JP2008088896A - 自己サイホン形水車発電機 - Google Patents

自己サイホン形水車発電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008088896A
JP2008088896A JP2006270775A JP2006270775A JP2008088896A JP 2008088896 A JP2008088896 A JP 2008088896A JP 2006270775 A JP2006270775 A JP 2006270775A JP 2006270775 A JP2006270775 A JP 2006270775A JP 2008088896 A JP2008088896 A JP 2008088896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
water
ejector
water level
suction pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006270775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4766392B2 (ja
Inventor
Toshifumi Ookihata
敏文 大木畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishigaki Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishigaki Co Ltd filed Critical Ishigaki Co Ltd
Priority to JP2006270775A priority Critical patent/JP4766392B2/ja
Publication of JP2008088896A publication Critical patent/JP2008088896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4766392B2 publication Critical patent/JP4766392B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

【課題】 水車に連結した吸出し管に滞留する空気を、エジェクターの抽気作用を利用して自動的に排出して起動させる自己サイホン形水車発電機を提供する。
【解決手段】 高水位側に垂設した水車(2)に吸出し管(3)を連結し、吸出し管(3)の吐出口(3c)を低水位側に水没させて、吸出し管(3)の下方に配設したエジェクター管(27)の吸込口(27b)を水車(2)の軸流ランナ(19)の後方に連結すると共に、エジェクター管(27)の後端部(27c)を低水位側に垂下して、吸出し管(3)の管頂部(3a)に連結した抽気管(23)をエジェクター管(27)の吸気エジェクター(25)に接続したもので、エジェクター管(27)に水が流入すれば、吸気エジェクター(25)に吸出し管(3)の滞留空気を吸引して吸出し管(3)にサイホン作用を発生させて、発電機(15)に連動連結した水車(2)を作動させることができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は水車にサイホン状の吸出し管を連結し、サイホン作用を利用して水車を駆動させて発電する小水力発電装置の改良に関し、特に、始動時に吸出し管の頂部に停滞する空気を、排気ポンプを使用することなく自動的に排気する自己サイホン形水車発電機に関する。
従来、電気エネルギーを得る手段として、火力発電、原子力発電、及び水力発電が主に利用されている。火力発電、原子力発電は石油燃料や核燃料が必要であり、環境汚染の恐れもあり、限り有る資源を利用している。また、水力発電は大気汚染がなく、天候に左右されることが少ないが、ダムを利用する大規模な水力発電装置は大きな河川が必要であり、発電設備の建設費が膨大となっており、地域の環境を乱す恐れもある。近年、二酸化炭素等の温暖化ガスの排出を規制する地球規模での環境保全が推進されており、地球温暖化現象の対策として、環境汚染のない太陽光や風力を利用する太陽光発電や風力発電が開発されているが、気象条件に左右され、電力供給の安定性に問題がある。
