JP2008084718A - 開閉器の操作回路及びこれを用いた電力用開閉器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開極時の衝撃を低減できる開閉器の操作回路を得る。
【解決手段】真空遮断器の操作機構の開極用コイル22が3相分並列に接続され、この開極用コイル22に減衰抵抗13とダイオード14と誘導遮断スイッチ15との直列回路が接続されている。開極用コンデンサ8が放電スイッチ6を介して開極用コイル22に接続されている。開極時に放電スイッチ6を閉路して開極用コンデンサ8から開極用コイル22に励磁電流を流すと、図示しない操作機構の可動子が駆動され真空遮断器が開極するが、可動子が充分加速されたら開極途中において放電スイッチ6を開路し開極用コイル22への励磁電流を遮断して可動子を駆動する電磁力を減少させ、可動子の加速を抑制し、開極完了時に可動子が図示しないヨークに衝突して発生する衝撃を低減する。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば真空遮断器などの開閉器の操作回路及びこれを用いた電力用開閉器に関する。
従来の開閉器の操作回路は、操作回路によって制御される操作機構の開極用コイルに電流を流すことにより可動子を所定の方向に吸引するとともに永久磁石によって形成される磁束を打ち消して可動子を駆動しているが開極用コイルの励磁電流を制御することなく開動作を行っている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2000−268683号公報(段落番号0050、図1及び図3) 特開2004−288502号公報(段落番号0008、0010及び図1)
従来の開閉器の操作回路は以上のように構成され、操作機構の開極用コイルの励磁電流を制御していないので、上記操作機構及びこの操作機構により開閉駆動される開閉器は、開極動作において、可動部が停止して開極完了するときに大きな衝撃が発生する。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、開極時の衝撃を低減できる開閉器の操作回路及びこれを用いた電力用開閉器を得ることを目的としている。
この発明に係る開閉器の操作回路においては、電流供給源と励磁制御手段と電流減衰手段とを有するものであって、上記電流供給源は、一定の電圧を有する直流電源であり、上記励磁制御手段は、開閉器の可動電極に連結される可動子と上記可動子を所定方向に移動可能に支持するヨークと開極用コイルとを有する操作機構の上記開極用コイルに上記電源供給源から励磁電流を供給して上記可動子を上記ヨークの所定の部位に吸引させて上記開閉器を開極するとともに上記励磁電流の供給を開始してから所定時間経過したときに上記励磁電流を遮断するものであり、上記電流減衰手段は、上記開極用コイルに接続され上記励磁電流が遮断されたとき上記開極用コイルを流れていた電流が循環電流として流れるとともに上記循環電流が所定の速さで減衰するようにされたものである。
この発明に係る開閉器の操作回路は、電流供給源と励磁制御手段と電流減衰手段とを有するものであって、上記電流供給源は、一定の電圧を有する直流電源であり、上記励磁制御手段は、開閉器の可動電極に連結される可動子と上記可動子を所定方向に移動可能に支持するヨークと開極用コイルとを有する操作機構の上記開極用コイルに上記電源供給源から励磁電流を供給して上記可動子を上記ヨークの所定の部位に吸引させて上記開閉器を開極するとともに上記励磁電流の供給を開始してから所定時間経過したときに上記励磁電流を遮断するものであり、上記電流減衰手段は、上記開極用コイルに接続され上記励磁電流が遮断されたとき上記開極用コイルを流れていた電流が循環電流として流れるとともに上記循環電流が所定の速さで減衰するようにされたものであるので、開極用コイルの励磁を制御して開極時の衝撃を低減することができる。
実施の形態1.
図1〜図6は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1は真空遮断器の操作回路の回路図、図2は操作回路によって制御される真空遮断器の操作機構の構成を示す構成図、図3は操作機構の斜視図、図4は真空遮断器の構成図、図5は操作機構の電流及び可動子の変位を示す特性図、図6は可動子に働く開放ばねのばね力及び操作機構の電磁力を示す特性図である。
まず、操作機構20の構成を図2及び図3により説明する。なお、図2(a)は、図2(b)の切断線D−Dにおける断面をA−A方向から見て示したものである。これらの図において、電磁鋼板を積層して形成されたヨーク21の内部に巻線が矩形環状に巻回された開極用コイル22及び閉極用コイル23が装着されている。また、ヨーク21の内側中央部に矩形板状の永久磁石24が2枚、後述の可動子27を図2(b)の左右方向から挟むようにして固設されている。連結棒26がヨーク21の中心部を図2(b)の上下方向に貫通し、ヨーク21に移動自在に支持されている。鉄製の断面矩形(図2(a)参照)の可動子27が連結棒26に締まり嵌めにて嵌着され、開極用コイル22及び閉極用コイル23の中を連結棒26とともに連結棒26の軸方向に移動する。可動子27は、図2(b)の左右方向に所定の間隙を設けて永久磁石24と対向している。
開閉器及び電力用開閉器としての真空遮断器の構成について、図4により説明する。真空バルブ32は、真空容器の中に固定接点32a及びこの固定接点32aと所定の間隙を設けて配設された可動接点32bが収容されて構成されている。可動接点32bは絶縁部材34及び接圧ばね35を介して操作機構20の連結棒26に連結されている。連結された真空バルブ32と操作機構20とが、3相分、所定間隔を設けて並列に配列されて、収容箱31に収容されている。また、連結棒26の下端部にばね受け37が固定されており、操作機構20のヨーク21とばね受け37との間にばね部材としてのコイル状の開放ばね36が圧縮された状態で挿入されており、開極動作時にばね受け37を介して連結棒26に下方開極方向のばね力を与え、開極時の駆動力を補助する。
次に、操作回路について説明する。図1において、操作回路1にて制御される操作機構20は、3相分の3個あり(図4参照)、図1に示すように、開極用コイル22は3個並列に接続され、閉極用コイル23は3個直列に接続されている。開極用コイル22を励磁するための電流供給源である開極用コンデンサ8 、閉極用コイル23を励磁するための電流供給源である閉極用コンデンサ9 、開極用及び閉極用コンデンサ8,9をコンバータ11,12を介して一定の電圧に充電する充電用直流電源10を有する。コンバータ11,12は、充電用直流電源10の電圧が変動しても開極用及び閉極用コンデンサ8,9の充電電圧を常に所定の一定値に保ち、安定した開極動作及び閉極動作を確保する。
開極用コンデンサ8は、並列に接続された3個の開極用コイル22に励磁制御手段としての放電スイッチ6を介して接続されている。また、並列に接続された開極用コイル22に、減衰抵抗13とダイオード14と誘導遮断スイッチ15との直列回路が並列に接続されている。なお、この直列回路がこの発明における電流減衰手段である。閉極用コンデンサ9は、直列に接続された3個の閉極用コイル23に放電スイッチ7を介して接続されている。また、直列に接続された閉極用コイル23に、減衰抵抗16とダイオード17と誘導遮断スイッチ18との直列回路が並列に接続されている。誘導遮断スイッチ15,18は、例えば外部から制御できるサイリスタスイッチなどを用いる。操作回路1は、以上のように構成されている。
次に、動作を説明する。図1において、真空遮断器が開極状態にあり、放電スイッチ6,7及び誘導遮断スイッチ15,18は開路しており、閉極用コンデンサ8,9はそれぞれ所定の電圧に充電されているとする。また、操作機構20の可動子27は、図2及び図4に示すように下端部がヨーク21の下方内側の所定の部位に当接しており、真空遮断器は開極状態にあるとする。真空バルブ32を閉極するために、放電スイッチ7を閉じると、閉極用コンデンサ9の電圧が直列に接続された3個の閉極用コイル23に印加され各閉極用コイル23に励磁電流が流れ閉極用コンデンサ9に充電されていた電気エネルギーが閉極用コイル23により消費される。
