JP2008088676A - タイルカーペット、及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、タフト方向にリピートする模様が付されており、前記模様のうち何れか一方向の模様が前記タイルカーペットの一辺の最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されているため、各々のタイルカーペットの模様の相違を生かし、いわゆるデザイン貼りが可能とすることにより施工時における床面の意匠性を著しく向上させ、かつ意匠性付与の自由度を向上させることができるタイルカーペットを提供する。
【解決手段】基布にパイルが形成され前記基布に熱可塑性樹脂からなるバッキング層を有するタイルカーペットであって、前記パイルを着色することにより、タフト方向にリピートする模様が付されており、前記模様のうち何れか一方向の模様が前記タイルカーペットの一辺の最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、タフト方向にリピートする模様が付されており、前記模様のうち何れか一方向の模様が前記タイルカーペットの一辺の最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されているため、各々のタイルカーペットの模様の相違を生かし、いわゆるデザイン貼りが可能とすることにより施工時における床面の意匠性を著しく向上させ、かつ意匠性付与の自由度を向上させることができるタイルカーペットに関する。
従来、ビルディング、一般家屋などのフロア用カーペットなどとして、所定形状に形成されたタイルカーペットが広く使用されている。タイルカーペットの需要の増大に伴い、市場からの意匠性の向上が強く望まれたため、各タイルカーペット単位でプリントによる模様の付与、或いは予め色彩を付与した加工糸等からなるパイルを形成することにより色彩を付与したタイルカーペットが提供されている。
しかしながら、従来のタイルカーペットは一辺の長さが300mm〜500mm正方形状であるものが殆どであり、模様が付与された当該タイルカーペットを床面に敷設した場合にはタイルカーペット間での目地部での模様ズレ等が生じるため、美観上好ましくない。よって、タイルカーペットにおいては、付与する模様が、ズレが目立たない影響しないような模様に制限されていた。即ち、各タイルカーペットに付与するか、或いは色彩の異なるタイルカーペットを床面の意匠向上を目的として敷設するに留まっていた。さらに、具体的には、細かいリピート柄を有する模様を付与することで床面に敷設した場合、目地部にズレ等による模様の違和感のないように工夫がなされていた。
また、上述したようなタイルカーペット間の目地部のズレ等や模様を付与する場合には、各タイルカーペット単位で模様を付与されることから、タイルカーペットでは、ロールカーペットのような比較的大きな面積で完結する連続した模様を表現することができない。よって、タイルカーペットは意匠付与の自由度も低く、加えて敷設後の意匠はロールカーペットの意匠と比較して、高級感に乏しかった。
さらに、従来のタイルカーペットでは、施工後に汚れ等によって一部分のみを貼替えを行うと、当該貼替えたタイルカーペットと周囲のタイルカーペットとの間に外観上の差異が生じ、美観上問題点が多かった。
しかしながら、タイルカーペット間の目地部を目立ちにくくする技術は種種提供されているものの(特開2004−52124等)、タイルカーペットによって、ロールカーペットのような比較的大きな面積で完結する連続した模様を表現する技術やタイルカーペットの模様との関連での技術や一部分のみを貼替えた場合、当該貼替えたタイルカーペットと周囲のタイルカーペットとの間に外観上の差異を解決する技術は未だ提供されていない。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載の通りの基布にパイルが形成され前記基布に熱可塑性樹脂からなるバッキング層を有するタイルカーペットであって、前記パイルを着色することにより、タフト方向にリピートする模様が付されており、前記模様のうち何れか一方向の模様が前記タイルカーペットの一辺の最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されていることを特徴とするタイルカーペットを提供するものである。請求項1記載の発明によれば、タイルカーペットの模様が各々異なる模様を有することになるため、タイルカーペットの方向性に関わらず敷設が可能であり、タイルカーペットの敷設時の床面の意匠付与の自由度が向上する。