環境汚染がなく気象条件に左右されない発電設備として、水道設備の送水管や、河川、貯水池の水の位置エネルギーを利用する、小水力の水車発電装置が見直されている。河川や貯水池の水位差を利用する小水力の水車発電装置としては、水車にサイホン状の吸出し管を連結し、吸出し管の排水側に給水する補助管からエジェクターを設けた分岐管を分岐して、吸出し管の頂部に連結した吸引管をエジェクターに連通させて、サイホン作用を発生させるサイホン式水車も、例えば、特許文献1に記載してあるように公知である。また、サイホン状の吸上げ管の吸込口と吐出し口に開閉弁を設け、吸上げ管の頂部に注水管を連結し、吸上げ管に給水して頂部の空気を排気する水力発電システムも、特許文献2に記載してあるように公知である。
特開平5−157038号公報(段落番号0016乃至段落番号0020、図2) 特開2002−89428号公報(段落番号0020乃至段落番号0024、図1)
上記従来の水の落差を利用してサイホン作用を発生させて発電する小水力発電装置は、未利用エネルギーやクリーンな自然エネルギーを有効活用でき、環境負荷への低減と電力使用量の削減に寄与するものであるが、サイホン作用を発生させるために、吸出し管やフレキシブルパイプの頂部に溜まる空気を排出する給水ポンプと満水させるための開閉弁と、これらの作動装置と水位検出装置等の付帯設備が必要となる。吸出し管の抽気にエジェクターを利用するサイホン式水車にあっては、抽気するための複雑な配管構造となり、煩雑な維持管理を必要とする。そして、水車を放水側に設置するための設置スペースを確保する必要があり、真空度を維持するのに上流側と下流側の落差に余裕を見込む必要もあり、エネルギーロスが生じている。この発明は、吸出し管の頂部に留まる空気をエジェクターの抽気作用を利用して簡単な構造で排出するもので、水位の変動に係わらず自動的に水車を再起動可能とする自己サイホン形水車発電機を提供する。
この発明の自己サイホン形水車発電機の要旨は、水車に連結した吸出し管を高水位側の水を低水位側に導く放流堰に跨設して、吸出し管のサイホン作用により発電機に連動連結した水車を作動させる水力発電装置において、高水位側に垂設した水車に吸出し管を連結し、吸出し管の吐出口を低水位側に水没させて、吸気エジェクターを有するエジェクター管を吸出し管の下方に配設すると共に、エジェクター管の吸込口を高水位側に開口し、後端部を低水位側に垂下して、吸出し管の管頂部に連結した抽気管をエジェクター管の吸気エジェクターに接続したもので、高水位側の水がエジェクター管の吸込口に流入すれば、垂下した後端部が負圧となり、エジェクター管の吸気エジェクターに吸出し管の頂部に溜まる空気を吸引して吸出し管にサイホン作用を発生させて、発電機に連動連結した水車を駆動させることができる。運転中も水車に吸込まれる空気を吸出し管の管頂部から吸引して、吸出し管のサイホン作用を継続させることができる。
吸出し管の下方に配設するエジェクター管の配置は、エジェクター管の始端部を放流堰に載置して、高水位側に開口するエジェクター管の吸込口を、放流堰を越流する流水水位に開口したもので、貯留水が放流堰を越流すれば、吸出し管のサイホン作用を開始でき、エジェクター管に水を吸上げる揚程を必要としない。また、吸出し管の管頂部を放流堰に跨設し、エジェクター管の始端部を放流堰に載置して、エジェクター管の吸込口を水車の軸流ランナの後方に連結してもよいもので、高水位側の水を放流堰から無駄に排水することなく、動力回収が有効に行える。水面に浮遊する夾雑物は水車の吸込ベルへの混入が少なく、エジェクター管への夾雑物の吸込みを防止できる。そして、エジェクター管は、放流堰に設けた貫通穴に、エジェクター管の始端部を挿通支持させてもよく、高水位側の水が放流堰を越流しなくても、吸出し管のサイホンを作動させて水車を駆動させることができ、高水位側の貯留水を有効に活用できる。
この発明に係わる自己サイホン形水車発電機は、サイホン状の吸出し管の頂部に留まる空気を併設するエジェクター管の抽気作用を利用するもので、高水位側の水がエジェクター管に流入すれば、エジェクター管を垂下する低水位側の落水で負圧が発生し、エジェクター管の吸気エジェクターで吸出し管の頂部の空気を排出して、吸出し管にサイホン作用を発生させて、発電機に連動連結した水車を作動させることができる。水車に水とともに吸込まれる空気もエジェクター管のエジェクター作用により、吸出し管の管頂部から空気を吸引し、水車の作動を継続できる。そして、高水位側の水位が低下して水車が停止しても、水位が上昇すれば、エジェクター管の吸気エジェクターに吸出し管に溜まる空気を吸引して、吸出し管のサイホン作用が発生して水車の自動運転が可能となる。水位の変動に係わらず自動的に水車の作動が可能となり、ポンプ及び開閉弁等の補機と、これらの作動装置と水位検知装置の付帯設備が不要となり、煩雑な維持管理を必要としない。なお、放水側に設置スペースがなくても、上流側に設置可能な条件が多く、メイン設備に影響を与えることなく、高水位側に水車を垂設できる。高水位側の貯水池Aに水車2を垂設すれば、高水位側の貯水池Aと低水位側の放流水路Bに水位差が少なくても、低水位側に吸出し管3の吐出口3cを水没させてサイホン作用を起すことができ、低落差で利用できる。
