JP2008083783A - レセプト処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レセプトの傷病名欄から読み取られた記載傷病名が、傷病名単語辞書部に登録されている傷病名単語と一致しない場合も、確実にコード化可能なレセプト処理装置を提供する。
【解決手段】 文字認識部及び傷病名単語辞書部を備えるレセプト処理装置において、記載傷病名が傷病名単語辞書部に登録されているか否かを判断する登録判断部と、登録されていないと判断されると、該記載傷病名から接続語を検出する接続語検出部と、記載傷病名において、検出された接続語の前後に含まれる第1傷病名及び第2傷病名を抽出する抽出部とを設け、登録判断部は、更に第1傷病名及び第2傷病名の何れか一つが、傷病名単語辞書部に登録されているか否かを判断し、登録されていると判断されると、対応する疾病分類コードを傷病名単語辞書部から読み出すコード読出部と、該疾病分類コードを記載傷病名に付与して、認識結果として出力する出力部とを更に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、診療報酬明細書(レセプト)に記載された傷病名を読み取って認識し、疾病分類コードを付与するレセプト処理装置に関し、特に、複数の傷病名が結合された複合傷病名に疾病分類コードを付与可能なレセプト処理装置に関する。
健康保険組合等の何れかの保険に加入している加入者、即ち被保険者は、怪我や病気の治療のため、組合等の保険者により発行された保険証を持って、病院や診療所等の医療機関を訪れて、診療を受けることができる。そして、診療終了後、被保険者は、診療報酬の一部、例えば三割を、医療機関の窓口でその場で支払う。医療機関は、残りの報酬、例えば七割に対して、該被保険者に対応する保険者に、後日請求を行う。
医療機関は、保険者に対して診療報酬を請求するために、それぞれの患者、即ち被保険者が該医療機関において1ヶ月間に受けた全ての診療に対する診療報酬について、その明細を記載した帳票、即ち診療報酬明細書(以下、「レセプト」と記す)を作成する。
図7は、レセプトの概略を示す説明図である。
レセプト60は、所定のフォームを有し、該フォームには、患者の氏名を記載する氏名欄や、保険者を識別する識別番号としての記号番号を記載する記号番号欄等に加え、該患者が該医療機関において診療を受けた怪我や病気の名称、即ち傷病名を記載する傷病名欄61が設けられている。
医療機関は、フォームに設けられた各欄に必要事項を記載して、レセプトを作成し、社会保険診療報酬支払基金に提出する。社会保険診療報酬支払基金は、各医療機関からレセプトを受け取った後、該レセプトの記載内容の正当性をチェックすると共に、該レセプトを保険者毎に分類して送付する。そして、レセプトを受け取った保険者が、該レセプトに記載された明細から計算される診療報酬を、各医療機関に対して支払う。
また、保険者は、疾病動向を把握して今後の保険事業に役立てるために、レセプトに記載された傷病名を読み取って、疾病分類コードを付与して集計する統計処理を実施している。
上記した統計処理に利用されるレセプト処理装置の一例を、図8に示す。
図8は、従来のレセプト処理装置の構成を示すブロック図である。
レセプト処理装置70において、文字認識部71は、レセプト60の傷病名欄61に記載された文字列を読み取って、傷病名を認識する。傷病名単語辞書部72には、各傷病名を示す傷病名単語が、対応する疾病分類コードと共に登録されており、文字認識部71は、この傷病名単語辞書部72に基づいて、認識された傷病名に対応する疾病分類コードを特定して付与し、認識結果73として出力する。
しかしながら、傷病名欄61には、例えば、「毛虫による接触性皮膚炎」のように、傷病名単語「接触性皮膚炎」に他の文字列が付加された傷病名や、「片麻痺を伴う免疫不全症」のように、複数の傷病名単語「片麻痺」及び「免疫不全症」が含まれる傷病名等、即ち複合傷病名が、記載されていることがある。この場合、各傷病名単語「接触性皮膚炎」、「片麻痺」及び「免疫不全症」は、傷病名単語辞書部72に登録されているものの、複合傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」及び「片麻痺を伴う免疫不全症」は、それぞれ登録されていないため、疾病分類コードは特定されない。そのため、疾病分類コードの付与を不可とする認識結果73が出力されてしまうという問題があった。
上記した問題を解消する方法として、複合傷病名を傷病名単語辞書部72に登録することが考えられる。しかしながら、レセプトに記載される複合傷病名は数多く存在し、それら全てを傷病名単語辞書部72に登録することは困難であった。
したがって、複合傷病名に対して疾病分類コードを付与可能な帳票処理装置が望まれていた。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉
本発明に係るレセプト処理装置は、被保険者が医療機関において受けた診療に対する診療報酬を保険者に請求するために該医療機関により発行された診療報酬明細書(レセプト)に対して各処理を行うために、レセプトの所定の位置に設けられ、被保険者が医療機関において診療を受けた傷病名を記載するための傷病名欄から該傷病名を読み取って、記載傷病名として認識する文字認識部と、複数の傷病名単語が、該傷病名単語を分類するための疾病分類コードと対応して格納される傷病名単語辞書部と、認識された記載傷病名と、傷病名単語辞書部に格納されている複数の傷病名単語との照合処理を行い、該記載傷病名が傷病名単語辞書部に登録されているか否かを判断する登録判断部と、登録されていないと判断されると、記載傷病名から所定の接続語を検出する接続語検出部と、記載傷病名において、検出された接続語の前後に含まれる各文字列を、第1傷病名及び第2傷病名としてそれぞれ抽出する抽出部とを備え、登録判断部は、更に抽出された第1傷病名及び第2傷病名の何れか一つが、傷病名単語辞書部に登録されているか否かを判断し、登録されていると判断されると、該傷病名単語に対応する疾病分類コードを、傷病名単語辞書部から読み出すコード読出部と、読み出された疾病分類コードを記載傷病名に付与して、認識結果として出力する出力部とを更に設けることを特徴とする。
本発明に係るレセプト処理装置において、接続語検出部は、所定の接続語を記憶する接続語テーブルを有し、該接続語テーブルに基づいて、検出を行う。
この場合、接続語テーブルに記憶される所定の接続語として、「に伴う」、「に伴なう」、「による」、「を伴う」及び「を伴なう」を採用することができる。
本発明に係るレセプト処理装置は、2つの疾病分類コードを比較して、一致するか否かを判断するための比較判断部を更に備えることを特徴とする。この場合、登録判断部により、第1傷病名及び第2傷病名の何れもが、登録単語辞書部に登録されていると判断されると、コード読出部は、第1傷病名に対応する疾病分類コード及び第2傷病名に対応する疾病分類コードを、それぞれ第1疾病分類コード及び第2疾病分類コードとして、傷病名単語辞書部から読み出し、比較判断部は、読み出された第1疾病分類コードと第2疾病分類コードとを比較して、一致するか否かを判断し、一致すると判断されると、出力部は、該疾病分類コードを記載傷病名に付与して、認識結果として出力する。
本発明に係るレセプト処理装置において、傷病名単語辞書部は、更に傷病名単語及び疾病分類コードに対応して、該傷病名単語の疾病分類コードを優先するか否かを示す優先情報を格納することができる。この場合、比較判断部により、一致しないと判断されると、第1傷病名に対応する優先情報及び第2傷病名に対応する優先情報を、それぞれ第1優先情報及び第2優先情報として、傷病名単語辞書部から読み出す優先情報読出部と、読み出された第1優先情報と第2優先情報とを比較して、何れの疾病分類コードを優先するか否かを判断する分類判断部とを更に備え、分類判断部により、何れかの疾病分類コードを優先すると判断されると、出力部は、該疾病分類コードを記載傷病名に付与して、認識結果として出力する。
また、分類判断部により、第1優先情報及び第2優先情報が一致すると判断されると、記載傷病名と、第1疾病分類コード及び第2疾病分類コードとを表示する表示部と、表示された第1疾病分類コード及び第2疾病分類コードの何れかを指定疾病分類コードとして入力する入力部とを更に備えることができる。この場合、出力部は、入力された指定疾病分類コードを記載傷病名に付与して、認識結果として出力する。
本発明のレセプト処理装置によれば、レセプトの傷病名欄から読み取って認識された記載傷病名から、傷病名単語辞書部に登録されている傷病名単語が抽出され、該傷病名単語に対応する疾病分類コードが付与されて出力されるので、コード化処理の処理能力が向上され、作業の効率化が実現される。また、傷病名単語辞書部に、各傷病名単語に対応する優先情報が格納されるので、記載傷病名に複数の傷病名単語が含まれる場合も、該優先情報に基づいて付与すべき疾病分類コードを判断可能となり、更なる処理能力の向上が実現される。また、優先情報による疾病分類コードの判断が不可とされるレセプトの認識結果が表示され、オペレータによる疾病分類コードの指定が可能となるので、全ての記載傷病名を確実にコード化できる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るレセプト処理装置の構成を示すブロック図である。
このレセプト処理装置10を利用することにより、レセプト60の傷病名欄61に記載された記載傷病名を読み取って認識し、コード化することができる。
なお、レセプト60は、患者である被保険者が医療機関において受けた診療に対する診療報酬を保険者に請求するために該医療機関により発行された帳票としての診療報酬明細書であり、図7に示されるように、患者の氏名を記載する氏名欄や、保険者を識別する識別番号としての記号番号を記載する記号番号欄、該患者が該医療機関において診療を受けた怪我や病気の名称、即ち傷病名を記載する傷病名欄61等が設けられている。
レセプト処理装置10は、図1に示されるように、搬送部11、フォーム記憶部12、イメージ取得部13、一時記憶部14、文字認識部15、傷病名単語辞書部16、接続語検出部17、抽出部18、読出部19、登録判断部20、比較判断部21、分類判断部22、表示部23、入力部24、出力部25及びこれら各部を制御するための制御部26を備えている。