また、従来のタイルカーペットは目地部を目立たなくすることによりタイルカーペット間の模様の違和感を解消していたが、本発明によれば、タイルカーペットの一辺の最大の長さの1〜3倍の間隔で互いに直角方向に一定のパターンのリピート模様が各々のタイルカーペットに付されているため、各タイルカーペットの模様が異なり、逆にタイルカーペット間の模様の相違を目立たせることで床面の意匠性を向上させることも可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の特徴に加え、前記タイルカーペットが矩形であって、一辺の長さが前記一辺の隣り合う辺の長さの1〜5倍であることを特徴とするタイルカーペットを提供するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1、又は2に記載の特徴に加え、前記タイルカーペットに付与されている模様が階調を有する濃淡の色彩からなることを特徴とする請求項1、又は2に記載のタイルカーペットを提供するものである。
請求項4に記載の発明は、タフト処理し、原着糸からなるパイルを形成することにより、及び/又はパイルを形成した後、前記パイルを染色することにより、一定間隔でタフト方向にリピートする模様を付与した生機の裏面に、熱可塑性樹脂からなるバインダー層を介してバッキング層を設けた後、前記バインダー層を固化させることで前記生機と前記バッキング層を貼着させ、矩形に打ち抜くための打ち抜き機で少なくとも互いに平行する二辺の長さが前記模様のリピート間隔の整数倍にならないように打ち抜くことを特徴とするタイルカーペットの製造方法を提供するものである。
本発明タイルカーペットにより、付与された模様が各々異なる模様を有することになるため、タイルカーペットの方向性に関わらず敷設が可能であり、タイルカーペットの敷設時の床面の意匠付与の自由度が向上する。
また、本発明タイルカーペットにより、従来のタイルカーペットは敷設後の床面意匠について、極力均一化することにより、各タイルカーペットが目立たなくすることによりタイルカーペット間の模様の違和感を解消していた。しかし、本発明によれば、タイルカーペットの最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されている一定のパターンのリピート模様が各々のタイルカーペットに付されているため、各タイルカーペットの模様が異なり、逆にタイルカーペット間の模様の相違を際立たせることにより、床面の意匠性、及び意匠付与の自由度を向上させることも可能である。
本発明タイルカーペットの効果は付与された模様が階調を有する濃淡の色彩からなる場合にとりわけ顕著となり、従来のタイルカーペットでは表現できなかった床面の意匠を体現することができる。
本発明タイルカーペットの製造方法により、請求項1から4に記載のタイルカーペットを製造することができ、かつリピート模様であるにも拘わらず、略同様な模様が2%以下の確率で打ち抜くことができ、各タイルカーペットに模様の差異を付与する製造方法として非常に有用である。
以下、本発明について図面を参照しつつ詳述する。
本発明タイルカーペットは、基布に形成したパイルに対しタフト方向にリピートする模様が付されている。模様はタフト方向にリピートしていれば、特に限定されない。例えば、花柄の模様のように観念を生じさせる模様より、幾何模様、又は装飾文字等一定の観念を生じさせない模様の方が好ましい。本発明タイルカーペットは床面にランダムに敷設することにより床面全体の意匠性、及び意匠付与の自由度を向上させることを目的とするからである。
また、本発明タイルカーペットの模様はタフト方向に加え、前記タフト方向に対し、略直角方向にリピートしていてもよい。本発明タイルカーペットの模様は互いに略直角方向にリピートする模様が付されている場合には、意匠性、及び意匠性の付与の自由度の向上という観点から、好ましい。
本発明タイルカーペットに付されているタフト方向にリピートする模様のうち何れかの模様が前記タイルカーペットの最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されている。理由としては、タイルカーペットに付される模様を前記タイルカーペットの最大の辺の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならないようにすることで、付された模様はリピートの模様であったとしても、タイルカーペットに付された模様としては各々異なる模様となり、前記異なる模様を有するタイルカーペットを適宜組み合わせること等により、従来のような同じ柄の繰り返しといった単調な意匠ではなく、斬新な意匠の床面を体現することができる。
また、本発明タイルカーペットでは、床面に違和感なく敷設可能な形状であれば特に限定はされない。例えば、矩形の他、六角形、その他の多角形であってもよいし、それらの組み合わせであっても良い。
本発明タイルカーペットの模様は原着糸、又はスペースダイ糸によって着色されたパイルによって付されてもよいし、プリント装置によって付されてもよいし、或いは原着糸等とプリント装置双方によって付されてもよく特に限定はされない。