本発明の実施の形態を図面に基づき詳述すると、図1は自己サイホン形水車発電機の側面図であって、高水位側の貯水池Aと低水位側の放流水路Bの間に貯留水を越流させて放水する放流堰1が配設してある。水車2を貯水池Aに垂設して放流堰1を跨設させた吸出し管3の管頂部3aを水車2に連結し、吸出し管3の垂下部3bを放流水路Bに垂設して連結した水車2と吸出し管3をサイホン管状に形成してある。水車2に連結した吸出し管3の垂下部3bを、水車2の吸込側より低い位置に垂下して、吐出口3cを水没させてある。高水位側の貯水池Aに水車2を垂設すれば、高水位側の貯水池Aと低水位側の放流水路Bに水位差が少なくても、低水位側に吸出し管3の吐出口3cを水没させてサイホン作用を起すことができ、管内を流れる流水で水車を作動させることができる。なお、高水位側の貯水池Aと低水位側の放流水路Bは、水の位置エネルギーを利用できる水道設備の導水管、下水処理場の放流水路、或いは、河川等であってもよく、放流堰1は水路に設ける越流堰やゲートであっても良いものである。
図2は水車の縦断面図であって、貯水池Aに垂設する水車2は、水流を案内する複数のガイドベーン4・・・を止着した円筒状のガイドケーシング5と、その下部に吸込口6aを拡開した吸込ベル6が連結してあり、吸込口6aから流入してくる流水を整流させる複数の静止羽根7・・・を吸込ベル6に止着してある。吸込ベル6の静止羽根7・・・に水中軸受8を嵌着したコーン状のハブ9が支架してある。ガイドケーシング5の上部に上昇してきた水を案内する中間ケーシング10と、中間ケーシング10の上部に上昇水を排出する吐出ケーシング11を連結し、吐出ケーシング11の上部側壁に吸込ベル6の吸込口6aに流入した水を吸出し管3に排出する吐出口11aが突設してあり、水車2の形状を軸流型に形成してある。吸出ケーシング11に設けたブラケット12を支持架台13に支架させて、水車2を貯留池Aに垂設し、吸込ベル6の吸込口6aを貯水池Aの放流堰1の中間近傍に開口してある。吐出ケーシング11の上部に載置した発電機架台14に発電機15が搭載してあり、発電機15の駆動軸16に吐出ケーシング11の内部に垂下した主軸17が軸継手18を介して連結してある。垂下した主軸17の下端を吸込ベル6の内部に支架した水中軸受8に軸支させて、主軸17の下端部に嵌着した軸流ランナ19をガイドケーシング5の内部に配設してある。
図1に示すように、放流堰1に跨設した吸出し管3の下方にエジェクター管20が併設してあり、エジェクター管20は始端部20aを放流堰1の上端に載置して、その給水口20bを放流堰1から放水する越流水の高さの貯水池A側に開口し、排水側の後端部20cを低水位側に垂下させてある。図3は吸出し管に設けた吸気エジェクターであって、エジェクター管20に、先端部を縮少開口したノズル孔21と、ノズル孔21の開口部近傍の円筒管22に連結した抽気管23と、その後方の管径を縮小したディフューザー部24とで吸気エジェクター25を構成してある。吸気エジェクター25は、エジェクター管20に流れる流水をノズル孔21から噴出させて圧力を減圧し、抽気管23から空気を吸引して、ディフューザー部24で空気を水に混合させる。図1に示すように、エジェクター管20の吸気エジェクター25に接続した抽気管23は、吸出し管3の管頂部3aに設けた排気用の逆止弁26の吸込側に連結してある。
図1に示す自己サイホン形水車発電機は上記のように構成してあり、流入水が増加して貯水池Aの水位が上昇してくると、水車2の吸込ベル6から流入してきた水はガイドケーシング5から中間ケーシング10へと水位が上昇する。吐出口3cを水没させた吸出し管3の内圧が上昇し、吸出し管3の管頂部3aの逆止弁26が自動的に開放して空気を抽気管23に流入させて大気に排出し、放流堰1の越流高さまで吐出ケーシング11の内部の水を上昇させる。貯水池Aの貯留水が放流堰1を越流し始めると、越流水がエジェクター管20の給水口20bに流入し、始端部20aを通り放流水路Bに垂下させた後端部20bの排出口20dから排出される。エジェクター管20の垂下した後端部20bは排出される水の重力により負圧となり、吸出し管3の管頂部3aに溜まる空気を吸気エジェクター25に吸引して、エジェクター管20の後端部20bから排出させる。同時に、水車2の内部も負圧となり、吐出ケーシング11の内部の水が上昇して、水を吐出ケーシング2の吐出口11aから吸出し管3に流入して、垂下部3bの放流水路Bに水没させた吐出口3cから排出する。吸出し管3の垂下させた垂下部3bの液体移動によりサイホン作用を発生させて、水車の吸込ベル6に貯留水を吸引し、吸込ベル6に流入する水力により軸流ランナ19を回転させて、主軸17に連結した発電機15を駆動して発電を行う。エジェクター管20のエジェクター作用により、水車2の作動中に水とともに吸込まれる空気を、吸出し管3の管頂部3aから吸気エジェクター25に吸引し、吸出し管3のサイホン作用を継続させて、水車発電が継続できる。貯水池Aの水位が吸込ベル6の吸込口6aより下方に低下すると揚水は停止するが、水位が上昇して放流堰1を越流すれば、再び、軸流ランナ19を回転させて発電機15を駆動することができる。なお、エジェクター管20の給水口20bを拡開してもよいもので、エジェクター管20に流入する水の流速を早めることができ、エジェクター管20の負圧によるエジェクター作用を高めることができる。
