し、筒内圧センサ2が圧力変化検出手段に相当する。またECU4が、燃料噴射制御手段、セタン価推定手段、パティキュレート量算出手段、再生手段、及び排気還流制御手段を構成する。より具体的には、図16の処理が燃料噴射制御手段に相当し、図3のステップS21及びS32がセタン価推定手段に相当し、図3のステップS14,S24,S34,並びに図13のステップS61,S62,S65,及びS66がパティキュレート量算出手段に相当し、図13のステップS63,S64が再生手段に相当し、図3のステップS15,S25,及びS35が排気還流制御手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、DPTマップは、3つのセタン価CET1〜3に対応して3個使用しているが、2個あるいは4個以上使用してもよい。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの制御にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 図1に示す制御装置の一部の構成を具体的に示す図である。 使用中の燃料のセタン価を推定するための処理を示すフローチャートである。 図3の処理で実行される第1セタン価学習処理のフローチャートである。 着火時期算出モジュールの構成を示すブロック図である。 着火時期の検出手法を説明するためのタイムチャートである。 着火遅れ時間(TDFM)からセタン価(CET)を算出するためのテーブルを示す図である。 特定の気筒における熱発生率(HRR)の推移を示す図である。 セタン価の推定結果の度数分布を示す図である。 エンジンの高負荷運転状態におけるセタン価推定手法を説明するための図である。 図3の処理で実行される第2セタン価学習処理のフローチャートである。 熱発生量(IPHR)からセタン価(CET)を算出するためのテーブルを示す図である。 DPFの再生を行う処理のフローチャートである。 図13の処理で参照されるDPTマップを示す図である。 車両の走行時間(TRUN)と捕集パティキュレート量(QPT)との関係を示す図である。 燃料噴射制御を行う処理のフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 筒内圧センサ(圧力変化検出手段)
4 電子制御ユニット(燃料噴射制御手段、セタン価推定手段、パティキュレート量算出手段、再生手段、排気還流制御手段)
6 燃料噴射弁(燃料噴射手段)
26 排気還流通路(排気還流手段)
27 排気還流制御弁(排気還流手段)
32 ディーゼルパティキュレートフィルタ(パティキュレート捕集手段)

Claims (3)

  1. 内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、排気系に排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレート捕集手段とを備える内燃機関の制御装置において、
    前記燃料噴射手段による燃料噴射を制御する燃料噴射制御手段と、
    前記機関の燃焼室内の圧力変化を検出する圧力変化検出手段と、
    該圧力変化検出手段の出力に基づいて、使用中の燃料のセタン価を推定するセタン価推定手段と、
    前記パティキュレート捕集手段に捕集されたパティキュレート量を、前記機関の運転状態に応じて設定された捕集量マップを用いて算出するパティキュレート量算出手段と、
    算出される捕集パティキュレート量に応じて前記パティキュレート捕集手段の再生処理を実行する再生手段とを備え、
    前記パティキュレート量算出手段は、推定されたセタン価に応じて前記捕集量マップを選択し、前記セタン価の推定が完了していないときは、前記捕集パティキュレート量が最も大きくなる捕集量マップを選択することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記燃料噴射制御手段は、前記セタン価の推定が完了していないときは、平均的なセタン価の燃料に適した燃料噴射制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記機関は、排気の一部を吸気系に還流する排気還流手段を備え、前記セタン価の推定が完了していないときは、排気還流量を減少させる排気還流制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。
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