JP2008084197A - ファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラム - Google Patents

ファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ファイルの配信、収集の度毎に宛先を設定することなくファイルを効率よく且つ安全に配信、収集、共有することが可能なファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラムを提供すること。
【解決手段】 サーバ10はファイルを送信する運用者M及びファイルを受信するユーザUを登録する利用者登録部11を備える。利用者登録部11はファイルの送信方向を決定するボックスを設定するボックス設定部12を備える。ボックス設定部12は運用者からのファイルのアップロード及びユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックス13aを有する。運用者Mから配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、配信ボックス13aはファイルを保存すると共に、ユーザUにファイルのダウンロードを許可する。ボックス設定部12は収集ボックス、匿名ボックス、共有ボックスを有しても良い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信するファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラムに関する。
従来、情報受信装置とインターネット等のネットワーク接続環境を有していれば、インターネット等を介して電子メール等の手段を用い、ドキュメント・ファイル、データ・ファイル等(以下、ファイルと略す。)のデータの送信、受信を行うことが可能である。そして、電子メール等では困難であった大容量なファイルの効率的な送受信及びファイル等のデータの安全な送受信を実現するため、例えば、非特許文献1,2に記載のインターネット等を介したファイル転送サービスやユーザ間でのファイル共有サービスが行われている。
図8(a)に示すように、非特許文献1に記載のファイル転送サービスでは、サービスに登録された利用者が配信装置100から受信装置101へファイル103を送信することにより、任意の相手に対してファイルを受け渡すことが可能である。利用者は、インターネット等を介して、サービスが用意したサーバ102へ、宛先を指定した上でファイル103を配信装置100からアップロードする。ファイル103がアップロードされると、受信装置101に対して通知用メールが送信される。配信相手は通知用メールを介してファイル103をダウンロードする。同サービスはインターネット上で提供されていることが多く、手軽に利用できることが特徴である。
また、図8(b)に示すように、非特許文献2に記載のファイル共有サービスでは、サービスに登録された利用者同士でファイルを共有することができる。サービスに登録された各利用者は、サービスが用意したサーバ112へファイル113をアップロードする。ファイル113がアップロードされると、各利用者へ通知用メールが送信され、利用者は利用したいファイル113をダウンロードする。
上記転送サービス及び共有サービスでは、宛先の指定などは、いずれも電子メールに準じたものになっている。そのため、大人数、例えば1000人規模、等を相手にファイル配信を行ったり、大人数からファイル収集を行ったりという作業・業務を現実的に遂行することが困難であった。しかも、このような作業・業務は、企業等や自治体等で行われると考えられるため、取り扱われるファイルは機密情報であることが多い。そのため、情報セキュリティ上、安全な環境および状況において、ファイルが取り扱われなければならならず、セキュリティが脆弱なものとなっていた。さらに、これらのサービスは、利用できるサービスが1個だけである。
また、上記サービスの他に、例えば特許文献1〜3に記載のものが知られている。特許文献1に記載のファイル転送システムでは、提供者側装置が転送対象のファイルの受領者を指定してファイル配信サーバへアップロードし、受領者側端末のファイル書式に変換してダウンロード可能にするものである。しかし、ファイルの転送の度にプロファイルデータを参照し宛先情報を作成して送信している。
特許文献2に記載のコンテンツ配信システムは、サーバのデータ受付部にコンテンツが保存され、電子メールにより配信先に通知している。このシステムにおいても、配信先を宛先DBから参照することができるものの、配信の度にメール配信先を指定する必要がある。
また、特許文献3に記載のファイル収集システムは、ファイル収集依頼者の端末からファイル送信者を特定する送信者特定情報を含むファイル収集依頼情報をファイル収集装置に送信している。この収集システムにおいても、収集依頼者は依頼を行う度にファイル送信者を特定しなければならない。
すなわち、上記いずれの先行技術においても、ファイル配信、収集の度に配信先又は収集先の指定を行わなければならず、作業が煩雑となり、宛先の指定ミスが生じるおそれがあった。また、これらのシステムでは、配信又は収集のみを行うことが可能なシステム構成であって、配信、収集又はファイル共有等、複数のファイル操作を1のシステム構成で実現することが困難であった。
特開2002−373136号 特開2004−355466号 特開2006−134075号 http://www.filesend.to/ http://www.filebank.co.jp/
かかる従来の実情に鑑みて、本発明の第一の目的は、ファイルの配信、収集の度毎に宛先を設定することなくファイルを効率よく且つ安全に配信、収集、共有することが可能なファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラムを提供することを目的とする。
また、本発明の第二の目的は、簡素な構成でファイルの配信、収集、共有等のファイル操作を複数サービス行うことの可能なファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るファイル送受信システムの特徴は、送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信する構成において、前記サーバは配信対象のファイルを送信する送信者となる運用者及び前記ファイルを受信する受信者となるユーザを登録する利用者登録部を備え、前記利用者登録部はファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部を備え、前記ボックス設定部は登録された前記運用者からのファイルのアップロード及び登録された前記ユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックスを少なくとも有し、登録された前記運用者の運用者端末から前記配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記配信ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記ユーザのユーザ端末に前記ファイルのダウンロードを許可することにある。
上記特徴により、利用者登録部に送信者となる運用者及び受信者となるユーザが登録され、その利用者登録部にファイルの送信方向を決定する配信ボックスが設けられるので、送信者はファイルを配信する度に受信者を指定することなく、ファイルをアップロードするだけで安全且つ確実に受信者へファイルを配信することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る他のファイル送受信システムの特徴は、送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信する構成において、前記サーバは収集対象のファイルを送信する送信者となるユーザ及び前記ファイルを受信する受信者となる運用者を登録する利用者登録部を備え、前記利用者登録部はファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部を備え、前記ボックス設定部は登録された前記ユーザからのファイルのアップロード及び登録された前記運用者からのファイルのダウンロードを受け付ける収集ボックスを少なくとも有し、登録された前記ユーザのユーザ端末から前記収集ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記収集ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記運用者の運用者端末に前記ファイルのダウンロードを許可することにある。
上記特徴により、利用者登録部に送信者となるユーザ及び受信者となる運用者が登録され、その利用者登録部にファイルの送信方向を決定する収集ボックスが設けられるので、送信者はファイルを配信する度に受信者を指定することなく、ファイルをアップロードするだけで安全且つ確実に受信者へファイルを送信することができ、受信者は送信者からファイルを収集することができる。
上記目的を達成するため、本発明に係るさらに他のファイル送受信システムの特徴は、送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信する構成において、前記サーバは共有対象のファイルを共有する共有者となるユーザ及び前記ファイルの共有を監視する監視者となる運用者を登録する利用者登録部を備え、前記利用者登録部はファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部を備え、前記ボックス設定部は登録された前記ユーザ間で他のユーザを認識不可の状態でファイルの共有を受け付ける匿名ボックスを少なくとも有し、登録された前記ユーザのユーザ端末から前記匿名ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記匿名ボックスは前記ファイルを保存すると共に、アップロードしたユーザを含む登録された前記ユーザのユーザ端末に他のユーザが認識不可の状態でファイルのダウンロードを許可することにある。
上記特徴により、利用者登録部に共有者となるユーザ及び監視者となる運用者が登録され、その利用者登録部にファイルの送信方向を決定する匿名ボックスが設けられるので、共有者はファイルを共有する度に他の共有者を指定することなく、ファイルをアップロードするだけで安全且つ確実に共有者間でファイルを共有することができる。そして、この匿名ボックスは他のユーザが認識不可の状態で共有することができるので、互いに他のユーザを認識することなく共有することができる。
前記ボックス設定部は登録された前記ユーザ間においてファイルを共有する共有ボックスをさらに備えてもよい。また、前記サーバは登録された前記ユーザが互いに他のユーザを認識不可とするフィルタ部を備えることが望ましい。
前記サーバは前記ファイルがアップロードされた旨を登録された前記運用者又はユーザに通知する通知部を備えるようにしてもよい。また、前記サーバは前記利用者登録部を複数備えるようにしてもよい。
前記サーバは管理者から前記運用者に対して権限を設定する権限設定部を備え、前記利用者登録部は前記管理者により作成され、1又は複数の前記ボックスは前記運用者により作成されることが望ましい。
また、上記目的を達成するため、上記に記載のファイル送受信システムを用いたファイル送受信方法の特徴は、配信対象のファイルを送信する送信者となる運用者及び前記ファイルを受信する受信者となるユーザを登録し、ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記運用者からのファイルのアップロード及び登録された前記ユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックスを設け、登録された前記運用者の運用者端末から前記配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記配信ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記ユーザのユーザ端末に前記ファイルのダウンロードを許可することにある。
また、上記目的を達成するため、上記に記載のファイル送受信システムを用いた他のファイル送受信方法の特徴は、収集対象のファイルを送信する送信者となるユーザ及び前記ファイルを受信する受信者となる運用者を登録し、ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、前記ボックス設定手段は登録された前記ユーザからのファイルのアップロード及び登録された前記運用者からのファイルのダウンロードを受け付ける収集ボックスを設け、登録された前記ユーザのユーザ端末からファイルがアップロードされることにより、前記収集ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記運用者の運用者端末に前記ファイルのダウンロードを許可することにある。
また、上記目的を達成するため、上記に記載のファイル配信システムを用いたさらに他のファイル配信方法の特徴は、共有対象のファイルを共有する共有者となるユーザ及び前記ファイルの共有を監視する監視者となる運用者を登録し、ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記ユーザ間で他のユーザを認識不可の状態でファイルの共有を受け付ける匿名ボックスを設け、登録された前記ユーザのユーザ端末から前記匿名ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記匿名ボックスは前記ファイルを保存すると共に、アップロードしたユーザを含む登録された前記ユーザのユーザ端末に他のユーザが認識不可の状態でファイルのダウンロードを許可することにある。
また、上記目的を達成するため、上記に記載のファイル送受信システムにおけるサーバに実行させるファイル送受信プログラムの特徴は、前記サーバに配信対象のファイルを送信する送信者となる運用者及び前記ファイルを受信する受信者となるユーザを登録し、ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記運用者からのファイルのアップロード及び登録された前記ユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックスを設け、登録された前記運用者の運用者端末から前記配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記配信ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記ユーザのユーザ端末に前記ファイルのダウンロードを許可することにある。
また、上記目的を達成するため、上記に記載のファイル送受信システムにおけるサーバに実行させる他のファイル送受信プログラムの特徴は、前記サーバに収集対象のファイルを送信する送信者となるユーザ及び前記ファイルを受信する受信者となる運用者を登録し、ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、前記ボックス設定手段は登録された前記ユーザからのファイルのアップロード及び登録された前記運用者からのファイルのダウンロードを受け付ける収集ボックスを設け、登録された前記ユーザのユーザ端末からファイルがアップロードされることにより、前記収集ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記運用者の運用者端末に前記ファイルのダウンロードを許可することにある。
また、上記目的を達成するため、上記に記載のファイル送受信システムにおけるサーバに実行させる他のファイル送受信プログラムの特徴は、前記サーバに共有対象のファイルを共有する共有者となるユーザ及び前記ファイルの共有を監視する監視者となる運用者を登録し、ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記ユーザ間で他のユーザを認識不可の状態でファイルの共有を受け付ける匿名ボックスを設け、登録された前記ユーザのユーザ端末から前記匿名ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記匿名ボックスは前記ファイルを保存すると共に、アップロードしたユーザを含む登録された前記ユーザのユーザ端末に他のユーザが認識不可の状態でファイルのダウンロードを許可することにある。
上記本発明に係るファイル送受信システム及びファイル送受信方法並びにファイル送受信プログラムの特徴によれば、ファイルの配信、収集の度毎に宛先を設定することなくファイルを効率よく且つ安全に配信、収集、共有することが可能となった。また、簡素な構成でファイルの配信、収集、共有等のファイル操作を複数サービス行うことが可能となった。その結果、ファイルの送受信の誤りを低減させると共に、同送受信の効率を向上させ、ネットワークを通じた作業効率や大容量ファイルの送受信効率を飛躍的に向上させ得るに至った。
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
次に、適宜添付図面を参照しながら、本発明に係るファイル送受信システムについてさらに詳しく説明する。
図1に示すように、本発明に係るファイル送受信システム1は、大略、ファイルを配信、管理等を行う送信者の送信者端末2とよりなる送信者側端末群3と、ファイルの配信等を行うサーバ10と受信者となる複数のユーザの端末4よりなる受信者側端末群5とがインターネット等のネットワーク6を介して接続されている。
各端末及びサーバ10は図示省略するCPU、メモリ及びハードディスク等の記憶装置、データ及びアドレス等のバス並びにマウス、キーボード及びディスプレイ等のインターフェイスを備えている。また、各端末にはWEBブラウザ及びメーラーがインストールされている。
ここで、「送信者」及び「受信者」について説明する。
本実施形態において「送信者」とは、システムに関する全ての権限を有し、全体を管理する管理者Cと、権限が一部制限された運用者Mを含むものである。また、「受信者」とは、運用者Mがアップロードしたファイルのダウンロード等を行う複数のユーザUをいう。運用者Mは管理者Cにより権限が設定され、例えば、図2に示すように、権限が設定されたマネージャM1,M2が利用者登録部11に受信者となるユーザUを定義する作業、ファイルを配信する作業、ファイルを収集する作業等を行う。なお、管理者Cは運用者となるマネージャMを複数人任命することができる。
システム全体の全て権限を有する管理者を多数人設置するというのは、セキュリティ上好ましくない。しかし、単独の管理者では、実際の運用において、様々な作業・業務が管理者に集中するため、管理者が徐々に増加していく。その結果、セキュリティの安全性が低下してしまう。そのため、管理権限を一部制限して運用面において必要な権限を有した「運用者」となるマネージャを「管理者」が任命することにより、管理者にのみ作業負担が掛かるのを回避できると共に、セキュリティ面における安全性と運用面における利便性を向上させることができる。
図3に示すように、サーバ10には、利用者登録部11とボックス設定部12とフィルタ部14と通知部15と権限設定部16が設けられる。この利用者登録部11には、ファイルの配信元となるマネージャM及び配信先となるユーザUが登録される。また、利用者登録部11はその内部に複数のボックス13a〜dが設定されるボックス設定部12を有する。これにより、利用者登録部11に登録されたマネージャM及びユーザUと各ボックス13a〜dが一体となって運用することができ、マネージャMは配信毎に配信先のユーザUを指定する必要がなく、配信先の指定ミスも生ずることなく確実に登録されたユーザUにファイルを配信することが可能となる。ここで、利用者登録部11への登録は、氏名、メールアドレス、ログイン名、パスワード等のマネージャM及びユーザUを特定する特定情報17を登録することにより行われる。なお、利用者登録部11は管理者Cにより設定され、また図2の如く利用者登録部11を複数設けることも可能である。
このように、配信先をユーザUとして利用者登録部11に登録することにより、さらに利用者登録部11を複数個作成できることにより、情報セキュリティ上の安全性および運用における高い利便性を実現すると共に、現実的にファイル配信および後述するファイル収集の作業・業務を行うことが可能となる。
ボックス設定部12には複数のボックス13a〜dが設定可能であり、これらのボックスはファイルのアップロード及びダウンロードを受け付けると共に、アップロードされたファイルを保存する。このボックス13a〜dは、「配信」「収集」「共有」「匿名」というファイルの流れの特性に応じて、それぞれの特性に基づきファイルの配信、収集等のファイルの送受信機能を担っている。これらボックス13a〜dは運用者となるマネージャMによって設定される。本実施形態において、配信ボックス13a、収集ボックス13b、共有ボックス13c及び匿名ボックス13dが各1個づつ設けられる。
配信ボックス13aはファイルの配信機能を有するボックスである。この配信ボックス13aに配信対象となるファイルをアップロードすることができるものは、マネージャMのみであり、この配信ボックス13a内において、利用者登録部11に登録されたユーザUのみが保存されたファイルのダウンロードのみ可能である。これにより、マネージャMからユーザUへのファイルの送信方向が決定される。そして、利用者登録部11にはマネージャM及びユーザUが登録されているから、これらにより、マネージャMは配信するファイルを配信ボックス13aにアップロードするだけで、簡単且つ確実に利用者登録部11に登録したユーザUにファイルを配信することが可能となる。
収集ボックス13bはファイルの収集機能を有するボックスである。この収集ボックス13bに保存されたファイルをダウンロードできるものは、マネージャMのみであり、この収集ボックス13b内において、利用者登録部11に登録されたユーザUのみが収集対象となるファイルをアップロードのみ可能である。これにより、ユーザUからマネージャMへのファイルの送信方向が決定される。そして、利用者登録部11にはマネージャM及びユーザUが登録されているから、これらにより、ユーザUは収集対象となるファイルを収集ボックス13bにアップロードするだけで、簡単且つ確実にマネージャMへ受け渡すことができ、マネージャMは登録されたユーザUから確実にファイルを収集することができる。
この配信ボックス13a及び収集ボックス13bをボックス設定部12内に併設することにより、利用者登録部11に登録されたマネージャM及びユーザU間で配信・収集作業毎に相手先を設定することなく、簡単且つ安全にファイルの配信・収集を行うことができる。さらに、配信ボックス13aと収集ボックス13bではファイルの送信方向が異ならせてあるので、配信、収集作業をボックス毎に簡単に管理することができる。
ここで、配信ボックス13aによるファイルの配信作業において、マネージャM(管理者C)はファイル送信者となり、ユーザUはファイル受信者となる。他方、ファイルの収集作業においては、マネージャM(管理者C)は収集対象のファイルを収集する受信者となり、ユーザUはファイル送信者となる。すなわち、収集ボックス13bによる収集作業の観点から捉えると、マネージャM(管理者C)を受信者側3’、ユーザを送信者側5’と置き換えることができる。
共有ボックス13cは利用者登録部11に対し登録されたユーザU間でファイルを共有する共有機能を有するボックスである。この共有ボックス13cにおいて、利用者登録部11に登録されたユーザUは、ファイルのアップロード、ダウンロードが可能であり、これにより、ユーザUから他のユーザUへのファイルの送信方向が決定される。そして、利用者登録部11にはユーザUが登録されているから、これらにより、ユーザUはファイルを共有ボックス13cにアップロードするだけで、簡単且つ確実に他のユーザUへ受け渡すことができる。また、この共有ボックス13cでは、互いに他のユーザを認識可能となっており、他のユーザを認識して、ユーザU相互間でファイルの受け渡しを行うこととなる。
また、匿名ボックス13dは利用者登録部11に登録されたユーザU間で匿名の状態でファイルを共有する匿名共有機能を有するボックスである。この匿名ボックス13dでは、共有ボックス13cと同様に、利用者登録部11に対し登録されたユーザUは、ファイルのアップロード、ダウンロードが可能であるが、ユーザは他のユーザを認識することができないように設定される。すなわち、この匿名ボックス13dでは、互いに他のユーザを認識することなく、ユーザU相互間でファイルの受け渡しを行うこととなる。なお、共有ボックス13c及び匿名ボックス13dにおいて、マネージャM(管理者C)はファイルの共有を監視するが、ファイルのアップロード、ダウンロード等の操作は制限される。
よって、本実施形態のように、共有ボックス13c、匿名ボックス13dをボックス設定部12内に設けた場合、ユーザUはこれらのボックスにファイルをアップロードすることにより、利用者登録部11に登録されたユーザU間で簡単且つ安全にファイルを共有することができ、さらに匿名ボックス13dによって、ユーザ相互間で他のユーザを認識することなくファイル共有することが可能となる。すなわち、共有ボックス13c、匿名ボックス13dによるファイル共有の観点から捉えると、ユーザUは共有者側5’’となり、マネージャM(管理者C)は監視者側3’’として言い換えることができる。
このように、これらのボックス13a〜dによって、マネージャM及びユーザUは直感的な操作によってファイルの配信、収集及び共有が可能となり、簡単且つ安全にファイルを利用することが可能である。また、利用者登録部11にてユーザU及びマネージャMが登録されているため、送信者及び受信者の操作ミスの機会を減少させることができ、各ボックスにファイルのアップロードのみで、安全かつ適切に、配信相手・収集相手、共有相手に対してファイルの配信、収集及び共有等の作業・業務を行うことが可能である。
フィルタ部14は、各ボックス13a〜dにおいて、利用者登録部11に登録されたユーザU間で互いに認識可能とするか否かを設定する。ユーザU間で互いに認識できないように設定することにより、配信や収集の際にユーザに対し個別的に配信、送信しているものと認識させることが可能となる。この設定は利用者登録部11の設定時に管理者Cにより行われる。
通知部15は、上述の各ボックス13a〜dにファイルがアップロードされたことを検出して、ユーザU又はマネージャMにその旨をメールに通知する。通知部15はまず、ファイルが保存されたURLを抽出してメール本文中に記載すると共に、利用者登録部11に定義された特定情報17から送信先を特定して通知用メールを作成し、各ユーザU又はマネージャMへ送信する。通知用メールを受領したユーザU又はマネージャMはそのURLからボックスにアクセスしてファイルをダウンロードする。
次に、図4を参照しながら、ファイルの配信、収集等の手順について説明する。
まず、管理者Cにより初期設定が行われる。初期設定は、まず、管理者Cが自らの端末からサーバ10に利用者登録部11を設定し、登録するユーザUにおいて互いに認識可能とするかをフィルタ部14にて設定する(S1)。そして、管理者Cは実際にファイルを配信、収集等の作業を行う運用者となる単数又は複数人のマネージャMに対して、マネージャMに作業に応じた権限を権限設定部16により設定する(S2)。
次に、任命されたマネージャMは、受信者となるユーザU及び自らを特定するの特定情報17を利用者登録部11に登録し、利用者登録部11内のボックス設定部12にファイルの利用態様に応じて適宜ボックスを作成する(S3)。これにより、マネージャM及び/又はユーザU間にてファイルの配信、収集等を行うことが可能となる。また、利用者登録部11にマネージャM及びユーザUをあらかじめ登録することにより、マネージャM及びユーザUはファイルのアップロードの度毎に相手先を設定する必要がなく、ファイルのアップロードのみで確実に配信、収集等を行うことが可能となる。
ファイルの配信を行う場合、マネージャMは初期設定において配信ボックス13aをボックス設定部12内に作成しておく(S3)。これにより、マネージャMは配信作業の度に配信先となるユーザUを設定することなく、ファイルを配信ボックス13aにアップロードするだけで利用者登録部11に登録されたユーザUに対してのみ配信することが可能となる。
マネージャMは配信ボックス13aにアクセスし、配信対象となるファイルをアップロードする(S10)。配信ボックス13aにファイルがアップロードされると、配信ボックス13aはアップロードされたファイルを保存する(S11)。また、通知部15はアップロードされたことを検出すると共に、アップロードされた旨をユーザUに通知する通知用メールを作成する。通知部15は、まずファイルが保存された配信ボックス13a内のアドレスを抽出すると共に、メール本文に記載する。次に、利用者登録部11に登録された特定情報17からアップロードしたマネージャMを特定し、配信先となるユーザUの特定情報17から氏名、メールアドレス等を抽出して宛先を設定し、メールを完成させ、各ユーザUへ送信する(S12)。
そして、メールを受領した受信者は、通知用メールを確認し、メール本文に記載された保存先のURLにアクセスする(S13)。アクセスするとユーザ端末にログイン画面が表示され、ユーザはログイン名、パスワードを入力し、ファイルが保存された配信フォルダにアクセスし、保存されたファイルをダウンロードする(S14)。これにより、安全且つ確実に配信先のユーザUへファイルを配信することができる。なお、フィルタ部14が他のユーザが認識できないよう設定されている場合、ダウンロードするユーザは他のユーザを認識することができず、各ユーザにおいて、マネージャから個別的にファイルが配信されたものと認識させることができる。
また、ファイルの収集を行う場合、マネージャMは初期設定において収集ボックス13bをボックス設定部12内に作成しておく(S3)。これにより、ユーザUは収集作業の度に収集先となるマネージャMを設定することなく、ファイルを収集ボックス13bにアップロードするだけで利用者登録部11に登録されたマネージャMに対してのみファイルを送信することが可能となる。
ユーザUは収集ボックス13bにアクセスし、収集対象となるファイルをアップロードする(S10)。収集ボックス13bにファイルがアップロードされると、収集ボックス13bはファイルを保存する(S11)。そして、通知部15はアップロードされたことを検出すると共に、アップロードされた旨をマネージャMに通知する通知用メールを作成する。通知部15は、まずファイルが保存された収集ボックス13b内のアドレスを抽出すると共に、メール本文に記載する。次に、ファイルをアップロードしたユーザを利用者登録部11に登録したユーザUの特定情報17から特定し、利用者登録部11に定義された送信先(収集先)となるマネージャMを宛先を設定し、メールを完成させ、マネージャMへ送信する(S12)。なお、フィルタ部14が他のユーザが認識できないよう設定されている場合、アップロードするユーザは他のユーザを認識することができず、各ユーザにおいて、マネージャへ個別的にファイルを送信したものと認識させることができる。
そして、マネージャMは収集ボックス13bにアクセスし(S13)、保存されたファイルをダウンロードする(S14)。収集ボックス13bにおいて、アップロードは利用者登録部11に登録されたユーザUのみが可能であるため、マネージャMはユーザUから確実にファイルを収集することができる。
また、ファイル共有を行う場合、マネージャは初期設定において共有ボックス13c及び/又は匿名ボックス13dをボックス設定部12内に作成しておく(S3)。これにより、利用者登録部11に登録されたユーザUは共有するファイルをアップロードするだけで他のユーザとの間でファイルの共有を行うことができる。特に、匿名ボックスにおいては、ユーザ相互間で他のユーザを認識することなくファイルの共有を行うことができる。
あるユーザが共有ボックス13c又は匿名ボックス13dにアクセスし、ファイルをアップロードする(S10)と、共有ボックス13c又は匿名ボックス13dはファイルを保存する(S11)。そして、通知部15がアップロードされ保存されたことを検出すると共に、アップロードされた旨をユーザUに通知する通知用メールを作成する。通知部15は、まずファイルが保存された共有ボックス13c又は匿名ボックス13d内のアドレスを抽出すると共に、メール本文に記載する。次に、利用者登録部11に登録されたユーザUの特定情報17からアップロードしたユーザを特定し、またユーザUの特定情報17から氏名、メールアドレス等を抽出して宛先を設定し、メールを完成させ、各ユーザUへ送信する(S12)。ただし、匿名ボックス13dにファイルがアップロードされた場合、アップロードしたユーザ及びダウンロードするユーザは他のユーザを認識することができない。
そして、メールを受領した受信者は、通知用メールを確認し、メール本文に記載された保存先のURLにアクセスする(S13)。そして上記と同様にログインし、共有ボックス13c又は匿名ボックス13dにアクセスし、保存されたファイルをダウンロード、ファイル変更等を行う(S14)。これにより、登録したユーザ間でファイル共有することができる。
次に、図5を参照しながら、本発明の第一実施例として、配信ボックスによる複数の報道機関へのプレスリリース等の新規情報の配信システムについて説明する。
本実施例において、情報提供者31が送信者となる「管理者」の役割を担い、各報道機関33a〜dは「受信者」となるユーザの立場となる。まず、管理者となる情報提供者31は利用者登録部となるサービス30を作成する。サービス30を作成した管理者は、そのサービスにおいて実際にファイルを配信する運用者となるマネージャ32a,bに対し権限を設定する。
また、本実施例において、サービス30は登録されるユーザが認識できないように設定する。本実施例のように、報道機関へのプレスリリースは、提供情報の機密性が高い場合が多いため、各報道機関の相互認識を不可能にすることが好ましいからである。そのため、サービス30内にどのようなユーザ(報道機関)が登録されているのか、報道機関33a〜dは互いに認識することができないようにフィルタ部を設定する。
日常の運用は、マネージャ32a,bが行う。マネージャ32a又はマネージャ32bは各報道機関33a〜dをサービス30に登録する。さらに、マネージャ32aは配信ボックス34aを作成し、マネージャ32bは配信ボックス34aを作成する。
そして、マネージャ34aがプレスリリース用のファイル35aを配信ボックス34aへアップロードすると、各報道機関33a〜dへ通知用メールが送信される。各報道機関33a〜dは通知用メール本文に記載されているURLをクリックし、配信ボックス34aへアクセスして、ファイル35aをダウンロードする。
なお、通知用メールを経由することなく、直接配信ボックス34aへアクセスし、ファイル35aをダウンロードすることも可能である。また、情報の提供期間は適宜設定することが可能であり、その期間中は、自由にプレスリリース用のファイルのダウンロード、閲覧が可能である。
また、マネージャ32bがプレスリリース用のファイル35bを配信ボックス34bへアップロードすると、各報道機関33a〜dへ通知用メールが送信される。各報道機関33a〜dは上記と同様に、配信ボックス34bへアクセスして、ファイル35bをダウンロードする。なお、マネージャ32a,bは互いに他のマネージャが作成した配信ボックスを利用することも可能である。
以上のように、配信ボックスを利用し、ファイルの流れが一方向であるにもかかわらず、複数のマネージャの設置により、報道機関側からの視点に立てば、複数のファイル配信元からの情報収集であるとも考えられる。すなわち、ある報道機関を管理者(運用者)とし、情報提供者をユーザとして登録することで、新規情報の収集システムとすることができる。また、配信ボックス1種類の利用であっても、管理者とマネージャの分離、マネージャの複数化により、ファイル流通の相互性が生まれる。
次に、図6を参照しながら、本発明の第二実施例として、配信ボックス及び収集ボックスを組み合わせることによるオンライン販売システムについて説明する。
本実施例において、ショッピングモール運営会社が管理者41であり、この管理者41が利用者登録部となるサービス40を作成する。そして、管理者41はサービス40を実際に運営する者として、会計担当者、ショッピングモール運営者1及びショッピングモール運営者2に対し権限を設定し、これらの者がサービス40を運用するマネージャ42a〜cとなる。このマネージャ42a〜cのいずれかは、サービス40のユーザとして、A社及びB社の複数の社員を登録する。これら社員は後述する注文ファイルを送信する場合には「送信者」となり、商品リストを受け取る場合は「受信者」となる。
図6(a)に示すように、マネージャ42bとなるショッピングモール運営者1は、ショッピングモール1として配信ボックス44aを設置し、配信ボックス44aに商品リスト46aをアップロードする。また、マネージャ42cとなるショッピングモール運営者2は、ショッピングモール2として配信ボックス44bを設置し、配信ボックス44bに商品リスト46bをアップロードする。サービス40のユーザであるA社、B社の各社員には、商品リスト44a,bが加えられたことが通知用メールによって通知される。
A社のイ氏(購入者)は、ショッピングモール44aからの通知用メール本文に記載されたURLをクリックし、ショッピングモール44aにアクセスする。そして、商品リスト46aをダウンロードし、閲覧する。そして、イ氏43aは商品リスト46a内の「商品あ」を購入することにした。
図6(b)に示すように、イ氏43aは注文ファイル47aを作成し、受注/発注ボックス1となる収集ボックス45aにアップロードすることにより商品の発注を行う。ショッピングモール運営者42bは受注/発注ボックス1から注文ファイル47aをダウンロードし、イ氏の注文を受注することとなる。同時に会計担当者となるマネージャ42aも注文ファイル47aをダウンロードし、イ氏の注文を受注する。会計担当者42aは会計処理を行い、ショッピングモール運営者42bはイ氏に対して「商品あ」を発送する。
また、B社のロ氏(購入者)は、直接、ショッピングモール44a,bへアクセスし、商品ファイル46a,bをダウンロードして、閲覧した。ロ氏は商品リスト46aからは「商品あ」を、商品リスト46bからは「商品い」を購入することにした。ロ氏は注文ファイル47b,cを作成し、注文ファイル47bを受注/発注ボックス45aへ、注文ファイル47cを受注/発注ボックス45bそれぞれアップロードすることにより商品の発注を行った。
図6(b)に示すように、ショッピングモール運営者42bは受注/発注ボックス45aから注文ファイル47bをダウンロードし、ロ氏の注文を受注する。また、ショッピングモール運営者42cは受注/発注ボックス45bから注文ファイル47cをダウンロードし、ロ氏の注文を受注する。同時に会計担当者42aも注文ファイル47b,cをダウンロードし、ロ氏の注文を受注する。会計担当者42aは会計処理を行い、ショッピングモール運営者42bはロ氏に対して「商品あ」を発送、ショッピングモール運営者42cはロ氏に対して「商品い」を発送する。
本実施例において、管理者となるショッピングモール運営会社41はサービス40を作成した。しかし、ショッピングモール運営者毎にサービスを作成して管理するようにしてもよい。また、配信ボックスとなるショッピングモールが入っているサービスを複数用意して運営するようにしてもよい。さらに、マネージャとなるショッピングモール運営者は、商品毎に配信ボックスや収集ボックスを作成してもよい。
このように、顧客との双方向的なファイルのやりとりが必要なオンライン販売システムにおいて、配信ボックス及び収集ボックスを設け、この双方向のファイルの流れを「配信」と「収集」に分けることにより、顧客の分類および管理が容易となると共に、双方向にわたるファイルが混ざり合うことがなく、作業が混乱する恐れも少なくすることができる。
次に、図7を参照しながら、本発明の第三実施例として、匿名ボックスによる匿名投稿による絵画作品の品評システムについて説明する。
匿名ボックスとは、匿名ユーザ間でファイルを共有するためのボックスである。匿名ボックスにアップロードされたファイル名やファイル内容を参照することはできるが、誰がそのファイルをアップロードしたのか、ユーザからはわからないようになっている。
匿名ボックスでファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたり、といった利用ができるのはユーザだけであり、マネージャはボックスやユーザを管理する役割のみに制限されている。サービス内のボックスを自由に閲覧できてしまうマネージャが、匿名ボックスにおいて自由にファイルをアップロードできたり、ダウンロードできたりしてしまうと、同ボックスにおけるユーザ間の共有性およびセキュリティ上の安全性が失われてしまうからである。
本実施例では、例えば、絵画教室の主催者51が管理者であり、教室講師52が実際の運用者となるマネージャであり、絵画教室の受講生53a〜dがユーザとなる。
絵画教室の主催者51(管理者)は利用者登録部となるサービス50を作成し、サービス50の運用者として教室講師52(マネージャ)を任命する。マネージャ52はサービス50に受講生53a〜d(ユーザ)を登録し、匿名ボックス54を作成する。その際、受講生53a〜dは、匿名ユーザになる。
教室講師52は、サービス50および匿名ボックス54を管理するだけで、ファイルのアップロードやダウンロードは受講生53a〜dが行う。例えば、受講生53aがファイル55a(絵画データ、ファイル)を匿名ボックス54にアップロードすると、参加している受講生53a〜d全員に通知用メールが送信される。各受講生53a〜dは通知用メール本文のURL経由で匿名ボックス54にアクセスし、匿名ボックス54からファイル55aをダウンロードする。あるいは、直接、匿名ボックス54にアクセスし、匿名ボックス54からファイル55aをダウンロードすることもできる。よって、電子メール通知時だけなく、ファイル保存期間中は随時ファイルを参照することが可能である。
ダウンロードされたファイル55aは各受講生53a〜dによって閲覧されるが、例えば、受講生53bはファイル55aに修正を加え、作品に対するコメントと共にファイル55bとして匿名ボックス54へアップロードすることができる。受講生53a,bによりアップロードされたファイル55a,bは、各受講生53a〜dによりダウンロードされるが、各受講生53a〜dは各ファイル55a,bが受講生53a,bによりアップロードされたかを認識することができない。これにより、各受講生53a〜dは他の受講生53a〜dに認識されることなくファイル55a〜fをアップロードすることができる。
以上のように、匿名ボックスを利用することにより、完成した作品だけでなく、試作品やアイデア作品など参加者のインスピレーションをかきたてるような作品を投稿でき、匿名による自由な投稿が可能となる。なお、本実施例では教室講師は管理のみ行っているが、自らをユーザとしてサービスに登録すれば、匿名ボックスに投稿することができる。
最後に本発明に係るファイル送受信システムのさらに他の実施形態の可能性について言及する。
上記実施形態において、ネットワーク上にサーバを設けた。しかし、サーバはネットワーク上に設置する場合に限られず、送信者側端末に設置しても構わない。
また、上記実施形態において、利用者登録部11内のボックス設定部12に、配信ボックス13a、収集ボックス13b、共有ボックス13c及び匿名ボックス13dが各1個づつ設けた。しかし、ボックスの数及び組み合わせは適宜変更することができ、ファイルの利用目的に応じて適宜作成すればよい。
上記実施形態において、通知用メールによりアップロードされた旨を通知していた。しかし、メールに限られず、例えばIPアドレスが割り当てられている場合にはそのアドレスにアップロードされた旨を通知するようにしてもよい。
なお、上記実施形態において、各端末にパソコンを用いるものについて説明したが、携帯電話等の携帯端末であってもよい。
本発明は、ファイルの配信、収集のみに限られず、配信、収集、共有といった様々なファイルの送受信を行う送受信システムとして利用することができる。また、上記各実施例に示した、新規情報の配信システム、オンライン販売システム及び絵画作品の品評システムの他に、試験等の添削システム、電子投票システム、電子入札システム等のファイルの送受信を行う様々なシステムに上記ボックスを適宜組み合わせることで利用することができる。
本発明に係るファイル送受信システムの構成図である。 管理者、運用者の役割を示す説明図である。 サーバの構成図である。 (a)は初期設定手順を示すフローチャートであり、(b)は配信等の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る第一実施例を示す説明図である。 本発明に係る第二実施例を示す説明図であり、(a)は商品閲覧過程を示す説明図、(b)は受注/発注過程を示す説明図である。 本発明に係る第三実施例を示す説明図である。 (a)は従来のファイル転送サービスを示す説明図であり、(b)は従来のファイル共有サービスを示す説明図である。
符号の説明
1:ファイル送受信システム、2:運用者・管理者(送信者)端末、3:運用者・管理者(送信者)端末群、3’:運用者・管理者(受信者)端末群、3’’:運用者・管理者(監視者)端末群、4:ユーザ(受信者)端末、5:ユーザ(受信者)端末群、5’:ユーザ(送信者)端末群、5’’:ユーザ(共有者)端末群、6:ネットワーク、10:サーバ、11:利用者登録部、12:ボックス設定部、13:ボックス、13a:配信ボックス、13b:収集ボックス、13c:共有ボックス、13d:匿名ボックス、14:フィルタ部、15:通知部、16:権限設定部、17:特定情報、30:利用者登録部(サービス)、31:情報提供者(管理者)、32a,b:マネージャ、33a〜d:報道機関(ユーザ)、34a,b:配信ボックス、35a,b:ファイル、40:利用者登録部(サービス)、41:ショッピングモール運営会社(管理者)、42a,b:ショッピングモール運営者(マネージャ)、42c:会計担当者(マネージャ)、43a,b:購入者(ユーザ)、44a,b:ショッピングモール(配信ボックス)、45a,b:受注/発注ボックス(収集ボックス)、46a,b:商品リスト、47a〜c:注文ファイル、50:利用者登録部(サービス)、51:絵画教室主催者(管理者)、52:絵画教師(マネージャ)、53a〜d:受講生(匿名ユーザ)、54:匿名ボックス、55a〜f:ファイル、100:配信装置、101:受信装置、102:サーバ、103:ファイル、110:配信装置、111:受信装置、112:サーバ、113a,b,n:ファイル、C:管理者、M:運用者(マネージャ)、U:ユーザ

Claims (14)

  1. 送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信するファイル送受信システムであって、
    前記サーバは配信対象のファイルを送信する送信者となる運用者及び前記ファイルを受信する受信者となるユーザを登録する利用者登録部を備え、
    前記利用者登録部はファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部を備え、
    前記ボックス設定部は登録された前記運用者からのファイルのアップロード及び登録された前記ユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックスを少なくとも有し、
    登録された前記運用者の運用者端末から前記配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記配信ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記ユーザのユーザ端末に前記ファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信システム。
  2. 送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信するファイル送受信システムであって、
    前記サーバは収集対象のファイルを送信する送信者となるユーザ及び前記ファイルを受信する受信者となる運用者を登録する利用者登録部を備え、
    前記利用者登録部はファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部を備え、
    前記ボックス設定部は登録された前記ユーザからのファイルのアップロード及び登録された前記運用者からのファイルのダウンロードを受け付ける収集ボックスを少なくとも有し、
    登録された前記ユーザのユーザ端末から前記収集ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記収集ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記運用者の運用者端末に前記ファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信システム。
  3. 送信者端末と受信者端末とがネットワークを介して接続され、サーバを介してファイルを送受信するファイル送受信システムであって、
    前記サーバは共有対象のファイルを共有する共有者となるユーザ及び前記ファイルの共有を監視する監視者となる運用者を登録する利用者登録部を備え、
    前記利用者登録部はファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部を備え、
    前記ボックス設定部は登録された前記ユーザ間で他のユーザを認識不可の状態でファイルの共有を受け付ける匿名ボックスを少なくとも有し、
    登録された前記ユーザのユーザ端末から前記匿名ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記匿名ボックスは前記ファイルを保存すると共に、アップロードしたユーザを含む登録された前記ユーザのユーザ端末に他のユーザが認識不可の状態でファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信システム。
  4. 前記ボックス設定部は登録された前記ユーザ間においてファイルを共有する共有ボックスをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のファイル送受信システム。
  5. 前記サーバは登録された前記ユーザが互いに他のユーザを認識不可とするフィルタ部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のファイル送受信システム。
  6. 前記サーバは前記ファイルがアップロードされた旨を登録された前記運用者又はユーザに通知する通知部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のファイル送受信システム。
  7. 前記サーバは前記利用者登録部を複数備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のファイル送受信システム。
  8. 前記サーバは管理者から前記運用者に対して権限を設定する権限設定部を備え、前記利用者登録部は前記管理者により作成され、1又は複数の前記ボックスは前記運用者により作成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のファイル送受信システム。
  9. 請求項1に記載のファイル送受信システムを用いたファイル送受信方法であって、
    配信対象のファイルを送信する送信者となる運用者及び前記ファイルを受信する受信者となるユーザを登録し、
    ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記運用者からのファイルのアップロード及び登録された前記ユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックスを設け、
    登録された前記運用者の運用者端末から前記配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記配信ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記ユーザのユーザ端末に前記ファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信方法。
  10. 請求項2に記載のファイル送受信システムを用いたファイル送受信方法であって、
    収集対象のファイルを送信する送信者となるユーザ及び前記ファイルを受信する受信者となる運用者を登録し、
    ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、前記ボックス設定手段は登録された前記ユーザからのファイルのアップロード及び登録された前記運用者からのファイルのダウンロードを受け付ける収集ボックスを設け、
    登録された前記ユーザのユーザ端末からファイルがアップロードされることにより、前記収集ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記運用者の運用者端末に前記ファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信方法。
  11. 請求項3に記載のファイル送受信システムを用いたファイル送受信方法であって、
    共有対象のファイルを共有する共有者となるユーザ及び前記ファイルの共有を監視する監視者となる運用者を登録し、
    ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記ユーザ間で他のユーザを認識不可の状態でファイルの共有を受け付ける匿名ボックスを設け、
    登録された前記ユーザのユーザ端末から前記匿名ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記匿名ボックスは前記ファイルを保存すると共に、アップロードしたユーザを含む登録された前記ユーザのユーザ端末に他のユーザが認識不可の状態でファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信方法。
  12. 請求項1に記載のファイル送受信システムにおけるサーバに実行させるファイル送受信プログラムであって、
    前記サーバに配信対象のファイルを送信する送信者となる運用者及び前記ファイルを受信する受信者となるユーザを登録し、
    ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記運用者からのファイルのアップロード及び登録された前記ユーザからのファイルのダウンロードを受け付ける配信ボックスを設け、
    登録された前記運用者の運用者端末から前記配信ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記配信ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記ユーザのユーザ端末に前記ファイルのダウンロードを許可するすることを特徴とするファイル送受信プログラム。
  13. 請求項2に記載のファイル送受信システムにおけるサーバに実行させるファイル送受信プログラムであって、
    前記サーバに収集対象のファイルを送信する送信者となるユーザ及び前記ファイルを受信する受信者となる運用者を登録し、
    ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、前記ボックス設定手段は登録された前記ユーザからのファイルのアップロード及び登録された前記運用者からのファイルのダウンロードを受け付ける収集ボックスを設け、
    登録された前記ユーザのユーザ端末からファイルがアップロードされることにより、前記収集ボックスは前記ファイルを保存すると共に、登録された前記運用者の運用者端末に前記ファイルのダウンロードを許可するすることを特徴とするファイル送受信プログラム。
  14. 請求項3に記載のファイル送受信システムにおけるサーバに実行させるファイル送受信プログラムであって、
    前記サーバに共有対象のファイルを共有する共有者となるユーザ及び前記ファイルの共有を監視する監視者となる運用者を登録し、
    ファイルの送信方向を決定する1又は複数のボックスを設定するボックス設定部に、登録された前記ユーザ間で他のユーザを認識不可の状態でファイルの共有を受け付ける匿名ボックスを設け、
    登録された前記ユーザのユーザ端末から前記匿名ボックスにファイルがアップロードされることにより、前記匿名ボックスは前記ファイルを保存すると共に、アップロードしたユーザを含む登録された前記ユーザのユーザ端末に他のユーザが認識不可の状態でファイルのダウンロードを許可することを特徴とするファイル送受信プログラム。
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