閉極用コイル23に励磁電流が流れるとその誘起する磁束により永久磁石24の磁力が打ち消されるとともに可動子27を図2及び図4の上方へ吸引する電磁力が働き、可動子27は開放ばね36のばね力に打ち勝って上方へ駆動される。これにともない、可動子27に連結された真空バルブ32の可動電極32bが駆動される。なお、真空遮断器の開閉動作時の主な可動部として、可動接点32b、絶縁部材34、接圧ばね35、連結棒26、可動子27、ばね受け37が挙げられるが、以下の説明においては、可動部の代表として可動接点32b、可動子27の名称を挙げて説明する。
閉極用コイル23にそのまま電流を流し続けると、可動子27が加速され過ぎ可動子27がヨーク21の上部内側に衝突したときの衝撃力が過大になる。これを防止するために駆動途中で可動子27及び可動接点32bが所定の速度まで加速されたときに放電スイッチ7を開極して閉極用コンデンサ9から閉極用コイル23に流れる電流を遮断する。また、放電スイッチ7の開極と同期して誘導遮断スイッチ18を閉路する。誘導遮断スイッチ18を閉路すれば、これまで放電スイッチ7に流れていた電流は減衰抵抗16、ダイオード17の直列回路に移行し閉極用コイル23と上記直列回路により形成される循環回路を循環電流が循環する。この閉極用コイル23を流れる循環電流は次第に減衰する。なお、閉極用コイル23を流れていた電流を遮断しないので、放電スイッチ7の開極にともなう閉極用コイル23を流れる電流の急変を抑制できサージの発生を防止できる。閉極用コンデンサ9から閉極用コイル23へ流れる電流を遮断した後も可動子27は上方へ移動を続ける。
可動子27が所定位置まで移動したときに再び放電スイッチ7を閉路し可動子27を駆動すると、可動子27に連結された可動接点32bが固定接点32aに接触する。可動接点32bが固定接点32aに接触した後も、可動子27は接圧ばね35を圧縮しながらさらに上方へ移動を続け、可動子27の上端部がヨーク21の上方内側部に衝突して当接した状態で停止する。停止した後、閉極用コイル23に流れる電流が零になっても永久磁石24による磁束がヨーク21から可動子27との当接部を経て可動子27へ流れ、可動子27がヨーク21に吸引された状態を継続し、真空バルブ32は閉極状態を維持する。可動接点32bが固定接点32aに接触した後さらに接圧ばね35が圧縮されることにより、固定接点32a、可動接点32b間の接触圧力が確保されている。開極完了から所定時間後、誘導遮断スイッチ18が開路される。誘導遮断スイッチ18を開路しておくことにより、開極用コイル22が励磁されたときに閉極用コイル23に開極用コイル22の磁束を打ち消す方向の誘導電流が流れて開極用コイル22による可動子27の駆動力を減少させるのを防止できる。
次に、閉極されている真空バルブ32を開極するために、放電スイッチ6を閉じると、開極用コンデンサ8の電圧が並列に接続された3個の開極用コイル22に印加され励磁電流が流れ開極用コンデンサ8に充電されていた電気エネルギーが開極用コイル22により消費される。開極用コイル22に電流が流れるとその誘起する磁束により永久磁石24の磁力が打ち消されるとともにヨーク21と可動子27との間に可動子27を図2及び図4の下方へ吸引する電磁力が働き、可動子27は下方へ駆動される。このとき、可動子27には上記電磁力の他に開放ばね36のばね力が加わり、可動子27及びこれと連結された可動電極32bはこの両者により加速される。
開極用コイル22にそのまま電流を流し続けると、可動子27及び可動接点32bが加速され過ぎ、可動子27がヨーク21の下部内側に衝突したときの衝撃力が過大になる。これを防止するために駆動途中で放電スイッチ6を開路して開極用コンデンサ8から開極用コイル22へ流れる励磁電流を遮断する。放電スイッチ6の開路に合わせて誘導遮断スイッチ15を閉路する。誘導遮断スイッチ15を閉路すれば、これまで放電スイッチ6に流れていた電流は減衰抵抗13、ダイオード14の直列回路と開極用コイル22にて構成される循環開路を循環する。この開極用コイル22を流れる循環電流は次第に減衰する。なお、放電スイッチ6を流れていた電流が減衰抵抗13の方へ移行するので開極用コイル22を流れる電流の急激な変化が抑制され、放電スイッチ6の開路にともなうサージの発生を防止できる。
ここで、以上の放電スイッチ6の閉路から可動子27の移動途中での放電スイッチ6の開路までの間の電流の変化を図5により説明する。時間tnにおいて、放電スイッチ6を閉路すると電流は曲線J1のように流れ、時間tsにおいて可動子27が移動を開始し接圧ばね35が次第に伸長し、時間tpにおいて真空バルブ32は開極を開始する。この開極開始の時間tpに電流の変曲点Pが現れる。