図4に示す自己サイホン形水車発電機は他の実施例であって、放流堰1に跨設した吸出し管3の下方に併設したエジェクター管27は始端部27aを放流堰1に載置して、図2に示す軸流ランナ19の後方のガイドケーシング5にエジェクター管27の給水口27bを連結し、後端部27cを放流水路Bに垂下させて下端を給水口27bより低い位置に開口し、エジェクター管27をサイホン状に形成してある。エジェクター管27の吸気エジェクター25に接続する抽気管23は、吸出し管3の管頂部3aに設けた逆止弁26の吸込側に連結してある。
図4に示す自己サイホン形水車発電機は、流入水が増加して貯水池Aの水位が上昇すると吸出し管3の管頂部3aの逆止弁26を自動的に開放して空気を大気に排出する。貯水池Aの貯留水が放流堰1を越流し始めると、水車2のガイドケーシング5からエジェクター管27の始端部27aに流入してきた水は、垂下した後端部27cの排出口27dから排出される。エジェクター管27の垂下した後端部27bは排出する水の重力により吸気エジェクター25が負圧となり、吸出し管3の管頂部3aに滞留する空気を吸引し、吸出し管3にサイホン作用を発生させる。水車2の内部を負圧にして、吐出ケーシング11の内部を上昇してきた水を吸出し管3に流入させる。吸出し管3の後端部3bの液体移動によりサイホン作用発生をさせて、水車2の吸込ベル6に貯留水を吸引し、軸流ランナ19を作動させて発電機15を駆動する。水車2内部の水をガイドケーシング5からエジェクター管27に流入させることにより、高水位側の水を無駄に排水することなく、動力回収が有効に行える。水面に浮遊する夾雑物は水車2の吸込ベル6への混入が少なく、エジェクター管27への夾雑物の吸込みを防止できる。
図5に示す自己サイホン形水車発電機は他の実施例であって、放流堰1に設けた貫通穴1aに、エジェクター管28の始端部28aを挿通支持させて、給水口28bを、貯水池Aに開口してあり、水がエジェクター管28に流入すれば、エジェクター管28を垂下する落水で負圧が発生し、吸出し管3の管頂部3aに滞留する空気を吸引し、吸出し管3のサイホン作用を誘引させて水車2を作動させることができる。貯水池Aの水が放流堰1を越流していなくても、吸出し管3のサイホンを起動させることが出来、貯水池Aの貯留水を有効に活用できる。図6に示す自己サイホン形水車発電機は他の実施例であって、放流堰1に設けた貫通穴1aに、エジェクター管29の始端部29aを挿通支持させて、図2に示す軸流ランナ19の後方のガイドケーシング5にエジェクター管29の給水口29bを連結し、後端部29cを放流水路Bに垂下してある。貯水池Aの水が放流堰1を越流していなくても、発電が可能であり、浮遊する夾雑物のエジェクター管29への流入を防止できる。
この発明に係わるサイホン式水車発電装置は、簡単な構造のエジェクターの抽気作用を利用して、水車に連結した吸出し管に滞留する空気を排出するもので、水位の変動に係わらず自動的に水車の起動が可能となり、環境汚染がなく気象条件に左右されない発電設備となるものである。従って、水道設備の送水管や、河川、貯水池等の水位差を利用する小水力の水車発電装置となるものである。
この発明に係わる自己サイホン形水車発電機の側面図である。 同じく、自己サイホン形水車発電機に用いる水車の縦断面図である。 同じく、エジェクター管に設けた吸気エジェクターの側面図である。 同じく、自己サイホン形水車発電機は他の実施例である 同じく、自己サイホン形水車発電機は他の実施例である 同じく、自己サイホン形水車発電機は他の実施例である
符号の説明
1 放流堰
1a 貫通穴
2 水車
3 吸出し管
3a 管頂部
3c 吐出口
15 発電機
19 軸流ランナ
20、27、28、29 エジェクター管
20a、27a、28a、29a 始端部
20b、27b、28b、29b 給水口
20c、27c、28c、29c 後端部
23 抽気管
25 吸気エジェクター

Claims (4)