搬送部11は、図示されない載置部に載置された複数枚のレセプトを、1枚ずつ順に搬送する機能を有する。
フォーム記憶部12は、レセプトのフォームを予め記憶する専用記憶部である。
イメージ取得部13は、搬送部11により1枚ずつ搬送されたレセプトのイメージを取得する機能を有する。
図7に示されるように、レセプト60には、傷病名欄61が設けられ、該レセプト60を作成した医療機関において、患者が診療を受けた怪我や病気の名称、即ち傷病名が記載されている。なお、傷病名欄61における傷病名の記載は、5行以内とすることが規定されており、また、各行頭に行番号に対応する記号(1)や(2)等が付されている。
一時記憶部14は、イメージ取得部13により取得されたレセプトのイメージや、各部の出力結果等を一時的に記憶する機能を有する。
文字認識部15は、一時記憶部14に記憶されたイメージに、フォーム記憶部12に記憶されたフォームを当てはめて、傷病名欄61に記載された複数の文字からなる文字列を、1行毎に読み取って認識する機能を有する。
図6は、レセプトの傷病名欄の記載例を示す説明図である。
傷病名欄61には、図6に示されるように、活字による印字や手書文字等により、傷病名が1行乃至5行にわたり記載されている。
例えば、図6に示される傷病名欄61には、「(1)高血圧症」、「(2)毛虫による接触性皮膚炎」、「(3)血小板減少を伴う免疫不全症」、「(4)片麻痺を伴う免疫不全症」及び「(5)頸肩腕症候群に伴う末梢神経障害」の5行の文字列が記載されている。
文字認識部15は、傷病名欄61の同一行に記載された複数の文字を読み取って、文字認識処理を行う。文字認識部15は、本実施例では、図示されない活字用辞書データを用いて、OCR(Optical Character Reader)認識処理により、文字認識処理を行う。この際、文字認識部15は、各行頭に付された記号(1)や(2)等を削除した文字列「高血圧症」や「毛虫による接触性皮膚炎」等を、記載傷病名として認識する。認識された記載傷病名は、一時記憶部14に記憶される。
傷病名単語辞書部16は、傷病名を示す傷病名単語が登録される辞書の辞書データが記憶される専用記憶部である。
図2は、実施例の傷病名単語辞書部の構成を示す説明図である。
傷病名単語辞書部16は、図2に示されるように、傷病名毎に、該傷病名に対応して、疾病分類コード項目28が設けられ、対応する疾病分類コードが格納されている。疾病分類コードは、疾病統計を行うために各傷病名単語に割り当てられた分類コードであり、本実施例では、119種の疾病分類コードが傷病名単語辞書部16に登録されている。レセプト処理装置10は、この疾病分類コードを用いて、記載傷病名のコード化を行う。
傷病名単語辞書部16には、更に、各傷病名に対応して、複合傷病ビット項目29が設けられている。複合傷病ビット項目29には、複数の傷病名単語が結合された複合傷病名のコード化処理において、該傷病名の疾病分類コードを優先するか否かを示す優先情報としての複合傷病ビット情報が格納されている。複合傷病ビット項目29に格納される複合傷病ビット情報は、本実施例では、「0」或いは「1」の値を示し、後述するように、複合傷病ビット情報「1」に対応する疾病分類コードが優先される。
例えば、図2に示される傷病名単語辞書部16では、傷病名「血小板減少」に対応して、疾病分類コード「0302」及び複合傷病ビット情報「0」がそれぞれ格納されている。また、傷病名単語「甲状腺機能低下」に対応して、疾病分類コード「0401」及び複合傷病ビット情報「1」が格納されている。
なお、傷病名単語辞書部16には、例えば「甲状腺機能低下に伴う貧血」や「子宮筋腫による分娩停止」のように、2つの傷病名単語を含む傷病名、即ち複合傷病名が登録されている場合もある。
接続語検出部17は、一時記憶部14に記憶されている記載傷病名から、所定の接続語を検出する機能を有し、接続語テーブル27を備えている。この接続語テーブル27には、本実施例では、「に伴う」、「に伴なう」、「による」、「を伴う」及び「を伴なう」の5つの文字列が、所定の接続語として記憶されている。接続語検出部17は、記載傷病名に含まれるこれらの文字列を、接続語として検出する。
例えば、接続語検出部17は、傷病名欄61(図6)の2行目から認識された記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」において、接続語「による」を検出する。また、接続語検出部17は、傷病名欄61の3行目から認識された「血小板減少を伴う免疫不全症」において、接続語「を伴う」を検出する。
抽出部18は、一時記憶部14に記憶されている記載傷病名において、接続語検出部17により検出された接続語の前部に含まれる文字列、即ち第1文字列を第1傷病名として、後部に含まれる文字列、即ち第2文字列を第2傷病名として、それぞれ抽出する。抽出された第1傷病名及び第2傷病名は、一時記憶部14に記憶される。
例えば、抽出部18は、傷病名欄61(図6)の2行目に記載される記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」から、接続語検出部17により検出された接続語「による」の前部に含まれる第1文字列「毛虫」を第1傷病名として、後部に含まれる第2文字列「接触性皮膚炎」を第2傷病名として、それぞれ抽出する。また、抽出部18は、傷病名欄61の3行目に記載される記載傷病名「血小板減少を伴う免疫不全症」から、第1傷病名「血小板減少」及び第2傷病名「免疫不全症」を、それぞれ抽出する。
読出部19は、傷病名単語辞書部16から疾病分類コードの読み出しを行うコード読出部としての機能や、優先情報の読み出しを行う優先情報読出部としての機能を有する。
例えば、読出部19は、一時記憶部14に記憶されている記載傷病名に基づいて、傷病名単語辞書部16を検索し、該記載傷病名に対応して格納されている疾病分類コードを読み出す。また、読出部19は、抽出部18により抽出された第1傷病名或いは第2傷病名に基づいて、傷病名単語辞書部16を検索し、該傷病名に対応して格納されている疾病分類コードや複合傷病ビット情報の読み出しを行う。
なお、読出部19により第1傷病名に基づいて読み出された疾病分類コード及び複合傷病ビット情報を、それぞれ第1疾病分類コード及び第1ビット情報とし、第2傷病名に基づいて読み出された疾病分類コード及び複合傷病ビット情報を、それぞれ第2疾病分類コード及び第2ビット情報とする。
例えば、読出部19は、抽出部18により抽出された第1傷病名「血小板減少」に対応する第1疾病分類コードとして「0302」を、第1ビット情報として「0」を、それぞれ傷病名単語辞書部16から読み出す。また、読出部19は、第2傷病名「免疫不全症」に対応する第2疾病分類コードとして「0302」を、第2ビット情報として「1」を、それぞれ傷病名単語辞書部16から読み出す。
登録判断部20は、一時記憶部14に記憶されている記載傷病名と、傷病名単語辞書部16に登録されている傷病名単語との照合処理を行い、該記載傷病名が傷病名単語辞書部16に登録されているか否かを判断する。また、登録判断部20は、抽出部18により抽出された第1傷病名及び第2傷病名と、傷病名単語辞書部16に登録されている傷病名単語との照合処理を行い、第1傷病名及び第2傷病名の何れかが傷病名単語辞書部16に登録されているか否かを判断する。
例えば、傷病名欄61(図2)の1行目に記載されている記載傷病名「高血圧症」に対して、登録判断部20は、傷病名単語辞書部16に登録されていると判断する。また、2行目の記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」に対して、登録判断部20は、傷病名単語辞書部16に登録されていないと判断し、該記載傷病名から抽出された第1傷病名「毛虫」及び第2傷病名「接触性皮膚炎」に対して、第1傷病名は登録されていないが、第2傷病名は登録されていると判断する。更に、登録判断部20は、3行目の記載傷病名「血小板減少を伴う免疫不全症」に対して、登録されていないと判断し、該記載傷病名から抽出された第1傷病名「血小板減少」及び第2傷病名「免疫不全症」に対して、それぞれ登録されていると判断する。
比較判断部21は、読出部19により読み出された第1疾病分類コードと第2疾病分類コードとを比較して、一致するか否かを判断する。
例えば、比較判断部21は、傷病名欄61(図6)の3行目に記載された記載傷病名「血小板減少を伴う免疫不全症」から抽出された第1傷病名「血小板減少」及び第2傷病名「免疫不全症」に対して、読出部19により読み出された第1疾病分類コード「0302」と第2疾病分類コード「0302」とを比較して、一致すると判断する。また、比較判断部21は、4行目の記載傷病名「甲状腺機能低下に伴う免疫不全症」から抽出された第1傷病名「甲状腺機能低下」及び第2傷病名「免疫不全症」に対して、読出部19により読み出された第1疾病分類コード「0401」と第2疾病分類コード「0302」とを比較して、一致しないと判断する。
分類判断部22は、読出部19により読み出された第1ビット情報及び第2ビット情報に基づいて、記載傷病名に付与すべき疾病分類コードを選択するための判断機能を有する。
例えば、傷病名欄61(図6)の3行目に記載された記載傷病名「血小板減少を伴う免疫不全症」から抽出された第1傷病名「血小板減少」及び第2傷病名「免疫不全症」に対応して、読出部19により傷病名単語辞書部16から読み出された複合傷病ビット情報は、それぞれ第1ビット情報「0」及び第2ビット情報「1」である。この場合、分類判断部22は、第1ビット情報「0」と第2ビット情報「1」とを比較して、第2ビット情報「1」に対応する第2疾病分類コード「0302」が優先されると判断し、該疾病分類コードを優先疾病分類コードと指定する。
表示部23は、例えばディスプレイからなり、疾病分類コードを指定するためのコード指定画面を表示する。
図3は、表示部に表示されるコード指定画面の構成を示す説明図である。