その後、時間tfにおいて放電スイッチ6を開路し誘導遮断スイッチ15を閉路すると、放電スイッチ6を流れていた電流が減衰抵抗13とダイオード14との直列回路と開極用コイル22とにより形成される循環回路を循環し始める。この循環電流は減流開始点Rから減少を始め曲線J2で示すように減衰する。循環電流は減衰を続けるが、可動子27は下方へ移動を続け、時間tqにおいて可動子27の下端部がヨーク21の下方内側部に衝突して停止することにより真空バルブ32の開極が完了する。このときの時間tqにおいて所定値以上の循環電流は残っているように減衰抵抗13の抵抗値を調節して減衰の速さを決めておけば、開極が完了する時間tqにおいて現れる変曲点Qを容易に把握することができる。放電スイッチ6を閉路した時間tnあるいはダイオード17が移動を開始する時間tsから、開極が完了して変曲点Qが現れる時間tqまでの、経過時間を把握することにより、開極時間や開極動作の異常の有無を知ることができる。
なお、可動子27がヨーク21に衝突した後反発して一度離れた場合は点線で示す曲線J3のように一時的に増加する。従って、開極用コイル22を流れる電流を監視することにより、開極時に可動子27にリバウンスが発生したか否かを知ることができる。可動子27がヨーク21に当接した後は、開極用コイル22を流れる電流が零になっても永久磁石24による磁束がヨーク21から可動子27との当接部を経て可動子27へ流れることによる電磁吸引力及び開放ばね36のばね力により、可動子27がヨーク21の下方内側部に当接した状態が継続され、真空バルブ32は開極状態が維持される。開極の完了から所定時間後、誘導遮断スイッチ15が開路される。誘導遮断スイッチ15を開路しておくことにより、閉極用コイル23が励磁されたときに開路開極用コイル22に閉極用コイル23の磁束を打ち消す方向の誘導電流が流れて閉極用コイル23による可動子27の駆動力を減少させるのを防止できる。また、開極用コンデンサ8を閉極用コンデンサ9とは別に設けたので、開極操作の独立性が高い。もちろん、開極用コンデンサ8を充電用直流電源10の電圧あるいは直流電源の源となる交流電源の電圧が変動しても常に一定の電圧になるように充電するので、可動子27を安定して駆動することができる。
ここで、放電スイッチ6を開路するとともに誘導遮断スイッチ15を閉路した場合、開極用コイル22に流れる循環電流jは、開極用コイル22のインダクタンスをL、抵抗をR1、減衰抵抗13の抵抗値をR2とするとき、次の式で表される。
j=A・exp(−R・t/L)
ここに、A:振幅、t:時間、R=R1+R2
なお、インダクタンスLは、可動子27の移動にともなって変化するので、厳密には一定値ではない。
減衰抵抗13の抵抗値R2を調節することで電流の減衰の速さを調節できることができる。従って、減衰抵抗13の抵抗値R2を調節し、電流の減衰の速さを適切な値に設定して開極動作を確実に行えるとともに開極操作時の衝撃を低減することができる。
なお、開極途中において従来のように放電スイッチ6を開路しない場合は、図5に一点鎖線で示す曲線J4のごとく電流の減衰速度が遅い。このために、開極時に可動子27が加速され過ぎ、可動子27がヨーク21に衝突したときの衝撃が過大なものとなるため、操作機構20をこれに耐える強固な構造とすることが必要となる。これに対し、この実施の形態では、開極途中で可動子27及び可動接点32bが十分な速度に加速された後、開極用コンデンサ8による開極用コイル22の励磁を遮断することにより可動子27に働く駆動力を制限して可動子27の加速され過ぎを防止して、可動子27がヨーク21へ衝突したときの衝撃を低減し、操作機構20及び真空遮断器30の小形軽量化、価格低減を図ることができる。
上述のように、開極が完了する時間tq(図5参照)において所定値以上の循環電流が流れていれば、変曲点Qを容易に把握でき、開極の完了を知ることができる。このために、上記減衰抵抗13の値を調整して循環電流の減少の速さを所定の値に設定して開極が完了する時間tqにおいて所定値以上の循環電流が流れている状態にあるようにするか、あるいは放電スイッチ6を開路するタイミング(時間)を、開極が完了する時間tqにおいて所定値以上の循環電流が流れている状態にあるようなタイミングに決めてもよい。