  1. 水車(2)に連結した吸出し管(3)を高水位側の水を低水位側に導く放流堰(1)に跨設して、吸出し管(3)のサイホン作用により発電機(15)に連動連結した水車(2)を作動させる水力発電装置において、高水位側に垂設した水車(2)に吸出し管(3)を連結し、吸出し管(3)の吐出口(3c)を低水位側に水没させて、吸気エジェクター(25)を有するエジェクター管(20、27、28、29)を吸出し管(3)の下方に配設すると共に、エジェクター管(20、27、28、29)の給水口(20b、27b、28b、29b)を高水位側に開口し、後端部(20c、27c、28c、29c)を低水位側に垂下して、吸出し管(3)の管頂部(3a)に連結した抽気管(23)をエジェクター管(20、27、28、29)の吸気エジェクター(25)に接続したことを特徴とする自己サイホン形水車発電機。
  2. 上記エジェクター管(20)の始端部(20a)を放流堰(1)に載置して、エジェクター管(20)の給水口(20b)を、放流堰(1)を越流する流水水位に開口したことを特徴とする請求項1に記載の自己サイホン形水車発電機。
  3. 上記エジェクター管(27)の始端部(27a)を放流堰(1)に載置して、エジェクター管(27)の給水口(27b)を水車(2)の軸流ランナ(19)の後方に連結したことを特徴とする請求項1に記載の自己サイホン形水車発電機。
  4. 上記放流堰(1)に設けた貫通穴(1a)に、エジェクター管(28、29)の始端部(28a、29a)を挿通支持させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自己サイホン形水車発電機。
JP2006270775A 2006-10-02 2006-10-02 自己サイホン形水車発電機 Expired - Fee Related JP4766392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270775A JP4766392B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 自己サイホン形水車発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270775A JP4766392B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 自己サイホン形水車発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008088896A true JP2008088896A (ja) 2008-04-17
JP4766392B2 JP4766392B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=39373298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006270775A Expired - Fee Related JP4766392B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 自己サイホン形水車発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4766392B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162482A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ishigaki Co Ltd 放流落差を利用した処理水再利用システム
CN102094742A (zh) * 2009-12-09 2011-06-15 株式会社石垣 虹吸式水轮发电装置
RU2446319C2 (ru) * 2010-02-18 2012-03-27 Федеральное государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт систем орошения и сельхозводоснабжения "Радуга" (ФГНУ ВНИИ "Радуга") Сифон
CN114644430A (zh) * 2022-03-02 2022-06-21 重庆市生态环境科学研究院 一种山地农村生活污水无能耗处理系统及方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103277236B (zh) * 2013-06-17 2015-12-02 中国水利水电科学研究院 一种低水头液气能转换装置和设计方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113878A (ja) * 1981-12-28 1983-07-06 Citizen Watch Co Ltd 腕時計のム−ブメント構造
