JP2008088841A - サプライポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サプライポンプ1によれば、環状路29を形成するシリンダボディ5の壁面が凹凸状に加工されてフィン30をなす。環状路29を流れる燃料は低温低圧なので、プランジャ6とシリンダボディ5との摺動により生じる発熱(摺動熱)の放熱先として有効に利用することができる。そこで、環状路29を形成するシリンダボディ5の壁面を放熱面として有効に機能させるため、この壁面を凹凸状に加工してフィン30を設け、摺動熱の放熱面積を拡大する。この結果、摺動熱の放熱能力が増加するので、吐出圧を高圧にしてもプランジャ6とシリンダボディ5との間の焼付きを緩和できる。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載のサプライポンプは、エンジンにより駆動されるカム機構と、一端部が燃料の加圧室をなすシリンダを有するシリンダボディと、シリンダに収容されてシリンダボディに摺動自在に支持されるプランジャとを備え、プランジャをカム機構により駆動して一端側に変位させ、加圧室の燃料を加圧する。そして、このサプライポンプによれば、シリンダボディは、加圧室に燃料を導く燃料流路を有し、燃料流路を形成するシリンダボディの壁面の一部は、凹凸状に加工されている。
請求項2に記載のサプライポンプによれば、燃料流路の一部は、シリンダの周囲に環状に設けられた環状路であり、環状路を形成するシリンダボディの壁面が凹凸状に加工されている。
これにより、環状路は摺動熱の発生部位を包囲するように設けられるので、極めて効率的に摺動熱を燃料流路の燃料に放熱することができる。
また、燃料流路の一部は、シリンダの周囲に環状に設けられた環状路であり、環状路を形成するシリンダボディの壁面が凹凸状に加工されている。
実施例1のサプライポンプ1の構成を、図1ないし図3を用いて説明する。
サプライポンプ1は、エンジン(図示せず)により駆動されるカム機構2と、一端部が燃料の加圧室3をなすシリンダ4を有するシリンダボディ5と、シリンダ4に収容されてシリンダボディ5に摺動自在に支持されるプランジャ6とを備え、プランジャ6をカム機構2により駆動して一端側に変位させ、加圧室3の燃料を加圧するものである。
エンジンによりカム機構2が駆動されると、カム10の外周面形状に応じてローラ19が回転しながらシリンダ4の軸方向に直線往復運動し、これに伴い、タペット20およびプランジャ6もシリンダ4の軸方向に直線往復運動する。
そして、ECUは、電磁弁32の作動時期および作動期間を操作することにより、サプライポンプ1による吐出量やコモンレールの燃料圧を制御する。
実施例1のサプライポンプ1によれば、環状路29を形成するシリンダボディ5の壁面が凹凸状に加工されてフィン30をなす。
環状路29を流れる燃料は低温低圧なので、プランジャ6とシリンダボディ5との摺動により生じる発熱(摺動熱)の放熱先として有効に利用することができる。そこで、環状路29を形成するシリンダボディ5の壁面を放熱面として有効に機能させるため、この壁面を凹凸状に加工してフィン30を設け、摺動熱の放熱面積を拡大する。この結果、摺動熱の放熱能力が増加するので、吐出圧を高圧にしてもプランジャ6とシリンダボディ5との間の焼付きを緩和できる。
環状路29はプランジャ6とシリンダボディ5との摺接部を包囲するように設けられるので、極めて効率的に摺動熱を放熱することができる。
実施例1のサプライポンプ1によれば、環状路29を形成するシリンダボディ5の壁面がフィン30を形成しているが、図4に示すように、穴50を設けることでシリンダボディ5の壁面を凹凸状に加工してもよい。
また、凹凸状の加工が施されるシリンダボディ5の壁面は、環状路29を形成する壁面に限定されず、燃料流路42の内周壁に凹凸状の加工を施しても摺動熱の放熱効果を高めることができる。
2 カム機構
3 加圧室
4 シリンダ
5 シリンダボディ
6 プランジャ
29 環状路(燃料流路)
42 燃料流路
Claims (2)
- エンジンにより駆動されるカム機構と、
一端部が燃料の加圧室をなすシリンダを有するシリンダボディと、
前記シリンダに収容されて前記シリンダボディに摺動自在に支持されるプランジャとを備え、
前記プランジャを前記カム機構により駆動して一端側に変位させ、前記加圧室の燃料を加圧するサプライポンプにおいて、
前記シリンダボディは、前記加圧室に燃料を導く燃料流路を有し、
この燃料流路を形成する前記シリンダボディの壁面の一部は、凹凸状に加工されていることを特徴とするサプライポンプ。 - 請求項1に記載のサプライポンプにおいて、
前記燃料流路の一部は、前記シリンダの周囲に環状に設けられた環状路であり、
この環状路を形成する前記シリンダボディの壁面が凹凸状に加工されていることを特徴とするサプライポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006268137A JP2008088841A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | サプライポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006268137A JP2008088841A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | サプライポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008088841A true JP2008088841A (ja) | 2008-04-17 |
Family
ID=39373258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006268137A Pending JP2008088841A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | サプライポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008088841A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122358A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-21 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関用燃料制御装置 |
JPH1122591A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-26 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 内燃機関用燃料供給装置及びコモンレール |
JPH11153069A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
WO2002055881A1 (fr) * | 2001-01-05 | 2002-07-18 | Hitachi, Ltd. | Pompe a liquide et pompe d'alimentation en carburant haute pression |
-
2006
- 2006-09-29 JP JP2006268137A patent/JP2008088841A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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