JP2008085956A - 通信装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】宛先設定にかかるユーザの手間をより低減することのできる画像処理装置を提供する。
【解決手段】複合機1は、外部送信部30によって外部(201、202a、202b)にデータを送信することができ、記憶部4にて、この送信の宛先を記憶することができる。そして、送信依頼を受けたときに、制御部7にて、過去の所定期間内の宛先履歴から、最も送信回数の多い宛先をデフォルトとして設定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データを外部に送信可能な通信装置及び当該通信装置を備える画像処理装置に関する。
これまで、画像ファイル等を転送可能な通信端末において、ファイルの転送先の指定にかかる手間を省くための工夫がなされてきた。
例えば特許文献1に記載の技術では、複数の通信端末及びWebサーバがネットワークに接続されている。通信端末はSMB(Server Message Block)やFTP(File Transfer Protocol)等によるWebサーバは、各通信端末のアドレス等を記載した宛先一覧(ブラウズリスト)とブラウザ一覧を保持している。
特許文献1では、このようなネットワークにおいて、或る通信端末が他の通信端末に対しファイル転送を行う場合のブラウジングの動作として、次のような動作フローが記載されている。まず、Webサーバにアクセスしてブラウザ一覧を要求する。Webサーバから応答があり、ブラウザ一覧を取得したら、そのブラウザ一覧からブラウズリストを要求するブラウザを選択し、選択した名前に基づいてブラウズリストを要求する。要求したブラウズリストを取得できるまで、上記処理を行う。
以上の動作によってブラウズリストを取得、つまり共有フォルダ一覧を取得し、ユーザがこの共有フォルダ一覧から宛先を選択すると、この選択に基づいて、送信元の通信端末は、宛先通信端末に対してファイル転送を行う。
こうすることで、特許文献1は、ユーザによる宛先の入力がなくても、ファイル転送をすることができる、としている。
特開2005−84981号公報(2005年3月31日公開)
しかし、上述の特許文献1の技術では、ユーザは宛先一覧から送信したい宛先を選択、指定しなければならず、ユーザにかかる手間が充分に低減されているとはいえない。
そこで、本発明は、データ送信におけるユーザの手間をより低減することのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
請求項1の通信装置は、データを外部装置である宛先に送信する送信部と、少なくとも所定期間内における送信の宛先履歴を、送信の依頼元と対応付けて記憶する記憶部と、或る依頼元からデータの送信が依頼された場合に、上記或る依頼元に対応する上記所定期間内での2件以上の上記宛先履歴のうちで、送信回数の最も多い宛先を、この送信における宛先のデフォルトとする宛先設定部と、を備える。
これによって、上記通信装置は、宛先のデフォルトを設定することができる。さらに、このデフォルトとしては、依頼元毎の過去の送信状況に沿って、送信回数の多いものが設定される。無作為に宛先を選択するよりも、このデフォルトがその依頼元の希望する宛先である確率は高い。それゆえ、改めて宛先を設定し直す必要性は低くなる。
この通信装置は、請求項2の発明のように、原稿上の画像を読取可能な画像読取部と、上記送信部は上記データとして上記画像を送信可能である上記通信装置と、を備える画像処理装置に好適に利用することができる。
特に原稿から読み取った画像を送信する場合、送信の宛先は依頼元によって一定の傾向を示すことが多い。このような傾向に鑑みて、送信頻度の高い宛先がデフォルト設定されることは、ユーザにとって非常に利便性が高い。
本発明の通信装置は、宛先のデフォルトを設定することができる。さらに、このデフォルトとしては、ユーザ毎の過去の送信状況に沿って、送信回数の多いものが設定される。それゆえ、このデフォルトがユーザの希望する宛先である確率は高く、ユーザが宛先を入力したり、変更したりする必要性が低減される。