JPS6413272A (en) * 1987-07-03 1989-01-18 Nec Software Ltd Magnetic disk device having plural sets of head assembly

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113878A (ja) * 1981-12-28 1983-07-06 Citizen Watch Co Ltd 腕時計のム−ブメント構造
JPS6413272A (en) * 1987-07-03 1989-01-18 Nec Software Ltd Magnetic disk device having plural sets of head assembly

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010162482A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Ishigaki Co Ltd 放流落差を利用した処理水再利用システム
CN102094742A (zh) * 2009-12-09 2011-06-15 株式会社石垣 虹吸式水轮发电装置
RU2446319C2 (ru) * 2010-02-18 2012-03-27 Федеральное государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт систем орошения и сельхозводоснабжения "Радуга" (ФГНУ ВНИИ "Радуга") Сифон
CN114644430A (zh) * 2022-03-02 2022-06-21 重庆市生态环境科学研究院 一种山地农村生活污水无能耗处理系统及方法
CN114644430B (zh) * 2022-03-02 2023-07-25 重庆市生态环境科学研究院 一种山地农村生活污水无能耗处理系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4766392B2 (ja) 2011-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4766392B2 (ja) 自己サイホン形水車発電機
KR20100044505A (ko) 발전소 배수로의 거품발생 방지용 수로구조
JP5149485B2 (ja) 塵芥除去装置
JP4621286B2 (ja) 減圧発電機
CN102094742A (zh) 虹吸式水轮发电装置
JP2007231760A (ja) 気泡ポンプ揚水式複合水力発電装置
JP4803489B2 (ja) サイホン式水車発電方法
JP3687790B2 (ja) 水力発電設備
US9003785B2 (en) Installation for converting hydraulic energy into mechanical or electrical energy
KR101064302B1 (ko) 사이펀식 수차발전장치
JP6964915B1 (ja) 液体循環式発電装置
KR20150090794A (ko) 수로관을 이용한 낙차수력발전 방법
JP2007205116A (ja) 排水方法及び装置
JP2006200502A (ja) ポンプ井の異物排出方法並びに異物排出装置
JP6074833B2 (ja) サイホン式マイクロ水力発電設備
JP4644562B2 (ja) 水路における取水方法
JP4681061B2 (ja) 発電装置
JPH09137437A (ja) 水力発電装置
JP2012077738A (ja) 水力始動サイホン式設備
KR100943598B1 (ko) 거품저감용 수로관
RU2348830C1 (ru) Способ увеличения мощности гэс и гидроэлектростанция
JP2015020086A (ja) 発電所の浮上油回収設備および浮上油回収方法
JP2003322077A (ja) 送水装置及び送水方法
TW201118245A (en) Siphon-type waterwheel electric power generation device
JP2009203911A (ja) ポンプ又は水車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4766392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees