JP2008085407A - 携帯型電子機器および液晶ディスプレ用のフード - Google Patents

携帯型電子機器および液晶ディスプレ用のフード Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、液晶ディスプレの表示画面からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用できる携帯型電子機器、デジタルカメラおよび液晶ディスプレ用のフードを提供することを目的とする。
【解決手段】視覚情報を表示画面31に表示する液晶ディスプレ3と、液晶ディスプレ3が装着されたケース2と、表示画面13の周囲を覆うようにケース2に装着された複数のフード部材61、62、63、64からなるフード4と、を備えた携帯型電子機器1において、各フード部材61、62、63、64の一方の面を、表示画面31からの光が減衰するように形成して遮光面aとなし、他方の面を、表示画面31からの光が反射するように形成して集光面bとなし、かつ、フード部材61、62、63、64は、遮光面aと、集光面bとが反転可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像や文字などの視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレ(液晶パネルとも言う:LCD)を備えた携帯型電子機器および液晶ディスプレ用のフードに関し、特に、液晶ディスプレをスポットライトのような照明光源として利用できるようにしたものである。
一般的に、この種携帯型電子機器においては、多くの場合、液晶ディスプレは、バックライト手段を備えた透過方式を採用している。このため、昼間の屋外など照度の大きい環境下では、外光が液晶ディスプレの表示画面に入射して表面で反射し、表示画面に表示される視覚情報の観察が困難となる。
従来、この対策として、例えば、表示画面への上方からの入射光を遮る上部壁面部材と、表示画面への左右からの入射光を遮る一対の側部壁面部材とからなる表示画面遮光部材を、折り畳み可能に形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。また、展開・収納可能な液晶ディスプレの表示画面への不要な外光を遮断するための折り畳み式遮光フードを、装置本体の側面内に設けたものがある(例えば、特許文献2参照)。
更に、折り畳み式フードを、液晶ディスプレに巻着した装着部に、面状ファスナによって着脱自在にしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−294903号公報 特開2001−268403号公報 特開平8−331483号公報
しかし、前述の特許文献1乃至特許文献3記載の構成では、表示画面遮光部材或いは、折り畳み式フードにより液晶ディスプレの表示画面への不要な外光を遮光し、表示画面に表示される視覚情報を観察し易くすることは可能である。しかし、表示画面遮光部材或いは、折り畳み式フードの内面は、液晶ディスプレの表示画面からの光が減衰するような状態にすることが必要ある。ところで、例えば、停電時や、夜間の屋外などの暗闇において、液晶ディスプレの表示画面からの光を、懐中電灯代わりとして利用することが考えられる。更には、この種携帯型電子機器の一つである、例えば、携帯型テレビジョンを、キャンプ地などの暗闇において、懐中電灯やスポットライト代わりに、液晶ディスプレの表示画面からの光を、照明光源として利用することが考えられる。ところが、特許文献1乃至特許文献3記載の構成では、表示画面からの光が減衰するような状態であるため、光量が不足し、上述した目的を充分に達成することは困難である。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で、液晶ディスプレの表示画面からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用できる携帯型電子機器および液晶ディスプレ用のフードを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明では、視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレと、液晶ディスプレが装着されたケースと、表示画面の周囲を覆うようにケースに装着されたフードと、を備えた携帯型電子機器において、フードは、ケースに着脱可能に形成された枠体と、枠体に回転可能に装着された複数のフード部材とからなり、各フード部材の一方の面を、表示画面からの光が減衰するように形成して遮光面となし、他方の面を、表示画面からの光が反射するように形成して集光面となすとともに、フード部材は、遮光面と、集光面とが反転可能であって、かつ、表示画面を覆うように折り畳み可能に構成する。
この構成によれば、フード部材を反転することにより、フードを表示画面に入射する光を遮る遮光面、および表示画面からの光を反射する集光面に変更することができる。従って、集光面とした場合、表示画面からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用することができる。また、フード部材は、表示画面を覆うように折り畳み可能に構成されているので、不使用時には、表示画面を覆い、当該表示画面を保護することができる他、フードは、着脱可能に形成されているので、携行の際や、保管の際など取り外すことができ、利便性が向上する。
また、本発明においては、視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレと、液晶ディスプレが装着されたケースと、表示画面の周囲を覆うようにケースに装着された複数のフード部材からなるフードと、を備えた携帯型電子機器において、各フード部材の一方の面を、表示画面からの光が減衰するように形成して遮光面となし、他方の面を、表示画面からの光が反射するように形成して集光面となし、かつ、フード部材は、遮光面と、集光面とが反転可能に構成する。
この構成によれば、フード部材を反転することにより、フードを表示画面に入射する光を遮る遮光面、および表示画面からの光を反射する集光面に変更することができる。従って、集光面とした場合、表示画面からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用することができる。
また、本発明においては、フードは、ケースに着脱可能に形成された枠体と、枠体に反転可能に装着されたフード部材とから構成する。この構成によれば、フードが、着脱可能に構成されているので、携行の際や、保管の際など取り外すことができ、利便性が向上することができ、都合が良い。
また、本発明においては、フード部材は、表示画面を覆うように折り畳み可能に構成する。この構成によれば、フード部材は、表示画面を覆うように折り畳み可能に構成されているので、不使用時には、表示画面を覆い、当該表示画面を保護することができ、都合が良い。
また、本発明においては、各フード部材は、表示画面に対する開閉角度が調整可能に構成する。この構成によれば、各フード部材は、表示画面に対する開閉角度が調整可能に構成されているので、遮光または集光に最適な角度に調整することができ、都合がよい。
また、本発明においては、フード部材は、支持軸を有し、当該支持軸が枠体に設けられた支持孔に、回転可能に軸支する。この構成によれば、フード部材の表示画面に対する開閉角度の調整を、極めて簡単な構成で達成することができ、都合がよい。
また、本発明においては、表示画面を全面白画面となるように、当該表示画面に送る画像データを制御する表示制御手段を更に備え、フードを、表示画面からの光が反射するように集光面とした際、表示制御手段により、表示画面が全面白画面となるように制御する。
この構成によれば、表示画面が全面白画面とすることができるので、表示画面からより均一な白色光を出射することができる。従って、表示画面からの光量を増すことができ、都合がよい。
また、本発明においては、視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレを備えた携帯型電子機器の表示画面の周囲を覆うように携帯型電子機器に装着される複数のフード部材からなる液晶ディスプレ用のフードにおいて、各フード部材の一方の面を、表示画面からの光が減衰するように形成して遮光面となし、他方の面を、表示画面からの光が反射するように形成して集光面となし、かつ、フード部材は、遮光面と、集光面とが反転可能に構成する。
この構成によれば、フード部材を反転することにより、フードを表示画面に入射する光を遮る遮光面、および表示画面からの光を反射する集光面に変更することができる。従って、集光面とした場合、表示画面からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用することができ、都合がよい。
また、本発明においては、フードは、携帯型電子機器に着脱可能に構成する。この構成によれば、フードが、着脱可能に構成されているので、携行の際や、保管の際など取り外すことができ、利便性が向上することができ、都合が良い。
また、本発明においては、フードは、携帯型電子機器に着脱可能に形成された枠体と、枠体に反転可能に装着されたフード部材とから構成する。この構成によれば、各フード部材は、表示画面に対する開閉角度が調整可能に構成されているので、遮光または集光に最適な角度に調整することができ、都合がよい。
更に、本発明においては、フード部材は、表示画面を覆うように折り畳み可能に構成する。この構成によれば、フード部材は、表示画面を覆うように折り畳み可能に構成されているので、不使用時には、表示画面を覆い、当該表示画面を保護することができ、都合が良い。