以下、図面に基づいて、本発明の通信装置の実施の一形態について説明する。以下の実施形態は、本発明の通信装置を画像処理装置に利用したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。この通信装置は、例えば文書、音声等、画像以外のデータを送信する装置として利用することもできる。
また、以下では、画像処理装置として、プリンタ、コピー機、ファクシミリ機としての機能を有する所謂複合機(MFP、Multi Function Peripheral)を例に挙げるが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本実施の形態の複合機について、画像を外部装置に送信する機能以外、他の具体的な構成については適宜変更可能である。
〔1〕複合機1の構成
図1は、本発明の実施の一形態である複合機1の要部構成を示すブロック図である。複合機1は、スキャナ2、出力部3、記憶部4、画像処理部5、操作・表示部6、及び制御部7を備える。また、出力部3は、上記外部送信部30及び印刷部32等を備える。このうち、出力部3、記憶部4、制御部7が、通信装置としての機能を果たす。
スキャナ2は、CCD等のイメージセンサ、さらにイメージセンサからから出力されたアナログ信号をデジタル化するADコンバータ等を備え、原稿上の画像を読み取って画像データを取得することができる。
記憶部4は、スキャナ2が取得して出力した画像データを受け取り、記憶することができる。また、記憶部4は、外部送信部30からの送信の宛先履歴を送信依頼元と対応付けて記憶することができる。記憶部4は、制御部7が宛先をデフォルト設定するために、少なくとも後述する所定期間の宛先履歴を記憶していればよく、全ての宛先履歴を記憶しておく必要はない。宛先履歴についての詳細は後述する。
画像処理部5は、記憶部4から出力された画像データを送信用の画像データ(以下、送信用画像データと称する場合がある)に変換して出力部3にする。
外部送信部30は、LAN200を介してファイルサーバ201又はクライアントPC202a・202b等にデータを送信することができる。外部送信部30は、FTP及びSMP等のプロトコルによって、ファイルサーバ201との間、及びクライアントPC(202a、202b)との間で、ファイルの共有及びファイルの転送を行うことができる。また、印刷部32は、画像データを用紙上に印刷出力する。
操作・表示部6は、液晶表示装置等の表示装置6A、並びに、テンキー、スタートキー、ストップキー、及びキャンセルキー等のハードキー群6B等を備え、ユーザに種々の情報を提示すると共に、ユーザからの入力を受け付ける(図2)。ハードキー群6Bには特に、機能選択キーとして送信機能キー6Cが含まれる。
制御部7は、操作・表示部6又はLAN200等を介して外部から受け取った指示に応じて、複合機1の各部との間でデータ信号及び制御信号の送受信を行い、画像処理動作、データ送信動作等を統括的に制御するものである。具体的には、制御部1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等によって構成可能である。CPUは種々の演算を行い、プログラムを実行することがきる。ROMにはCPUによって行われる制御に関するプログラムや、複合機1内の各部の動作に関するプログラム等が格納されている。また、RAMは、CPUの作業領域として機能する他、ユーザの入力内容等を保持する領域等を有している。
〔2〕宛先設定
制御部7は、特に、宛先のデフォルトを設定する宛先設定部として機能する。すなわち、制御部7は、記憶部4の記憶内容から、所定期間における宛先履歴中で送信回数の最も多い宛先を、新たに依頼された送信における宛先のデフォルトとして設定することができる。
このように、送信頻度の高い宛先をデフォルトとして設定するので、複合機1を用いたデータ送信において、ユーザが宛先を設定する必要性が低減される。また、たまにしか送信しない宛先はデフォルトに設定されないため、宛先を設定しなおす必要性は低くなる。また、頻繁に送信する宛先がデフォルトにされるので、宛先間違いによる誤送信が起こりにくくなる。