一方、可動接点32bの変位は、図6の実線曲線ds1のように変化する。すなわち、放電スイッチ6の閉路後しばらくして時間ts、可動子移動開始点Act1において可動子27が移動を開始する。さらに、接圧ばね35が延びるので少し遅れた時間tp、開極開始点Act2において、可動接点32bは開極を開始する。このときに、開極用コイル22を流れる電流J1に変曲点Pが現れる。時間tfにおいて放電スイッチ6の開路後も、可動子27は下方への移動を続け、時間tq、開極完了点Act31において可動子27がヨーク21に当接して停止する。なお、上記のような開極用コイル22の励磁の制御を行わない場合、可動子27の変位は図5の一点鎖線の曲線ds2に示すように開極完了点がAct32となり、開極完了までの時間が短くなる。
閉極時には、上述のように閉極速度を一定レベル以下に抑えるために、閉極用コイル23に通電して可動子27が十分加速された後に一旦放電スイッチ7を開路し閉極用コンデンサ9からの励磁電流を遮断することにより電磁力による可動子27の加速を抑制し、かつ、閉極が完了する少し前に放電スイッチ7を再度閉路し閉極用コンデンサ9からの励磁電流の供給を再開することにより、閉極速度を一定レベル以下に抑制し、操作機構20及び真空バルブ32に発生する衝撃力を最小限に抑えている。これに対し、開極時には、開極用コイル22に通電して、可動子27が十分加速された後に、放電スイッチ6を開路し開極用コンデンサ8からの励磁電流を遮断し、以後再励磁は行わない。その理由は次の通りである。
1.開極完了時間のばらつきに対して、再度放電スイッチ6を閉路して開極保持を可能とするためには再閉路のタイミング調整が必要となる。特に、接点消耗などによる開極時間の変化に対応して放電スイッチ6を再閉路するタイミングを調整する必要があるが、調整が複雑である。
2.閉極時間は、開極時間と比較して長いため、放電スイッチ6の開路により開極用コイル22への励磁電流を遮断することによる加速度の低減効果が大きい。また、開極時には開放ばね36のばね力が加わることもあって、開極完了時に可動接点32bを開極位置に保持するための電磁力は小さくてよい。従って、開極完了点近辺で再度開極用コイル22に電流を供給する必要性は小さい。接点消耗などによる開極時間の変化を考慮して放電スイッチ6の開路後に開極用コイル22に流れる電流の減衰速度を例えば減衰抵抗13の抵抗値を調節することにより適切な値に設定して、接点消耗があっても全使用期間中に亘って確実に加速度の低減効果を奏するように容易にできる。このため、開極動作時に開極状態を維持するための再通電をしなくても開極を確実に行うことができ、開極完了時の衝撃を効果的に低減できる。
3.開極完了後は、可動子27に対向するようにしてヨーク21に装着された永久磁石24の磁束により開極状態を維持するが、永久磁石24により可動子27を開極位置に吸引できる距離は限られている。このため、開極完了時の衝撃により可動子27及び可動接点32bを含む可動部全体が反発され、反発した距離によっては、開極用コイル22の電流が減衰した状態では反発した可動27を開極位置に引き戻す力が不足して完全に開極した位置に保持されないおそれがあるが、開放ばね36がばね受け37とヨーク21の間に圧縮した状態で配置され、ばね受け37を介して連結棒21に対して開極方向に働く力を発生しているため反発した可動子27を押し戻し、可動子27及び可動接点32bを開極位置を保持できる。
従って、開極完了時間のばらつきに対して、放電スイッチ6を再閉路する必要がないので、開極用コイル22の励磁の制御が容易であり構成を簡易なものとすることができる。また、再通電が不要となるため、可動子27等の加速度の低減効果が大きくなる。一方、閉極時は、閉極完了時に接圧バネの反発力に打ち勝って閉極するため大きな電磁力を要する。このため、閉極時においては、制御が複雑となるが上述のように放電スイッチ7を一旦開放した後、適切なタイミングで放電スイッチ7を再閉路するのが効果的である。
図6は、可動子27の位置により、可動子27に働く力を示した説明図である。開極時に、この操作機構20のように開極用コイル22により永久磁石24の磁束を打ち消すとともに可動子27をヨーク21の所定の部位に吸引することに可動子27を駆動する吸引形の場合、開極の進行に伴い可動子27が開極用コイル22に近づくため、開極用コイル22の電流を制御しない場合、電磁力は曲線MF2のごとく可動子27が開極位置に近づくにつれて大きくなる。一方、開放ばね36のばね力SFは開極位置に近づくにつれて減少する。開極用コイル22への供給電流を開極動作途中で遮断することによって、電磁力は曲線MF1のように減少するため、電磁力MF1と開放ばね36のばね力SFを加算した可動子27に働く駆動力は曲線TFのごとく変化し、開極動作時の後半における可動子27の加速量を適切に低減できる。