本発明タイルカーペットを構成する素材としては、タイルカーペットについて慣用的に用いられている素材を用いることができる。まず、基布の素材としては織布、又は不織布などのシートからなり、パイルを十分に植設でき、かつ破損などを生じない強度を有するものであれば良く、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の合成樹脂、セルロース、ウールなどの天然繊維などの一種、又は二種以上の素材を混紡したもの、又はこれらを混用したものからなるシート体等が例示される。
また、本発明タイルカーペットを構成するパイルの素材についてはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の合成樹脂、セルロース、ウールなどの天然繊維などの一種、又は二種以上の素材を混紡したもの、又はこれらを混用したものが例示される。
また、本発明タイルカーペットを構成するバッキング層、及び当該バッキング層と基布を貼着する樹脂としてはポリ塩化ビニル樹脂等を挙げることができる。
また、本発明タイルカーペットの形状として、床面の施工の容易性という観点から、矩形であることが好ましい。通常の建築物はモジュール単位で設計・構築されており、当該建築物の床面にタイルカーペットを敷設する場合には、矩形であることが施工しやすいからである。
また、本発明タイルカーペットが矩形である場合には、タイルカーペットの一辺の隣り合う辺の長さが前記一辺の1〜5倍、より好ましくは1〜4倍である。理由は一辺の長さと当該一辺の隣り合う辺の長さが大きく異なる場合には、意匠性付与の自由度や斬新な意匠を付与することは容易になる反面、施工時のハンドリング性や敷設作業が困難となり、作業性面で問題が生じることがあるからである。
より具体的には、本発明タイルカーペットが敷設される建築物がモジュール単位で設計・構築されていること、当該タイルカーペットの敷設時のハンドリング性等の作業性の観点から、正方形の場合には一辺の長さ、及び長方形の場合には、長い方の辺の長さ、100mm〜1500mmが好ましく、より好ましくは250mm〜1000mmである。
また、本発明タイルカーペットに付されている模様が階調を有する濃淡の色彩から構成してもよい。かかる模様を、階調を有する濃淡の色彩から構成することにより、従来表現できなかった斬新な意匠を体現することができる。本実施形態での色彩は階調を有していれば特に限定はされず、単色であってもよいし、複数の色彩が混在していてもよい。
また、本発明タイルカーペットの模様が階調を有する濃淡色で構成されている場合は、階調による模様を床面上で体現し、当該床面に斬新な意匠を付与できるという観点から、タイルカーペットの形状として矩形が好ましく、一辺の長さが500mm〜1000mm、当該一辺と隣り合う辺の長さが500mmであることが特に好ましい。
さらに、略同様の模様を有するタイルカーペットが製造される確率を2%以下に抑制するという観点から、前記模様のリピートの間隔がタイルカーペットのタフト方向の一辺の長さの3.6倍であることが好ましい。
また、本発明タイルカーペットの製造方法としては、基布にタフト処理し、パイルを形成することにより、及び/又はパイルを形成した後、前記パイルを染色することにより、一定間隔で互いに直角方向にリピートする模様を付与した生機の裏面に、熱可塑性樹脂からなるバインダー層を介してバッキング層を設けた後、前記バインダー層を固化させることで前記生機と前記バッキング層を貼着させ、一定形状に打ち抜くための打ち抜き機で少なくとも互いに平行する二辺の長さが前記模様のリピート間隔の整数倍にならないように打ち抜くことを特徴とする。
本発明タイルカーペットの製造方法は、まず基材にタフト処理することによりパイルを形成する。タフトのステッチ、及びゲージはタイルカーペットの目地隙防止の観点から、各々ステッチが11.0以上、及びゲージが1/8以上であることが好ましい。
上述したように、基布の素材としては織布、又は不織布などのシートからなり、パイルを十分に植設でき、かつ破損などを生じない強度を有するものであれば良く、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の合成樹脂、セルロース、ウールなどの天然繊維などの一種、又は二種以上の素材を混紡したもの、又はこれらを混用したものからなるシート体等が例示される。
また、パイルを構成する素材についてはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリウレタン等の合成樹脂、セルロース、ウールなどの天然繊維などの一種、又は二種以上の素材を混紡したもの、又はこれらを混用したものが例示される。
次に前記基材に植設したパイルによって表面に模様を形成する。上述のように、前記模様は原着糸、又はスペースダイ糸によって着色されたパイルによって付されてもよいし、プリント装置によって付されてもよいし、或いは原着糸等とプリント装置双方によって付されてもよく特に限定はされない。また、本発明タイルカーペットの模様を付する方向としては、必ずしもパイルのタフト方向と平行、又は直角方向である必要はなく上記要件を満たす限り任意である。