特に原稿から読み取った画像について、送信宛先はユーザによって一定の傾向を示すことが多い。これは、原稿から読み取った画像の送信宛先としてユーザが指定するのは自分の端末であることが多く、ユーザによって使用する端末は一定であることが多いからである。また、他の端末にデータを送信する場合でも、控え等の目的でユーザが自らの使用する端末にデータを送信することも多い。このような傾向に鑑みて、送信頻度の高い宛先がデフォルトに設定されることは、ユーザにとって非常に利便性が高い。
なお、「所定期間」とは、特に限定されるものではなく、過去のどの時点に設定するかはユーザの好み、宛先の傾向、その他複合機1の使用状況等に併せて、適宜変更可能である。例えば、所定期間を、前回の送信を含むか、または現時点に時間的に近い期間とすることで、時間の経過に応じて送信頻度の高い宛先が変化してきても、この変化をデフォルトの設定によく反映させることができる。また、季節毎、曜日毎、又は月の前半若しくは後半毎等、宛先に一定の傾向が見られるような期間を設定することができる。
また、この「所定期間」は、時間軸上におけるその設定位置だけでなく、その長さも適宜変更可能である。所定期間の幅を変えることで、宛先設定の判断対象となる送信件数も変わるため、設定される宛先の傾向も変わる。例えば特定の宛先に送信が集中して、他の宛先にはほぼ送信しないような場合は、所定期間の幅を大きくすることで、送信頻度の小さい宛先はデフォルトに設定されないので、デフォルトの宛先を改めて設定しなおす必要性が低減される。逆に、多様な宛先に送信する場合には、所定期間の幅を小さくすることで、宛先の傾向の変化に対応することができる。
なお、「所定期間」の幅は、その設定位置と同じく特に限定されるものではなく、ユーザの好み、宛先の変動状況、複合機1の使用状況等に追応じて適宜変更可能である。例えば、宛先の変動状況によりよく対応するには、所定期間に含まれる件数をより少なくすることが好ましい。但し、送信頻度に基づいてより正確にデフォルトを設定するためには、所定期間に含まれる送信件数は2以上であることが好ましい。
また、「所定期間」とは、一定の時間幅であってもよいし、一定の送信件数であってもよい。つまり、例えば或る時間幅(例えば昨日中等)を指定して、その時間幅中に含まれる全ての宛先履歴から、送信回数の最も多い宛先をデフォルトに設定してもよい。また、例えば昨日、電源が投入されてから最初のN件の送信の宛先履歴から、送信回数の最も多い宛先をデフォルトに設定してもよい。
なお、このN件分の送信は連続していることが好ましい。図3に所定期間の設定の例を示す。制御部7は、宛先のデフォルトを、前回の送信を含む連続したN件の宛先履歴(所定期間iとして示す)に基づいて設定してもよいし、過去の任意の時点におけるN件の宛先履歴(所定期間jとして示す)に基づいて設定してもよい。所定期間iを宛先決定の判断対象とすることで、宛先の傾向の変化によりよく対応することができる。
なお、本実施形態において「送信件数」とは単なる宛先の数ではなく、一のデータの送信回数であるということもできる。つまり、或るデータを、一の宛先に送信する場合も、一度に複数の宛先に送信する場合も、「送信件数」は1件と数えるものとする。
また、所定期間中における送信頻度が同一である宛先が複数ある場合は、例えば制御部7は、送信頻度が互いに同一である複数の宛先のうち、より新しい履歴の宛先、言い換えるとより後に送信された宛先をデフォルトとする(設定方法(1))ことができる。このようにデフォルトを設定することで、宛先の傾向の変化によりよく対応することができる。
また、このように、より後で送信された宛先をデフォルトに設定する場合、送信頻度が互いに同一である複数の宛先に同時にファイルが送信されていた、ということも考えられる。すなわち、送信頻度と直近に送信されたタイミングとの両方が同一である宛先が複数ある場合である。そこで、1件の送信における宛先の受付順序を記憶部4が記憶するようにして、この受付順序から最初にユーザから入力された宛先を制御部7が、デフォルトとする(設定方法(2))ようにしてもよい。1件の送信において、ユーザが最初に入力した宛先は、送信先としてユーザが最も重要と考える宛先であることが多いからである。