なお、図1において、開極用または閉極用コイル23,23の結線は、電流源である開極用コンデンサ8あるいは閉極用コンデンサ9から見て、並列または直列に結線されているが、電流源に応じて、並列の結線でも、直列の結線でもよい。また、三相の開閉装置について、各相に複数の開極用コイルや閉極用コイルがある場合は、これら複数の開極用あるいは閉極用コイルに関して、直並列混在の結線をしてもよい。なお、開閉器は真空遮断器に限らず真空電磁開閉器やその他の開閉器であってもよい。
この発明の実施の形態1である真空遮断器の操作回路の回路図である。 真空遮断器の操作機構の構成を示す構成図である。 操作機構の斜視図である。 真空遮断器の構成図である。 操作機構の電流及び可動子の変位を示す特性図である。 可動子に働く開放ばねのばね力及び操作機構の電磁力を示す特性図である。
符号の説明
1 操作回路、6,7 放電スイッチ、8 開極用コンデンサ、
9 閉極用コンデンサ、13 減衰抵抗、14 ダイオード、15 誘導遮断スイッチ、
16 減衰抵抗、17 ダイオード、18 誘導遮断スイッチ、20 操作機構、
21 ヨーク、22 開極用コイル、23 閉極用コイル、24 永久磁石、
26 連結棒、27 可動子、30 真空遮断器、31 収容箱、32 真空バルブ、
32a 固定接点、32b 可動接点、36 開放ばね。

Claims (9)

  1. 電流供給源と励磁制御手段と電流減衰手段とを有するものであって、
    上記電流供給源は、一定の電圧を有する直流電源であり、
    上記励磁制御手段は、開閉器の可動電極に連結される可動子と上記可動子を所定方向に移動可能に支持するヨークと開極用コイルとを有する操作機構の上記開極用コイルに上記電源供給源から励磁電流を供給して上記可動子を上記ヨークの所定の部位に吸引させて上記開閉器を開極するとともに上記励磁電流の供給を開始してから所定時間経過したときに上記励磁電流を遮断するものであり、
    上記電流減衰手段は、上記開極用コイルに接続され上記励磁電流が遮断されたとき上記開極用コイルを流れていた電流が循環電流として流れるとともに上記循環電流が所定の速さで減衰するようにされたものである、
    開閉器の操作回路。
  2. 上記操作機構は、上記可動子に上記可動電極が開極する方向のばね力を与えるばね部材を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の開閉器の操作回路。
  3. 上記電流供給源は、交流電源により一定の電圧に充電されるコンデンサであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の開閉器の操作回路。
  4. 上記励磁制御手段は、上記電流供給源と上記開極用コイルとの間に介挿された開閉手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の開閉器の操作回路。
  5. 上記電流減衰手段は、上記開閉器の開極完了時点で所定の循環電流が流れているようにされたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の開閉器の操作回路。
  6. 上記電流減衰手段は、減衰抵抗とダイオードと誘導遮断スイッチとの直列回路であって、この直列回路が上記開極用コイルに接続され、上記減衰抵抗の抵抗値を調整することにより上記開閉器の開極完了時点で所定の循環電流が流れているように上記循環電流の減衰の速さが調整されたものであることを特徴とする請求項5に記載の開閉器の操作回路。
  7. 上記直列回路は、上記誘導遮断スイッチが上記励磁電流の遮断と同期して閉路するとともに上記励磁電流の遮断後一定の時間後に開路するものであることを特徴とする請求項6に記載の開閉器の操作回路。
  8. 上記励磁制御手段は、上記開閉器の開極完了時点で流れている循環電流が所定値になるように上記励磁電流を遮断する時間を決定するものであることを特徴とする請求項1に記載の開閉器の操作回路。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の開閉器の操作回路を用いた電力用開閉装置。
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