本発明によれば、液晶ディスプレの表示画面からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用できる携帯型電子機器および液晶ディスプレ用のフードを得ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図11に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯型電子機器の一例である携帯型テレビジョンの概略構成を示す斜視図、図2は、図1に示すフードの概略正面図、図3は、図2に示すフードを折り畳んだ状態を示す概略図である。図4は、図2に示すフードの枠体の一例を示す正面図、図5は、図4に示す枠体の側面図、図6は、図4に示す枠体のX1−X1視断面図、図7は、同じく図4に示す枠体のX2−X2視断面図である。図8は、図4に示す枠体のケースへの取り付け状態の一例を示す要部断面図である。図9は、図2に示すフード部材の一例を示す正面図、図10は、図9に示すフード部材の側面図である。図11は、図2に示すフードの表示画面に対する開閉角度の調整を説明する説明図である。
図1に示すように、この携帯型電子機器である携帯型テレビジョン1は、例えば、ケース2に、視覚情報を表示する表示画面31が露出するように装着された液晶ディスプレ3を備えている。そして、周知のようにケース2内には、表示画面31に所望の画像などの視覚情報を表示するために、図示しないチューナ部、中間周波増幅、検波回路、スイッチ回路、ビデオ信号処理回路、重畳表示処理回路、オーディオ信号処理回路およびマイクロコンピュータなどによって形成された制御手段などが収納されている。また、ケース2には、アンテナ11、電源スイッチ12、この電源スイッチ12のオン・オフを表示するLED(発光ダイオード)などからなる表示器13、ビデオテープレコーダ(VTR)などの外部機器からのビデオ信号の入力端子14、外部機器からのオーディオ信号の入力端子15L、15R、VTRのテープカウンタの値などのデータ入力を受け付ける入力端子16、スピーカ17、および図示しないチャンネル選択スイッチ、音量調整スイッチなどが設けられている。更には、表示画面31の周囲を覆うようにケース2に着脱可能にフード4が装着されている。
かかる構成により、この携帯型テレビジョン1は、電源スイッチ12が押され、電源をオンにするように操作されると、制御手段などにより、前回の視聴終了時に選択されていたチャンネル情報や、音量、音質、画質などの設定情報、いわゆるラストメモリ情報を読み出して、各部を制御する。これにより、チューナ部において、前回の視聴終了時と同じチャンネルが選局され、中間周波増幅および検波回路でビデオ信号とオーディオ信号が復調される。復調されたビデオ信号は、スイッチ回路、映像信号処理回路、重畳信号処理回路を介して、液晶ディスプレ3に供給され、選局されたテレビ放送番組の画像が液晶ディスプレ3の表示画面31に表示される。
而して、本発明に従い、フード4は、例えば、図2乃至図11に示すように構成されている。即ち、フード4は、ケース2に着脱可能に形成された、例えば、合成樹脂製の枠体5と、枠体5に回転可能に装着された、例えば、合成樹脂製の4枚のフード部材61、62、63、64とから形成されている。各フード部材61、62、63、64の一方の面、図1および図2において内側は、表示画面31からの光が減衰するように、例えば、黒色若しくは黒色に近い色になされ、遮光面aを形成している。また、各フード部材61、62、63、64の他方の面、図1および図2において外側は、表示画面31からの光が反射するように、例えば、銀色、白色若しくは白色に近い色になされ、集光面bを形成している。また、フード部材61、62、63、64は、遮光面aと、集光面bとが反転可能であって、かつ、例えば、図3に示すように、表示画面31を覆うように折り畳み可能に構成されている。更に、各フード部材61、62、63、64は、表示画面31に対する開閉角度が調整可能に構成されている。
具体的には、枠体5は、例えば、図4乃至図7に示すように、額縁状の本体部51の上面が円弧状に形成されている。本体部51の各辺の中央部には、スリット52と、図6に示すように、スリット52に連通する上部が円弧状に形成された支持孔53が設けられている。また、各辺のスリット52の両側には、図7に示すように、後述する各フード部材61、62、63、64の係止部が嵌合する円弧状の窪みからなる係止溝54が複数個形成されている。また、枠体5の底面55の左右の各辺には、枠体5をケース2に着脱可能にするための、例えば、L字状の取付け部56が形成されている。この構成により、枠体5は、図8に示すように、ケース2に形成された、例えば、クランク状の取付け孔21に着脱可能に装着される。
各フード部材61(62、63、64)は、例えば、図9および図10に示すように、一方の面が遮光面a、他方の面が集光面bである方形状のフード片611と、フード片611の下方中央部分に形成された支持部612に支持軸613が形成され、この支持軸613に、球状の回動部614が取付けられる。この回動部614は、枠体5に設けられた貫通孔53に、上側からフード部材61の支持軸613が挿入された後、支持孔53の下側から嵌入され、支持軸613と一体的に結合される。この結合は、例えば、ネジによる螺合、或いは、接着剤などにより接着すれば良い。また、枠体5に形成された係止溝54と対向するフード片611の下端には、係止溝54に係合する係止部615が形成されている。
この構成により、各フード部材61(62、63、64)は、支持軸613が枠体5に設けられた支持孔53に、回転可能に軸支される。従って、各フード部材61(62、63、64)は、支持軸613を中心に回転可能となり、遮光面aと、集光面bとが反転可能となる。また、各フード部材61(62、63、64)は、図11に示すように、矢印R(右)側およびL(左)側に可動可能となり、表示画面31に対する開閉角度が調整可能となるとともに、各フード部材61(62、63、64)に形成された係止部615が、枠体5に形成した係止溝54に係合し、所望の角度が維持される。更に、矢印L(左)側に略90度回動すると、各フード部材61(62、63、64)は、表示画面31を覆うように折り畳まれる。このとき、上下のフード部材62、64と、左右のフード部材61、63とは、図3に示すように、互いに干渉しないように重ね合わせるように形成するのが好ましい。
以上の構成による本実施形態では、フード部材61、62、63、64を反転することにより、フード4を表示画面31に入射する光を遮る遮光面a、および表示画面からの光を反射する集光面bに変更することができる。従って、集光面bとした場合、表示画面31からの光を、懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用することができる。
また、フード4は、ケース2に着脱可能に形成された枠体5と、枠体5に反転可能に装着されたフード部材61、62、63、64とから構成され、フード4が、着脱可能に形成されているので、携行の際や、保管の際など取り外すことができ、利便性が向上することができ、都合が良い。
フード部材61、62、63、64は、図3に示すように、表示画面31を覆うように折り畳み可能に構成されているので、不使用時には、表示画面31を覆い、当該表示画面31を保護することができ、都合が良い。
また、フード部材61、62、63、64は、表示画面31に対する開閉角度が調整可能に構成されているので、遮光または集光に最適な角度に調整することができ、都合がよい。
また、フード部材61、62、63、64は、支持軸613を有し、当該支持軸613が枠体5に設けられた支持孔53に、回転可能に軸支されているので、フード部材61、62、63、64の表示画面31に対する開閉角度の調整を、極めて簡単な構成で達成することができ、都合がよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図12乃至図17を参照しながら説明する。図12は、本発明の第2実施形態に係る携帯型電子機器の一例である携帯型テレビジョンの概略構成を示す正面図、図13は、図12に示す携帯型テレビジョンの上面図、図14は、図12に示す携帯型テレビジョンに装着されるフードを示す上面図である。図15および図16は、枠体にフードを取付ける状態を説明する説明図で、図15は、上面図、図16は、正面図である。図17は、図12に示す携帯型テレビジョンにフードを装着した状態を示す上面図である。なお、図12乃至図17において、上述した図1乃至図11と同じ符号を付した部分は、略同一のものを示すため、ここでは詳細な説明は省略する。以下、上述した実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、上述した実施形態と同様、図12乃至図17に示すように、携帯型電子機器である携帯型テレビジョン1は、例えば、ケース2に、視覚情報を表示する表示画面31が露出するように装着された液晶ディスプレ3を備えている。また、本実施形態では、ケース2内に図示しないが表示制御手段を更に備えている。この表示制御手段は、画像データを表示する表示画面31の表示変更、色調整、明るさ調整などを制御することができる。
而して、本発明に従い、視覚情報を表示する液晶ディスプレ3の表示画面31の周囲を覆うように、ケース2にフード4が後述するようなレール機構により着脱可能に装着されている。このフード2は、上述した実施形態と同様、各フード部材61、62、63、64の一方の面が、表示画面31からの光が減衰するように形成して遮光面a、他方の面が、表示画面からの光が反射するように形成して集光面bとなるように構成されている。また、各フード部材61、62、63、64は、上述した実施形態と同様、枠体5に遮光面aと、集光面bとが反転可能に装着されている。
具体的には、ケース2には、図12および図13に示すように、例えば、L字状のレール21が表示画面31の両側に設けられている。また、枠体5には、図14に示すように、例えば、ケース2に設けたL字状のレール21に嵌合する、同じくL字状のレール55が設けられ、ケース2にフード4を着脱可能なレール機構が構成されている。また、各フード部材61(62、63、64)は、例えば、図15および図16に示すように、フード部材61(62、63、64)の枠体5側の中央部には、断面がC字状であって、弾性を有する結合部616が形成されている。また、枠体5の結合部616に対応する部分には、断面が丸棒状であって、弾性を有する結合部616が嵌合するチャンネル状(コ字状)の係止部56が形成されている。この構成により、各フード部材61(62、63、64)は、枠体5に対して着脱可能に構成されている。従って、各フード部材61(62、63、64)は、枠体5から取外して表示画面31に対する側を、遮光面a或いは、集光面bとすることができる。このように構成されたフード4は、図17に示すように、表示画面31に対して遮光面a或いは、集光面bを向けてケース2に着脱可能な状態で装着される。
次に、このように構成された携帯型テレビジョン1を懐中電灯やスポットライトのような照明光源として利用する場合の操作方法について説明する。先ず、ケース2に装着されたフード4の各フード部材61(62、63、64)の集光面が表示画面31に対するように、各フード部材61(62、63、64)を、枠体5に取付ける。次に、図示しないモード切り替えスイッチが操作され、照明光源モードが選択される。表示制御手段は、照明光源モードが選択されたことを条件に自動的に、或いは、図示しない切り替えスイッチを操作することにより、画像信号の表示画面31への表示をストップさせて、表示画面31が全面白画面となるような画像データを表示画面31に送る。これにより、表示画面31は全面白画面となり、白色光を出射することとなる。これにより、表示画面31の全画面から出射された光を照明光源領域に照射させることができ、照明光源領域全体を所定の照度で均一に照明することが可能となる
以上の構成による本実施形態よれば、上述した実施形態と同様の作用効果を奏する他、モード切り替えスイッチなどを操作するなどして、表示制御手段により、表示画面31の表示色や照度を変化させて、希望する色や光量の光を照射することができるので、多彩な色や明るさの照明を行うことが可能となる。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
例えば、上述の実施形態では、携帯型テレビジョンを例に挙げて説明したが、本発明は、視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレを備えた携帯型電子機器であれば良く、例えば、携帯型ラジオ、携帯型オーディオプレイヤー、
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、ビデオカメラ、携帯電話などの携帯型電子機器に対しても適用可能である。
また、上述の実施形態2では、表示制御手段により表示画面31が全面白画面となるように制御する場合について説明したが、例えば、画像データのホワイトバランスを調整することにより、表示画面31から出射される照明光の色や明るさを調整する調整手段を備えている場合には、調整手段を用いて、色や明るさを調整するように制御しても良い、のは勿論である。
また、上述の実施形態では、枠体5に遮光面aと、集光面bとが反転可能なようにフード部材61、62、63、64を装着してフード4を構成したが、枠体5を用いずに、ケース2に直接、フード部材61、62、63、64を、遮光面aと、集光面bとが反転可能なように装着しても良いのは、勿論である。
本発明の第1実施形態に係る電気機器の一例であるテレビジョン(携帯型電子機器)の概略構成を示す概略構成図である。 図1に示すフードの概略正面図である。 図2に示すフードを折り畳んだ状態を示す概略図である。 図2に示すフードの枠体の一例を示す正面図である。 図4に示す枠体の側面図である。 図4に示す枠体のX1−X1視断面図である。 図4に示す枠体のX2−X2視断面図である。 図4に示す枠体のケースへの取り付け状態の一例を示す要部断面図である。 図2に示すフード部材の一例を示す正面図である。 図9に示すフード部材の側面図である。 図2に示すフードの表示画面に対する開閉角度の調整を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯型電子機器の一例であるテレビジョン(携帯型電子機器)の概略構成を示す正面図である。 図12に示すテレビジョンの上面図である。 図12に示すテレビジョンに装着されるフードを示す上面図である。 枠体にフードを取付ける状態を説明する上面図である。 枠体にフードを取付ける状態を説明する正面図である。 図12に示すテレビジョンにフードを装着した状態を示す上面図である。
符号の説明
a 遮光面
b 集光面
1 携帯型電子機器(携帯型テレビジョン)
2 ケース