より具体的に、図10を参照して説明する。図10では、過去に宛先a〜dにファイルを送信しており、宛先は古い履歴から順に(a,b)、(a,c)、(b,c)、(d)となっている。なお、一つの括弧が一件の送信の宛先を意味し、1つの括弧内の宛先について、左から右に順に入力されたものとする。
図10の例では、宛先a、b、cが送信回数2回ずつで同数である。また、宛先b及びcに同一タイミングで送信されているので、上記設定方法(1)でもデフォルトは決定しない。そこで、設定方法(2)により、前々回の送信で先に入力されている宛先bが制御部7によりデフォルトに設定される。
また設定方法(1)及び(2)以外に、送信頻度が互いに同一である複数の宛先のうち、より後に入力を受け付けた宛先をデフォルトとする(設定方法3)ようにしてもよい。この場合、図10の例では宛先cがデフォルトに設定される。
また、このようなデフォルト設定方法と他の設定方法とを組み合わせて用いてもよい。例えば、送信件数がN件に満たない間は、前回の宛先をデフォルトとし、送信件数がN件に達したところで送信頻度に基づいてデフォルトを設定するようにしてもよい。
また、「宛先」とは、ファクシミリ番号、フォルダの位置(URL等)、電子メールアドレス、プリンタ名又はその設置場所等とすることができる。
また、「宛先履歴」は、通常の宛先(以下、通常宛先と称する)の履歴には限られず、CC(Carbon Copy)の宛先(以下、CC宛先と称する)の履歴であってもよい。同様に、制御部7が設定する「宛先」は、通常宛先には限られず、CC宛先であってもよい。
すなわち、記憶部4は、通常宛先又はCC宛先のうちの少なくとも一方、好ましくは両方を記憶するようになっている。両方を記憶する場合、記憶部4は、通常宛先とCC宛先とを区別せずに記憶してもよいし、これらを区別して記憶してもよい。区別する場合は、通常宛先とCC宛先とを別個に独立して記憶してもよいし、個々の通常宛先とCC宛先とを関連付けて記憶してもよい。
制御部7も同様に、宛先履歴に基づいて、通常宛先又はCC宛先のうちの少なくとも一方のデフォルトを設定することができる。例えば制御部7は、記憶部4の記憶内容に基づいて、通常宛先とCC宛先とを全て集計した中から、送信回数の最も多い宛先を通常宛先のデフォルトとするようになっていてもよい。
ユーザは、他の宛先へ送信すると共に、控え等の目的で特定の宛先に頻繁にデータ送信することがある。その場合、この控えの宛先は通常宛先及びCC宛先のどちらでも入力され得る。このデフォルト設定方法だと、通常宛先及びCC宛先の両方を通じて送信回数の最も多い宛先がデフォルトに設定されるので、控えの送信漏れを防ぐことができる。
また、制御部7は、通常宛先及びCC宛先の両方のデフォルトを設定可能になっていてもよい。両方のデフォルトを設定する場合、制御部7は通常宛先の履歴から送信回数の最も多い宛先を通常宛先のデフォルトとし、この通常宛先のデフォルトには関係なく、CC宛先の履歴中から送信回数の最も多い宛先をCC宛先のデフォルトとしてもよい。また、通常宛先のデフォルトを同様に設定し、宛先履歴から、この通常宛先のデフォルトのCC宛先として送信された回数が最も多い宛先をCC宛先のデフォルトとしてもよい。
制御部7が通常宛先及びCC宛先の両方のデフォルトを設定する方法のうち、通常宛先とCC宛先とをそれぞれ独立して設定する方法は、通常宛先とCC宛先とで別の傾向がある場合(例えば通常宛先にかかわらず、常に自分の端末等、特定の端末にファイルを送信する場合等)に好適である。それに対して、通常宛先に合わせてCC宛先を設定する方法は、通常宛先とCC宛先との間に相関関係がある場合(例えば、或る宛先Aに送るときにはCC宛先をBとすることが多い場合等)に好適である。
なお、通常宛先履歴とCC宛先履歴とは、同じ「所定期間」において集計された履歴であることが好ましいが、異なる期間において集計された履歴であってもよい。
〔3〕画像送信時の動作例