次に、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂のうち一、又は二種以上の樹脂からなるバッキング層の基布側の表面にポリ塩化ビニル樹脂等のバインダーを塗布し、乾燥させることにより貼着する。乾燥方法としては、熱風乾燥、減圧乾燥等公知の任意の乾燥方法を用いることができる。
さらに、前記バッキング層とバインダー層を介して貼着された基材を一定形状に打ち抜くための打ち抜き機で少なくとも互いに平行する二辺の長さが前記模様のリピート間隔の整数倍にならないように打ち抜く。前記バッキング層とバインダー層を介して貼着された基材を打ち抜く場合の形状は任意であるが、タイルカーペットの保管等取り扱いの容易性の観点から、矩形が好ましい。
以下、実施例を示し、本発明を更に詳述する。但し、本発明は、下記実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
基布(商品名:マリックス−ユニチカ株式会社製)に原着糸(2540dtex:660dtex/30f×4PLY−ナイロン66、)を模様のリピートがタフト方向に1800mm、及び当該タフト方向と直角方向に1800mmとなるように、ニードルシフト方式でパイルを前記基布上に植設した。当該パイルを植設した基布の平面図を図1に示す。図1に示すように、濃色、及び淡色、さらに階調により模様が基布上に植設されたパイル付されている。次に、当該パイルを植設した基布を、ガラスマット(目付量30g/m)を介して、約1mmのバッキング層とペースト状ポリ塩化ビニル樹脂を塗布し、過熱ゲル化させることにより接合させた。さらに、500mm角で切断して本発明タイルカーペットを得た。図2にバッキング層等が接合された上記パイルを植設された基布の切断部分を実線で示した。
(実施例2)
実施例1より淡色の原着糸を使用したこと、及びタフト方向と直角方向に250mm、タフト方向と平行な方向に1000mmに切断した以外は実施例1と同様に本発明タイルカーペットを得た(本発明タイルカーペット1)。また、暗色の原着糸を使用することで、前記本発明タイルカーペット1より、暗色になるようにし、タフト方向と直角方向に250mm、タフト方向と平行な方向に1000mmに切断した以外は実施例1と同様に本発明タイルカーペットを製作した(本発明タイルカーペット2)。また、暗色の原着糸を使用することで、前記本発明タイルカーペット2より、暗色になるようにし実施例1と同様な方法により、500mm角に切断して本発明タイルカーペットを得た(本発明タイルカーペット3)。さらに、暗色の原着糸を使用することで、前記本発明タイルカーペット3より、暗色になるようにし、実施例1と同様な方法により、500mm角に切断して本発明タイルカーペットを得た(本発明タイルカーペット4)。
さらに、前記本発明タイルカーペット1、2、3、及び4を床面にデザイン貼りを行い、その一例の平面図として図3に示した。
図3からも明らかなように、デザイン貼りをすることにより従来のタイルカーペットでは表現できなかった斬新な意匠を床面に付与できた。
本発明タイルカーペットを構成する基布であって、パイルを植設した一例の基布の平面図を示す 本発明タイルカーペットを構成するパイルを植設した基布にバッキング層等が接合された一例のシート状物に切断部分を図示した平面図を示す。 本発明タイルカーペット1、2、3、及び4を床面に一例のデザイン貼りを行った状態の平面図を示す。
符号の説明
1:パイルを植設した基布
21:パイルを植設した基布にバッキング層等が接合されたシート状物
22:切断部分
23:本発明タイルカーペット
35:本発明タイルカーペット1
36:本発明タイルカーペット2
37:本発明タイルカーペット3

Claims (4)

  1. 基布にパイルが形成され前記基布に熱可塑性樹脂からなるバッキング層を有するタイルカーペットであって、前記パイルを着色することにより、タフト方向にリピートする模様が付されており、前記模様のうち何れか一方向の模様が前記タイルカーペットの一辺の最大の長さの1倍より大きく、かつ整数倍にならない間隔で付与されていることを特徴とするタイルカーペット。
  2. 前記タイルカーペットが矩形であって、一辺の長さが前記一辺の隣り合う辺の長さの1〜5倍であることを特徴とする請求項1に記載のタイルカーペット。
  3. 前記タイルカーペットに付与されている模様が階調を有する濃淡の色彩からなることを特徴とする請求項1、又は2に記載のタイルカーペット。
  4. タフト処理し、原着糸からなるパイルを形成することにより、及び/又はパイルを形成した後、前記パイルを染色することにより、一定間隔でタフト方向にリピートする模様を付与した生機の裏面に、熱可塑性樹脂からなるバインダー層を介してバッキング層を設けた後、前記バインダー層を固化させることで前記生機と前記バッキング層を貼着させ、矩形に打ち抜くための打ち抜き機で少なくとも互いに平行する二辺の長さが前記模様のリピート間隔の整数倍にならないように打ち抜くことを特徴とするタイルカーペットの製造方法。
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