JP4681061B2 - 発電装置 - Google Patents
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Description
このようなダム等の貯水設備の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2がある。
尚、ダム湖のような貯水設備からの排水以外にも、例えば、通常の河川や海等における水流についてもこれを有効に利用して電気エネルギを得ることが要求されていた。
又、請求項2による発電装置は、請求項1記載の発電装置において、上記発電手段は、上記流水管内の水流によって回転エネルギを発生するエネルギ発生手段と、上記エネルギ発生手段により発生された回転エネルギにより電気エネルギを発生する電気エネルギ発生手段と、から構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による発電装置は、請求項2記載の発電装置において、上記エネルギ発生手段は、上記流水管内に内装される油圧ポンプと、上記油圧ポンプによって駆動される油圧モータと、から構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による発電装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の発電装置において、上記流水管の先端部には上記流水管内の水流の流速を増大させる高圧水噴射装置の噴射ノズルが接続されていることを特徴とするものである。
又、請求項5による発電装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の発電装置において、上記流路は貯水設備の排水口又は取水口であり、上記流水管は上記排水口又は取水口より排水するための排水管であることを特徴とするものである。
又、請求項6による発電装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の発電装置において、上記流路は河川又は海又は配管内に設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項7による発電装置は、請求項6記載の発電装置において、上記流水管と上記ガイド筒は上記河川又は海において昇降可能に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項8による発電装置は、請求項6記載の発電装置において、上記流水管と上記ガイド筒は船舶に設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項2による発電装置は、請求項1記載の発電装置において、上記流水管は流水管取付具を介して上記流出口に隙間を有した状態で取り付けられているので、隙間の確保が確実なものとなり、上記効果を確実なものとすることができる。
又、請求項3による発電装置は、請求項1又は請求項2記載の発電装置において、 上記発電手段は、上記流水管内の水流によって回転エネルギを発生するエネルギ発生手段と、上記エネルギ発生手段により発生された回転エネルギにより電気エネルギを発生する電気エネルギ発生手段と、から構成されているので、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、請求項4による発電装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の発電装置において、上記エネルギ発生手段は、上記流水管内に内装される油圧ポンプと、上記油圧ポンプによって駆動される油圧モータと、から構成されているので、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、請求項5による発電装置は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の発電装置において、上記流水管の先端部には上記流水管内の水流の流速を増大させる高圧水噴射装置の噴射ノズルが接続されているので、水流をさらに増大させて上記効果をより高いものとすることができる。
又、請求項6による発電装置は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の発電装置において、上記流出口は貯水設備の排水口又は取水口であり、上記流水管は上記排水口又は取水口より排水するための排水管であって、この排水管は排水管取付具を介して上記排水口又は取水口に隙間を有した状態で取り付けられているので、貯水設備より排出される水を有効利用して発電することができる。
又、請求項7による発電装置は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の発電装置において、上記流出口は河川又は海又は配管内に設けられており、上記流水管は流水管取付具を介して上記流出口に隙間を有した状態で取り付けられているので、河川や海や配管内の水のエネルギを有効利用して発電することができる。
又、請求項8による発電装置は、請求項7記載の発電装置において、上記流水管と上記流水管取付具は上記河川又は海において昇降可能に設置されているので、必要な時にのみ水中に沈めて機能させることができる。
又、請求項9による発電装置は、請求項7記載の発電装置において、上記流水管と上記流水管取付具は船舶に設置されているので、任意の場所で必要に応じて機能させることができる。
又、請求項10による発電方法は、流出口から流出される水のエネルギを利用して上記流出口に隙間を存した状態で取り付けられる流水管内に吸引力を発生させこの吸引力によって流水管内の水流を増大させ、上記流水管内の増大された水流を利用して発電するようにしたので、流出口から流出される水のエネルギーを友好的に利用して発電することができる。
(A)第1の実施の形態(図1乃至図5参照)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置の使用状態を示す平面図、図2は図1中のII−II線で破断した状態を示す側断面図、図3は排水管取付け具を分解して示す側面図、図4は排水管の後端部とその周辺部材を拡大して示す側断面図、図5は排水管の先端部とその周辺部材を拡大して示す側断面図である。