以下、複合機1が、画像を他の装置に送信する際の処理動作の一例について、以下、図4〜8を参照してより具体的に説明する。本例では、制御部7は、前回の送信から遡ってN回分の宛先履歴から、送信回数の最も多い宛先をデフォルトとして設定するようになっている(図3の所定期間i)。本例にてNは2以上の自然数である。詳細は以下の通りである。
図4〜6は、データ送信時の処理動作の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、操作・表示部6を介してユーザがデータ送信機能を選択すると、以下の一連の動作が開始される。まず、制御部7はユーザを特定する(S1)。具体的には、表示装置6Aに、ユーザ確認画面を表示させる。ユーザ確認画面は、ユーザからユーザ名及びパスワードの入力を受け付ける画面である。これらの入力内容に基づいて、制御部7はユーザ、すなわち送信依頼元を特定する。また、この情報はファイルサーバ‐クライアントPC間の認証処理にも使用される。
記憶部4がN件分の宛先履歴を記憶していない場合(S2でNo)、又はユーザの希望によりユーザの手入力により宛先が決定される場合は図5の動作(I)に、記憶部4がN件分の宛先履歴を記憶しており(S2でYes)、それに基づいて宛先のデフォルトを設定する場合は図6の動作(II)を行う。
(I)手入力により宛先が決定される場合の動作
本動作では、制御部7は、操作・表示部6を介してユーザからの宛先の入力を受け付け、この受け付け内容に基づいて宛先を設定する(S11)。
具体的には、表示装置6Aに、宛先受付画面が表示される。宛先受付画面は、ユーザから画像データの宛先の入力を受け付ける画面である。その一例として宛先受付画面60を図7に示す。宛先受付画面60には、宛先を表示する宛先表示欄61、アドレス帳キー62、短縮キー群63、詳細/修正キー64、削除キー65、及び再宛先キー66等が表示される。
ユーザから宛先(通常宛先、必要に応じてCC)が入力されるまでは、宛先表示欄61は空欄となっている。ユーザがアドレス帳キー62を押下すると、表示装置6Aには予め記憶部4に記憶されている宛先の一覧が表示される。ユーザはこの一覧から宛先を選択することができる。また、記憶部4は、短縮宛先として宛先を記憶しておくこともできる。この短縮宛先として記憶された宛先は、短縮キー群63として表示される。ユーザは、この短縮キー群63を押下することで、宛先を入力することもできる。
宛先が入力されると、表示装置6Aに、図8に示すような確認画面70が表示され(S12)、複合機1は画像送信指示を受付可能となる。確認画面70は、宛先表示欄61にS11で入力された宛先が表示される以外は、宛先受付画面60とほぼ同一である。一旦入力された宛先について詳細/修正キー64が押下されると、操作・表示部6は、その詳細を表示したり、修正を受け付けたりすることができる。また、削除キー65が押下されると、制御部7は、一旦宛先に設定されたファクシミリ番号又は電子メールアドレス等を、宛先から削除する。また、再宛先キー66が押下されると、これまでに設定された宛先は全て削除され、新たな宛先設定が可能となる。一旦入力された事項について変更入力を受け付ける毎に、表示装置6Aには変更を反映した新たな確認画面70が表示される。
確認画面70が表示された状態で、ユーザが図示しない載置台に原稿を載せ、ハードキー群6B中のスタートキーを押下すると、制御部7の制御の下スキャナ2による画像読み取りが実行される(S13〜S15)。
そして、制御部7の制御の下に、スキャナ2から記憶部4、画像処理部5を経て得られた送信用画像データは、外部送信部30に送られる。画像データをスキャナ2による読取以外で得る場合、例えばLAN200を介して外部PCから受け取ったり、外部ファクシミリ装置から受け取ったりした場合は、適宜ユーザから送信指示を受け付けると、画像読取動作(S15)は行なわず、それぞれの場合に合わせて適宜処理が行われる。
その後、外部送信部30は、制御部7の制御の下、送信用画像データを指定された宛先に送信する(S16)。このときの宛先は、宛先履歴として、ユーザ名毎に記憶部4に記憶される(S17)。