3 液晶ディスプレ
31 表示画面
4 フード
5 枠体
53 支持孔
61 フード部材
62 フード部材
63 フード部材
64 フード部材
613 支持軸
71 撮像レンズ(撮像手段)

Claims (11)

  1. 視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレと、前記液晶ディスプレが装着されたケースと、前記表示画面の周囲を覆うように前記ケースに装着されたフードと、を備えた携帯型電子機器において、
    前記フードは、前記ケースに着脱可能に形成された枠体と、前記枠体に回転可能に装着された複数のフード部材とからなり、前記各フード部材の一方の面を、前記表示画面からの光が減衰するように形成して遮光面となし、他方の面を、前記表示画面からの光が反射するように形成して集光面となすとともに、前記フード部材は、前記遮光面と、前記集光面とが反転可能であって、かつ、前記表示画面を覆うように折り畳み可能に構成されていることを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレと、前記液晶ディスプレが装着されたケースと、前記表示画面の周囲を覆うように前記ケースに装着された複数のフード部材からなるフードと、を備えた携帯型電子機器において、
    前記各フード部材の一方の面を、前記表示画面からの光が減衰するように形成して遮光面となし、他方の面を、前記表示画面からの光が反射するように形成して集光面となし、かつ、前記フード部材は、前記遮光面と、前記集光面とが反転可能に構成したことを特徴とする携帯型電子機器。
  3. 前記フードは、前記ケースに着脱可能に構成された枠体と、前記枠体に反転可能に装着されたフード部材とから構成したことを特徴とする請求項2に記載の携帯型電子機器。
  4. 前記フード部材は、前記表示画面を覆うように折り畳み可能に形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の携帯型電子機器。
  5. 前記各フード部材は、前記表示画面に対する開閉角度が調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の携帯型電子機器
  6. 前記フード部材は、支持軸を有し、当該支持軸が前記枠体に設けられた支持孔に、回転可能に軸支されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の携帯型電子機器。
  7. 前記表示画面を全面白画面となるように、当該表示画面に送る画像データを制御する表示制御手段を更に備え、前記フードを、前記表示画面からの光が反射するように集光面とした際、前記表示制御手段により、前記表示画面が全面白画面となるように制御したことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の携帯型電子機器。
  8. 視覚情報を表示画面に表示する液晶ディスプレを備えた携帯型電子機器の前記表示画面の周囲を覆うように前記携帯型電子機器に装着される複数のフード部材からなる液晶ディスプレ用のフードにおいて、
    前記各フード部材の一方の面を、前記表示画面からの光が減衰するように形成して遮光面となし、他方の面を、前記表示画面からの光が反射するように形成して集光面となし、かつ、前記フード部材は、前記遮光面と、前記集光面とが反転可能に構成したことを特徴とする液晶ディスプレ用のフード。
  9. 前記フードは、前記携帯型電子機器に着脱可能に構成したことを特徴とする請求項8に記載の液晶ディスプレ用のフード。
  10. 前記フードは、前記携帯型電子機器に着脱可能に形成された枠体と、前記枠体に反転可能に装着されたフード部材とから構成したことを特徴とする請求項8に記載の液晶ディスプレ用のフード。
  11. 前記フード部材は、前記表示画面を覆うように折り畳み可能に構成されていることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の液晶ディスプレ用のフード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010118345A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Chi Mei Communication Systems Inc 導光装置及びそれを用いる電子装置
KR200454467Y1 (ko) 2009-09-10 2011-07-06 주식회사 인스모바일 탈착할 수 있는 판형 덮개를 구비한 휴대단말기
KR200454682Y1 (ko) * 2009-09-10 2011-07-19 주식회사 인스모바일 탈착할 수 있는 판형 덮개를 구비한 휴대단말기

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