尚、上記高圧水噴射装置39には図示しない吸込ホースが接続されているとともに2本の吐出ホース38、38夫々接続されている。上記吸込ホースを介してダム湖9内の水を吸い込んで加圧する。又、上記吐出ホース38、38の先端部に取り付けられている噴射ノズル40、40は排水管11の先端部7に設置されている。これら噴射ノズル40、40を介して排水管11内に高圧水が勢いよく噴射され、それによって、排水管11内の水流15の勢いを増大させることができるようになっている。
尚、上記ガイド筒45は、ソケット部53が上記排水口5に挿嵌され、排水口5の周縁部にフランジ部55が当接されて、複数本のアンカーボルト57を使用してダム2の擁壁59に固定される。
又、上記排水管支持具47は複数本のボルト61を使用して、上記ガイド筒45のフランジ部55に固定されている。
水流形成工程は貯水設備2の排水口5又は取水口6から直接、放出させる水のエネルギを利用して上記排水口5又は取水口6に接続される排水管11内に水流15を形成する工程である。
即ち、本実施の形態では排水管11は排水口5に接続されているから、排水口5に設置されている開閉バルブ63を開放させて、ダム2に蓄えられている水を排水口5に流入させる。この場合、ダム湖9内の水は上記排水管支持具47の格子状の網目から排水管取付け具13内に流入し、ガイド筒45におけるソケット部53に形成されている流入経路51を通って排水口5に勢いよく流れ込む。
尚、排水管11内への水の流入の際に土砂等の異物も同時に吸引されるが、排水管11の先端部7にはストレーナ31が設けられているため、該ストレーナ31によって水と異物が分離されて水のみが排水管11内に流入するようになっている。
又、排水管11内の水流15の流速が弱い場合には台船35上の高圧水噴射装置39を駆動して排水管11の先端部7に接続されている噴射ノズル40から高圧水を噴射させて排水管11内の水流15の流速を増大させることができるようになっている。
回転エネルギー生成工程は上記排水管11内に形成された水流15を利用して回転エネルギを生成する工程である。
即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段17が油圧ポンプ26と油圧モータ67とを具備することによって構成されているから、排水管11内に配置されている油圧ポンプ26が排水管11内を流れる水流15によって回転するプロペラ65から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ37によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ37の出力軸の回転を利用して発電機19を駆動させて電気エネルギを生成する。発電機19にて発電された電気は送電線18を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
このように本実施の形態によれば、極めて簡単な構成によって、従来、殆ど有効利用されることなく、貯水設備2から放出されていた水の有効利用を図ることができ、上記水のエネルギを電気エネルギに変換することで種々の用途への活用が可能になる。
又、本実施の形態による排水圧を利用した発電装置は、既存のあらゆる貯水設備を備えた施設に対して容易に適用して使用することができる。
図6は本発明の第2の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置の使用状態を示す平面図、図7は図6中のVII−VII線で破断した状態を示す側断面図、図8は排水管の後端部とその周辺部材を拡大して示す側断面図である。
第2の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置1Aは、前記第1の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置1と基本的に同様の構成を有している。したがって、ここでは第1の実施の形態と相違している構成に絞って説明する。
図9は本発明の第3の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置の使用状態を示す平面図、図10は図9中のX−X線で破断した状態を示す側断面図、図11は取水口から延びる管路の切り替えの様子を示す側断面図である。
第3の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置1Bは、前記第2の形態に係る排水圧を利用した発電装置1Aと基本的に同様の構成を有している。したがって、ここでは第2の実施の形態と相違している構成に絞って説明する。
そして、このような構成の排水圧を利用した発電装置1Bによっても上述した本発明の排水圧を利用した発電方法が実行でき、上記第2の実施の形態と同様の作用、効果を奏することができる。
図12は本発明の第4の実施の形態に係る河川に設けられたバイパス河川の水流を利用した発電装置の使用状態を示す平面図、図13は本発明の第4の実施の形態に係る発電装置の使用状態を示す側断面図である。図14は図13のXIV部を拡大して示す拡大断面図である。
水流形成工程は流出口123から直接流出される水のエネルギを利用して上記流出口123に接続される流水管127内に水流129を形成する工程である。本実施の形態では、上記流出口123の設けられている固定台116の幅はバイパス川103の幅と同じであり、上記固定台116の高さは上記バイパス川103の深さと同じである。よって、上記固定台116の上部に設けられた開閉バルブ119を閉じれば、上記開閉バルブを通過していた水流は塞き止められ、水流は上記流水管127内のみを通過していくことになる。
回転エネルギー生成工程は上記流水管127内に形成された水流129を利用して回転エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段131が油圧ポンプ143と油圧モータ145とを具備することによって構成されているから、流水管127内に配置させている油圧ポンプ143が流水管127内を流れる水流129によって回転するプロペラ141から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ145によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ145の出力軸の回転を利用して発電機133を駆動させて電気エネルギを生成する。発電機133にて発電された電気は図示しない送電線を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
図15は本発明の第5の実施の形態に係る発電装置の使用状態を示す側断面図、図16は図15のXVI−XVI断面図(但し、発電装置を水面上に引き上げた非使用状態を示す)である。図17は図15のXVII部を拡大して示す拡大断面図である。
水流形成工程は流出口215から直接、流出される水のエネルギを利用して上記流出口215に接続される流水管225内に水流229を形成する工程である。本実施の形態では、上記流出口215の設けられている取付具213の幅は河川201の幅と同じであり、高さは該河川201の略深さと同じである。よって、発電装置本体206を上記川底221に設置すれば、上記河川201の水流は取付具213によって堰きとめられ、上記流出口215を通過していくことになる。
回転エネルギー生成工程は上記流水管225内に形成された水流229を利用して回転エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段231が油圧ポンプ243と油圧モータ245とを具備することによって構成されているから、流水管225内に配置させている油圧ポンプ243が排水管225内を流れる水流229によって回転するプロペラ241から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ245によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ145の出力軸の回転を利用して発電機233を駆動させて電気エネルギを生成する。発電機233にて発電された電気は図示しない送電線を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
図18は本発明の第6の実施の形態に係る発電装置の使用状態を示す側断面図、図19は本発明の第6の実施の形態に係る発電装置の使用状態を示す正面図である。図20は、図18のXX部を拡大して示す拡大図断面図である。
水流形成工程は河川や海等の水流のエネルギを利用して流水管331内に水流335を形成する工程である。河川や海等に存在する水が、上記流水管331の先端部329に設けられたストレーナ341の格子状の網目から上記流水管331内に勢いよく流入し、下流側へと流れていく。これによって、上記水流335が発生する。
回転エネルギー生成工程は上記流水管331内に形成された水流335を利用して回転エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段337が油圧ポンプ349と油圧モータ351とを具備することによって構成されているから、排水管331内に配置させている油圧ポンプ349が排水管331内を流れる水流335によって回転するプロペラ347から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ351によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ351の出力軸の回転を利用して発電機339を駆動させて電気エネルギを生成する。発電機339にて発電された電気は図示しない送電線を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
図21は、本発明の第7の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置の使用状態を示す側断面図である。
水流形成工程は流出口404から直接、流出される水のエネルギを利用して上記流出口404に接続される流水管439内に水流441を形成する工程である。本実施の形態では、上記流出口404の設けられている配管401は、上下水道や河川などに接続されており、下流側に位置するものである。また、上記配管401の発電装置405を挟んだ上流側には配管403があり、上下水道や河川などに接続されている。よって、水は、上記配管403側から、上記排水管439の先端部437に設けられたストレーナ447の格子状の網目から上記流水管439内に勢いよく流入し、上記配管401側へと流れていく。これによって、上記水流441が発生する。
回転エネルギー生成工程は上記流水管439内に形成された水流441を利用して回転エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段443が油圧ポンプ457と油圧モータ459とを具備することによって構成されているから、上記流水管439内に配置させている油圧ポンプ457が流水管439内を流れる水流441によって回転するプロペラ455から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ459によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ459の出力軸の回転を利用して発電機445を駆動させて電気エネルギを生成する。上記発電機445にて発電された電気は図示しない送電線を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
図22は、本発明の第8の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置の使用状態を示す側断面図である。
水流形成工程は排水口505から直接、放出させる水のエネルギを利用して上記排水口505に接続される排水管517内に水流521を形成する工程である。本実施の形態では、上記排水口505は、貯水設備501に接続されている。そのため、上記貯水設備501内の水は上記排水口505へと流出していく。また、上記排水口505の上記貯水設備501側の開口部には発電装置507が設置されている。上記発電装置507は、筒状のケース509の内部に上記排水管517が設けられており、上記排水管517はその先端部527を上記貯水設備501側に向けている。上記発電装置は、上記ケース509が上記排水口505と連通するように設置されている。そのため、水は、上記貯水設備501から、上記排水管517の先端部527に設けられたストレーナ529の格子状の網目から上記排水管517内に勢いよく流入し、上記排水口505へと流れていく。これによって、上記水流521が発生する。
回転エネルギー生成工程は上記排水管517内に形成された水流521を利用して回転エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段523が油圧ポンプ539と油圧モータ541とを具備することによって構成されているから、上記排水管517内に配置させている上記油圧ポンプ539が上記排水管517内を流れる水流521によって回転するプロペラ537から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ541によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ541の出力軸の回転を利用して上記発電機525を駆動させて電気エネルギを生成する。上記発電機525にて発電された電気は図示しない送電線を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
図23は、本発明の第9の実施の形態に係る排水圧を利用した発電装置の使用状態を示す側断面図である。
水流形成工程は排水口605から直接、放出させる水のエネルギを利用して上記排水口505に接続される排水管617内に水流619を形成する工程である。本実施の形態では、上記排水口605は、貯水設備601に接続されている。そのため、上記貯水設備601内の水は上記排水口605へと流出していく。また、上記排水口605の上記貯水設備601側の開口部には発電装置607が設置されている。上記発電装置607は、筒状のケース609の内部に上記排水管617が設けられており、上記排水管617はその先端部615を上記貯水設備601側に向けている。上記発電装置は、上記ケース609が上記排水口605と連通するように設置されている。そのため、水は、上記貯水設備601から、上記排水管617の先端部615に設けられたストレーナ625の格子状の網目から上記排水管617内に勢いよく流入し、上記排水口605へと流れていく。これによって、上記水流619が発生する。
回転エネルギー生成工程は上記排水管617内に形成された水流619を利用して回転エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態ではエネルギー発生手段621が油圧ポンプ635と油圧モータ637とを具備することによって構成されているから、上記排水管617内に配置させている上記油圧ポンプ635が上記排水管617内を流れる水流619によって回転するプロペラ633から駆動力を受けて動作するようになる。
電気エネルギー生成工程は上記生成された回転エネルギを利用して電気エネルギを生成する工程である。即ち、本実施の形態では上述したように油圧モータ637によって回転エネルギが生成されているから、該油圧モータ637の出力軸の回転を利用して上記発電機623を駆動させて電気エネルギを生成する。上記発電機623にて発電された電気は図示しない送電線を介して図示しない発電所本来の送電線側に送電されることになる。
例えば、貯水設備はダムに限らず、大容量の水を蓄えることができる人工的あるいは自然界に存在している種々の貯水設備や自然地形を利用することができる。
又、エネルギ発生手段も上記構成に限らず、水の流れを利用して回転エネルギを生成することができる種々の構成(例えば水車や歯車装置を使用した構成)が採用可能である。
又、排水管、流水管も複数本のパイプ材を直列状態につなぎ合わせる構成に限らず、並列状態に設置することも可能である。
又、上記油圧ポンプやフロートの設置個数は図示の各実施の形態のものに限定されることなく、適宜、増減することが可能である。
その他、図示したものはあくまで一例である。
2 ダム(貯水設備)
3 後端部
4 中間部
5 排水口
6 取水口
7 先端部
8 ワイヤ
9 ダム湖(貯水槽)
11 排水管
13 排水管取付け具
15 水流
17 エネルギー発生手段
19 発電機
20 フロート
21 パイプ材
23 蛇腹管
26 油圧ポンプ
27 支持杆
29 ウインチ
31 ストレーナ
33 保持リング
35 台船
37 油圧モータ
38 ホース
39 高圧水噴射装置
40 噴射ノズル
41 アンカー
43 アンカーロープ
45 ガイド筒
47 排水管支持具
49 受入れ口
51 流入経路
53 ソケット部
55 フランジ部
57 アンカーボルト
59 擁壁
61 ボルト
63 開閉バルブ
65 プロペラ
69 油圧経路
69A 供給経路
69B 戻し経路
71 ヤグラ
73 発電機
75 管路
77 分岐管路
79 切替え弁
81 弁体
Claims (8)
- 流路に配置されるガイド筒と、上記ガイド筒内にその後端部が挿入・配置され上記ガイド筒との間に流入経路が形成され先端部から後端部に向かう水流が発生する流水管と、上記流水管内の先端部から後端部に向う水流を利用して発電する発電手段と、を具備し、
上記流入経路を介して上記流路内に流入して流通する水流によって上記流水管の後端部側に吸引力を発生させ、それによって、上記流水管内の先端部から後端部に向かう水流の流速ひいては流量を増大させるようにしたことを特徴とする発電装置。 - 請求項1記載の発電装置において、
上記発電手段は、上記流水管内の水流によって回転エネルギを発生するエネルギ発生手段と、上記エネルギ発生手段により発生された回転エネルギにより電気エネルギを発生する電気エネルギ発生手段と、から構成されていることを特徴とする発電装置。 - 請求項2記載の発電装置において、
上記エネルギ発生手段は、上記流水管内に内装される油圧ポンプと、上記油圧ポンプによって駆動される油圧モータと、から構成されていることを特徴とする発電装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の発電装置において、
上記流水管の先端部には上記流水管内の水流の流速を増大させる高圧水噴射装置の噴射ノズルが接続されていることを特徴とする発電装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の発電装置において、
上記流路は貯水設備の排水口又は取水口であり、上記流水管は上記排水口又は取水口より排水するための排水管であることを特徴とする発電装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の発電装置において、
上記流路は河川又は海又は配管内に設けられていることを特徴とする発電装置。 - 請求項6記載の発電装置において、
上記流水管と上記ガイド筒は上記河川又は海において昇降可能に設置されていることを特徴とする発電装置。 - 請求項6記載の発電装置において、
上記流水管と上記ガイド筒は船舶に設置されていることを特徴とする発電装置。
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