コード指定画面30には、図3に示されるように、レセプト60から取得された傷病名欄61(図6)のイメージを表示するためのイメージ表示領域31が設けられ、該イメージ表示領域31には、一時記憶部14に記憶されているレセプト60のイメージにおける傷病名欄61部分が表示されている。このイメージ表示領域31に表示されているイメージにおいて、疾病分類コードを指定すべき記載傷病名部分は、強調表示されている。また、コード指定画面30には、後述する指定疾病分類コードを選択するための選択ボタン32a及び32bと、選択を確定するための「OK」ボタン33とが、それぞれ設けられている。
選択ボタン32aは、疾病分類コードを指定すべき記載傷病名から抽出された第1傷病名及び対応する第1疾病分類コードと共に表示され、該選択ボタン32aを選択して「OK」ボタン33を押圧すると、第1疾病分類コードが、認識結果に付与すべき疾病分類コード、即ち指定疾病分類コードとして、後述する入力部24により入力される。同様に、選択ボタン32bは、第2傷病名及び対応する第2疾病分類コードと共に表示され、該選択ボタン32bを選択して「OK」ボタン33を押圧すると、第2疾病分類コードが指定疾病分類コードとして入力される。
入力部24は、例えばキーボード及びマウスからなり、表示部23に表示されたコード指定画面30(図3)において、指定疾病分類コードを入力する機能を有する。
出力部25は、一時記憶部14に記憶されている記載傷病名に疾病分類コードを付与して、認識結果を出力する。出力部25により出力された認識結果は、レセプト処理装置10の内部に備えられた図示されない記憶部や、外部に接続された図示されない記憶装置等に記憶される。
制御部26は、上記した各部を制御する機能を有する。
続いて、レセプト処理装置10を利用して、図7に示されるレセプト60の傷病名欄61(図6)に記載された各記載傷病名を認識してコード化する処理の流れを、図を用いて説明する。
図4は、本発明に係るレセプト処理装置の実施例における動作を示すフローチャート(その1)であり、図5は、本発明に係るレセプト処理装置の実施例における動作を示すフローチャート(その2)である。
レセプト処理装置10において、搬送部11によりレセプト60が搬送される(S101)と、制御部26は、イメージ取得部13を制御して、該レセプト60のイメージを取得させる(S102)。取得されたイメージは、一時記憶部14に記憶される。
続いて、制御部26は、文字認識部15を制御して、まず、フォーム記憶部12に記憶されたフォーム及び一時記憶部14に記憶されたイメージを読み出させ、該フォームをイメージに当てはめて、イメージの傷病名欄61の位置に記載された各文字の読み取り及び認識を実行させる(S103)。文字認識部15は、まず、傷病名欄61の1行目の位置に記載された文字列「高血圧症」を読み取って、記載傷病名として認識する。認識された記載傷病名は、一時記憶部14に記憶される。
次に、制御部26は、登録判断部20を制御して、一時記憶部14に記憶された記載傷病名が傷病名単語辞書部16に登録されているか否かを判断させる(S104)。登録判断部20は、記載傷病名と傷病名単語辞書部16に登録されている各傷病名との照合処理を行い、登録の有無を判断する。図2に示される傷病名単語辞書部16には、傷病名「高血圧症」が記憶されているので、登録判断部20は登録されていると判断する。
登録判断部20による判断を受けて、制御部26は、読出部19に、登録されている傷病名に対応する疾病分類コードの読み出しを実行させる(S105)。読出部19は、傷病名「高血圧症」に対応する疾病分類コード項目28から、疾病分類コード「0901」を読み出す。読み出された疾病分類コードは、一時記憶部14に記憶される。
そして、制御部26は、出力部25を制御して、記載傷病名に疾病分類コードを付与した認識結果を出力させる(S106)。出力部25は、一時記憶部14に記憶されている記載傷病名「高血圧症」に、疾病分類コード「0901」を付与して、認識結果として出力する。
上記のように、レセプトの傷病名欄から読み取って認識された記載傷病名に、疾病分類コードが付与されて、認識結果が出力される。
続いて、制御部26は、傷病名欄61に次の行の記載があるか否かの判断を行う(S107)。次の行の記載があると判断されると、S103の動作に戻って、該行に記載された各文字の読み取り及び認識を、文字認識部15に実行させる(S103)。文字認識部15は、傷病名欄61の2行目の位置に記載された文字列「毛虫による接触性皮膚炎」を読み取って、記載傷病名として認識する。
次に、登録判断部20が、該記載傷病名が傷病名単語辞書部16に登録されているか否かを判断する(S104)。登録判断部20は、記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」は登録されていないと判断する。
登録判断部20による判断を受けて、制御部26は、接続語検出部17を制御して、該記載傷病名から接続語を検出させる(S108)。接続語検出部17は、接続語テーブル27に基づいて、記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」から接続語「による」を検出する。
接続語が検出されると、制御部26は、抽出部18を制御して、記載傷病名から第1傷病名及び第2傷病名を抽出させる(S109)。抽出部18は、記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」において、接続語「による」の前部に含まれる第1文字列「毛虫」を第1傷病名として、後部に含まれる第2文字列「接触性皮膚炎」を第2傷病名として、それぞれ抽出する。
そして、制御部26は、登録判断部20に、第1傷病名及び第2傷病名が、それぞれ傷病名単語辞書部16に登録されているか否かを判断させる(S110)。登録判断部20は、第1傷病名「毛虫」は登録されていないが、第2傷病名「接触性皮膚炎」は登録されている、即ち登録傷病名であると判断する。
登録判断部20による判断を受けて、制御部26は、読出部19に、登録傷病名に対応する疾病分類コードの傷病名単語辞書部16からの読み出しを実行させる(S111)。読出部19は、第2傷病名「接触性皮膚炎」に対応する疾病分類コード項目28から、疾病分類コード「1202」を、登録疾病分類コードとして読み出す。
そして、制御部26は、出力部25を制御して、記載傷病名に登録疾病分類コードを付与した認識結果を出力させる(S112)。出力部25は、記載傷病名「毛虫による接触性皮膚炎」に登録疾病分類コード「1202」を付与して、認識結果として出力する。
上記のように、傷病名単語辞書部に登録されていない記載傷病名から、傷病名単語を抽出して、該傷病名単語に対応する疾病分類コードが付与される。
続いて、制御部26は、傷病名欄61に次の行、即ち3行目の記載があるか否かの判断を行い(S107)、文字認識部15が、3行目に記載された記載傷病名「血小板減少を伴う免疫不全症」を、読み取って認識する(S103)。
そして、登録判断部20が、該記載傷病名が傷病名単語辞書部16に登録されていないと判断し(S104)、接続語検出部17による接続語「を伴う」の検出(S108)と、抽出部18による第1傷病名「血小板減少」及び第2傷病名「免疫不全症」の抽出(S109)とが実行された後、登録判断部20は、第1傷病名及び第2傷病名が、それぞれ傷病名単語辞書部16に登録されていると判断する(S110)。
登録判断部20による判断を受けて、制御部26は、第1傷病名に対応する疾病分類コードを第1疾病分類コードとして、第2傷病名に対応する疾病分類コードを第2疾病分類コードとして、それぞれ傷病名単語辞書部16の疾病分類コード項目28からの読み出しを、読出部19により実行する(S113)。読出部19は、第1傷病名「血小板減少」に対応する第1疾病分類コード「0302」及び第2傷病名「免疫不全症」に対応する第2疾病分類コード「0302」を、それぞれ読み出す。
そして、制御部26は、比較判断部21に、第1疾病分類コードと第2疾病分類コードとが一致するか否かを判断させる(S114)。比較判断部21は、第1疾病分類コード「0302」と第2疾病分類コード「0302」とを比較して、一致する、即ち一致疾病分類コードであると判断する。
一致すると判断される(S114)と、制御部26は、出力部25により、一致疾病分類コードを記載傷病名に付与して、認識結果として出力する(S115)。
上記のように、同一の疾病分類コードに対応する2つの傷病名単語からなる複合傷病名に対して、該疾病分類コードが付与された認識結果が出力される。
続いて、制御部26は、傷病名欄61に次の行、即ち4行目の記載があるか否かの判断を行い(S107)、文字認識部15が、4行目に記載された記載傷病名「片麻痺を伴う免疫不全症」を、読み取って認識する(S103)。
次に、登録判断部20が、該記載傷病名が傷病名単語辞書部16に登録されていないと判断し(S104)、接続語検出部17による接続語「を伴う」の検出(S108)と、抽出部18による第1傷病名「片麻痺」及び第2傷病名「免疫不全症」の抽出(S109)とが実行される。そして、登録判断部20により第1傷病名及び第2傷病名が共に傷病名単語辞書部16に登録されていると判断される(S110)と、読出部19が、第1傷病名「片麻痺」に対応する第1疾病分類コード「0604」及び第2傷病名「免疫不全症」に対応する第2疾病分類コード「0302」を、それぞれ読み出す(S113)。
そして、比較判断部21が、第1疾病分類コード「0604」と第2疾病分類コード「0302」とを比較して、一致しないと判断する(S114)。
一致しないと判断される(S114)と、制御部26は、傷病名単語辞書部16において、第1傷病名に対応する複合傷病ビット項目29に格納されている複合傷病ビット情報を第1ビット情報として、第2傷病名に対応する複合傷病ビット項目29に格納されている複合傷病ビット情報を第2ビット情報として、それぞれ読出部19による読み出しを実行させる(S116)。読出部19は、第1傷病名「片麻痺」に対応する第1ビット情報「0」と、第2傷病名「免疫不全症」に対応する第2ビット情報「1」とを、それぞれ読み出す。
そして、制御部26は、分類判断部22により、第1ビット情報と第2ビット情報とを比較して、一致するか否かを判断する(S117)。分類判断部22は、第1ビット情報「0」と第2ビット情報「1」とを比較して、一致しないと判断する。そして、分類判断部116は、第2ビット情報「1」に対応する第2疾病分類コードを、優先すべき疾病分類コード、即ち優先疾病分類コードであると判断する。
分類判断部22による判断結果を受けて、制御部26は、出力部25により、記載傷病名に優先疾病分類コードを付与して、認識結果として出力させる(S118)。出力部25は、記載傷病名「片麻痺を伴う免疫不全症」に第2疾病分類コード「0302」を付与して、認識結果として出力する。
上記のように、異なる疾病分類コードに対応する各傷病名からなる複合傷病名に対して、複合傷病ビット情報に基づき優先すべき疾病分類コードが判断された後、該疾病分類コードが記載傷病名に付与された認識結果が出力される。
そして、制御部26は、傷病名欄61に次の行、即ち5行目の記載があるか否かの判断を行い(S107)、文字認識部15が、5行目に記載された記載傷病名「頸肩腕症候群に伴う末梢神経障害」を、読み取って認識する(S103)。
次に、登録判断部20が、該記載傷病名が傷病名単語辞書部16に登録されていないと判断し(S104)、接続語検出部17による接続語「に伴う」の検出(S108)と、抽出部18による第1傷病名「頸肩腕症候群」及び第2傷病名「末梢神経障害」の抽出(S109)とが実行される。そして、登録判断部20により第1傷病名及び第2傷病名が共に傷病名単語辞書部16に登録されていると判断される(S110)と、読出部19が、第1傷病名「頸肩腕症候群」に対応する第1疾病分類コード「1305」及び第2傷病名「末梢神経障害」に対応する第2疾病分類コード「0606」を、それぞれ読み出す(S113)。
そして、比較判断部21が、第1疾病分類コード「1305」と第2疾病分類コード「0606」とを比較して、一致しないと判断する(S114)。
一致しないと判断される(S114)と、読出部19が、第1傷病名「頸肩腕症候群」に対応する第1ビット情報「0」及び第2傷病名「末梢神経障害」に対応する第2ビット情報「0」を、それぞれ傷病名単語辞書部16から読み出し(S116)、分類判断部22が、第1ビット情報「0」と第2ビット情報「0」とを比較して、一致すると判断する(S117)。
分類判断部22により第1ビット情報と第2ビット情報とが一致すると判断される(S117)と、制御部26は、表示部23を制御して、各傷病名及び対応する各疾病分類コードを含むコード指定画面30(図3)を表示させる(S119)。表示部23は、図示されない画面格納部からコード指定画面の画面情報を読み出すと共に、一時記憶部14からレセプトのイメージ、第1傷病名、第1疾病分類コード、第2傷病名及び第2疾病分類コードを読み出して、これらを表示する。
コード指定画面30(図3)において、オペレータが入力部24を操作して、何れかの選択ボタン32a或いは32bを選択し、「OK」ボタン33を押圧すると、該選択ボタンに対応する疾病分類コードが、指定疾病分類コードとして入力される(S120)。例えば、オペレータが選択ボタン32aを選択すると、表示されている第1疾病分類コード「1305」が、指定疾病分類コードとして入力される。
そして、制御部26は、出力部25を制御して、記載傷病名に指定疾病分類コードを付与した認識結果を出力させる(S121)。出力部25は、記載傷病名「頸肩腕症候群に伴う末梢神経障害」に第1疾病分類コード「1305」を付与して、認識結果として出力する。
そして、制御部26は、傷病名欄61に次の行の記載があるか否かの判断を行う(S107)。次の行の記載がないと判断されると、レセプト処理装置10は該レセプトを排出して(S122)、処理を終了する。
上記のように、複合傷病ビットに基づく判断が不可とされる複合傷病名に対して、候補となる疾病分類コードをオペレータに表示して選択させることにより、疾病分類コードの付与が可能となる。
なお、判断不可とされる複合傷病名が記載されたコード化不可レセプトに関する各情報を蓄積しておき、全てのレセプトに対する処理が終了した後で、コード化不可レセプトに関するコード化処理を改めて実施することも可能である。
以上のように、本発明のレセプト処理装置は、レセプトから認識された記載傷病名から、傷病名単語辞書部に登録されている傷病名を抽出して、該傷病名の疾病分類コードを付与した認識結果が出力されるので、コード化処理の処理能力が向上される。また、傷病名単語辞書部に、各傷病名に対応して、疾病分類コードの優先情報を示す複合傷病ビット情報を予め格納しておくことにより、記載傷病名が複数の傷病名単語を含む複合傷病名からなる場合も、該優先情報に基づいて付与すべき疾病分類コードを判断可能となるので、更なる処理能力の向上が実現される。また、複合傷病ビット情報による疾病分類コードの判断が不可とされるレセプトに対して、候補となる疾病分類コードを画面に表示して、オペレータに選択させることにより、全ての記載傷病名の確実なコード化が可能となる。
本発明の実施例に係るレセプト処理装置の構成を示すブロック図である。 実施例の傷病名単語辞書部の構成を示す説明図である。 表示部に表示されるコード指定画面の構成を示す説明図である。 本発明に係るレセプト処理装置の実施例における動作を示すフローチャート(その1)である。 本発明に係るレセプト処理装置の実施例における動作を示すフローチャート(その2)である。 レセプトの傷病名欄の記載例を示す説明図である。 レセプトの概略を示す説明図である。 従来のレセプト処理装置の構成を示す説明図である。
符号の説明
10 レセプト処理装置
15 文字認識部
16 傷病名単語辞書部
17 接続語検出部
18 抽出部
20 登録判断部
21 比較判断部
22 分類判断部
23 表示部
24 入力部
25 出力部

Claims (7)

  1. 被保険者が医療機関において受けた診療に対する診療報酬を保険者に請求するために該医療機関により発行された診療報酬明細書(レセプト)に対して各処理を行うレセプト処理装置であって、
    前記レセプトの所定の位置に設けられ、前記被保険者が前記医療機関において診療を受けた傷病名を記載するための傷病名欄から該傷病名を読み取って、記載傷病名として認識する文字認識部と、
    複数の傷病名単語が、該傷病名単語を分類するための疾病分類コードと対応して格納される傷病名単語辞書部と、
    認識された前記記載傷病名と、前記傷病名単語辞書部に格納されている前記複数の傷病名単語との照合処理を行い、該記載傷病名が前記傷病名単語辞書部に登録されているか否かを判断する登録判断部と、
    登録されていないと判断されると、前記記載傷病名から所定の接続語を検出する接続語検出部と、
    前記記載傷病名において、検出された前記接続語の前後に含まれる各文字列を、第1傷病名及び第2傷病名としてそれぞれ抽出する抽出部と、
    を備え、
    前記登録判断部は、更に抽出された前記第1傷病名及び前記第2傷病名の何れか一つが、前記傷病名単語辞書部に登録されているか否かを判断し、
    登録されていると判断されると、該傷病名単語に対応する疾病分類コードを、前記傷病名単語辞書部から読み出すコード読出部と、
    読み出された前記疾病分類コードを前記記載傷病名に付与して、認識結果として出力する出力部と、
    を更に設けることを特徴とするレセプト処理装置。
  2. 前記接続語検出部は、所定の接続語を記憶する接続語テーブルを有し、該接続語テーブルに基づいて、前記検出を行うことを特徴とする請求項1記載のレセプト処理装置。
  3. 前記接続語テーブルに記憶される前記所定の接続語は、「に伴う」、「に伴なう」、「による」、「を伴う」及び「を伴なう」からなることを特徴とする請求項2記載のレセプト処理装置。
  4. 2つの疾病分類コードを比較して、一致するか否かを判断するための比較判断部を更に備え、
    前記登録判断部により、前記第1傷病名及び前記第2傷病名の何れもが、前記登録単語辞書部に登録されていると判断されると、前記コード読出部は、前記第1傷病名に対応する疾病分類コード及び前記第2傷病名に対応する疾病分類コードを、それぞれ第1疾病分類コード及び第2疾病分類コードとして、前記傷病名単語辞書部から読み出し、
    前記比較判断部は、読み出された前記第1疾病分類コードと前記第2疾病分類コードとを比較して、一致するか否かを判断し、
    一致すると判断されると、前記出力部は、該疾病分類コードを前記記載傷病名に付与して、認識結果として出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のレセプト処理装置。
  5. 前記傷病名単語辞書部は、更に傷病名単語及び疾病分類コードに対応して、該傷病名単語の疾病分類コードを優先するか否かを示す優先情報を格納し、
    前記比較判断部により、一致しないと判断されると、前記第1傷病名に対応する優先情報及び前記第2傷病名に対応する優先情報を、それぞれ第1優先情報及び第2優先情報として、前記傷病名単語辞書部から読み出す優先情報読出部と、
    読み出された前記第1優先情報と前記第2優先情報とを比較して、何れの疾病分類コードを優先するか否かを判断する分類判断部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項4記載のレセプト処理装置。
  6. 前記分類判断部により、何れかの疾病分類コードを優先すると判断されると、前記出力部は、該疾病分類コードを前記記載傷病名に付与して、認識結果として出力することを特徴とする請求項5記載のレセプト処理装置。
  7. 前記分類判断部により、前記第1優先情報及び前記第2優先情報が一致すると判断されると、前記記載傷病名と、前記第1疾病分類コード及び前記第2疾病分類コードとを表示する表示部と、
    表示された前記第1疾病分類コード及び前記第2疾病分類コードの何れかを指定疾病分類コードとして入力する入力部と、
    を更に備え、
    前記出力部は、入力された前記指定疾病分類コードを前記記載傷病名に付与して、認識結果として出力する
    ことを特徴とする請求項5記載のレセプト処理装置。
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