上記S13でスタートキーが押下されなければ、動作の中止指示があるまで、すなわち画面上の中止キーまたはハードキー群B中のキャンセルキーが押下されるまで、確認画面70は表示され、中止指示があれば(S18でYes)、データ送信、宛先記憶等の動作は行わずに動作は終了される。
(II)宛先履歴に基づいて宛先のデフォルトを設定する場合の動作
次に、図5の送信動作がN回行われ、記憶部4にN回分の送信の宛先履歴が蓄積された後の複合機1の動作について、図6のフローに沿って説明する。以下、図5と同一の動作については同符号を付して、適宜説明を省略する場合がある。
上述のS1でのユーザの特定結果に基づき、制御部7は、記憶部4の記憶内容に基づいて、このユーザに対応する前回からN回の送信の宛先履歴中で、送信回数の最も多い宛先をデフォルトとして設定する(S21)。
制御部7は、表示装置6Aに宛先表示欄61にこの宛先のデフォルトを表示した確認画面70を表示させることで、ユーザに宛先の確認を促すことができる(S22)。確認画面70を介してユーザから宛先の変更が入力されると、この入力に従い宛先が変更される(S23、S24)。
宛先が設定された状態で原稿が載置されてスタートキーが押下されると、上述したようにスキャナ2が画像読取を実行し(S13〜S15)、S21にて設定された宛先のデフォルト、又はその後S23で変更された宛先に、送信用画像データが送信される(S16)。
記憶部4は今回のデータ送信の宛先を記憶し(S17)、次の送信時には、制御部7は、現送信の宛先を含むN件の宛先履歴(図3中に所定期間i’として示す)に基づいて宛先のデフォルトを設定する。
本例では、制御部7が、前回の送信を含むN件の送信の宛先履歴から宛先をデフォルト設定するようになっている。そのため、このN件の宛先履歴は送信実行の度に更新され、ユーザが希望する宛先の傾向が変化しても、自動的にその変化に対応したデフォルトを設定することができる。つまり、ユーザが入力を別に行ってデフォルトを変更させる必要がない。
また、図9に示すように宛先表示欄61に通常宛先表示欄61a及びCC宛先表示欄61bを設けることができ、上述したように、通常宛先の他にCC宛先についてもデフォルト設定が可能である。
また、複合機1において、表示装置6Aに所定のキーを表示し、このキーを介して、宛先履歴の全て又は一部の削除をユーザから受け付けることができるようにしてもよい。
これ以外にも、本発明の目的を達成することができる範囲で、従来公知の構成を適宜利用することができる。
本発明の実施の一形態である複合機の要部構成を示すブロック図。 本発明の実施の一形態にかかる操作・表示部の要部構成を示す平面図。 所定期間の設定の一例を示す図。 上記複合機における画像送信動作の一部を示すフローチャート。 画像送信の宛先をユーザの手入力に基づいて設定する場合の画像送信動作を示すフローチャート。 宛先をデフォルト設定する場合の画像送信動作を示すフローチャート。 上記複合機の画像送信動作における宛先受付画面を示す図。 上記複合機の画像送信動作において宛先が入力された後の確認画面を示す図。 上記複合機の画像送信動作における宛先受付画面の他の例を示す図。 送信履歴の一例を示す図。
符号の説明
1 複合機(画像処理装置)
2 スキャナ(画像読取部)
3 出力部
30 外部送信部
4 記憶部
5 画像処理部
6 操作・表示部
7 制御部(宛先設定部)

Claims (2)

  1. データを外部装置である宛先に送信する送信部と、
    少なくとも所定期間内における送信の宛先履歴を、送信の依頼元と対応付けて記憶する記憶部と、
    或る依頼元からデータの送信が依頼された場合に、上記或る依頼元に対応する上記所定期間内での2件以上の上記宛先履歴のうちで、送信回数の最も多い宛先を、この送信における宛先のデフォルトとする宛先設定部と、
    を備える通信装置。
  2. 原稿上の画像を読取可能な画像読取部と、
    上記送信部が上記データとして上記画像を送信可能である請求項1に記載の通信装置と、
    を備える画像処理装置。
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